諸星未来堂ワープ日記
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 January 3rd Week
Japanese-Language Contents
980118a[ daily life / 日常生活 ]
/ サロンパシー
/ 遙かなり「受験」
/ 「抜けても大丈夫なやつ」は誰だ?
/ 携帯GPS端末vsノートパソ+GPSレシーバー
/
やはり天候は「曇りのち雨」というか。
実は例によって例のごとく、月曜朝イチの約束の書類ができあがってないので、またもや、仕事場で徹夜なのである。ぐえ。
で、土曜の夜から日曜の明け方(というか昼)まで、作業して、最後は机に突っ伏しつつ、あるいは、椅子にもたれて居眠っていたら(仮眠っていた、と言いたいところだが)首が動かないぐらい痛いっす。ぐえ。下を向けません。肩との連結部分が痛いので、リュックが担げません。ぐえ。
朦朧としながら、てくてくと徒歩っておりますと、近所の大学のセンター試験者の詰め襟学ラン少年sが、わらわらわらわらと食事を求めてだか、なんだか知りませんが、民族大移動してまして、もーそのまま北九州予備校の「合格だ!」だか、なんだかいう看板に洗脳されそうになりましたが。
思い起こせば、オイラが大学受験をしたのは、もぉ10年も前の、最後の共通一次の時でしたねぇ(しみぢみ)。願書出したときは「昭和64年度」だったのが、受けてみたら「平成元年度」だったなぁ。はて、たしか、試験開始直後に「問題用紙に訂正があります。昭和64年度は、平成元年度に訂正してください」と言われて「なんだよ、びびらせやがって」という記憶があるなぁ。これって、正しい記憶なのかしらん?
(そういえば「問題に訂正があります。問題中の「ソ連」は「旧ソ連」に訂正してください」ってのも、聞いた記憶あるなぁ。けど、ソ連崩壊は1991年だから、89年の入試にはないネタだなぁ。謎。)
と、いうわけで、一度おうちに帰って、眠って戻ってきたのですが、もーとてつもなく肩が痛まっています。サロンパス・ハイを買ってきて、三枚も貼ってみました。きいてきました。ちょっと貼りすぎましたか、なんか、すーすーするを通り越して、痛いっす 。(関係ないけど「すーすーすー」とは福岡では、いわないと思う。「とっとーとー?」(「取ってるの?」の意)は使うけど)。
昨夜、録画しておいた「ヒッパレ」「LoveLove愛してる」「CDTV」は、見る暇無し。とりあえず、録画できてるかどうか、早送りで、ちょっとだけチェックしてみたところ、ヒッパレのMAXはリーナがお休みで三人だった。なんか、ものすげー不吉な雰囲気。「本来、四人なところが一人足りない」ってのも不吉だし「ボーカルじゃないリーナがいなくても、困らないかも」って感じも不吉だ。「ボーカル2+ダンサー1」ってのが、不吉なのかなー? けど「ボーカル1+ダンサー2」なD&Dも不吉だからなぁ。まぁ、そういうこと言い出したら、「ボーカル1+ダンサー4」の「安室奈美恵&スーパーモンキーズ」からして、そもそも不吉だったのか(うぞ)。いや、ボーカルよりもダンサーが多いのはあまり不吉じゃないのか。
まぁ、「MAXひとり抜け」がこんなに不吉に感じるのは「SPEEDひとり抜け」となると、誰が抜けるのか、っていうか「誰が抜けても困らないか」っていう怖い話になるからなのかなぁ。
金子雑書帳980118に「わたしはデータだけ表示される携帯GPS端末よりは、ノートパソコンと電子地図に連携したGPSキットのほうを選ぶだろうなぁ。」と書いてある。
うむ、確かに、地図データをもたない携帯GPS端末は、結局、緯度経度の書いてある地図が必要となるので(アマチュアが購入できる機種で、2万分の1日本地図データを内蔵した端末もあるらしいけれども)、ノートパソ+電子地図+GPSレシーバーには、到底かなわないわけである。ノートパソ+電子地図+GPSレシーバーは、はっきり言えば無敵である。オイラも欲しい。ではなぜ、あえて、オイラが「GPS端末が欲しい欲しい」と言っているかと言えば、
いや、このまえ「山頂から通信したれ」と近所の山にThinkPad担いで登ったのだが(PHS電波が届かないから通信できなかったけど)、「いつ、背中からこけるか」という恐怖と闘っていたので、もー、デリケートな(生活防水すらされてない)電子機器は、あまり外に連れ出したくないのである。なんつーか、ただでさえ脆弱なオイラとしては、「オレより脆弱なものは持ち歩きたくない」のである。ポケットに入れてたら破損するPHS端末には、ちょっと失望したなぁ。オイラがG-SHOCKが好きな理由は、まぁ、安くて何となくかっこいいからもあるけど、根底に「オレより丈夫だろう」ってのがあるから。(オレは10メートルからの落下にも、10気圧の水圧にも耐えられまい)。
とはいえ、前から「欲しい欲しい」と言いながら買わない理由は「買っても、使わないから」と「買っても思ったほど楽しくないだろうから」という二つである。だって、緯度経度がわかる地図と併用するなんて、うんざりっす。とはいえ「全然使えない」かというと、そんなことないと思うのは、「マークした地点の方向と距離」がわかるから。(普及機種でもそういう機能はついているのだわ)。「目的地の緯度経度をあらかじめ調べて入力しておく」ってのは、実に面倒そうでも、「スタート地点をマークしておく」のはさほど面倒でもなさそうなので「何があっても、スタート地点の方向と距離は、常に把握している」っていう「心強さ」が得られるんじゃないかなと。(と、いいつつ忘れるんだよなぁ「スタートの時にマークしておく」とかさ)。単なるGPS端末だけだと「あのさー、いま、オレ、北緯35度42分19秒、東経139度42分2秒に居るんだけど」「そこ、どこ?」「わかんない。とにかく、北緯35度42分19秒、東経139度42分2秒なんだけど」「だから、どこなの?」「だから、わかんないんだってば」という間抜けな話になるからなぁ。(まぁ、南半球に拉致されてないことだけは、わかるけどさ)。
結論:「携帯GPSレシーバーの方が、壊れなそう」「壊れても2,3万ですむ」から「携帯GPSレシーバーが欲しい」
誰か、ください(をい)
980117a[ daily life / 日常生活 ]
/ センター試験
/ 阪神大震災から3年
/ 「逆説の日本史2」と聖徳太子の正体
/ 175cmのとってもいい娘
/ GPS
/
福岡は雨。冷たい雨。
世間ではセンター試験か。雨のセンター試験もいやなもんだが、雪のセンター試験じゃないだけ、ありがたくおもえ、ということか。
テレビで防災ネタをやってて「どーして?」とか考えてしまったが、阪神大震災より三年か。「どーして?」とか他人事だと考えてると、福岡市の真下にも活断層が一本(って数えるのか?)走っているので、くらばらくらばら、である。(ちなみに「くわばら」は、落雷に対する魔除けで地震には効果がなさそうである)
「逆説の日本史2」井沢元彦、を読む。「聖徳太子編」しか、読んでなかったらしい。天智天皇編になると、読んだ記憶がない。
しかし、なんですなぁ、こういうこと言うとなんですが「万世一系の天皇家」ってことになってる天皇家は、実はしょっちゅう血統断絶、王家転覆してるのねーってことで。オイラの頭の中では、超古代王朝的ネタでは、「九州王朝vs大和王朝」つーか「出雲系vs高天原系」とかいうネタが、未整理つーか理解されずに渦巻いている所にこの本の「天智天皇系vs天武天皇系」の話が、出てきたので、もー何が何やら。「中大兄皇子は、クーデターにより、政権を奪取した!」ってネタの上に「天智天皇(中大兄皇子)は、天武天皇のクーデターにより、政権を奪われた!」ってネタが重なると「え? じゃ、そもそも、いったい誰が『正当な天皇座の継承者』だったんじゃ?」つーか。
そもそも、聖徳太子ネタでは「聖徳太子は蘇我馬子だった!」って本が、聖徳太子ネタでは、一番好きだからなぁ。聖徳太子の正体論では、蘇我馬子、蝦夷、入鹿の三代は、だいたい「馬子、蝦夷は同一人物」か「蝦夷、入鹿は同一人物」のどちらかで二人に圧縮されて、そのどちらかが「実は聖徳太子」ってことになりがち。ま、もちろん、「蘇我馬子が聖徳太子だった!」ってネタのときに、別に、馬子がひとり二役やってた、って話になるんじゃなくて「用明天皇の息子である、厩戸豊聡耳皇子という人物は実在したけれども、その男が推古天皇の摂政となって、一人で遣隋使から冠位十二階から十七条憲法から法隆寺から、ぜんぶ一人でやったわけじゃなくて、単なる昼行灯クンだったんだよ。かなりの部分が、蘇我馬子、蝦夷、入鹿らの蘇我氏の業績だったんだけど、やりすぎたんで、中大兄皇子たちのクーデターで蘇我氏は粛正されちゃって、その業績は、厩戸皇子がひとりで全部やったことにして、蘇我氏とは別の悲劇のスーパーマン聖徳太子がいた、ということにしたんだよ。つまり、蘇我氏の株を下げて、大化の改新の正当性を主張するための、フィクションだったんだね」と、まぁ、そういうネタになるんだけども。(あ、これは「聖徳太子は蘇我馬子だった!」って本のネタね。逆説の日本史じゃなくて)
ところが、オイラの「聖徳太子とその周辺の人々のイメージ」は、山岸涼子の「日出処の天子」だったりするので、ここでは、馬子は熊系のオッサンで、蝦夷は美青年、入鹿は番外編で出てくるだけで、それぞれきちんと別人。で、主役の聖徳太子が、もー、怖いの怖くないのって、怖くって、いにしえの一万円札の髭のオッサンとはとても同じ人物とは思えない。
で、この「逆説の日本史2」では、オレ的には「まんまとクーデターで政権を奪取して、宿敵蘇我氏に『聖徳太子殺し』の汚名を着せて滅ぼし、歴史から蘇我氏の業績を消した歴史改竄者・中大兄皇子=天智天皇」が、「天武天皇に政権を奪われて『日本書紀』をまんまと編纂されてしまった奴」に成り下がってしまったあたりがショックというか、なんというか。
って、書いてる最中にも、いったい、誰が何したかわからなくなってきたぞ。そもそも、日本史をちゃんと覚えてない状態で「トンデモ系」の歴史ネタにぶつかると、とんでもないからなぁ。ちょうど、相対論を学校で学ばない状態で「相対論はまちがっている」って本を読むのに似ているかな。ただ「相対論を信じる物理学者が、本当の実験成果を隠してるんだ!」ってのは、いまひとつ妄想な感じがするけど「当時の為政者が、本当の歴史を隠したんだ!」ってのは、かなり本当だからなぁ。「東大出身の歴史学者が、本当の歴史を隠してるんだ!」となると、妄想度が高くなるんだけどなぁ。
「宮内庁が天皇陵の発掘を許可しないから、日本の古代史が闇に包まれたままなのだ」ってネタはトンデモ歴史系ではお約束だけど、じゃー仮に、怪しい天皇陵を片っ端から発掘したら、どれぐらい秘密が明らかになるんだろ? まさか「全ての謎が解き明かされる」とは思えないからなぁ。
(「親魏倭王」の金印が九州と近畿で同時に発見されたりしたら、最高に面白いだろうと思うのだが)
と、いうわけで「逆説の日本史1」を買いたいのだが、はて、ハードカバーで買うべきか、どうするか。
「女の子紹介してやろうかー?」と言われて、あまり期待せず少しは期待していたのであるが「すげーいい娘だけど、身長175cmあって、170cmの野郎じゃ、やだー、だってさ」と言われてしまった。ぐえ。うーん、なんか、世間には「身長175cm以上の、すっげーいい娘」がウロウロしているのか?」とか、思ってしまったり。(いや、まー、身長ネタが出てくるのは「あたりさわりのない断りの文句の代表的なやつだから」なんだけどね。いくらなんでも「すげーいい娘なんだけど、お前のこと話したら『オタクっぽい人なら、いや』って言ったから、別のやつにまわしたんだわ。悪く思わんでくれ」と、ずばり言わないからねぇ。うーん、これは被害妄想なのくぁ?)
続きを読まなくては、しょうがないので、古本屋で「新・魔獣狩り」三冊を買ってしまう。
「逆説の日本史1」と「5」を買う。3、4も買わねば。「茶碗とけがれ」井沢元彦、も買う。なんか、井沢元彦、最近、「逆説ネタ」と「言霊ネタ」と「朝日新聞社批判ネタ」が融合しつつも、似たような本をたくさん出してるので、把握しきれないなぁ。把握しなくても、いいんだろうけど。それと、そろそろ、「従軍慰安婦問題」がらみの「小林よしのり」との共闘のあたりを読まなくてはならないんだろうなぁ、めんどい。
突如、バイオハザードがやりたくなったので、プレステでも買ってしまうかしらん、とか思ったりもするが、どうせすぐ投げ出すから、やめたれ、という気もするのだった。
マゼランの新型GPSがついに定価で2万を切ったので、方向音痴度の高いオイラとしては、山歩きの必需品として買ってしまおうか! とか考えるのであるが、どーせ、山歩きとかには行かないので、買っても宝の持ち腐れだろうなぁ、と思って買う気が失せるのだった。けど、なんつーかGPSってのは「男の子の計測器魂をそそる」のよねぇ。そそられませんかね、諸兄?。まぁ、オレが宝の持ち腐れさせても、元探検部アウトドア野郎の弟1号が喜んで有効利用するのは間違いないのであるが。
ちなみにGPSってのは、global positioning systemの略で、米国防省が管理してる人工衛星からの電波で地球上での自分の位置がわかる装置ね。今のカーナビもGPSを利用。(超初期のカーナビは、ジャイロと走行距離から計算していたらしいけど)。
980116a[ daily life / 日常生活 ]
/ デジカメ画像スライドショー
/ サイコ・サイバー
/ 「アンバーの九王子」
/ 呪いの夢
/
いままで撮影したデジカメ画像を全部スライドショーにして、15インチモニターに表示させてみたのであるが、よいものであるのぉ。エネルギーが落ちてる時には撮影したくてもできないような画像がたまに出てくると「おぉこれを撮影した時のオレは、エネルギーに満ちておったのだのぉ」とか。
あとは、しみじみ「DC2Lの画像はQV10Aに比べて、なんと美しいものか」とか。DC2Lで撮影した「窓の外の風景」の画像をディスプレイに表示させてると「ディスプレイが窓の外のようじゃ」というか。これがメガピクセル画像になると、ますますすばらしくなるのかしら? それとも、640x480に縮小すると、似たようなものなのかしら? (たとえ画素数がたくさんあっても「このすばらしさは畳一枚サイズに拡大して、はじめてわかる」とか言われたら「どうやって眺めるんじゃ」と思うし。640x480とか、800x600にして、歴然とその違いがわかるかどうか、がオレにとっては問題だなぁ)。まー画質はいいにこしたことはないけども。(今のテレビに対してハイビジョンの画質を「本質的な違い」と感じるか「過剰な付加ディティール」と感じるかの違いというか)。
と、いうように「高画質は意味があるのか? 無意味なのか?」などと、実践がともなわない空論をほざいても、あんまり意味ない気がしてきたな。
古本屋で、夢枕獏の「サイコ・ダイバーシリーズ」の「美空曼陀羅」という一冊を買う。サイコ・サイバーは「魔獣狩り」の三冊は遙か昔に読んだ記憶があるのであるが、結末がどうなったか、ちょっと憶えてないのだった。この「美空曼陀羅」は、「魔獣狩り」の外伝で読み切り短編集になっている、とのことなので買ってみたのだが、最後は「新魔獣狩り」(ちなみに三冊)に続く、で終わっていたので、はなはだ、欲求不満がたまってしまったのだった。何冊も読む余裕がないから、一冊で終わる話を選んだのに。
サイコ・サイバーは、オイラ的には「密教トンデモネタ」+「格闘技」+「エロ」という捉え方をしていたのだが、中学生の時には「常軌を逸したとんでもないエロ」だと思っていたエロ描写は「単なるやりすぎ」つーか「そりゃ、気持ちよさそうでんがな」的で、それほどとてつもない気がしなくなっていた。うーん、中坊のガキのはち切れんばかりの妄想の産物だったのか、それとも単に、体力落ちてるのか>オレというか。
格闘バイオレンスに関しては、今も昔も「暗殺者、壁を走り、天井に立ち、関節が逆に曲がり、殺しても死なない」とか「相手の顔に蹴り入れたら、足が反対側まで突き抜けて脳味噌飛び散って、相手はバタバタ痙攣して死んじゃう」とか、ガキのころも「まいったごめん」と思ったけど、今読んでも「まいったごめん」だなぁ。
空海ネタに関しては、最近の第何次かの空海ブームで「空海は、ただの坊主ではなかった!」みたいなネタを読むと「いや、怖いよーもー」とか、つい身構えてしまうようになってしまったり、とか。
サイコダイビングに関しては「女王天使、まだまだ」だからなぁ(うぞ)。
(グレッグ・ベアの「女王天使」に殺人犯にサイコ・ダイブする場面があるんだけど、あれはあれでナイスでも、やっぱ、サイコダイバーの方がかっこいいなぁ、という意味です。念のため。って、夢枕サイコダイバーは「ゴルディアスの結び目」小松左京が元ネタなんだろうけど(ちがうの?))。
ゼラズニィの「アンバーの九王子」を、なんとか読み終わるが、なんと「次巻へとつづく!」で終わっていた。もちろん「真世界アンバーシリーズ」の第一作だとは知っていたが、まったく何の解決もなく「つづく」を食らうとは思ってなかったので、唖然としてしまった。う、うーん、残り4冊をどこで入手するか、ちょっと途方にくれる。(たしかハヤカワでは絶版くらっていると思うので)。困った。
そうそう、なんか呪いに関する怖い夢をみてしまった。舞台はなぜか「70年代の沖縄」。つーか、オイラは夢の中で「あやしげなビデオ屋さん」で「実相寺監督のレアな特撮ビデオ」を観賞していて、その「エロが入ったサイコネタ特撮」の舞台が「70年代の沖縄」で、「丑の刻まいりと猟奇殺人と催眠暗示」が出てくる「怪奇大作戦な特撮作品」なのだった。内容よりも「70年代特撮」な画像が怖かった。女優さんの顔もレトロで怖かった。しかし、なぜ沖縄? という気もするんだけど、「オレの中の南国」ってことからセレクトされたんだろうなぁ。別に、SPEEDでMAXだから、ってことじゃなくて。
しかし、この夢「ガダラの豚」の影響なのは、間違いないけど、その晩じゃなくて、中一日おいて夢に出るってあたりが「30男の筋肉痛なのか!」つーか。頭の中で自分のイメージとして咀嚼するのに、まる一日かかったのかもしれんな。
980115a[ daily life / 日常生活 ]
/ 「80's ALIVE -BLUE-」
/ PHSへしわれる
/ ノートンとSPEEDのシンクロニシティ
/
「成人の日」。弟2号は成人式に出たのだろうか? まー、振り袖みせびらかしーの、の女の子と違って、スーツ姿の野郎なんか、別に華やかでもなんでもないわけで。(大学入学式・卒業式と同程度かそれ以下の晴れやかさ)。
福岡は、今週ずっと雨で、いいかげんうんざりという気もするのであるが、そういうことを言うと罰があたりそうなので。
本日のBGMは「80's ALIVE -BLUE-」TOCP-50080。
GTとサンデーサンで飯。「中年主婦は『SPEEDは、こんな小さな娘に、大人びたことさせて、かわいそう。見てられない。篠原ともえ、は、かわいいじゃない。好きよ』という意見で統一されているらしい」という話。
新品のジーンズはいてうろうろしたら、ポケットに入れてたPHSの液晶カバーがへし割れてしまった。ぐえ。ジーンズのサイズが小さい/オイラがデブった、らしい。
仕事場のMacが、このクソ忙しい時期にかぎって、不調らしい。で、ノートンの新しいバージョンをインストールしてHDの調子でもみてやるか、とノートンの箱を手に「♪はーてーしないー」などと、SPEEDの「White Love」を鼻歌まりながら、Macの所までいって、ノートンの箱に手をつっこんだら行方不明になっていたWhiteLoveのシングルCDのジャケットが出てきたので、ちょーっとビックリしてしまったことよ。鼻歌の内容とのシンクロ度合いもさることながら、ノートンの中にどーして入っていたのか皆目見当が付かないあたりが。
(あえて、理性的に理解しようとすると「ここ数ヶ月、鼻歌を歌う場合、役8割の確率でSPEEDの『White Love』を歌っている」「Macの整備作業中は、常に鼻歌を歌っている」「前回、『White Love』のCDシングルを聞いたのが、MacのCD-ROMドライブで、その時、ノートンのインストール中だった」ということから、「偶然、鼻歌を歌っていた曲目のCDが、思いも寄らない場所から出てくる」というシンクロニシティが発生したわけである。)
「皆目見当つかない」と書いておきながら、しっかり見当ついてるのが、なんだな。
突然「アンバーの九王子」ロジャー・ゼラズニィを読み始める。だが、今回も、前回挫折した場所で、読む気を無くした。(具体的には、レブマーの「模様」を歩く場面の後あたり)。
980114a[ "Gadara no Buta" / 『ガダラの豚』読了]
「ガダラの豚」中島らも、を読了。
おもしろかった。文庫3巻で、うーん、8時間ぐらいかな?(第3巻に2時間半かかってるな)。
オチ、にいまひとつ納得できない点がないでもないけど、面白かった。いやーあたりまえだけど「面白いお話」ってのは、あるもんだねー。いやはや、おかげでご飯食べるのも帰宅するのも、コーヒー煎れるのもできずに読んでしまったわいな。
えーと、書いちゃうとネタばれになるので、かかないけども、オイラとしては「あまり使って欲しくないネタ」が二つあって、そのうち、ひとつが出てきたのが、ちょっとね。
あーしかし、怖かった。うん、敵にしたくない人種が、二種類も出てきた。
しつこいけど、おもしろかったよ。
けど、やっぱ、漆原教授の方が強そうだ(ぼそ)
「ガダラの豚【I】」中島らも・集英社文庫・ISBN4-08-748480-7
「ガダラの豚【II】」中島らも・集英社文庫・ISBN4-08-748481-5
「ガダラの豚【III】」中島らも・集英社文庫・ISBN4-08-748482-3
ついでに「裏表紙的あらすじ」など。
『アフリカにおける呪術医の研究でみごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。彼の著書「呪術パワー・念で殺す!」は超能力ブームにのってベストセラーになった。8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が気球から落ちて死んで以来、大生部はアル中に。妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教にのめり込む。大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるが…。』って、これだけじゃまるで「中年オヤジが妻を新興宗教から脱会させるだけの話」みたいに読めるけど、話は、急転直下にとんでもない方向にまわるので、それは読んでのお楽しみ。【II】や【III】の背表紙まで引用すると、ネタバレしちゃうからね。
(集英社文庫「ガダラの豚【I】」裏表紙から引用)
10時間ほど寝る。睡眠不足は解消されたと思う。が、体調はあまりすぐれない。ま、調子が出ないのは寝過ぎなんだろうと思う。
昼食は、きのこハンバーグ。煮込みハンバーグが本日は実にやわからく煮えていた。ちょっと困っちゃう。
昼間、壊れた物体Xを応急処置したところ、やっぱり壊れて作動してないことが夕方になって判明。ぐえええ。
いろいろ、うまく行かないものね。
出しそびれた年賀状をあわてて書く。「寒中見舞い」とちゃんと書いた。
InternetWatchの980113の記事によれば、97年の世界のイタネト利用者は約1億。うち、日本人は約800万人だと。多いのだか、少ないのだか、わからないものよの。
缶詰を叩いてその音で中の状態をチェックする職人さん「打検士」さんについて、ISO900xについて、IRCで話す。日本が世界に誇る「打検士」は、最盛期には輸出されていたんだろうか? などと考える。品質管理について、日本は世界でどこぐらいのイニシアチブがとれてるんだろう? とか。
PCwatchの980112の記事、クーミン山田のCESの記事で、カシオの新型デジカメQV770が紹介されている。かねてから求められていた「QV700の機能をQV200のボディサイズに」が実現されていて、大変正しい。とはいえ、画質は公開されてないけれども、どーもイマイチな気配だし、メモリも内蔵のみで外部記憶デバイスはつながらない。とはいえ、QV100系の直線すぎるデザインがいまいち好きじゃないオイラとしては、QV770のデザインはQV10系で好感が持てる。ただ、なんか、妙にかっこいい楕円のエンブレムは、ちょっとなぁ。(ただ、QV10系は、フィルムカメラならレンズがある部分にロゴがあって、写される人は、どこを見ていいのかわからなくて不安になりがち。あのレンズに向かって同心半楕円を描くエンブレムは、被撮影者の視線を自然にレンズに集める役目をしているのだと思う)。赤外線規格IrTran-Pに対応したのも、ナイス。
で、このQV770だけど、「いきなり買いたいか?」と聞かれると、悩むところであるが(いや、たぶん、買わないな)、「もし、今、QV10Aが壊れたら?」と聞かれると、真っ先に候補にあげるな。なんつーか、オレにとってのQV10Aの安心感は画質とかを超えた「なにか」があるな。まー単なる「慣れ」という気もするが。平時には「あーQV10A壊れたらDS20かなー?」とか思っているオイラであるが、先日「げ、QV10A落としたかも?」と思った瞬間には「QV11かQV70か? それとも、やっぱ、QV200か? まちがってもQV700は買わないぞ」という発想が電撃のように出現したからなぁ。
本日のBGMは、「R&S Ambient Classics」という、アンビエント系テクノ(なのかな?)を集めたCD。なかなか、いい。次は、「アンビエント」の棚にあるCDを何か買ってみたい。わからないまま買った「ドラムンベース」のCDは、その元の「ジャングル」を知らないので、オレにはよくわからないんじゃないか、と思う。(「ジャングル」聞いても、やっぱりわからない可能性大だけど)。
オルタカルチャー信じると、これまた笑われる可能性も大なのだが。
「東大オタク学講座」を読了する。冒頭の「ファン」「マニア」「オタク」の分類は、かなり感動した。「程度の差はあれ、オレのベクトルは間違いなくオタクだ」と確認した。この意味において、オレはオタクだと断言する。あとは、「アート」の話が面白かった。あとは、えーと、「やおい」のオネーサンたちとは、永久にわかりあえないのかもしれないなぁ、という念を強くした。
ネットで懐かしい人と出会う。某所でネットセキュリティ的な仕事をしているそうだが、いろいろ大変だそうだ。オフレコとのことなので、詳細は特に秘す。(オレが理解できなかったから、書きたくても書けないんだろう、という邪推をした人は大正解である)。
本日の夕飯は「餃子の王将」でレバニラ定食。ニラはたっぷりだったが、レバーがほんの二切れだったのは秘密である。メニュー変更で全体的に値上がりしたのが、ちょっと難点だ。
MacのHDが先日から限界ギリギリだったので、普段は他のマシンにつながっているMOドライブを強奪してきて、しこしことデジカメ画像を移動。うーむ、40MB程移動して、オリジナルを消去。先日、チェックせずにオリジナルを消去したら、コピー失敗しているファイルがあったので、今回は、ファイルサイズを確認した上で、抜き出し検査。さすがに全部のファイルはチェックしてられないので。
980112a[ daily life / 日常生活 ]
/ 21半には寝てしまう
/ 「80's alive - RED - 」
/
体調不良につき、21時半には、寝てしまう。
BGMは「80s is alive - RED - 」