諸星未来堂ワープ日記
病み上がりでGWの五月第一週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 May 1st Week
Japanese-Language Contents
本日は、GTの「免許を取ったばかりの、オレ様の強烈無比な運転を見れ! そして、おそれおののけ!」の日であった。
オイラ的には謎の「変温動物化減少」(単に「熱が出た」と言え>オレ)や、謎の「昼夜逆転現象」(何が謎なんだよ)によって、寝てなかったので、「ドライブー? きつー」とかいう雰囲気だったのだが、まぁ、それはオレの一方的な事情であって。
つーわけで、GTが朝の9時半に、オイラを起こしに来訪したときは、オイラちゃんは、ある種「眠いのに眠れない」という悪夢を観ていた最中であり、リビングは散らかり放題であり、GTはムッとしていても、オレとしては脳が回ってないからして、「わりー、リビング散らかってるけどさ、なんなら新聞紙でもひいて座っててくれ」とか言いつつ、GTほったらかしてシャワー浴びに風呂に消えるわけで、リビングの崩壊に関しては「リビングは一時的にアニキの信託統治区域であって」とその掃除を拒否していた弟君が「あのさ、アニキさ、人を通すときはさ、ちょっとぐらい掃除するのが、人としての最低限度の礼儀だぜ」とかあきれるわけで、しかし、オレは風呂あびてるわけで、GTは散らかり放題散らかったリビングのきたない床の上に新聞紙をひろげて座ってしまうわけで、「リビングはすでに野っ原レベルなのか」とかいう事態なのである。
って、大げさに書いたんだから、部屋の散らかり具合を、あまり信じないように。あるいはオイラの部屋の魔窟レベルを知っている人は、ここで苦笑してみても吉。
つーわけで、あんまり細かく書くとやばいのかもしれんが、GTは自分にドライバー保険かけて「これで、何があっても、とりあえず保険金だけはおりるぜ! 矢でもテッポウでもダンプでももってこい!」状態なのだった。保険かけてても、ダンプにつぶされたくないなぁ。
つーわけで、某レンタカーからかりたマシンで、ドライブ、ごー! ってことさ。
オイラは実は、ドライブ行くときは、何となく「自動車運転して、普段の自分の生活領域から脱出したいなぁ」という考えが支配的で、あんまし「どこそこに言って、なにそれをしたい」とは考えないのだ。電車、飛行機らで移動してる「旅行」の時は、目的地と時間のつぶしかたを考えるけども、「ドライブ」の時は、なんつーか、漠然と「方向」だけ決めて、適当に走り出してしまうオレのこのドライブ魂、つーか。
そんなことは、どうでもよく、目的地は漠然と「久留米」方向ということになったのだった。GTは詳細地図をみつつ、実に的確にナビるのだった。オイラは地図みるのがヘタクソとか、若干方向音痴なのもあって、「多少大回りでもでかい国道を通り、かつ、なるだけ最小の方向転換で目的地につく」ことを目的とするので「まーこのまままっすぐいっても、いつかは、3号線に合流するんだけどさー」と言われたら「じゃ、まっすぐね」と答えてしまいがちなのだった。
つーわけで、GTの「次右ね」「次左ね」に従って、ほいほいと運転するのだった。GWで車が多いかと思ったけど、それほどでもなかったなぁ。しかし、右折待ち車が多かったなぁ。しかも、路上駐車がやたら多かったから、車線変更が多くて、面倒なのかー。
「あーGTの運転練習ドライブだから、オレが運転したら、いかんじゃないか」と気づいた時には、すでに久留米についていたというか。
筑後川を渡らんと欲したその瞬間、道路の反対側に久留米ラーメンとして有名な「大龍ラーメン」が。「道路の反対側だから、帰りにするかー?」「いや、オレは腹が減った」というGTの意見を元に、いったん通り過ごしたあと信号で180度ターンをかまして戻ってきたところ、なんか12時ジャストのラーメン屋は、駐車場は白線無視のギウギウづめで「これは、非常にまずいな」という状況に陥ってしまったのだった。いったん頭をつっこんでしまうと、尻の後は車がびゅんびゅん通ってる国道だから、うかつに尻を出すわけにもいかず。
つーわけで、一台分あいたスペースに無理矢理つっこんで、って優雅に方向転換して尻からいれようとしたら、すきを狙って自分の車を突っ込もうと企む困った車が続々登場するからね。で、車外に出たら、なんか、数分間だけ発生した特異的な混雑だったらしくて、よく見ると4,5台分の駐車スペースが空いてるじゃないか。いかんなぁ、面倒だからって他人のスペース狙ったら。
とかいいつつ、大龍ラーメンを食ったのだが、「オレの求めていたラーメンは、このラーメンだったのか!」的に、感動しまくりやがったのは、オレだった。
オレのラーメン原風景は父方の田舎である八女(やめ。お茶で有名な福岡県の都市。久留米の隣ね)のバーチャン家で「なんかラーメンでもとって食べるかね」と言って出前をとって食ったラーメンであり、ぶらぶら散歩に出たときにオヤジが「じゃーラーメンでも食べるかー」といって食ったラーメン屋であるからして、オレが求める味ってのは、博多ラーメンそのものじゃなくて、どちらかといえば、久留米ラーメンだったらしい。
まぁ、久留米ラーメンが博多・長浜ラーメンとどう違うのか? と聞かれても「トンコツで細麺で薬味はネギと焼き豚」というわけで、「どこがどう致命的に違うわけでもない」ってのがオイラ的な正直な意見なわけで、GTとか、オレが「これだ! これがオレ的に求めていたラーメンの味だ!」を連発するのをききながら「そーかー? 普通の博多ラーメンというか、いまいちな味の博多ラーメン、じゃないのか?」というだけなのだ。うむ、まぁ、確かに「久留米ラーメンは、なんのことはない博多・長浜ラーメンの偽物だ」と言っても(久留米ラーメンな人々は激怒しても)問題はないわけなんだけども、オレ的には「久留米ラーメンがオレ的には本物で、博多ラーメンはオレ的には偽物」ってことで。
つーわけで「久留米ラーメンを食べる」という件に関しては、GTは「ま、こんなもんか」であり、オレ的には「オレが求めていたのは博多ラーメンではなく久留米ラーメンだったのくぁ!」的な大発見なのだった。まる。
つーわけで、次なる目的地は「石橋美術館」なわけだ。ブリヂストンの石橋さんがもうけた金で久留米につくった美術館(とか言ったら怒られるのか)。
で、普段は東京のブリヂストン美術館にある絵も持ってきて、石橋美術館、ブリヂストン美術館が持ってる西洋画から、肖像画やら風景画やらのテーマ展示をやっていたわけで、「1900年から1925年ぐらいに日本人が書いた西洋画」ばっかし並んでるのを、人があんまりいないのをいいことに、あーでもないこーでもないと、いちゃもんつけて観るのだった。
オレ「へー、これが黒田清輝かー」
GT「日本の画壇では偉い人だよね」
オレ「さすが、黒田五十二万石」
GT「あんた、それは黒田長政だろうが」
オレ「たしかに、内閣総理大臣もしたし」
GT「黒田清隆か!」
オレ「お約束だね」
GT「お約束すぎる」
(って書いたけども「黒田清輝や黒田清隆が黒田藩(福岡藩)の関係者だったら、ギャグにならんじゃん」と思ってつい調べてしまったりして。黒田清輝も黒田清隆も鹿児島の人だから、直接関係なかろう、ということにした。あと、黒田清輝って、最後は貴族院議員になってるんだねぇ。)
しかし、オイラは明治−大正の日本の美術の知識とか皆無なわけで、GTが「これが、##か」とか言ってるのを「ふんふん」とか聞きながら「けど、色が暗くてクトゥルフ神話みたいで怖い」とか勝手なことを言うだけなのだった。(980505追記:クトゥルフなのは青木繁「海の幸」1904、だった。))
誰の作品かおぼえてないが、等身大サイズあるでかくてリアルな裸婦像があって、迫力あるんだけど、なんか、いまいちピンとこないなぁ」とか思っていたら、GTがひとこと「CGみたい」って言ったんで、やっとピンときた。なんか、精密に書いてあるよりも、筆で絵の具だとわかるようにべったりと描いてあるのに、全体としては「絵」になってる、って方が、心和む。(980505追記:百武兼行「臥裸婦」1881、という絵だった。)
1しかし、確かにみてて「いいなぁ」と思う絵もあるんだけども、これだけを取り出して見せられても「じゃ、いま、こんな絵を美大生が描いたら、同じぐらい凄いのか?」と思ってしまって、困ってしまう。端的に言えば「黒田清輝がこういう絵を描いたことの、どこがどう凄かったのか?」ってのが、さっぱりわからん、ということだわ。
別館は、日本画と陶器。ほんのちょっとしかなかったし、日本画と陶器はますます、何をどうみたらいいのか、わからん。しかし、「金屏風に墨絵」は、やっぱ、すげー迫力だな。なんか失敗したら取り戻し不可能そうなのが、恐ろしい>金屏風に墨絵。
ぶらぶら、日本庭園にいったら、池にアヒルやら鳩やら鯉やらがいて、家族連れに連れられてきた「お子様大軍団」が、餌をやりながら大騒ぎしてるのだった。
で、オレとGTは「似非アニマル・セラピー」と称して、売店で「ふ」を買ってきて(「鯉の餌20円」として売っていた)、鯉に餌やってみたが、鯉がでかいクチで「ばくっ」と音を立てて水面の餌を飲み込むのがグロかったので、アヒルに餌やろうと思ったのだが、アヒルらは非常に高速巡航可能で、そこかと思えばまたまたあちら、浮気な鳥ね、というわけで、なかなか餌をやれないのだった。
しょーがないので、鳩に餌をやりつつ、気づいたら「♪ぽっぽっぽー鳩ぽっぽーまーめが欲しいか、そらやるぞー、みんなで仲良くたべにこいー」とか歌っているわけで、歌って気づいたのだが「鳩ぽっぽ」という歌は、鳩に豆をやる歌だったのだな!
って、オレは実は、けっこう神社や公園にうろうろしている怪生物「鳩」が苦手で、鳩に餌をやった記憶が、ないのだ。
おぉ、ひょっとすると、ここ20数年で始めて意識して鳩に餌をやっているのかオレ! とか思いつつ、「ぽっぽっぽー」と歌いつづけていたら、近くにいたお子様が逃げてしまった。うーむ「変なおじちゃん」化していたらしい。ぐえ。
しかし、ハトをみてて思うのだが、温血動物とはいっても、鳥類って、爬虫類と同じぐらいにしか、心通じないだろうなぁ、とか。
似非アニマル・セラピーを終えて、「はてどこにいくのか?」と思ったところ、GTが「シティ情報ふくおか」を取り出し「高良神社は絶対にはずせないコースです」って書いてある、と言い出す。おぉ「絶対にはずせないコース」ってのは、絶対にはずせないだろう。けど「ロマンチックでラブラブなカップルにははずせない」とかだと、GTとオレがロマンチックになっても不気味なので困るのだが。
つーわけで、運転をGTとかわって走り出したのだが、運転から開放されて、思いっきり寝てないオイラは眠くなってしまって、ぼーっとしているうちに、曲がり角を曲がり損ねて、行きすぎてしまったのだった。ナビとして失格すぎるのか>オレ。
「どうすればいいのだ!」とGTが叫ぶので「まー敵は逃げやせぬ。適当な脇道に入って方向転換して逆に走ればいいんだわ」とオレ的方法を伝授するも、田舎道は細く、うかつに入ると二度と出られないんじゃないか? 的な脇道しかなく、しかも背後に車の行列が出来、あまり高速で走行したくないGTは、ちょっとパニりはじめたのだった。
間違いに気づいてから10分以上走って、やっと方向転換して戻ってきたところ「高良神社入口」の看板は、思いっきりペンキが消えていて読めなかったことが判明「おぉ、これでは気付かんわい」
で、高良山の山道を登り始めたら、これが「カーブ(1)」とか標識が出るような典型的な「山道」で、ヤンキー対策のでこぼこセンターラインまであって、GTは、急に気合いが入るのだった。
GTは対向車が気になるらしくて、カーブを内側ぴったりでまわるから、左折の時は、助手席のドアぎりぎりまでガードレールがやってくるので、オイラは「うわぁああ、あぶねぇ」を連発するのだが、GTは「久しぶりに助手席に乗った運転者は、左側に寄ってる気がするだけだ」を連発するのだった。わははははは。
「コーナリングってのはなぁ、コーナーの縁みてたら吸い込まれるから、先に先に視線を送るもんだわ」とか偉そうに言ってみても、つい助手席でコックリコックリしてナビ業すっとばすオレの発言に説得力は無いのだった。わははははは。けど、まぁ、免許とって一週間のGTと、8年のオレじゃ、単純日数だけなら、「運転歴」が400倍ぐらいあるわけで。わははははは。
無事に高良神社に到着。なんか寂れたコンクリート造の「合宿所」とかいう所に「参拝者以外駐車禁止」と書いてあって「ここにとめていいのか?」という話になるのだが、神社にお参りにきたオレらが参拝者じゃなきゃ、誰が参拝者なんじゃ? ということで、停めることにする。消えかけている白線にGTは必死に車体を合わせようと悪戦苦闘しているのだが「こんなさびれた駐車場なんだから、テキトーに駐車しとけばいいんだよ、テキトーに」とかテキトーなことを言うオレ。「いや、オレの美学がゆるさん!」とGTは壁際ぴったりの位置に停車するのだった。「う、ぴったりすぎて、運転席のドアが開かない!」ってヲイ。
高良玉垂大社の階段登って、息があがってる「30目前男二人」がみっともないのは、ここでは置いておくとして、国指定重要文化財のわりには、ちょっとボロイのは置いておくとして、高良玉垂神が何者なのか不明なのは置いておくとして、八幡神まで奉ってあっていいのか謎なのは置いておくとして、お参りするのだった。
んで、異様にボロい社務所兼展望台にいくと、いや、絶景かな絶景かな。
筑後平野を筑後川が流れてて、左手に久留米市街が広がってて、目の前を九州自動車道が地平線の彼方まで(うぞ)走っていって。
でがけに手ぶらで出ようとしたらGTが「展望台にいく予定が未定だけども、双眼鏡はもってこい」と言ったので、8倍の双眼鏡を持ってきたのだが、いや、双眼鏡ぢうやう。見える見える都が見える、ってのは大ウソだとしても、「久留米市役所のくせに」(をい)異様に高くてでかい久留米市役所の尖塔みたいな庁舎を探してみたり、久留米岩田屋の岩田屋マークみてみたり、九州自動車道の筑後川んところにかかっている、クリーム色の橋をみてみたり。
いやー、展望台から望遠鏡・双眼鏡つかうと楽しいねぇ。覗き魔が犯罪に走る気持ちがわかるつーか、わざわざ宇宙天文台打ち上げたり、火星や金星に探査機うちこんだりする気持ちがわかるというか。(おおげさ)
バックで車体を左に向けるためにはハンドルを右に切る、というのが、まだ理解できてないらしいGTが、車体の右側が壁なのにハンドルを思いっきり左に切って下がり始めたので「ちょっとまてー!」とか叫んだのは、まぁご愛敬として、がらーんとしていた駐車場が、戻ってみると10台以上の車で埋まっているのが「謎」だったな。まぁ、観光客の飛来には波がある、のかもしれないし、「ここ、停めていいのかなぁ?」という場所に、オレらが平気で停めたので「なーんだ、停めていいんじゃん」と次々に停めた結果なのかもしれない。うーん、カオスの縁(意味無し)。
で、「さてどおする?」ということになったのだが、「原鶴温泉にいって、温泉につかって帰る」ということに突発的にしてしまうのだった。なんか「温泉」と言われると「ええのぉ」と思ってしまうあたりが、年くったのぉ。
で、GT運転で山道を右に左に進むのだが、GTも慣れてきて、快調快調にとばしていたのだが、山頂の三叉路でふと悩む。地図でへは左に折れると山を下って、平地に降り、直進すると展望台と電波塔、右に曲がると山の反対側の街に降りるように見える。前方の道の彼方に電波塔が見え、右の道には「##町役場」と書いてある。だから、左に曲がればいいのは間違いないのだが、地図的には太い道であるかのように書かれているのに、それは、舗装されてなさげな「林道」なのだ。ものすごく「不吉」だ。
「これはさすがに、オレの運転テクニックだとやばい気がする」とGTがいうので、運転を替わって走り出すと、いや、もぉ、車一台分の幅の道路が、砂利道で、水たまりだらけで、走ってると泥水が道の両側に、びしゃーっと飛び散って「おぉ、パリダカ!」とかバカタリな妄想が弾けるのだった。「いやーこれはやばかったな」とGTが胸をなでおろしていると、ハンドルを持つと若干、人格が変わるオイラは、右へ左へハンドル切りながら、飛ばすので、GTがだんだん「ぐえー」とか「ぎえー」とか言い出すのだった。「雑草がしげっているので、カーブミラーが見えないから危ない!」とGTが叫ぶので、山道でカーブミラーなんか見たことがないオイラは「そうかーカーブミラーとか見るものなのか!」と驚いてしまったのだった。あれは「うわ、車がきた! と思ったら自分だった」というドッキリ感を演出するためのものかと思っていたのだが。
「山道は溝とかデッパリとか崖とかあるから、道の真ん中を走るんだよーん。で、カーブでは、カーブの先に対向車がいないかどうか見ながら走るんだよーん。で、対向車がいたら、あわててブレーキかけて、それからコソコソっと左側によって、注意深く離合するんだよーん。んで、通り過ぎたら、加速して元の速度にもどすんだよーん」とか、クチからデマカセな走り方を語っても、全然賛同してもらえなかったのだった。わはははは。
で、深い水たまりに前輪が落ちた瞬間にハンドル切ってアクセル踏んだら、なんか、後輪がスライドしたので、GTが「ぎええええ」と叫んだんで、オイラもちょっと遊びがすぎたな、と安全運転に切り替えたのだった。
平地は、もー、「福岡の田舎」以外の何物でもなくて、「懐かしすぎる」とオレが連発して走るのみ。やたらめったら八幡宮があるのが、やっぱり神宮皇后伝説関連だからかなぁ。
しかし、田舎道は、左右からお子様が飛び出してくるので、なかなか緊張するのだった。あまりにも狙っているかのうように「バンの向こうからお子様」とか「公園からボールが転がって、続いてお子様」とかが飛び出してくるので、GTは「まるで、自動車学校の交通安全シミュレータのようだ!」と興奮しはじめるのだった。いや、さすがにオイラも「竹馬でよろけながら飛び出すお子様」には衝撃を受けたけども。
オイラが通った自動車学校は田舎にあったので、「時速30キロでしか走れない気がするのに40キロの標識が出ててイヤンな狭い道」とか「突如出現して、歩道の縁に腰掛けて豆をむき始めるバーチャン」とかに悩まされたので、未だに田舎道走ると「いきなり、バーチャンが出現しそうで怖い!」と思うのだった。GTは「道幅一杯に一輪車の小学生が群れている」という恐怖にさいなまれているらしい。
で、夕暮れあたりに、原鶴温泉に到着したのだった。途中、GTのナビ・エラーで、筑後川の対岸を延々と走ったのは秘密なのだった。
で、原鶴温泉は、もぉ怖いぐらい典型的な「温泉街」で、道は狭く、ホテル化した温泉宿が建ち並び、路上には浴衣姿の人がうろうろしてて、勝手にとめたら怒られそうな駐車場以外には、駐車スペースが無いのだった。
しょーがなく、ぐるぐると二周回っても、町営公衆浴場があるわけでもなく、仕方なく温泉街の入口にある案内看板を眺めても、宿の名前と位置しかわからない。「原鶴温泉協会」の番号にPHSで電話すると、テープの声が流れ始める。「あぁ、5時をちょっとすぎたからなぁ。しまった」と思ったら「原鶴温泉協会は5月5日までお休みです」とのこと。ぶしゅー。GW丸ごと休む観光協会とか、許されるのか!」と思ったのだが、別に観光案内じゃないのか。
「たぶん、入浴だけでもオッケーだろう」ということにして、乗り込むのだが、どの宿にすればいいのか、判断がつかない。「いや、多分、どれでもオッケーだろう」「いや、どれでもオッケーだろうから、どれにするか迷う」とかいう優柔不断なオレなのだが「展望露天風呂」の文字につられて、一つに宿に決める。
駐車場に停めて、入浴料800円ナリとタオル代150円ナリ、を払って、展望浴場に上がって、展望露天風呂で筑後川みながら、風呂入ってみたり。
おー、なんか、夕暮れの筑後川みながら風呂入るってのは極楽だなぁ。極楽極楽。なんか、あんまりやってると風邪ぶりかえしそうだが。
どうも、展望露天風呂は新築したらしくて、屋根とか新しすぎるし、露天風呂の周りの植物は、根付いてなくて、早速一部枯れ始めてたりして、わははははは。
ホテルのロビーで風呂上がりのコーヒー牛乳なんぞを飲みつつ、ちびまる子ちゃんを眺めたりしていたのは一部創作なのだが。
帰り道はGT運転。「高速乗ったら、すぐだよ?」「高速は乗るのと降りるのが怖いから、やだ」「そうかー、信号ないし、路肩からバーチャンが突如出てきたりしないから、オレは好きだけどなぁ」「......お前は、そんなにバーチャンが怖いのか?」「怖い」
BGMがオフコースベストだったので、いきなり「二人カラオケ状態」になったのだった。って原鶴温泉に入る直前にこのカセットになったのだが、オフコース聞くと、オレは小田和正マネモードで熱唱するので、運転がおろそかになって危険だったので、止めてたのだった。「前から思っていたが、『眠れぬ夜』って、オフコースよいうよりむしろ、チューリップくさくないか?」とかいう話で盛り上がるのだった。オレ的には「YES-YES-YES」が一番好きなのだが、歌って思うのは、この曲の歌詞は単純すぎるということだ。♪あなーたをーつれーて、いーくーよー! とか何度も叫んでいると、心の奥から「勝手に連れて行け!」という声が聞こえてきそうだ。
ちなみに、その他のBGMはGTが某所経由で台湾から仕入れたらしい「97年・日本ポップスベストヒット」とかいうやつ。なんか著作権無視かもしれんのが、恐ろしいが。渋滞でイライラしてるとB'z稲葉が♪突っ込んじゃうぞアクセルべったり踏んで、とか言い出すので、けっこう危ない。他には「Starting Over /SPEED」。これは山道で♪ゴーゴー天国、どこまでも行こう、ヘイイェイ! とか歌われるとアクセル踏み込みそうで、危ない。「小田和正ベスト」など。なお、すべてGTの持ち込み。オイラは今回ねぼけてて、テープ持ち出す余裕がなかった。
つーわけで、レンタカー屋がしまる寸前の20時に帰り着いたのだった。で、すっかり給油を忘れていて「お客さん、ガスが」と言われて、あわてて再出発してガス入れるのだった。
あー、おつかれさんでした。
録画したヒッパレで、MAXがPUFFYを馬鹿な踊り込みで熱唱しているのだけ堪能して寝る。
980502b[ "RISE / SPEED" / 「RISE / SPEED」感想 ]
SPEEDのRISEを聴いてきて、やっと曲とタイトルの区別がついてきたので、とりあえず、感想を述べてみたい。購入直後に、ちょこちょこと「ファーストインプレッション」は書いたのだが、ま、ここで「初期の感想のまとめ」をする、ということで。
1.RISE
アルバム全体として
本日の歩数、6,500歩。
昨夜は、頭が痛いし眠かったのに、なかなか入眠できずに、ベットでゴロゴロしていたよ。この「ゴロゴロ」はリラックスじゃなくて、どっちかっていうと「のたうち回る」に近いかな? けど「のたうち回る」じゃ、大げさだなぁ。
なんか音楽でも聴こうかなとか思って、日本語の歌は聴きたくないんで、弟君のクラプトンのベストをかっぱいできて、♪レィーラ、とか聴いてみたけども、オッサンが耳元で他人の奥さん(だっけ?)の名前叫んでるの聴いてたら、よけい頭痛がしてきたので、いろいろとっかえひっかえしてみて、結局、BLACK BOXのDreamLand(だっけ?)ってCDにして、黒人のオネーチャンが♪エブリバデ、エブリバデ、って歌ってるのを聴いてたら寝てしまったよ。「やっぱ、ソウルだね」ってことよりむしろ「CD探すので疲れ果てた」ってやつかな?
なかなか眠れなかったってのは、やっぱり、風邪ひいたので、寝たり起きたりのリズムがめちゃくちゃになったのがいけなかったんだろうねぇ。頭痛も右こめかみの上の方がキリキリ痛い気がしたので、これは風邪的な頭痛じゃなくて、眼精疲労なんじゃないかなとか思ったりして。メガネを買い換えた方がいいかもしれないなぁ。
とかいうことを考えつつ、昼過ぎというよりはむしろ「夕方」に近い時間に起き出してテレビをつけると、ニュースで「元X JapanのギタリストのHIDEが自殺」とかいうニュースを放映していて「なんで死ぬんかいな」とか思ってみたりしたのだった。街頭インヴューでいきなり「HIDEさんの自殺についてどう思いますか?」と聞かれてショックでしゃがみ込んで泣き崩れるファンとかの映像をみてるといたたまれなくなってチャンネルかえたら、BSだかで尾崎豊の番組とかやってて、ファンがいまでもオザキが死んだ民家にお参りに来るって話をやってて「できすぎだなぁ」と思ってみたり。解散ライブがBSで今夜あるのもできすぎかもなぁ。
こういうこと書くのって、不謹慎かも。
ニュースの冒頭が「HIDE自殺」で次が「日銀幹部自殺」で、なんか「自殺ばっかりだなぁ」という気がしてしまうことよの。人生色々なんだろうから、安易に「生きれ!」とか言うのもなんだろうけども、「死ぬのはよしなさいよ、死ぬのは」って気がしてしまうなぁ。
どこで聞いたか忘れたけども「人が死にたくなる三つの要素」ってのがあって、それは「眠い」「寒い」「ひもじい」だそうだから、まぁ、死にたくなった時は、まず「うまいものを食べて、暖かくして、よく寝た上で、もういちど本当に死にたいのか考えよう」ということらしいっす。本気で死にたいと思ったことも、死のうとしたこともないオイラには、よくわからないけども、「人が暗黒まる三つの要素」と言い換えれば思い当たるフシはあるわけで。
心が暗黒まった人は、おためしあれ>「うまいもの食って、暖かくして、よく寝る」
連休対策のために、ちょっと多めにお金をおろして財布に入れたままウロウロすると、すぐくだらないものに「欲しまり!」が高まって散財してしまうのが物欲クンなオイラなのだが、本屋とCD屋が合体した「郊外型書店」というやつが、まず非常に危険なのである。
チャイコフスキーは、別に「突然」ってわけでもなくて、クラッシックのことをよく知らないオイラは、メジャーな曲しか知らないわけで、とにかく「くるみ割り人形」の「花のワルツ」は、いすずジェミニのCMソングだったわけで、オレ的「聞くと幸せになるかもしれんクラシック曲」の一曲なわけで買ってみた。というか、チャイコフスキーの三大バレエ組曲のCDは実家から持ち出すときに親父チェックをうけて没収されてしまったので、「なんかしらんが、花のワルツがききたまり!」って気持ちが高まったので、買うより他なしだったのだわ。
とはいえ、なんか、レヴァイン指揮ウィーンフィルの演奏、なんかオイラの趣味にあわんなぁ。もうちょっと、優雅つーか、ズンチャッチャーなムードを高めてもいいじゃん、と思うのだが。偉そう>オレ。GTも言っていたが「クラッシックは最初に聴いた演奏が『マイベスト』的に刷り込みになりやすい」らしいからなぁ。あーしかし、指揮者も楽団もよくしらないけども、このジェイムズ・レヴァインって人は、メトロポリタン歌劇場の音楽監督だって書いてあるから、成田美名子の「サイファ」の中で、シヴァとレヴが最初に出会ったときの会話ネタに出てきた指揮者だね。とか、少しでも自分の知識と結びつけようとするのだけれども、やっぱ、オイラには関係ない知識だなぁ。
しかしなんだな、「チャイコフスキー三大バレエ」とくれば「白鳥の湖」「眠りの森の美女」「くるみ割人形」という順番でCDに入ってるのがお約束なんだけども、オイラ的には、白鳥の湖は、冒頭の有名な、♪たー、たららららーら、らーら、らーら、らららららー(わからねぇ)の「情景」しか知らないもんだから、どこから「眠りの森の美女」になったのか、わからないのだ。「くるみ割人形」の序曲の、♪たんたたた、たった、たったったー(わからねぇってば)が始まって「あ、いまのが眠りの森の美女だったのか」と気づくのだった。ちゃんと聴いてやれよ>「眠りの森の美女」
って、「眠りの森の美女」の「序奏とリラの精」の♪じゃっじゃっじゃー、じゃ、じゃちゃ、じゃちゃ、じゃん!(わからないってばさ>おれ)って冒頭を聴いたら、聴いたことあるじゃん。
しかし「クラシックは、勝手にドラマチックになったり音が大きくなったり小さくなったり遅くなったり速くなったりするから、あまり好きじゃなくて、バロックしか聴かない」とか言っておいて、聴いてしまっていいのか>オレ、って気もするんだけども、作業のBGMとしてはあまり好きくないクラッシックも、なんか、元気でない時とかの景気づけには、いいかもしれん。なんつーか「電圧が足りない」みたいな気分の時には、台詞も歌詞もなしで、勝手に盛り上がったり盛り下がったりしてくれるんで、なんかほら、ファミレスとかファーストフード屋でまわりでガヤガヤと人間模様が展開してるけど詳細はわからない、って感じっていうか。
どうした、心さびしいのか?>オレ。
うー、オレンジページ「丼特集」みてたら「あじのサシミごま醤油味どんぶり」が無性に食いたくなったなぁ。うまそうだなぁ。なんか、近所に魚を食わせてくれる定食屋がないかなぁ?
そうそう、「ループ」をかした相手に「かえして」っていったら「とっくに返したじゃん」と言われた。ぐえ。記憶をたぐりながら、仕事場でかしたかもしれん人物を片端からつかまえたところ、全員が「返した」とのこと。う、うーむ。じゃ、犯人はオレなのか?
「真実はそこにある」は、Xファイルで「すべての答がここにある!」ってのが「ループ」の帯だったような気がするけども、すべてもくそも、探し求めていた「ループ」は、ここにある! 的に、ベッドの横に積み上げていた本の山の一番下にあったとさ。オレの半径30センチ以内にいたのか。夢に見そうな場所だな。
突如、落合信彦の北朝鮮本を読んでいるのだが、本当にトンデモない話が次々に出てくるんで、北朝鮮と金成日がトンデモないのか、落合信彦がトンデモないのか、だんだんわからなくなってきてしまったのだった。
よく考えなくても「スターシップトゥルーパーズ」の公開日だったなぁ。はぁ、けど、見に行く心の余裕がない。「エイリアン4」よりは、256倍ぐらい観たいのだが。
いま、オイラが最強に欲しまっているオモチャは、「スターシップトゥルーパーズ」のウォーリアーバグのフィギュアだわ。ブリスターパックに入った、ソフビのやつが、3000円ぐらいだったかなぁ? あれを、仕事場のPCのディスプレイの上に鎮座させたら、かっこよさまり! え? ブリスターパックだったら、そのまま飾れって? オイラって、コレクターじゃなくて、お子様だから、オモチャは基本的にパッケージから出して「ぶーん、だだだだだー」とか遊ばないとダメだからさ。だから、いぢくりたおした後で飾るのさ。うふ。公開前は、ダイエーのオモチャ売場で悪魔のように売れ残って、本当に「ヤツらは群で売れ残る!」的に山積みにされてたけど、いまごろは、飛ぶように売れてるか、全部返品されてるかのどちからだな。
なんか、黄色と黒のシマシマの工事現場っぽいカラーリングがええのぉ、とか思っているオイラだけども、映画みたら気持ち悪くなって欲しくなくなるかもなぁ。
本日の歩数、6,287歩。
ようやく、バファリンなしで体温が平熱に保てるようになった。ふぅ。
仕事場でMacを使うのはオイラと大ボス秘書さまだけになってしまったのであるが、大ボス秘書さまは「使う」だけで、ファイルやシステムが壊れたときの復旧や、ソフトのインストールやネットの設定は一切出来ない。それは、オイラ以前のMac者がやってきたし、今はオイラがやってるから、大ボス秘書さまはする必要がなかったからだ。
Mac者が死滅した仕事場において、オイラが転勤とか転職とか辞職とか頓死(ぐえ)とかした場合は、秘書さまは、異常をきたしたMacを抱えて「いやーん」と叫ぶしかなくなるわけだ。
まぁ、オレ以外のMac者が死滅してしまうことは2年ほど前から判っていたわけだけれども、「ま、どうにかなるでしょ」とばかりに、オイラは放置してきたのだった。だってさー、自分でMac使ってれば、最低限度の復旧作業ぐらいできるようになるだろうし、最低限度以上の復旧作業は要求されないんだし。
ファイルが壊れたときは、ノートンかけて復旧して、それでもダメならバックアップファイルからコピーして、バックアップがなけりゃ「あきらめる」とか。HDが認識されないときは、ケーブルつなぎなおしてみる、とか、別のMacにつないでみるとか、別のHD買ってきてバックアップをコピーしてそっちを使うとか、バックアップがない時は、叩くとか拝むとか、札束と一緒に秋葉原のプロに送るとか「あきらめる」とか。システムがおかしくなったときは、再起動してみる、とか、再起動してみる、とか、再起動してみる、とか。それでもだめなら再起動してみるとか。再インストールしてみる、とか。それでもだめなら「あきらめる」とか。
「Mac雑誌を一年間購読しつづければ、だいたい年に何度か『トラブルシューティング特集』がありますから、それをあんちょこにしてれば大丈夫ですよ。そこに出てこないようなトラブルは、あきらめてもOKですから」とか言ったのだが「世の中にはパソコンの設定ができる人とできない人がいて、できる人は、人類の誰もがちょっとの努力でパソコンの設定ができるようになると思っているけども、そんなことはない」と断言されてしまった。「それが何より証拠には、私は諸星君よりも昔からMacを使ってきたけれど、一向に、設定ができるようにならないでしょ! エヘン!」とのこと。
う、うーん、そう言われると反論のしようがない。苦笑まるオレ。暗に「私を設定から遠ざけてきた今までの仕事場のMac者が悪い」という話になってしまったので、オイラは途方にくれてしまったのだった。うーむ、そう言われると、滅び去った仕事場のMac者の末裔であるオイラに、すべての責任がかかっているのか?
「Windowsに乗り換えましょう! ボスにおねだりしてマシン買ってもらってください」
と、いうわけで、オレはどっかから「Mac者にささげるWinへの乗り換え法」的な本を一冊買ってきて、あとはWin者の頭領に責任をバトンタッチして風のように去るのだった。わはははははは。
「Windowsの方が売れてるんだからWindowsの方が素晴らしい」とか「Windowsの方がたくさんあるんだから、Macを使うより得だ」とか「Macなんか買ったから、君は損したね」とかいう意見を言われても、脳内で自動的に反論が生成されるので(をい)別にどうということはないんだけども、Macを使っている人から「どうしてこんなに使いやすいのに、なくなってしまうのかしら?」って聞かれるのが一番辛い。「こっちが聞きたいよ」と言いたいところだが、そういうわけにもいかないしー。「Macはその設計思想から20世紀末で滅亡する運命だった」のか? 「方向転換すべき時期を逃した」のか? 「売り方を間違えた」のか? 「ジョブズにだまされた」のか? 「ビルゲを敵に回したのが間違いだった」のか?
「いくら使いやすくてもね、そのMacってのは、実は『爆弾』なんですよ」とか......いまいち。
しかし、オレは、「Macの方が、やっぱり使いやすいんじゃないか?」という疑問を抱いたまま、Mac根絶の片棒を担いでいるわけで、何か本当に「何してるんだろう、オレ?」という気がしまくりまくるのだった。
ま、いいか、別にオレが買わせたわけじゃないし、オレが使うようにそそのかしたわけじゃないし。
つーか、他の人をそそのかして使わせたり買わせたりしなかったから、シェアが伸びずに滅びたのかな? いや、そりゃ考えすぎだろう。ここまでくると「宗教」だからなぁ。
あ、そうか「Macの方が使いやすい」ってのは客観的事実じゃなくて、宗教だったのか。そうかそうか。
ワープ・インデックスを4月末まで補完してみた。あ、5週目まだだった。やべぃ。さらに、途中抜けてる部分があるので、偉そうなことは言えない。
しかし手作業でやるの、面倒くさいなぁ。これも自動化したほうがいいんだろうなぁ。オレの技術じゃ難しいけど。
フォーマット整えるのに労力使いたくないので、文章書く以外の労力はなるだけ省いているワープ日記なのだが(そうだったのか>オレ)、省きすぎて「書いてあった内容が二度と見つからない」状態になってしまうのは非常に残念無念なので、そうならない最低限度のレベルだけは維持したいと思っているのであるが、最低限度がどこまで落ちていけば気が済むのかは謎なのであって。
CGIにするか、あるいはローカルでテキストを整形するツールとか使うのが「吉」なんだろうけどねぇ。どうもねぇ。オイラの望む機能と使い心地、ってもんがなかなかないからねぇ。省力化と完成度のトレードオフなんだろうけども、簡単に割り切れなくってねぇ。他人の流儀に素直に従う、とか、使ってないツールを我慢して使って修得する、とかいうのをやらないといけないんだろうねぇ。
ま、愚痴ってもしょうがないか。
ワープの文章流用して、SFなネタだけWeb-zineにしたい、とずっと企んでるんだけども、暇も根性もない。じゃー、ってんで、とりあえず、SFネタだけインデックスを別にして、「SF者用の入口」だけ別に作ってみよう、と思ったりしたのであるが、いろいろ考えた結果「ワープ日記は、部分だけ取り出して『日記じゃない物体』を組み立てることはできない」と気づいた。
ワープ日記用に特化した文体で書いている以上、ワープ日記以外のフォーマットに組み直すことはできないんだろう。少なくとも、今のオレには出来ない。まる。
で、インデックスをいじっていて気づいたのだが、4/15日でワープ日記も丸2年となり、3年目に突入したのでありました。ご愛読ありまちょうございます。これからもよろしく。
と、リム福岡、メトロ、サクラの三カ所のインデクスを取り替えようと思ったら、96年のワープ日記が格納してあるサクラインターネットのサーバが、ftp不能になっているようだ。5/1から「新体制」になったそうで、サーバ移行かなにかの措置なのかもしれないけども、いつもの「連休にはサーバが止まる」ってやつかな? 安い料金に飛びついたオレだからして、あまり偉そうなことは言えないのであるが、サクラインターネットも、いったい何度「新体制」になると普通のプロバイダ程度に安定してくれるのかしら。
とか、愚痴こぼしてないで、どっか別のプロバイダを確保する方がいいんだろうな。
連休の景気づけに、レンタルビデオ屋で、いろいろ借りてみた。
「無敵鋼人ザンボット3」最終回......く、暗い。
「海のトリトン」最終回......く、暗い。
「ロングキス・グッドナイト」......悪党皆殺しでスッキリ!
「a-haビデオクリップ集」......なぜ、いま、a-ha?
うーん、あんまり精神状態が健康でもないようだ。ぐえ。