諸星未来堂ワープ日記
台風が避けて通る九月第四週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 September 4th Week
Japanese-Language Contents
韓国日記を書いている暇なし。(980914)
韓国日記1日目、書き終わり。(980906)
980926c[ Somothing about hosokin / ホソキン氏その後 ] (980927,03:00改訂)
(98092,02:00追記:ですます調」「だである調」が混在していて気持ち悪かったので、全部「だである調」に書き換えた。全体として「偉そう度」が高まってしまうとは思うが、「ですます調」よりもこの記事には向いていると思う。けど【ご注意】のところはあえて「ですます」を残してみた。)
掲示板発言の著作権について980925aで書いたところ、ホソキン氏のフォローがあるようなので。
まず、ワープ日記じゃなくて「問題になってる掲示板」の管理者に対して(か、掲示板常連人物」に対してか?)の文章(タイムスタンプ、 1998年9月26日 19:15:10)(赤字、強調は、諸星による)
問題の掲示板での発言より引用。というのが、980926の「(補足)が付いた後の文章」である。
(引用はじめ)
はじめまして。 投稿者:Richard3 投稿日:09月26日(土)01時31分35秒
どーせ50件で消えるんだから著作権なんて意味ナシ。
そんなに権利を主張したいなら書き込んだ時に自分で保存しとけ!って思います。
上の絵、BBを彷彿させるナ。(^^)
(引用おわり)
いや、まさかオレ、50件で消える発言の自動消滅を待てないほど、そこの管理人がキチ入ってるとは思わなかったっす、Richard3さん(大笑)。掲示板にはBB的シルエットと併せて「この掲示板の管理運営者はキチガイなので何するか分かりません。そのつもりで発言ください」と明記しておいて欲しかったねぇ、こちらは一般常識人を相手にしている(自分の一般常識を行動の規範としている)わけですからね、少なくとも掲示板上の発言の扱いに関しては。
(中略)
(補足) おっと失礼、Richard3氏=エイミさん、なんてことはまったく思っていません。上の文脈のどこらへんが、そのように誤読される要因となったでしょうか?
ちなみに、「(補足)が付く前の文章は」(タイムスタンプ980926,16:52)、
いや、まさかオレ、50件で消える発言の自動消滅を待てないほどキチガイ女とは思わなかった(大笑)。掲示板にはBB的シルエットと併せて「この掲示板の管理運営者はキチガイなので何するか分かりません。そのつもりで発言ください」と明記しておいて欲しかったねぇ、こちらは一般常識人を相手にしている(自分の一般常識を行動の規範としている)わけですからね、少なくとも掲示板上の発言の扱いに関しては。
書き直す前の文章を読むと「Richard3氏=エイミさん」と誤読することは可能だと思うし、誤読する人は多いと思うし、少なくともオレは誤読した(苦笑)。
掲示板発言を読んで、発言者も読まずにカーッなって(じゃないかもだけど)「管理者はキチ入ってる」と書いちゃったなら、誤読を認めた上で「誤読がなかったとしても、やはり管理者はキチ入っている。なぜなら、50件で消える発言の自動消滅を待てないからだ」と書けばいいのにね。(そう書いたとしても、読者が納得するかどうかは、別の話だが)。
(980927,00:50ごろ追記)
ちょっと考えていたのだが、オリジナルのホソキン氏の発言は、やはり「Richard3=エイミさん」という理解の下に書かれたのだろう、と思った。
なぜ「キチガイ女」呼ばわりしたのかといえば、修正版では「50件で消える発言の自動消滅を待てない」から、と読める。しかし、オリジナル版で「Richard3=エイミさん」と信じて書いていたとしたら、「自分で、『50件で消える発言なんだから』と発言して、自分の掲示板の問題発言がすぐに消滅するのをわかっていながら、それすら待てなかったから」という意味になるだろう。
まぁ「50件で消える発言の自動消滅を待てない」からという理由で、他人をキチガイ女と呼ぶ人がいるのも、理解できなくもないが、「自分の言ってることとやってることが一致してない」という理由で呼んだ、としたほうがまだ理解しやすい。(理解できるのは「そういうことをする人がいる」ってことね。そういうことしていい、と言っているわけではない)
まぁ、これは「キチガイ」という言葉に対するホソキン氏のイメージと、オレのイメージの違いに起因する問題なので、勘違いだったら「迷探偵の迷推理」とでも思ってくれ。すまん。
【ご注意】
まぁ「オレが誤読した」ということを基準にできるほど、オレの読解力がまともかどうかは謎なのであるが、オレが読む限り、ホソキン氏の文章は、主語や形容のかかりが判別しにくい傾向があると思う。
今は無くなってしまったホソキン氏の日記にあったワープ日記に関する記述(オレは保存しそこねていたので、記憶で書くしかないのだが)にも「この日記をメタ化する」という記述など「ワープ日記のことなのか、ホソキン氏の日記のことなのか、断定できない」部分が多数あって困った記憶がある。(980927追記:『「この日記をメタ化する」という記述のような「『この日記』が、ワープ日記のことなのか、ホソキン氏の日記のことなのか、断定できない部分」が多数あって困った記憶がある。』という意味である。読みづらかったので補足してみた。)
「誰にも誤読できない文章を書け」というのは、不可能というものだろうが、他人を批判する時は、自分の文章が本当に自分の意図どおり読めるのか、意図しないような誤読が可能かどうかは、注意すべきだろう。
少なくとも「文脈から判断できるのに」とか「上の文脈のどこらへんが、そのように誤読される要因となったでしょうか?」とか発言する前に、自分の文章がどう読めるのか、じっくり考えた方がいいだろう。
言いたいことは「文章こっそり改竄しといて『どう読んだら、誤読できるんだ?』とか言うなッ!!!」と、いうことだ。
最大限善意に解釈すれば「書き直す前から誤読は不可能だと思っているが、誤読した人がいたので、誤読できないように書き直しておこう。そして、書き直す前から誤読不可能だったのに誤読した人に対しては、『どこが誤読できたのですか?』と質問しよう」と思ったのかもしれない、と解釈できなくもない。
だが、とりあえず、上のような善意の解釈は、現段階ではオレは採用しない。
都合の悪い発言内容をどんどん書き換え、削除してしまう人を相手にする場合は、いちいちこっちで相手の発言を保存しなくてはならないので、やりきれないものだな。
ホソキン氏も、すくなくとも「どういう文脈で、誤読できるんだ?」と書くときは、改訂前の文章を残しておくべきだと思う。
かく言うオレも、訂正を入れる前の全てのバージョンのワープ日記を完璧に保存しているわけではないので、あまりえらそうなことは言えないわけであるが。少なくとも、改訂した場合は「改訂した」と、追記した場合は「追記した」と書くようにはしている。
(980927、以下も若干の言葉づかいを書き換えた)
さて、まずは、最初に書かれたワープ日記へのフォローの部分。
『要するに、掲示板とかで提供される情報なんてぇのは、ハナから有効・有益だと思っていない(インターネットという環境をナメている)っていう、オレの基本理念が丸わかり(大笑)。』これに関しては、個人の理念は人それぞれだとは思うが、掲示板で提供される情報をはなからなめている人が、他人の掲示板に書いた自分の記事の著作権をひたすら声高に主張するのが、どうも理解できない。「情報はくだらないと思うが、それでもなお、著作権は大事だ」ということなのか「多くはくだらないが、オレの記事は重要なので、著作権は大事だ」なのか、あるいは「おまけに、そういう奴に限って削除したら再掲載(再発言)する、という泥沼的展開を期待してたりするんだよな。」という部分を含めて、自分のことを指している自虐ギャグなのか、よくわからない。
それと「掲示板の著作権」だが、「掲示板の記事にも著作権がある」ってのは「著作権(財産権)」の話であれば、「よって、勝手に複製したり放送したりしてはいけません」という流れになるので「勝手に掲示板から外してはいけません」という流れになるのだろうか? 「当然載っているべき刊行物に記事が掲載されなかった」というのは、著作権の侵害にあたるのか? このあたりは、オレはよく知らない。なんらかの権利の侵害にはあたる気がするが、著作権の中の管理なのか?
また、「著作人格権の侵害」の話であるとすれば、投稿された記事を管理者が勝手に書き換えた、などであれば「著作者人格権の侵害」にあたるが、丸ごと削除された、といった場合、どうなのだろう。
次に、(補足)の、
「「ちなみに、雑誌投稿などには書いてありますよね「なお、投稿された原稿の著作権は弊社に帰属するものとします」とか。」って、最近は書いてないんじゃないかなぁ、諸星様。」に関しては、知らなかった! オレの認識不足だった。失礼した。最後に投稿したのが、もぉ5年ぐらい前だったので。(投稿したのかよ!>オレ)
実際に電話では「これは、二重投稿を禁止するために書いています」と説明されたので、昔から意図するところは一緒だったのだろう。(電話したのか!>オレ)
「じゃぁ、最初から、そう書けよ!」と思ったのだが、当時。
どんどん追記改訂されて、文脈が変更されていく、インタラクティブでマルチエンディングな領域に突入しつつある、ホソキン氏の日記の追加部分から(980927,02:20に引用)(赤字強調は、諸星)、
上の文脈のどこらへんが、そのように誤読される要因となったでしょうか? エイミさんより頭が悪くて気も弱い、タダの一般人でしょうね。エイミさんを「公園の便所の落書き掃除人」と称したのは、前の文章を読まれればお分かりの通り、他人(オレ含む複数)の著作物の削除の手際よさと問答無用さ・無責任さにあります(Richard3氏の発言とは無関係)。
「エイミさんより頭が悪くて気も弱い、タダの一般人でしょうね。」というのは、どこにつながる文なのだろう?
オレの頭で、文脈を素直にたどると「Richard3」氏のことのように読めるのだが。つまり「エイミさんより頭が悪くて気も弱い、タダの一般人でしょうね。(あんな書き込みをするヤツは)」と。
文脈じゃなくて、字面を追うと「上の文脈のどこらへんが、そのように誤読される要因となったでしょうか? エイミさんより頭が悪くて気も弱い、タダの一般人でしょうね。」という部分で切って「誤読した人」だということになる。
字面でもう一つの可能性として、「エイミさんより頭が悪くて気も弱い、タダの一般人でしょうね。エイミさんを「公園の便所の落書き掃除人」と称したのは」と読めて、該当者は「公園の便所の落書き掃除人」と称したホソキン氏になるのだが、これは後ろの文章に続いているので、日本語の普通の文章としては、ありえない解釈だろう。
と、いうわけで、オレがホソキン氏の文章を読解しづらいと思っている一つの例として、取り上げてみた。(もちろん、オレの読解力不足の可能性も大きい。正解だと思われる読み方がわかっている人は、是非教えてくれ。(皮肉ではない。念のため))
なお、今回の追記で、
エイミさんを「公園の便所の落書き掃除人」と称したのは、前の文章を読まれればお分かりの通り、他人(オレ含む複数)の著作物の削除の手際よさと問答無用さ・無責任さにありますということはわかったのであるが、まだ「キチ入ってる」あるいは「キチガイ女」と呼んだ理由はわからない。単純な好奇心から知りたいものだ。(迷探偵の迷推理の行方ということで)
「どんどん追記改訂されて、文脈が変更されていく」と書いたが、「どんどん追記改訂される」こと自体に問題があるわけではない。むしろ、追記改訂を絶対にしない、という態度の方が問題が大きいだろう。
オレが問題だと思うのは、「改訂や追記によって誤読の可能性を無くし、それを伏せた上で『どこに誤読の可能性がある?』と書く態度」である。(上に書いた事のくりかえしであるが)
(今回の場合「どこらへんが、そのように誤読される要因となったでしょうか?」と書いている以上、誰かが自分の日記を読んで誤読したことを、ホソキン氏が知っているのは自明である)
Web日記で、追記改訂のたびに、すべてのバージョンを保存しておくことは難しいと思う。で、あるからせめて「追記改訂した場合は、改訂した旨とその日付(時刻)を明記する」ことは必要だと思う。
そして、引用者、反論者に対して言いたいのは、「必要最低限度の状況説明、引用を行った上で発言しろ」ということである。書いた当時は事情も自明であるし、リンクしておけば相手の発言はサイト上にあるが、これが時間がたち、事情が自明でなくなり、かつ相手の発言がネット上から消滅し、あるいは改訂されてしまった場合、その反論は「意味不明」の反論になるわけである。改訂された場合なら「何も問題がない文章にイチャモンを付けているヤツ」という誤解を招くわけである。「オレの反論が無意味になるから、改訂するな!」という発言は、無茶なわけである。(そのような発言を誰かがしている、という意味ではない。「誰か言うかもしれないが、それはあらかじめ不許可」だと書いたまでである)
「状況説明をしろ」というのは、実は大変難しいことなのである。「自明なことが自明でなくなった時に困らないように自明なことを書け」と言われても、自明でなくならないかぎり、自明なことは自覚できないからである。
980926b[ BOOK" NIHONGO Watching" / 『日本語ウォッチング』を買う ]
「日本語ウォッチング」井上史雄:著、岩波新書540、を買う。
立ち読んでみたら、最初が「ラ抜き言葉」で、なかなか面白かった。
「ラ抜きが広まるのには、理由がある」のあたりの理由は、いわゆる「ラ抜き語擁護論」という文脈で何度か読んだことがあったのだが、ひとまとまりになっていて読んで「なるほど」と思える文章だったので、なかなかありがたかった。そして「ラ抜き言葉は方言が東京に流入した」ってのは、きちんとした形で書いてあるのは初めてだったので、新鮮だった。いままで「方言では許可なんだから、うるさいこと言うなよ」という文脈でしか読んだことがなかったので。
この本の著者は、「長いタイムスパンでは、日本語はラ抜きが主流になるだろうが、だからといって、いますぐラ抜き言葉を全面的に解禁するのはどうかと思う」という立場なのだが。とりあえず、オレもこの著者の心境に近い。
著者が「とはいえ、気付かないうちに使ってしまうものだ」という例として「普段は、たとえ会話の相手が使っていても、自分はひきずられないように注意しているのだが、研究会の発表をしている自分が映っているビデオを観かえしてみたら、発表に夢中になっている自分が、うっかり『見れる』を使っているのに気付いて、愕然となった」と書いていて、笑えた。著者が自己分析しているように「発表などのように、頭の中で喋るべき事を考えて組み立てている最中は、言葉の表面的なフィルタリングの能力が落ちる」ということだろう。似たような例としてあげてある「方言調査で、老人が『「のう」という語尾か。ワシは「のう」とか使わんのう』を読んで、立ち読み中の本屋で、爆笑しそうになった。(この時点で負けを認めて、買うことにしたのだった。何だよ「負け」って?>オレ)
続く「じゃん」の考察や、「しちった」の考察も面白そうなので、楽しみだ。
そうそう、話の中で「『有る』の進行形『有っている』は東京じゃ使われないし」っていうのを読んで「そうそう、福岡じゃ使うんだよね」と思ったよ。福岡市営地下鉄のトイレに「最近、悪質なイタズラが連続してあっているので」という張り紙を発見したよ。
そうそう、あと、活用変化を簡略化の話の流れで、命令形に、以前なら許されなかった「見れ」というのが加わっているというのがあって、またこれは本来「北海道、東北地方で用いられており、近年、西日本にも広まった」らしいので、駄文体(以前のオレの日記で使われてた文体)での「オレの更新魂を見れ!」というような使い方は「わざと活用をまちがえてみせるミスマッチ感覚(死語か?)を刺激する使い方」ではなくて「北海道地方の日記者の記述から問答無用に流入した」可能性もあるな、と。
980926a[ daily life / 日常生活(土) ]
福岡は、雨。って、しとしとと降る雨なので、ダムにはたまらない感じ。
って、この「たまらない」は「我慢できない。どうにも押さえようがない」の意味がなくて「水が貯まらない」の意味ね。まぁ、ダブルミーニングだと思っても通用するけど、それほどナイスでもない。
「日本語ウォッチング」という本で読んだ「ラ抜き言葉」の話は、別項。
先程「相手の言葉に引きずられて」と書こうとして「ひきづられて」とタイプしてしまう。で、瞬間的に「ひきずられて」が正しいとわかったのだが、釈然としない。どうも「相手につられて」と言いたかったらしい。
「ひきずる」は「引き摺る」。「つられて」は「釣られて」。よって、「引き釣られて」ってのが存在しているとすれば、意味的には「引っ張られて、魅了されて引き寄せられて」ということで、同じ意味の語を重ねた用法なのか。
「相手につられて、ついラ抜きを使う」というのは、「付られて」とか「連られて」とか、なんだか「釣る」とは違う漢字のイメージがあるなぁ。「連られて」ってのは「つられて」じゃなくて「連れられて」なんだろうけど。
単なる「間違っておぼえていた」の類かもしれないな。わはは。
ビーム文体の文(980925b)について「逃げてないで、解説せれ!」というツッコミがあったのだが、いわゆる昔のビーム文体についての記憶が戻ってこないので、しばし逃げ続け中。どういう文章をみて「くわ! ビーム文体!」と思ったんだっけな?
「日本語 新版(上・下)」金田一春彦:著、岩波新書1,2、とか買ってしまう。
980925c[ daily life / 日常生活(金) ]
そのようなわけで、夜を徹した悪戦苦闘、というものを行っていたと考えていただけると説明が早い。
朝の光がまぶしー。
なんか、もうれつに上天気だのぉ。
ボスから「締め切りすぎてるアノ件なんだけども、今日の昼までね」というメールが。うわ、忘れていた。
謎な英語を読んで、指示どおりの資料を集めるのであるが、聞いたこともない本の名前が出てきて、まいった。
きいたこともない本を求めて、大資料室に潜り込んでいろいろ台帳をめくっていたら、涼しい風に吹かれて、睡魔が。
と、15分ぐらいの居眠りから、騒々しい音で呼び覚まされる。まわりをみると、大資料室の3台のコピー機の「大分解掃除大会」がはじまっていた。
テーブルにつっぷして居眠りこいていたオレの左右後ろをくまなくコピー機の部品にふさがれて、オレは身動きできないじゃないか。いやーん。
引田天功もびっくりの脱出トリックを駆使して、脱出するのだった。
「あのーすみませーん、出してもらいたいんですけど」
「あー起きたんですか(苦笑)」
うむ、確かに引田天功も吃驚仰天して赤面するぐらい恥ずかしい脱出トリックなのだった。
さらに真面目な一時間の探索で、求める資料は「大資料室には存在しない」あるいは「書名が誤植している」のどちらかであることが判明。
と、ボスに「この資料はありません」と報告。
「あー、これは、ほら例の本のタイトルの誤植だね。これ先日送ったから、いらないじゃん?」
「え? でも『この資料を送ってくださると嬉しいです』って書いてありませんか?」
「いや『先日は、この資料を送ってくださって、嬉しかったです』じゃないの?」
「あう? う、たしかにそう言われれば、そう読めなくもないですが、現在形で書いてあるみたいなんですけど」
「あ、そうだねー。これだと、どうとでも読めるというか、どうとも読めないなぁ。まぁ、ボクが送ったのは事実だから、これは単純なお礼の文章だろう」
「がーん」
そのようなわけで、作業の大半が無駄となったのだった。
ボスに作業結果を報告してから、ぼーっとしていると、眠さがますます増してきて、寝てるのか、起きてないのかわからなくなってきた(って寝てるんじゃないか!)。
と、突然、ボスと外国からのお客様が登場して「外国からのお客様が見学したいっていいだしたので、あとよろしく」と。がーん。
脳がまったく回転してなかったので、お客さんと固い握手を交わして「My name is MOROBOSHI Tomorou」とか口にだしても、まったくエンジンがかからない。まずい。乳白色の脳内のもやから、なんとか英単語をひろいだそうとするのであるが。
と、5秒後ぐらいに、なんか「みゅぃぃぃいいいいいいん」とかいう音でも聞こえてきそうな具合に、突如、頭が晴れ渡って、英単語がすらすらと出てきた。(でてきたのは「英単語」であって、英会話の例文ではないのが、難点)
なんか、えらく質問が好きなお客さんで、仕事場全体の持ち時間をオレ一人で消費してしまう。おかげで、残りの説明要員から「英雄!」と呼ばれる。照れるなぁ。(って「オレにも説明させれ!」が正しい姿じゃ?>仲間達)
オレの対応を目撃していた仲間が言うには「なんか、喋りだして、すげーやばそうな雰囲気だったのが、5秒後に突如、眠気も吹っ飛んだのか、生き生きと喋りだしたので安心した」とのこと。うーむ、謎の5秒間。
午後はずっと、外国のお客さんの講演を聞く。ぐーぐー。いや、寝てないってば。
オーストラリア人の英語は聞き取りやすいが、インド人の英語は独特で、聞き取りづらいと思った。
おでかけして、ビール飲んで、ご飯を食べる。
美人を眺めながらの食事は、いいものよの。(かなり誇張)。
屋台のラーメンを食べる。うまかったです。
「カトキチ」ときくと、ガンダムセンチネルなデザインのエビフライを連想します。
「著作権の話は、いくら進めても、みんなが幸せにならない気がするので、あまり好きではないです」って話があるけど、まぁ、「著作権」の話は、一種「セキュリティ」の話に近いんじゃないかなぁと思うのだが。
「セキュリティにコストかけても建設的じゃないので、あまり好きじゃないです」というか。
あと、まぁ、「著作人格権は無敵だ」って話をしまくったせいか、どうも「他人の著作物を使うな」という意味だととられているようであるが、どっちかというと「著作人格権は濫用すると、なんでも可能になるので、自分の著作物に対して著作人格権の侵害だ、と主張するときは、よくよく考えようね」ということが言いたかったのである。
であるからして「今度、こんな文章表現を開発してみたんで、みんなで使って広めると吉」という発想には賛成していきたい。
うーん、ぱぶりっくどめいん。(このあたりは、よくしらないので、うかつに言及しないほうが吉>オレ)
と言いながらも、やっぱり「著作人格権は無敵」な話をすればするほど、これを盾に他人の著作活動を妨害する人が、調子に乗るような気がする。気のせいならいいのだが。
んで、著作権の話は、そろそろ生兵法大怪我の素的な世界になってきた気もするのだった。
ホソキン氏の「掲示板のログはオレの著作物だ。返却してくれ」に関する話は、別項。
スピン寺本氏から届いたビーム文体による「ビーム文体とは」は、別項。
「駄文体の『まる』」に関する過去のワープ日記記事。
980925b[ BEAM spinning out form SPINN / スピンからスピンアウトしたビーム文体 ]
『「ビーム文体って何?」と聞かれて、説明できなかった。誰か教えてください。』と待ってるだけじゃ春は来ないので、こっちからアタックよ! とばかりに、オレ的に知っているビーム文体の発信源「スピン寺本」氏にメールだしてしまうオレは、急転直下にカレー食ってGo!
ってその前にとりあえず、オレの脳にビーム文体がどのように侵入したのか、あるいはしなかったのか、オレ的な私論を書いておくと、
スピン寺本的メールは以下のごとし。(なお、タグはスピン寺本直打ちのまま!(ワープ日記と整合性とれねー!))
とは言え、実際に僕がピクスピとかでやっていた姿勢とクリアの時代が生み出しto the 書かれたあのオレ的使用で強まった文体は、スタパ氏が使用していた単語自体は軽微だし僅かな数量のお届けに止めていた気がします。
今こうやって久々にやってみた所で分かったし理解しうる範囲と領域の仕組みは、「あるイメージをいくつかの単語で円を書くように迂回して書く」なんちてバニシングa.k.a.尽きると思った。あと関係代名詞による翻訳っぽい係り結びにこそすれ結実したのがあの文章と熱気と時代だったと思います。
あと、僕自身では「ビーム文体」って言ったことは無かったなあ。だって、スタパ氏ほど密度が高くない、違う文体だと思っていたから。
●
最初に僕にファミ通のビーム通信を教えてくれたのはshigepでした。僕やgonzap、ヒロシゲさんで彼の埼玉大学の研究室にお邪魔するとかってやってた時に、「面白いよこれ」とかって見せてれたゲームセン ターいがらし。それ以来僕はゲームソフトを一切買わないのにファミ通を読むようになり、知識も増え、ひいては現在ナムコで家庭用ゲームとか作って年末のレースよろしくとか言うから人生は泣き笑いですね。
Written by ... mnemonic spinn SR
さーみんなどうだった? 久しぶりのスピン直々のビームは!?
オレにとっては、えーと、えーと、以上!(逃げたッ!)
980925a[ Copyright of BBS / 『その記事、オレの著作物につき』 ]
著作権ネタがちらほらと咲き誇るWeb日記界ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか? 私は、元気です。
最近、刺激的な批評が怒濤の勢いの「ホソキン」こと細田均氏のWebぺージから。
「What's New」1998年9月24日より掲示板の編集権は運営者にあると思ってますから、いくら削除されてもけっこうですが、発言の著作権は書いたオレのものでありましょう。機会がありましたらメールでかまいません、発言ログ返却してください。オレの手元に元発言ないもんで…。 おっと、「応募原稿は返却しません」的注意書き、どっかに明記してありましたっけ?
そうなんですよね、掲示板に書き込まれた(受け身)記事の著作権は当然ながら、書き込んだ主にあるんですよね。だから、まぁ、著作権を尊重しまくると、管理者は、削除できないわけで。
しかし、まぁ、書き込みがすべて善意のものであるとも限らないわけだし、仮に善意の投稿であっても、内容に秘密の漏洩にあたるような物が含まれている場合もあるだろうし、管理者にある程度の削除権を認めないわけにはいかないでしょうね。
ただし、ありがちな「予告無くばっさり。以後説明なし」というのは、やはりやめた方がいいでしょうね。物事には順序とそれなりのやり方がありますから。「警告」して、聞き入れられない場合に「削除」と。(今回の話の掲示板の管理者が「予告無くばっさり、以後説明無し」をしたとは言ってないので念のため。これはあくまで一般論)
ただし、まぁ、秘密の漏洩の場合などは、そうもいっていられないわけで、管理者権限で「とりあえず削除(非表示)」にしておいてから、あらためて著者に連絡する、と。この時にいくら憎いからといって、いきなり問題の記事を地球上から消滅させるのは、どうかと思います。やはり、バックアップを取っておくべきでしょう。単純な誤解である場合もありますから。
楽しい掲示板を運営するためには、あまり管理者の権限をぎらつかせるのは得策ではありますまい。しかし、やはり、最低限度の礼儀として「なお、誹謗中傷、プライバシー漏洩、違法な情報などにかかわると判断した場合は、管理者権限で記事を削除することがあります」というような警告は書いておくべきでしょう。法的なことはどうかわかりませんが、書き込む人に対する「サービス」の意味合いで。(あらかじめ警告してあげるのもサービスです)。
ま、ここまでが一般的な「掲示板の運営の心構え」みたいなもので。
ホソキン氏の発言に戻ると、なかなかナイスなのが「発言ログ返却してください。オレの手元に元発言ないもんで…。」で。まぁ、「著作者の権利」かもしれませんけれども、「掲示板に投稿する発言、そんなに大事なら、あらかじめ自分で保存しとけよー」と思うのですが、どうでしょう? 少なくとも「掲示板の管理者から消されそうだな」と思ったときは、保存しとくもんでしょう。自衛として。まぁ、保存するもしないのも好きずきでしょうけども、保存してないことをなにやら自慢気に言うのはどうも解せない。まぁ、「保存してなんだぞ、さぁどうする」と居直るためにあえて保存しない、ってのも戦術としてはありかな、と「下衆のかんぐり」モードでは思うのですが。
しかもなぁ、電子入稿で「送り返してください」ってのも、どうなのかなぁ。MO数十枚の画像データとかなら、ありかなぁ? けど、ネット経由で入稿しても、やっぱ「送り返してください」なのかなぁ。
さらに、『おっと、「応募原稿は返却しません」的注意書き、どっかに明記してありましたっけ?』と、まぁ、編集者らしいオチが用意してあるわけで、これを言われないためには、あらかじめ掲示板に「なお投稿された記事の著作権は掲示板管理人に所属することとします」と、書いておかなくちゃならないわけですね。私個人としては、この「問答無用に他人の著作権を剥奪するような文句は、ちょっとイヤだな」と思ったりするわけなんですが、まぁ、金銭的なトラブルから、著作権を盾にしたイヤガラセまで、いろいろな問題に対してのとりあえずの警告にはなりますね。(実効力のほどは「立ち小便するな」とか「ここにゴミを捨てないで」程度かもしれませんが)。
まぁ、掲示板と合体したWeb日記が雑誌CD-ROMに掲載される時に、突如気になるもんなんですけどね>掲示板のログの著作権。
ちなみに、雑誌投稿などには書いてありますよね「なお、投稿された原稿の著作権は弊社に帰属するものとします」とか。字義通り読めば、投稿しただけで落選した原稿の著作権も半永久的に押さえられかねないような文句が。まぁ、実際に出版社に問い合わせると「あのー一次選考で落選された方の原稿ですか? えーと、いえ、弊社では特に興味ないので、ご自由に」とか言われたりすることもあるわけなんでしょうけども。
まぁ「おまえさーオレの記事が気にくわないからって、しれーっと黙って消すんじゃねーよ!」という叫び(かどうかはわかりませんが)は、わからないでもないですね。掲示板の管理者さんも、まぁ、掲示板を作った以上は、削除する日もくるだそろうし、そういうときには削除される人の気持ちも察してやってくださいよ、と。
一見、無茶を言ってるように見えるホソキン氏の発言が、実は「Web掲示板管理者の心得」への警句になっている、という点。それにしても、ホソキン氏の発言の「著作権」がらみの部分の展開の無茶っぷりのすごい点。この二つが強烈なコントラストになっていたので、言及してみた。
【結論】
980924a[ daily life / 日常生活(木) ]
福岡、小雨。
東日本が梅雨明けせずに、うだうだと雨にうたれていたとき、九州はさっさと夏になって、さんさんと降り注ぐ日差しを浴びていたんだ。
おかげさまで、福岡市のダムの貯水率はどんどん低まって、給水制限発令も間近ってところまで来ているらしい。
そのようなわけで、雨を推奨します。しかし、市街地に降ってるときは水源地には雨が降ってないそうなので、できれば水源にだけ降ることを強く推奨します。
勝手に推奨してもどうなるもんでもないだろうが。だからって、ヨウ化銀をまけばいいってもんでもなかろうし。
MS-WORDでいそいそと作業。
突如、数式を書類に入れ込む必要性が発生したので、MS-WORD内蔵の数式エディタ3.0とやらを使ってみる。
うううう、MacのExpressionistで数式作成に慣れてしまったオレ的には、なんか、まがいものくさい。うううう。
けど、慣れたら別に、使いづらくもなかった。慣れぢうやう。
初め混乱した点は、
1.は単純な操作のルールなので、慣れてしまえば何と言うことはない。しかも「選択して上付文字ボタン押せば、上付文字になる」ってのは、ワープロ的には極めて自然だから、整合性はとれているだろう。
2.に関しては、文字で説明するのが面倒だが、Expressionistにおいては、「上付文字」は、ある文字の属性ではなくて、「『上付かれる文字』の上付領域に文字が入っている状態」である。であるからして操作も「上付かれる文字」を選択して上付ボタンを押し、発生した領域に「上付文字」を入力することになる。よって、上付文字があるとき、その上付文字が、どこまでかかっているか、は必ずわかるようになっている。(逆に言うと裏技を使わないと、単独で上付にすることはできない)。
ちなみに、
上付かれ文字上付文字であるので念のため。
えーと、タグ的な言い方に例えるならば、
と、いうわけで、単なる操作性というよりも、数式を「左から右に流れていく修飾がややこしい文字列」と捉えるか「文字を要素として持つ、一種の図形」として捉えるかの違いがあるような気がする。
って、MS数式エディタ、あんまりきちんと触ってないから、本当に上付文字が自分の親玉を把握してないかどうかには、自信がなかったりして。
あぁ、あと、なんかTeX使いに笑われてるような気がするな、この話。
しかし、数式ツールが数式の構造を理解してなくても、正しく書けば、正しく通じるはずである。と、いうのも、Expressionist的な構造表示をしなくても、数式文法というか、数式のお約束によって、人間が正しく判断するからである。(というか、構造表示するツールがないと数式が伝わらないのだったら、いままでのような数式表記が続いてきたわけがない。)
ツールが数式の構造を理解していようがいまいが、そもそも、字面で判断できるよな数式表記を心がけていれば伝わるのである。たとえば「(上付かれ文字)上付文字」のように、カッコをつけておく、とかね。
あぁ、なんか、文章を書くときに「頭から読んでいけば、自然とわかるように、推敲して誤読を防ぐ」っていう手間を省いて、ついカッコを濫用して、誤読の可能性を減らそうと企むオレの発想をかいま見たような気がする。
で、結論としては「構造を理解してくれるツールを使えば、書いてる本人は文章の構造を考えた表現・表記をしなくてもいい」ということになるだろうか。
あう、なんか、うれしいんだか悲しいんだかわからない結論になってしまったようだ。
「人工無能と対話していくうちに、話のレジュメを構築してくれる」という『ソートライン』という英語版のソフトがあるらしいんだけども、そういうのが「構造を理解してくれるツール使えば、書いてる本人は気にしなくてすむ」ってことなんだろうか?
(なんか、この項の文章、話がねじれてる気がするんだけど、うまくほぐせなかったので、ねじれた気がするままにしておく。)
「ビーム文体って何?」と聞かれて、説明できなかった。誰か教えてください。
このページの著作権的取り扱いに、追記した。なんか、だんだん偉そうになってきて、どうしようもない。
しかも、なんか本当に、全然「リンクフリー」ではない気がしてきた。なんと表現すればいいのかのー?
ビーム文体について、なかなかナイスなネタが飛び込んできたけど、掲載許可もらってないので、ちょいまち的。
本屋で「KISS伝説」の類の本を立ち読み。
KISSってのは、先頃、オリジナルメンバーで再結成して、世界中を暴れ回っている、白塗りに隈取りメイクの4人組のロックバンドね。まぁ、誤解を恐れず言えば「聖飢魔IIの元ネタ」というか。
後がまのドラムの人がメイクしてたのは知らなかった。すぐに素顔になっていたのかと思っていたから。
ジーン・シモンズ、素顔でもそれなりに悪役面しているなぁ。ポール・スタンレーは素顔でもメイクでも同じ顔してる。いや、素顔の方がかえって派手かもしれない(ってのはどっかで読んだことある誰かのうけうりだが)。
とはいえ、KISSの曲は「Anyway you slice it」というジーン・シモンズがボーカルの曲しか知らない。
980923b[ Copyright of TITLE / 余談『題名にない著作権』 ]
(980923昼に一部改定)
著作権話の余談。「題名のない音楽会」のパロディのつもりが、意味不明のタイトルになってしまった。
さて、
SF彦日記の著作権ネタにツッコミを入れたところ、懇切丁寧なフォローを書いてもらったので、「どうもありがとう、すまないねぇお前ばっかりに苦労をかけて、げほげほ」とか思ったのであるが、そのタイトルが「おぬしも好きじゃのぉ、ということで著作権」だったりするあたりが「オレは好きで書いとるわけじゃないわい!」と叫びたくなったのであるが、どー考えても「オレって好きだから書いてるんだよね。ぐふぐふ」としか思えないので、何も言えない。って「好きじゃのぉ」って言われてる「おぬし」って、ひょっとしてSF彦自身なのかしらん?「越後守さま、お菓子にございます」「ほほー黄金の菓子か。越後屋、そちも悪よの」「いやいや、越後様にはかないませぬ」「わーっはっは」(時代劇悪代官ゴッコ)。
さて、回答に関しては、本論の980921c[ Copyright A Go! / 著作権でGo! ] に若干追記したわけだが話の流れから外れた部分だけ、ここで言及する。
SF彦文章の中に、突如「作品の題名には著作権は発生しない」という話が出てきて、その前後にそういう話題が見あたらなかったので、「おそらく「アサヒコム」の「著作権とは」の「1.著作人格権」の項目の「(3)同一性保持権:著作物やその題名の同一性を保持する権利。」という記述に対する反論だと、思われる。)」 などと深読み? してみたら、ぜんぜんSF彦の意図は違って、
3.その一文は、とのこと。わははははははははは。いや、まぢで、まさかこの文章にかかってるとは、夢にも思わなかった!ちなみに「MOROBOSHI Tomorou's」ってわざわざ書いてるのは、自己顕示欲が強いから、じゃなくて、飯野賢治ひきいる株式会社WARPの「ワープ日記」と区別するため。ありがちな日記名だと、かぶるかぶる。まぁ、どっかの「諸星」さんが「ワープ日記」を書き始めてだぶったら、そのときはまた考えましょう。に対応。 その時、ワープ日記というのは俺様のものだというとほほなジョークは面白くないから飛ばさないでねという突っ込み。まったく見当のつかなかったあたりから私の考えるとほほなジョークのトンデモなさが推測できることでしょう。(^^;;
「タイトルに著作権は働かない」ってのは(まぁ、オレも条文とか知らないから、本当に本当かどうかは確証ないが)知ってるわけで、排他独占的に「ワープ日記」って名前を使いたければ、登録商標にするしかないんじゃないかな。
で、登録商標にするとしたら、どっちかというと株式会社WARPがやりそうで、こっちが「ワープ日記というのは俺様(飯野賢治様)のものだ」と言われる方にまわりそうだと思うのだが。まぁ、そうなった場合は「諸星友郎のワープ日記の方が、株式会社WARPのワープ日記、よりも開始が早い」(あう、本当だっけ?)とか「諸星友郎のワープ日記が存在することで、株式会社WARPのワープ日記が受ける経済的損害は極めて軽微である」(なのか?)とか言い訳して、逃げを打とうという企みは無いではないのだが。って、まぢで「ワープ日記」が商標登録されたら、別に名前にかえるぜー。
(はて、ワープ日記に、株式会社WARPのワープ日記を発見した時の記述があるはずなのだが、探しても見つからない。謎)
「ワープ日記というのは俺様のものだというとほほなジョークは面白くないから飛ばさないでね」って、面白い面白くない以前に、このジョークって、「とほほ日記」の、ばうわう氏の有名な「ジョーク」じゃん! 日記猿人から追放された時に、突如「日記猿人という名前は私のものだから、私に返せ。いざとなったら商標登録も辞さない!」と雄叫びをあげて、日記猿人に迫ったけど誰も相手にしてくれなかったので、自分の「とほほ日記」を突如「日記猿人」に改名して現在に至る、という現在進行形のとっても素敵なジョーク! てなわけで、オレ的には、こんな素敵すぎるジョークは、ずぇったいに、やらねー。(はぁ、また、ばうわう氏ネタになってしまった)
と、いうわけで、みんなも、なるだけバッティングしない日記名つけようぜ! 「不定期日記」「更新しない日記」「へなへな日記」「ふにゃふにゃ日記」「日記じゃないのよ」「Web日記」「つまんない日記」とか、ありそうな名前はなるだけ避けよう!(って、例にあげてみたけど、思いっきり該当してしまった人、すまん。たわごとだと思ってくれい)
あ、あと「著作人格権で、一度公表したものを、他人の私的複製や正当な引用を含めて消滅させられるか」という話だけど「同一性保持権」じゃなくて「公表権」の濫用(をい)になるのかな? 「公表するもしないも、オレの勝手。公表したのが間違いだったから、なしね」ってことで、全部なかったことにできるのか、ってこと。
まぁ、全ての「引用」は「意に反する改変」だということにして著作人格権の同一性保持権を濫用して、不許可にできるかもだけども。まぁ、残る「私的複製」も「そんな場所にコピーされたら、オレの作品らしさがなくなる!」ってことで「意に反する改変」ってことにできるかも。(もぉ、めちゃくちゃ)。
あと「何が正当な引用か」ってのは、著作権者の主観でなんとでもなる類のものなのかしら? まぁ訴訟を起こすも起こさないも著作権者しだいだから、そういう意味ではそうかもしれないけど。「著作人格権」がらみなら「著作者しだい」ってのは間違いないけど、財産権にからむものも、やっぱりそうなのかしら?
って、このあたりは、裁判官がどう考えてるのかによる、って感じだから、判例みないと何も言えないんだろうなぁ。まぁ、興味の中心がすでに「条文に書いてあることを最大限に極端に解釈すると、どこまで無茶なことができるか」ってことになりつつあるからな。
980923a[ daily life / 日常生活(水) ]
今日は、秋分の日。
秋分
しゅうぶん
太陽が秋分点を通過する時刻。その日を秋分の日といい,9月23日ごろで,太陽は真東から出て真西に入り,理論上昼夜の長さが等しい。以後冬至まで昼は次第に短くなる。
(マイペディア97より)
そのようなわけで、昼と夜の長さが一緒なのだった。
とは言っても、「日の出」は水平線の上に太陽の上端が出た瞬間であるし、「日没」は水平線の下に太陽の上端が隠れた瞬間である。
よって、秋分の日に「真東から日が昇り、真西に沈む」としたら、「太陽の中心が真東の地平線を横切る瞬間から、太陽の中心が真西の地平線を横切る瞬間までがちょうど12時間」になるはずであるので、先程の定義による「昼間」つまり「日の出から日没まで」は、太陽が自分の目視直径だけ移動する時間だけ、12時間よりも若干長い。
だから、秋分の日の昼間は、夜よりも若干長いのだった。
って、日の出の前から空は明るく一般に「朝」であってすでに「夜」ではないし、日没後も暗くなるまで「夕方」で、どちらかというと昼間の一部であるので(これは異論も多かろうが)、どちらにせよ、「理論的な昼と夜の長さが一緒」というのは、あまり関係ないのだった。
う、先の「昼の方が長い」話だったが、空気の屈折による日の出日没の変化をまったく無視していた。
しかも、思いっきり「マイペディア97」に記述があった。おそるべし、マイペディア。
日の出・日の入りってわけで、東京あたりじゃ3分ほど朝が早くて、6分ほど昼が長いぜ。どーりで「暁をおぼえず」ってわけだ。へへん。って、「春眠、暁をおぼえず」なんだから、そのネタは春分の日にやんなさい>オレ。
ひのでひのいり
理論上では太陽の高度が0(太陽中心が地平線に一致する)となった時をいうが,実際上は見かけの太陽の上縁が地平線に接する瞬間をいう。大気の屈折で起こる大気差のため,見かけの太陽は水平の位置で真の高度より平均34′浮き上がり,太陽の視半径16′と合わせて理論上の日の出・日の入りより角度で約50′の差を生じ,このため東京あたりの緯度(北緯35°)で実際の日の出は理論より約3分早く,日の入りも約3分おそい。
(マイペディア97より)
ちなみに去年の秋分の日にも同じネタを書いているのだった。
ちなみに、秋分の日は、秋の彼岸の中日なので、コンビニのレジには「おはぎ」が並んでいるのだった。オレは最近まで「おはぎ」と「ぼたもち」が同じ物だとは知らなかった。
朝Macしていたら、モーニングなセットでは足らないので「ついでにダブルバーガー」と注文してみる。「バーガー類は10時からです」だとぅ! って、前回も、前々回も、そう言われた気がする。学習能力がないのか?>オレ。
SF彦日記980920の著作権ネタにツッコミを入れたところ、懇切丁寧なフォロー(SF彦日記980922)を書いてもらった。
本筋に関連する部分は980921c[ Copyright A Go! / 著作権でGo! ] に若干追記した(ホントに若干)。
「ワープ日記というタイトルはオレ様の著作物だ! というギャグ」に関する余談は、別項。
昨日の「京極本の厚さの段階的進化」にネットの彼方からチェックが入ったので、訂正。「魍魎」と「狂骨」だと「魍魎」の方が分厚いそうだ。
いまさらという話もあるが、SF彦日記980920のワープ日記に関する部分に対するコメントを980921c[ Copyright A Go! / 著作権でGo! ] に追記した。
これは、「著作権の話」そのものではなく、ワープ日記に関する部分に反応したもの。話の内容は「著作権の専門教育て?」という話と「Copryright表示の作法」について。
思い立って【著作権的あつかい】を書いてみた。
思いつく順番で書いたので、まとまってない。
しかも、「Webサイト」とか「トップページ」とか定義しはじめたら、頭がおかしくなってきた。うぐー。
単に「いわゆる『ホームページ』を『Webサイト』と呼びかえます。本来の意味の『ホームページ』を『トップページ』と呼びかえます」というだけなのに。って、なら最初から、そう書け>オレ。
しかも「あれするな、これするな」の列記になって、だんだんイヤになってきた。しかも「こういうことされたら、やだなぁ」ってのが次々浮かんでくるのが、被害妄想が強いのか、邪悪な人格の証明なのか、とってもイヤーン。
しかも、書けば書くほど「オレはこういう攻撃を食らうととっても心が弱くなります」と自分の弱点をさらけだしているようで、とってもいやな感じ。
本屋をうろうろする。
京極本の厚さについて、確認する。確かに2作目よりも3作目の方が薄い。背表紙を比べると、かなり違う。
ただ、開く方(小口というのか?)は、表紙や帯のせいか、じゃっかん開くので、背表紙ほど厚さに違いがあるように見えない。
しかも、ちょっと離れてみると、あんまり違わないように見えるし、並んでいる順番からして「だんだん厚くなっている」ように見える。オレの錯覚らしい。
双葉社好奇心ブック「80年代アニメ大全」を買う。なんか、こういう類書ばかり買って、頭が80年代から離れられないのは、よくないことじゃないのか、と我ながら思う。
「メガゾーン23」をもう一度観たくなった。あ「Part2」みてないや。主題歌がよかったな。設定も。内容自体は、なんかよくわからないが。設定は好きだが、これのせいで、小松左京の「ゴルディアスの結び目」が素直に読めなかったというのがある(と書くと、ネタバレかもしれん。すまん)。
「80年代アニメ大全」双葉社、ISBN4-575-46347-7、838円。
併設のCD屋へ。
BGM用にラルクの「HONEY」を、いまさら買う。これは良い曲だと思う。500円しかしないので、不審に思ったら、一曲しか入ってなかった。カラオケも入ってない本気に一曲だ。
9月30日に、「AYA & CHIKA form D&D」のCDが出るらしい。まぁ、そろそろバラ売りしないと、「オリビア・ラフキンとその他2名」じゃ、つらかろう。(余計なお世話だ)。
980922a[ daily life / 日常生活(火) ]
福岡は、朝から雨だった。
朝、寝坊して、ちょっと遅刻気味に仕事場に到着すると「いまごろ来やがって、この、役立たず!」と、怒られる。ううう。
なんか、突発的にMacのファイルが必要になったんだけど、オレ以外の誰も、ソフトの使い方がわからなかったらしい。
ううう「この役立たず!」ってのは、ショックだのー。
昼から夕方まで、ずーっと会議。
ずーっと会議にかまけている間に、なんかとんでもない事態が発生。ううう。5時まわっちゃったし、明日は休日だし、どうしよう!?
しかたないので、ぶったたいてみたら、なおったんだ! やった! ラッキー! 良い子はまねしないようにね!
MacのNisusWriterで出力した「MS-Word6形式」の書類をWinのMS-Word97で開こうとして失敗。MacのMS-Word6を経由しても、風評通り「なんか、だめみたい」って感じ。
と、いうわけで、怒りが頂点に達したので、「MS-Office98 Macintosh Edition」を購入。インストール!
おぉ「Drag&Dropインストール」という名の「そのまま丸ごとコピーするだけ」方式なのか! けど、最初に起動したら、ちゃんとインストーラが作動していろいろあやしげなコピー行為をしているので、あんまり「Drag&Dropインストール」って気がしないぞー。
だけど、Mac版のMS-Office、一度インストールに失敗すると、以後、インストーラが「インストールが正常ではありません」と言って業務を放棄してくれるという最高にすばらしい仕様だったので「まるごとコピーしてね」って雰囲気は安心だ。
しかも「アプリケーションが破損しても、自動的に修復します」ってあたりが、無敵っぽくていいな。と、いうか「なんか知らないけど、ファイルがどんどんぶっ壊れて、起動しなくなるぜー」というMac世界を前提にしているあたりが、大笑いというか。いや、実に正しいんだけどさ。
お、Webページにつながるのか! おぉ、ハイパーリンク付きの書類として、開いた! こうなると、Webブラウザとかわらないなぁ。クリックしてやれ! あー? なぜか、URLの中の「~」が全部全角に変換されてしまって「そないなURLにはつなげまへん」と言われまくり! ううう「%7E」ぢうやうなのか!? しかし、なぜ、勝手に全角にする!?>ワード。
で、目的の作業が、これから始まるてわけ。はぁ。
昨日の著作権の話に追記。内容は、SF彦日記980920とその追記に対する記事。
本屋をぐるぐる。
買った雑誌は、
普段は買わないアウトドア雑誌「Goody」を「トレッキング特集」で買ってみる。が、たいしたことは書いてない上に、妙に広告連動記事が多い誌面で、けっこううんざりする。カラーグラビアの量の割に定価が安いのは、そういう理由か?
京極夏彦ノベルズフェアだとかいうことで、入口近くの壁面書架に、いままでの五作が、表紙をこちらにむけて立てかけてあったのだが、「姑獲鳥の夏」はかろうじて、本棚のヘリより本の厚みが薄かったのだが、「魍魎の匣」から、本棚のヘリから若干はみだして、「狂骨の夢」ではたっぷりはみ出し、「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」にいたっては、たっぷり半分以上はみだしている。
しかも、1〜5と進むに従って、順当に厚くなっている。てっきり、厚さは定常状態になっているのだと思っていたので、ちょっと驚いた。ただし画期的な技術革新で紙の薄さはどんどん極まっているらしいので、実質的なページ数はもっととんでもない増え方をしているのかも。
あるいは、1〜5に向かって、順当に厚くなるように紙の厚さが調節されていたりするのかもしれない。
(980923追記:ネットの彼方より「『魍魎』と『狂骨』だと『魍魎』の方が分厚い」とのツッコミあり。おお、すまん。今度、確認してこよう)
それにしても、「平積みで積み上がっていても、実は5冊もない」という厚さをみていると、なんだかイミダスや知恵蔵の売り出し時期を観ているような気がするなぁ。
と、外側だけ眺めた話をしてるのでわかるとおり、京極本は一冊も読んだことがないのだった。本読むのが遅かったり、ミステリが苦手だったりするのもあるのだが、やはり「ほーら分厚い新本格だよー」といって渡されて読んだのが「コズミック」だったのが、トラウマになっているのかもしれない。(いや、これは本を読まない言い訳なのだが)。
そして「当店売り上げベスト1」は、ゴーマニズム宣言の「戦争論」なのだった。日本人は物語を求めているんだよね。北朝鮮からミサイル飛んでくるし。
しかし、ミサイル飛んできた時に、ちょうど防衛庁が書類燃やして逮捕者だしてたりでゴタゴタしてるってのは、関係あるのかしら?
マグネシウム合金製のボディを持った、薄型のノートパソコンを「銀パソ」と呼ぶそうだが、iMacに触発されてこれから出てくるであろう透明ボディのパソコンは、やっぱり「透けパソ」なのだろうな。「スケルトン」から「スケパソ」でもいいのか。
「スケパソ」と書かれると「透け透けパンツ」とか「スケバン」とか連想してしまうのだが、なんか、我ながら出てくる単語が「オヤジ」っぽいな。
本当のことを言うと「スケ##」という文字列を見ると、とっさに「スケキヨ」という文字列が脳裏にちらついて、白いゴム仮面を思い出して、イヤーンな気持ちになるのだった。(「犬神家の一族」の登場人物ね>スケキヨ)
「スケルトン」というと、普通「透明で中(の骨格)が透けて見える」ことを指すみたいだけど「スケルトンなパソコン」っていって、フレームと基盤むき出しで、カバーがないやつとか出てきたら、いやだな。って、ハッカー(「クラッカー」じゃない意味ね)のお部屋のコンピュータは、全部スケルトンか。
いや、カバーがハズされたパソは「骨格むき出し」じゃなくて「内臓がむき出し」か。うう、気持ち悪い。内臓HD。うー、べたねた。
いやまてよ、パソコンって、ひょっとして外骨格か?
あるいは「スケルトン・ノート」ってのは、ガリガリに軽量化、省スペース化されてて、なんか、ギーガーの描くエイリアンみたいに表面がえぐれていたりする骨ぼったいノートパソコンのこと、とか。
iMacを特徴づけている、あの独特の青色を「ボンダイブルー」というそうだが、字面からどうしても「バンダイブルー」ってのを連想してしまう。「ガンダム」の青か。いや、ガンダムは白いんだけどさ。バンダイのロゴは赤だし。
あと「ボンタンブルー」に読める。なんか、青い特攻服きたヤンキーな人々がこっちを睨んでいるような。
「ポンダイブルー」。日本大学のキャンパスカラーは青いのだろうか。
何度もネタにしている、韓日翻訳ソフト「iソウル」なのであるが、「韓国語と日本語は似ているから、翻訳精度がいいのだろう」とか言ってきたのだが(これはウソではないと思うのだが)、開発元の高電社のWebページに開発の経緯が書いてあった。
なんか読んでると「ナマイキいってすまん」という気がしてくる、熱い話だ。ううう。(いや、どんなソフトにも熱い開発秘話があるのだろうが)。
そうか、きっとver.2の22万語の用例辞書があるからこその「えらく読みやすく意味が通ったまともな日本語」なのだろうな。「18万語でやっと」と書いてあるから、面倒なんだなぁ。
と思ったのだが、よく読むと「韓国語の同音異義語を判別する」ってのが、一番大変だったみたいに読めるな。
漢字仮名まじりな日本語文を例えば英訳するソフトってのは、かなり根性が入ってるとしみじみ思うのだが、「iソウル」のやっていることは、「ひらがなだけで書かれた日本語の意味を正しく把握した上で外国語に訳す」ってのと同じことなのだな。すごいな。
というわけで、ますます欲しまっている「iソウル」だ。しかし、しつこいようだが、使い道がない。ううう。
「自分では全く読めない外国語が、日本語に翻訳される」ってのは感動的だよなぁ。英語の場合は、とりあえず発音ぐらいは見ればわかるし、読めば意味もわかるから、感動の度合いが低いかも。けど、「自分では全く読めない外国語」が訳されても、正しく訳されてるかわからないからなぁ。まぁ、日本語として意味が通じる文章が出てきたら、たぶん韓国語の意味と同じだろう、と思うしかないのだが。
しかし、これ、韓国語=>日本語=>韓国語ってやったら、意味不明になるんだろうなぁ。
翻訳ソフトも「出力結果が自然な日本語になるように」って前に、とりあえず意味が厳密に通じる中間言語にして保存するようにすれば、中間言語と各言語との間のエンジンを増やせば、どんどん相互翻訳できるようになるのにねぇ。
とか、素人は勝手なことを言うのであるが、たぶん人間が日常的に使っている自然言語に対して「意味が厳密に通じる中間言語」の存在を仮定するあたりで、まず、アウトなんだろうなぁ。
まぁ、仮に中間言語が存在していたとしても、今のパソコンじゃ、自然言語の意味解析はできないんだろう。(スーパーコンピュータ使えば可能なのかどうか、わからんが)。
というわけで、翻訳ソフトは、言葉の意味を解析して翻訳してるわけじゃなくて、膨大に蓄積された「意味はわからんが、この言い回しは、こう置き換えるとなぜか読んだ人は意味が通じた気がするんだよ」という文例にしたがって、せっせと縦の物を横にしたり横のものを縦にしたりしているのだろう。(韓国語と日本語じゃ、どっちも「縦書き」な気がするだけのみならず、ネットで流通してる文章は、みんな横書きだなぁ)。
とか考えてると、どうして他人と言葉が通じるのか、だんだんわからなくなってくるなぁ。オレは意味をわかって言葉を使っているのかー? 人間は意味解析してるのかー?
昨日のPCウォッチの「スタパトロニクス」を読んだ話に関して。
どうして、このスタパ齋藤の「パクリパクリというな!」って台詞に、こんなに衝撃を受けたんだろう? としばらく考えて、「スタパ齋藤にしては、どえらく青臭いことを叫んでいるから」かもしれない、と思い当たった。
まぁ、「青臭い」かどうか、だんだんわからなくなってきたのであるが、なんだか、オレ的な「スタパ齋藤のイメージ」から逸脱した熱い文章だったから、衝撃を受けた、というのが正直な所かもしれない。発言内容に衝撃を受けたんじゃなくて。
(と、いう文章を、昨夜の文章にも追記した。)
980921c[ Copyright A Go! / 著作権でGo! ]
著作権の話(ワープ日記980920b)の続きとして、「藝夢日報980920」を読み返したら、何が書いてあるのかはだいたいわかった(気がする)。昨夜は、何が書いてあるか、まったくわからなかったのだが、やはり睡眠重要。何が書いてあるのかはだいたいわかった気がするのだが、書いてある内容の妥当性が判定できるかどうか、というのはまた別の話。
リンクされている著作権改正の条文を読んで、とりあえず漠然と何が改正されたかは、わかった(気がする)。
要は著作権(財産権)の中に、新しく「公衆送信権」という権利を作って、放送でも出版でもなくてとらえどころがなかった「Webサーバで情報発信」という行為に関して独占的に行う権利を追加した、ということなのね。(って、最初から、そう書いてあるんだけど)。
「たしかに、オレは他人の著作物をWebに載せてるけどさー、Webで情報発信って、別に放送してるわけじゃないから放送権にひっかからないし、出版じゃないから出版権にも関係ないし、結局、他人の著作物をWebに載せちゃいけないって、著作権法の条文にかいてあんのかー?」とか開き直ってしまう困ってしまう人の言い分を、別の権利のアナロジーとか面倒くさいこと無しに「ダメ」と言えるようにした、と。
あとは「Webとはいえ、私用ですから。確かに外部からつながれる可能性ありますけど、私用ですから」ってのも「外部からつなげなくしてないなら、私用じゃなくて著作権侵害だ」と言えるようになった、と。
(980922追記:「私はWebに他人の著作物をおいています。しかし、これは私が私用するためのものです。つまり、『個人使用のための複製』です。確かに、パスワードプロテクトも何もしてないWebサーバに置いてますから、外部からつなげられる可能性は無きにしもあらずですが、あくまでも『個人使用のための複製』ですから、著作権(財産権)の侵害じゃないんです」という意見が通用しなくなった、と上の文章は言いたかったのだった。読み返すとわかりにくかったので書き直した)
これに関してはオレ的には「他人の著作物を無断でWebに載せて送信してはいけないでしょう」ってことは、とりあえず自明だと思ってずっと話をしてきた(つもり)なので、この権利が新設されても、今までの話がひっくり返りそうにはない。
で、藝夢日記980920の記述は、続けて、
公衆送信権で、「オレの読ませたい順番でしか読んだらいかん! だから、途中のファイルにリンクしたら、いかん!」と言えるような気もするし。このあたりは、条文読んでもオレにはわからないから、解説書読まないと、なんともいえないなぁ。
インライン表示が、「実質的に公衆放送権侵害と同じ結果になる」としても、技術的に違うなら、違う気もする。これも、オレにはわからん。
SF彦の日記980920を再読する。昨夜はさっぱり理解できなかったのだが(確かに内容も難しかったが、文章も読解するのが難しくないかー?>SF彦)、今日読むと、かなりよくわかる。(って書いたら、SF彦日記に、もの凄い量の追記が。がーん)
「内容に関する話」と、「ワープ日記に書いたことに対する返信に対する話」をそれぞれ別に書こうと思う。
(思ったのだが、マシンが不調でネスケもMSIEも動かなくなってしまったので、とても、Webを参照しながら文章かける状況じゃなくなってしまった。詳細は、日常生活980921bを参照。というわけで、以下後日)
(以下、980922に追記)
「SF彦日記980920の内容の要約」(980923に追記)
要約するのは、私、諸星であるので、要約によってオリジナルと意味が違ってしまった場合は、その責任は当然、オレ(諸星)にある。後ろに(諸星的)と書いてあるのは、「要約」ではなくて、オレのコメント。
「カッコに入った斜体部分」は引用部分。「斜体になってないカッコに入った部分」は、説明用に区別するためのもので、引用ではない。
なお、「980921追記」と「980921さらに追記なのだ」までの内容で訂正が入っている部分は、それを含めた(つもり)。
(980923に追記:SF彦日記980922の記事に、以下の要約への回答があったので、重要な所だけ追加する)
以上「要約」。
えーと、一部、コメントとしてまぎれこましてしまったので、話がややこしくなってしまった。うーん、書き方を間違えたか。
以下、個別にコメント。(980922深夜に若干改訂)
、「『事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道』とは、いわゆる人事往来、死亡記事、火事、交通事故に関する日々のニュース等単に事実をら列したにすぎない記事など、著作物性を有しないものをいうのであって、一般報道記事や報道写真はこれに該当せず、著作物として保護されるべきものである」を読めば「朝日新聞の記事は著作物ではない」というのは、かなり無理があるのではないか、と思う。(文化庁の説明が、裁判所の判断に効力を持つのかどうかわからないが)。少なくとも「社説」や「天声人語」はまぎれもない著作物だろう。逆に、「人事消息」<などは、非著作物であると思う。「天気予報」になると、限りなく著作物でない気がするのだが、「絶対に違う」とは断言できない。(「天気予報」にも紙面のレイアウトに関する編集著作権はあるかもしれない)。
「データーベースについても同様であり、その情報の選択や体系的な構成によって創作性を有するものは著作物となる(十二条の二、この条項は昭和六一(一九八六)年改正で追加)。データベースについては、編集著作物として保護をしている国が多いが、わが国では、データベースの特殊性から、編集著作物とは別の特別な著作物として規定されている。」(「データベースについても同様であり」というのは、その前の項目の編集著作物の話をうけてのものである)と、あるので、日本においても、データーベースの著作権は認められているのだろう。(その後の改正で廃止されたかもしれないが)。
以上、「わからない」部分を除外すれば、「新聞記事は、そもそも著作物ではない」という点だけが、オレ的には同意できない。
以上が、SF彦日記980920に対するコメント。
オレは、基本的に「新聞記事にも著作権はある」という立場に立っている。
新聞記事が著作物であっても、「正当な引用」であれば、著作権法に認められているわけであるから、問題はないわけで、オレ的には「どうすれば、正当な引用か」というのが、気になる点である
アサヒコム関係ネタで気になる点は、
「正当な引用について」というのは、さらに考えをめぐらせば、「他人のWebに、自分の文章が『引用』されたとして、それが気に入らない場合、どこまで『著作財産権の公衆送信権の侵害』で文句つけられて(つまり、『それは正当な引用になってない』と言う)、どっから『著作人格権の同一性保持権の侵害』に切り替えるか(『確かにあなたの引用は形式的には問題ないのだが、著作者である私としては、あなたの文章にそのような形で、私の文章が切り刻まれて含まれることは心底耐えられないので、やめてほしい』と言う)」という話になると思う。。
って、オレ自身は、「正当な引用」されて、文句つけるつもりはないんだけどね。文句つけられた場合の対処法かな。
ところで「私的複製・正当な引用は、著作権の制限事項であって、許可されている」ってのは「著作権(財産権)」だよね? ってことは、著作人格権的「イヤイヤ、絶対イヤ、死んでもイヤ」を発動させると、原理的には、他人の「私的複製」や「正当な引用」まで、不許可にできるんだよね?(理論的にだめかな?)。例えば、「私が若い頃に書いた文章は、今読むと、本当に耐えられない。よって、私の文章、並びにそれを引用している文章が載っている本の該当部分はすべからく、塗りつぶして欲しい」とか「オレが去年だしたCDは、サイテーだった。だから、買ったヤツもダビングしたヤツも、全部燃やせ」とか。いや、実行不可能だろうけど。(仮に理論的に可能でも、実行不可能な行為を法律が許容するとは思えないけど)。
なんか「著作人格権の無闇な無敵性」が、オレ的にそそる。ふふふ。
(以上、980922,22:50加筆)
(980923追記)
「ワープ日記に関する部分編」
「専門教育」について。
「しかし、なんで、さすがに専門教育を受けただけあってになるのかなあ。」に関しては、書いた後で、「予防線を張っておくと、私は法学を学んだこと無いし、弁護士の資格も持ってないので」って予防線に気付いて「専門教育っていうと、この場合、弁護士の資格をさしそうな気がするな。まいったな」と思っていたわけなんだけど、企業とかで「初級コースという最低限必要な教育コースを受けた過去」があるなら、それは、「素人」よりレベルが上なんかじゃにかなー、とか思って、はてどう表現するかな、と思っているうちに「私こそ立派に素人」と謙遜(なのか?)されてしまったわけだ。つーわけで、SF彦が「立派に素人」という崖っぷちまで下がってきたので、オレとかは「人外魔境」に落ちてしまうわけだ。わぁあああああ。びちゃ。
初級コースきいたことある人は「初心者」ってことにしよう。でオレとか「素人」あるいは、初級コース聞いたことある人は「立派な素人」で、オレとか「ただの素人」とか。(「立派に素人」って、そういう意味じゃないんだけど)。
まー、これはどうでもいい言葉遊び。
「Copyrigth表示について」
「(c)という記載はCopyrightをあらわすcを丸で囲んだ記号と同一ではないとされているから。」ってのは知らなかったなぁ。「半角のケとかムとか書かれても著作権表示だってわからねーよ!」とかいう話になるのかもしれん。(はて、TMマークは、半角カタカナでなんだっけな?)
「どうせなら、Copyright (c)1998 MOROBOSHI Tomorrow All rights reserved. とでも書いたほうが無難なのではないでしょうか。」ということなので、このファイルの下から書き換えてみた。(けど、過去のやつまで改訂するの面倒なので、しばらくほおっておこう。)
ついでに、ワープ日記のフォーマットを現在のものに変更した時に、削除した「無断転載ヲ禁ズ」を、復活させてみた。(96年7月2週w9607b.htmから登場して、97年9月2週の「1日1ファイル」の時に消滅したらしい。
96年7月2週に突如、これが登場したのは、たしかネット知り合いが「黙っていたら画像を勝手にコピーされて公開されたので、文句言ったら『コピーしちゃだめと書いてないじゃないか』と反論された」とかいう事件があったので、「おいおい、やっぱ書いておくべきか」と思ったのが発端だったような気がする。97年9月2週に日本語表記がなくなったのは、単に「なんかしらんが英語バージョンにしてやれ」という機運がオレの中で高まったせいらしい。
今回、日本語バージョンを復活させたのは「これはオレの著作物だー。勝手にコピーしたりするなよー」という宣言のためにCopyright表示をしているのに、その主たる対象である日本人に対して、日本語で書かないとは、ちょっと不親切だろう、ということで。
しかし「リンクフリー」と書いてあるが、「リンクフリー」という単語には、特定の定義があるのだろうか? オレのWebページは、基本的にhtmlファイルに関しては、どれにリンクするも勝手にしてくれていいと思っているのだが、画像に関しては、自由なタイトルで直接リンクするのをあまり推奨してない気持ちがあったりするし(どうしようかのー?)、インライン表示に利用するのは遠慮してもらいたい、と思っていたりするので(ただし、まだ明記していない。著作権ページは作成途上で放置中。)、こういうことは「リンクフリー」と言わないのかもしれない。
「ソースコードと同様に考えると、1997に書いた部分が含ま れている場合は1997,1998と書いたほうが良いと思う。」かー。なるほど、どうりで「MicroSoft(R) Windows 95 (C)Copyright Microsoft Corp 1981-1996.」とか、(Windows95がありそうもない)どえらく大昔な日付が出てくると思った。そういうことだったのか。
けど、年末年始とか以外で、Web日記で年がまたぐ部分ってあるのかな? あ、追記とかしたら、またぐか。困ったな。(まぁいいや、日本国内なら保護されてんだし。いざとなったら、ベルヌ条約がなんとかしてくれるじゃろ。してくれないかもだが)
(980923追記、ここまで)
980921b[ daily life / 日常生活(月) ]
福岡は、なんだか暑かった。
「邪馬台国はどこですか?」を読了した。感想は別項。
PCウォッチを見ると、スタパトロニクスLet'sNoteシャンパンゴールドバージョンの話の中で、でスタパ齋藤が「銀パソを、VAIOのパクリだと、鬼の首とったように、言うな!」と吠えている。
「この世に本当のオリジナルとかありゃせんのに、あたかも、何かわかりやすい『オリジナル』があって、わかりやすい『パクリ』がある、とか思うのは間違っている」というような話だ。
うーん、なんか、目から鱗というか、ここまで正面切って「パクリパクリというな! パクリの元とされる、その『オリジナル』の、どこがオリジナルなんだ!?」と言われると、反論できんというか。うーむ。
うーん、「オリジナリティって、何?」って感じ。「知的所有権」が認めている保護すべき「何か」ってなんなのー、みたいな。
けど、やっぱ、銀パソ(マグネシウム合金製のボディを持った、薄型のノートパソコン)を前に「これは、VAIO505のパクリなんかじゃないよ」と断定するのは、勇気がいるなぁ。
(980922に追記)
どうして、このスタパ齋藤の「パクリパクリというな!」って台詞に、こんなに衝撃を受けたんだろう? としばらく考えて、「スタパ齋藤にしては、どえらく青臭いことを叫んでいるから」かもしれない、と思い当たった。
まぁ、「青臭い」かどうか、だんだんわからなくなってきたのであるが、なんだか、オレ的な「スタパ齋藤のイメージ」から逸脱した熱い文章だったから、衝撃を受けた、というのが正直な所かもしれない。発言内容に衝撃を受けたんじゃなくて。
(980922の追記、ここまで)
カシオのPDA「カレイド」に、PCとの連携機能を搭載した「ポケットカレイド」登場。
って、PCウォッチの画像みたら、もぉ、「どうみても、ザウルスポケットそっくり」で大爆笑だ。わははははは。
いや、いや、さっき「パクリパクリと鬼の首とったみたいにいうな!」と言われてショックを受けたばっかりなんだけど、やっぱり、これは、なんというか「カシオ版ザウルスとしかいいようがないカレイドは、今度はやっぱり、ポケザウをパクってきたか!」と言いたいじゃないか。すまん。ゆるしてくれ。って、元ネタは「PC-WIZ」の方かもしれないんだけどね。けど、どうして「ポケットカレイド」みたいな狙いすましたネーミングするかね。
カシオA5サイズミニノート「CASSIOPEIA FIVA」なんだけど、どうしても「カシオペアV(ファイヴ)」と読めてしまう。あぁ、戦隊モノじゃん。
まぁ「カシオペアV」ってだけじゃ、合体ロボっぽくもあって、あんまり「戦隊モノ」っぽくないのかもしれない。けど、「ゴレンジャー」と「カシオペア」の謎のつながりが脳に入り込んでいるオレとしては「カシオペア」で「ファイブ」だと、どうしても戦隊モノと感じてしまうのだった。
勝手に感じてろ>オレ。
(蛇足。秘密戦隊ゴレンジャーの隊員の名前の頭文字を取ると「カシオペア」になるのだ。「かいじょう(海城剛)・しんめい(新命明)・おおいわ(大岩大太)・ぺぎー(ペギー松山)・あすか(明日香健二)」。で、黒十字総統の弱点がカシオペア座から降り注ぐ宇宙線で、実はお前達は、その「カシオペア」にちなんで集められたのだ! という衝撃の告白が最終回あたりでいきなり総司令から発せられてしまってメンバー大ショック! という衝撃の展開が子供心に焼き付いているのは、オレ。そして、「メンバーの頭文字がカシオペア」なのと「カシオペアから降り注ぐ宇宙線」に何の関係もないような気がしてきて、今、この説明を書いてて猛烈に困っているのもオレ。ちなみに、ペギーとかいう妙な名前を無理矢理もってきているあたりが「カシオペア」に無理矢理あわせたかったのだろう、という雰囲気をありありを示しているし、二代目キレンジャー熊野大五郎が殉死して、元のキレンジャー大岩大太が(戦隊の歴史上他に類を見ない)復活を果たすのも、カシオペアに名前を併せなきゃならない都合があったからだろう。二代目も大熊大五郎だったら、死なずに済んだかもと思うのだが、余計なお世話だろう)。
って、固有名詞のチェックの資料として、検索して見つけた「世界征服委員会」の「新・戦隊史講座」を参照した。うむ、勉強になるのー。
別のページを検索していたら「ブレードランナーの『ふたつでじゅうぶんですよ』の元ネタは、キレンジャーだ」と主張するページを発見。本当なのか?
「SMAPのメールがどんどん送ってきて、迷惑です」という人の話を聞いた。うーむ、そんな、流量が思いっきり多そうなMLに入るから悪いんじゃん、と思っていたのだが、どうも「SPAMメール」のことらしい。がーん。
ベタネタだったかの。ほえほえ。
韓国のアイドルグループFIN.K.Lのお話。
わりと公式っぽいWebページ発見。
いろいろ探りまわるも、ハングルだらけでさっぱりわからない。(ハングルだらけなのはあたりまえなのだが)。しかし、なんだかよくわからないRealVideoもあったりして、楽しいといえば楽しい。けど、話し言葉は本当にわからないすぎる。
プロモビデオがあるかなー? と思って、まちがって、スクリーンセイバーをダウンロードしてインストールしてしまった。
このページじゃないかもだけど、ネットの彼方の友人の無敵の韓国語=>日本語翻訳ソフトiソウルが唸ったところによると、FIN.K.L.の「Fine Killing Liverty」ってのは「フランス語の『Fine』+英語の『Killing Liverty』」ってことで、「『Killing Liverty』の終わり」という意味で、「自由の抑圧を終わらすぜー」という意味だとか。えらくまぁ、大上段に構えたすごい名前だな。(まぁ、日本のビジュアル系にも、ラクリマクリスチみたいに「イタリア語で、キリストの涙」とか、何様なのかという名前の人らもいるが)
「fine」を英語の「ファイン」だと思っていたのが、フランス語の「フィーネ」(終わり)だったのね。けど、発音は「ピンクル」だけど。
さらに、FIN.K.Lは、他のアイドルと差別化をはかるために(差別化をはからねばならないほど女性アイドルがいるのか知らないが)音楽性重視で、全員ピアノが弾けるんだそうな。すごいの。平均身長168cmで背は高いし、ルックスはいいし。けど、ダンスはいまいちらしいぞ。
うーん、プロモ動画がないかなー。アイドルは動いてなんぼ。
いやーしかし、iソウルすごいなぁ。欲しいなぁ。けど、オレ的には韓国アイドル情報訳す以外に使い道がないことを考えると、あんまりいらないなぁ。うーむ。けど、別に韓国のアイドルにものすごく興味があるわけじゃなくて、漠然とした韓国への興味を収束させる焦点として、比較的入りやすいところを選んでいるだけだからなぁ。うーむ。
けど、新聞なんかだと、ものすごくわかりやすい日本語になるのに、ファン掲示板を訳すと、ほとんど意味不明の日本語になるらしい。どうしても口語は翻訳しづらいのだろうな。
と、いうことを考えあわせると、やはり、Web日記にしろ何にしろ「正しげな日本語」で書くことが重要かもしれないな。
「機械翻訳のために、正しい日本語を心がけましょう」とかいう話は、「オレは、機械翻訳にかけられるために文章を書いてるんじゃないぜ」「オレは、検索エンジンに正しく検索されるために文章を書いてるんじゃないぜ」って台詞を容易におびき出してしまうのであるが、文法を守った文章、形式を守った文章にも、それなりの意味があるのね、ということで。
だからと言って「必要ないところで、妙にひねった日本語を使うのを止めて、本当に必要なところだけで使いましょう」と提案するのは、ものすごくイヤンなんだね。(「ものすごくイヤン」とか翻訳できないだろうなぁ)。
しかし、まぁ、小さな心がけで機械翻訳の精度があがったり、機械的フィルタでの処理が容易になるような文章上の工夫があるのだとしたら、(文章の邪魔にならない限りにおいて)積極的に取り入れていきたいものだ、と思うのだった。
で、本当に使いたい所には、たとえ機械翻訳がエラーになろうが、他人に意味が通じなかろうが、珍妙と思われようが、使いたい表現を使う、と。
思うがままの表現で書くのがWeb日記の醍醐味ではあっても、その表現は必要があって使っているのか? 単なる惰性なのでは? とたまにはチェックしてみることも必要だろう。
最近はあまり言われないが、一時期は、割と「珍妙な文体」と言われがちだったワープ日記の著者のオレがこういうことを言うのは意外だと思う人が多いかもしれないけれども、こういうことを考えてないわけではないのだ。(「考えてないわけではない」だけであって「積極的に考えているのだ」というわけではないあたりが弱いのだが)。
所属事務所グランパパの前田愛の公式ページが復活していた。で、画像のページがあったので、「はみだし刑事」の画像をいくつか見てみる。
あ、なんか雨に濡れた感じといい、夜のライティングといい、なんか映画みたいで、かっこいいなぁ。
なんか、すごくいいなぁ、あれ、中山忍が一緒に写っている。あれ、藤谷文子もだ。どっかでみた人脈だなぁ。
あれ、前田愛、曲玉のペンダントぶらさげてら。
って、これ「ガメラ3」の映像じゃないのかー? せっかく情報遮断してたのに、うっかり観てしまったじゃないか! いや、いいんだけど。
ネスケ4.05使ってて、前から気になってたんだけど、CSS使ってるページで、「Enable StyleSheets」にチェックいれてても、「Enable JavaScript」にチェックいれないと、スタイルシートが作動しないページがあるみたいなんだけど、そういう仕様なのかしら?「そういう仕様」だった場合、それは「CSSの仕様」なのか「ネスケの仕様」なのか。
突如、PCのネスケもMSIEも起動しなくなった。何事かと思って調べたら、HDの残り容量が10MBを切っていた。がーん。
まぁ、Macなら10MBあれば、ラクショーという話もあるのだが、それはオレ的Macの使い方が間違っているからである。
しかたないので、HDの中から、ムービーファイルのような「あると楽しいけど、ひたすらでかい」ものを追放する。さらばー。元気でなぁ。
で、あらためてHDを確認したら、さっぱり空き容量が増えてない。がーん。
よく考えたら、システムが載ってるドライブと、ムービーおいてたドライブは別ドライブなので、ムービー消しても関係なかった。がーん。
しょうがないので、システムが載ってるドライブから、メールディレクトリをムービー側の(ムービー消したが)ドライブに追放することにする。メールほったらかしだから、100MBもあって、ALMAILだから、ファイルが12,500ファイルもある。
うおおおお、ものすごく時間がかかる。
体感時間で、1時間以上たってから「コピー先ドライブがいっぱいで、コピーできませんでした」だとぉ! きっさまー、昔からイライラしてきたが、やっぱり、イライラするぞ! どーして、コピー前に容量確認しねーんだ! うぎー!
もぉ、HD空いてなさすぎで、非アクティブウィンドが表に出てくるのに10秒ぐらいかかって、いらいらだー!
しかも、コピー失敗したディレクトリをゴミ箱に移動させるのに、時間かかって、次に、ゴミ箱を空にするのに時間かかって。
改めて、相手先の空き容量を確認すると、空き容量は「480MB」。んー? いくらクラスタギャップがあっても、4倍も違うかー? 100MBが480MBに入らないなんてことがあるのかー? けど、ファイル数が12,500もあるから、あるかもしれんのー。おれにはわけがわからないなり。
と、いうわけで、もぉファイルコピーしたまま、帰ってしまおう。
あぁ、こんなたわいないメンテナンスに3時間もかかるなんて、悲しい。自分も悲しいし、Win95も悲しいし、Win95を使っている自分という状況も悲しい。
980921a[ BOOK"WHERE IS YAMATAI?" / 『邪馬台国はどこですか?』読了 ]
「邪馬台国はどこですか」を読了。
とあるバーに集まる私立大学歴史学教授、美貌の天才女性秘書、そして「自称歴史家」の謎の男が繰り広げる、とんでもない「歴史の真相談義」というような小説。
まぁ、「自称歴史家」の男が「釈迦は悟ってなかった」とか「邪馬台国は近畿にも九州にもなかった」とか「聖徳太子はいなかった」とか、「トンデモない歴史の真相」を語りだして、美貌の天才女性歴史家が「あんた、バッカじゃないの!」と歴史学の常識を振りかざして、「自称歴史家」をつぶしにかかるも、最後は、言いくるめられてしまう、というお話。
歴史には素人なオイラとしては、どこまで「ありえるかもしれない仮説」でどっから「トンデモ」になってるのか、正直、さっぱりわからないわけなのだが、仮説自体はなかなか面白い。
「邪馬台国の本当の場所」は、なるほどー、って感じ。けど、邪馬台国本は何冊か読んだけども、真面目に「イト国が、ここで、ナ国はここ」とかプロットしたことがないので、「というわけで、ここだ!」と言われると「あ、そうなの」と思ってしまって「そ、そ、そんなばかな!」という気がしない。
それに井沢本も含めて「謎の4世紀っすー」ってことで、納得してしまったので「なんでもありだよなー。もぉ、ヤマト王朝は、南から来たり、北から来たり、合併してできたり、侵略してできたり、地底から湧いたり、空から降りてきたり、なんでもありだよなぁ」って感じ。
基本的には「当時、中国の地図には日本列島が上下逆に描いてあったことからみて、魏志倭人伝の「南」は「北」と読み替える必要がある、ってことで、「方位間違い説」で話が進むわけだけど、この「上下逆の日本地図説」に関しては、ムーでアスカアキオ先生が「4世紀まで、日本列島は本当に九州を北、沖縄を南に倒立していたのだが、地核大変動で今日の姿になったのだ! ばばーん!」って大ネタをぶちかましてしまった以上、もぉ、どうにでもして、って感じ。
「聖徳太子の正体」に関しては「いわゆる、用明天皇と穴穂部間人皇女(あなほべはしひとのひめみこ)の間に生まれた厩戸豊聡耳皇子(うまやどのとよみみおうじ)であり、推古天皇の摂政として、冠位十二階や十七条憲法を制定して、小野妹子を遣隋使として派遣して、「日出る所の天子...」という手紙で煬帝を激怒させて、四天王寺を建立した、旧一万円札の肖像でおなじみのオッサン」(データはマイペディア97より)は、実在しなかった、って本はたくさんあって、ある時は「聖徳天皇」として君臨してたのを蘇我入鹿らに消されたことになってたり、ある時は、蘇我馬子と同一人物だったのが、大化の改新の時に山大兄皇子のクーデターで消されて、歴史から抹殺されてたり、いろいろ。井沢元彦は「聖なる徳のある皇太子だから聖徳太子じゃなくて、政治的に敗北して怨霊になりそうだから、聖徳だ、という立派な名前で鎮魂された、可哀想な男」と断定してる。
まぁ、基本的には「日本書記って、中大兄皇子(天智天皇)が、自分の正当性のために、でっちあげた本だよね」という話になっているわけだけども、この本の「聖徳太子の正体」は、なかなか面白かった。(他にも同じネタの本がありそうな気がするが)。
「本能寺の変」に関しては、まぁ、信長変なヤツだし、秀吉変なヤツだし、家康変なヤツだしで、被害者も黒幕とおぼしき人らも、みーんな変人ばっかりだから、はっきりいって、誰が本当の犯人でも、いいんじゃないか、って感じだよな。露骨に実行犯な明智光秀が、唯一まともそうな人、ってのが皮肉だけど。
イエスの復活の奇蹟の真相は、なんかムーで何度か読んだネタな気がするな。死海文書がどこまで本当かにもよるけど、説明がわかりやすくて吉って感じ。
内容
で、ネタはなかなかだったんだけども、なんつーか、お話が、「美人で天才的な歴史家だけど、ちょっとヒステリ入ってて、歴史界の常識にどっぷりひたってて、柔軟な発想ができないやられ役の静香さん」が、なんつーか、全然「天才歴史家」に見えないのが、残念かな。なんつーか「お釈迦様が悟りを開いたのなんて常識よ! だって、お経にそう書いてあるじゃないの!」「聖徳太子が実在したのなんて常識じゃないの! 日本書紀に書いてあるもの!」とか叫ぶオネーチャンが「天才的歴史家」とは思えないけどなぁ。どうなんだろ?
「邪馬台国はどこですか?」鯨統一郎、創元推理文庫、ISBN4-488-42201-2、520円。