諸星未来堂ープ

湿度が高い八月第三週


MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 August 3rd Week


Japanese-Language Contents


【いきなり本文に飛ぶ!】 【トピックスに飛ぶ!】

初めてきた人は=>【ワープ日記とは?】
サーチエンジンやリンクでやってきたけど求める記事が発見できない人は=>【過去のワープ日記の検索方法】
実はメトロ版の方がリム版よりも更新が早いのは秘密なんだ!
でも、よいこは両方ともブックマークしておこうね!
この日記へのリンクは" w9808c.htm #yymmddX "でよろしく。
yymmddは、日付です。つまり、950401は1995年4月1日です。
Xは、同じ日付の記事の区別のための記号で、a,b,c,d...のアルファベットが入ります。
各記事タイトルの先頭を参照してくれ!
[Link] / [Link2] // [About] / [Rew]<== [Index]==> [Fwd]===> [Latest]

[Warp Index RIMNET] [Warp Index METRO] [Warp Index SAKURA]

[ByeByeBowWow] / [1998 Nengajou] [Jan.1st week] [Jan.2nd week] [Jan.3rd week] [Jan.4th week] [Jan.5th week] [Feb.1st week] [Feb.2nd week] [Feb.3rd week] [Feb.4th week] [Mar.1st week] [Mar.2nd week] [Mar.3rd week] [Mar.4th week] [Apl.1st week] [Apl.2nd week] [Apl.3rd week] [Apl.4th week] [Apl.5th week] [May 1st week] [May 2nd week] [May 3rd week] [May 4th week] [May 5th week] [Jun.1st week] [Jun.2nd week] [Jun.3rd week] [Jun.4th week] [Jun.5th week] [Jul.1st week] [Jul.2nd week] [Jul.3rd week] [Jul.4th week] [Jul.5th week] [Aug.1st week] [Aug.2nd week]

morrow@hf.rim.or.jp / ワープ日記の感想を書いてみよう! 【ワープボード / WarpBoard】 / MailForm
POSTPET->tomorrow@network.or.jp
トモロにメッセージCGI:
トモロにメッセージmailto:

過去のワープ日記の検索 :
(980617:検索対象が、http://www.na.sakura.ne.jp/~tomorrow/warp/以下に変更になったんだ!)
【TOPICS】


【ToDo】

MOROBOSHI Tomorou's Warp Diary 1998 August 3rd Week
980731【hibiscus】(CASIO QV10A)
980714【hold me tight】(CASIO QV10A)
980714【山笠『劇団四季CATS』】(CASIO QV10A)
980710【山笠『ウルトラマン・ダイナ』】(CASIO QV10A)
980707【山笠『ドラえもん』】(CASIO QV10A)
980702【PLALELE】(CASIO QV10A)
980613【MAZINGER Z】(CASIO QV10A)
980605【BackPackers' UKULELE】(CASIO QV10A)
980421【TSUTSUJI】(CASIO QV10A)
980408【SAKURA3】(CASIO QV10A)
980408【SAKURA】(CASIO QV10A)
980327【BlueWater】(CASIO QV10A)

980816a[ daily life / 日常生活(日) ]

 福岡、晴れ。

 朝、実家から戻る。


 12:00、歩き旅に出発。


 とりあえず、仕事場に寄って、盆休み用に停めていたいろいろな物体Xを再起動する。

 みゅももももももも、ちゅいいいいいいん。

 うーん、壁面いっぱいの「松本計器」に端から一斉に光が入ったりしたらかっこいいだろうなぁ。


 再び、歩き旅に出発。

 13:30、キャンプ2でキャンプグッズを買う。

 14:00、アクロス天神のロッテリアでBBバーガーセットを買い、天神中央公園で食べる。

 ウクレレを弾く。

 IMSで、ウクレレCDを買う。

 IMSで、ウクレレ楽譜を買う。

 中学女子ピアノ軍団。

「Luna World Project」Yanobe Kenjiの「アトムカー」

 歩いて、キャナルシティまで。

 ご家族キャンプ野郎たちがたくさんいて、ええのぉ。

 ランタンのマントルを買う。

 L.L.Beanで、ハッキーサックを探すが発見できず。ジャグリング用お手玉が欲しまるけど、本日は断念。

 書楽は、棚配置が一部変わって、どうもアウトドア本の比重が、ものすごく低下している気がする。無難な本しかない。悲しい。

 中央の客寄せ広場では、九重樽太鼓とかいうのが、ドンドコドンドコと太鼓を叩いている。

 歩き疲れたので、地下鉄で仕事場に行く。


 こそこそと作業をしていると、PHSが鳴る。

 K書店の電脳部にお勤めのT大SF研OBで、オレに百億千億を読ませてSFにはめたKT氏から電話。「帰省したから、ウチまで酒飲みに来い」と。

 いそいそと電車に乗って、実家の倍の距離乗って、KT氏の実家まで。

 SF(と、いっても、映画とかアニメの話が主だが)の話とか、ネットワークの話とか、MS社の悪口(をい)とかを語る。

 語った内容は特に秘す...って、ふりかえっても、全然おぼえてない。うーん8時間ぐらい語った内容が何も残ってないってのは、非常にもったにないことなんじゃないか、という気もするなぁ。まぁ「語り合う」というのは「情報交換」とか「議論」とかいう面よりも「(語り合って)時間をつぶす(時間を共有する)」って面が重視されてたりするので(今回は明らかにそうだな)まぁ、内容が頭に入って無くてもいいのだが。

 とはいえ、やはり、それではよくないのでは、とか思ったり。

 まぁ、電脳関係の話としては、商品として電脳とそれにまつわる諸々を取りあつかっている彼の視点には、当然ながら、つねに「コスト」と「現実」というのが入っているので「人とはどうあるべきか?」「オレとはどうあるべきか?」というコスト度外視的な発想をするオレとしては、なかなか勉強になるのだった。

 終電なくなっちゃったので、そのまま「泊まり」になるのだが、寝ずに朝まで語ってしまったよ。


980815a[ daily life / 日常生活(土) ]

 福岡、晴れ。

 八女まで墓参り。

「八女(やめ)」とは、福岡県八女市で、お茶と仏壇の産地だ。九州自動車道で福岡インターから南下すると、太宰府・鳥栖ジャンクション・広川・久留米・八女、とまぁそういう具合だ(何か抜けてる気がするが、いいか)。

「太宰府・鳥栖間10km渋滞」という、うそつき日本道路公団の電光掲示板の表示。高速道路に「渋滞中」と書いてあると、いつも渋滞してないわけで「いったい、あの表示と実態が一致してる瞬間があるのか?」と常々思っていたのだが、何と! 今回は、ちゃんと渋滞していた! すごいぞ! すまん! たまには本当の事をいうんだな、日本道路公団!

 けど「いつもウソつく」なら、逆にすればいいんだけど、「ウソかもしれないし、本当かも知れない情報」ってのは、何の役にも立たないな。

 で、鳥栖ジャンクションをすぎたら「鳥栖・久留米間渋滞」と出ていた。案の定、久留米を過ぎると「久留米・八女間渋滞」と出ていた。

 なんかなぁ、この「道路情報」って何のためにあるんだろう? って気がするなぁ。安心するためかな? 「なんで止まってるんだろう? あぁ、渋滞だからしかたないのか」と。


 インターチェンジを出ると、突如「ぶつだん」というわかりやすすぎる看板が。八女は仏壇で有名だし、諸星の本家は仏壇金具加工業者らしいのであるが、町中の看板にでっかく「ぶつだん」と平仮名で書かれていると、その凛々しさで笑ってしまう。

 八女市内に入ると、オヤジナビゲーションによって「着いてみると、あぁここだよな、と思うのに、自力では絶対たどり着けない納骨堂」まで、右に左に前に後ろに走りまくって到着する。

 で、線香に火をつけようとするのだが、すごい風で火がつかない。納骨堂の裏にまわっても、風がまきこまれてくる。元探検部の弟1号とオレで「強風下での焚き火着火談義」をしつつ、線香に火をつけるのだった。

 なんとか線香に着火して、あらためて自分らのご先祖の骨の前に向かうのであるが、むー? 何度来ても「はて、で、うちのご先祖の骨はどこだったかな?」と悩んでしまう。番号書いてくれればいいのになぁ。

 で、外から拝むだけで充分なのに、オヤジが「よし、ジーサンとバーサンの骨壺を見せてやろう!」と無理矢理、骨壺を取り出す。んで「ここまで出したら、骨そのものも拝むかー?」「やだよ、みたくないよー」「そうかー? 本当はみたいんだろー?」「やだよー」とかいう対話を繰り広げてみたら、あら、戻せなくなってしまった。ウカツに横にしたら骨がこぼれてしまうわけで、大騒ぎになってしまうのだった。いや「大騒ぎ」ってオレらが大騒ぎしてるだけなんだけどね。しかも、骨おさめる小さな扉がうまくはまらないから、オヤジが「とりゃ! バシン!」と勢いよくはめ込むと、衝撃で余所の扉が数カ所「ばたばたばた」と落下してしまうのだった。わははははははは(冷や汗)。ドリフのコントみたいになってきたぞぉ。

 で、昼飯は(納骨堂の)近所のウナギ屋に。この納骨堂のある寺は、昔のジーサンのウチの近所だったわけで、言ってみれば「ジーサンちの近所のウナギ屋」だな。ジーサン家は、すでに取りつぶしをくらって倉庫になっているのだが。で、行ってみたら、玄関に蜘蛛の巣。ウナギ屋はつぶれていた! がーん、不吉。

「ローソンに行かなくちゃ!」

 べんがら村

「ジ・ビール」?

 オーダーストップなのかぁ!?

 八女茶風呂

 うなぎ

「あろは・おえ」

 ローストビーフ

 寿司

 終戦直後の50日

 ビデオテープ求めて、てくてく。

「バックパッキング入門」を読む。


980814b[ "HANA TO HI NO MIKADO" / 小説「花と日の帝」を読了 ]

 とつぜん積読どころか「本棚のしきり」になっていた「花と火の帝」隆慶一郎、を読み始める。

「徳川家康に呪術で挑んだ天皇」って話かと思ったら、まぁ、後半そうなるんだけど「神隠しにあって十年後、天狗の術を身につけ戻ってきた主人公は、天皇の隠密となって、無敵の活躍を!」という話だったわけで。

 なんか、ちょっと、イメージが違うなぁ。「痛快無比」ではあっても、ちょっと、岩介くん、つよすぎー。無敵すぎー。

 読んでて楽しいのは、いいんだけど、なんか「いいのか、こんなに軽くて?」という気がする。

 と、上巻読み終わって下巻の1/3ぐらいまで進んだところで「今『花と火の帝』読んでるんだよーん」と言うと「あ、いいねぇ。あれは、すげー面白いところで絶筆になって、未完だよね」と言われる。

 がぁああああん! み、未完なのか! 勝負つかんのか!

 ショックでかすぎ。

 ちょっとネタバレだけど、主人公・岩介は、天狗の力を使って、禁裏(天皇)にちょっかいかけてくる幕府、その手下の柳生忍軍と戦うんだけどさ、それが「片恋さぶろう」(小池一夫/松森正)ってマンガとちょうど裏返しになっていて、面白い。

「片恋さぶろう」は、(何に連載されてたんだっけな?)、天皇家への和子姫入内を妨害する天皇側の陰陽師の陰謀を、和子姫護衛に命をかける侍、片乞三郎が、ばったばったとなぎ倒す話で、結局、黒幕は、公家の陰陽師で、最後、敵の黒幕を倒して、和子入内が成功するところで話が終わるわけで、ちょうど「花と火の帝」に時期的にすっぽり入るわけなのだ。

 ちょうど、裏返しかー。ひょっとしたら、登場人物が重複してるかもしれないなぁ。黒幕とか。(間違いなく天皇は重複してるよなぁ。和子姫が入内したのは、後水尾天皇(「花と火の帝」の主役の天皇)なんだから。


<980817に追記>

 と、いうわけで、「花と火の帝」読了した。

 う、うーむ、たしかに「史上最大の敵登場!」ってところで終わっているので欲求不満が高まるのぉ。

「シャムからやってきた天然ターミネータ登場! 無敵の体術を身につけ、人としての心を持たない、純粋な殺人マシーン!」ってところで、ブツッと終わられてしまったじゃないか!

 まぁ、その前に、後水尾天皇が退位して後水尾院になろうとするのを邪悪の根元、徳川秀忠が、邪魔して邪魔して邪魔して邪魔するわけで、それを不退転の決意で退いて、退位する、っていう「山場」があったわけで、まぁ「院になってからのお話が無くなった」ということかなーと。

 けど、院になって政治闘争を止めて、和歌と立花の芸術文化方面に生きるぜ、と決意したところで終わってしまって、これから後水尾院の「文化サロン時代」が花開いて、やっと「と火の帝」になるわけだから(って、あとがきにそう書いてあっただけなんだけどね)うーん。

 そこいらあたりは、歴史本で読め、ということか。

 あるいは、逆説の日本史が到達するまで、待つとかね。

<980817に追記ここまで>


980814a[ daily life / 日常生活(金) ]

 福岡、雨のち曇り。

 未明、延々と空が稲妻に白く輝いていても、雷鳴は聞こえず「はて、実際はどこで雷が発生してるんだろう?」と思っていたところ、5時すぎから徐々に雷鳴が近づき、ついに、6時に、とんでもない爆音が走った。どっかに落ちたな。

 その直後、轟音とともに雨が降り始めた。


「花と火の帝」隆慶一郎、を読み始めた話は別項


 明日15日の墓参りに備えて、実家に帰る。

 晩飯は「カニ」。

 どこぞからいただいた、とかいう、巨大なカニが。すげーでかい。冷蔵庫の冷凍庫が全部占領されたってのは本当らしいな。すげいなあ、水族館サイズだ。弟2号は「オレが人生で食べた最大のカニだな。今後も、これほどでかいカニは食うことはないだろう」とかしみじみ呟いた。

 うむ、ちょっと、感動しすぎ、じゃないか?

 そうはいってもうまい。うまいし、でかい。脚一本の肉で茶碗のご飯がすっかりかくれるのであるから「カニ丼だなぁ」とかしみじみ思ったのだった。

 カニをむさぼり食っていたら、リビングのテレビでは「料理の鉄人」が始まった。モモを食材に、弟子無し一人対決。うーん、うまそうだのぉ。うまそうだが、今日は、目の前のカニの方が、うまそうだ。勝ったな。


 壱岐旅行の後、お土産を置きに来たときに、オヤジに「ウクレレか! 加山雄三を弾け!」と言われて「知らぬは」と答えなくてはならなかったのが悔しかったので、今回は「君といつまでも」のコード譜を某所から入手。

「弾いてみせい!」と言われたので、弾いて歌ってみせる。

♪ふたりをーゆーやみがぁあん

「しあわせだなあ......」

 家族の拍手をもらう。ふふふ。

 というか、うちの家族は楽器演奏能力があまり高くないので、ウクレレでコードを弾けるだけで「すごいや!」という区分になってしまうわけだが。わははは。

 オレからエレキギター1本を強奪して逃げたのに、いまだに練習しないためにほとんど弾けない弟2号は「にーちゃんすごいじゃん! かっこいいよ!」と、褒めちぎりなのだ。そうかそうか、すごいか! かっこいいか! もっと褒めろ!

 で「オレもギターで、それぐらい弾けたら、女の子にモテモテになるかな!」とか、目を輝かすので「コード10個憶えたぐらいじゃ、女の子にはモテモテにならんぞ」と寂しく語る兄なのだった。おまえは、まだ、若いな。ふふ。

「それしきの腕で、女の子にもてるもんか」と、往年のフォークギター少女だった母親は、最初から厳しいのだった。

 しかし、弟2号は「その安いウクレレってのはどこに売ってるんだ?」としつこく聞いていたので、あとでこっそり買うのかもしれん。わはは。

 しっかり練習して、しっかりもててくれ。


 NHKを観ていたら、「広島原爆10秒の衝撃」(だっけ?)の再放送があってたので、観る。

 なるほど、話には聞いていたが、確かに「100万分の1秒で放射された中性子を、爆心地の直下の人々は致死量浴びていた。(から、例え熱線と衝撃波が無くても死んでいた)」ってのは、言われてみなくちゃわからないなぁ。

 けど、致死量の中性子線をあびた数秒後には熱線と衝撃波で、確実に死んでしまうわけで、「熱線と衝撃波がなくても死んでいた」ってわざわざ言うことに、あまり意味を感じないなぁ。

 原爆ドームが、どうしてドームの鉄骨と塔型の部分だけ残ったのかの検証も面白かった。熱線を受けて衝撃波が到着するまでの1秒以下の時間で、ドームの天井の銅板は溶けてなくなり、衝撃波を素通しにしたのに対して、他の部分のスレート屋根は熱線に耐えて残ったがために衝撃波の直撃を食らって木っ端微塵にふっとんだのか。原爆ドームも、爆心地にあったために残ったんで、もう少し離れてて斜めから衝撃波を食らったら、おそらく倒壊してたんだろうな。

 あとは、爆心地から2キロや3キロ離れていた地点では、閃光から衝撃波の到達までに、3秒から10秒のタイムラグがあった、というのも興味深い。

「閃光をみて、あわてて外に走り出したら吹っ飛ばされて、背後で校舎が崩れた」というような状況もあれば、10秒もあると「一旦伏せたが、何事かと思って顔を出したら、衝撃波をくらった」とかいう状況もありえるかもしれない。当時は空襲がひんぱんにあってただろうし、ある程度の教育もあっただろうけど、仮に、今、窓の外が真っ白になるような閃光が発生して、5秒たっても何も起こらなかったら、オレならとりあえず「なんだ?」と窓の所まで行って、その方向を見るだろうな。その途端、窓ガラスが吹き飛んで顔面にくらって、部屋の反対側まで吹っ飛ばされると。

 というわけで、いろいろ興味深い番組であったが、どうも全体としてぼんやりしているというか、科学的な部分と、「住民を襲った悲劇の検証」という部分が、どちらも中途半端だったような気がする。原爆ドーム崩壊シミュレーションのムービーや、原爆炸裂のシミュレーションなんかは、やはり何度も見たいような気がするので、こういうのはCD-ROMに向いているのかもしれないな、と思った。


 夜遅くまでかかって「花と火の帝」を読了する。


980813b[ daily life / 日常生活(木) ]

 福岡、晴れ、ときどきにわか雨。すげー暑い。

 昼に起動して、荷物を担いで階段を降りていますと「雨がアスファルトを濡らすにおい」がするのです。で、建物のエントランスを出ますと、にわか雨が。雲がけっこう黒いので、止みそうにありません。階段を登って玄関を開けて、傘を取って、階段を降りて、エントランスを出ると、カーッ! 快晴。

 むぅ、やられた。


 本日は、仕事場で肉体労働を。

 どのようなことをしていたのかは守秘義務があるので(うそ)秘密なんですが、まぁ、思いっきり歪曲して説明すると「部屋に庭園つくって鯉を飼いたいから、それ用のプラスチック製の『池』を園芸屋から飼ってきて、設置してくれたまえ。あ、小さな作り物の『瀧』がじょぼじょぼいってると、すげーナイス。あ、でも、このフロアの床って、防水じゃないから、水は死んでもこぼしちゃだめよ」と、いうような感じだろうか。

 いや、もちろん、部屋の中に庭園つくるわけでも、鯉をかうわけでもないのだが、秘密な事情によって、防水されてない床の上にでかい水槽を置いて、瀧をじょぼじょぼいわさねばならないはめになったのだった。

 しかも、水槽の真ん中に、100kg以上もある巨大な「物体X」を立てなくてはならないのであるが、なんか皆、なし崩しに盆休みに突入してて、稼動しているのはオレ一人なのである。

 100kgといっても、持ち上げるわけではないので、いきなり倒れてこなければ、なんということはないわけで、しょうがないので一人で作業しているのであるが、

ぐらり......!!!!!

 はぁはぁはぁはぁはぁ.......いやぁ、まぢでやばい時って、悲鳴って出ないもんですなぁ。わはははは。はははは(冷や汗)。


 あ! なんか、すっごい腰が痛いみたいな感じ。やべー。


 お! なーんか、オレの野望どおりになってきたじゃん。くくく。

 この、たあいあいアイデアの実現のために、すでに3日も時間を浪費してるからなぁ。あぁ、やっと苦労がむくわれたかも。


 晩飯、ホカ弁、ハンバーグ弁当。うーん、あまり美味しくない。

 650円だすなら、もうちょっと、おいしいものを食べればよかった。


 それにしても、盆のせいか、世界中が線香くさい。

 線香のにおいは、それほど嫌いではないので、期間限定としては、いいかもしれない。

 町中が、線香のにおいをさせてて、提灯をつるしていると、どこからくるのかしらないけれども、ご先祖の霊も町中に降りて来やすいだろう。(そういう問題ではないのかもしれないが)

 しかし、さっきから、盆提灯もってうろうろしている家族連れを目撃するのだが、盆提灯のロウソクの火は、どこかにもらいにいくものなのかのー? すでに「盆提灯は自分で火をつける」とか「盆提灯の明かりって電灯だよね?」って世界で育ったので、盆提灯の火をどこかにもらいに行くという風習があるのかどうかも、ピンとこないオレなのだった。


 ふじひろ氏より「さすらい」のコード譜に対しての訂正メールが来たので、訂正してみた。

「弾いてて気付かなかったのか?」と呆れられてしまったのだが、気付かなかったのである。わはは。

 元曲でも、「ちょっと不思議な響き」をする箇所だったので、「あからさまに間違ったコード」でも「こんなもんかなぁ?」と思えば、それなりに聞こえてしまっていたのだった。わはは。

 みんなも気をつけようね!(お前だよ、お前>オレ)


「フルーツ緑黄色野菜ミックスジュース」をぐびぐび飲んでいる。

 ミカン・パイナップル・リンゴ・レモン果汁70%、ほうれん草・かぼちゃ・人参野菜汁30%。

 う、うう、ちょっと味が濃いなぁ。うーむ。まぁ、まずくはないんだけどね。

 やっぱ、カボチャがちょっと強烈なのかなぁ? それと、こういう場合、かぼちゃって生なのかなぁ? ほうれん草も? けど、ゆでてからつぶすと野菜汁じゃない気もするなぁ。けど、オレが自分で作るとしたら、ほうれん草とカボチャは一度ゆでるなぁ。人参は生でもいいかもだけど。

 前から思っているのだが、ほうれん草が入ったジュースって、ほのかに抹茶っぽい味がする気がするんだよなぁ。つまり、ほうれん草入りの野菜ジュースって抹茶味にすると、もっと旨いんじゃないかなぁ?

 自分で作れよ>抹茶入れて。

 うむ、なかなか、覚悟がいるな。わはは。


 ふと気付くと、ガチャピンは無事に地球周回軌道を回っているらしい。

 お台場ではイベントがあっていたらしいが、テレビの特番はなかったみたいだな。

 内容は、ポンキッキーズと、8月末の特番でやるみたいだな。

 と、確認のためにテレビをつけたら、野田大元帥が出てきたので、おぉ? と思ったら、NHKの人間大学の時間だった。

 そうか、山の手線の速度がどんどん増せば、そのうち地球を飛び出してしまうのか。

 って、別に、山の手線じゃなくて、どんな乗り物でもどんどん速度を増せば、地球飛び出るような。

(いや、円周状加速装置の例え話なんだけどさ)


980813a[ Ukulele Diary / ウクレレ日記(木) ] / 「さすらい」ふじひろ版 /

 昨日の「さすらい」C調版であったが、ふじひろ氏から訂正メールがきた。

 コード間違いが二種類三カ所あったので、昨日のやつも赤字で訂正しておいた。これは、単純に、オレがオリジナルの譜面をC調に転調する際に、勘違い(数え間違い?)していたことによる。(弱い!)。

 さらに、ふじひろ版は(趣味で)7thコードに変更した部分もあったので、以下、C調ふじひろ版も公開する。

 なお、昨日のC調版の間違っていた箇所は赤、間違いではないが7thに変更した部分は青字にしておく。


元: EF-G-A-BC-D-
転: C-D-EF-G-A-B

「さすらい」奥田民生(C調ふじひろ版)

|C |C |
(前奏)

(さび1)
|F G |C |F E7 |Am G |
さす.. この..

|F G |Bb C |F G |C |G|Am|Am|C|G|Am|
ころ.. たびじ..

(1番)
|F G|Am G F||Am G F||Am G F|F Dm|G|G|
まわり..           かぜの

|C|Am7|Em7|F G|C|Am7|Em7|F G|C |Csus4 C|

(さび2)
|F G |C |F E7 |Am G |
さす.. この..

|F G |Bb C |F G |C |G|Am|Am|C|G|Am|
あい.. むかし..

(2番)
|F G|Am G F||Am G F||Am G F|F Dm|G|G|
ひとかげ..          うみの

|C|Am7|Em7|F G|C|Am7|Em7|F G|C|Am|Em|F G|

|Am7 D7|Am7 D7|
(そーなったそーなった)さす

|F Fm|C|F FmC|C|FFmC|C|C|
らいも..  この..

(さび3)
|F G |C |F E7 |Am G |F G |Bb C |F G |C |
さす.. 


 さらに♪きむら@ウクレレ日記氏より、コードの押さえ方についての教えが飛来したので、公開する(いいのか?)

 昨日書いた「F>Fm>C」の押さえ方は、以下のようであった。


     F          Fm         C     
  _______    _______    _______  
1 | | 1 |  1 2 | 1 |  1 | | | |  
2 2 | | |  2 | | | |  2 | | | |  
3 | | | |  3 | | | 4  3 | | | 4  

 これにたいして、♪きむら流は以下のようである。


     F          Fm         C     
  _______    _______    _______  
1 | | 1 |  1 2 | 1 |  1 | | | |  
2 2 | | |  2 | | | |  2 | | | |  
3 | | | 4  3 | | | 4  3 | | | 4  

 どこが違うか、わかったかな?「F」の押さえ方がちょっと違って、小指で1弦の3フレットを押さえているのである。(最初の押さえ方では、ラ(A)が鳴っていたのが、この押さえ方ではド(C)がなる。Fは「ド・ファ・ラ」の和音だから、どっちでも可)

 この押さえ方だと、みっつのコードで、1弦では、ずっと同じ「ド」が鳴っていて、そして、4弦では、音が1フレットずつ下がっていく、ということになって、とってもいい感じになるのである。

 といっても、この効果は、4弦が1オクターブ低いオータサンチューンなら、もっと効果が出るのだが、いかんせん、通常チューンでは4弦は音が高いから「ベース音が1音ずつさがる」という効果にはならないのであるが。


980812e[ Ukulele Diary / ウクレレ日記(水) ] / 「さすらい」は難しいのぉ /

 久しぶりに奥田民生「さすらい」を聴く。

 おじょう@限界効用ウクレレページ「ともろうちゃんは、奥田民生の「さすらい」を弾き語るは、ウクレレを持って夏休みにあちこち(海)にでかけ浜辺で弾き語るは、羨ましいほどのウクレレシーズン。」と書かれてしまった以上は、「実は、弾き語れません」とは言えまい。(って黙ってればばれないじゃん>オレ)

 一番だけなら弾き語れるのだが、二番(ってどこ?)の最後の「♪(そーなったーそーなったー)さすらいもしないでーこのまましなねーぞー」のところが、ちょっとよくわからなくて、うまくいかないのだ。(譜面写し間違えたのか、どうも一小節ずれてるのだ)

 と、いうわけで、音源が実は、CDTVのゲストライブの録画しかないので、それを見返すわけである。

 二番の「♪誰のための道しるべなんだった」の部分が、一番の「♪風の先の」の部分よりも、ひとまわりかふたまわり長いので、そこを歌詞だけ書いてコード譜を写さなかったのが間違いの元らしい。

 で、聴きながらあわせて演奏してみようとしても、コード押さえやすいように、C調に転調して練習してしまったせいで、テレビの歌声とはぜんぜんチューニングがあってないのだ。しまった、やられた。

 あと、まだ、とっさに「Fm」が押さえられないのが弱い。

 実は、前半にはFmは出てこずに、オレが苦手とするあたりから最後にはずっと出てくるのだ。(オリジナルで「A Am E」ってのが、オレ的には「F Fm C」になってるから)


     F          Fm         C     
  _______    _______    _______  
1 | | 0 |  1 0 | 0 |  1 | | | |  
2 0 | | |  2 | | | |  2 | | | |  
3 | | | |  3 | | | 0  3 | | | 0  

 単体なら、なんてことはないFmなんだけども、指使いが下の用に(人差し指1,中指2,薬指3,小指4ね)


     F          Fm         C     
  _______    _______    _______  
1 | | 1 |  1 1 | 2 |  1 | | | |  
2 2 | | |  2 | | | |  2 | | | |  
3 | | | |  3 | | | 4  3 | | | 0  

 となっていると、FからFmに行くときに、人差し指と中指をとっさに入れ替えなくてはならないので、面倒くさい。Fmの指使いを変えて、次のようにすれば、まだましなのだが。


     F          Fm         C     
  _______    _______    _______  
1 | | 1 |  1 2 | 1 |  1 | | | |  
2 2 | | |  2 | | | |  2 | | | |  
3 | | | |  3 | | | 4  3 | | | 4  

 って、これそう難しくないから、こうしよう。そしたら楽だ。わはは。いや、いま「まだましなのだが、難しい」と書こうと思ったんだけど、そうでもないや。


 というわけで「さすらい」のコード譜。歌詞は著作権的保護下にあるので、歌本とか歌詞カードとかから入手すると吉。

 なお(1番)とかに||とコードが書いてない部分があるけど、2/4拍子の小節がはさまって変拍子? になってる部分なので、前の小節のコードを2拍弾くと吉。

「さすらい」奥田民生(C調?版)

(ふじひろ氏から訂正メールがきたので、明らかに間違っていた部分は赤字で訂正した)

|C |C |
(前奏)

(さび1)
|F G |C |F E |Am G |
さす.. この..

|F G |Bb C |F G |C |G|Am|Am|C|G|Am|
ころ.. たびじ..

(1番)
|F G|Am G F||Am G F||Am G F|F Dm|G|G|
まわり..           かぜの

|C|Am|Em|F G|C|Am|Em|F G|C |Csus4 C|

(さび2)
|F G |C |F E |Am G |
さす.. この..

|F G |Bb C |F G |C |G|Am|Am|C|G|Am|
あい.. むかし..

(2番)
|F G|Am G F||Am G F||Am G F|F Dm|G|G|
ひとかげ..          うみの

|C|Am|Em|F G|C|Am|Em|F Fm|C|Am|Em|F G|C|Am|Em|F G|

|Am D|Am D|
(そーなったそーなった)さす

|F Fm|C|F FmC|C|FFmC|C|C|
らいも..  この..

(さび3)
|F G |C |F E |Am G |F G |Bb C |F G |C |
さす.. 



   Csus4   
  _______
1 | | 1 |
2 | | | |
3 | | | 3


980812d[ Almighty-Web / なんでもWebですます風潮 ]

「httpを使う方向」の話。(というか「なんでもWebですます風潮」かな?)

980812 Narkさん
980812 はちさん
「なんでもWebをつかう風潮が」
980812 ArctanXさん
「Webブラウザの操作しか覚えられない/覚えたくない人が世の中にはたくさんいる」

 私は「Web掲示板の管理よりも、NetNewsサーバ管理する方が面倒くさそうだから」ってのが、一番の原因じゃないか、と思う。

 二番目は「WebでできるならWebでしてもらったほうが、何かとわかりやすいだろう」という使う方の態度だろう。まぁ、つまり「Webブラウザの操作しか覚えられない/覚えたくない人が世の中にはたくさんいる」ってのと、だいたい同値かな。


 現在、私はほとんどまったく、NetNewsを読まない人間になっているのだが、というのも、

と、いうような理由からだった。

 まー、最近のプロバイダのニュースサーバは、多分、タイムラグなく記事を配信しているんだろうし、ニュースリーダのクライアントの使いづらさとかいうのは、慣れの問題もあれば、クライアントを探す手間を省いているせい、ってのもあるだろう。

 まぁ、現在、なんでもかんでもWebでやる風潮が蔓延しているのは「Webサーバにつなぐのは簡単だし、他のサーバをたてなくてすむから」ってのと「Webクライアントの使い方をおぼえれば、個別のクライアントの使い方おぼえなくてすむから楽だろう」の二つの相乗効果なんだと思うな。(上にも書いたけど)

 IRCでチャットする主義な私は、WebChatという仕組みがあまり好きではないのであるが、どこともしれない外国から日本語でIRCしようと思って日本のIRCサーバにつなぐことを考えると、WebChatの方が、楽だろうなと思う。(それに国内のIRCサーバは、かなりパンク状態な気がするし)

 また、海外から「japan.*」なニュースグループを読もうと企むよりも、Web掲示板読む方が、楽だろう。とはいっても、議論や情報のアーカイブとしては、Web掲示板よりもNetNewsの方が、まだ使いやすい気もする。

 まぁ、向いてないことに無理矢理Web使うのは、問題もあるでしょうけども、Webでできないことないなら、なんでもぶち込んでしまった方が、とりあつかいが簡単じゃないか、って思うのですが。「どうしてもWebを使うと困る」とか「どうしてもNetNewsを使った方がいい」って理由があれば、別なんですけども。

 まー、私の「NetNews観」は上に述べたような、個人的な事情によって形成されている面が大きいので、あくまで個人的な見解にすぎないわけですが。

(しかも、「NetNewsという仕組み」と「fj.*や、japan.*という特定のニュースグループ」がごっちゃになってるし。「ローカルNewsServerを稼動させて」って話になると、話がまた別だしなぁ)

 というわけで「最近、なんでもかんでもWebでやろうとする風潮があって」というのを見るにつけて眉をひそめてしまうのは私も同じなんですが、ひょっとすると、なんでもWebでやってしまった方が実はいいんじゃないか? と思わなくもない今日この頃です。

 MLとWeb掲示板あれば、とりあえずNetNewsいらない気がしないでもないんだけどなぁ。どうなんだろ。


980812c[ SETONAIKAI / 瀬戸内海の秘密 ]

「瀬戸内海とは? 由利島とは?」に関して、SF彦が色々書いているので勉強になる。(「今日の作業メモ」98年8月12日

「水道は外海と内海をつなぐ部分」ってのは、なるほどって感じだ。

 岩波国語辞典程度の定義じゃ、「かいきょう【海峡】陸地にはさまれた、海の狭い部分。」、「すいどう【水道】(3) 海の、両側から陸地が迫っている所。」と、違いがわからないからなぁ。

 で、マイペディア97をひくと「豊後水道ぶんごすいどう:九州と四国の間にある海峡。太平洋と瀬戸内海をつなぐ。(後略)」とか出てきて「水道も海峡の一種だったのか」となってわからなくなってくるからなぁ。「なになに水道」っていう名前がついてる水域は海峡は海峡でも、外海と内海をつなぐ部分だ、ってのはわりかしわかりやすい。

 地理かー。オレは義務教育でしか地理を学んでないし、地理の暗記は苦手だったからな。なにせ、全都道府県名と県庁所在地名を全部一度に脳内に収めたことは、人生では一度もないからな。(いばれんってばよ)。元素の周期表ならランタノイド、アクチノイドまで全部暗記したことがあるが。(私の高校事件当時は、元素はアクチノイドのLrローレンシウム103番までしか周期表に載っていなかったので「アクチノイドまで全部」であったが、1998年版理科年表によると、現在は112番のUnbまで周期表に載っている。ってこれは思いっきり余談)

 うむ、勉強になったぞ、と。


 にしても、「響灘も瀬戸内海だと主張する九州人」ってのは、いくらなんでも無理だろうなぁ。まぁ、どこかにはそういう九州人もいるのかもしれないが。MapFanで地図を見ても、これは本当に「どう考えても、響灘は瀬戸内海ではないな」というか「拡大してみなきゃ、関門海峡って本当に海水でつながってるのか確証がもてない」って感じだよなぁ。まぁ、実際に関門海峡に行ってみれば、関門橋(クリーム色。赤いのは若戸大橋)が架かって「海峡でーす」って海がそこにあるんだけどね。けど、海峡の反対側に向かって看板立てたり、海峡はさんで花火大会したりするから、狭い海峡なんだけど。泳いで渡れるぐらいに。

 しかも、そもそも「響灘も瀬戸内海だと主張する九州人」っていうのが、どういう設定なのか、わからんなぁ。九州人を揶揄るならば(揶揄ってないのかもだが)「周防灘すら、九州の海で瀬戸内海ではない、と主張する九州人」とか、「別府湾は、湾だから瀬戸内海じゃないと主張する九州人」とか、あるいは「響灘は玄海灘の一部だと主張する福岡市民」とか、なんかそういう方向で揶揄る方がピンとくるなぁ。

 どーして九州の領海である響灘を瀬戸内にくれてやらにゃならんのよ。あ「瀬戸内海に所属する海の方が偉い」って発想があれば、理解できるな。そういうことなのかな?


980812b[ daily life / 日常生活(水) ]

 福岡、晴れ、暑い。


 首筋の寝汗で何度も目が覚めるような寝苦しい夜であった。


 イルカの本を立ち読みしてきたので、イルカについて語った話は別項


 Rマニアの瀬戸内海の由利島からの脱出に関連した「瀬戸内海」とか「豊後水道」とかの話は別項


「なんでもWebですます風潮」に関しては別項


 突如PHSが鳴ったので「誰やん?」と思ったら、弟2号(同居してない)から「いつ盆休みで帰省するとー?」という電話だった。

 うむ、なんか、こいつは実に正しいPHSの使い方をするな。

 って、別に他の人が正しくない使い方をしているわけじゃないけども。うーん、うまく説明できんが。


 先日、PHSに結構、不気味な「間違い電話」がかかってきたのだが、詳しく書くと、なんかやばいかもなので、詳しく書かないのだった。

「もしもしー、あのー失礼ですが、どなた様ですか?」
「そっちこそ、誰だ?」
「いや、そっちから着信通知があったのでリダイヤルしたんですが?」
「こっちこそ、着信通知に出た番号にリダイヤルしただけだ」

 おいおい、最初にダイヤルしたのは誰なんだよ。


「さすらい」奥田民生のコード譜の話は別項

 しかし、コード譜打ち込むのは面倒くさい。


 そうか、すっかり忘れていたが、ガチャピンが宇宙に旅立つのは、明日だったのか。(忘れるなよ、すっかり>オレ)。

 で、さきぽんさん「なぜフジテレビはCGでがまんせずに、実際にあれを打ち上げずにはいられなかったのでしょう。緑色マニアがフジテレビで権限を握っているとしか思えません。と言うておられるのですが、そりゃ「CGじゃなくて実物のガチャピンを宇宙に上げたくてたまらんマニア」が関係者の中にいたからでしょうねぇ。フジテレビに対してどれぐらいの権限を握っているのかはさだかではなくとも「緑色マニアがポンキッキを製作してた番組制作会社で権限を握っている」のは、まぎれもない事実でしょうからねぇ。もっと言えば「ガチャピンマニアで、宇宙マニアな人が社長として権限を握っている」と言っても過言ではないというか。「ガチャピン者で宇宙マニアな野田大元帥が権限握ってても、20世紀ぎりぎりになった」って方が、逆に不思議だったかもなぁ。けど、秋山さんより先にガチャピンが宇宙に行ったら、やっぱちょっと問題があったかもなぁ。

(日本テレワークの製作番組リストに「ポンキッキーズ」がないみたいだけど、テレワーク仕事じゃないのかな?)

 野田大元帥の差しがねではなくてガチャピンが単なる「子供番組の企画として」宇宙に行く可能性って、どれぐらいあったんだろうなぁ?

(て書いたけど、野田大元帥って、まだ日本テレワークの社長してるんだろうか?)

 何にせよ、無事に成功してほしいですねぇ。別に無事じゃなくても、ガチャピンのスペアはいくらでもいるわけだけど、例えば爆発炎上しちゃったりした後で、あからさまに「ボクは無事だったんだよ!」とかいって出てくるわけにもいかないだろうしねぇ。うーん、カプリコン1(不吉すぎる)。

(おりひめ・ひこぼし再合体は失敗しちゃったしねぇ。まぁ、今回はロシアのロケットだから関係ないんだけど)


980812a[ Secret of "IRUKA" / イルカちゃんの秘密 ]

 さて、昨夜、壱岐旅行3日目の旅行記を書いて、その中で「かつもとイルカパーク」のことを色々書いたのであるが、本日、イルカの本を何冊か立ち読みしてきたので、補足などを。(立ち読みかよー)


 まず「イルカ」と「クジラ」の区別の話で、「イルカはクジラ目のハクジラ亜種の中の比較的小さなものの総称」というのは正しく、クジラとイルカの境目は、だいたい「体長4〜6メートル」とのこと。これは、日本でも欧米でもだいたい同じあたりに境目があるのであるが、「日本ではイルカだが欧米ではクジラ」とか「日本ではクジラだが欧米ではイルカ」という例もあるそうな。

 あと、日本語では「イルカ」と総括しているが、「くちばしがあるマイルカの類」は英語で「dolphin」、「くちばしのないネズミイルカの類」は英語で「porpoise」と区別がある、ということ。

「かつもとイルカパーク」のでかいプールでゆうゆうと泳いでいた「シャチっぽいイルカ」はオキゴンドウだったらしいので、あれは「porpoise」ではあっても「dolphin」ではなかった、と。つまり「イルカパーク」に「ドルフィンパーク」を期待してはいけない、ということなのよ。(いや、ドルフィンもちゃんといるんだけど)。


 なお、「かつもとイルカパークのイルカは芸をしない」と書いたが、新聞記事(西日本新聞98年6月の記事)によると、餌付けの最中にはジャンプしたりと、ちゃんと「芸」をするらしい。しかも「イルカタッチングできる」とあるので、餌の鯖で呼べば、頭をべしべし叩き放題らしい。そうかー、くー。

 ウェットスーツがたくさん干してあったが、あれは、「イルカと泳ごうヨ」のためだったのだな。そうかそうかOLさん曰く「イルカは(中略)さわるとゴムみたいだが」なのか。そうか、ゴムっぽいのか。

 みなさん「かつもとイルカパーク」にお出かけの際には、餌付け時間を狙って行くと吉。(今は朝10:00、昼15:00だったような。責任とれないから問い合わせてね。Tel:09204(2)0759)

 あ、この「イルカと泳ごうヨ」って、一回45分で、一人三千円なのか。いいなぁ。三千円なら泳ぐよなぁイルカちゃんと。


 また「イルカはシュノーケルクリアの専門家」と書いたが、どうも間違いらしい。「シュノーケルクリア」というのは、潜水中にシュノーケルに入った海水を息で吹き飛ばす動作なのだが、イルカが吹いているのは海水ではないらしい。白く見えても、あれは純粋な呼気で、白く見えるのは呼気に含まれた水蒸気が水滴になったもの、だそうな。「吐く息が白い」のと同じと。夏でも白く見えるのは、イルカは呼吸時に肺の中の空気の80%から90%を一気に吐き出すので高圧になった呼気が外で一気に減圧されてジュールトムソン効果(わはは)で温度がさがり、水蒸気が凝集するためらしい。(なんか、ちょっと首をかしげる説明だが、本にはそう書いてあった)。

 ちなみに、イルカの鼻の穴(背中の穴)は潜水時にはふさぐことができるので水は入らないとか。


 白いまだらのイルカは、確証はないが「マダライルカ」のようだ(そのまんまやんけ)。「10分も潜る」と書いたが、「普通のイルカは3分から5分の潜水を」などと書いてあったので、10分も潜っていなかったらしい。実際に測っていたわけじゃないから、じーっと待っていると長く感じたということか。まぁ、イルカやクジラの中には最長2時間潜る奴もいるそうなので、10分ぐらい潜っていても、バチはあたらないが。

 飼育されているイルカは、眠る時に水底に沈んで眠って、思い出したように浮上して呼吸すると、また沈む、というような眠り方をして、その場合、呼吸も通常よりも間隔が長くなる場合もあるそうなので、朝飯食って腹一杯になって、眠くなって、プールの底で、ごろごろ寝ていたのかもしれない。んで、ボーっとしながら浮上してくるのを、みんな、じっと待っていたと。


 違う種類のイルカが協調するか、という話では「する場合もある」らしい。野生のイルカが協調して狩りをするかどうかは疑問もあるらしいけれども、移動時に違う種類のイルカの群が合体して、一体になって移動するというのはよく見られるとのこと。

 で、オキゴンドウなどは、他のドルフィン型のイルカと協調して移動する種類らしい。

 そもそも、ここ「かつもとイルカパーク」に拉致されているイルカは「漁場を荒らしにきた困ったイルカ達」なわけであるからして、まぁ、「協調して漁場を荒らしたヤツラ」なのかもなぁ、とか。

 ちなみに、イルカパークの説明によると「日本全国の水族館のイルカは、ほとんど、このイルカパークの出身です」とのことなので、ここはイルカを拉致しては、日本中に売り飛ばしている、恐ろしい施設なのだった。わはは。

(イメージとしては、徒党を組んで暴走行為をしている暴走族を拉致して、更正の名目で、スタントレーサーにして、日本中のサーカスやらなんやらに「バイクスタント」として就職させている組織、って感じだなぁ。)


 別の種類のイルカ同士の協調という話では「イルカは別の種類のイルカとも交尾するのか?」ってのがある。

 というのも、福岡のマリンパーク海の中道のイルカ水槽は、地上はイルカの曲芸を見るためのいわゆる観客席になっているのだが、水中部分がガラス張りで、地下のレストランからは、イルカが水槽の中を泳ぐのをじっくりと見ることが出来て「いやー覗かれるイルカには悪いけど、こりゃー壮観だね」って感じなのであるが、以前、そこでイルカを見ていたら、どうも繁殖期だったのか、イルカ同士が水中でいちゃいちゃしていたわけだ。

 しかも、普段は収納されていて外部にはでていないオスの生殖器がシャキーンと出たり引っ込んだりしていたわけで「ただ、単にじゃれていた」のではないのは明白なわけで。

 で、問題は、オスとメスが、どうみても違う種類のイルカだったということで。

「さかりがついたから、とりあえず身近なメスなら誰でもいいや」と思ったのか「やれるもんなら、やってしまえ」と本気だったのか、というのが長年気になっていたのだ。(気にするなよ>オレ)。

 と本を読んでいたら「飼育下のイルカは違う種類同士でも交尾をすることがある」と。おぉ、するのか! それどころか「一部の組み合わせでは、雑種が生まれる」とのこと。

「え?」

 ありゃ、雑種が生まれるぐらい近い間柄なのか? いろいろな水族館で「状況的に、オキゴンドウの雄とバンドウイルカの雌の雑種としか思えない体型の子供が生まれた」とか「血液検査で両方の遺伝子が含まれていた」とか。

 なるほどねー「やれるもんならやりたい」どころか「できちゃったかも(てへ)」って所まで行くのか。そうかそうか。がんばってくれ(をい)。

 なお、野生でも雑種らしい死体が発見されているそうな。

 さっきから「雑種」と平気で書いているけど、「犬の雑種」と「レポン」と「ラバ」とかじゃ、飛び越えた距離が違うはずで一緒くたにできないのはわかっているのだが、生物の分類にあんまり詳しくないので、よくわからない。イルカの「雑種」に生殖能力があるのかは本に記述がないので、わからなかった。


 と、いうわけで、イルカについて、知識が増えたので、今度はいつか、イルカパークにイルカと泳ぎにいこうかのーと思う、オレなのだった。いや、3000円なら、行く価値あるでしょう。三万円なら悩むけど。


980811a[ daily life / 日常生活(火) ]

 福岡、晴れ、暑い。


「電波少年のロッコツマニアがいた島は、本当に瀬戸内海だったのか?」という疑惑が仲間内で勃発。

 そして「瀬戸内海とは、いったいどこまでさすのだ?」という定義問題に発展。

 マイペディア的な瀬戸内海の定義は、

「東から播磨灘(はりまなだ)、備後灘(びんごなだ)、燧灘(ひうちなだ),安芸灘(あきなだ)、伊予灘、周防灘(すおうなだ)に分かれ(中略)。明石海峡で大阪湾、鳴門海峡で紀伊水道、豊予海峡で豊後(ぶんご)水道、関門海峡で響灘に通じる。」

(マイペディア97「瀬戸内海」より。読み仮名の位置やカッコの有無を諸星が変更した。)
となっている。

 まぁ、辞書的定義が絶対というわけではないのだが、「あの島は豊後水道にあるのではないか?」という意見も出て「豊後水道は瀬戸内海ではないのか?」「豊後水道が瀬戸内海でないなら、豊後水道と瀬戸内海の境界線はどこなのか?」とかいう話になる。

 マイペディアの記述によれば瀬戸内海の中に「豊後水道」は含まれてないし、後半の「豊予海峡で豊後水道に通じる」と書いてある点からして、豊後水道と瀬戸内海は別のものだろう、ということになる。

 オレは、電波少年を全然フォローしてないので、なんとも言えないどころか、そもそも、「無人島」がどこにあるのか知らないからなぁ。

 で「由利島、という島だったと思う」とのこと。「二神島の近所の由利島」と。

 由利島は、愛媛県松山市の沖合の伊予灘の島、と判明。

 どうみても、瀬戸内海だなぁ。伊予灘だから。少なくとも、豊後水道には無いなぁ。わははははは。

 MapFanで見ると、「半径五キロに陸地無し」だなぁ。♪十キロ四方はワシラのもんじゃー手を出すなぁ。もうちょっとズームアウトしても、半径十キロに陸地がないなぁ。ものの見事に海の真ん中だ。

「はて、番組中では、まったく周りに島影が見えなかったが、海上では、10キロ先は見えないもんかなぁ?」という話が。

 うーむ、水平線って何キロ先が見えてるんだっけな? ちょっと計算したらわかりそうな気がする反面、近似がでかすぎて計算できない気がするなぁ。例えば、浜辺に立ってるときって、自分の身長ぐらいしか海抜高度がないけど、こういう場合、水平線って、どこになるんだろう? なんか、数メートル先ぐらいまでしか見えないことになりゃしないかな?

 しかし、いいなぁ。まぁ「無人島」ってのは、ちょっと危なそうだから「離島」ぐらいでいいから、キャンプに行きたいなぁ。って、壱岐いってさんざん遊んできた気分が抜けてないのか>オレ。


 水平線までの距離だが、ちょっと計算してみた。

 話を単純化するために、地球は真球、つまり断面は真円とした。空気の屈折は完全に無視した。

 今、地球半径をr[km]として、視点(点V)の海抜をh[km]とする。

 視点(点V)から地球の断面である円に引いた接線と地球との交点が、水平線の位置(点H)で、ここから視点までの距離をL[km]とする。

 視点(点V)と地球中心(点O)を結ぶ線と、水平線(点H)と地球中心(点O)を結ぶ線の成す角度をαとする。

 cos α = r / ( r + h )......Eq.(1)

 L = ( r + h ) x sin α......Eq.(2)

 sin2 α + cos 2 α = 1 ......Eq.(3)

 理科年表から引っ張ってきた値より、r = 6378.140 km。人間の視点が、海抜2mだとすれば、h = 0.002 km。

 cos α = 0.9999996864
 sin α = 7.919 x 10-4

 L = 5.05 km

 と、まぁ、なんかインチキくさい計算なんだけども「海面のイカダの上から伸び上がって(海抜2m)見ることができる水平線は、5km向こうの海面」ってことで。

 ちなみに、海抜100mからだと、水平線は35km向こう。海抜1,000mだと、112km向こうになる。

 ここまでくると、大気中で何キロ向こうの物体までが識別できるのか? ってのも問題になるんだろうけども。

水平線までの距離・概念図


 夕食「大盛りスペシャルドライカツカレー」。

「ドライカレー」に、カレールーがかかっていて(これが「スペシャル」)「カツ」が載っていて「大盛り」なわけである。

 うぐ、食い過ぎ。どうも「夏バテしてなるものか!」と思って、食い過ぎなんじゃないだろうか。このごろ食後は胃が一杯な気がする。

 それと、つい500mlのペットボトルのドリンクを買ってしまって、しかも、一気に飲んでしまうのがよくない。胃液が薄まってよくないだろう。

「暴飲暴食」というか「鯨飲馬食」というか。

「泣いて馬食を斬る」って、全然ちがう。


980810a[ daily life / 日常生活(月) ]

 ブルーマンデー。憂鬱。

 出入りの業者さんが、頼んでいた修理品を納品に来た。

「新品を買う」と言えば15分で飛んでくるけど「修理に出すから取りに来て」と言うと15日たってもやってこず、で修理に出したら15週間たっても音沙汰がなかったわけなんだけども。営業の鑑(イヤミである)。

 で、作動させてみたら、期待する性能が出ない。というよりも、オレの世界の言葉では「修理できてねーじゃん」という感じ。

 納品書に視線を落とすと「動作確認済。動作良好」という文字が。

 うーむ、事前に動作条件やこっちの求めるスペックについては説明したはずなんだけれどもなぁ、もう一度、「動作確認」時の環境なんかの確認をしなくては、ならないのだろうか。

 あ、ひょっとして「動作良好」って言葉の定義から始めなくてはならないのかもしれない。それは、ちょっと、いやだな。


 SAPIOで、日の丸やら君が代やらの話を読む。

 うーむ、やっぱ、戦争が絡むと、頭が痛いな。

 特に、オレとか、日教組的戦後民主主義教育的アンチ日の丸アンチ君が代教育を受けまくっているので「日本人なら君が代と日の丸を愛せ! 愛さない奴は日本人じゃない!」っていう右翼な発言を聞くととっさに「それはウソだ」と反応してしまうなぁ。

 とはいえ「ワールドカップ代表や、オリンピック選手が、自国の国家や国旗に対する敬意を持たないのは問題だ」と言われると「うーん、それはそうかもしれない」という気がしないこともないなぁ。

 サッカーの中田本人が、試合前に君が代歌わずに口を一文字に結んでようと、「君が代はダサい。試合前に歌う歌じゃない」と思ってようと、別にいいんじゃないかなーという気がしてしまうし。

「国家・国旗に対する敬意」って話と「君が代・日の丸を愛すること」って話は、密接に関連はしていても、完全にイコールではないわけで、ここで「新国歌、新国旗を決めればいい」って話を持ち出すと、この二つの話は、表面上は完全に分離することになるわけだ。

 とはいっても、新国歌、新国旗って話には、あんまり賛成じゃないなぁ。まぁ、あまり真面目に考えたこと無いから説明きいてみないとなんとも言えないんだろうけども、戦争のことをろくろく検証しないまま半世紀、日の丸・君が代を使い続けて来たことが問題になってるんだろうけど、ここで「心機一転新国歌、新国旗」ってやってしまうと、なんか、思い切り本当に「戦争のことは水に流して考えなくていいことにしよう」ってことになってしまいそうで、あまりよろしくない気がする。

 なんかの理念を武器に、伝統とか経緯とかを切り捨てると、理屈がベースであるがゆえに現実から遊離したりするんじゃないかなーという気がする。で、伝統とか経緯とかを理屈で押し切ろうとした反動が、あとで、ガツーンと来たりしてさ。

 オレ個人としては日本を表す記号として「君が代」と「日の丸」は、それほど嫌いじゃないんだけどね。特に「日の丸」は、デザインと配色がシンプルで、単純でわかりやすくて、よいデザインだと思う。(デザインが「白地に赤丸」で、モチーフが「太陽」ってんだから、いいよね)

「伝統を切り捨てるのはよくない」「特に、戦争に関する議論を切り捨てることになるのでよくない」「日の丸のデザインはなかなかいい」という理由で「日の丸を国旗として使うべきだ」という結論にしたのだが、そうなると当然「戦争に関する議論をすべきだ」ってことになっちゃうよなぁ。うーん、墓穴じゃん>オレ。

 となると、やっぱ、日の丸もって東アジア、東南アジアあたりをウロウロしたときの反応についても、何らかの覚悟がいるってことになるんだよね。はー、それ考えると憂鬱。


 夕飯はハンバーグ定食。

 なんか、久しぶりにまともな「食べ物屋さん」で食事したような気がする。


「物言えば唇寒し」って言葉と「物言わねば腹ふくるるわざ」って言葉が、さっきから妙に心にひっかかる。後者はどうやら兼好法師の言葉らしいのだが、前者もそうだっけ?

 うーむ、手元にことわざ辞典がない。なんか、安い奴を買っては、そこらに転がして置いた記憶があるのだが。

 ちなみに「物言えば唇寒し」ってのは「何かに口出しすると、結局、虚しい気持ちになるよ」ぐらいの意味で「物言わねば腹ふくるるわざ」ってのは「言いたいことを言わないと、ストレスがたまるよ」という意味だと思っているのだが、ひょっとすると、全然違うのかも知れない。

(って、正しい意味調べてから書けば?>オレ)

<980811追記>

「成語大辞苑」(主婦と生活社)を立ち読みしてきた。

「物言えば唇寒し」は、「物言えば、唇寒し、秋の空」で、松尾芭蕉の俳句。

 意味は「他人の悪口や、自分の自慢話をした後は、虚しくなることだ」ぐらいの意味であるらしい。「口は災いの元」と似たような意味とも言えないこともないけれども、こちらは「悪口や自慢をすると、その人の品性が暴露されてしまうものだ」とか「悪口や自慢をしてしまう自分が悲しい」というような、「人格」「品性」「プライド」に関する話であるようだ。

「物言わねば腹ふくるるわざ」は、兼好法師じゃなくて「大鏡」序文だった。(いや、兼好法師も言ったのかもしれないが)

 大宅世継(おおやけのよつぎ)と夏山繁樹(なつやましげき)という二人の、自称「150才を超える老人」が、大昔の藤原道長の時代の出来事を、あーでもないこーでもないと喋りまくる前の自己正当化の台詞なわけであるからして、「昔の事を言わないと、腹がふくれて気持ちが悪いよね。だから昔から、言えないことは穴を掘ってその穴に向かって言うという風習もあるぐらいで。ヒッヒッヒ」と、いうような台詞なわけである。

 まぁ「じゃーおめーらも穴掘って、穴に向かって喋れよ」と言いたくなる人も多いかもしれんが。わはははは。

と、いうようなことからして、「言わないと気持ち悪い」ということで言ってしまうと、他人から品位を疑われ、自分でも虚しい気持ちになり、最後には、その事で不利益まで被ると。

 うむ、何も言わない方がいい、ってのが結論らしいな。

<980811追記ここまで>


 アウトドア雑誌「BE-PAL」を買ってきて読む。

「駆け込み夏遊び7つのアイデア」のひとつとして「寝台特急にアウトドアグッズを持ち込み快適に過ごす」というのが掲載されていた。

 サンライズ瀬戸、の「のびのび座席」ことカーペット座席に、キャンプ用折り畳みテーブル、キャンプ用座椅子(寝るときのシートにもなる)などを持ち込んで過ごす、という企画。

 ものすご、良さそう。

 折り畳みテーブル、というか、ちゃぶ台がすげー便利そうだ。床に直置きとは次元がちがう使い心地だろうなぁ。

 で、圧巻は、やっぱり「キャンプ寝具」だよなぁ。デフォルトでJRが用意してくれるのが、薄い上かけ布団一枚らしいので、そのままだと背中はカーペットで、上に薄い毛布のようなものをかけるだけなんだろうけど、キャンプ用のエアーマットを背中にひいてたら、まったくちがうだろうなぁ。うーん、いいなぁ。

 どうして、こんなに「いいなぁ」を感じるんだろう? と思ったら、何のことはない、この「カーペット席を快適にすごす方法」ってのは、「フェリー2等船室を快適にすごす方法」とまったく同じなんだわ。「あー、これいいなぁ。これあったら、フェリー楽チンだなぁ」という風に見えるんだ。やっぱ、カーペット床眠りは、ちょっとつらい。このちゃぶ台を椅子にできれば、もっと楽だったろうし。


 うー、スーパーカブで旅行に出る、ってのもいいなぁ。どこか遠くに行ってみたい。


 って、眠すぎたのか、先ほどのBe-PALの記事に触発されてキャンプグッズ床眠りにあこがれたのか、仕事場の床に折り畳みベット出して、2時間ぐらい居眠りしてみました。

 身体が、痛いなぁ。

 やっぱ、2時間の仮眠は、2時間の睡眠にはならないなぁ。

 帰って寝よう。


 寝ずに、録画しておいた「スィートデビル」の第5話を観た。

 今回は「海王星」。

 あー、おもしれー。なんでこんなに面白いんだろうなぁ。たまらんなぁ。

 今回は、レイナ主役話で、しかも、クルーザーに乗ってデートに行ってしまうので、単なる「主役」じゃなくて、「自分ひとりしか画面に登場しない」状態(ってわけでもないけどさ)で、なんか第4話のリーナ主役話とは、その「主役度」が違う気がするなぁ。

 んで「あのーご趣味は?」「ケンカ」というナイスお見合い台詞の通りに、通り魔に逆ギレしてケリまで入れるナイス過剰演出。「レディース演技の抜けないレイナ」ではなくて「ヤンキーあがりのお嬢様」という設定だったのね。って「ヤンキー演技が抜けないからそういう役柄に設定した」という疑いはますます濃厚になって、ちっとも晴れないのだが。

 そして、いよいよ高取刑事(袴田吉彦)が壇原先生(内藤剛志)らが、何やらよくわからない情報源から連続殺人の情報を得ていることに気付き始めたみたいで、楽しいなぁ。

 で、来週は、ついに、巻き込まれるみたいだし。けけけけ。

 なんかもぉ、オレは泉(ナナ)と高取刑事のロマンスの行方をハラハラどきどき観ているので、来週が楽しみだのぉ。

 しかし、何かの記事でナナさん、自分の篠原泉の役をして「典型的な優等生な女の子」と評していて「なーんだ、オレって、典型的な優等生な女の子が好みなのかー」とか納得してしまった事よ。つまらん男だの>オレ。

 それにしても、壇原先生も、もうちょっとスマートなウソをつけばいいと思うんだけどなぁ。「男のカンだ!」とか言わずに「西洋占星術に関する20年の研究成果だ」とかさ。って、ここでストレートに「理由は聞くな、オレを信じろ」って言ってしまうあたりが、いい人なのかもしれないが。

 あー、しかし、楽しいなぁ。けけけけ。(って、いつも「スィートデビル」観賞時は、アルコールが入ってるのが「楽しいなぁ」の2割ぐらいを担ってるのかもしれん。)


morrow@hf.rim.or.jp

ReadMe! counterReadMe!参戦[960908]


All rights reserved(c)1998 MOROBOSHI Tomorrow
Link Free
morrow@hf.rim.or.jp
http://www.hf.rim.or.jp/~morrow/
Warp Diary - MOROBOSHI Tomorou -  Time and Space