諸星未来堂ープ


MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1997 November 2nd Week


Japanese-Language Contents


Warp Diary Logo

[Link] / [Link2] / [Rew]<== [Index]==> [Fwd]===> [Latest]

[Sep.1st week] / [ByeByeBowWow] / [970928] / [Sep.5th week] [Oct.1st week] [Oct.2nd week] [Oct.3rd week] [Oct.4th week] [Oct.5th week] [Nov.1st week]

morrow@hf.rim.or.jp / WarpBoard / MailForm
POSTPET->tomorrow@network.or.jp(971018-971117)
トモロにメッセージCGI:
トモロにメッセージmailto:

【TOPICS】

971116a[ daily life / 日常生活 ] / 徹夜 /
971115a[ daily life / 日常生活 ] / 寝てる場合か / 熱? / ガガガ燃えず / 高橋洋子「Li-La」 / 吉牛ゴボウサラダ / Newton? Pilot? WindowsCE? / 「単位の世界をさぐる」 / メートルの定義と光速度 /
971114b[ Why "Web Diary"? / 「なぜWeb日記を書くのか?」]
971114a[ daily life / 日常生活 ] / 雨 / 黄葉散る / デジカメ画像をPhotoMagicで補正 /
971113b[ scarlet-tinged leaves / 黄葉・紅葉 ]
971113a[ Random-Color Heaven / 色イロ天国 ] / ボトルメール色化け /
971112a[ daily life / 日常生活 ] / Newton / 天ぷらフライカツレツ / 芝生昼寝 / ユーリー / 「イベント・ホライゾン」 / 雨 /
971111b[ Mukan no Teiou / 『無冠の帝王』=新聞記者 ] / 「ネットワーク上の著作権について」 by 日本新聞協会編集委員会 /
971111a[ daily life / 日常生活 ] / チーズリゾット / マクロウィルス / バロック音楽 / シンクロでGTノート破壊 / セルフヘルプの会 / バ ンコラン / POSTPET / BottleMail / Apple重大発表はジーサンとツーハン? /
971110a[ daily life / 日常生活 ] / リビングがベランダに / 「形ある物は壊れる」 / CSS1と改行 /
971109b[ Dennou Tenshi II / 『電脳天使II』読了 ]
971109a[ daily life / 日常生活 ] / WindowsDwar6 / 3Dロゴ / キャナルシティ暴動 / AXIS / PDAの消えた未来 /

MOROBOSHI Tomorou's Warp Diary 1997 November 2nd Week
today's photo
971113
【NightWalker"Fox Fire"】
(CASIO QV10A)

971112【NightWalker"Spiral Tower"】(CASIO QV10A)
971111【NightWalker"Natrium Flower"】(CASIO QV10A)
971109【NightWalker"green"】(CASIO QV10A)
971102【shino-tako】(CASIO QV10A)
971016【クレーン、くも、そら】(CASIO QV10A)
971004【MABOW】(CASIO QV10A)

971116a[ daily life / 日常生活 ] / 徹夜 /

 つーわけで、徹夜で作業中。


971115a[ daily life / 日常生活 ] / 寝てる場合か / 熱? / ガガガ燃えず / 高橋洋子「Li-La」 / 吉牛ゴボウサラダ / Newton? Pilot? WindowsCE? / 「単位の世界をさぐる」 / メートルの定義と光速度 /

 寝てる場合じゃないのだが、起きられず。

 一日、寝て暮らす。どーも熱があったようだ。ぐあ。弱まり!

 どうにか無理にリビングまで出ると、テレビつけっぱなし。電気は大切にね>オレ

 で、ガガガとかが始まってしまったのだが、うーん、数度しかみたことないが、いつみても、いまひとつ燃えない。ひょっとすると、ガガガはオレのツボを押さないのか?
(追記:「ガガガ」とは、「勇者王ガオガイガー」というロボットアニメ。)

 で、仕事場。

 調子は出ない。

 高橋洋子のアルバム「Li-La」を買う。残酷な天使のテーゼはオリジナルの方がいい気がするが、まぁ、そういう種類の人のためのアルバムじゃないんだろう。

 吉牛で牛鮭定食を食べる。ゴボウサラダを求めて、店を半周したので不審がられた。ポテトサラダをはじめてから、ゴボウサラダがなかったりするので、困る。どうでもいいが「吉野家」なのね「吉野屋」じゃなくて。

 締め切りに追われてるせいだとわかってるんだけど、猛烈にサチってる上に、被害妄想気味。ぐえ。

 ふー、いろいろ考えたけど、ネットにはいろいろ足りない物が多い。

 何かの間違いかもしれないのでぬかよろこびせぬようにしているのだが、予定外に小金が手には入るらしい。とはいえ、TP535Eとかを買うにはまったくぜんぜんちっとも足りないので、Newtonを買うか、Pilotを買うか、WindowsCEを買うか、ちらちらと悩み中。楽しさならPilot。欲しさならNewton。つながる度ならWindowsCE。非シンクロ率ならNewton。使いたくない度ではWindowsCE。

「単位の世界をさぐる」矢野 宏:著/講談社ブルーバックス、を買う。まだ、まえがき程度しか読んでないのだが、ISO9000とかJIS Z8103とかの話題から始まって、自分が想像してたのと、ちょっと話の方向がちがうなーと思う。にしてもJISって通産省工業技術院が決めてたのか。知らなかった。それとフィルムの感度が知らない間にASAからISOにかわってたけど、このISOも例の国際標準化機構なのかなー? え、ASAってANSIのことだったの!?

国際標準化機構
こくさいひょうじゅんかきこう
International Organization for Standardizationといい,ISOと略称。1947年にロンドンで組織された規格統一のための国際協力機関。1996年現在加盟国110。1926年にニューヨークで組織され第2次大戦中に機能を停止したイサ(ISA,International Federation of the Standardizing Association)の後を継ぐもの 。

ANSI
エーエヌエスアイ
アメリカ国家規格協会。アメリカで規格の統一,標準化の推進中心となっている協会で,American National Standards Instituteの略。1918年創設のアサASA(American Standards Associationの略)が1967年にUSASI(United States of America Standards Institute,アメリカ合衆国規格協会)に名称変更し,さらに1969年ANSIに改組された。なお,映画・写真関係の規格は,慣習によりASAの名を冠している。

(マイペディア97@辞典盤97より。強調は筆者(諸星)による。)

「物理定数とは何か」西條敏美:著/講談社ブルーバックス、を再読する。前も書いた記憶があるが、光速度のあたりは、かなりグググとなる。これが、プランク定数になると、かなりやばい雰囲気がしてきて、ボルツマン定数となると「ごめんなさい」という気がしてくるのだった。おいら、工学部で一応、エントロピーとかエンタルピーとかあつかうような学科を卒業しているはずなのだが(^_^;;。いまさらながらに考えてみると、どーして、S = k log W とか成り立つのかなー? まー△S=△Q/Tとか言われて「はい、そうですか」って思うわけでもないんだけど。

 で、光速度の項を読んでいたら、オイラが知らない間にメートルの定義がかわっていたのに気づいた。てっきり、いまだに、クリプトン放射光の波長のうん倍だと思っていたのに。

年代 基準 定義
1799 地球の周 地球の子午線の北極から赤道までの長さの1/10000000
1889 原器 白金とイリジウムとの合金(白金90、イリジウム10)で作ったX型断面の棒の磨いた表面に刻まれた2線間の0度Cにおける距離
1960 光の波長 86Kr原子の橙色のスペクトル線(2p10-4d5)の真空中における波長の1650763.73倍に等しい長さ。
1983 光の速さ 光が真空中で1/299792458秒の間に進む距離

(「物理定数とは何か」p131 表6-1から引用)

 つーわけで、メートルの基準はすでに光速基準になっていたのだった。つーことは、基準が変更になるまで、光速はいついかなる場合でも、299792458 m/s なのね。だって、万が一、光速が299792458 m/sじゃなくなったとしても、1メートルの方が、光速にあわせて変更されちゃうから。一瞬「O度とか指定してなくていいのか?」とか思ったけど、温度で光速かわらないのか。重力で時間の進み方がちがうはず? とかも思ったんだけど、重力が弱かろうが強かろうが、光速は一定不変なのだった。ローレンツ変換なのくぁ。ぐえ。


971114b[ Why "Web Diary"? / 「なぜWeb日記を書くのか?」]

「なぜWeb日記を書くのか?」

「なぜWeb日記を書くのか?」という話は、「なぜ書くのか?」と「なぜ公開するのか?」の二つの質問に分解できるのであるが、ここではごっちゃにしてみた。「Web日記を書くことと公開することは、別のようでいて、密接に結びついていて不可分である」というのが、Web日記を語るときによく言われることで、たしかに厳密に分けることはできないだろうが、「厳密には分けられない」ことよりまず「ある程度まで分離して語ることができる」ことに注目すべきではないか、と思う。と、わざわざ言うほどの区別でもないように思えるが。ではなぜ、あえてごっちゃにしてみたか、というのを以下に述べる。

「日記」という言葉の定義というか捉え方に関しては、「心の中の叫びを書き記した、誰にもあかせない秘密を赤裸々に語った」日記という捉え方をする人もいれば、業務日誌のように出来事と行動の記録だけ書いた物も含めて「日記」と捉える人もいるだろう。

「げーネットで日記公開するなんて、信じられない!」という発言を(いまだに)よく聞くのであるが、そういう人は「心叫び日記」系を連想しているのだろう。(あるいはあまりにも秘密の多い人生を歩んでいるのか)。そして「Web日記の効用」を語る時にWeb日記作者は「日記は、日誌のようなものもあるし、エッセイでもある」というような説明をすることが多い。(少なくとも、オイラはそうする)。つまり、「日記の定義に日誌も含まれるのだ。そしてWeb日記というのものの多くは、日誌でありエッセイであって、心の叫び日記ではない」と説明するわけである。しかし、Web日記の効用の中には、心の叫び日記であるから得られる部分がたしかに含まれているとオイラは思うのである。だから、先ほど「なぜWeb日記を書くのか?」の中に「自分が今、生きてることを記録し確認し知らせるため。」なる「ちょっと文学はいってるしー?」なことを潜り込ませたのである。

(はて、何を書こうとしてるのか、予防線はってるうちに、忘れた......)

 考えてることをまとめたり、まとまった考えを記録したりするために、文章に書いたりするよね。そこで、納得できたら、それはそれでいいんだけど、書いた文章を他人に読んでもらうと、反論もらったり賛成してもらったりして、自分の考えが発展したり訂正できたりするよね。それに、公開してると、関連情報を教えてもらったり、あるいは、ひょっとすると、自分の書いた文章が誰かの悩みのヒントや解答そのものズバリだったりすることもあったりして、便利だったりするよね。

 そして、

 心寂しいときに、自分の「魂のふるえ」を言葉や絵や音にたくして、ネットの彼方に放射します。「ボクはここにいるよ」と。
 ひょっとすると、ボクの魂のふるえ、は、ネットのノイズに紛れて消えてしまうのかもしれない。だけど、世界のどこかに。今じゃなくてもいい、未来に続く時間の中のどこかに、たった一人でも、ボクの「魂のふるえ」を感じてくれる人がいれば、ボクはとてもうれしい。

とか、(ディスプレイの前で赤面している君、オレ的なヘタクソなポエムの時間は終わった。正気にもどれ)、「永野のりこ」な雰囲気なポエムな気持ちも紛れ込ませることも可能なのだ。まぁ「魂のふるえ」を「電波」と書き換えると、ナガノらしさが増える上に、どちらかというと筋肉少女帯的な世界になってしまうのであるが。(♪マーク・ボランのいうことにゃ、アリゾナ砂漠に住むピエロ、でっかい塔のてっぺんで『世界を壊せ』と電波を送るよ)(ん?1番と2番がごっちゃか?)。(ん? そもそもロックに「1番」「2番」という概念があるのか?)。

 と、いうわけで、「理性と感情の両方を送信できるWeb日記、という形式は、よいものだ。」という結論なのだった。まる。

「日記公開によるプライバシー(本人よりむしろ、登場人物としての他人の)の漏洩」や「クズ文章の増加によってWebが有効に使えなくなる弊害」などの問題は、とりあえずここでは置いておく。


971114a[ daily life / 日常生活 ] / 雨 / 黄葉散る / デジカメ画像をPhotoMagicで補正 /

 雨の金曜日。

「すばらしい黄葉・紅葉」は、デジカメを持ち出す前に、雨であらかた散ってしまった。

 しめきり。

 頭痛(いや、締め切り前だから頭痛まってんじゃなくてさ)。


 以前、デジカメで撮影した記念撮影画像が、フラッシュが届かなくて、暗闇の中にボンヤリと人影が写っているだけだったのが、PhotoMagicで、ヒストグラムを補正して、画像の暗い部分に集中していたデータを全体に引き延ばすと、(あたりまえだが)、ちゃんと服の色までわかる画像になった。もちろん、情報はおちてるから、顔は肌色というよりはむしろ、黄色とオレンジのランダムドットになっているんだけども、真っ暗な中に、やや灰色の人影が、とかいう画像だったときに比べれば、「QV10にしてはまーまーな画像」という姿になったのではないだろうか。いや、オリジナルはDC2Lなんだけど。(つまり、DC2Lで使い物にならないぐらいヘボく写った画像を無理矢理補正したレベルの画像がQV10では普通だ、という皮肉ね)。

 同様に、タングステン灯? 下でオレンジ色になった記念撮影画像を色補正したんだけど、これは失敗した。ぐあ。なぜだ?

 Macのフォトレタッチソフトとして有名なComeBackImageの支援ツールのCBI Openerというソフトがあって、フォルダやHDアイコンをドロップすると中に含まれている画像ソフトをカタログ化してくれて、スライドショーなどできるソフトなのであるが、ためしに、オイラのデジカメ画像150MBが入ってるフォルダを放り込んだら、ちゃんとカタログ化してくれた。まぁ、巨大画像やらムービーあつかう人にしてみれば、150MBとかMOに充分格納できる程度の画像とか「大量」の名に値しないのかもしれないけど、オレ的には、1年半のあいだ撮影した画像全部一度に取り扱えるソフトを知らなかったので、ちょっと感動してしまった。(もちろん、読みとりには、3分から5分ぐらいかかるんだけどさ)。

 で倍速スライドショーで96年7月からの自分のデジカメ画像を時系列でみてたら、すげー懐かしかった。「わずか30分で一年が振り返れる」と、書こうと思って観てたら、どうも、1時間たっても半分ぐらいしか終わらないような......時計でちゃんと計ってなかった。うーむ。眠い。しかし、沖縄いったりコミケいったりマキリンオフミいったり(マキリン、生きてるのか?)懐かしいねぇ。

「懐かしいねぇ」以外の感想としては、Camomileで変換しないで純正ツールでjpegにしてたころのQV10Aの画像が、なんか、「え?」というぐらい画質が悪い気がする。もちろん、初期は、QVの特性がわかってなくて、画質が悪くなるのを平気で撮影していた可能性も大なんだけど。96年7月に買ってから、一ヶ月ぐらいの画像が、自分でみても「げ?」的なヘボ画像で、二ヶ月目ぐらいから以降は、わりと安定した画像になってるから。って、すでに進歩をやめたのか?>オレ、という気もしないでもないが。
 あと、やっぱ、去年の冬も、似たような画像を撮影していましたな。ワープ日記に画像を今の形式で貼り始めたのが去年のクリスマスだから(Warp DigiPhoto Navi参照。げ、これも更新してない)、それ以前の画像は、ちょっと記憶から消えてたりするわけで、あらためて「オレ、こういう物体、構図、が好きなのね」とか。あと、ピザ屋いいくとピザが撮影したくなる性分らしい。
 デジカメに関しては、芸風の幅をもうすこし広げたいですな。それと、「自分の好きなテーマ?」をもうちょっと掘り下げてみたいかも、とか。ありがちな表現でいえば「T字型」になりたい、とかね。(得意分野を掘り下げて、さらに、違う分野に広く興味をもつこと)。

「なぜWeb日記を書くか?」に関しては別項に。ただ、説得口調で語るとわりかしうまくしゃべれるが、へたにまとめようとしたら、わけわかになった。ぐはまり。


971113b[ scarlet-tinged leaves / 黄葉・紅葉 ]

 今年は、仕事場のまわりの木々の黄葉・紅葉(Japanese Mapleなカエデの「もみじ」ではなく、赤や黄色に木の葉が変わる現象のつもり)がことのほか、美しい。

 うーん、毎年みてる木だから、今年だけ格別美しいってことはないように思えるのだが。

 植物の美しさに関する感受性は、ここ数年、以前に比べて増してるんじゃないか、と思う。

 なんか、鬱病とか神経症から解放された人が一様に「自然の美しさに感嘆する」って話が、人格改造マニュアルに書いてあったな。ん? ってことは、オレはキレかけてたのか? そりゃ、まぢーな。

 え? 紅葉って毎年毎年、色合いが違うの?


971113a[ Random-Color Heaven / 色イロ天国 ] / ボトルメール色化け /

 先日「デジカメ画像をボトルメールに貼ることができるようになったので、いくらでもメールが作成できる」というようなことを書いた記憶があるのであるが、どうも、色化けするのである。

 どうもフルカラーJPEG画像をボトルメールに直接貼ると、化けるのである。

 PhotoMagicでフルカラー画像を256色に減色する方法を探るのに、すごく手間取ったことはここではよしとしよう。Windowsのソフトにかぎらず、ソフトのマニュアルやヘルプとは「ソフトに何ができるか」ではなく「メーカーはユーザーに何をして欲しいか」が書いてあるものだからである。

 ちなみにPhotoMagicの場合「イメージ」の「変換」で色変換ができる。が、RGBカラー、パレット、グレイスケール、しかないので、16bit色と24bit色をどうとりあつかうのか、よくわからないのだった。さらに、マニュアルをみたかぎりでは「256色パレット」から「16色パレット」に変換するには、一度、RGBカラーにしないといけないような。さらに、パレットカラーの、パレットに、なぜか「インターネットエクスプローラ」なるソフトが登録されていて、それ以外選択できないのは、どういう理由なんだろうか?

 それはいいとして、256色に減色しても、ボトルメールに貼ると化ける。

 PhotoMagicとボトルメール、どっちが狂っているのか、わからないので、MS純正のアクセサリー「ペイント」を起動する。

 おぉ、PhotoMagicとペイント間、ペイントとボトルメール間、それぞれ色が違う。ぐあすぎる。みんな狂ってるのか?

「そりゃ、おまえさんのWindowsが狂っているのでは?」と言われる。ぐあ。

 いわれてみれば、ディスプレイが256色モードなのだ。これが原因か? 画面サイズを小さくして16bit色まで出せるようにして再起動する。

 おぉ! うまくいった。こうなると「データ的にはうまくいってても表示がくずれてる」のか「データ的にもおかしい」のか、わからないなぁ。特にボトルメールは、流してみないとわからないけど、流した画像は自分じゃわからないからなぁ。

 うーん、ボトルメール、貼った時はよくても、流したあとでスケッチブックひらくと色が化けている。

 PhotoMagicで256色に減色してから貼ると、流しても大丈夫のようだな。

 結論:「ボトルメールは256色以下の画像でないと色化けする」「256色画面モードでフルカラー画像いじると、色がおかしく表示される(こともある?)」

 カラーテーブルは、奥が深いのぉ。


971112a[ daily life / 日常生活 ] / Newton / 天ぷらフライカツレツ / 芝生昼寝 / ユーリー / 「イベント・ホライゾン」 / 雨 /

 朝、目を覚ますと、なんか後頭部に堅い物体があたっている。手をまわしてみると、Newtonだった。うーん、液晶を枕にすると壊れそうだ。ぐあ。

 最近、寝る前に、ベットでNewton Message Padをいぢくるのを日課としている。って、中古なMP100でメモリカードも積んでないので、日本語化もできず、はっきり言って何の役にも立たない。できることといえば、メモ帳に画像として手書き文字を書くぐらい。しかし、この、メモ帳は、やっぱり楽しいのぉ。寝転がっている状態じゃ、タイピングなんかできないわけで、へたくそな字でぐいぐい書いていくのが楽しいのだった。まーオイラ、昔から手書きでメモたくさんかく方だから、「おー、これはこれでいいじゃん」とか思ったりする。ただ、消しゴムツールとかないので、間違えた時に消すのが面倒なんだけども。「ぐしゃぐしゃ線」を書くと、そういう図形として認識されがち。画面がどんどん「W」とか「M」とかで一杯になる。あと、セパレータを入れようと、横線を引くと、これまた、そういう図形としてへたくそな手書き線が画面を横断しがち。

 まー、線は素早く引けば、かなりの確率でセパレータと認識されるし、消去は、しばらくペンを押しつけておくと選択モードになるので、それで消したい場所をぐるっと囲って選択しておいて、あらためてその境界線で「W」かけば、ほぼまちがいなく消せる。

 バックライトないんで、自分の顔が写りがちなのが、ちょっとねぇ。

 Newtonほしいなー。イケショップのWebページをみると、MP130が5万。うーん、手書き認識ソフトHWCRが1万。うーん。UniMailが7000円。デスクトップとの接続キットがいくらかかるんだ? 性能が5倍から10倍だといわれてもMP2000を15万で買う気には、ならないなぁ。

 デスクトップとの接続とデータのシンクロに関しては、Pilotの方が、なんか安心だよなぁ。ちゃんとした接続キット買わなかったオイラが悪いのかもしれんが、どーもNewtonは「デスクトップマシンのHDを倉庫にしてデータを退避させる」って発想で、退避させた「バックアップデータ」ってNewtonに戻さない限り使えなさげな気が。やぱ、Newtonひろめようと思ったら、デスクトップに偽Newton出現させて、そこでもデータがいじれるようにしてもらわないと。(そーなってるのかもしれんが)。

 とはいえ、Pilotのメモ帳に、グラフィチでちまちまメモ書いたりする気にならないからなぁ。ちっちゃくて、かっこいいんだが。

 とかいうことを朝っぱらから考えるのはオイラだった。


「形ある物は壊れる」のであるが、午前中、いがいがもがもが、いぢくりまわした結果「何度でも甦るのだふははははは」って感じ。

 あーちかれた。ふー。

 昼飯は、とり天丼。うーん、天ぷらと唐揚げとフライとカツレツの区別が、よくわからん。天ぷらは「水でといた小麦粉の衣をつけて油で揚げた料理」、唐揚げは「衣をつけずに油で揚げた料理」、フライは「油で揚げた料理」、カツレツは「卵とパン粉をつけて油で揚げた料理」ということらしい。つまり、天ぷら、唐揚げ、カツレツは、衣の成分で分類されるが、すべてフライの一種ということになるようだ。

 ん? 竜田揚げってのは、なんだ? 調べたところ、どうやら「衣が片栗粉」だと竜田揚げらしい。しかし、ほぼ例外なく、ショウガ醤油につけて下味をつけるのが必須らしいな。磯辺揚げは? うーん、よくわからん。衣が小麦粉だったり片栗粉+小麦粉だったり、卵入ったり。けっきょく「海苔」がからむと磯辺揚げなのか? 青海苔混入してみたり、味付け海苔巻いてみたり。

 とかいうことを飯食いながら考えるのはオイラだった。

 仕事場と飯くう店との間には、まー公園のような場所があり、去年までは植え込みがあったのだが、いまはなぎ倒されて、芝生広場になってしまっているのだった。んで、近所の大学の学生が、昼間からボヘーと寝そべっているのだった。普段は「学生諸君、くつろいでるねぇ」としか思わないのであるが、なんか、突如「前転受け身!」とか叫びつつ、芝生に転がって、空を眺めつつ、ぐーぐー昼寝するのはオイラだった。おぉ、黄葉が、落ち葉が。芝生の匂いが。ぐーぐー。

 5分30秒だけ昼寝して戻るのはオイラだった。

 色々だが業務上の秘密なのだ。守秘義務なのだ(うぞ)。ところで「守秘義務」て、発音むつかしいですね「しゅひぎみゅ」って言ってしまうわ。

 晩飯は豚のショウガ焼き定食だったのだが、ユーリーが3R目にボコボコにうたれてよろよろしてるのや、4Rに復活してビシビシ相手を叩いているのを、首を右45度にまげて見ているウチに「どこか」に入ってしまって、よく覚えてない。たぶん、うまかったんだろう。

 で、仕事場に戻ってきたら、0vs3で負けたのだった。


 「イベント・ホライゾン」観たまりだなぁ。いま、一番観たい映画だなぁ。言われないと「事象の地平線」のことだとわからないなぁ。GTは「陰謀のセオリー」が一番観たいらしいが。(あいかわらず、妙な映画を観たがる奴だ)。

 20:25 うわ、すんげー雷。こえー、怖くて帰れない。(別に雷自体は怖くないけど、落ちたらとか思うと怖いなぁ。即死必至)。

 うー、なんか久しぶりだなぁ、雨降ってるの見るの。雨のアスファルトの匂いが結構好きなんだよねぇ。そりゃそうと、やんでくれないと帰れないんですけども。


971111b[ Mukan no Teiou / 『無冠の帝王』=新聞記者 ] / 「ネットワーク上の著作権について」 by 日本新聞協会編集委員会 /

 ネットワーク上の著作権についてという日本新聞協会編集委員会の書いたページが公開されている。

 勝手に要約すると(こういうことをするなと言っているのだが)

と、いうことで、別段あたらしいことは何も言ってないんだけど、結局は「新聞社側もまだ考えてないんだよ」ということらしい。

「らしい」ですますのもなんなので、最後の段落を引用しておくと(強調は筆者(諸星)です)、

 利用者の側が、情報をどのような形で利用しようとしているか、動機も、利用形態もまちまちなため、新聞・通信社としても、個々の事情をうかがわないと利用を承諾していいものかどうか、一般論としてだけでは結論をお伝えすることはむずかしい側面もあります。リンクや引用の場合も含め、インターネットやLANの上での利用を希望されるときは、まず、発信元の新聞・通信社に連絡、ご相談をしていただくよう、お願いします。
とのこと。

 なんか、お問い合わせ窓口でも作ったのかと期待してしまったわけなんだけど、そういうもんを期待するのが「横着」なんだろうねぇ。

 新聞社も自分らの記事が「こりゃいいわい」と勝手につかわれちゃ困るし、大変だねぇ。

 スタンスも「著作権者として」つーか「著作権の守護者」ならまだしも「ニュース配信業者の利益確保として」とかいう色合いが見え隠れしちゃうあたりが。(うっかり「ニュース背信業者」とか変換しちゃったわ)。

 しかも、情報発信者としての当然の権利を主張すると「新聞は第四権力だ!」とか言われるし。(って、オレも「新聞、けちけちすんなよ」と言いたげなんであるが)。

 岩波国語辞典@辞典盤97によると(強調は筆者(諸星)による)、

むかん【無冠】
位(くらい)がないこと。無位。「―の帝王」(地位はないが強い力のある者。特に、新聞記者)
だと。へー「無冠の帝王」って、新聞記者のことだったのか。てっきり清原のことだと思っていた。(嘘だから本気にしないように)。
ぼくたく【木鐸】
世人に警告を発し、教え導く人。「社会の―」▽昔、中国で、法令などを人民に触(ふ)れて歩く時に鳴らした、舌を木で作った鈴のこと。
って、こっちには「特に新聞記者」とは書いてないのか。


 まー手始めに、asahi.comあたりに「オタクは個人ページの引用にはどういうガイドラインをもうけているのですか?」とか質問メールを浴びせかけて、朝日新聞がどれぐらい誠意をもって返事するのか、試してみるのも吉かもしれん。

 あ、だめだ、「朝日新聞社への使用許諾の申し込みは、文書によるもの以外は受け付けておりません。」と明記してら。さすが、ぬかりないな。

 さらに、

Send feedback to newsroom@emb.asahi-np.co.jp
記事に対するご質問、ご意見には住所、氏名、電話番号を明記して下さい。
とのこと。まーわけのわからんメールに返事してる暇ないだろうしなー。(それに、新聞社は質問に対する記事検索を「担当記者の記憶」に頼ってるそうだし)。とはいえ「質問には、住所、氏名、電話番号を述べよ」と明記されると何様のつもりだ!とか思ったりするんだけど、偉そう? 「お前らの給料は、オレの払った購読料から出てるんだぞ!」とか。あ、嘘だ。新聞記者の給料のほとんどは広告収入から出てるんだ。

 てっとりばやく、朝日新聞に文句たれてるけど、他の新聞のwebページは、どうなってるんかしらん。

 そうそう「無冠の帝王」やら「社会の木鐸」であるところの某新聞社の某記者さんに「新聞記者って、新聞社の社員ライター兼編集者でしょ?」と純粋に聞いた所、鼻で笑われたのはGTらしいけど(このへん、伝聞)。

 なお「某新聞社の某記者」さんは、リウイチ氏ではありませんから念のため。


971111a[ daily life / 日常生活 ] / チーズリゾット / マクロウィルス / バロック音楽 / シンクロでGTノート破壊 / セルフヘルプの会 / バンコラン / POSTPET / BottleMail / Apple重大発表はジーサンとツーハン? /

 朝からチーズリゾット(レトルト)など食らう。うーもたれるかもー。リゾットの本を立ち読みしてわかったのだが、リゾットというのは炊いたご飯で作るのではなく生米をバターで炒めた後にスープで煮て作るのだな。オジヤとは違う食い物なのか。って「正しいオジヤの作り方」って知らないからなぁ。とか、レトルトの「独自の特許製法」なリゾット食いながらフムフム言ってるのも間抜けかもしれんなぁ。1200リットルなタンクの中で煮てたり、直径20cm、全長50mのパイプの中を流れてる間に煮えたりしてるかもしれん感じが>独自製法。
 逆にシェフのオッサンやら、給食のオバチャンやらが手作りしたリゾットがレトルトにパックされて売ってるってのは申し訳ない気もするなぁ。って「レトルト」を低くみすぎ?

 レトルトといえば、ボンカレーも「帝國ホテルのカレー」も、同じ様な味がすんだけど、ボンカレーってレトルトにする前から、あの味なんだろか? それとも、レトルト内部で「熟成」すると、あの味になるんだろうか? って「できたてのボンカレー」ってのも半分矛盾してるような気もするけど。そもそも、どういう製造工程なのか知らないけど「カレーを作って、レトルトに充填している」って決めてるけど、本当なんかな? 煮えてる間にパッケージにつめて最終的な加熱はパッケージごととか? って、いくらなんでも、味見もしないでパックはしねーか。
 とか、いいながら、けっこう冷や汗流れてたりして。ははは。

 むー3Dロゴが不評らしい。

 オイラは「マクロウイルス」を「ExcelとかWordとかのマクロ言語をつかったウィルス」だと信じていたのだが、調べた結果、やはりそうだったようだ。うーん、誰かに「マクロウイルスをマクロを使ったウイルスだと思ってんの?」とか笑われたような記憶があるのだが。むーん?

 ちょっと、オイラじゃない物体が壊れたので、悲しい。しくしく。「形あるものは皆壊れる」とはいっても、修理にそんな大金がかかるとは聞いて無いぞ。

 BGMが「GLAY」だったのだが、イライラが募るので、バロック音楽で沈静化をはかる。しかし「トッカータとフーガ」は、けっこう、緊張するなぁ。
♪てぃらりー鼻から牛乳ぅう、てぃらりー鼻からウドンんん

 GTから電話「オレのノートパソのHDが壊れた! シンクロなのか!」と。シンクロかもしれん!! けど、ほら、ノートパソコンって10ヶ月以内に一度壊れるように法律で決まってるから、ほら。

 つーわけで、モスバーガーでGTと二人で「ノートパソコンが壊れた心の傷から立ち直るセルフヘルプの会」を開催。主な議題は「ヒトエの爆発パーマはいったいどういった心境なのか?」「TMレボルーションの西川クンは、本当に『妖精』なのか?」「ローソンの高嶋店長は最近影が薄いが、このまま戦略的撤退をするための準備なのか?」「広末に歌を提供する人は、あまりに『そのまま』な歌を提供しすぎるが、何考えてるんだろ?」「CDTVの『彼氏に歌ってもらいたい曲』にシャズナの『Melty Love』が入っていたが、あんなもん彼氏に歌ってもらってほしいのか?」「竹内まりあ、もいい加減に十年一日な同じ歌を歌っているが、マキハラもすでにその域に達しつつあるのでは?」などである。(「どこがセルフヘルプやねん」と突っ込むのもためらわれる外しっぷりだな)。

 パタリロのバンコラン少佐のスペルは「B」なのか「V」なのか、と聞かれるが、わからず。魔夜峰夫の読み切りに「ヴァンコラン」ってのがあったような記憶があるから「V」じゃないかな、とは思うのであるが、確証はない。ジャック・バルバロッサ・バンコランなのは知っているけど英語のスペルはわからないなぁ。で「バンコランの歌ってのもあるんですよー」とネタを振られたんであるが、歌えるのだった。ぐあ。♪ばばば、ばんこらーん。なぜなら、どういうわけか、パタリロのヒットソング集のレコードを持ってるから。(CDではないあたりが時代だなぁ)。個人的には、プラズマXの歌が好きだな。♪あぁーぷらずまーぷらずまえっくすー。

 しばらく起動してなかったポストペットが金子さんちの亀を拉致していたらしい。すまぬ。って一日たったら自動復帰してるかー。せっかく宇宙食を出したのに、うちの「くますぎる」が先に食ってしまった。このぉくいしんぼうめい。

 ボトルメールでデジカメ画像が張り付けられるようになった。(というかJpeg画像を表示しつつコピーできるソフトがWindows側になかったのだ。今までは、唯一ネスケしかなかった)。これで、いくらでもボトルメールネタが作れるわい。(クレヨン画も味があるちゃーあるのだが)。

 ところでAppleの「重大発表」ちうのは「G3チップ(じーさんちっぷ)使った超高性能超高価格マシンの発売」と「通販開始」だけなの? "Think different!"に「考え直せ!」という意味はないのかな? そしたら、Jobsおじさんこそ"Think different!"かもしれんかも。って、スカリーじーさんも、西和彦のおっちゃんも「オレがJobsなら、同じ事するね」と言ってるので、やってることは、まちがいじゃないらしいが。(全員が間違った方向に突っ走っているのかもしれんが。レミングスのCMみたく)。


971110a[ daily life / 日常生活 ] / リビングがベランダに / 「形ある物は壊れる」 / CSS1と改行 /

 つーわけで、週の頭から、我が家のリビングはベランダになってしまったわけだな。いやーこんなに物が置いてあったとは! で、いま、家のベランダには、ベランダの向こうの足場からやってきた作業員さんがウロウロしてて、マスキングテープを貼りまくりなわけです。

 はー、しかし、なんか仕事場ならいざしらず、自分の家が有機溶媒くさい(ペンキ塗り立て)のやら、知らない人がウロウロしてるのやらって、ちょっと耐え難いものがあるなー。


 週の頭から憂鬱になってもしょうがないのだが、憂鬱だ。週の頭だから憂鬱という意見もあるが。

「形あるものは、皆、壊れる」とは言うものの......うわ! 煙まで出していいとは言ってないぞ! げほげほげほ!

 昼飯はチンンジャオロースー。細切り牛肉とピーマンの炒め物というやつだな。極微量混入されたタケノコが味を支配しているのはご愛敬としてもだ。

 ずっと待ってたのに「今日は行けそうにありません」と必殺修理人のお電話。しくり。「明日は小倉での修理が入ってますからねぇ。そちらまでまわれるかどうかー?」とな! うー「いつもより沢山まわっております!」を期待したい!


 CSSの話であるが、某ページがNC4で見てるとちゃんと見えるのにMSIE3で見ると、本文がつぶれて読めないという事態になっていた。(すでに過去形)。なんでも、改行時の行間を支配しているline-height : 1.5というタグ(タグ、じゃないのか)が、CSS1の定義じゃ「指定されたFONTの1.5倍」という意味で、実際にNC4はそう解釈しているのが、MSIE3は「改行幅1.5pt」と解釈するために、本文が1.5pt幅で全部合体していたのだった。ぐあ。さらに「HTML+スタイルシート徹底活用ガイド」を読んでると、CSS1のルールとMSIEの実装、NC4の実装がそれぞればらばらで、何がなんだかわからないのだった。(何がなんだかわかってないのはオレで、もちろんちゃんと読めば何がなんだかは、わかるのである。念のため)。継承かー。「親タグの心、子タグ知らず」つーか。

 fontサイズって明示的に指定したくないんだよねー。normal指定でどこまで押し通せるのかなー。指定しないとどうなるかわかんない気もするんだけど、指定したら指定したで、でかい画面者とちいさい画面者にそれぞれ迷惑だったりするしねぇ。640x480な8.4インチ液晶サブノート者(オレだよオレ)に程良い指定だと、17インチ画面を1024xだの1280xだの(本当か?)で使ってる人には迷惑かもしれんしなぁ。まー大は小を兼ねるのかもしれんからいいけど、逆は結構つらいからなぁ。凝ったレイアウトで左右にスクロールしないと全貌を把握できないページってのは。

 まーやりもせんで、ぶーぶーいう暇があったら、さっさとやれ、いう説もあるが。

 しかし、まー、やってしまってからいいわけすんのもねぇ。

 ちなみに、NC4とMSIE3は設定の詳細設定の所に「スタイルシートを使用する」っていうチェック項目があるので、ハズしておくと心安らかかも。ついでにJavaもJavaScriptも外すと心安らかすぎ。


 本日は疲れてしまったので早めに帰るのだった。ホカ弁でチキン南蛮カレーを買って帰って食って寝る。おやすみ。ぐーぐー。


971109b[ Dennou Tenshi II / 『電脳天使II』読了 ]

「電脳天使II」を読んでみた。けっこう面白かった。「電脳羊倶楽部」よりずっと。設定とか戦闘イメージとかは、それほど燃えないけど、まぁ主人公と悪の組織? の因縁の話のあたりとかが、それなりに面白かったかも。まぁ、悪の黒幕のあたりが「ありがち」だなぁ、とは思うけども。人はこれを「そつがない」と表現するのかも。けど「電脳天使」のI巻を読んでないので、いまいちキャラクターがつかめないのだった。

PCメイカーとPCとの関係がだんだん「プラレス3四郎」みたいに見えてきたのはオイラだけなんだろうか? 「柔王丸! せっとあっぷ!」

 まぁ、プラレスラーをネットワークプログラムに置き換えると、そのままトロンになっちゃうのはあたりまえであって。いや、まぁ。

 にしても、ネットワークのプログラム(エージェントでも可)に人格あたえてキャラクターにしてしまうと、ネットの外の人間との処理速度の差が膨大すぎるのがやっぱりネットネタの難点かなぁー? プログラムに特殊能力あたえて主人公にすると、もぉ外のメイカーとかユーザーが遅すぎるし、かといって、プログラムに活躍にメモリ容量とか通信速度で制約つけると、リアリティが減る気がするし。(人間みたいな仕草やら会話やらをするプログラムがうじゃうじゃ流通している世界が「プログラムが人間と同程度にしか活動できないぐらいの通信帯域しかない世界」とかいうのは、ちょっと想像できないからなぁ)。ここいらへんの設定の整合性はI巻でされてたのかもしれないので、よくわからない。(PCが人間と同程度の作業しかできない、とは書いてないし)。

 ギブスンのスプロール三部作(「ニューロマンサー」「カウント・ゼロ」「モナリザ・オーバードライブ」)の世界は基本的に電脳空間で活躍するのはコンソール・カウボーイと呼ばれる人間で、AIは法律だかに規制されててネット上で自由気ままには動けないし、ROM構造体みたくプログラム化された人格は、なんか、ファミコンカートリッジ並に、あつかいが低くて、クラック用ソフトは乗り物だったりミサイルだったりしても、話しかけてきたりしないしなぁ。

 で、攻殻機動隊になると、もぉ、オイラには訳わからんので。ぐあ。


971109a[ daily life / 日常生活 ] / WindowsDwar6 / 3Dロゴ / キャナルシティ暴動 / AXIS / PDAの消えた未来 /

 本来ならば日曜日は前の週の週末として処理するのが普段のワープ日記のお約束なのだが、グラフィックツールで妙なものを作って貼ったりしたので、ファイルを変えてみた。それ以外の理由は、特にない。

 MicroGraphfxWindowsDraw6を購入してみた。思ったよりもごちゃごちゃしているな、というのが正直な感想だ。ちょっと使い方がわからなかったが、やっと、WindowsDraw内部でペイントツールを呼び出せるようになった。ペンツールやバケツツールが「イメージエディタ」の中にあるとはお釈迦さまでも気がつくめー(取り説よめ>オレ)。さらに透過GIFにすべく透過色ツールを探したのだが、ヘルプのトピックスで「透過色」を検索した結果が、

透過色(定義)
イメージの前後にあるオブジェクト(とテキスト)がイメージで隠されないように、透明にした部分の色。
だったりすると、なんかUninstallって単語がチラっと脳をかすめたりするんだけど、このヘルプ書いた人、何考えてたんだ? ちなみに「イメージを編集」が透明色設定だったりする。うーん、命名者、何考えてるだろ? 単に「趣味の相違」の問題ならいいんだけど、なんか、ユーザーの理解を拒否しているような気がするんだけどなぁ。

 インスタント3Dツールで、文字を3Dにできたので、まぁ、ありがちにもロゴ作ってみた。けど余白トリミングを失敗しているあたりがお笑いだなぁ>オレ。

『電脳天使II』を読了した話は別項で述べた。

 裏日刊工業新聞読むと「プリンセス・プラスティック」米田淳、が面白そうなので、購入リストにいれるかのぉ。

 西葛西日記を読むと『BRAIN VALLEY』瀬名秀明、が面白そうだ。購入リストに入れるかのぉ。

 本日は、WindowsDraw6を購入するために、キャナルシティまで行って来たのだが、アサヤンのモーニング娘だかのCD発売&握手会&ミニライブだかがあるらしくて、なんか「予想以上の人数が来たために、整理券はすでにありません。ごめん」的な張り紙とかしてあって、通路に行列。「最後尾」の立て看板。HMVの前の張り紙読もうと立ち止まったら、スーツ姿の警備野郎に「立ち止まるな!」とか怒鳴られる。うー、なんか文字が細かい道路標識に目をこらしたら「看板を読むために止まるな」とか書いてあったような気持ち。まーモーニング娘だかなんだか知らないが、純粋な買い物客のオレには迷惑以外のなんでもないのだが。

 モーニング娘効果なのか何なのか知らないけども、昨日の下見の時に比べて、格段に人が多い。昨日は歩く先が見えてたけど、今日は、人混みに遮られて前方が見えない。

 それと、前から気になっていたのだが、キャナルの店員って、みんながみんなG-SHOCKしてるんだけど、なんかタイアップでもしてるのか? それとも単に「若者の間では、無難な時計、ということになっている」ということかー?

 んで、帰ろうとしたら運河つーか水路ん所のステージでその「モーニング娘」だかのミニ・ライブが始まるってんで、とてつもない人数が人垣つくってて「暴動」って単語が浮かびかけたり。昨日の「加藤いづみ」のライブがいかに平和だったか、とか考えてしまうな。

 とかシラけた目で見てますが、まぁ来たのが「シノラ」「Speed」「前田姉妹」だったりしたら、オイラも暴徒の一人になっていたのかーとか思ったら、まぁ関係ない芸能人の時はシラけておいて、いざってときのエネルギーをためねばとか思ったわけで。(って、ためたエネルギーで暴徒と化すのか?>オレ)。

 本屋でデザイン雑誌AXISを立ち読む。Futureなんたらと称してSONYとフィリップスの情報機器のモックアップとか持ってきて「来るべきデジタル時代」みたいな特集をしていたのだが、なんかそれを眺めながら「これは『来るべき近未来』じゃなくて、すでに『ガーンズバック連続体』つーか『小松崎茂未来世界』つーか、そういう『高度成長が石油ショック無しに続いていたらやってきたかもしれない永久に失われた未来世界』なんじゃないか?」という目眩を感じてしまった。

 AXISのずいぶん前の情報機器特集で目指していた「近未来」と今回の特集の目指している「近未来」は全然かわらないのに、実際の世界は、その「近未来」からどんどんそれている気がする。だって「ずいぶん前の特集」ってNewtonMessagePad(Original)が発売される前で「今度Appleから発売される画期的な情報機器」って紹介されてたぐらいなんだぜー。

 あの「来るべき近未来デバイス」はどこにいってしまったんだッ!

 ってPalmPilotになったんだったりしてー(^_^;;。PalmPilotも実物はけっこうでかいのよね。ついPHS端末ぐらいのサイズかなとか思ってしまうんだけど。まぁ実際に使ってないから言えることかもだけど、Pailotサイズのディスプレイでいいから、このサイズのNewton出してくれないかなぁ? 「画像を描く以上、ある程度のサイズは必要」ってお題目はとりあえず納得するんだけど、文庫本よりでかかったMessagePadも2000になって、もぉサブノート級にでかくなったからなぁ。次はA4に挑戦してくれい。「NewtonOSはホームコンピュータ端末として最適です。他の小さなディスプレイのデバイスと違って、NewtonOSは、壁面全体を利用することができます」とか。

 皮肉はどうでもいいとしても、どーしてAppleはeMate300を教育関係者にしか売りたがらないのかな?(アメリカじゃ学童のいる家庭にも売り始めたらしいけど)。WindowsCEとぶつけると負けちゃうからかなぁ? なんだかんだいって、WindowsCEと戦えば充分勝てる気がするんだけどなぁ。(ってMicrosoftを甘く見すぎ?>オレ)。

 で話はAxisに戻るのだけども、なんだかんだいいつつも、「自分の軌道を記録していて、本体に差し込むと自分を使って描かれた文字、画像をデジタルデータとして出力するデジタルペン」とか、かっこえーと思うなぁ。絵はがきにチップ埋めてデジタル音声と動画を記録するデバイス、とかは、技術的には問題点ぜんぜんなさげだからなぁ。コストと互換性だけかなー? 携帯情報端末に関しては、手書き入力以外の画期的な入力方式が欲しい気がするなぁ。あるいは、とてつもなく小さくたためるフルピッチキーボードの収納方式に画期的な新方式が発見される、とか。音声はなー。うーん、T-ZONEでアプティバのボイスコントロールのデモやってて、「下に5つ!」とか言うと、ダイアログの五個目の選択肢を選ぶんで、「おぉすげい」とか思ったのであるけども、マウスと同じ程度の作業を声でやろうとしたら、喉がらがらじゃないかなぁ。

 音声入力を実用化しようと思ったら、音声認識とか自然言語処理とかの発達と同時に、「ややこしいコマンドをメモも見ず、スラスラと言って、決して言い間違えない」つー技法にピカード艦長もビックリするぐらいに長けてないとやってけないんじゃないかなぁ。

 そうかー魔法使いの呪文の詠唱合戦になるのか。坊主の法力合戦つーか。けど、呪文の詠唱みたいなややこしい処理こそコンピュータにやらすべきなんじゃ? あーそれで「代わりに呪文を唱える魔物」とかいうのが魔術合戦に出てくるわけかー。うーん、もぉ、コマンドをマニ車に彫ってぐるぐる回すしかないな。あー結局、究極のインターフェイスはダイアログに「よきにはからえ」ボタンしかない、ってところまでいくんだろうなぁ。

 なんか、オイラの未来って「星新一」のショートショートのオチみたいな未来だな。ぐえ。


morrow@hf.rim.or.jp

ReadMe! counterReadMe!参戦[960908]


All rights reserved(c)1997 MOROBOSHI Tomorrow
Link Free
morrow@hf.rim.or.jp
http://www.hf.rim.or.jp/~morrow/
Warp Diary - MOROBOSHI Tomorou -  Time and Space