諸星未来堂ワープ日記
雷鳴轟く八月第四週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 August 4th Week
Japanese-Language Contents
壱岐旅行日記は、3日目、帰福まで執筆されました。(とりあえず、完結!)
おみやげ物買いまくり、イカの一夜干し、実家でウクレレ、など。
実家で起動。
実家で朝飯。朝からいろいろおかずが出てくるので幸せだ。しかし、大きな声では言えないが、実家定番の「キャベツの味噌汁」は苦手だ。たぶん両親はオレのことを「味噌汁が嫌いな子」と思っているだろうが、それはおそらく「キャベツの味噌汁が嫌いな子」なだけなのではないか、と思うのだ。
家に戻る。
録画しておいた、らぶらぶあいしてる「江角マキコ」の回と、CDTVゲストライブ100連発をみる。
アムロナミエの「TRY ME」のライブの背後には現在MAXになっているスーパーモンキーズの人々が映っているわけであるが、はて、ひとり見慣れない人がいるなぁ、とおもってよく見たら、レイナだった。髪型とメイクが違うから、誰かと思ってしまった。
それと、この当時のアムロナミエは髪型とメイクがavexに移ってからとはちがうから、なんかボーっとみてると相川七瀬と似ている。あ、それと、やっぱMAXミーナってアムロの影武者だよなぁ。
さて、昨夜、丸焦げにしたまま放置して逃げたダッチオーブンの復旧にとりかかる。
とりあえず、こげつきをペーパータオルでこすってみるが、まったく歯が立たないどころか、ペーパータオルの粉末が鍋の底にたまりはじめたのでたまらないので、やめる。
とりあえず、水を入れて沸騰させる。これで、露骨に浮いているコゲは、取れた。
次に、みじん切りのタマネギとショウガを炒めて、鉄臭さを取る作業に入る。
タマネギのみじん切りの仕方を忘れてしまって、まな板の上でタタキにするハメになる。そして、細胞が破壊されて刺激物質がとびちって、目から涙がぽろぽろ流れるわけだ。
さて、ここでタマネギのみじん切りの方法を述べよう。
タマネギは、層になっているおかげで2度切ればミジンになるのだが、ショウガは全体がプラスチックのように堅い上に、90度ずつ回転させながら3度切らないとミジンにならないので、面倒だ。
と、いうわけで、タマネギ一個+ショウガ一片のみじん切りは、コゲとまざって、すぐに黒くなってしまうのだった。もったいないが、これは食用にはならないのだ。すまん。
で、泣きながら、タマネギもう一個をミジンにして、炒める。おぉ、なんか、思いっきりうまそうじゃ。ちょっとつまみ食いしてみよう。おぉ、甘い! タマネギって甘いなぁ。
と、とりあえず、ダッチオーブンが調理可能状態になったところで14時半になってしまったので、でかけることにする。
8倍双眼鏡だけ持って、手ぶらででかける。
地下鉄「唐人町」で下車すると、駅には、福岡ドームに向かう人々でぎっしりで。
「福岡ドームにいらっしゃるお客様にお知らせします。帰りにキップ売り場が大変込み合いますので、帰りのキップを今、お買い求めください」というアナウンスが流れた瞬間、出口に向い始めていた客の流れが、ドッと券売機の方に方向転換したので、笑いそうになってしまった。
来る前は「客は、中学生ぐらいの少女と、20をとっくに過ぎたアイドルオタクの大きなオニーサン、に二極分解しているのでは?」とか、すごく、いやーんなことを想像していたのだが、小中学生に親が付いてきているし、高校生の野郎だけのツルミとか女の子のツルミとか、「もっと別のところでデートしたら?」といういい年したカップルとか、ものすごく雑多な客層なので、すこし安心した。
けど、小汚い服装でポニーテールな「ボク、アイドルにはちょっとうるさいですよ」的なオニーサンも見受けられる。
しかし、客層もばらばらだし、服装も、別に特定の服装をしてないので、オレンジと緑のメガフォン持ってたらホークスの応援に出かけてきた家族連れにしか見えないかもしれない。
と、歩いていると、さすがに不審に思ったのか、信号待ちの自動車の窓が相手、オッサンが「ちょっとオニーチャン、ドームで何があんの?」と大きな声で聞いてくる。
「SPEEDのライブです」
「あぁ?」
「SPEEDのライブです」
「あぁ? きこえん!」
「SPEEDのライブじゃ!」
言わせるなよ、大きな声で。
(って、ドームに向かって歩いてて、いまさらSPEEDのライブに行くことを隠してどうする。半径300m以内の歩行者は、みんなドームに向かってるんだし)
で、ドームに到着したんだけど、さすがに3万人も客がウロウロしてると、もぉ、もの凄いことになっている。
なんか、ご家族連れがウェンディーズやらケンタッキーのテイクアウトをそこらでむしゃむしゃ食っていて、なんか全然「ライブを見に来ました」という感じじゃない。単なる「夏祭り」というか「行楽」というか「日曜日のおでかけ」というか。
で、15:30に会場に入った。オレ、スタンド席ね。
なんか、ドーム内部がスモークで煙ってて、スポットライトの光芒の中に鉄骨が浮かび上がってるのって、不気味だなぁ。
で、野球モードじゃなくて、グランドの高さまで観客席が延長されたモードになってて、そこにフェンスが立ってて、その向こうが、アリーナ。
なんか、あんまり大規模なコンサート行かないオレからしたら、グランド一面に人間がわらわらいるのを見て「フリーマーケットか?」とか思ってしまった。
で、アリーナは飲食物持ち込み禁止なんだけど、スタンド席は無法地帯だからして、なんかコンサート前にしては不謹慎な、というか、みんな、ハンバーガーとかフライドチキンむさぼって、コーラをじゅるじゅる飲みながら「まだはじまらないのかねー?」とか言っている。
ますます、モードが「見物客」になってきたなぁ。「観客」じゃなくて。
しかし、客層が広いなぁ。老人はいないけど、10才ぐらいの小学生から、その親まで来てるから、年齢は10才から40才ぐらいかなぁ?
オレの背後は、らぶらぶカップルで、隣りは中学生の娘の付き添いのオカーサンで、前は、アイドルファンらしい暗そうなオニーサンで、その前は、つきそいのハゲたオトーサン。
しかし、みんな、ウチワ好きだなぁ。純粋に暑いからってのもあるんだろうけど。ライブって、ウチワ振るもんだったのかー。なんか、オレが見える範囲では、半分が「ヒロコ」ウチワで、もぉ半分が「タカコ」ウチワだ。うーん「ヒトエ」ウチワが皆無なのは理解できるが、「エリコ」ウチワが見あたらないのが不吉だなぁ。うーむ?
客電おちて、RISEのイントロが流れて、スクリーンに映像が流れてカウントダウンが0になって、
ずどん!
わーははは、しょっぱなからえらくでかい爆竹だな。
と、いうわけで、ライブの詳細はおぼえてないから書かないわけだが、オペラグラス必須、ってやつだな。肉眼で見るメンバーのサイズは「思いっきり手を伸ばした時の小指の爪の長さ」程度で、動いてないと、誰が誰だかわからない。8倍の双眼鏡で見ると、ちょうど、「小指ぐらい」に見える。ダンスとかは充分に観賞できるサイズだなぁ。けど、表情になると、ステージ背後のスクリーンいっぱいにアップになった顔をさらに双眼鏡でみて、始めてわかるぐらいだからねぇ。
(980824追記:「おぼえてないから書かない」と書いたが、記憶をたどって曲順リストを書いてみた)
あと、映像は光速で飛来するけど、音は、どこから出てるのか知らないけれども、秒速300mぐらいだからねぇ。ステージとスタンド席って、150mからひょっとしたら200mぐらい離れてるからねぇ。オレのリズム感が根底から狂ってるんじゃなきゃ、明らかに音と踊りはズレてるから、最後まで、ある意味気持ち悪かったなぁ。まぁ、これはある程度以上大きな会場でやるときには、不可避なことなんだけどねぇ。
で、音が先に来て、半テンポ映像が遅れるとかなら、「CPUが弱いマシンでムービーを再生してるみたい」で、困らないんだけども、映像に遅れて音がくるので、なんか調子狂うのだった。まぁ、映像がおくれてても、同じぐらい調子狂うのかもだけど。
スタンド席はステージよりも高度が高いから、メンバーを上から見下ろしてる視点になるわけだけども、スクリーンに大写しになるメンバーの映像を観てて思ったのだが「ライブっぽい映像」ってのは、歌ってるミュージシャンをステージ下からあおって撮影だな。と、いうか「ライブビデオ」なんかで目にするフォーマットってのが「ステージで遠くを見ながら歌ってるミュージシャンを、下からあおりつつ、左右に流れながら撮影する」ってやつだから、その映像をみると「あぁ、ライブだなぁ」と思ってしまって、斜め上から眺めてしまうと、なんか「ライブっぽくない」気がしてしまう。
でも、これって、「野球中継の視点が正しい『野球観戦の視点』で、野球場で遠くからみるプロ野球って、なんか違う」という発想と同じなんじゃないかなぁ。
で、ライブだけど、「SPEEDのライブ」としては、よくできてるんじゃないかな? 「テレビでご存知の、あのSPEEDが、福岡ドームにやってきて、歌って踊る!」という意味で。ご家族そろってやってきて、2時間楽しんで帰るという意味でも。
と含みのある書き方をしたが、「ライブの観客」というよりむしろ「イベントの見物人」というモードで観賞していたオレには、「ミュージシャンのライブとしてどうだったか?」という評価は、ちょっと無理だからねぇ。「ライブの醍醐味はでかい音量に呑まれてバカになって踊ることだ」という人もいるのだが、どうも、オレはライブにでかけてそこまで忘我の境地になったことがない。
と、いうわけで、終わって外に出ると、ちょうどいい具合の夕暮れ具合の18:15で、「どうだったー?」「すーっごい楽しかった!」「そうかー、じゃーご飯たべにいこうか」とか、外で待ってたお父さん+お兄ちゃん組と会場から出てきたオカーサン+娘組が合流するような微笑ましい中、オレは足早に会場から姿を消すのだった。
気の迷いで買ったツアーパンフがデカすぎるのでどうにも隠しようがない。「あーこいつ、SPEEDのライブとか行ってきたんだ」と周囲の人間から後ろ指をさされる妄想に襲われつつ、帰路を急ぐのだった。あ、パンフって曲順とか載ってないのか。やられた。
SPEEDの皆さんは、今晩あたり、天神・中洲あたりの屋台ラーメン屋を散策するんだろうけど、あたりのラーメン屋にあたってもらいたいもんですねぇ。ハズレのラーメン屋はおいしくないからねぇ。
って、あたりの博多ラーメンは、余所の地方の人には、強烈すぎて、逆に食えない可能性もあるんだけどねぇ。まー沖縄人の味覚なら、博多ラーメンとか弱すぎるかも知れないが。
と、いうわけで、今から、ダッチオーブンで調理を始めるのだが、うーむ、深夜クッキングになってしまったじゃないか!
と、いうわけで、零時から煮込むこと2時間半、トマトスープができた。
オレンジ色の油が浮いている真っ赤なスープから、まるごと三角錐な人参や、丸ごとジャガイモが顔を出すという、野菜が苦手な人やお子様からみれば、恐怖でしかないメニュー。
う、うますぎ......
さすがに、まるごとだけあって、ジャガイモはジャガの味がするし、人参は人参の味がする。うーん、こいつらは刻んだ方がよかったか? と思わなくもないが、野菜の素材の味が味わえるのは、それはそれでいいか、という気もする。さすがに2時間半も煮ただけあって、人参も甘い。さらにどうしても苦手な場合は、スプーンでつぶれるぐらい柔らかくなっているので、つぶして混ぜてしまえばどうということはない。って、トマトが食えない人にとってはどのみち地獄のような食い物だろうが。
しかし、汁がうまいなぁ。うますぎ。さっきから汁だけ飲んでるので、水位が減ってきたなぁ。
すばらしくうまいのだが、分量があきらかに4人前ぐらいあるので、腐る前に食えるかどうかが心配だ。
昼に起動してみたり。
手ぶらで天神をぶらぶらしたり。
マクドでビックマックセット食べてみたり。
外に出たら、とんでもない豪雨が降っていたり。
アクロス天神裏の天神中央公園(旧県庁跡地)に、「24時間テレビ愛は地球を救う」のイベントのための黄色い舞台やら、金魚すくいの屋台やらが組立中であったが、とんでもない豪雨の前に為す術もなく、運動会テントの中で関係者はジーッとしていた。
雨宿りにベスト電器に入ろうとすると、入口に黒山の人だかり。半分雨に濡れながらの人垣を観て「Windows98のキャンペーンか?」とかタイムスタンプがずれたようなことを考えていると、甲子園の決勝戦だった。
野球には興味も縁もないオレは、さっさと無視して店内に入ろうとしたのだが、画面から目をそむける瞬間に、試合終了「甲子園決勝戦でノーヒットノーラン達成!」とか言われると興味も縁もないオレでも「すごかー」とか思ってしまうのだった。
うーん、ベスト電器のウクレレ売場は、もぉ、ほとんど投げやりというか、売れ残りがぶらぶらぶら下がっているとしか言い様のない状況だなぁ。
夏限定の季節商品であるウクレレの季節は終わったらしい。
ワープ日記よんで、ウクレレに興味をもった人は、明日までに買っておかないと、次回ウクレレが入荷するのは11ヶ月後なので、慌てふためいて楽器屋に走ると吉。
チューナーにつなぐための、吸盤でペタりとウクレレやギターにとりつけられる1000円のインチキなピックアップマイクを買おうと思っていたのだが、売り切れていた。本気の製品は5000円するので、やめ。
IMSの楽器屋にも登ってみたり。
ここのウクレレ売場は、元から割と高いウクレレしか置いてないので、あんまり寂れた感じはしない。
と、眺めている前で、アロハの超やすいウクレレとポパイのウクレレムックを女の子がレジに持っていくのに遭遇したのだった。
ちょっと前なら「あぁあぁ、そんなオモチャを買って」とか偉そうに心の中でつぶやいたであろうオレであるが、アップルマークシールを貼ってから妙に愛着が出てしまったので、文句は言えないのだった。
と、いうか、マウイのカラーウクレレ3000円弱を見ていると、LoG改造実験の実験台として一台欲しくてたまらんくなってくる危ないオレなのだった。どうせ買うなら黄色と思っていたのだが、黄色は売り切れていて、白と黒がぶらさがっているが、黒のウクレレにペイントマーカーの銀で星でも書いて「シルバースター」とか読んでみたり「星丸スペシャル」とか大ウソかましてみたりしたくて、うずうずするのだった。うずうずするけど、雨降ってるから断念。
しかし、ここはずっと前からバックパッカーウクレレを「21800円」と、比較的安い値段でぶら下げっぱなしなのだが、売れないのかなぁ? さっきの女の子も「これ、安いけど、なんか形が気持ち悪いー」とか言ってたしなぁ。「気持ち悪いだぁ? バックパッカーは確かに箱々しい音がするが、マホガニーだぞぉ!」と言いそうになったが(ならねーって)、ぐっと我慢なのだった。
それと、FAMOUSの普通型のウクレレに「人気のパイナップル型」という札つけるのはやめてほしいなぁ。「ねぇねぇ、どこがパイナップル型なのかなぁ?」「うーん? 頭の形かな?」とか、悩んでる人が二人もいたぞ。
さらに、ギター売場で「フォークギターとクラシックギターって、どう違うの?」という悩みをかかえて、あーでもない、こーでもないと語り合う二人を発見。「音が繊細」とか「フォークソングに使うのがフォークギター」とか、一方が一生懸命説明するのだが、もう一方はどうも納得できない様子。
「はっはっは、ヘッドに溝が二列あって弦が巻いてあるのがクラシックギターで、6個のピンみたいなのが出ててそこに弦が巻いてあるのがフォークギターですよ。で、クラシックは1弦から3弦までがナイロン弦ですけど、フォークは全部金属弦。あとは指板が平面なのと曲面なのとがあったけど、ボクもどっちがどっちか忘れてしまってねぇ。わっはっは」とか口を挟むと立派な「変な人」になってしまうので、念波を送ってみたのだが、通じるはずもなかった。いや、念波送る方が、よっぽど変な人なのだが。
しかし、オレにとっての「楽器」ってのは、蘊蓄を傾けたりとかスペックを暗記したりとかの対象物で「手にとって音を出して楽しむ物体」ではないなぁ、と思って反省してしまったのだった。
キャンプ屋「ラリーグラス」までテクテク歩く。
ゴアテックスの雨具(2万ぐらい)とか、軽量テント(2万ぐらい)とか、ゴアテックスのシュラフカバー(2万ぐらい)とか、欲しい物はあるのだが、どうも単なる物欲な気がして、断念するのだった。
テント泊をするには、ちょっと体力も根性も時間も余裕もないしなぁ。けど、単なる山歩きにも雨具は必要なんだけどねぇ。
とにかく、なんか、猛烈に「野宿」にあこがれるんだよねぇ。男のロマンだねぇ。だけど、実際にやると、すげー不快なんだよなぁ、野宿って。なにせ、野宿だから。
「野宿とは何か?」 と言えば、それは
まったく「快適」の正反対である。
とはいえ、こう列記してみても、1日ぐらいなら、やってみたいなぁ、やっぱ。レトルトカレーでキャンプ気分をもりあげて、生ぬるいアルコールを飲んで、野ざらしの森の中で汗まみれでゴロゴロして、蚊取り線香たいて、酔っぱらって、レジャーシートにゴロゴロしたまま眠って、夜中にごそごそ起きてきて、そこらで野グソを垂れる。
ええのぉ。ちょっと地球に優しくない気もするのだが。と、いうか、そこらの雑木林でやってると地主が出てきて怒鳴られそうで、ちょっとねぇ。
仕事場に顔を出して、こそこそ作業をしてみたり。
週休二日なボスがいない隙に、業務の帳尻を合わせるべく暗躍する仲間が多数。
ハワイアン・ウクレレをきかすべく、実家に戻ってついでに晩飯でも食わせてもらおうかと企んで電話するも、誰も出ず。うーむ、おでかけかしらん?
しょうがないので、夏休み(おわっちゃったけど)特別企画「一度も使わないまま夏が終わったダッチオーブンで無理矢理料理」というのを開始する。
レシピ的には焼き物系は焦げそうなので、煮物系ということで、一番無難そうな「トマト味ポトフ」にする。
「材料」
このようなインチキな計画の元に、まずダッチオーブンを見てみると、数カ月前に塗った油がすっかり酸化して機械油のような不吉な匂いを発している。色もオレンジ色で、とてもサラダ油には見えない。
金属たわしでこすると問題らしいので、とりあえず、水を入れて沸騰させる。
お湯を捨てた後、ペーパータオルでこすると、オレンジ色のワックス状になった油がどろどろと溶けてきて、ものすごく気持ち悪い。とても、これからスープを煮る気にならない。
しょうがないので、たっぷりの水を入れて、とりあえず沸騰させて、油を浮かせて、あらためて油塗りから始めることにする。
1時間後、フタを開けてみたら、中は油が完全に炭化してて、ナベというよりむしろ、焼却炉の中のようになってしまっていた。
本日は、スープは諦めて、実家に退避することにする。
実家に帰って、「アロハ・オエ」「ブルー・ハワイ」を弾いてみせる。
「そんなんじゃない!」と一蹴される。ぐえ。
うーん、30才も年が違う人らの青春のメロディを再現するのは、難しいのね。
「もの、この曲は『あんなふう』に演奏するのよ、わかるでしょ!?」とお袋は言うのだが、あんなふうも、こんなふうも、知るもんかね。オレは日本の歴史上にハワイアンブームがあったことなど、知らぬ知らぬ知らぬは。
そもそも、バックパッカーズウクレレからして「こんなの、本当のウクレレじゃない!」とダメだしされてしまう、ぐえ。
しかし、このサイズで、弦が4本で、こういう音がする楽器で、チューニングがウクレレと同じで、奏法がウクレレだったら、それはウクレレだと思うのだが。ボディの形状はどうであれ。
ここでふと思ったのだが、オレは弦楽器はエレキギターから入った人間なのだが、お袋はフォークギターしか知らないのである。エレキギターは、変形ギターがたくさんあって(フライングVを持ち出さなくても、そもそも、レスポールとストラトじゃ、まったく違う楽器だよなぁ)ボディの形状からしたら、似ても似つかぬ楽器であっても、弦の数やチューニング、奏法がギターであるから、すべてギターということにしている。その一方フォークギターは基本的にどれも同じ形をしている。クラシックギターとフォークギターもほとんど同じ形をしている。よって、お袋の脳内では、ボディ形状が違う楽器は、基本的に違う楽器なのだろう。
うむ、明日、パイナップル型ウクレレの存在を知っているかどうか調べてみよう。
まぁ、BPウクレレは音の感じも、ちょっとギターっぽくてウクレレらしからぬ感じがしないでもないから、しょうがないが。
(こんな屁理屈こねてると、バンジョーやマンドリンがどうしてウクレレじゃないのか、わからなくなってきそうで、こわいなあ)
とはいえ、「アロハ・オエ」と「ブルー・ハワイ」を演奏してみせたので、オレの義務は終わったらしい。
うかうかしていると「小さな竹の橋の上で」も必須科目になりそうだったので、逃げる。
と、深夜のウクレレ・ハワイアン講座を終えて、12:55から、CDTVを見始めたのだが、ゲストライブ100連発で、3時間もある。
ウチで予約してきたのだが、残量3時間のテープにすでにラブラブあいしてる、が30分入ったので、最後の30分が切れること確定。
しょうがないので、夜の1時に、てくてくと歩いてコンビニまで。
夜8時をすぎると自動販売機以外に物品を売る場所がなかった実家界隈も、最近は、開けてきて、15分歩けば7イレブンがある。
で、ビデオテープ買って、ついでに「GTO」を立ち読みとかしてると、PHSが鳴る。
「誰や?」と思って出ると、お袋で「あんなこんな夜中にどこをほっつき歩いてるんだ?」と。
あのさーオレ、もぉガキじゃないんだから、夜中出歩いたって、どーもなりゃしないってばよー、もー。
15分で帰宅してわかったのだが、お袋の脳内地図の中では、いまだに実家から15分歩いた先はタヌキが出る無人の荒野であって、「コンビニ」は歩いて1時間ぐらいかかる、山の向こうのJR駅の横にしかないことになっていたらしい。
と、いうわけで、オレが「ちょっとコンビニまで」と言って歩き出したのを聞いて、往復2時間の旅に出たと思ったらしい。
そんな旅に出てたらテープ買って戻ってもCDTV終わってるってばよ。
しかし、金曜から土曜にかけて、丸一日ニュースを見なかっただけで、アメリカが対テロ報復のために余所の国の領土に巡航ミサイル打ち込んだことを、全然知らなかった。まいった。情報真空地帯。
しかし、オレは戦争とか紛争のルールをちっとも知らないのだが、余所の主権国家の領土内にテロリストの基地があると断定するのは勝手なのだが、それで巡航ミサイル打ち込んだりして、許されるのかしら?
(980825追記:いちおう「国連憲章51条?の個別自衛権の行使」の範疇に入っているらしい。アメリカはそう主張しているらしい。朝日新聞で読んだ気がするが確証はない)
その昔、カダフィ大佐のテント爆撃してみたり、パナマに進撃してノリエガ将軍逮捕してみたりしたときも「気持ちはわかるが、そういうことをしてしまっていいのか?」と非常に不思議に思ったのだが、どうなってるんだろう?
「実際はむかついたから報復しているだけ」だとしても、一応、国連安保理のなんかをとりつけて、国連主導の多国籍軍だかなんだかということにして、報復措置とったりするのが筋なんじゃないかなぁ、とか思うのだけどなぁ。あ、ひょっとして、そういうことになってるのか?
しかし、テロの犯人みつけたら、余所の国にいようがなにしようが、とにかくミサイル打ち込んでいい、ってのは非常にやりやすいよな。犯人引き渡し要求とかインターポールとか関係ないし。
念のため、明日のSPEEDのライブチケットを確認したら、「開場14:00,開演16:00」だったのでたまげてしまった。
勝手に「開場18:00、開演19:00」とか夜のイベントだと思いこんでいた。
危うく「会場についたらアンコールの最後の曲だった」とか「開場から引き上げる人々の波に飲まれてドームにたどり着けず」とかになる所だった。
徹夜でミーティング資料を準備。
15:00、ボスらとミーティング。
いろいろボロは出たが、OKでた。
いわゆるひとつの「ホッと一息」というやつだ。
19:00、帰宅。
疲れているのだが、妙に頭が冴えて眠れない。
アルコールとタコヤキですっかりできあがる。
たりらりらーん。
20:00、ミュージックステーション観賞。
古内東子という人は、不思議な顔をしているなぁ。美人は美人なんだけど「歌手」とか「女優」さんの「美人」じゃなくて、親戚とか近所のオバサンに使う「美人」に近いなぁ。
実はウチのアパートにケーブルテレビが導入されてしまった。
といっても、もちろん加入してデコーダつけないと視聴できないわけであるが、使われてない2chが宣伝チャンネルで、さっきから、映画の予告だのなんだのかんだの「加入するとあなたのテレビライフがいかに充実するか」というのを洗脳しやがりやがる。
いかんなぁ、これ見てると、「学校の怪談」シリーズとか「仁義なき戦い」とか、なんでも「この映画は見逃せない!」的な気持ちになってくるし。あぶないあぶない。
まぁ、加入するかどうかは別として、問題は、このケーブルテレビに切り替わったせいで、チャンネルが昨日までとは1個ずつずれているのだわ。手動で観てる分にはよくても、Gコード録画予約で自動的に補完されるチャンネル番号は1個ずれるので、土曜の番組を録画するには、いちいち確認しなくちゃいけないんだよなぁ。めんどいなぁ。
21:00、寝る。
2:00、再起動。
アルコールから覚めたせいか、目が覚めたらしい。
ThinkPadは、dllがひとつぶっこわれたらしくて、一昨日からネスケとCHOCOAが使えなくなっている。
IRCは、某所にtelnetして、emacsからirchat.elを使って、まぁ、できなくもないのだが、さすがにlynxでwebをめぐりたくないので、ネスケをなんとかしないといけない。
Lynxの画面表示には特に不満はないのであるが、移動が面倒くさいので。
とはいえ、HDがほとんど空いてない状態で、圧縮済メインHDも10メガ、非圧縮のHDも10メガしか空いてない。うーん、困った。ネスケ最低でも3メガぐらいあるからなぁ。
ダウンロードした圧縮ファイル、解凍したインストーラ、実際のソフトのサイズとHDの空き容量を考えて、やりくりするのは、倉庫番というか、ハノイの塔というか。
しかも、webブラウザがないために、純粋なftpクライアントを使わねばならない。Anonymous FTPでネスケが置いてある場所は一カ所しかしらないので、Windows内蔵のftpを使って、久しぶりにコマンドラインからftpを行う。
dir[ret]cd hogehoge[ret]dir[ret]cd hogehoge[ret]dir[ret]cd hogehoge[ret].................
しかし、つないだ先はネスケの古いバージョンから全部ディレクトリが切ってあって、ディレクトリ階層がものすごく深い。ま「ものすごく」は深くないんだろうけど、オレがうんざりするに充分な程度の深さな/pub/net/WWW/netscape/navigator/3.01/standard/windows/95orNT/とかいう階層まで下った先が、バージョンが上がったために空っぽになっていたりすると、途方に暮れるのだった。「cd ..」とタイプしながら、一体自分がどの階層にいるのか、わからなくなってみたり。
(そして、今、この記事を書いている最中に、突如気付いたのだが、Webブラウザは動かなくてもGUIなftpクライアントCuteFTPは問題なく稼動していたのだった。CuteFTP使えば、ダブルクリックで階層移動が出来るわけで、なにもコマンドラインで階層上がったり下がったりして途方にくれなくてもよかったのか。バカかもしれない>オレ)
で、exeファイルをtextモードで受信してファイル破壊したり、1.5MBダウンロードするのに30分以上かかったり、解凍してみたら「Video For Windows」だったり、もぉわけわからんというか。(ネスケが仮に1.5MBのサイズしかないと誤解したとしても、wv100.exeとかいうファイル名みて気付よ>オレ)
04:00、とりあえず、ネスケ3稼動。
ネスケ4は、ファイルがでかすぎて、入らず。この前までネスケ4が動いていたんだけど、それはLANにつないだときにデスクトップマシン上のドライブのインストーラから直接インストールしたからギリギリ可能だったわけで、今回は容量不足。
容量はZIPつなげば100MBまでならごまかしがきくんだけど、つなぐの面倒だし、遅すぎて気絶しそうだったので、パス。
基本的に、Web日記だの巡るぐらいなら、ネスケ3で充分というか。CSSもJavaもいらんというか。
あ、でも、ネスケ3だと、Formの日本語入力が変なんだっけな? うーむ、なんか、ネスケ4が必須な理由があったのだが、思い出せない。ま、ダメなら入れ直せばいいか。
05:00、IRCクライアントのChocoaをインストール。
アニソンなチャンネルに乱入したり、鉄人28号とは何か、語ってみたり。
眠すぎて、寝る。ぐーぐー。
福岡、晴れ?(どうも、外を見た記憶があまりない)
昨日、明け方まで残って仕込んだのは、正解だったようだな。くくく。しかし、眠い。
昼飯、野菜カレー。うまい。
某所で「はじめの一歩」とか「サイコメトラーEIJI」とか、単行本を立ち読み。くたばれ、ブライアン・ホーク!
うーむ、全身の筋肉が痛い。特に、腕と腰。運動不足じゃのう。
うーん、作戦成功はいいのだが、先に進んでるのか、脇道にそれて驀進してるのか、判別つかなくなってきた。うーむ?
大事な書類を取り出そうと思ったら、超整理法のその項目の袋に入ってなかった。
まずいなぁ「袋ごとどっかに行った」のなら、探せば出てくるけど「袋から出したままどっかいった」とか「袋にそもそも入れてない」書類は、出てきそうにない。
はてさて、どうしたものか、と思いながら、ついでに書類と本棚の整理とかをしてみるのだが、つごうよく「ぽろん」と出てくるわけでもなく、袋ファイルにも入らぬままに、とりあえず立ててある「未整理」な書類を眺めながら「ここの中にあるかなー? ないよなー?」とか思って、ボーっと見てると、ホッチキスでとじられた角が一個だけ飛び出してたので、何の気なしにひっぱりだしたら、求める書類だった。
シンクロニシティ! なのかッ!
すごいなーユングもびっくりだよなぁ。(ってこれしきで引き合いに出されたら、それこそユングもビックリするだろう)
いいよなぁ、適当に取り出したら、たまたま必用な書類だってのは。これを利用すれば、一切の分類整理なしで、たちどころに書類が出てくる整理法が可能だよなぁ。名付けて、「超能力整理法」
♪さいこきねっしす、てれぱしー、
♪ちょうのうりょくを、つかうときー、
♪ばびるーにせいの、ひとみはもえるー
......さてと、充分に妄想に浸ったところで、もうちょっと整理しとこうかね。はー、どっこいしょ。
考えてみれば、未整理な書類の束って厚さにして10cmも無いわけだから、その気になれば10分もかからずにチェックできたよなぁ。
まぁ、何にせよ、すぐ出てきてくれて、よかったよ。
問題の書類を発見したことで、あたかも仕事が終わったような気になっていたが、よく考えたら、書類を取り出すのはスタートにすぎないのだった。ホッとしている場合じゃない!
腰が痛いので、銭湯。
銭湯の、塩素っぽい湯のにおいをかいでいると、高校の寮風呂を思い出すなぁ。条件反射で寮飯が食いたくなるのだが。寮飯というのは「広々としてて天井が高くて蛍光灯が白々としてて、妙に風通しがいい食堂で、がっちりとした木の椅子と木のテーブルに向かって食う、やたら量が多くて、まずい飯」のことだ。まずいのがぢうやう。
モーニング・マガジン増刊だかの、永野のりこの「ネオ・デビルマン」を立ち読み。よくわからなかった。
「T-ZONE福岡店閉鎖」という話を聞いて、とっさに「おろ? インターネットカフェで出してるコーヒーからO-157でも検出されたか?」とか、季節柄やばい連想をしたのだが、閉鎖されるのは、T-ZONE福岡店、でキャナルシティ店ではなかった。(情報源は日経のBizTechね)
(そして閉店理由は、亜土電子の不採算店の統廃合作戦の一環ってことで)
博多駅筑紫口から歩いて10分のT-ZONE福岡店。思い起こせば、オレのThinkPadはここで買った.....んじゃないな、ここの特価品を買うつもりで電話したら、タッチの差で売り切れていたので、知り合いに秋葉原で買ってもらって送ってもらったんだっけな。
本日のBGMは、「MAXIMUM II / MAX」である。久しぶりに仕事場の棚の整理をしたら、すっかり存在を忘れていたCDが小山になっていたので、とりあえず、一度づつ聴こうかな、とか。久しぶりに聴いたら「Love is Dreaming」と「Really Love Me」が、やっぱりええのぉ。
って、ここんところ「Ride on Time」を聴きすぎていたという話が。
思い立って、検索エンジンで「ワープ日記」って文字列を含むページとか、ワープ日記のURLにリンクしてるページを検索してみた。
gooなんかだと、ワープ日記自身が延々と出てきてげんなりだし、infoseekは飯野賢治のWARPのワープ日記がどっと出てきて「-site:warp-j.com」ぢうやうって感じ。(まぁ、飯野賢治とゲーム会社のワープには何の責任も無くて、どっちかというとこっちの方こそ「まぎらわしてくてすまん」って感じだが)
とはいえ、知らない日記からいくつかリンクされてたり、言及されてたりしていたよ。はじめまして、こんにちは。
ま、ワープ日記はリンクフリーなので、勝手にリンクするなり、言及するなりすると吉。
ま、言及していただいたら、お知らせしていただけると嬉しかったりしますけれども、反論した上で私に知らせると、ムキになって逆襲するかもしれないので、ご注意ってことで。わははは。(笑ってる場合じゃないって>オレ)。
あ、でも、お知らせなくひっそりと言及された場合、反応できませんけれども、それはお互い様というか「知らぬが仏」も一興かと。
で「リンク作法」の話なんだけどさ。
リンク張ってあれば立派な「言及」なのがWebの世界なんだろうけども、やっぱり「ココを読むと」とか「うーん、なるほど。」とか「そうですか?」とかで言及(リンク)されてると、なんか気になるなぁ。
読み返したとき、リンクたどらないとなんだかわからない感じが。(オレもたまにするけど)
かといって、いちいち引用してみたり「ワープ日記980820aによると」とか書くのもうざったい気もしないでもないのだが。
まぁ、特にWeb日記の場合は、ストック情報じゃなくてフロー情報で、書き捨て読み捨てを前提にしてる場合も多いだろうから、いちいちまどろこしくリンク先を明記しなくてもいい、ってことなんだろう。(と、とりあえず納得してみるのだった)
野田大元帥が頭を剃っている、という話を耳にしたんだけど、もしかして、緑色に塗ってガチャピンしてたんじゃ?
980819d[ BOOK"SUPER HEROINE GAHOU" / 「スーパーヒロイン画報」読了 ]
「国産スーパーヒロイン30年の歴史を結集したファン感涙の書!」という金色の帯を巻いた、表紙「ポワトリン」裏表紙「プテラレンジャー・メイ(チバレイ)」な特撮ヒロインのムック本を買う。
買う、というか、本屋で発見して、つい立ち読みを始めて、立ち読みする本じゃないな、と購入モードに入って、手に持って、パソコン雑誌コーナーに移動したのに、そこで読み続け、アウトドア雑誌のコーナーに移動したのに、そこで読み続け、CDコーナーでも読み続け、レジでも読み続け、本屋を出たのだった。
本屋の帰りに、ホカ弁でも読み続け。
帰宅しても読み続け。
と、いうわけで読了した。
時間を忘れて没頭して読んでしまった後に言うのもなんであるが、「感涙」というよりも、なんというか「後ろ暗い」というか、「思い出したくない恥ずかしい過去を目の前に突きつけられたような」気持ちで、ちょっと暗黒ぐるぐるである。
いくつか思いついたことがあるので、箇条書きしておく。
しかし、語れば語るほど、肩が重くなるようなこの嫌な感じはなんなんだろう......
「スーパーヒロイン画報」、ISBN4-8124-0388-X、竹書房、2400円。
980819c[ BOOK"International OTAKU University'98" / 「国際オタク大学'98 」のアニソンの項 ]
「国際おたく大学'98」を買った。
とりあえず、大森アニのアニソンカラオケの話だけ読む。(七講[カラオケ論] アニメソングをカラオケで歌う人々の歴史と現状 【講師】大森 望(SF翻訳家))
うーむ、オレは「カラオケアニソン」の人じゃなくて、その前の世代の「ガリ版刷りの歌本みながら徹夜でアカペラで」って世代だからなぁ。
「絶えず新しい曲を覚え続けるか、どこかでドロップアウトするか」という話になれば、オレは明らかに、ドロップアウト組だからなぁ。「声優の曲とか、OVAの曲まで歌いたくない」というか。
まぁ「どうしてオレが#年から%年までのアニソンしか認めないのか」とかいう理論武装ができなくもないだろうけど、結局の所、そんなことをしても虚しいわけなので、しないのだった。(やってみても、できない可能性もあるのだが)。ただ、自分が「全部歌うかor DIE」という世界において「or DIE」の方に入っていることをちゃんと自覚しておかないと、迷惑かかるからね。
まぁ、某須藤玲司に「あんたの守備範囲は、『アニソン』じゃなくて『懐かしのアニソン』と言わなきゃだめだよ」とか説教された過去もあることだし。わはは。
それにしても、オレは紙資料やビデオ資料を全然集めてないから、記憶が薄れたり、他人に説明しようとすると、途方にくれるなぁ。アニソンの歌詞は、とりあえず、ある程度、手元にあるんだけども、いざウクレレやギターで弾こうにも、コードが全然ないからなぁ。というか、情報収集時に、当時、ギターが弾けなかったオレは「邪道!」とコード情報を積極的に破棄したからなぁ。しまった、ぬかった、あのころは若かった。
「認めたくないものだな。自分の若さゆえの(以下略)」(ファースト・ガンダムLD-BOX発売記念ということで)
その他の項目は、読了してから、いずれ書く(予定)。
「ハワイアン強化月間」ということで、「アロハ・オエ」を練習しているはずが、なぜか「ブルーハワイ」を練習中なのだった。D7+5が、難しい。
「全部抱きしめて」を弾いてみたが、歌の伴奏のコードはたいしたことはない。問題は、イントロあたりをどうするか、だな。しかも「らぶらぶ」のオープニングで演奏してるイントロと、CDは、なんか全然違う気がする。
Hideの「ever free」は、半音上げると、演奏しやすくなることがわかったのだが、半音上げて練習してしまうと、CDらと合わせて演奏できなくなるのが、つらい。
福岡、曇り。
力仕事。腰が痛い。手の皮がむけた(マメがつぶれた、というべきか)。
力仕事の成果は「大勝利」と呼ぶにふさわしい結果だ。ふふふ。
問題は、すでに時間切れではないか、ということで。うー。
まぁ、それはいいとして(よかないが)、力仕事の反動で、ものすごく腰が痛い。この腰の痛さで、すでに引き分けか弱敗北かもしれず。
これ以上、悪化するとなると、大敗北となるやも。ううう。
どうも、ローソンはアイスクリームに力を入れていないので、感心しないな。その点、7イレブンは力が入っている。
オレの最近のお気に入りは井村屋の「輪切りパイン」80円である。輪切りの冷凍パインだ。と、思っていると「氷菓、果汁10%」とのこと。ほー、残りは氷だったのかー。
PCウォッチをつらつら眺める。
へー、iMacって8/29日本発売なのかー。178,000円かー。せめて、14万だったらねぇ。円高だったころが、懐かしい。
にしても、2週間ぐらいのタイムラグで、日本語OSが用意できるのか。まさか、英語版じゃないよねぇ? あ、そうか、「iMac専用のMacOS8.1」とは言っても、多分、普通のPowerMacG3用のMacOS8.1にイネーブラかなんか入れるだけだから、丸ごと新規開発する必用ないんだよな。
けど、JIS配列キーボードは願い下げかもなぁ。あーでも、さすがにPC/ATに慣れてしまったオレとしては、ここらでJISキーボードを許可するかなぁ?(すでに仮名漢字変換ソフトの起動を無意識に「Esc+Alt」でやるので、Macの時も「Cmd+~」とか無意味なことをしがち)。
へぇ、8/29に発売イベントかー。え? 福岡のT-ZONEからも中継するの! いくか!
って、8/29はオレ、日本にいないじゃん。とほほ。
ジョブズ君がNewYorkのエキスポだかで「99年には登場する」と言った「個人向けポータブル機種」なんだけど、やっぱ、eMate300みたいな、「透明グリーンなPowerBookG3」が期待だよなぁ。iMacのカラー液晶版が欲しいよなぁ。CRTでかすぎると思う。
「国際おたく大学'98」を買った。アニソンの項の話は別項。
アサヒの「オープラス」は、腹をこわすとかいうことで、回収になっていたのか? しかも、すでに別の甘味料に切り替えて出回っているということらしいのだが。
信頼できるニュースソースにいっこうに出会わないままなので、不安といえば、不安だ。まぁ、昔のオープラス飲んで、腹くだしたことないけど。
「商品の仕様は予告なく変更されることがあります」みたいなもんか。
最近ノーカロリー食品が増えてて、結構「消化できない甘味料」が使われるようになったから、お腹の敏感な人は、大変だのぉ。
さて「ゴキブリが合成洗剤で死ぬ理由」であるが、合成洗剤で体表の油が無くなるために、水分で気門がつまって窒息するのが原因、ということらしい。
花王石鹸のページに書いてあった。花王が本当の事を言ってるかどうか保証の限りではないのだが。
実はgooで「ゴキブリ」「洗剤」でクロス検索して発見したのであるが、その途中で、多くのページで「合成洗剤はゴキブリが死ぬほど毒性が強い」という「事実」が言及されていた。
まぁ「ゴキブリが死ぬのは窒息死だ」というのが事実だとしても、それだけで「合成洗剤に毒性はまったくない」ということにはならないが、やはり「ゴキブリが死ぬのは洗剤の毒のせいだ」という話が出てくると、そのページ全体を、ちょっとウソっぽく感じてしまうのが現実だ。「合成洗剤の毒でゴキブリが死ぬ」というのがひっくりかえっても、そのページ全体の論旨がひっくりかえらないとしても、どうしてもウソっぽく感じる。
「たとえば、このページ」と、株式会社ブルーシーインターナショナル、のコラム洗剤と環境・健康の「台所洗剤で米を研ぐ若者は正しい!」を例に出そうかと思って(gooで先頭に出てきた)、何度か読み返してみたのだが、「洗剤の毒でゴキブリが」以前の問題として、「米を研ぐ時に、洗剤とか石鹸とか使うのか?」という疑惑が。いや、それに、このコラム、読めば読むほど、論旨が不明だ。
う、この「コラム洗剤と環境・健康」の文章、どれも、なんかちょっとずつ変な気がする。
この会社の作っている洗剤に関しては、何の知識も感想もないのであるが、とにかく、コラムはなんか変な気がする。
結論としては「『洗剤の毒でゴキブリが死ぬ』ということを事実として書かれている文章は、それだけで文章全体の信憑性が疑わしく感じられるものだ」ではなくて「ある文章に引用されている事実が間違っていた場合、その文章全体の信憑性が落ちるという話をしようと思ったのだが、そもそもの文章が妙な場合は、あまり実害がないかもしれない」ということで。
つまり「例が悪かった」ということでした。くすん。
なんだかんだ、盆は休んでしまった。で、スケジュールを見直すと、大変やばい状況になっている。はぁ。
そうか、盆の間って、東京ではコミケがあってたのか(「あってた」は方言ね)。ま、オレには関係ないんだけども。
8月12日に、812事件について何もかたらなかったことに、今日気付いた。けど、ま、いいか(をい)。
「日記猿人812事件」などに関しては、ワープ日記980630bを参照。
岩波新書の「インターネット」村井純、とか「インターネットが変える世界」古瀬幸広・廣瀬克哉、とかを読み返している。
そうかー、UUCPでUSENETだからやっぱNetNewsぢうやうだよなぁ。とか、突如、思ったりする。思うだけなんだけども。
オレの中では、コミュニケーション能力というか、コミュニティ維持能力が、かなり弱まってる自覚があったりするので、「ユーザ達がお話し合いで何かを作り上げていく」っていう話を読んでいると、なんだか「神話」か「伝説」を読んでいるようで、ちっとも自分と地続きの話のような気がしなくなってきてしまっている。
「世界がどうあるべきか」より、先に「自分がどうあるべきか」だよなぁ。コンピュータの使い方に限らず、いろんな面で。
弟君のCD棚から、ビートルズの「Let It Be」(アルバム)を借りてくる。
で、「Let it Be」(曲)を聴く。うーん、なんかオレの頭の中のイメージよりも、ずっと「切ない」歌だな。何というか「枯れた」というか。
それに、イントロのコードストロークも、ピアノのイメージがもの凄く強烈なので、ギターでの弾き語りとかに出てこないのは、この「ピアノのイメージ」があるからなのかもなぁ、とか思った。
「トラブルに巻き込まれて途方にくれていたら、聖母マリアが現れて、『すべてはなすがままに』と言いました」とか、いう歌詞で、オレとしては、ちょっと斜に構えて歌詞を考えていたのだが、聴いていると「これは、いい歌なんじゃなくて、あと一押しで壊れそうになってる人間が、必死に自分に言い聞かせて正気を保とうとしている歌なんじゃないか? いや、すでに、聖母マリアが見えてしまっているってことは、一線を超えているんだけど、すでにそれに気付けなくなっている状態の歌なんじゃないか」とか、ちょっと怖くなってきてしまった。
と、いうわけで、「切ない」というか、むしろ「やるせない」歌かもしれない。
うーん、なんか、どうも、体調がすぐれないことに気付いた。
睡眠時間は足りてるはずなのだが、どうも睡眠不足っぽい。睡眠の取り方が変なんだろうな。あるいはクーラー病っぽい状態なのかもしれない。どうも、体温調整がヘタまっているというか。
考えてることが暗いのは、スケジュール的に追い込まれているからなのか、体調が悪いからなのか。その両方なのかもしれないし、体調が悪いのが、そもそもスケジュール的に追い込まれていることに起因しているのかもしれない。うーむ。
うなってる暇があるなら、できることから、しろ、という話もある。
色々。
トラブったり、怒鳴ったり。
「さんまのまんま、のゲストはkiroroだ」という情報を得たので、観賞。
あいかわらず、金城綾乃さんは、話が噛み合わないボケっぷり。しかも、「寂しくなって、気付いたら沖縄の空港に立ってたんですぅ」とか、やばそうな話をする。この人はトーク中に、真顔で一点をじーっと凝視してたりして「ちょっと電波入ってるんじゃ?」的に、大変、怖い。
とはいえ、なんか、危うい所も込みで、けっこう好みだ。
さすがの、さんまも、持て余し気味。誰か、金城綾乃をガッチリと受け止めて安心して観賞できるようにしてくれないかなぁ? いまんところ「うたばん」のトークが一番おもしろかった。
コインランドリーで洗濯。
コインランドリーで乾燥させてる間に、銭湯。
なんかしらないけど、腰が痛いので、のびのび。
やっぱ、でかい風呂はええのぉ。温泉が近所にないかのー?
壱岐旅行記を執筆して、なんとか完結させた。疲れた。
そりゃそうと、何月何日にどこの部分を書いたのか、まったくメモしてなかったので、もはやわからない。別に困りはしないのだが「メモしておけば、よかったのぉ」と思う今日この頃だった。
録画しておいた「うたばん」を観た。
「中居くん誕生日おめでとうメッセージ」に、kiroro金城さんのメッセージもあったが、やっぱり「変」だった。よしよし。
(この項は、980818に執筆・補完されたんだ)
徹夜で喋ったあと、帰宅。結局、昼間で寝てしまった。昼から仕事場。
夕方、GTから電話。飯を食いながら「まるまるブラザーズ」のミーティング(うそ)をすることにする。
ガストの向いに新しくできたロイヤル・ホストで、インドなカレーを食べる。
ライスとナンと、三種類のカレーとサラダが載ってるプレートなのだが、三種のカレーが左から、キーマカレー、ココナッツ・エビカレー、カボチャカレー。キーマカレーうまい。ココナッツ・エビカレー、う、なんか甘過ぎ。カボチャカレー、うーん、まぁまぁ。
と、食べ始めて五分を経過したところで、ウェイトレスさんが慌てて飛んできて「すみません、三種類のカレーのはずが、間違えて、同じ物が二個載ってました。お取り替えします」といいつつ、オレが先ほどまでカボチャカレーだと思って食べていた皿を取り替えるのだった。。うぐ、カボチャカレーの場所に、キーマカレーがもう一個載っていたのか! 問題は、オレがそれに気付かず食べ続けていたということだ。キーマカレーが二つあって、どーして気付かない!>オレ。
それにしても、なんか、過剰にウェイトレスさんのサービスが過剰(同義反復)な気がする。これはやっぱりお向かいのガストを意識したもんなんだろうなぁ。「ウチの値段はガストさんより高いですけれども、それはこの接客料金ですからしかたないですよね?」というか。実際、300円ぐらい高いぐらいで、これぐらい懇切丁寧に接客してもらえるならいいかもしれない。しかし、お冷やをつぐぐらいで、いちいち念入りに了解取らなくてもいいんだけどなぁ。会話がとぎれるじゃん。
先ほど「過剰にウェイトレスさんのサービスが過剰」という文に「同義反復」という注をつけたのだが、「通常のサービスより、提供されたサービスが多く(過剰で)、その過剰部分が通常考えられるものより充分に大きい(過剰)」という事が言いたかったので、「馬から落ちて落馬」というのとは違うような気がする。まぁ、「過剰に過剰」って言葉は、理屈をこねても、響きが変なんだけども。まぁ、そこがおもしろい気もするが。
「ヤノベ・ケンジのアトムスーツやアトムカーに2本のツノがはえてるのは、鉄腕アトムのツノ(髪の毛)をイメージしてるんだ」と、GTに言われて始めて気付く。ぐえ、オレってバカ?
「ウクレエでビートルズ」を見せると「オレはカーペンターズとかやりたいなぁ」とか。うーむ、まるまるブラザーズ結成直後に「音楽性の相違」で解散かー?
最近のバンドのバンド名、とかいう話題で語りあう。「ディシェイドかシャムシェイドかしらねーけどさー」とか、最近のバンド名にはなにか言いたげなGT。「だからって、『ゆず』とか、もう少し考えて欲しかったな」とか、短ければいいというわけでも、ないらしい。「その点『まるまるブラザーズ』ってなかなかいいだろー?」と言うと「なんか『○○ブラザーズ』って伏せ字みたいで、やだ」と言われてしまった。がーん。
「スィートデビル」題6話を観賞。
今回の犯人はマーキュリー。
うーむ、悪くはないが、なんかちょっと展開に無理を感じてしまったなぁ。
まぁ、泉(ナナ)と灯子(ミーナ)が三角関係になるという話らしいので、これはこれでいいのかもしれん。
予告みると「来週も必見だ!」って感じだなぁ。予告が期待させてくれて、見てさほどガッカリしないなら、いい話なのかもしれない。(裏を返せば「予告はよさそうなのに、本編がっくり」か「予告はよさそうで、本編はまぁまぁ」って話が多くて「予告がよくて、本編がそれを上回る」ってのは、あんまりない、ってことなんだけどね)。