諸星未来堂ワープ日記
知らない間にGW突入の四月第五週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 April 5th Week
Japanese-Language Contents
980430b[ "Legion of the damned" / 「戦闘機甲兵団レギオン」読了 (ややネタバレ)]
【ご注意】露骨な「オチバレ」は避けたつもりですが、話の流れなどの「ネタバレ」はありますので、気を付けてください。
「戦闘機甲兵団レギオン」という、なんかヤングアダルトか、はたまたシミュレーションゲームのノベライズか、みたいなタイトルのハヤカワ文庫の小説を「表紙と口絵の装甲兵IIのデザインがかっちょよかったので」というミーハーな動機で買う。
読了した。期待したほどでもなく、いまいち。だけども、思い返すと悪くはなかった。あるいは「なかなかよかった」のかもしれない。
以下、細かい点について、うだうだ述べる。
人類帝国の辺境星区を突然の災厄が襲った! 異星種族フダサ人の攻撃を受け、ウォーバーズ・ワールドをはじめとする辺境星系は次々と殲滅されていく。これはまさに一方的な殺戮であった。降伏は認められず、辺境星系の人類は最後のひとりにいたるまで虐殺された。この怖るべき異星人の侵攻に対し人類に残された最後の希望は、帝国最強の兵士たち−怖るべき戦闘能力を秘めたサイボーグ戦士−レギオンだけであった!ってのが、ハヤカワ文庫の上巻の背表紙の「あらすじ」なわけなんだけれども、これがまた「たしかに、単語ならべればそういう話かもしれないけども、実際は、全然そんな話じゃないなぁ」という気がしてしまうのだった。いや「ドンデンガエシ」があるわけでもないんだけどさ。
そもそも、「レギオン」は「軍団」あるいはフランス語の「レジオン・エトランジュール」=「外人部隊」の略なわけで、裏表紙の「あらすじ」やタイトルが、あたかも「レギオン」をサイボーグの名称、であるかのように印象づけているのは、意識した上での「わざと」なんじゃないかな、と思うのだった。
作者は当然、知らないのだろうが、日本で出版するときに「戦闘機甲兵団レギオン」ってタイトルにするんだから、やっぱりどこかに「ガメラ2シンパをゲットしたれ」という陰謀を感じるのだが。
って、「レギオン」が「軍団」とか「外人部隊」であるのは、実は世の常識なのであって、それで「ガメラ2しか連想しないオレ」が単に常識のない奴である、という話もある。
この「レギオン」という言葉に関しては、プロローグの次の第2章の冒頭で、ちゃんと注がついているわけで、このあたりは好感が持てる。
* フランス語レジオン。エトランジュールはふつう外人部隊と訳されているが、本書では人とは異なる者たちの軍団とでもいった趣で使われている。「legion」という、この古代ローマ帝国以来の言葉を、本書ではレギオンもしくは軍団と訳する。てな具合に。
"LEGION OF THE DAMNED"で「地獄の軍団」あるいは「地獄のレギオン」とでも訳すんだろうけども、「呪われた」とか「悪魔の」とかいうような意味よりむしろ「the damned」=「地獄の亡者たち」=「一度死んだサイボーグ兵による」って意味がかけてあるんだろうな、と。(「かけてある」んじゃなくて「そのまま」か)
実際のところ「レギオン」は、地球帝国宇宙海軍とも帝国海兵隊とも独立した組織で、帝国辺境の惑星アルジェロンに本部を持ち、生身の機甲兵とサイボーグの機甲兵IIと、サイボーグの襲撃四脚兵で編成された部隊で、惑星アルジェロンの原住民ナーと戦争したりしながら、辺境を守って......いるのかどうかわからないけども、小惑星基地"スピンドル"なんかを持っているわけだから、超空間航行を行える独自の恒星間宇宙船を持っているんだろう、たぶん。
人類帝国に属さない謎の異星人フダサ人による攻撃によって人類帝国は辺境から徐々に殲滅されて、「辺境を放棄して帝国中枢に戦力を集中させるべきだ」と主張する宇宙海軍提督スコラリと、「辺境で徹底抗戦すべきだ」と主張するレギオン将軍らが対立している間に、辺境のレギオン前線基地は取り残されて戦う羽目になったりするわけなんだけども、そもそも、レギオンが「普通に戦争」するときに、帝国宇宙海軍の艦艇に運んでもらうのかどうかも、よくわからないんだなぁ。
読んでると、帝国宇宙海軍の戦艦から、宇宙海兵隊が降下して敵惑星を侵攻するのが、海軍側の「やり方」なんだけども、常日頃から宇宙海軍と中が悪いレギオンたちは、いったいどうやって戦争するんだろうか? 基本的に「外人部隊」って陸軍らしいんだけども。
って、地球戦区司令官モスビー将軍、が常駐してるぐらいなんだから、人類帝国のそこかしこに、常駐してるんだろうな。
ま、軍事に疎いオイラが首ひねっても、しょうがないや。
表紙や口絵に登場するサイボーグの「機甲兵II」と「襲撃四脚兵」のデザインが、かっこいいのかかっこわるいのか、わからんあたりが、なんかかっこいいのだった。
機甲兵IIの、頭の両側に飛び出た左右の目が、「メカ・ペガッサ星人」というか、「メカ・遮光器土偶」というか。四脚兵の方は、なんか、ガリアンのプロマキスだったか、人馬兵を懐かしく思い出すというか。
けど、読んでる最中は、機甲兵IIは、オイラの頭の中では、パトレイバーのイングラムか、量産型のピースメイカー的なイメージが強かった。
何が言いたいかというと、実際のデザインと無関係に、オレは読んでる最中に「やっぱ、出淵メカはかっこええなぁ」と、ぜんぜん関係ないことを考えていた、ということなのだった。仮に、機甲兵が変形して飛行したら「河森メカ、かっこええなぁ」とか思っていたんだろうな>オレ。
それにしても、「他の知的生命体の存在に耐えられずにその殲滅をはかる異星人フダサ帝国」って設定の割には、どうも、フダサ人が弱っちすぎるんじゃないかしら、という気がしてしまう。
プロローグは、辺境惑星が、抵抗むなしく、焦土と化すシーンから始まって「こりゃ、極悪非道な奴め」と思ったのだが、どうも話が続くにつれて、だんだん「ゼントラーディ兵ってバカ?」つーか「データ少佐って、おちゃめ?」つーか、なんか、おばかさん度が上昇してしまった気がしてしまうのだった。
なんか「人類が圧倒されるぐらい強い」ってよりも「人類がいろいろな事情で反撃できないのを、自分らの強さと勘違いして、ずんずん調子にのってるオバカサンたち」って感じがするんだよなぁ。
けど、それ言い出したら、宇宙海軍、宇宙海兵隊、も弱わっちーかもしれない。これは、司令官が単なる「軍事官僚」になってしまった、ってあたりを暗示させるのかもしれないけども、どーもなぁ。
それを言い出すと、実は「我らが地獄のレギオン」も、あんがい弱っちーんだよなぁ。そもそも、人類帝国が異星人に侵略されてるときに、主要人物たちは、みんな、基地惑星原住民イタチ野郎の武装ゲリラにやられて、サイボーグ兵の腕は飛ぶ、脳ケースは割れると、なんか、ずたぼろで。
ところがどっこい、弱いかと思っていたレギオンだが、いや、もぉ「いくぜ野郎ども! レギオン魂をみせてやれ!」ってなったレギオンの強いこと強いこと。確かに「陣地から16キロしか離れてない砂漠から、機甲兵300体、襲撃四脚兵25体、歩兵150人の部隊が、突如出現して、時速80キロのスピードで突撃してきて、衛星軌道から『敵襲』の知らせが届いたときには、すでに敵の弾が降り注いでる」ってのは、ものすごく怖くて、いやーんな場面だろうとは思う。で、襲ってきた連中が、ちぎってはなげ、ちぎってはなげ、というか「レーザー一撃で、歩兵が蒸発」とか「敵兵に50ミリガトリング砲を1分で500発うちこむ」とか「発射管から地対地ミサイル、地対空ミサイルが次々とふりそそぐ」とか(ここらあたりは、オイラのデマカセなので、該当部分を探さないように)、歩く武器庫みたいな連中だから、降参するか全滅するかしかないだろうなぁと納得してしまうんだけども、こんなに強いレギオンくん、どうしてさっきまで、あんなだったのかしらん? とか思ってしまうのだ。近代軍隊って、同じレベルの軍隊相手じゃないと、ちゃんと戦争できないのかもなぁとか思ってしまった。
とにかく「レギオンこそ、わが祖国」ってことで独立独歩な上に「プライドのためなら最後の一兵になるまで戦う」ということで、きわめて往生際が悪い「レギオン」は、(オイラは本来の意味は知らないけども)まさしく「独立愚連隊」というやつなんじゃ、ないだろうか、と思う。
しかし、「フランス外人部隊」って聞くと、つい「アンダーグラウンドの日本国民軍ゲリラ」を連想してしまうので、レギオンの連中がそれほど恐ろしくは思えないなぁ。
つーわけで、フランス外人部隊の血を引く、地獄のサイボーグ部隊レギオンが、突如飛来して好き勝手に殲滅戦をしかけてくる宇宙人に耐えて耐えて、また、自分の都合ばかり考えて、辺境を切り捨てようとする宇宙海軍の腰抜けどもにも耐えて耐えて、また、原住民のゲリラ戦にも耐えて耐えて、最後の最後に「俺達のレギオン魂をみせてやれ!」「うぉおおお!」とばかりに立ち上がって、あらゆる敵を血祭りにあげるスカッと爽快な戦争ドラマに、一人の曹長の冒険と原住民との交流の心温まるドラマをセットでどうぞ、なドラマだった。
あ、いかん、たったこれだけ書いただけで、ネタバレすぎる。
さらに、どうも、これはやはり「スターシップ・トゥルーパーズ」映画公開にからんでの「宇宙の戦士関連商品」のひとつらしい。ハヤカワとしては「宇宙の戦士」(原作)、「宇宙兵ブルース」(パロディ)、「終わりなき戦い」(反論)、などと一緒に買っていただくと吉、と考えてるんじゃないかな、と思うのだった。
オレ的には「宇宙の侵略者に対する最後の切り札は、サイボーグ戦士・レギオン、しかない!」的なノリを期待してたので、ちょっと違ったかなと思った。けども、まぁ、読み終わってみれば、敵宇宙人も人類帝国もバカばっかりになってるところで、真性の「軍事バカ」であるはずの「レギオン」の連中だけが、生き生きと暴れ回ってるのをみて、ちょっとすっきりしたのだった。
って、実際にこんな調子で、軍隊とか自衛隊とかが「自由気ままな独立愚連隊」みたく暴れてもらったら非常に困るんだけどね。
980430a[ daily life / 日常生活(木) ]
/ 病み上がりフラフラ
/ 温度計、電子vs水銀
/ 上にぎり寿司はうまい
/ 「戦闘機甲兵団レギオン」読了
/
本日の歩数、8,240歩。
病み上がりでフラフラと。
先日の話なのだが、発熱した時に、熱ぼけた頭ではオムロン電子体温計が発見できなかったので、薬局にいったついでに、水銀の体温計を買ってみた。本当は「いまならアトムの人形がついてくるオムロン電子体温計」が欲しかったのだが、電子体温計は3000円で、水銀の体温計が700円だったので、手持ちのお金が3000円ポッキリだったオイラは、アトムが欲しくても、買えなかったのだ。だって、薬買わなかったら恐ろしいことになるからさ。
で、薬局のオネーサンも「水銀の方が、正確ですからねぇ」と言うし。まぁ、出荷前に検定してるのは、電子式も水銀式も同じなんだろうけど、10分かかるかわりに、実際の温度を表示する水銀式に比べて、温度上昇カーブから「実際の温度はこれだろう」と予測する(だろう)電子式じゃ、最終的には、水銀式の方が正しかろう。
と、帰宅すると、なぜか目の前に電子式体温計が。うーむ謎。コビトさんのしわざ?
まぁ、いろいろ言っても「人体の脇の下の温度上昇なんて、そんなに色々種類があるわけじゃないしー」ってのが真実だろうと思って、ためしに両方いっぺんに腋にはさんで、ぼーっと待つこと10分。
電子式 36.8度
水銀式 37.3度
をいをいをいをいをい! ヲイッ!
なんじゃ、この、0.5度もある誤差は! 測定範囲が、せいぜい、35度から40度しかない体温計で、10%も誤差があったら、困るじゃないかッ!
って、誤差もあるかもなので、あと2度やってみたが、電子式がつねに水銀式よりも、0.4-0.6度低い。うーむ、オレの平熱を35.8度とか表示し続けていたこいつ、なんか0.5度ほどずれているらしい。
電子体温計を一方的に悪役あつかいする前に、もうちょっと測定回数を増やして、どっかから「標準温度計」を持ってきて検定すべきだろうけど、こちとら、熱がでてゾクゾクする中、2度も再測定するだけで、頭痛がしてきたわけで(するなよ>おれ)、とにかく、「この特定の電子体温計」は、信用しないことにするのだった。
うーむ「温度計は定期的な検定が必要です」ってのは、まぁ、大学時代は「常識」だったわけなんだけども、体温計がこんなにサクッと狂うってのはショックだなぁ。「デジタル表示だからって信用するな」ってのを久しぶりに思い出したなり。
ま、「常に0.5度低く出る」のがわかれば、それはそれで使えるのであるが。
しかし、さっきまで「大した熱はないだろうから、平気」だと思っていたのだが、37度を越しているとわかった瞬間から、頭がガンガンするのはなぜなんだろうか。うーむ。「平熱が低いオレにしてみれば、これは大変なことだ」ということなんだろうけども、考えてみれば「平熱が低い」ってのが間違った測定結果だったわけなんだから「平熱から1度高い」にすぎないしなぁ。まー平熱から1度高けりゃ、立派な「熱」ということにしてしまえ。
GWで懐かしい人がちょっと戻ってきたというので、病み上がりにもかかわらず、寿司なぞを食べに。寿司のことはよくわからんが、さすがに、一人前三千円の上にぎりは、うまかったな。いつもは、千五百円の並にぎりしか食べられないからさ。
「戦闘機甲兵団レギオン」ウィリアム・C・ディーツ、ハヤカワ文庫、を買って読んだ。
期待したほどではなく、いまいち。しかし、読み終わってみると、悪くはない。
980429a[ daily life / 日常生活(水) ]
/ RISE speedの感想
/ 風邪すぎる
/
熱でた。全身に汗かきつつ、身体が痛すぎる。
しかも、風邪による関節の痛みだけじゃなくて、ずっと寝てると腰が痛い。ぐえー。
カコナールなど飲んでみる。
CDプレイヤーにspeedのrise入れたまま寝てしまったので,エンドレスで流れ続ける。なんか、悪夢みそうになったので、止めたかったのだが、風邪で起きられず、ずっとspeedを聞き続ける。これは,一種の拷問かもしれない。
riseは全体として、面白かった。面白かったけども、この「おもしろさ」ってのは「いろんな音楽ジャンルを切りバリしたディティールのおもしろさ」で、楽曲本体の「力強さ」とかがあるかどうかは、ちょっと疑問なのだった。どうも、イントロの遊びと、歌い出し部分のメロディと,サビのメロディが、相互に無関係で、どれを繋いでも曲にできそうな気すらするなぁ。
"Too Young"と、"Sophistcated Girl"が、お気に入りかな。
Sophisticated Girlは、やっぱり、♪即日限定ガール、おんなー、みがかなきゃ! と聞こえすぎる。
「speedソラミミ」するかなぁ。
うー、37.1度か。平温が低いオレとしては、充分に「発熱」だな。ねよう。ぐーぐー。
980428a[ daily life / 日常生活(火) ]
/ RISE speed
/ ブルースハープ
/ 風邪
/
なぜか、12時間も寝てしまう。全身がだるい。特に、脚が痛い。
「RISE /speed」を買った。
ブルースハープを買ってみたが、音のならびが理解できない。
歩きすぎで脚が痛いのかと思っていたのかと思ったが、どうも,全身が痛くなってきた。これは風邪の初期症状?
寒いは、全身は痛いは、体温計はないは、風邪薬はみつけられないは、おおさわぎだ。
980427a[ daily life / 日常生活(月) ]
/ QV10A使用不能宣言
/ 「宣戦布告」麻生幾・読了
/ 「トンデモ世紀末の大暴露」
/ レンタカーの秘密とイケニエ
/
本日の歩数、5,460歩。
QV10Aが、ついに使用不能になってしまった。
電池蓋の爪がおれてて、ビニールテープではってないと、電池が飛び出してくる状態で使い続けていたのだが、本日、シャッターが「思いっきり押し込まないと切れない」ことに気づいた。結果として、手ぶれ手ぶれ。
まぁ、それだけなら「使用不能」ではないのだが、シャッター以外の、ボディの手前側に並んでいる「+/-」やらmodeボタンがことごとく反応しなくなってしまっていた。おそらく、電池蓋が壊れた時に、同時にボディの接合部に隙間ができたりしたので、中の基盤が動いてしまったのだろう。「+/-」が使えないと、再生時に画像の送りが出来ない。よって「最後に撮影した画像」しか確認できない。
パソコンに接続してデータを吸い出すのはできるから「撮影して、その場で確認して、パソコンに吸い出す」という最低限度の動作はできるのだが、「その場で画像を自由にブラウズ」できないQVは、やはりもはやQVではないだろう。
電池蓋の交換なら3000円ぐらいかもしれんが、基盤が云々となると、買い直すほうが安いかもなぁ。
「宣戦布告」麻生幾、を読了。
原発やら、もんじゅ、やらがある敦賀半島に北朝鮮のものと思われる『国籍不明の潜水艦』が漂着するところから始まる、日本と東アジア全域を巻き込む悪夢のような軍事衝突を描くお話でした。
『正体不明の敵』に対しては、自衛隊は防衛出動ができず、さりとて警察特殊部隊では、全く歯が立たない。しかし、自衛隊出動の法整備には、年単位の時間がかかり、政府は各省の思惑の衝突で身動きがとれない、という『悪夢のような』事態が延々と繰り広げられるのでした。
井沢元彦、村上龍、鈴木光司とかを続けて読んでると「憲法九条改正もやむなし!」とかいう方向に、ついつい誘導されてしまうので、ちょっと恐ろしいのだった。
しかしなぁ、実際問題、何か起こった場合、「すべて上官の許可を、つまり最終的には内閣総理大臣の許可をとってから行うこと」って状態で自衛隊が「戦争」したら、許可とる前に全滅するだろうなぁ、と思ってしまうことよ。
けど、まぁ、「有事」の際に、自由自在に動けるようにした自衛隊だと、ふと「クーデター起こしちゃおうかしら?」と思ったときに、止められないんだろうねぇ。
しかし、自衛隊が暴走する危険性よりも、有事の際に、自衛隊が何もできない危険性のほうが大きいのかも、と思ってしまうのでした。
はー、しかし、まぁ青白いインテリ君なオイラとかは「自衛隊反対! 平和万歳!」とか言ってたら、進撃してきた某国軍隊とか、テトリストとかに蜂の巣にされて「あぁ、自衛隊をいじめてきた罰があたったんだなぁ」とか思いつつ死ぬだろうし、逆に「有事の際に動ける自衛隊があってこその独立国だ!」とか言ってたら、暴走した自衛隊に蜂の巣にされて「あぁ、やっぱこいつら殺人者集団だったわ」とか思いつつ死ぬんだろうなぁ。
「トンデモ世紀末の大暴露」と学会、を買う。
トンデモ本として認定されてるが「エヴァンゲリオン補完計画」緒方邦彦は、けっこう面白く読んだんだけどなぁ。
ほとんど読んでないので、感想は読了してから。
GTが念願の運転免許を取ったらしい。んで、GWにレンタカー借りてドライブに行きたがっていたのだが「免許とりたて1年生にはレンタカーかしてくれないらしい」とガックリきていた。
「そんな馬鹿な?」という気がしたので、ちょっと自転車で走ってトヨタレンタカーの事務所に乗り込んで聞いてみたところ「当社では免許取得後1年未満の方には自動車をかさない。仮に他人が借りた車で免許取得後1年未満の方が事故を起こした場合、修理費その他全額をいただく」ということらしい。
なるほどねぇ。まぁ「レンタカーならぶつけてもいいかー」とかいう初心者マークが、日本中でレンタカーを大量廃棄処分にしてしまったんだろうなぁ。レンタカー屋さんも商売やってるんで慈善事業してるわけじゃないんだろうしねぇ。
しかし、なんか「ひよってんじゃねーよ!」とか思ったりもするのだった。って、理不尽な。
「ちなみにその規則は、いつから?」と聞くと「ずーぅううぅううっと昔からです」とのこと。「余所さんも、そうですよ」とのこと。
うーん、オイラが免許取り立てのときは、免許とって一ヶ月とかそこいらで堂々と借りたような気がするのだが、うーん。しかし、オイラが免許とったのって、大昔だからねぇ。当時は、まだ木炭車しかなかったし。ウソつくなよ>オレ。
問題はGTに「しょーがねーよ。あきらめな」と言うか、それとも、実家スバルビビオか、暗黒ミラパルコ号をイケニエとして差し出さなくてはならないのか、ってことで。うーむ、悩むな。