諸星未来堂ワープ日記
ツツジが咲いてみたりな四月第三週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 April 3rd Week
Japanese-Language Contents
本日の歩数、6,600歩。
睡眠時間がずたずたなので、ちょっと記憶があいまい。
朝6時まで作業して、3時間、いねむりクン上で仮眠したあと、再起動して帰宅して、ベットでさらに4時間睡眠を取って、13時に再起動、シャワー浴びてみたり身繕いしてみたりして14時に出かけて、吉野屋で牛鮭定食+コールスローを食べて、仕事場に到着。
15時半到着。うーん、1時間ぐらい記憶がとぎれている時間があるような。
途中、カフェインでも買うかと思って薬局まで自転車とばして、車道から歩道に乗り上げようと思った瞬間、歩道にどでかい犬がいるのを発見。「吠えられたら、いやかもなぁ」とか思ったせいか、それとも徹夜でボーっとしたたのか、起き抜けのせいで握力が思ったほどなかったのか、ハンドルを持ち上げて前輪を浮かした瞬間、両手がハンドルからすぽっと抜けて、自転車の上で「万歳」状態。そのまま「へんーしん、ぶいすりゃぁあああ」とかV3ごっこをする暇もなく、自転車は転げるわけで、オイラ的にはそのまま「とぉ!」と飛び出して、歩道を「おっとっと」と歩いて大丈夫だったんだけど、オイラの背後ではオイラマシーンが、がらがらがっしゃん、どんがらこ、と派手な音をたててころげて、犬は吠えるは、おっちゃんらは振り向くは、と非常にかっこわるい状況になったのだった。
うーん、自分が思っているよりも、ぼーっとしているらしいぞ>オレ。
MacLIFEをぱらぱらとめくっていたら、LANから一台もモデムでプロバイダとつながるゲートウェーが、とかいう記事があって「こういうのって、けっきょく、いくらぐらいラインニングコストかかるのかなぁ?」とか思ってふとみると、なんか見たことあるような人の署名記事だったのだった。だからどうした、と言われると「あー知ってる人の署名記事だ」って思っただけ、ってことになるけども。
ある意味で「署名がないとその人だと気づかない、一般的な文章で一般的な話が書いてあるのって、いいよね」と思ったりしたのだった。なんかオレも、わけわからん文体じゃなくて、もっと普通の文体が操れるようになりたいものだ。
さいきん、パソコン雑誌もインターネット雑誌も惰性で買うけど、決して本気で読んでないので、ぱらぱらとめくると、買って半月以上たってる雑誌でも、読んだことのない記事があるのだった。今月号のMacLIFEは(先月号か?)クラリスのノベルティグッズの特集で、これはなんどみても「おぉ、このクリスタルガラスの灰皿っていいよなぁ。タバコすわないから、灰皿いらないけども」とか思うのだった。
読者プレゼントのIBMの「PowerPC封入キーホルダー」もかっこいいなぁ。欲しいなぁ。チップ入りのペンダント、とくれば、六神合体ゴットマーズでマーズ君が、ガイアを呼ぶのにつかっていたペンダントを思い出すねぇ。って、わざわざオタクネタにもっていかなくても、よさそうなもんだが。
Newton2100日本語版の発売ネタは、何度読んでも「なんかなぁ」と思ってしまう。エヌフォーの心意気と、ニュートンエヴァンジェリストの人々の熱意が、誌面から伝わってきて、熱い物がこみ上げてくるんだけども、なんか、「いいのか、こういうことしてて」という気がしてならない。「こんなにユーザーが盛り上がってるのに撤退していいのかApple」という気もするし、「Appleが撤退したものに、こんなにユーザーが盛り上がってていいのか」という気もする。
根性も技術もないユーザーであるオレは、あまり「草の根的運動」とか「ユーザー主導の」とかいうのに入れ込まないで、「長い物に巻かれろ」的に、メーカー主導の技術に同調していくほうが、あとあと楽なんじゃないか、と思ったりするのだった。
根性も技術もないのに、仕事場でひとりMac者をしてたせいで、いろいろ「迫害」(わはは)された悲しい記憶が甦るのだった。
通信やコラボレーションツール、発想支援系のソフトの説明をみて「あーこういうのを装備すると、仕事がさくさく進んだり、仲間と円滑に情報共有できたり、独創的な発想が湧いてきたりするのかもなぁ」とか思ったりする。
ペンチアム166MHzで2GBのHDもあるけども、そんな画期的な変革が起こったような気はしないな。
「五分後の世界」村上龍、と「サイファ」成田美名子、と「恨の法廷」井沢元彦、をすこし読み返す。そんなことしてる暇あるのか>オレ。
バロック音楽に飽きたので、"this is Drum&Bass"のボーナスCDを再生してみる。お、なんか、これはなかなかいいなぁ。なんか、ノスタルジアつーか。うーん、なんか、「寂しい」というか「せつない」というか、そういう感情を掻き立てられるなぁ。別れた彼女のこととか、死んだジーサンのこととか、もうすぐオレは、オレが生まれた時のオヤジの年においつくなぁ、とか。
「都会の孤独」とかいうと、陳腐だけども、なんというか「ぶらぶらと埋め立て地に散歩に来たんだけど、歩き疲れて、ふと海をみると、対岸に自分の家のある地面が見えてて、風吹いてて寒くて、夕方なんだけども、またとぼとぼ帰るしかなくて、御飯たべる所もなくて、けど、まぁ、こうやって街ながめてるのが、オイラの今のスタンスとシンクロしてるかもしれないなぁ。あーあそこにはたくさんの人が生活してるんだけど、そのほぼ全部はオレと関係ない人なんだなぁ。オレにとって、あの街で、無くなってしまうと本当に困る物ってどのぐらいあるのかなぁ、あの街で、オレが無くなって本当に困る物ってどのぐらいあるのかなぁ。そんなの、しるかよ」的な気持ちというか。
なんか「ARBゴッコ」してるだけかもしれないなぁ。♪東京あうとさいだー。うーん、なんか、よくわからんなぁ。自己憐憫とも単なる「懐かしい」でもないような、ただ、妙に、忘れていた過去の出来事を思い出す、的な音楽だなぁ。
音楽のせいじゃなくて、単に眠いから、記憶がごちゃごちゃになってきたのかもしれない。あるいは、なんか軽い「走馬燈のように、過去の思い出がかけめぐる」だとか。って、死にかけているのか?>オレ。それは、いやだな。
本屋で「アンドロメディア」の小説が山積み。「SPEED主演映画の小説」ということしか知らない。裏表紙を眺めると、うーん、よくわからんが、ありていに言えば「AIバーチャルアイドルが現実世界とうんちゃら」という話らしい。わざわざ避けるのもなんだけども、あまり手に取りたくないので、しばらく放置することにする。いつまで、情報から回避していられるか、ってのが我ながら謎だが。
しかし、無意識に口に出るのは、円谷なヒーローの主題歌。
♪あんどろめろっすー、めろっすー、めろっすー
(いくらベタネタだ、寒い、と言われても、口から出てくるのは止められない)
ストレス解消のために、仕事場にウクレレでも置くか、と思いついた。ギターならコードが何個か弾けるんだけど、ウクレレだとまたコードおぼえなきゃいけないので、「ミニギターかな?」と思っていたのだが、ギターだと、なんか本気にならざるを得ない気がするのだが、Dioのヒロスエ、ナチュルゴの蘭々、マキシンヂを考えると、ウクレレなら、インチキでオッケー的な気がするのだ。これから暑くなるし。(梅雨を無視して、すぐ夏になると思っているのか?>オレ)。
ミニエレキギター(スピーカー付き)もいいかもなぁ。なんか循環3コードを延々と弾いていたら、楽しくなるかもしれない。
と、時系列が前後48時間でごちゃまぜなものを書いてみたりした。わけわからん。
なんか、これこそ、アウトラインプロセッサに箇条書きで入れて、あとで時系列に整理すればいいネタじゃん、という気がする。
けど、いま、猛烈に「そうしたくない」んだから、しかたないなぁ。何なんだろうな、これは。
うー、座りっぱなしなのと睡眠不足で粘膜が弱っているのとで、気を付けないと「ぢ」になりそうだ。うー、こえーよー。風呂にゆっくりとつかりたい。
本日の歩数、6,500歩。
と、いうわけで、仕事場の仮眠椅子「いねむりクン」の上で目覚めたら、昼の12時だった。
腰が痛すぎ。
うーん、睡眠時間はたっぷり浪費したのに、ぜんぜん疲れがとれてないというか、かえって疲れたような気がして、とっても「損した」気分が高まるなぁ。もぉ。
シャワーあびて出直そう。
本屋にて。
「DigiChu」ソフバ。別にオネーサンの裸をデジカメで撮影するつもり/機会もないのであるが、「記念撮影的使用法」「風景写真的使用法」じゃない方向のデジカメ利用法を模索する意味で。「薄暗いところで撮影したので、全体にノイズがのっている画像」が、オイラ的には、いま、一番面白い。
「ヒュウガ・ウイルス」村上龍、幻冬舎文庫。「五分後の世界」の続編が文庫になったので、買う。
「生と死の幻想」鈴木光司、幻冬舎文庫。なんでもいいから「鈴木光司」だと買ってしまうオレ。
「オレンジページ」5/2号。「簡単カレー」の特集で、つい買ってしまう。オレンジページはカレー特集と丼ご飯特集だと、ついつい買ってしまうのだった。なんつーか「ぐえー、なんか変になってしまった。どうやって食べよう」的に失敗した料理は、焦げたりとてつもなく濃く味付けしてないかぎり「水たしてぐつぐつ煮て、カレールーぶちこんでカレーにしちまえ!」的にごまかしがちなオレとしては、カレー特集はぢうやうなのだ。丼ものも「ぐえーなんか変になってしまった。よし、玉子とじにして、御飯にかけたれ!」しがちだから。
夕方、仕事場に戻る。
ローソンの「ライスバーガー・ローストンカツ」にはまりつつある。220円でけっこう高いし、食べると胃にもたれるのだが、カレー味じゃないのに、食べ終わるとカレーを食べたような充実感があるあたりが、オレ的に謎でそそられるものがある。油の味なのかな?
あとは、タコヤキ。ちゃんとしなものくわないと、やばいぞ>オレ。
最近、アウトラインプロセッサ、にちょっとだけ、はまりつつある。
アウトラインプロセッサってのは、見出しを階層構造で表示しつつ文章を書く、エディタとワープロの親戚みたいなソフトで、構造がはっきりした文章を書きやすくするソフトだ。
目次を入力してから、本文をうめていくトップダウン型の書き方でもいいし、アイデアを列記してから、それを章立てにあてはめていくボトムアップ型でも、文章がかけますよ、と。
MS-WORDのアウトライン機能は、いまひとつオイラ的にピンとこないので、シェアウェアなソフトをいくつかダウンロードしてきて、お試ししてみている。
んがしかし、マウスつかって階層をいじるやつは、階層がいじりやすいかわりに、いちいちマウスつかわないといけないので(キーボードからでも、ALTでメニューに入って、何段かコマンド打てばいけるんだろうけど)、ちょっと使いづらい。
かといって、マウスを廃して「キーボードだけで使えるものをめざしました」系のやつは、これはこれで、ちょっと使いづらい。なんか「DOS的コマンド命!」っていうのが透けて見えてきたような、というか。
って、まぁ「慣れてしまえばどうでもいい」ことに気になってる段階のファーストインプレッションなので、あまり気にしないように。
と、いうわけで、マウス使う型をちょっといじっているのだが、形式的な目次いじりばかりして、ちっとも文章が論理的になる気配がない。それはやはり、オイラの脳味噌が非論理的な発想をしているからなのかもしれぢ。
まー、非論理でもいいんだけどね。つーか、非論理的に湧いてキーワードに形式をあたえるために使おうと思ったのだが、うーん?
セカンドインプレッションを乞うご期待ってかんぢ。
980417a[ daily life / 日常生活(金) ]
/ 一日資料室でグルグル
/ 資料室地下でX-filesゴッコ
/ BGMはバッハ「トッカータとフーガ」
/
本日の歩数、13,000歩。
一日、資料庫に入って、ぐるぐるしていた。
求める資料がなかったので、普段いかない、別館にも行ってみた。ここは、すげーボロいビルの中にあるので、通路は狭いは、天井は低いは。
3階建ての小さなビルなのだが、隣のビルの2階に受付? があって、渡り廊下を通って、入るようになっていて、2階がぎっしり資料庫なのだ。で、その上の階も資料庫なのだが、ここは未整理の資料が適当に置いてあるだけで、資料の数も少ないので、窓から日差しがはいって「じーちゃんちの屋根裏部屋」的な雰囲気で、ちょっと牧歌的だ。
で、2階をうろうろしてたら、はずれに下に降りる階段を発見。おや、こんなところに階段が。で、下ってみると、1階も未整理の資料が置いてある場所で、2階と3階と同じつくりになってるんだけども、茶色くなってぐにゃぐにゃまがった本が、ヒモでボンレスハム状態にしばりあげられてて、窓がふさがってて蛍光灯の光しかなくて、しかも、ちょうど真ん中のところに鉄柵があって「立入禁止」とかいてあって、その向こうは、カラの本棚が暗闇の中に続いていて、奥から何か機械がうなる、ブゥウウウウウウウンという音がしているのだった。
ブゥウウウウウウウウウウン.........
って、単なる「機械室」なんだろうけども、オイラ的には「なんかやばい雰囲気」をかいでしまったので、あわてて逃げたのだった。そこに居たら、なんかモルダー捜査官が「ここにグレイの死体が!」とかいって乗り込んできそうな雰囲気だったんだもん。って「X-files的に怖かった」んじゃなくて、「X-files的にいかがわしかった」だけなのか>オレ。
とか、ひとりXファイルゴッコしてたので、資料はみつからず。何してるんだね>オレ。
なんとかかっぱいできた英語の資料をちょっと読む。斜め読みだけなら、なんてことないんだけど、説明用に一部、抜き出して「和訳」しようとすると、なんか久しぶりなので、勘がはたらかずに、超もろ「受験用英文和訳の世界」に突入してしまうのだった。関係代名詞がずるずるとかかる、後ろから前に訳した文章。
まぁ、関係代名詞が出てきたら、いったん文を切って、複数の文にわける、ってのがお約束なんだけどねぇ。勘がもどらないうちにそれやったら、あとで読んだときに、原文と違う意味の日本語に修正しがちだからねぇ。って、あとで読んだときに意味不明な日本語になる文かいてもしょーがないのだが。
BGMは、パイプオルガンで、バッハの「トッカータとフーガ」。演奏者は知らない。
♪てぃらりー、鼻から牛乳ぅううう
♪てぃらりー、鼻からウドンんんん
(「東京裁判」あるいは「ドップラー総統のテーマ」ね>「トッカータとフーガ」)
英語いじってる時って、英語、日本語に限らず、歌詞があるやつ聞いてると頭が混乱するので、BGMは、だいたい、テクノ(って、YMOだから「テクノポップ」であって「テクノ」ではないか)か、バロック音楽になるなぁ。
テクノとバロックって、リズムが一定だから、作業はかどりがちなのだ。
クラシックは、音が大きくなったり小さくなったりしてダイナミックレンジが広い上に、速くなったり遅くなったりして、あげくに、劇的に盛り上がったりするので、BGMには、ちょっと向かないと思うから、オイラは聞かないのだった。
って、バロックったって「トッカータとフーガ」じゃなきゃ「ブランデンブルグ協奏曲」しかCD持ってないけど。なんかしらんが「バロックでα波が出る!」とかいうのが騒がれた時に、つい買ってしまったらしい。わははは。
けど「一定のリズムで、淡々と続く曲で、聞いていて不快じゃない」というオレ的なバロック音楽の評価ってのがすなわち「α波が出そうな」ってことなんだけどね。ある程度出てると思うよ。作業はかどるから。
て、バッハ演奏じゃ第一人者ってことらしい「グレン・グルード」のCDを、何枚かもってるんだけど、このオッサンは、のってくると弾きながらうめくんだよなぁ。その「うめきごえ」がCDにも入ってるから、夜中、ふと、耳元でオッサンの小さなつぶやきが聞こえてきて、気持ち悪い。だから、オレはグルードが嫌いだ。
今度CD屋にいったら、グルード以外の「バッハの第一人者」をさがして買ってみよう。
ピアノよりもチェンバロの方が「バロックっぽい!」って気がして好きなんだけどね。
ほかにもいろいろ考え事をしていて、朝の5時になって、頭がまわらなくなってしまったので、イスで仮眠。
起きたら、土曜の昼の12時だったのは、秘密。こ、腰が痛い。
教訓:布団で寝れ!
980416a[ daily life / 日常生活(木) ]
/ 健康診断
/ 海鮮皿うどん
/ ネット管理者会議
/
本日の歩数、10,224歩。
電話で目覚める朝10時半。大遅刻。わははは。
本日夕方から、仕事場のネットワークの担当者の会議、というか、ネット管理者が仕事場ユーザー様にネットワークの規則その他などを説明する会議があるので、その資料の調整の続き。昨夜、終わらなかったからね。
Webページの内容のチェックは誰が責任とるのか、というのが議題なのだが、上層部がどこまで枝葉のネット管理者に責任を持たせる気なのかわからず、悩みまくり。時間切れ。
昼から、健康診断なのでお出かけ。ネット管理人打ち合わせとかしていたので時間が足りなくなったので、地下鉄は断念して自転車ぶっとばしー。これで血圧、心拍数でひっかかったら、大爆笑。わははは。
なんか、むわーっとする暑さなのだが、気温があがったせいで、えらく天気のいい屋外を自転車で走っていると、いろいろな街のにおい、を感じる。花の匂いや、草木の緑の匂い、土の匂い、そして人間の匂い。
サクラを見ても、新芽を見ても「あぁ、春だ」という気がしなかったのだが、今日は「あーこれは『春』だな」と感じたのだった。なんか、無性にムクムクと元気が出てくる気がするというか。
春で暖かくなってきたので、無性にムクムクと頭がおかしくなりがちなのかもしれないが。
そうこうしているうちに、指定の病院に到着。
身長、体重、血圧、心拍数、検尿、内科検診、胸部X線、(オプションで心電図)。
説明者が登場し「みなさん、美人の看護婦さんをみて興奮なさって血圧があがる方がいらっしゃいますから、美人の看護婦さんを見たら、深呼吸を3回してから座ってください」とかいう「のどかなギャグ」が展開して、そこかしこから微笑ましい笑い声があがるのだった。さらに「検尿コップになみなみとつがれると処分に困りますので、ほんのちょっとにしてください」と、えらく真剣なまなざしで言われてしまったのだった。
身長、体重。うー、身長は当然、伸びないし、体重は「残念ながら」増えていた。ぐえー。なんか、身長体重を見たら「666」とか数字が並んでいたので、不吉だった。
血圧。オイラは実は、けっこう血圧が高いのだ。しかも、きんちょーするタイプだから、別に美人の看護婦さんじゃなくても「あらー? もう一度測ってみましょうか?」の世界になりがちなのだ。しかし、今日は、オイラの前の人が、非常に興奮なさっていたようなので、それ見てたら緊張がとけてしまったのだった。つーか、なんか、ぼーっと別のことを考えている間に終わってしまったというか。
検尿。トイレに向かって行列が出来ていて、そこから「湯気の立った紙コップ」もった奴らが次々に出てきて「ちょっとどいてください。危ないです危ないですよ!」状態。いやーん。(書くなよ、わざわざ)
内科検診。すわるやいなや「調子の悪いところは?」「とくにありません」「はい『健康』ね。次の人」の世界というかー。いや、ちゃんと聴診器あてて、背中触ってたけども。まぁ、医者はプロだから、ちょいなちょいな、って適当に看てるようにみえて、本当にやばい人がきたら、その人だけ他の健康体から浮いて見えるらしいからさ。って、知り合いの医者がオレにウソついてるのかもだが。
で、オプションの心電図もやってみた。「以前にひっかかったことがある方や、問題有りと言われている人」とかだけなんだけども「気になる人も」ってあったので、同じ値段なら受けて損無し。
「あらー、あなたはしなくてもいいのよー」「いえ、やってください」「自覚症状あるんですか?」「最近、年のせいか、徹夜が続くと、心臓が痛いんです」「そりゃ、徹夜をやめなさい」とかいう謎の会話ののち、手首足首に電極クリップつけられて、左胸に吸盤をペタペタと。電極クリームいやーん、というのをちょっと期待していたのだが、なんか、アルコールでちょいなちょいな、とふいただめみたいで、オッケーみたいだった。しかも「やめろーショッカー」と手術台の上でもだえる本郷猛、なイメージをふくらませるまもなく「はい、もーいーよー」と終わってしまったのだった。「最近の装置は性能があがったから、指輪も時計もしたまま、すぐとれるのよー」とのこと。ほほー。
胸部X線。なんか、ここはものすごく混雑していて、野郎全員がぎうぎうに集められてて「さー、そこの脱衣カゴの前で、上半身はだかになれー」の世界。まー別に見せてへるようなもんでもないし、女性といえば、遠くの通路を通過する入院患者さんのオバーチャンとか、看護婦さんとかしかいないしー。
で、なんか、X線装置、いままでのところよりけっこうまじめに「この線から一歩も入るな!」が厳しい上に、「はいー息をとめてー」のあとに、ぐぎゅううううううううん、ばっしゅーーー!! とか、なんか、ちょっと怖い音がしたのだった。異次元に射出オッケーつーか。魂すいとられた! というか。
て、上半身裸の野郎がぞろぞろと脱いだ服のところに戻ると、なんか、健康診断に来ていたらしい別の団体がそこに並んでいて、なぜか、全員、うら若き女性だったので、とってもイヤーンな世界だったわ。
って、別に見られるのはなんてことないけども、「見たがってないオネーサンに無理矢理、貧弱なボデーを見せつけてしまう」ってのがとってもイヤーン。
で「気にしてないフリ」でいそいそと服を着るのだった。オネーサンらも「気にしてないフリ」で、あさってむいて喋ってるし。
って、何の気なしに顔あげたら、オネーサンの一人と目があって、オネーサン、あわてて視線をそらすのだった。「みたなぁああああ」
まー、最近、一部では結核が復活しつつあるらしいので、健康診断のX線撮影は、活用させていただきたい、ってことだな。
で、最後にスタート地点に戻って「チェック」を受けるのだが、心電図がないほとんどの人は、オネーサンが見て、5秒ぐらいで「はい、おっけー」になるのだが、心電図をとった一部の人間は、心電図チェッカーの初老の先生を通過するのに時間がかかるので、待たされるのだった。むー、こんなところで時間を食うのか!
で、オイラの前の女性は、なんか、先天性ほにゃらら弁膜もけもけ症候群がなんとかかんとかで、ということで、ややこしい写真とか診断書とか持参で、先生と熱いディスカッションをおっぱじめて、5分以上待ってしまったんだ。「やっぱ、心臓の病気は大変だよねー」と思うべきなんだろうけども、他人のプライバシーに立ち入るまいと内容を聞かないようにボーっとしつつ声だけ聴いていると「心臓病マニアの熱い会話」みたいに聞こえてくるのだった。「先生! 心電図には、やっぱりスパイク波がぢうやうですね!」「そうだね、やっぱ3個は欲しいね」とかさ。(聞いてなかったので、これは適当ね。つっこまないように)
で、オレの番なんだけども、さすが専門家。電光石火の1秒検診。わははははは。
折り畳んであった心電図を受け取りつつ開いて、一瞥した瞬間には、左手が「異常なし」のBOXにそれを投入していて、口は「異常なし。次」と発声している。
オイラも含めて列の人間は、さきほどまでの「あついトーク」で、催眠状態に誘導されていたので、この電光石火でやっと正気に戻って、動き出したのだった。先生のお眼鏡にかなう「患者」はいなかったのか、20人ほどが、20秒......ってわけにはいかなかったけど、ものの一分で終わってしまったのだった。
つーわけで、天気はいい午後四時の光の中、自転車で走るオレとしては、このままどっかにサイクリングでGo! ってなわけになりたくなって、脳内には、「いつかどこかで」の♪どーこーかーとーくーへーいーって、みーたーいー、つーテーマソングと永六助の声が聞こえてきそうになったんだけども、ぐっと耐えるのだった。
お腹が空いたので、長崎ちゃんぽんリンガーハットに入って、「海鮮長崎皿うどん」を食べるのだった。なんかしらんが、海老よりもイカがうまかったな。いかいかいか。
で、戻ってきたらネット管理者会議の時間になってしまったのだった。
しかも、資料がまだコピーが終わってないとな! むー何してたんだ担当者! あ、オレと一緒に健康診断うけてたのか。わははは。どうして昨夜、コピーしておかない! って、健康診断直前に修正入れたの、オレか! わははは。すまんすぎ。
なんか、Webページの整備に関して上層部から「オブザーバ」氏が派遣されていて、ちょっと緊張。
しかも、資料のコピーに手間取って五分開始が遅れたら、ちょっとお怒りのご様子で、さらに緊張。
で、事前に上層部筋から非公式に流れてきた「Webページの管理体制に関する意見」を盛り込みまくった「問題ありそうなページを発見したら、ネット管理人はどうふるまうか」というマニュアルを紹介すると、ひとこと「いや、ちょっと気を付けてね、って言っただけで、こんな本気になって取り締まらなくても、いいじゃないか。みんな楽しくいきましょうよ」とのこと。
オレを含めてネット管理者連中、総ずっこけして、椅子から転げ落ちる。
あの厳しい意見の数々は、なんだったんだ! わははははは。
つーわけで、あとは、まぁ細々とした手続きとかユーザー名の命名規則とか、パスワードを定期的に変更する重要性とか、「雑誌からスキャンした画像をWebにはるのは著作権的に問題があるんだよ」とか、そういう話をしてみたり、質問コーナーで「MLからのメールの流量が多すぎて、業務にさしつかえるんですけど、どうしたらいいんでしょうか?」とか、「知らない人から、本文に『絶対にだめです!』とだけ書いたメールが届いたんですが、どう反応したらいいんでしょうか?」とか「勝手にしろ!」的な質問をうけてみたりしているうちに、時間はどんどんたってしまったんだね。
980415a[ daily life / 日常生活(水) ]
/ 煮詰まって血塗れ
/
本日の歩数、9,048歩。
いろいろあって、書類を前にして煮詰まって、頭かきむしってみたり。血が出てみたり。わはははは。
「異例の長考」をしているうちに、持ち時間がなくなってしまったので、早ざしモードにして、暫定案をでっちあげる。けど、気に入らない。気に入らないけどしかたない。時間ないし。
つーわけで、暫定案を前に、4時までぐるぐると悩んでみたのだが、短期記憶がなくなりはじめたので、諦めて寝ることにする。また明日考えよう。
980414c[ kiyome-tamae harai-tamae / 清めたまへ、祓いたまへ ]
オレは言霊イストだ。
といっても、べつに、言葉の波動を大事にするために大声で呪文を叫んだりするわけじゃないのだが。
おれは、不吉な言葉には不吉な事態を発生させる「力」があるような気がするのだ。
というわけで、コトダマイストなオレは、突如、思うところあって、神社でお祓いしてもらったりしたのだった。そのお話。
お祓い、じゃないなだよなぁ「ご祈願」ってやつだな。
まぁ、おまじないの類が嫌いじゃないオイラは、収拾がつかなくなるのを避けるために、なんか願掛けするときは、神社しか使わないことにしているので、仕事場の機材に「思いついたときに」お守りをぶら下げているのだ。で、ふと考えたら、そのお守りはかけた願が一応、成就しているので、神社にひきとってもらわねばならないのだった。
つーわけで、筥崎宮まで自転車ぶっとばしー。
さて、お守りなのであるが、「学業成就」でも「交通安全」でも「家内安全」でも「安産」でもない場合、一体、何のお守りを買えばいいのか!?
はい、それは「勝守(かちまもり)」でした。
「勝守」は「願望成就」のお守りなのでした。巫女さんに「あのー、すみません、学業でも交通安全でも家内安全でも安産でもない場合は、何を買えばいいんでしょうか?」とか、アホヅラで途方にくれつつ聞いてみると「はい、そのような時は、勝守がよろしいかと」と、あっさりと答えられてしまったのだった。やはりあるのだな「その他」ってのも。
で、その勝守を買おうと思ったのだ、1000円。ところが「ご祈願受け付け」って看板を目撃してしまった。うーん、だいたい5000円だなぁ、と思って、普通ならやらないんだけども、徹夜ハイなオレは、なんか「ここらで一発、お祓いだのしてもらって、言霊だのなんのをチャージするのだ」とか思ってしまったのだった。
で、申し込むと、住所・氏名・生年月日を書かされるのだった。しかも「ご確認させていただきます」とかいって、いちいち巫女さんが、読み上げて確認するのだ。「どうしてマンション名までくどくどしく読み上げるんだ?」と思って、巫女さんが、住所の横にフリガナふってるのをみて「おいおい」と思っていたのだが、はい、後に出てくる「祝詞(のりと)」に出てくるのですね。
で、控え室でしばし、ぼーっと待っていると、会社の自動車のお祓いにやってきたカップルが一組。さらに、ぼーっと待っていると、十分ぐらいしたら、「大変おまたせしました!」と、えらく元気のある神主さんがポックリ靴を履いて登場して「どうぞこちらに!」とぐんぐん本殿の方に歩いていくのだった。
んで、初詣とかじゃないと中に入れない本殿の内部にずいずい入って、なんか戦国武将の本陣にありそうな木と布でできた折り畳み椅子に座らされる。
「それではただいまより御祈願のもにょもにょを始めます。まず、払い主がもにょもにょ」と二人いる神主さんの片方が宣言をする。(「もにょもにょ」は聞き取れなかった所ね)。
と、突如、太鼓がドドーン、ドドーンと打ち鳴らされて、いきなり神道で太鼓なのか! とビビってしまって、神主さんらの策略(をい)にまんまとのせられてしまったわけだ)。
で、まず、例の「紙が垂れ下がったホウキかハタキの親玉」(なんていうんだっけ?)が立ててある場所に神主さんが一人が行って、ぺこぺことオジギしつつもスタンドから取り出して「皆様、頭をおさげください」と言いつつ、オレらの下げた頭の頭上を、ばっさばっさと祓ってもらうのだった。
で、次に、御神座の前の階段を神主さんが一歩一歩登って御神座の前で、おもむろに「祝詞(のりと)」を読み上げるわけだ。
筥崎宮は八幡さまだから、祭神は「応神天皇・神宮皇后・比売神」なわけだろうけど、実際に、物体としては何がまつってあるんだろうなー? と思って見上げてみる。どうも鏡が置いてあるように見えるんだけど、と思ったら「では、みなさま、頭をお下げください」ときた。
で、祝詞が始まるのだった。「かしこみかしこみー」。んで、「ふくおかしもけもけにすまう、もろぼしもけもけ、しょうわよんじゅーよねんうまれは、もがもが」とか思いっきりそのまま読み上げられてしまうと、つい笑いそうになってしまうのだった。しかも、当たり前だが「オレの願い事そのまま」をそのまま読み上げられるので、思いっきり恥ずかしいのだった。「そのままやんか!」というか。
で、もう一組の人らの分の願い事も、赤裸々に(うぞ)暴露されて、祝詞奏上は終わって、神主さんが、階段をもけもけと降りてくるのだった。
んで、次はお約束の「玉串奉納」になるのだった。サカキになんかを結びつけた玉串を、神主さんから手渡されて、目の前の台に置いて「二礼二拍手一礼の作法で」とか言われて、いつもどおりに「ペコペコ、パンパン、(むにゅむにゅ)ペコリ」をするのだった。こういう儀式の時って、もうちょっと特殊な礼拝方法をするのかと思って緊張・期待していたのだが。
で、これで終わりかと思ったら、最後に、鈴が出てくるのだった。御神座の前に置いてある「ありがたい鈴」が出てきて、頭の上でりんりんりんりん、鳴らすのだ。
おぉー、これはいいな。これは染みるな。脳にしみるぞコトダマが、ノリトが!
つーわけで、だまされやすいオレが「しみこむしみこむ!」とか言ってるうちに、太鼓がどんどん! と鳴って、儀式は終わったのだった。
って、背後で、ひっきりなしにお賽銭を投げる音が聞こえていたのがちょっと。
あとは、お守りとおふだとその他をもらって帰ったのだった。いえーい。
う、「おふだ」の取り扱い説明書(なのか?)を見たら「神棚にそなえるときの注意」が書いてあった。ぐえ、神棚がない! 神棚ない程度の信心しかない奴が、神社でお札もらっていいのか!>オレ。
みなさん、金縛られてますか?
詳細は省くのであるが、例によって例のごとく、徹夜しているのだが、朝の6時ぐらいにはとりあえず終わらせて、3時間程度は仮眠とって、9時から再起動しようかな、と思っていたのだ。
まぁ、思惑というのは、あてが外れるものなわけで、やり始めるまではいやでいやでしかたなかった作業も始めてしまうと、なかなか面白くて「くくく、ここまで終わらさないと寝てられないね」とか思ってしまうのだった。
で、朝も白々と明け、ぐらいの時刻ならいいのに、すでに地下鉄駅からは通勤・登校客がわらわらと沸いて出てる時刻になってしまったわけで、睡眠不足でぼーっとしつつ、熱っぽい身体と痛まる膝で、よろよろギコギコと自転車こいでるオイラなんかは、車にはねとばされる前に通行人にはねとばされてりゃ世話ない世界になりつつあって。
で,家に帰り着くのだが、本来の目的である入浴の気力もなく、ベットに倒れ込むのであるが、ここで眠ってしまうと,大遅刻になるので、1時間半に目覚ましをセットして、とにかく、目をつぶってぐったりする、ということに意識を集中して。
と、いうわけで、猛烈に眠たいのに眠っちゃだめだ、と電気つけたまま、熟睡しないように寝る、というような不自然なことをすると、やってくるのだな、あれが。
ザ・金縛り
まぁ、「金縛り」にも色々あるわけで、オイラはおおざっぱに金縛りを「心霊現象としての金縛り」と「生理現象としての金縛り」にわけて考えることにしている。あるいは「心霊的金縛り」と「医学的金縛り」というか。
まぁ、この分け方は、対称な分け方じゃないわけで、言ってみれば「金縛りをどのような方向から見るか」にすぎないわけであるが。
で、オイラは医学的金縛りのことは考えるのであるが、心霊的な方面は考えないことにしている。まぁ「非科学的な方面は考えない」と言い切ると、その通りなのだが、まー、心霊現象は「オレって霊感ないから、よくわからないんだよね」という意味で、「オレが感じない以上、そこには何もは存在していない」と言いたくないので、言わないのだ。心霊現象は、霊感のある方が語るとよろし。
で、金縛りというのは、医学的には「肉体が睡眠状態にあるのに、何らかのショックで意識だけが覚醒(半覚醒)してしまったために、肉体が動かない状態」なだけで、別に棟の上に髪の長いオネーサンがのしかかっていたり、小柄なおばーちゃんが正座してたりするわけではないのだわ。(たぶん)
と、わざわざ妙な例を出したのは,高校のころに何度か金縛りにかかったときは「お、おお! 身体が動かない! 力の入れ方を思い出せない!」という、純粋に「意識は覚醒しているのに肉体に力が入らない」という現象であったのが、大学に入ってからは、悪夢と同時に発生して「かび臭い真っ黒な柔道着を着たセガタ三四郎っぽい男から四方なんとか固めをきめられて動けない」とか「胸の上に髪の長いおねーさんがのしかかっていて、首しめてるっぽくて、なんか生臭いにおいがして、すげーいやーな雰囲気がするんだけど、身体が動かないし目が覚めない」とか、「胸の上に、すげー小柄なおばーちゃんが座布団ひいて正座して、こっちを見てるんで、身動きできなくて、なんか線香のにおいがする」とか、「夢とはいえ」と言いつつも、目が覚めた時に「こりゃーやばいわい」とつい部屋変えて寝なおしたりする不吉っぽいものに変貌しているからなのだった。
いや、単なる「悪夢」なんだけどね。だって、オネーサンはいいとしても、胸の上におばーさんが正座してるのを見上げてるのと違うアングルからオレはその光景を見てる記憶があるからさ。夢なわけ。え? 体外離脱? ま、人間は自分の目玉のある位置以外からみた風景を再合成して「見る」ことが可能とかいう話もあるから「目玉のあるべき場所でない視点からの記憶がある」ことから「夢である」ということは結論できないのだが。
んで、ここ1、2年は、徹夜明けで、膝の関節が痛くて、二の腕とかに変に力が入らない「やばい体調」で,寝ると、だいたい金縛りが発生するのだ。んで、最近の金縛りは「身体が動かない」んじゃなくて「身体が勝手に動く」のだな。
まぁ、金縛りじゃなくて「寝ぼけた状態で手足がつってるのに、睡眠不足のために目が覚めない状態」なんじゃないか、と思うのだが、これが、すげー恐いのだ。
なんか、勝手に身体がねじれていく恐怖、つーか、操縦されているのか、オレ! というか。
まぁ、目が覚めたあとの布団の様子などからして、本当に身体がねじれたり、操縦されてヨガなポーズをとったりはしてないようなのだが、寝ぼけている夢の中のオイラは、自分がベットの上で、ばきばきに足がひねりあげられていく感覚に支配されまくりなのである。
恐いし、痛いし、もーやめてちょーだい、って感じ。
と、いうわけで、金縛りと関係ない話になってしまったかもしれないけども、オイラはこういう「寝ぼけているときに手足がつって、すげー痛くて恐いのに目が覚めない」ものも金縛りと呼称するんだよ、そして、最近(年のせいか)これが頻繁に起こるので、すげーいやんだよ、と言いたいのだった。
入浴剤と柔軟体操ぢうやう。
いや「睡眠時間ぢうやう」と言うべきだろう。
980414a[ daily life / 日常生活(火) ]
/ 徹夜ハイ
/ 金縛り
/ 「らぶらぶ愛してる」見た
/ CDTV見た。
/ 「トロン」見て感動
/
本日の歩数、7,058歩。
徹夜した。進んだので徹夜ハイもあって、楽しかった。けけけ。けど、肉体的にはキツまり。
シャワー浴びに帰って、ちょっと気絶しようとおもったら、金縛りで怖かった。
昼からミーチング。「計画は計画にすぎず、予定は未定」と主張して怒られる。わはは。
夏までの計画がとりあえず決まる。はー時間はないけど、「先は長い」ってかーんぢ。ぐえ。
銀行に行く用事があるので、ついでに仕事場に転がってる「おふだ・おまもり」の類を筥崎宮に処分しに行って、「夏まで無事に進みますように」ぐらいお願いしてくるかしらん、と出かけた。
思うところあって、お祓い? を受けてみた。
録画しておいた、「らぶらぶあいしてる」とCDTVをみてみた。
らぶらぶ、は「潜水艦のりたい!」と思った。「サーフ天国」を聴いていたら、シノラのガラ声は、なかなか味があるな、と思った。つい「ココロノウサギ」のCDを聴いてみたりした。
CDTVは、「つねに48位の近所をうろうろして、圏外に落ちない」と思っていた、ポケモンの主題歌が、突如30位まで再浮上していたので「ポケモン放映再開おそるべし!」と思った。あと、CDTVのチャートって、シングルが発売されてから「初登場」するまでが、けっこうタイムラグがあるんだね。
BSで「トロン」が放映されていたので、つい終わりまで見てしまった。すげー面白くてきれいだ。オレは、「トロン」が、すげー、好きなのだ。
世間では「CG映画といいつつ、実写の光学処理と手書きアニメばっかりだ」とか「話がウソくさすぎる」とか言われて、一種「指さして笑うSF映画」にあげられている気配を感じるのだが、オレ的には「コンピュータ内部世界を描いて、プログラムを擬人化するネタじゃ、避けて通れないでしょうも」と思うのだった。(まーコンピュータに詳しい人はここで苦笑せざるを得ないらしいけども、オレとしてはコンピュータをよくしらないがゆえにトロンが面白いなら、コンピュータに詳しくなってトロンが面白くなくなるより幸せだわ、とか思うのだった。って、負け惜しみ。)
光電子バイクもタンクもコンピュータ内部世界の、「これがサイバースペースでござい」的な「輝くグリッドの彼方に無限にメモリーの地平が」の映像もいいし、白黒の身体に蛍光ブルーやオレンジのラインが輝くプログラムたちの姿も純粋に「きれい」だ。
光子帆船が、ガキのころにおぼえていたよりも、きれいで、ちょっとびっくりした。
逆に、悪の司令官サークの乗る空母は、出てきた瞬間「あ、これこれ!」的に、中学生のころの感覚が甦った。あの空母だけは、なぜか、オレの「ノスタルジー回路」内部の記憶に入っているようだ。他の部分の記憶は、ある意味、時系列と切り離された「SFデータ類」に分類されているのに。
ガキの頃は、クライマックス、一度倒されたサークが復活したら、巨大化してるのが、トロンの横にくるまで気が付かなかったので「あー巨大さってのは、ビルの横に立ってないとわからないのね」とか怪獣映画のイロハを教わってしまったのだった。足音を「ずしーん」って入れれば巨大に見えるってもんじゃねーだろー。で、ガキのころは「どうして巨大化したのか」がピンと来なかったのだが、これは「悪の首領は最後に巨大化する」っていうお約束なんだねぇ。
ってことは、やっぱ、最後はフリンの「ユーザー・パワー」で、ガラクタが合体して「巨大トロン」になって戦わねばならなかったのでは、とか思うなぁ。あーやっぱ、あの飛行空母が変形して、ロボットになるのだ!「ダイトロン」とか。
ガキのころ、ぐりぐり回転するカエル顔のMCPが怖かったのだが、今回みても、なかなか怖かった。怖かったけど、やっぱり、円柱に張り付いたヒラメ顔つーかカエル顔が、もぉ、問答無用的に、ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり回ってるんだから、笑ってしまう。わはははは。しかも「元はチェスプログラム」ってあたりが、もぉ、お約束だなぁ、とか。
しかし、MCPによる帝国主義的支配! みたいなビジョンは、IBMを揶揄るっぽく展開したんだろうけど、マイクロソフトとインテルが、ぶいぶい言わせている現在、ぜんぜん笑えないのだった。ビックブルーは、人間のチェス・チャンピオンに勝つしー。
ガレージからはじまったコンピュータ会社が巨大化して、初心を忘れて、「我々が追求しているのは、ビジネスだ!」とか社長がぬかしやがって「もぉガレージでやっていた時代ではない」「がレージだったころが懐かしいよ」「なんなら、ガレージに戻してやってもいいんだぜ」とかいう会話が創業者エンジニアとの間でかわされるあたりが、「あー、ジョブズって、こうやってスカリーにおんだされたのか」的に見ててナイスかもしれない。って、どっちが先なのかな? 映画とジョブズ追放は。
しかし、フリン=ジョブズ、とか考えると、ラストで社長になったフリンは、あのあと「実はトロン・プロジェクトは嫌いだったんだ」とか「デジタイズ技術は、我が社に何の利益ももたらしていない」とかいって、次々に技術の廃止をしまくったりして。
あーしかし、なんか、大蔵省あたりで不祥事がばれまくったり、会社倒産しまくったりしている世相を考えると「どんどん他のプログラムを吸収して肥大化するMCP」は、別にトロンが破壊工作しなくても、いずれ自滅したんじゃないか、という気がするなぁ。
しかし、冷静になって考えると、アランって「社内ネットワークのOSが気に入らないから、夜中に勝手に、会社のサーバをWindowsNTからLinuxに書き換えた」とか、なんか、そういう世界なのかもしれない、と思えてきた。
そう思いつつアラン=トロンの顔を見ていると、なんか、「あーやっぱストーカー系」に見えてくるのだった。
って、フリンが、だんだん、ハリソン・フォードに見えてきたりするオレが言う事じゃないが。見た瞬間「あージェフ・ブリッジズにそっくりだなぁ」と思って見ていたのだが、何のことはない、ジェフ・ブリッジズでした。(テリー・ギリアム「フィッシャーキング」の主役や、「スターマン」の俳優さんね>ジェフ・ブリッジズ)
CGのすこしくすんだ色調と、ちょっと地味めな音楽もナイスでした。
本日の歩数、12,000歩。
よく歩いた日だが、何したのかは謎。
どうも前後の状況からして、徹夜していたらしいな。
やっぱ、睡眠不足は記憶があいまいになって、よくないな。