諸星未来堂ワープ日記
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 February 2nd Week
Japanese-Language Contents
言わずと知れた「13日の金曜日」である。不吉な日なのだ。
てっきり、イエス・キリストがはりつけになったのが、13日の金曜日だったのだとばかり思っていたが、「金曜日」であって、別に「13日」では、ないのか。単に「13」が不吉な数だから、ということなのか。厳密にはいろいろ面倒らしいけど、キリシタンでないオイラは「キリスト+12使徒の13人で最後の晩餐をやったから、不吉」ぐらいの説明で納得してみよう。あるいは、「ゴルゴタの丘に登った13番目の男がユダだったから」とかさ。あー「ゴルゴた」だったのか。さっきまで「ゴルゴだ」だと思っていた。
「ジェイソンが暴れ回るから不吉」ってのは、なんか主客転倒した答だな。とはいえ「じゃー、不吉な日だから、ジェイソンが暴れ回るのかぁ?」と言われると、悩むな。
Windows95にインストールすると、AppleTalkのファイルサーバになる、「PC MacLan for Windows95」というソフトが届いた。うれしまり。これをインストールすると、Win95マシンからMacのHDが「ネットワークコンピュータ」経由で覗けて、Mac側からは、Win95のHDがマウントできるのだ。
で、インストールしたら、AppleTalkプロトコルをネットワークアダプターにつなげるところで、95がフリーズしやがるのだった。
んで無理矢理再起動したら、インストーラが異常終了するようになって、二度と、インストールできない。ぶちきれそうになっていたら、メーカーのWebのトラブルシューティングに、そのまま症状が載っていた。ふむふむ、なるほど、レジストリエディタ無敵! とな。ぐえ。インストーラは、動くようになったけど、結局、AppleTalkプロトコルとクライアントはインストールできない。
どーも、ネットワークドライバが対応してないとか、そういう問題らしい。ぐえ、オレの理解を超えた話だ。
どーでもいいことなんだが、「Windows95 OSR2/2.1の場合」とか、よく書いてあるけど、どこを見たら「95素」「OSR2」「OSR2.1」だとわかるんだ? ユーザーが自衛しなきゃならないぐらい違うなら、起動画面に「Windows95 OSR2」とか表示するのが筋なんじゃないか、と思うのだけども。「Internet Explorer」とか、米司法省が目くじらたてそうなもんは表示しなくていいからさぁ。
なんか、わからんまんま、MS社からサービスパックだのをダウンロードしてパッチあててみたら、まんまと、OSR2を95素にダウングレードしてしまったらしい。わはははは。
よくわかんないから、メーカーのサポートに「よくわかりません」とメールを送る、困った客なのだった。まる。こういう客ばかりだから、サポートも大変だよなぁ。
(正直な所、椅子を蹴り飛ばしかねないぐらい、むかついているのだが、まー、技術とか知識とかないけど、結果だけほしがるユーザーのオレが、背伸びして使えんもんを買ってしまったんだから、しゃーないだろうな、ということにして、本日は、激怒モードを自粛しているのである。つーか、頭痛ガンガンしててバファリン飲んでる状態で、激昂したら、あまり身体によくなさそうだしー)。)
なんか、大昔に、オヤジの本棚からゲットしたまま放置しておいた「古代天皇の秘密」高木彬光、を突如取り出して、読み始める。名探偵・神津恭介(かみづ・きょうすけ)が、交通事故で寝てる暇つぶしに、古代天皇の秘密を推理する、という本。名探偵・神津恭介は、すでに、過去の二回の入院の時に「ジンギスカン=源義経」説と「邪馬台国=宇佐神宮」説を、あざやかに「証明」している実績があるので、(いや、オレは読んでないが、そう書いてあるんだからしょうがない)、今回も、鮮やかな頭脳で、ずばりずばりと古代朝廷の謎を解いていくのだった。
が、
いや、なんつーか、神津恭介先生も、いいかげん、ジーサンだし、サポートする「美人学者」も含めて、なんか、異様に古くさい人々が、古くさい文体で、古くさい話をしているので、読むのが苦痛だ。
しかも、古代のややこしい天皇家とか神話の話を、直接書かれるのでも理解するのが面倒なのに、小説の中の人物が議論しているのを描写している、という形式で、進むので、うっとーしーこと、このうえない。神津恭介が「鋭い推理」をする度に、助手役の作家、松下研三が「そ明晰な推理に舌を巻いた」り、「次々と解き明かされる謎に、身震いした」りするたびに、思いっきり、白けるのだった。特に、「美人学者」が図を示す度に「美しい指が、地図の上を滑った」とか書かれると「いいんだよ、美しかろうが、なんだろうが」と、突っ込みたくなったり。
文句いうなら、読むなって>オレ。
どうでもいいけど、ずっと「こーづ・きょうすけ」と読むのだとばかり思っていたよ。
「神津恭介シリーズ・古代天皇の秘密」高木彬光:著、角川書店、ISBN4-04-779701-4、\680。
文体に気を取られて、肝心の内容が頭に入ってこないんだけども、「逆説の日本史だと、どういう説になってたっけ?」という読み方をすると、なかなか面白いのだった。(別に、逆説の日本史を基準にしてるわけじゃないけど、一番最近読んだ、この時代ネタは、あれだからねぇ)。
うーん、「ジンギスカンの秘密」と「邪馬台国の秘密」も読みたいなぁ。
邪馬台国ネタでは、やっぱ、あすかあきお先生の「紀元3世紀まで、日本列島は上下逆さまになっていて、九州の南に本州が、そしてその南に北海道があったのだ!」っていう説が、一番衝撃的だよなぁ。
魏志倭人伝の言うとおりに、楽浪郡から出発すると、九州の遙か南の海上に邪馬台国があることになってしまうのが、九州説と近畿説のどちらにとっても問題で、距離を勝手に縮めると九州説に、方位の「南」を「東」に勝手に読み替えると、近畿説になるのだ。魏志倭人伝をそのままに、日本列島を時計回りに90度ほど、ぐりぐりぐり、っと回すと、魏志倭人伝の「南」を「東」に読み替えずに、九州からどんどん「南下」して、ついに、近畿地方の大和にたどり着けるのだわ。ちなみに、読み替えをせずに、九州からどんどん海上を南下すると「邪馬台国は沖縄だった」説になるのだった。
仕事場では、ちょっとした「リング」三部作ブームである。オイラの「リング」「らせん」「ループ」が、仲間内をぐるぐるまわっているのである。映画を見に行った連中も数名いる。
んがしかーし、どーも、不評だ。とくに、「ループ」は不評だ。
代表的なパターンでは「『リング』は、怖くて面白かった。『らせん』は、ちょっとずるいと思った。『ループ』は反則だと思う」というのが、一番多い。
不評な理由は、だいたいわかるつもり。「ずるい」っていう意見はもっともだと思う。たしかに「そりゃないよ」って感じだよな。
ただ、まぁ、オレは、「リング」は「リング」で、それことキャッチコピーどおり「モダン・ホラー」として面白かったと思う。けれども、なんというか、やはり、「リング」単体でのおもしろさよりも、「リング」が「らせん」で解体・再構築・再解釈されて「その手があったか」と思わせられるおもしろさ、さらに「リング」+「らせん」が、「ループ」によって解体・再構築・再解釈されて、「まさか、この手があったのか(絶句)」と思わされるおもしろさ、が、重要だった。「あぁ、SFやがね」というか。この「まさか、この手があったのか(絶句)」を、オレは「センス・オブ・ワンダー」と呼ぶんだろう。
と、いうわけで、まー「解体・再構築」を「ずるい」て感じる感覚は、正常だと思う。けど、その「解体・再構築」を「快感」として感じる感覚がオレにとっては、重要だったな、ということ。んで、この、「快感」こそが「えすえふ」の真髄であり、「Sence of Wonder」なのね、と。
まぁ先の文の「えすえふ」を「へんたい」に読み替えると、もっとわかりやすいかもだけど。うふ。って、書いててイヤンだな。
(うーん「SF」とか「Sence of Wonder」とかいう言葉を使っているけど、なんか、もうちょっとしっくりくる用語がありそうなもんだけどなぁ。なんというか、その、「SF」とか「Sence of Wonder」とかみたく、SFのそのものズバリみたいな用語じゃなくて、もうちょっと、具体的というか、周辺領域というか、ガジェット的な用語というか。うーん、単語が出てこない。たとえば、その「『フィフス・エレメント』は『ワイドスクリーン・バロック』じゃなくて、単なる『スペオペ』なんだよ」みたいな。あーよけいわけわからん)
まー勝手に「SF」と断定しているけど、ミステリー・ファンが「ミステリーだわ」と思う箇所と、どうも違うらしい、ってのが、また面白い。違うらしいのはなんとなくわかるのだが、ミステリーファンがどういうときに「あぁ、ミステリーだわ」と思うのかは、オレにはちょっとよくわからない。
関係ない話になるが、仲間内のミステリーファンが「オレにとっての(よい)ミステリーの条件は『すべての謎が解かれてないこと』だ。『一応の決着はついていて、作者はおそらく正解をもっているのだろうけど、読者の数ごとに解釈が可能で、そして読み返すごとに、自分の解釈すらかわる』のが、オレにとって、最高のミステリーだ」と語っていたのが興味深い。
SFファンに「正しいSF」とか語らせると、それこそ、勝手な事の言い放題で収拾がつかないものだが、ミステリーファンの語る「正しいミステリー」ってのも、なかなか、深いものがあることよの。
と、いうわけで、細かい説明を飛ばして、言いたいところだけ、八艘跳びのごとく、駆け抜けたのか、オレって感じ。(要は「説明めんどくさいので、とばしました、ごめん」と)
あとは、まぁ「向き不向きがあるから、万人に向かって『女房質に入れてでも読め!』とは言えなかったかなぁ」と若干、反省を込めて。しかしまぁ、オイラが読めと言うから読んでみるかって、人なら、かなり当たる確率高いと思うのだが。逆に「トモロが前に勧めてた本は、どれもなかなか良かったが、これに限っては、どうしてもダメだ」って人がいたら、その方が面白いな。そういう人は、メールください。語りましょう。
本日も、なんか、頭痛と闘うオレなのだった。闘ってないけどさ。
10年ぶりぐらいにバファリンを買って飲んでみた。「バファリンの半分は優しさでできている」のは知っていたので、錠剤をしげしげと観察したが、「B」の字は彫り込んであったが、二層張り合わせには見えなかった。しかし、ライオンが製造販売元だったとは。
そうそう、自転車が紛失してから、数ヶ月。やっぱり不便なので、リサイクルショップで8900円で売っていた26インチの自転車を買う。変速がないので、ちょっときついのだった。
「小説・上杉鷹山」童門冬二を読む。ちょっと、本屋で立ち読みを始めたら、止まらなくなってしまったので、買う。(980213に追記:上杉鷹山=治憲ってのは、江戸時代の第9代出羽米沢藩主。格式は高いが貧乏で破産寸前だった米沢を倹約と産業復興で立て直した名君なのだわ)。正月に筒井道隆主演でドラマ化されていたので、ラストまで何が起こるか、わかっていたが、読み始めたら止まらないというやつか。ただ、ドラマとほとんど同じ内容だったので、ちょっと不満だったかも。上杉鷹山は、清くて立派だけれど、見習うには清くて立派すぎるような気がするのだった。しかし、改革派の急先鋒だった執権・竹俣当綱が、権力の座で堕落する話が出てくるあたりが、「こんなのうまくいかねーよ」と言わせない迫力があるものだわ。しかし、江戸時代に、こんな士農工商を破壊するような改革をして、大丈夫だったのだろうか?
「小説・上杉鷹山(上)」(文庫)童門冬二:著、学陽書房、ISBN4-313-75001-0,\660。
「小説・上杉鷹山(下)」(文庫)童門冬二:著、学陽書房、ISBN4-313-75002-9,\660。
マジンガーZ解体新書「鉄の城(くろがねのしろ)」を買う。別冊宝島タイプのムック本。「永井豪マンガ家生活30周年・マジンガーZ放送25周年・W記念出版」とか。そうかー、マジンガーZってオレが3才の時のアニメだったのか。(テレビまんが、という方が正しいのかもしれないな)。いやー、マジンガー誕生とか、細かいエピソードは、大学に入ってから読んだマンガ版の方がすでに印象深くて、兜十蔵博士も「狂気のマッドサイエンティスト」って印象があって、テレビ版の「鉄骨につぶされてる一見、弓教授か?」みたいな人畜無害そうな博士はピンとこない。それに、機械獣たちのデザイン・名前・エピソードは、どれも、あんまりおぼえてないのだった。やっぱ、石丸博也の声の兜甲児と、お約束のバイクの音(ライダーのバイクの音と、兜甲児のバイクの音はやっぱ独特だな)と、水木一郎の歌声しか、おぼえてないかも。ジェットスクランダーがらみのエピソードは色々おぼえているのだが。(もりもり博士だかが、翼で鉛筆削ってみせるところとかさ)。んがしかし、ぱらぱらと眺めておると、超合金魂マジンガーZを入手してないオイラは、ちょっと「くちょー」な気持ちでいっぱいになったです。
「鉄の城 マジンガーZ解体新書」赤星政尚:編、講談社、ISBN4-06-330047-1,\980。
「ドーピングによる金メダル剥奪の撤回」は、いろいろ考えてしまうなぁ。そもそも「剥奪の撤回」だから、二重否定だからなぁ。これで「剥奪の撤回に不服」とか「剥奪の撤回への不服の拒否」とかなると、何がなんだかわからなくなるからなぁ。
ドーピングは、チェックする側と選手側のイタチゴッコってのもやだし、なんか、陰謀で尿やら食い物やらに混入させて他人を陥れたりできそうで、やだなぁ。(考えすぎ?)。里谷選手も「うっかりシャンパン口に含んだら、アルコール出て失格」とか可能性皆無じゃないし。けど、今回は大麻だからなぁ。筋肉増強剤ならまだしも。(まだしも、じゃないけど)。
わしは、薬使う選手はスカンのだけれども、薬使ってたとはいえ、生身の人間がやったことなんだからなぁ、やっぱ、ドーピングで作られた記録を早く非ドーピング記録で塗り替えてあげなくちゃと思うわけです。だから、誰かベン・ジョンソンの「偽りの9秒79」を早く過去の物にしてあげてくらさい。(現在の男子100m走の世界記録はD.ベイリーの1996年の9秒84)。「薬使っていたとはいえ、生身の人間がやったこと」って発想が、そもそもまちがっている気もするのだが。「レギュレーションを守る」とか「ルールを守ってこそのスポーツ」とかいうのが、どうもわかってないのか>オレ。
けど「せっかくメダル取ったんだから、薬が出ても許してあげようよ」って発想は、ぬるすぎるってことなんだろうなぁ。「とにかく、薬使ったことがばれたら問答無用で処罰、ってことをやらないと、オリンピックも薬漬けで収拾つかんす」ってのが本音なんだろう。
Bon-Joviはとっくに解散しているかと思ったら、今でも存在しているのだな。全然知らなかった。しかも、ベースの人が代わったと信じていたが、単に凄くやせたので別人みたいに見えてるだけだったのか。そのかわり、リッチー・サンボラがおやぢ太りしているが。
980211a[ daily life / 日常生活(水) ]
朝起きたら、頭痛。
なんか、ここ一週間、ずーっと鈍痛が。時計を見たら10時すぎ。あーこれまずい。
這って(おおげさ)さむーいリビングに出て、とりあえず仕事場に電話。誰も出ない。しょーがないので、別のセクションの番号を回すけど、誰もでない。なぜ? みんな、風邪でくたばってるのか? 「今年の風邪はひどかった」ってのは「復活の日」だったっけ?
しょーがないので、ボス直通番号回すが、なんとボスまで出ない。何事?
ひょっとしたら臨時のミーティングでも大発生か? と、頭痛まりながら、TPを起動してメールを受信しようと思って、突如気付く。
あ、今日って、建国記念の日じゃん。
なんか、必死に、10数分も奮闘して誰も出ない電話にかけ続けた自分が悲しいというか。
ずるずると部屋に戻るのだった。頭痛いけど「割れるような痛み」じゃないし、バファリン飲みたくないかもしれないなぁ。バファリン飲んで回復した場合「あ、大丈夫ジャン」って思って、本当は、ちょっとボーッとしてるのに気付かなくて危なかったりするしなぁ。
あー、もぉ、いいや、寝ます。ぐーぐー。
昼飯にずるずる起きてきて、ココア飲んでみて、ガスコンロにコッフェルのっけて、パン雑炊? を作ってみたり、気分はキャンプなのだった。コンソメぢうやう。
どーも、風邪気味なのに、ベランダでキャンプごっこするのが悪化する原因な気がするので、本日は、室内でやるのだった。
しかし、安物のコッフェルのフタ=フライパンを家庭用のガスレンジのでかい炎にかけたら、あっけなく、ベコベコと音をたてて曲がったので、ビビってしまった。あわてて水かけたら戻ったのだけれども。残留応力があるんじゃないのかー?
弟君が起きてきて「やっぱ、ちゃんとしたフッ素加工されたコッフェルつかわないと惨めだね!」とか自慢されてしまった。くちょ。いや、弟の(それなりに値のはる)コッフェルは、がっしりしてるし、こびりついた卵をこすり落としていると「フッ素樹脂ぢうやう!」と思うのだった。
本日は、陽射しは暖かいので、リビングの窓際にねっころがって、読書してみたり。読書なのか、昼寝なのかわからないのであるが。
んで、うつらうつらしていたら、弟君が「彼女つれてきてご飯たべるから、部屋にひっこんでいてくれると、大変うれしいんだけどー」と言われたので、ひっこむのだった。ぐえ。やられた。
MAXのCDを聴きつつ、寝てみたり。リビングのCDオートチェンジャーは最近、ごきげん斜めで、CDを再生してくれないのだ。
目覚めたら20時。寝過ぎたか。
女子モーグルの里谷多英の金メダルの映像を潜在意識に書き込まれるぐらい何度も見る。上村愛子の7位も含めて、IBMのCM戦略は大成功だったのかもしれない。二人とも、かわいいのだが、声が低くて恐い。
コッフェルで、コンビーフ炒めて、タマネギを刻んで入れて、コンソメで味つけて、マッシュポテトの粉末を振り込んで、「キャンプっぽいけど、なんだかわからないどろどろした物体」を作る。最後に卵落としてみたり。んで、パンで食べる。ちょっとコンビーフの塩味が効きすぎだったけど「キャンプっす」っていう味だったわ。
というわけで、風邪ひきさんは、どろどろな物体Xを食って、寝ます。ぐーぐーぐー。
980210a[ daily life / 日常生活(火) ]
いろいろうまくいかずに、ぶちきれそうになる。
昼飯は、豚肉の炒め物。この店のこのメニューはずいぶん久しぶりだけど、なんかすごく味が落ちたぞ。
頭痛しまくり。眼精疲労かしらん、この頭痛は? PC/ATのモニタに、MacのモニタのOAフィルタをガムテープで張り付ける。以前、セロテープで貼ったら、速攻ではげたので。
とどめ的にうまくいかなかったので、ぶちきれる。
やる気レスモードになったので、閉店寸前の散髪屋さんに飛び込んで、散髪することにする。
ものすごい眠気がやってきて、椅子の上でこっくりこっくりするので、おねーさんが髪を切りにくそうですまん。しかし、散髪中に、こんなに睡魔に襲われるのは初めてかもしれない。
眠い時に散髪されても平気だけど、眠いときに顔剃られるのは、なんか緊張する。怖い。店内のラジオでは、ちょうど「清水、金がとれるか? 36秒08で金! 清水なら35秒台確実!」とかいう世界で、もぉ、金きんきんきんきんきんきん! で、ドキドキハラハラさせてくれるのだった。しかも、2,3組前の選手らが接触して怪我してみたりして。スケートのブレードがぶっささったような中継を聞いてるときに、ほっぺたに剃刀あたってて、怖かったなぁ。
伝統ある作法なんだろうから、門外漢のオレがどうこういうことじゃないんだろうけどさ、スケートさー時間を倍とって、一人一人すべらせばいいんじゃ? インスタートとアウトスタートの差がぢうやう、っていうなら、一人で、インスタートとアウトスタート滑って、合計するとかさ。なんか、こける率と、「こけた時の隣のコース巻き込み率」と「巻き込んだ時の被害あたえ率」が、他の競技に比べて、とてつもなく高い気がするんだけども。
「横8人ならんで、一斉に滑る、スキー滑降」「横8人ならんで、一斉に飛ぶスキージャンプ」とか考えると、こえーなー。「縦一列」でも怖いか。スキー大回転で、後ろから次々おっかけてきたら、なんか007の雪山追跡ネタみたいだなぁ。縦一列ジャンプで上を飛び越すとかかっこいいかもなぁ。「おぉっと、原田、先行選手の頭上を飛び越す100メートル級の大ジャンプです!」とかさ。「前の選手を射殺する、バイアスロン」とか、怖いなぁ。
お、清水、金メダルじゃん。「金確実!」とマスコミが騒いで、そのとおり余裕で金とるってんだから、ホッとするよな。
と、いうわけで、無精ひげも剃れて、なんか、きゅうに若返ったオイラなのだった。うふ。
晩飯は、ホカ弁の、カツとじ弁当。卵ぢうやう!! な気持ちなのだった。
1996年のワープ日記を、サクラに移動して、メトロの領域をあける、オレなのだった。一カ所に全部揃ってないのは気持ち悪いのだが、しかたない。しかし、画像はともかく、テキストは、公開した以上は、できるかぎり公開し続けていきたい。
あれ、咳が出てきた。鼻水...までいってないけど、鼻の奥も変だ。げ、今日の頭痛って、ひょっとして「風邪による頭痛」なの!?
早く寝ねば。おやしみ。
980209a[ daily life / 日常生活(月) ]
書類にとどめをさす。ぶすー。思い知ったか!
安売り2500円の封筒型シュラフを買う。なんかアウトドアグッズ購入欲に歯止めがかからないなぁ。まずいなぁ。
仕事場で封筒型シュラフを開封してみる。ためしにもぐりこんだまま居眠りクンにもたれかかったら、吸い込まれるような眠さに襲われて、数分、意識を失ってしまった。気持ちよすぎ。うふ。