諸星未来堂ワープ日記
上天気なGWが終わる五月第二週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 May 2nd Week
Japanese-Language Contents
980510b[ Extra-Ordinary life / 非日常生活・イトコの結婚式編 ]
イトコの結婚式だった。豪華だった。
980510a[ MOVIE "Starship Troopers" / 「スターシップトゥルーパーズ」を観た ]
キャナルシティのAMCで「101万匹ムシムシ大行進」(原題"Starship Troopers")を観てきた。
ムシムシ大行進、ムシムシ大惨劇だった。
「ハイスクールはダンステリア」よりは「大学祭・盆踊り大会」に近いと思った。
予想に反して、ジョニィ・リコは成長しているように見えた。けど、肉体の成長とは裏腹に、人格とか世界観はすさんでいっているように見えた。
情報部は、黒シャツ黒ネクタイできめてるあたりが確信犯だと思った。「俺達って嫌われ者だしー」というか。
ディジーは、JMのときより、よっぽど大活躍してた。
カルメンは、悪い女だと思った。
正気の感想文は後日。
980509a[ daily life / 日常生活(土) ]
/ 本部資料庫と100冊の巻末インデックス
/ 検索はCD-ROMで
/ ワイシャツはコインランドリーで洗濯
/ SF研合宿はパス
/
週末で細々とした作業をした。
すぱゆざ様と、本部資料庫まで自動車で走って、核攻撃にも耐える防爆地下書庫(うそだってばよ)に潜って、もがもがと紙検索をしていたのだが、逆引きしなくてはいけないことが判明。電子検索なら数秒だが、電話帳サイズのインデックス本100冊の巻末インデックスを「全部」読まないといけないことが判明して、途方に暮れる。
るるるー。
本部電算室暗号解読センター(うそだってばよ)には、CD-ROM版(目玉が飛び出るほど高い)があるらしいので、「本部で検索よろしく」とポストイットはって送り返してやれ! ということで、意見が一致したので、逃げ出す。
夜、閉店間際のクリーニング屋さんから、スーツを回収したが、まともなワイシャツがないことに気づいて、あわてて、コインランドリーまで走るオレ。
洗濯が終わったら、12時すぎていたので、SF研合宿2日目はパスすることにした。実は、夜中の酒飲み時の七輪大作戦用に「ししゃも」を大量調達して置いたのであるが、はてさて、どうやって食べようか。
体温計シリーズ第3段(わはは)。
ネットの彼方より「水銀温度計は細管の径にばらつきがあるだろう」とか「どうしても水銀式が好きなら、婦人体温計を買いましょう。誤差表示もあったように思う。」とかいうツッコミあり。わはは(どうも、ありまちょう)。
細管のばらつきに関しては「当然ばらつきはあるだろうが、測定精度に影響しないぐらいの加工精度がある」か、あるいは「測定に問題がある細管は出荷時の検定で落とされているだろう」と、いうようなことを考えていた。であるからして、これに関しては「ガラス製品とはいえ、充分な精度があると信じていたのだが、信じていたほどの精度はなかったのかも?」という感じだな。「細管の径にばらつきがあることなど考えたこともなかった」という話ではない。
婦人体温計に関しては、「そうか! ユリイカ!」という感じだな。あれは、確か、目盛りがもっと細かいはずだ。誤差表示があるのかどうかは知らないが、ちょっと欲しまりかもしれん。しかし「婦人用」だからなぁ。買うのがちょっとためらわれるかもしれないなぁ。毎日、体温計くわえて基礎体温はかるのかー? 毎日、基礎体温はかったら、排卵日がわかっていいかもしれんが、って、お前にあるのか排卵日>オレ。しかも、先端に毒塗られて毒殺されたりして。(って、何かの名探偵もののネタバレ。エラリー・クインかしらん?)
うーむ、しかしなぁ、温度の絶対値に対する信頼性がそこいらの温度計よりも高いのかなぁ? 目盛りの刻みが細かいから、相対誤差は小さいのかもだが、真の温度に対する絶対誤差が小さいかどうか、疑問だなぁ。
ちなみに、水銀の標準温度計も、定期的に校正に出して、基準温度計に対して比較校正しないと使えないらしい。その昔、大学で実験装置の温度計の検定のために先生に「標準温度計をかしてくらさい」と言ったら「秘密だが、この標準温度計はずっと検定に出してないから、使えないのだ。精密測定用の白金熱電対を買っておいたから、あれで検定しなさい」とこそっと言われた過去の記憶が、紅茶にひたしたマドレーヌを食ったら、電光のように甦ったしなぁ。
うーむ、たしかに、電子体温計の熱電対がいかれたり、中のチップがいかれたり、あんまりしそうにないんだけどねぇ。けど、いかれた時は、正気そうな顔していかれてそうだからなぁ、電子機器は。(水銀温度計だって、正気そうな顔していかれそうだが)。
あ、「熱電対(ねつでんつい)」っていうのは、二種類の金属線をくっつけたもので、接合部分の温度によって電位差が生じるので、これを利用して温度計として使うもの。デジタル温度計とかは、だいたい全部これ。電位差が生じる理屈を、熱起電力とかゼーベック効果とかいうらしいけど、忘れてしまったわいな。
そろそろ、ぐちゃぐちゃ言ってないで、「権威ある」資料にあたって、温度計の精度とか体温計の検定とかについて調べなきゃいけないような気がするな。ふー。
DIMEを読んでいたら「中谷彰宏のデジタルなんとか(をい)」というコラムで、メールの引用のマナーについていろいろ書いてあった。
(980518追記:「中谷彰宏のデジタルマナーの達人」だった)立ち読み程度で精読してないので、あんまり文句も言えないのだが、「仕事ならいざしらず、プライベートのメールで長々と引用するな」ということらしい。
例としてあげてあった「全文引用して最後にひとこと『そうですね』とだけ書いてある返事メール」とかいうのは、確かにもらったらゲンナリするので「マナー違反です」というのはある程度納得できる。
しかし、いろいろマナー違反である理由があげてあったのだが、どーもピンとこない。「プライベートのメールなら、内容をおぼえているのが当たり前なので、引用などいらない」とまで言われると「そうかー?」という気がして、納得できない気がする。
うーん、「こういうことするな」ってのは賛成なんだが、その理由が納得できないなぁ。うーむ。もう一回、立ち読むか。(買えよ>オレ)。
出張から帰還した大ボス様に呼ばれる。出頭すると、CD-ROMが出てきて「いやー、なんか『資料はこのCDに入っています』とか言われたよ。そのまま読めんのが難点だが、持ち運びには軽くて便利だなぁ。ハイカラだのぉ。わっはっは」とのこと。「お前の任務はこのCDの中身を解読して、中に入っているはずの、これらの関連資料を取り出すことだ」と、大ボス様手書きの「こういう資料が欲しまり」リストを渡される。
アドビ印の赤いリボンが見えたので「あぁ、PDFファイルかー」と察しがつく。「読めるか? ソフトはあるのか?」と聞かれたので「これは、アクロバットリーダーというソフトで読めます。大丈夫です」と答えたら「アクロバットなのか! そりゃ、大変だな! がんばってくれッ!」と激励されてしまう。うぐ、お約束すぎる。
部屋の隅のMacにつっこんでダブルクリックしたら、あっさりとAcrobatReader3が起動して読めた。ところが、このMacにはプリンターがつながっていない。
しょーがないので、プリンタにつながったMacで読もうとすると、システム入れ替えたときにフォントがどうかなったらしくて、AcrobatReaderが起動しない。それに2だ。
しょうがないので、アドビのWebページにつないで、AcrobatReaderをダウンロードする。ところが、半分ほど落ちてきた時に、急に速度が低下して、落ちてこなくなってしまう。
鼻くそほじりながら、落ちてくるのを待つ。
AcrobatReader3をインストールして、表示してプリントする。ところがTimesがガビガビに印刷されてしまう。プリンターフォント置換なんぞをやってみても、だめ。「うーん、おまえはTrueTypeフォントだろう! たて、たつんだ、じょー!」とか言っても、だめなわけで。
ネット雑誌かパソ雑誌で「PDFファイル完全理解」とかいうような特集があったときに、もっとまじめに読んでおけばよかった! と嘆いても後の祭り。
心がルルルとなったまま、試しにPC/ATにCD-ROMを入れてみたら、Win用のAcrobatReader「だけ」が中に入っていた。ぐえ。
インストールして表示して印刷したら、素敵に美しいTimesNewRomanな印刷結果が得られた。
うーーーー、最初からPCでやればよかったのかー。しかし、なんか、Macが差別されてる気がするー。ううう。あ、8500にTrueTypeのTimesがインストールされてないのかも。ありゃ、TimesってTrueTypeだっけ? なんか、自信なくなってきたな。
英語資料をたくさん読んで要約する作業をしているのだが、読んでも読んでも終わらない。「精読する必要はないから」と言われると、どの程度までまじめに読んでいいのかわからなくて、いっそのこと翻訳する気で精読した方が早いんでは? とすら思ったのだが、それは気のせいなのだった。
しかも、さりげなく、ドイツ語が混じってるしー。Ich lerne nicht Deutch!
日付がかわるころに、ふと「SF研の合宿やってるなぁ。ちょっと顔だすかな」と思い立ち、暗黒ミラパルコ号に寝袋とウクレレを積んで出動。
どうせ飯食わないから、合宿費払わずに、差し入れだけでごまかそう、と思って、普段の自分なら買わない高そうなツマミとかをガシガシと買ったら、6000円もかかってしまったあたりが、バカなのか>オレ。
篠栗の山中にあるOBのエヌ氏の別荘で合宿があってるので、夜中の山道をサードどころかセコで50km/hという世界でぶっ飛ばすんだギュンギュギュン。暗黒ミラパルコ号のエンジンは弱っているのでサードだと坂道で加速できないんだね。けど、篠栗猫峠は週末の夜中は、走り屋さんのレース場なので、警戒してないとセンターライン超えてマシンが走ってくるからなぁ。山頂付近には、ライトを消した走り屋マシーンが路上にズラーっと並んでいて、とっても怖かったよ。
で、山荘についたんだけども、テレビ二台で、格闘ゲーとか、FXでギャルゲーとかを大音響でやってたり、台所の床でM:tGがあってたり、困った状態なんだね。
酒飲んで、朝帰るか、1時間ぐらいぶらぶらしてすぐ帰るか判断しかねたので、ウクレレを弾きながらウロウロしてみたりするのさ。
セガの光線銃のオモチャの「ロックオン2」というのがあって、赤外線の光線銃と、銃撃されたら爆発音がする標的になってるヘッドセットのオモチャなんだけども、一丁4000円だかするのに、「合宿で銃撃戦するため」だけに、6丁も備品として装備されているあたりがSF研なわけで(実は私物だったらしいが)、「やりたいやりたい」と連発したので、真夜中なのに山荘の周りで銃撃戦するオレらなのだった。
オイラはこのオモチャがその昔「ジリオン」だったり「サバイバーショット」だった時代から知っているからなぁ。大昔、九州学生SF機構の合宿で別府温泉に行ったときに、大分大学SF研がサバイバーショットを持ってきていたので、よせばいいのに白昼の公園で銃撃戦して、観光してた外人から唖然とされた過去もあったり。
9ポイントから銃撃されるたびにポイントが減って、0になったらゲームオーバーという仕組みなんだけども、おでこに赤いLEDで表示が出ていて、右目の前にスモークプラスチックのカバーがあって、ここにおでこのLEDが反射して、目の前に「残りライフ」が浮かんで見える、という、かっこいいのか意味不明なのかわからないかっこよさで、「いやーまるで戦隊ものの、かっこわるい攻撃隊長みたいですよ。たぶん、途中でレッドにやられて『メカ度が足らない』とかいって再改造うけそうですね」とか言われてしまって「そしたら顔が白塗りから銀塗りになるんだなぁ」とか答えてしまって「あんたは新帝国ギアの人かね」とか超電子バイオマンなネタになってしまいつつも、心はハイで。
で、頭にヘッドセットかぶったオニーサンらが暗闇でウロウロしてて、おでこが赤く光ってる姿は、なんかスタートレックのボーグみたいな。
で、暗闇に輝く赤い点を狙いつつ、暗闇でころびつつ銃撃戦してたら、もぉ、あなた、こけるは、ぶつかるは、崖から転げるは、植え込みに飛び込んだら出られないは、わけわからないというか。
2戦して戻ったら、泥だらけの上に手が切り傷だらけで、「バカですかあなたは」状態でしたよ。
で、飲みが始まったので、朝かえることにして、酒を飲み始める。ウクレレ弾きつつ飲んだら、回った。
オイラが愛するパズル「ジェンガ」をおっぱじめる。ジェンガというのは「ぼくにもやらせてよー」というCMでおなじみの、木のブロックを3個ずつ互い違いに積み上げて作った塔から片手で一本ずつ抜いて上に積み上げて、崩したら負け、という遊び。
酔っぱらいがジェンガをすると、もぉ何がなんだかわからない状態になるので大変たのしい。小さいプラスチック製のジェンガジュニアを使っていた一時期は、みんながかなり習熟してしまったために、「親指とひとさし指中指薬指で、ブロックの塊をつかんでそのまま持ち上げて、小指で一個ブロックを落としておいて、持ち上げた塊を戻す」という荒技が開発されて、はっきりいって、1本のブロックが互い違いに積み上がっている、という物理的限界に近い状況まで行っていたのだが、木のジェンガは、けっこうブロックの精度があまいがゆえに、すぐ崩れて、なかなか面白い。
しかし、酒飲んでるテーブルでジェンガが崩れると、酒とかツマミとかに突っ込むので危険だ。別のところでやれよ>オレ。
ジェンガしながらハイになって、特撮ソングを歌いまくる。70年代変身ヒーローはさすがに知名度が低いのか、「ダイアモンドアイ」とか「コンドールマン」とか誰も歌えないのだが、「ライダー全部」とか「ウルトラマン全部」とかやり始めたら大合唱になってしまった。「スーパー戦隊全部」をやろうとしたら、途中から順番がわからなくなってしまったあたりが弱いのだが、順番よりも、サンバルカンが終わった段階で力つきたあたりがもっと弱い。
部の連絡ノート「BEM」に、ハイになったオレ+有志が、ガンダムのモビルスーツの(幼稚園レベルな)下手くそな絵を描いて盛り上がる。水陸両用モビルスーツの名前と姿が一致しないとか、姿がわかっても、絵が描けないとか。「ゾック、ジュアッグ、ゾゴック、アッグ、アッグガイの、どれがどれだかわからん」「ズゴックとゴックが、わかっているのに描けない」とかね。さすがに小中学校の時にガンプラ作っただけあって、ザク・グフあたりは、あまり考えなくても細部をおぼえている。しかし、ゲルググあたりになると「くちばしに鼻の穴」とか変な所しかおぼえてない。「これ何? メタルスライム?」「アッザムなんだけども」とかいう世界に。さらに、ダンバインとかダグラムとかボトムズとかゴーグとかウルトラ兄弟とか仮面ライダーとか描きまくる。
あとで見返すと、あきらかに正気ではないな。
明け方から怪しいビデオを観賞したのだが、著作権的なもがもががいがいがなので、詳細は秘す。「アニメの水戸黄門はしばらくみたくない」とだけ、言っておこう。
昼御飯用のカレーがすでに出来ていたので、コンビニで調達しておいた海苔巻きにかけて「カレーのりまき」にしてみたら、なかなかうまかった。合宿は謎の食い物が多い。コーンフレークのチョココンボだかにカレーをかけた「カレーコンボ」とかね。グーレイトッ!
寝袋で寝たのだが、ギャルゲーの音が大音響で鳴っていたので、なんか悪夢を見てしまったわい。
8時すぎに起き出して、「ループ」とBV座談会のプリントアウトを置いて、下山する。
980507a[ daily life / 日常生活(木) ]
/ 体温計水銀vs電子2
/ 字幕vs吹き替え
/ メルセデス・ベンツとは何か?
/ 結納飾りの謎
/ 結婚式とは
/ iMac
/
本日の歩数、12,500歩。
体温計の水銀式vs電子式に関して、ネットの彼方よりメール有り(どうも、ありまちょうございました)、曰く「絶対値に関しては、水銀式よりも電子式の方が正確では?」とのこと。
と、いうのも、水銀温度計は絶対値に関しては割といいかげんで、較正なしには使えないものらしい。
うーむ、なるほど。水銀式が、そんなに信用ならんとは、知らなかったな。水銀式と電子式がくいちがったときに、オイラは問答無用に「電子式が間違っている」という判断を下したのであるが、言われてみれば、いくら「検定済み」とか書かれている買ったばかりの温度計とはいえ、水銀式の方が正しい保証はないな。
ちなみに「電子式が間違っている」と断定したのは、
ためしに温度計の説明書、箱の類を一通り調べたけれども「どういう基準で検定されたのか」とかの説明がない。もちろん、精度に関する記述もない。
まぁ、薬局・薬店で「体温計」として売るためには、なんらかの基準は満たして売られているんだろうと思うのだが、手元の体温計だけみても「どの程度の精度で検定された温度計なのか不明」なのだった。むー、不気味だ。
薬事法かJIS規格か、あるは別の何かで、体温計の精度は規制があるんだと漠然と考えているのだが、ひょっとして「特にきまってない」とかいうことが、ありえるのかしらん?
まぁ「この手元の一本の温度計が狂ってるかどうか」を調べたいなら、同じ物を、あと数本買ってくれば、製作精度のばらつきはわかるんだけども、「そこまでしたくないというかー」というのが正直な所だなぁ。
うーむ、困った。
検定用の温度計とか手元にないからなぁ。
大騒ぎせずに、もう一本、体温計買えばいいんだけど、わざわざ買いたくないなぁ。って、もう一本買ったら、さらに食い違ったりして。わはははは。
さて、オイラは普段、洋画のビデオを借りるときは、ほぼ間違いなく「字幕版」を借りる。吹き替え版だと「雰囲気が台無し」な気がするからだ。ありていにいえば「テレビで洋画劇場みてるんじゃねーよ」ということで。
(まぁ、逆にジャッキーチェンとかは、石丸博也の声で日本語で喋ってくれないと、ピンとこない、とかいうこともあるが)
で、昨日も書いたのだが、日本語版にも利点があって、それは「ながらで観るには向いている」ということ。字幕版は、画面を見て、字幕を読み続けないと台詞はもちろんのこと、話の流れもわからなくなってしまうけれども、吹き替え版は、部屋の片づけやら、食事やらしてても、とりあえず、話の流れを見失う(聞き失う?)ことはない。
もちろん、小学校低学年じゃないんだから、いちいち字幕を声に出して読んだりしてるわけじゃないわけで、映画を観てる時に、自分が字幕を「読んでいる」ことを自覚したりしてないのであるが、自分の部屋で字幕版なビデオを「ながら」で観ると、どうしても話の流れがつかめなくなって「どうしてなんだろう?」と思ったら、何のことはない、字幕読んでないと話がわからない、っていうあたりまえの事実だったわけだ。
関係ないが、レンタルビデオを始めて借りて感激したことは「字幕が謎の手書き字体じゃなくて、活字で異様に読みやすいこと」と「画面の下の黒い部分に表示されるので、画面とかぶって読めなくなったりしないこと」の2点だったな。
で、何を長々と書いてるかというと、さっきチャットで「ビデオの字幕版は、台詞聞かなくていいから、楽だよね」と言われてショックを受けたからで、「台詞聞いて理解するよりも字幕読んだ方が楽」とかいうことが、有り得るのか? とか思ってしまったことよ。
で、この話は「読書するときに、一度頭の中で活字を音読してるかどうか?」とかに関わる話なのかもしれん、と興奮してみた。
しかし、ビデオ屋や電気屋などで、音声消して映画なんかをBGVやサンプルとして放映している時なんか、邦画なんかは、内容が意味不明だけれども、洋画は音無しでも字幕のせいで、内容が理解できる、とかいうことも有り得るな、と気づいた。
世間では、バラエティ番組で「おもしろい台詞」なんかをスーパーインポーズするのがハヤリで、「視聴者をバカにしている」的な反対意見もあるんだけども、あれはあれで、わかりやすくてよろしーのでは、と思うな。
と、いうわけで、話は「文字(資格)と音声(聴覚)では、どちらが理解しやすいか?」という話、ではなくて、「映画(映像+音声)を映像メインで観賞するか音声メインで観賞するか」ということ。「ながらで映画を観る」ってのは「ラジオドラマとして観賞」してるわけだし「音なしで字幕映画を観る」のは、一種「読書」をしているのだ、ということに終着するんじゃないか、と思う。
と、書いたけど、やっぱ「映像を観ながら同時に字幕を読んで理解する」ってのは、けっこう高度というか「CPU負荷の高そうな」行為だと思うなぁ。うーむ。
あるいは、テレビの野球中継とラジオの野球中継の音声の情報量の違い、とかを考えてみるべきかもしれないな。
(話の流れがあっちこっち飛んで読みにくいなぁ。で、整理したら読みやすくなるかもしれんのだが、整理したらたぶん、つまんなくなるので、整理しないのだった。をい>オレ。「いまでも充分『つまらん』ぞ」ってのがありそうだが、それはオイラの不徳のいたすところだわ)
ベンツとクライスラーが合併するとか。
現在、「MERCEDES-BENZ(メルセデス・ベンツ)」は、Daimler-Benz(ダイムラー・ベンツ)という会社のブランドなのであるが、オイラはてっきり「『メルセデス・ベンツ』という自動車メーカーと『ダイムラー・ベンツ』という自動車メーカーが並立してて、最終的にメルセデス社がダイムラー社に買収されて、メルセデスはブランド名としてだけ残った」んだと思っていたのだが、どうも違うようだ。
あー、発見。
シュトゥットガルトにあるメルセデス・ベンツ社は、世界的な高級乗用車Mercedes-Benzを主力とするドイツ第2位の自動車メーカーである。1926年、Daimler-MotorengsellschaftとBenz & Cie Rheinrische Gasmotorenfabrikの2社 が合併して設立された。(中略)1989年12月期、Dimler Benz AG を持株会社とし、自動 車事業を集約するMercedes--Benz AG、航空宇宙部門のDeutch Aerospace AG (DASA)、電気、電子関連部門のAEG、及びソフトハウス、金融サービス、保険、 販売サービスなどを扱う会社として新設のBenz InterServices (debis) AG に よって構成されるグループに再編。
http://www.cim.pe.u-tokyo.ac.jp/~kawachi/pe_tour94/benz.html
(東大工学部精密機械工学科内の個人ページより引用)
と、いうわけで、「ベンツ社とダイムラー社が合併してメルセデスベンツ社になって、改組されてダイムラー・ベンツグループ傘下のメルセデス・ベンツ社となった」のね。
まぁ「メルセデスベンツ日本株式会社」もあることだし、単なるブランド名じゃないとは思っていたのだが。
って、1926年から1989年までの間、自動車会社としての「ダイムラー社」は消えていたのかしら?
あーでも、自動車会社と販売店の系列とかの話、オイラよくわからないからなぁ。うーむうーむ。「ダイムラー・ベンツ社」と「ベンツ・ダイムラー社」が販売合戦とかしてたら、怖いな。
って「トヨタ」の自動車を「トヨタ」と「トヨペット」と「トヨタカローラ」と「トヨタオート」が売ってるのがすでに理解できてないオレが語るべき事じゃないなぁ。
伯母さん宅に訪問して、結婚するイトコ(美女)にダンナ側から贈られた結納飾りを見せてもらう。
めったに見ない怪しい品物の数々を前に、とりあえず解説してもらおうと「これは、何ですか?」を連発したら「結納飾りを見に来た人は色々いたが、いちいち説明を求めたのは、あんただけだ」と笑われてしまった。ぐえ。普通は「わー立派ですねぇ」ぐらいで終わりにするものらしい。
「松竹梅」とか「高砂」(ジジイとバーサンの人形)とかは、まぁ理解できなくもないし、スルメ・昆布,お茶の類はわからんでもないが、謎の茶色いビニール物体をいぢりつつ「これがおそらく熨斗(のし)なんでしょうねぇ。ノシって本来アワビなんでしょ?」とか、「友白髪って、何です?」とか言ってたら「あんたはお父さんに似て、変なことばかり追求するのね」とか呆れられてしまった。
あと、イトコ(花嫁寸前)は結婚式のBGMをCDからテープにダビングするのに忙しく、「この曲はどうだろう?」とか色々聞いてくるのだが、寿司くってビール飲んでるオレら兄弟は「いいんじゃないんですかー?」連発で、何の役にも立たないのだった。
入場テーマをワーグナーの結婚行進曲(♪タンタカターン)にして、ケーキカットのBGMをメンデルスゾーンの結婚行進曲(♪タカタターン,タカカタターン)にする、と主張するイトコに対して、オレら兄弟は「入場が一番重要だから、メンデルスゾーンを入場にして、ケーキカットをワーグナーにすべきだ」と「強く推奨」してみたいりしたのだが、イトコは「ケーキカットが盛り上がらない」と強く反発。「メンデルスゾーンを入場にするなら、ケーキカットに盛り上がる曲(洋楽が望ましい)を推薦せれ!」と言われたので「盛り上がるならクィーンの『伝説のチャンピオン』とか盛り上がるけども、結婚式にはマッチョすぎてボツ」と言ったら「伝説のチャンピオンはぢうやう!」と盛り上がってしまって、しかたなく、酔っぱらったまま、家までCDを取りに戻るはめに。
♪うぃーあざ・ちゃんぽん、ふれーんず
伯母さん、イトコ、オレら兄弟全会一致で「マッチョすぎてボツ」が決定したのだった。もぉ、フレディったら!(ヲイ)
「メンデルスゾーンをケーキカットに持ってくることにして、入場に別の盛り上がる曲を推薦せれ」と言われたので、オレと弟が「ロッキーのテーマで入場したら?」と言ったところ「なめとんのかコラ」と怒られてしまった。エイドリアーン!
「結婚式の不思議な風習」というネタで話が進むのだが、オイラが新井素子の「結婚物語」で仕入れた「結婚式とは」ネタを披露すると「どうしてお前は結婚もしてないのに、そんなに詳しいんだ!」と伯母・イトコがびびるのだった。うーん、こういうのを「聞きかじり」とか「見てきたような嘘をいう」とか言うのだろうか。
伯母・イトコは女系家族なせいか、どうも「男にとっての結婚式」という発想ができないらしくて「ダンナは結婚式なんて恥ずかしい、とか、紋付きなんて漫才師みたいだ、とかわけわからない事ばかり言う、変な人だ」とか言うので「結婚式ってのは女が着せ替えゴッコする会だから、男は添え物か、猿回しの猿みたいなもんで、恥ずかしいやら惨めやら、できれば逃げ出したいと思ってるもんですよ」とか言ったら「そ、そうなのか!」とか衝撃を受けていたが、大丈夫なのか、こんな調子で。
「でも、キャンドルサービスが恥ずかしいなんて、ちょっと変じゃない?」とか言うから「キャンドルサービスで皆様のお席に二人で愛の炎を灯しにまわって恥ずかしくない男が地球上のどこにいるんですか! 愛の炎を灯して回る姿を親類縁者上司同僚友人に見られるぐらいなら、腹切って死んだ方がマシ、ぐらい思うでしょう、まともな神経した男なら」と主張したら、伯母とイトコは「ギャ!」とか言いながら椅子から転げ落ちてましたけども、ほんとーに大丈夫なのかー?
さらに色々「相談」されたのだが、いいかげんにアルコールがまわってきたオレと弟は「色々企んでも、当日の新郎新婦は緊張のあまり何も考えられなくなるから企むだけ無駄」「新郎新婦が何を企んでも、客は何も見てないし何も聞いてないから何やってもOK」ということにしてしまうのだった。
ま、オレも弟も末席だからして、当日の新郎新婦は地平線の彼方にかすかに見える程度で、本当に何があってるのかわからないらしいしー(うそつきすぎ)。
うーん、素晴らしきかなJobsご乱心。iMac。eMate型の液晶タイプがあったら、ほしいなぁ。じゅる。
980506d[ VIDEO"TRITON" / 『海のトリトン』最終回を観た ]
「海のトリトン」の最終回を観賞。
「海の平和を荒らすポセイドン族に皆殺しにされたトリトン族の末裔トリトンは、たった一人ポセイドン族に戦いを挑むのだが、実は......」というわけで「正義のヒーローは何のために戦うのか?」というネタでは基本中の基本なんだけども、うーむ、こっちは「へ? どういうこと?」的に、いまひとつ何がどうなってるのかわからないのだった。ラストで唐突に「衝撃の事実」を告げられても「そりゃまた、急な話で、あたくしだけではなんとも」と口ごもってしまうというか。
ひょっとしたら「アンチシズマドライブ」の元ネタ(というか原典)って、ここなのかな?
980506c[ VIDEO"ZAMBOT3" / 『無敵鋼人ザンボット3』最終回を観た ]
「無敵鋼人ザンボット3」の最終回を観賞。
「犬死・神ファミリー」としか言えない。いや、「正義のロボットは何のために戦うのか? そして何を得るのか?」というネタでは基本中の基本なんだけれども、覚悟の上で観ても、やはり心が寒くなるお話でした。
♪もぉかえるーことないー宇宙のほしよー
名曲だなぁ。
しかし、絵がきちゃないなあ。ところどころ異様にかっこいい絵があったりするので、そうでない箇所が気になったりする。あとは、数字とかメカ的用語が、それなりに細かいので、聞いていて気持ちが良かった。「あーもうすぐガンダムなのねぇ」というか。しかし、ザンボットの戦闘スーツがどうみてもクラッシャージョーのクラッシュ・ジャケット(だっけ?)なんだけども、やはり「メカデザイン、スタジオぬえ」だからだろうか?
(980507追記:クラッシュジャケットなのは安彦良和だからでは? と某主婦さまからツッコミ。(さきぽん日記980507参照)。なるほど、言われてみればそうかも)
大山のぶ代の声を聞くと「ぼーくドラえもんです」という電波の声が聞こえてくるかと思っていたら、そうでも無かった。まぁ、ドラマ的に「犬死・神ファミリー!」すぎて、ボケてる余裕がなかったのかも。
980506b[ MOVIE"longkiss goodnight" / 『ロングキス・グッドナイト』を観た ] (ややネタバレ)
以下、ちょっとネタバレ。
「ダイハード2」「クリフハンガー」のレニー・ハーリンが奥さんのジーナ・デイビスを主人公にして、100億円だかの制作費を使って作ったアクション映画。
「ご都合主義」とか「やりすぎ」とか、言いたいことはないではないけども、なかなか面白かった。「記憶喪失の主婦が交通事故で記憶がよみがえると、実は彼女は政府の凄腕スパイで」って話なんだけども、まー、記憶が戻って昔の「金髪やりやりネーチャン」に戻った後の「敵をばったばったとなぎ倒し」以外の何物でもない、めちゃくちゃ強すぎる強さが、気持ちよかったりして。わざわざ映画館に観にいったとしたら、自己嫌悪かもしれないけども、デートのダシとか洋画劇場で観てしまうと大変たのしかった、と。
って、「ながら観賞」のために、わざと日本語版かりたぐらいだからねぇ。しかし、なんか主人公の声が気になると思ったら、小山まみ(漢字が出ない)だった。この人、うまいんだけども、オレ的にツボなので、なんか気になってしまうことよの。記憶が戻り始めた主人公は、「高校教師・主婦」と「凄腕スパイ」の二つの人格をいったりきたりしだすんだけども、その台詞回しの使い分けが、吹き替えだといまいちピンとこなかったなぁ。まぁ、オリジナル音声でちゃんと演技がかわってるのかも謎だけども。
主演のジーナ・デイビスの「優しくて陽気な、主婦・小学校教師」から「金髪やりやり女スパイ」への「変身」が、すごいといえば、すごい。けど、まぁ、オイラ的には「変身」だとシュワちゃん主演の「トゥルーライズ」でジェミー・リー・カーチス演じる「超ダサダサまじめ奥さん」が廊下の鏡の前で「超セクシーネーチャン」に「変身」するシーンの方が、衝撃度高かったけどね。って、オレがジェミー・リー・カーチスって女優さんが悪女役のうまいセクシーねーちゃん女優だと知らなかったから「衝撃」だったわけで、「あら、ジェミー・リー・カーチスがダサダサ奥さんやってる」と気付けば、あとの展開が読めたのかもしれない。
陽気なただの主婦、が、ピンチになるとナイフ、銃器、格闘技までプロの技を繰り出してしまう、ってネタになるんだけども、まぁ時間の都合というか銃撃戦のスケジュールがつまってる都合があって、「私はどうなってしまったの!」とか悩む暇もなく話が進んでしまうのが、ちょっとなーと思わなくもない。いや、まぁ、悩むし、悩むシーンもあるんだけども、ちょっと唐突かなぁと。
記憶を取り戻して、「8年間の主婦生活はカモフラージュだった」と言い切るあたりも唐突だけど、言い切った直後に、すでに「そんなことないよね」という展開になるしー。
けど、まぁ、「家族をどうするのか? どう思っているのか?」あたりを追求すると、すげー陰惨な話になりそうだから「あれよあれよ」と流してしまうぐらいでちょうどいいのかもしれない、と思う。
「母娘の絆」に関しては、まぁ「実の娘だから、母親がどうなっても、親子だよね」的に展開しても、べつに困らないし、旦那に関しては、「ナイフ投げ」のあたりのシーンの距離感でそれはそれで「暗示」つーか「提示」できてる気がする。
娘が、なかなかかわいかったね。最後までボケつづけるあたりが「清らか」というか。
まぁ、街中で山の中で大銃撃戦してもぜんぜん死なないような映画の中で「人物描写が」とか「心理描写が」とかわめくのがどうかしてるんで、これはこれでよかったと思います、はい。
「実は政府のスパイで」とか思いっきりネタバラシしてしまいましたけども、公開当時の宣伝でも、この程度までばらしてたような気がするし、謎解きぜんぜんしませんから、ばれても影響なしでしょう。っていいわけ。
本日の歩数、12,510歩。
連休明けでいろいろ。はー、うーむ。ぐえ。と、夕方まで。
外出ついでに、CASIOのビルまで出かけて、QV10Aを修理に叩き送った。修理費が2万円とか言われたらたまらないので、とりあえず、見積もりだしてもらうことにしたのだが、保証期限すぎてるんで、往復送料と修理技術料だけで2万円超えそうな気がするなぁ。中古のQV10A買うか、QV11買う方が安いかもしれん。
とはいっても、愛着があるからねぇ。
近所に住む伯母さんの家に出頭しなければならない任務があるので、19時より自宅待機。「19時までには、絶対に帰宅するように!」とメールと電話でオイラに念押しした弟君は、自分はその任務を忘れていたらしく、19時すぎに「今から帰る」と電話がかかってきた。
そして、伯母さん宅に確認の電話を入れると、留守なのだった。
自宅待機ついでにレンタルしっぱなしの「ロングキス・グッドナイト」を観た話は別項。
で、けっきょく22時になって「え? 明日じゃないの?」とかいうことになってしまう。実はそうとう忙しい弟君は、ぶりぶり怒りはじめるのだった。電話連絡はログが残らないから、話がくいちがうねぇ。
ってわけで弟君と近所の定食屋にいって、豚キムチ定食などを食す。辛すぎる。
「無敵鋼人ザンボット3」の最終回を観賞した話は別項。
「海のトリトン」の最終回を観賞した話は別項。
980505a[ daily life / 日常生活(火) ]
/ 「タイタニック」が「もののけ姫」を抜く
/ 「ガスト」と「ガス灯」
/ フンデルトバッサーの設計と樹木
/ ウクレレ
/
連休最終日。だらだらと。
なんでも連休明けにも「タイタニック」の国内興業収入(というのかな?)が「もののけ姫」をあっさりと破って、1位になるとか。「今世紀中には破られないと思われていた」のが、あっさり破れたってのがねぇ。「ハリウッド万歳の『E.T.』を抜いた!」とか息巻いて、キャメロン+デカプリオに負けるんだから、なんともはや。
しかし、これは抜かれるべくして抜かれたのかも、という気がするな。たしかに「もののけ姫」が100億ぶち抜いたのは、「もののけ姫」だからできた、ことだろうとは思うけども、やっぱいま、なんかしらんけども、いまは売れる物は、レミングス的にみんながとびつく時代なんだと思う。
「およげたいやきくん」の「今後、抜かれることはない」と思われていたレコード売り上げ記録を、globeが抜いたと思ったらGLAYのベストが抜いて(抜いたよね?)、おそらく、B'zのベストが抜く、というのに通じる「雪崩化現象」の一環じゃないか、と思う。
「当時とは時代背景が違うから」というレベルの違いを飛び越すには「小室ブランド」の力が必要だったのは確かだろうけども、「小室ブランドなら、いつでも起こせた奇跡か?」と言われたら、おそらく、今の時代の流れがないと無理だったんじゃないか、と思う。
そんなことよりも、「101万匹虫野郎大行進」が観たい。心の余裕が欲しい。
近所にGUSTOが出来たので、つい飯くってしまうオレなのだが、ふと気づいたのだが、某ホテルチェーン(どこか忘れた)は、常に和食屋が「銀座」で、洋食屋が「ガス灯」なのだが、この「ガス灯」って「ガスト」をかけてるのかな? ちなみに、ガストって「イタリア語「味覚」の意」だそうな。
天神にある「ドイツ料理『暖家』」がドイツ語の「danke=thank」にかけてあるのに気づいたのが、迂闊にもここ数年のことだからなぁ。
筑紫哲也がウィーンを訪ねる番組を観ていたのだが、画家にして建築家フンデルトバッサーの「自然には直線はない」って台詞は、思わず頷いてしまう説得力を持っている。
しかし、「本当に、自然には直線は無いのか?」という気がしないでもない。金属結晶や等速直線運動とか「自然の本質は直線だ」とか言い出すのもありなんじゃないか、という気もする。フラードームのフラーのオッサンは、船から海の泡を見てて「自然は円周率を知らない」と思って「自然は三角形で出来ている」っていう理念に到達したからなぁ。
まぁ「自然の本質」とかいう話をしだしたら、ほんのちょっとつついただけで「円周率π=3.1415927...」とか「自然対数の底e=2.718281...」とか、あやしげな無理数がすぐ出てきて、ちっともわかりやすくないからなぁ。
まぁ、フンデルトバッサーに警戒心抱くのは、「自然回帰」を旗印にして、グニャグニャしたデザインの建物に木を植えてしまう人を見ると、とりあえず警戒することにしてるせいかもしれないが。
フンデルトバッサーの設計したアパートというのが紹介されていたが、色とりどりにペイントされた角度が歪んだ「紙粘土で造ったようなアパート」で、窓やら屋上やらに、やたらと植林されている。最上階に住む画家は、屋上にプライベートの庭を持っているのだが「都市の中で緑に包まれて生活するのが最高」などと言われると、どうも「この似非エコロジストめ!」的な警戒音が鳴り響く。
しかし、いくら頭で「これは似非かも?」とか警戒しても、都市の真ん中のアパートの屋上に小さな森があって、木漏れ日の下にベンチがある光景を見せられたら、問答無用に「これはいいな」と思ってしまうのだから、オレの負けだろう。わははは。いいな、うちにも欲しいな。
「ともろの森キャンプ場」(ベランダ)も、ちょっと植林するかなぁ?
しかし、オイラ、水やりへたくそで、枯らすからなぁ。フラスコにさしたポトスは、水がほとんど蒸発しないから、ほったらかしても半年以上あおあおとしてるんだけどねぇ。
雨どいから水を供給するシステムを構築しないとだめなんだろうなぁ。うーむ、考え過ぎか。
なんか、そこいらに木がうわってて、その下でゴロ寝できる環境を求む! って感じ。
「公園に行けよ>オレ」というだけの話かもしれない。うむ。
ほぼ、放置状態の3000円ウクレレなのであるが、きちんと開放弦でチューニングすると、コード弾いたときに1弦だけ高すぎる気がするので、1弦をあからさまに低めにすると、あら不思議、なんとなくコードが正しいような気がするじゃあーりませんか。(耳が狂ってるとも言う)。
て、前も同じ事書いたような気がするけども、本日は「あ、これはこれで、いいかんじかも?」と吹っ切れた、ということね。
まぁ、ウクレレは、ギターと違って、5フレットとか7フレットとかまで使わないから(いや、使うのかもしれないけどさ)、主要なコードが「それらしく」聞こえればいいことにして、CとかG7とか、FとかAとかを憶え中なのである。
しかし、開放弦がらみが多くて、コードフォームがたくさんあるなぁ。まぁ、4弦だから、いろいろあっても、あんまり混乱しないからいいけど。ギターって6弦あるから、指もさることながら、頭で6個の弦を判別するのが面倒だからなぁ。
まぁ、開放弦がらみのコードフォームが色々あるってことは、同じコードが、あそこにこのフォームで、ここにはこのフォームで、ってたくさんあったりしないので、それはそれでいいかもしれない。
まー、エレキギターは、開放弦にこだわらなくていいから、同じコードフォームを平行移動して使えるからいいんだけどね。とか、手抜きなことを抜かす。ま、そのかわり「Aのコードは、ここにも、あそこにも、こーんなところにもあるんですよー」とかいう話になって「スケール練習せれ!」とかいう話になるからなぁ。
うー、こ、小指が動かぬ!
まきしんじ、は遠いなぁ。
ぽろろん......
980504a[ daily life / 日常生活(月) ]
/ 「逆説の日本史(1)」再読
/ 卑弥呼と天照大神
/ 「どんたく」とは何か?
/
昼頃起きる。
なんとなく、「逆説の日本史(1)」を読み返して、「卑弥呼がどうして天照大神なのか」を復習する。
先日、やっと「ヤマタイカ」星野之宣、の最終巻を読んで「おいおい、最後の最後でそれはないだろうよ」と思ったことを思い出したのだった。(何がどう「をいをい」なのかは、ネタバレになるので、書かない)。
仕事場に来て、こそこそと作業。
あー、ムシムシ大行進映画(「スターシップトゥルーパーズ」のこと)が観たいなぁ。
MAXのライブなのだが、お金おろしそこねてお金ないので、ダブ屋めざして出かける気力がなくて、現場まで行ってみたりもしなかった。「MAX熱さめてるかも」とか予言していたが、どちからというと「本当に熱でたので力つきた」のかもしれん。
おぉ、どんたく花火大会の花火の音が聞こえてくるわい。
しかし、天気がよくてよかったな、どんたく。きっと「博多どんたく、に200万人の人出」とかいうことになるんだろうけど、多分、実際に出かけなくても「福岡市民130万はデフォルトで参加者と見なす」ということになってると思うなぁ。だから、福岡市外から70万人が流入しているだけで「200万人」なんだろうなぁ。
そもそも「どんたく」って、観光に来るほどの祭りじゃないんだよなぁ。博多の商店街の人らが仮装して「どんたく隊」とかいいつつ、道をねりあるくのが、ちょっと面白いだけで、後は、街角に小さな舞台がいくつも立って、商店街のオッサンとかおばさんとか、売れない芸能人とかが、隠し芸とかするぐらいで。
あとは、ひたすら人がたくさんいて、なんかしらんが飯くって買い物するだけ、というイベントであって。
つまり「何かみんなが街に出かけてハイになってるから、出かけてみるか」という「だけ」の祭りだ、と。
「街に出かけたらなんか楽しいことがありそうな気がして出かけて、なんとなく楽しくなって、飯くって買い物して帰る」ってことで、冷静になって考えると、これじゃ「ただの日曜日じゃねーか」という気がしないでもないが、まぁ、「どんたく」は「オランダ語のZontag(日曜日)の転化したもの」ってことなので、「博多をあげての大日曜日」であるってことで。
どんたくネタ書いてて、どうもデジャブを感じるなぁ、と思ったら昨年のワープ日記に「どんたくネタ」書いてたので、「どんたくとは何なのか」に関しては、参照していただくと吉。
・970505a(日)【そして「どんたく」なのだ】 【メトロ】 【サクラ】
(ってリンクしようとして気づいたのだが、w9705a.htmって、間違えてw9705c.htmで上書きしてて、ずっと仙台ネタだったのね。修正しておきましたけども。ありゃ、それどころか、5/5を5/4って書いてますね。はずかしー)