諸星未来堂ワープ日記
クマゼミがシュワシュワ鳴くの七月第三週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 July 3rd Week
Japanese-Language Contents
980719b[ aquapolice1975 / 『アクアポリス』の没落 ]
♪チッチキチッチキチッチキチッチキチッチキチッチキ
♪ちゃららー、ちゃらら、ちゃっちゃららっちゃ、ちゃーん
♪ちゃららー、ちゃらら、ちゃっちゃららっちゃ、ちゃぁあん
それはテクノポリス>オレ。って、これじゃわからんじゃないか>オレ。
<980720に追記>
わぁ! ネットの彼方から「それはライディーンでは?」というツッコミが!(どうもありまちょう!) そ、その通りだった! 寝ぼけていたのかッ!>オレ。
『ドキオ...ドキオ...』
♪ひゃーらひゃーら、ひゃーらひゃーら
♪ひゃーらひゃーら、『ドキオ』ひゃーらひゃーら
♪ひゃーらひゃーら、ひゃーらひゃーら
♪ひゃーらひゃーら、『ドキオ』ひゃーらひゃーら
♪ひゃひゃひゃひゃん、ひゃん、ひゃん
♪ひゃひゃひゃひゃん、ひゃん、ひゃん
♪ひゃひゃひゃひゃん、ひゃん、ひゃん
♪ひゃひゃひゃひゃんひゃんひゃん、ひゃひゃーん
これが本当のテクノポリスや! って、ますます、さらにいっそうわからないやんけ!>オレ
ちなみに「ライディーン」や「テクノポリス」はY.M.O.の曲の名前ね。しかし、ライディーンとテクノポリスを間違えるとは。まぁ、Y.M.O.マニアの頂点っぽいO.M.Y.も曲名勘違いしたままパロディ作ってCD出してしまったりしてるぐらいだし。いいわけするな>オレ。
</980720に追記>お約束の一人ボケ一人ツッコミは、これぐらいにしといて。
古いネタになるが、朝日新聞1998年7月17日夕刊の6面に「ニッポン現場紀行:沖縄・アクアポリス」って記事が。
アクアポリスってのは、沖縄海洋博1975のパビリオンであったところの、海上浮遊型超科学無敵都市(ちょっと誇張)だ。冷静に観察すると「海底油田採掘プラットフォームの甲板をフェリーっぽくかざってみました」な感じの、無骨というか、格好悪い施設なのだが、このかっこわるさがかっこいいというわけで、オレ的には「物心ついたときに初めて知った『この日本にリアルタイムに存在する科学の勝利!』ってわけだ。大阪万博は1才だったから、物心ついたときには「過去」だったのね。すでに。
巨大ロボットアニメ「勇者ライディーン」の基地っが貝殻型の装甲を持つ巨大な海上都市「ムトロポリス」だったのは、これの影響だろう。
ところが、このアクアポリス、観光客が来ない上にボロボロに老朽化したために閉鎖されて、管理費が出なくて、本部町と那覇市と沖縄県とで押しつけあいをしてみたり、香港だか台湾だかの資本が「買いたい」と言ったので売ろうとしたら「爆破して海底に沈めて魚礁にする」と言われて「それは困る」と断ったんだけど、背に腹は変えられないから売っちゃった方がスッキリするかもしれない、という話になったり。
早い話が「The邪魔者」。
記事の中で、海洋博公園の園内地図で、アクアポリスがきれいに塗りつぶされていることなどが述べられている。そう、オレが行った時にも、丁寧に塗りつぶされてて、その「アクアポリスのカタチに丁寧に塗りつぶされた地図」ってのが、逆に「アクアポリスが隠蔽されている事」や「隠蔽されたアクアポリスの存在」を浮き上がらせていたなぁ。
アクアポリスの来し方は、
1975年 海洋博に出展。
1987年、第三セクター、アクアポリス株式会社に移管。
1993年、閉鎖。
と、いうようなことらしい。今年の秋に那覇に移動させて、改装してテーマパークになるとか。
現在は、ウルトラさびさび状態で、無惨な姿をさらしているとか。
はぁはぁ、見てぇ。見学してぇ。
この前、行ったときは時間もなかったんで、桟橋までもいかなかったんだよなぁ。行けばよかったなぁ。くそー不覚。
「アクアポリス:世界最大級の半潜水型浮遊式構造の特殊船舶で、沖縄の本土復帰を記念する海洋博のシンボルとして約百二十億円かけて造られた。十六本のチェーンで海底に固定されている。海上での都市生活を可能性を探るため、海水の淡水化、発電、汚水処理設備などを備える。」
うぉおおお、科学! 空想科学が! 科学の勝利が!
朝日新聞の記事は「こんな地元の意向も考えずに押しつけられた物体は、迷惑で環境破壊で、行政の無策だ」というような方向で語られてるんだけれども、他人であるオレにしてみれば「うおお、科学万歳的な海上未来都市が滅びるのかー。くぅ。レトロフューチャー、万博世代の夢が九龍城と果てるのか!」とか意味不明な感慨が。
滅びる前に、見に行きたいなぁ。けど、沖縄までわざわざ行くのは面倒だな。(しょせん、その程度の興味か!>オレ)
アクアポリス1975を建造したらしい人のサイトのアクアポリスなページ。普天間のかわりのヘリポートを海上フローティング施設にしよう、という提言が載っているが、なんというか「この後におよんで脳天気な」という気がしてしまうのだが。
福岡は素晴らしい天気だ。
朝5時から、一斉にセミが鳴き始めて、そのすさまじい音量の蝉の声が四方八方から響いてくるのを全身で受け止めつつ「おー、蝉の声のシャワー」とか思ったりして。
なんかこれだけ音圧があったら、岩に染み込むのも仕方ないよな。って、なんか、芭蕉のイメージとは全然違う気がしないでもないけど。
オレ的なイメージは、なんか、ゆで卵を塩水に付けて圧力かけることによって、殻付きのまま塩味をつける、って技術に似ている。って、ますます意味不明。
実家で朝飯。朝から食べ過ぎ。
旧国道三号線を西進して戻ってきたが、反対車線は、びっしりと渋滞していた。おそらく海の中道に行く自動車だろう。ご苦労様。
ぐえ、ヒッパレとCDTV,録画失敗していた。ぐえー。
「前田亜季」を「前田亜紀」と誤植ってるという指摘がネットの彼方より飛来(どうも、ありまちょう)したので、修正してみた。
本屋に行ったら、前田愛と前田亜季の写真集「あい」「あき」が大量に平積んであった。
3秒間ほど脳内会議を行って、とりあえず速攻でレジに持っていくという決議は棄却した。
「なぜこれが欲しいのか?」「なぜこれを買わなくていいのか?」「なぜこれを買うべきなのか?」をとりあえず自分の中で戦わせて、意味づけしないと動けないことに気付くときってのが、「オレってオタクだなぁ」と感じる瞬間であることよ。
時期を逸した話なのだが、大塚の「マッチ」のCMに関して。
ビビアン・スー他一名が「♪ビタミン・スー」と歌って、周りの人間が「今、何て言ったの?」と聞き返すCMが、この前のバージョンから「♪ビタミン・スー・マッチ!」と無理矢理的に商品名を入れてきた。
これをして「無理矢理商品名を入れるなんて、かっこわるい」「いっそ、商品名を『ビタミン・スー』にすべきだ」てな話が、素人にはすぐに思いつく展開なわけなのである。
その昔「チャンと・リンスする・シャンプー」=「ソフト・in・1」というCMを見たときに「無理矢理『チャン・リン・シャンじゃなくてソフトin1』とか言わなくて、商品名を『チャン・リン・シャン』にすればいいのに」と思ったのであるが。
まぁ、結局、話は逆で「CMだけで完結して、商品名が消費者に届かないようなCMを作ってはいけない」ってことだろう。「ビビアン・スーとビタミンすー、をかけたら面白いCMになるぜーなるぜー」ということを優先して「マッチ」という、商品名を売り込むという第一の条件を忘れてしまったんだろう。
「と、みせかけた戦略」ってことかもしれないが。わはは。なんにせよ話題になれば勝ちってことで。現に「『ビタミン・すー』のCMは大塚のマッチという飲み物のCMである」ってのが、オレの意識には焼き付いてしまったわけだし。広告代理店の手練手管は素人にはよくわからないからな。けっきょく、大塚のマッチが売れたら勝ちで、売れなかったら負けってことで。
まぁ、マッチだから、と近藤真彦を起用したCMなんか、見たくないってのが正直な所だけどね。「ビビアン・スーが見たいか?」と言われると、これまた返答に困るわけだが。
(980720追記)
で、ネットの彼方の大阪地方より「近藤真彦のMATCHのCMありましたよ。近畿地方先行販売時だったかもですが」という情報が!(情報どうもありまちょう)おぉ! そうだったのかッ! 甘かったな! やっぱ「マッチ=近藤真彦」という連想はまだ日本人の心に生きてるんだ! そうか! 近畿地方にいなくてよかった(をい!)
(980720追記ここまで)
高校野球の青森予選(なのか?)だかのどっかの試合が「122対0」ってのは、やっぱり、唖然とするなぁ。
「ラグビーやバスケットじゃないんだぞ、その点数は」って感じだが。
それにしても、W杯だの何だのでサッカーを見ていると「なんだかんだいって、サッカーみたいな時間制の試合は、残り時間10秒で3点を取り返す、とかいうのが不可能だよなぁ」的な気がしてて「その点、野球は本当に『9回裏2アウトから10点取って逆転も可能だ』よなぁ。いいよなぁ」とか思ったりしていたのだが、逆を言えば、ボコボコにやられ続けた場合、永久に試合が終わらない、という自体になってしまう。これは、辛いなぁ。
どんなにボコボコにやられていても、時間制の試合は、時間が来れば終わりだし、テニスやバレーのような、得点がある点数になれば終わってしまうスポーツは、ボコボコにやられれば、あっけなく試合が終わってしまう。
野球って、やっぱ、なんか変だよなぁ。時間制でもないし、攻撃側のポイントがある点数に届くまで、でもなくて、攻撃側のミスがある回数に届くまで、だからなぁ。
あー、でも「3アウトになるまで」って「三回の試技の合計得点」って考えると、さほど変でもないのか。
しかし、一回に37点だかとられたら、もぉ、強烈に「うんざり」だろうなぁ。
しかし、試合放棄ってなんかペナルティがあるのかなー? 「投手の肘が壊れるまで試合を続けさせることに、意味があるのか」ってのは、その通りだけど、コールドゲームが成立するところまで試合続行できそうにない状況で、肘が痛くてしょうがないなら「7回コールドルールが悪い」んじゃなくて「勇気をもって、試合放棄しろ」ってことじゃないか、と思うのだが。
って「勇気の有無」とかが出てこなくて機械的に処理できるようにルールを整備しておくべきだ、ってことなのか。
あるいは言ってはいけないことなのかも知れないけれども「強豪相手とはいえ、100対ゼロとかで負けるようなチームは出場するな」ということなのかもしれない。
ニュータイプを立ち読みしたら、前回立ち読みし忘れていたガメラ金子修介監督のガメラ日記に「ガメラ3の主演は前田愛」「ロス在住の藤谷文子も呼び戻す」などと書いてあって、どういうわけか、ショックを受けて、フラフラと書店を一周してしまった。
なんか「ガメラ」と「前田愛」って、オレ的には安全に隔離されている二つのジャンルだと思いこんでいたので、なんか「やめろ! それを合わせると爆発する! 世界が崩壊する!」というか。
って、何を動揺してるんだ?>オレ。
沖縄海洋博(1975)の海上パビリオンだった「アクアポリス」に関する話は別項。
ほったらかしにしていた「やおい幻論」をちょっと読み進む。
どうやら「ブーム以前のヤオイ小説は、トランスセクシャルなゲイな人のために派生した」ということを主張しているらしい。
ここまで読み進んで、やっと「やおい小説を書く女性作家」を「彼ら」と呼称してきた意味がわかった。別に英語の本の翻訳でもあるまいし「彼女ら(they)」を「彼ら」と誤訳したわけもあるまいし、とずっと謎に思っていたのだ。(日本語で「彼女ら」のことを「彼ら」という用法があるのかも、とも思ったが)。
で「ヤオイ小説とは、トランスセクシャルなゲイな人のための小説だ」という主張は、ちょっとピンと来ないわけなんだけれども、それは、まぁ「トランスセクシャル」にも「ゲイ」にも理解のないオレといては、ピンと来ないのはしょうがないのかもしれないなぁ、と。
なおここで言う「トランスセクシャル」ってのは、「生物学的な肉体の性別と、心理的な自分の肉体イメージの性別が違っている人」ぐらいの意味です。(ちょっと厳密な定義はわからない)。
「トランスセクシャルなゲイ」というのは、「肉体としては女性だけど、心理的には男性で、性的な対象が男性な人」と「肉体としては男性だけど、心理的には女性で、性的な対象が女性な人」のことです。(あれ? 本当か?)。「ヤオイ」の話に出てくるのは「肉体は女性、心理的には男性、性的な対象が男性」な人です。
「野郎向けの美少女コミックにレズネタが多いのは、野郎のオタクは野郎の裸なんか見たくないから」っていう「単純な説明」を聞くと「そうだそうだ。その通りだ」と納得してしまうオレとしては「ヤオイ小説に美少年が二人出てくるのは、一粒で二度美味しいからだ」という、この本の作者にしてみれば「間違った説明」の方が、ピンとくるのは、しかたないのかもしれないな、と。
「野郎向けの美少女コミックにレズネタが多いのは、オタクな野郎が、心理的には女性で、かつ、性的対象が女性だからだ」と言われると「それはちょっと違う気がする」からなぁ。うーむ。
キーワードは「メス化する自然」ってことで(ぜんぜん違うッ!)
980718c[ "OTAKING" / 「岡田斗司夫のお蔵出し」読了 ]
「岡田斗司夫のお蔵出し」を読了。
なかなか面白かった。けど、あとがきその他で「立ち読みしてくれてありがとう。え、買ったの!」とか書かれると、ちょっとムッとしたりして。まぁ、それが大阪人のノリなんだろうけど、なんか「ぼくらの洗脳社会」をネット上に公開したのに、メールで感想を送ってこない! とか、わりとガキっぽいことで不機嫌になってみたりしたりするオタキング(このあたり伝聞なので証拠はないが)の台詞かと思うと、あまり笑えないなぁ。最近「評論家も飽きた」と公言してはばからないけど、なんか「思ったほど褒められないので拗ねた」んじゃないかな、とか邪推してみたり。
ま、邪推はほっとくとしても、オタク論のあたりは非常に面白かった。
「DAICON IIIオープニングアニメ」「DAICON IVオープニングアニメ」あたりも、面白かった。けど、周辺情報がかなり抜けてるオレとはしては、どこまで本当で、こっから冗談なのかわからないからなぁ。
「愛國戦隊大日本」に到っては、大学2年まで「本当に26話製作されたのだろう」とか思いこんでいた過去があるわけで、どこまで本当かボーっとしてるとわからなくなるわけで。
まぁ、そういう「ゼネプロ・ガイナックスの歴史」みたいなものは、別の本で読め、ってことなんだろうな。
昨夜は、怪獣映画が観たくなったので、いろいろ悩んだあげくに「ガメラ2レギオン襲来」と「宇宙大戦争」の2本をレンタルしてみたのだった。
「リング」と「らせん」はそれぞれ10本ずつぐらい入荷してたけど、全部、貸し出し中だったし。
「ガメラ2」の話は別項。
そうそう、某所で「ヒデ追悼ビデオ」を観せてもらったり。プロモビデオじゃなくてスタジオライブだったんだけどね。なんか、もったいないねぇ。X-Japanは何も知らないけど、Docket Dive以後だけでも、なかなか面白そうな人なのにねぇ。
なんか、力つきたのか、リビングの床で3時間ぐらい気絶してみた。ぐーぐーぐー。単なる昼寝じゃないかよ。
昨夜は、実家で夕食。実家らしいいいものを食べた。
ヒッパレとCDTVの録画予約はしていたのだが、27時間テレビに包括されているラブラブあいしてる、は録画予約が不可能だったので、実家で観ようかな、と。
だが、実家テレビは、父親が「ゴルフの全英オープン」を深夜まで観ていたので、チャンネル権が得られず。
そういえば「ゴルフの全英オープン」とか呼んだら「ばかもん、『The OPEN』を呼べば、それは、ゴルフでイギリスでやってるものに決まっている」とか言われてしまった。なるほどー。なんか「W杯といえば、それはサッカー」とかいう話と似ているのね。あとは「『コミケ』というのは固有名詞であって、そこいらの同人誌即売会と一緒にするな」とかいうのとも似ている。くくく。
夜、寝付けず「岡田斗司夫のお蔵だし」と「なぜ日本人は日本を愛せないのか」を読了。
「岡田斗司夫のお蔵だし」の感想は別項。
「なぜ日本人は日本を愛せないのか」は、読めば読むほど「kill 官僚!」って気持ちが高まるだけで「日本はダメな国だ!」という方向に考えが進むだけなのだった。そういうことを考えていると、選挙前の自民党のTVCMで、橋龍が「日本は本当にダメな国なのでしょうか? 私はそうはおもいません」とかいうのを思い出したりして。
しかし、なんだか「どーしてオレはワープ日記で、あーでもないこーでもない、と、感想だか論評だかわからないことを延々と書いているのだろう?」という疑問が、またムクムクと湧いてきたのだった。
オタキングの文章を読むと、かならずこういう疑惑が鎌首をもたげてくるわけだ。
で、まぁ「エヴァの時に、あーでもないこーでもないと、いろんな事を書きまくったたくさんの人々の書きまくった文章は、一体何の役に立ったのか?」とか考えると、すごーく暗い気持ちになったりして。
しかしまぁ、最終的には「ぴーちくぱーちく文章を書き飛ばすのが楽しいのであるからして、それはそれでいいのよ」というのが、結論なんだろう、ということにする。あー安心。
けっきょく、アニメも特撮も本も、何もかも「観賞した上であーでもないこーでもないと喋るネタになる」ってのが、最も重要な価値であって、「作品それ自体」の価値は、すでにどうでもいい、というか。「最近のヒット曲は、カラオケで歌いやすいかどうか、というのが問題であって、その歌そのものの価値は不問にされてる」とかいうのと、同じ話ね。って、かなり昔に中島梓の「我が心のフラッシュマン」だったかの中で読んで「なるほど、そうか」と思った記憶があるんだけど、ほっとくとすぐ忘れるんだよな。
しかし、そうは言っても、なんか「オレの勝手な解釈の垂れ流しを聞け!」だけであると認めるのは、なんか悲しいなぁ。
「ガメラ2レギオン来襲」かと思っていたら「ガメラ2レギオン襲来」だったらしい。
「ガメラ大怪獣空中大決戦」かと思っていたら「ガメラ大怪獣空中決戦」だったらしい。
昨夜は、怪獣映画が観たくなったので、いろいろ悩んだあげくに「ガメラ2レギオン襲来」と「宇宙大戦争」の2本をレンタルしてみたのだった。
で「ガメラ2」の話。
「ガメラ2」は、劇場でも観てるけど、面白かったよ。飲みながら観てたから、不覚にも、泣いちゃったよ。
だいたいの感想は、劇場でみた時と、同じだったなぁ。
(ちなみに劇場でみた感想はワープ日記960713【「ガメラ2」でGo!】。読み返したら、本当に同じ事書いてるので、赤面してしまったオレだ。)
前半、レギオンの正体が徐々にあきらかになっていくのが、なかなか面白くて、札幌にレギオン草体が出現する時に「やられた」って思って。ガメラ回転ジェットが、異様にかっこよくてゲラゲラというか。
仙台の「アレ」に関しては、ゲラゲラゲラゲラというか、いや、近年まれにみる、ドデカイぶちかましで、「いやー、いいもん観たなぁ」というか。
ただ、まぁ、室町決戦というか、巨大レギオンの進撃とガメラの戦闘は、ちょっとダレてるなぁ、と。やっぱ、巨大レギオンが、格闘に向かないデザインだからかなぁ。
けど、まぁ気分がダレてきた所に、突如「アレ」(アルティメイト・プラズマ)が来たんで、もぉ、全部許可というか。まけた、あきれた。ゲラゲラゲラゲラ。
ガメラは飛べるから、海に帰るしかないゴジラよりも、演出がかっこいいよなぁ。
しっかし、ガメラかっこいいなぁ。札幌で暴れ回ってビルがぼろぼろぶっこわれるのとか。なんかねぇ「いやー、日本の特撮っていいよなぁ。芸が細かいよなぁ」って、しみじみ感じるよなぁ。もちろん、なんというか「怪獣映画のフォーマット」は感じるんだけども。だから「怪獣映画のフォーマット」を感じて「あ、うそくさい」とか身構えてしまう人は、つらいかもしれないけれども。
まぁ平成ゴジラじゃなくてガメラの場合だと、かなり「怪獣映画のフォーマット」を自覚してて「あえて、怪獣映画のフォーマットを踏襲してみせる」というか、一種「シミュレーション/エミュレーション」してみせてる、って感じかもしれないんだけどね。うーんオタク的。って、さっきから言ってる「怪獣映画のフォーマット」ってのが、オタク的に抽出されたもので、昔のゴジラ映画とかには、ぜんぜん無かったりして。
いやーしかし、「怪獣映画」っていう殻に収まりきってしまったり、あるいは殻から出られなくなったりしたら問題だけど、やっぱ、なんというか「伝統芸能怪獣映画」っていうフォーマットは、きちんと作り続けて欲しいなぁ。
いや、言いたいことは、「エメリッヒ・ゴジラもいいかもしれないけど、怪獣映画怪獣映画してる怪獣映画はいいねぇ」ってことで。なんつーか「ロボコップを見て、日本のSF番組がいかにチャチかわかったよ」というコメントをする人の言うようなことは、オレは信じないよ、というかね。あるいは「エメリッヒ・ゴジラを観て、日本の特撮関係者は敗北を認めるべきだ」と説明無く断定する人の言うことは信じないよ、とかね。
ふふふ。
(「ゴジラvsモスラ」とかを今観たら「ダメだ。日本の負けだ!」とか叫びそうな気がしないでもないけど)
しかし、浅黄役の藤谷文子は、久しぶりに見たら、本当に大根ぽくて、困った。ガメラ3には出てこなくてもいいかも。水野美紀は、思った以上にうまいねぇ。関係ないけど、仙台のガメラ前で「ガメラおきる?」って泣いてる前田亜季がすごくかわいかったのだが、劇場でみた当時は、まだ前田亜季とか知らなかったのに、ストーリーそっちのけで「あ、前田亜季だ」と反応する自分が悲しい。
ストーリーがマヂだからだけど、登場人物が、ちょっと大マヂで芝居がかった台詞を吠えすぎる気がする。それと、やっぱ、札幌少年科学館の学芸員が活躍しすぎかもしれないなぁ。とか言ったら、学芸員の人に怒られるかもだけど。
自衛隊がかっこよすぎるのは認めるけども。まぁ、こういう状況で自衛隊がかっこよく(頼もしく)見えるのは当然でしょう。
レギオンが攻めてきて、こんなに活躍する自衛隊でも、阪神大震災では、あんまり役に立たないのねってのが、問題なんだろうけど。
あるいは、名護市の住民投票を「直接選挙制は衆愚政治になる」と言ってしまう防衛庁首脳(って誰?)って困ったねとかね。くくく。
980717b[ about "GODZILLA" / アメリカ版ゴジラに言いたいこと ]
エメリッヒの「ゴジラ」に関して、言いたいことがひとつだけあるので、ネタバレ用の別ページ。
福岡は、朝から、いい天気だ。
ピカーッ! ナツーッ! って感じ。
見る人が見れば「おぉ、三連休用の極上の天気!」なのかもしれないけども、週末を作業時間にすでに組み込んでしまっているオイラとしては「夏、なつなんて、きらいだ!」とか思ってしまうのだった。
けど、ジメジメ、ムシムシするより、何倍もましー。
昼から夕方まで、ミーティング。はー。元気が余ってるときに、狭い部屋に縛り付けられるのもなんかつらいもんだが、解放されて「さぁ、自分の作業だ!」と思ったときには、すでにやる気レスになっているのに気付くのも、なんだな。
昼食とりそこねていたので、定食屋さんで、すごく遅い昼食=ちょっと早めの夕食、を食べたよ。「スーパイコ」だったよ。すっぱくて旨かったよ。ところで「スーパイコ」って「酢豚」と同じ物体なの? 一緒に食事していた関西人はそうだというが、オレは違う物体だと思うのだが。
どうも、届くハズのメールが届かないので、色々調べたら、先日のメールサーバ不都合の対策として、メールのフォワードが一部停止されていたようだよ。
管理者の手を煩わすのもなんなので、勝手にMacにMacjordomoを立ち上げて、フォワードされずにたまっているメールを吸い出して、直通アドレスに自動的に配ることにしたよ。一人メーリングリストなんだね。
そこで気付いたのだが、Macjordomoって、何通たまっていても、一度に一通しか配布しないのね。オレとしては「何分に一度、サーバに接続するか」と「一度に何通まで(何バイトまで)送信するか」は別々に設定したいのだが。って、そういうのもあるのかなぁ? 「Macintoshインターネットサーバ構築術」を読めばいいのだが、めんどうだなぁ。
しかも、いま、すぱゆざ様から回ってきた極秘情報として、フォワードが解除されてるから、管理者への苦情メールがどっかで止まっていて、管理者が気付いてなかったらしいよ。くくく。電話ぢうやう。
週刊アスキーを立ち読み。
唐沢なをき、の「電脳なをさん」の「仮面ライダーMacOSX」っていう、お約束なネタを読んで、不覚にも大笑いしてしまって、あやうく店員から追い出されるところだったよ。不覚すぎる。
いや「MacOSX」ってのをみて「仮面ライダーX」を連想するってのは、極めて限られた年齢の元男の子に限られるとは思うんだけど、冒頭の「頬杖ついて横たわるキング・ゲイツ」って絵をみた瞬間、もぉ、どうにもとまらないというか。わはははははは。
さらに関係ないが、ついに公式に日本国内で上映されているらしい「ブルサガリ」なのだが、あの姿をみると、つい「おぉ、立ち上がったキング・ダーク(ただし、横たわっていた時と、全然顔がちがうじゃないか!)」を連想しちゃうんだよなぁ。
昨日買った、超合金のムック本を読んで思ったのだが「うわ、超合金って子供の頃は、もうちょっとまともなカタチしていたと思ってたのに、いまの年齢の目でみたら、ちょっと耐えられないぐらい、レロレロなデザインだったのね」って感じだ。
なんというか、こういっちゃなんだが「お子様の目って、やっぱ節穴?」って気がしてきたよ。
コン・バトラーVも、ガイキングも、なんか、顔とか胴体とか足首だけが、異様に大きくて、正面からまじまじと観ていると、なんだか、気持ち悪い。
ガンプラ以後、いかに、オモチャのプロポーションがまともになったのか、ってことかなぁ。あるいは、「いかにオモチャと同じデザインのメカばかりになったのか」ってことかもしれないけども。
東映スーパー戦隊ロボが、完全にオモチャ主導でデザインされているということを目の当たりにしたりして。けど、カクレンジャー以後、ロボット数が大爆発しているなぁ、と思っていたのだが、デザインする会社も、デザイナー人数に対してロボット数が増えすぎて、何がなんだかわからないままにデザインするはめになっているとか。
そうは言っても、子供心に「よくできている」と思った、大鉄人17の超合金は、やっぱりよくできていた。足首とめるネジがすぐ外れる構造的欠陥は、ちょっと願い下げだったけどさ。わはは。(あれがすぐに外れるために、オイラは、ドライバーでネジを回すという技術を取得したのだけれども)。
7/8にメトロインターネットのWebサーバがダウンしていた件について「わざわざサポートにメールするのもなんだなぁ」と思ったのと、サーバ復旧で忙しい所に「どうなってるんだ!」ってメール出すのもなんだなぁ、と思ったので出さずにおいた。
で、次の日には復旧したわけで、そのまま放っておくのがいつものオイラのやり方なのだが、「メンテナンスで数時間止まることを、きちんとWhat's Newに明記している割には、12時間以上停止ていた件について、Webページに説明が何もない」ってことと「そもそも、サポートへのメールのアドレスが、目立つところに載せてない」っていう二つの点が気になった。
と、いうわけで、7/9に、サポート宛にメールしてみた。
週が明けても、返事がなかった。
で、月曜日13日に、もう一度、サポート宛にメールしてみた。
で、金曜日17日に、返事が来た。
「一時的にサーバへのアクセスが増えたためにダウンしました。すみません」とのこと。
うーん。なんか、イヤミったらしいメールを送ったこっちが悪者って感じがする出来事だなぁ。
そのようなわけで、メトロのサーバが1日2日落ちても、文句を言わずに、黙って復旧するのを待つか、という気がしてきたのだった。体力のないプロバイダをブッ叩いても、良いことはないだろう。まる。
なんか、最初にアカウント取ったリムネットが、やたらにまともなプロバイダだったのかもな、と思う、今日この頃である。まぁ、しっかりしてて規模がでかいから、無敵かというと、ユーザも多いから、サーバはヘロヘロな気がするのだが。
あー、なんか、デジカメでアートっぽい画像を取りたいなぁ。
自分でもその存在を忘れつつある(をい)、ジオシティのページに対して「もっと写真を貼れ」と外人なメールが届いたからなぁ。
う、久しぶりにみたら「ポエムは書かないぜ」という誓いを破って、思いっきり「ポエム」を書いているじゃないか!>オレ。はー。まいったなぁ。
なお「詩」と「ポエム」はオレ的世界では別物なので、念のため。
すでに風化したCMネタではあるが、IBMの「e-business」のCMは、オレの中では、勝手にギャグになっている。
自動車の後部座席から街を見ながら呟く重役。「ライバル社は、インターネットを使って、凄いサービスをしているらしい」「e-mailで?」「いやー、もっともの凄い」「......もっともの凄い」
ってCMなんだけれども、「もっともの凄い」と、相手が相槌を打った瞬間、自動車のドアが突如開いて、巨大なピンクの熊のヌイグルミがメールを届けに来て「こ、これはもの凄い!」というオチになるso-netのCMなんじゃないか、という妄想が。
古いネタで申し訳なかった。いや、古いビデオを見返したら、このCMが出てきたので、つい。
ついでに古いCMネタで。尺八の音が吹きすさぶ中、テーブルの上の「SOLUTION」の文字列の中から「S.U.N」の三つの文字を選び出すサンのCMも、「あの中から、kill Microsoft 、とか面白い文字列が出てこないかなぁ」とか思ってしまって、すごくイヤーン。
「哲学者クロサキのMS-DOSは思考の道具だ」を読み始めたのだが、古本だけに、なんだか本全体が「タバコ臭い」ので、すごくイヤンだ。
とはいえ、別の匂いを振りかけたりすると、化学反応を起こして、部屋の中で光化学スモッグでも発生させかねないので、我慢することにする。
うー、我慢したくないなぁ。
捨てるか?(ヲイ)。
タバコと言えば。
近所の公園に、実によろしい芝生がある。晴れた日に転がってひなたぼっこすると気持ちよろしかろうという感じの。
と、思っていたのだが、今日、実際に観察してみたところ、実にびっしりとタバコの吸い殻が散布してある。
10cm四方に一個以上、という具合に、実に丁寧にタバコの吸い殻が散布してあることだな。
タバコ吸う人ってのは、他人のタバコの吸い殻が転がっていても、別に不快じゃないのかしら。そうだとしたら、強いな。世界が喫煙者によって支配されているのも、しかたない。わはは。
散乱するタバコの吸い殻をみて「これだから、喫煙者は困る」という発想をすると、実に短絡なわけで、統計的には日本人の6割だか4割だかは(どっちだよ?>オレ)喫煙者なわけで「喫煙者は吸い殻を捨てるマナーが悪い人々だ」ではなくて「喫煙者の中には吸い殻を捨てるマナーの悪い人が混じっている。喫煙者は日本人の半分ぐらいいるので、マナーの悪い人が混じっていて当然だろう」ってことなんだな。
とはいえ、タバコ吸わない人がわざわざ吸い殻の投げ捨てをするとも思えないわけで、芝生にタバコの吸い殻をまき散らした人は間違いなく喫煙者なんだよなぁ。
タバコの吸い殻問題をゴミ問題の一部にする、とか、他人のことを考えない現代日本人の感覚についてのひとつの例として捉える、とかいうアプローチをしない限り、オレにとってのタバコの吸い殻の投げ捨て問題ってのは「オレは純粋被害者で、ヤツラが純粋加害者だ」って話になっちゃうから、「自分の問題として考えてみましょう」っていうスタンスがとりにくいんだよねぇ。
多分、タバコの吸い殻って、「ゴミ」としては小さくて、あまり目立たずに、腐敗臭がするわけでも、ハエとかアリとかが群がるわけでもなくて、「目くじらを立てるほどのゴミじゃないゴミ」だから、ポイポイ捨てられるんだろうな。
多分「吸い殻って、あんまり汚くないじゃん」というか。
オレにしてみれば、なんというか、タバコの吸い殻って「致死量のニコチンを含有した汚染物質の塊」的なイメージに「無言の悪意」みたいなイメージが付加されて、ほとんど「放射性廃棄物の不法投棄」みたいなイメージになってるんだよなぁ。
まぁ、オレのイメージが大げさであるとしても、喫煙者と非喫煙者の間には、吸い殻のイメージに差があって、それが悲劇の源になってるんだろうなと。
って、喫煙者にも吸い殻に敏感な人と、非喫煙者にも吸い殻に無頓着な人とがいるだろうなぁ。あー、うー。結局「気にしない人が捨てて、気になる人がイライラする」ってだけの話なのか。
いや、言いたいことは「お前ら、タバコ吸ってもいいから、そこらにポイポイポイポイ捨てるんじゃないよ」ということだけなんだけどね。
980716c[ NOVEL "GEN" / 「GEN『源氏物語』秘録」読了 ]
「GEN『源氏物語』秘録」井沢元彦、を読了した。
「GEN」は面白かった。井沢元彦って人は、頭いいね。あと、パズル的に組み立てるのはうまい。だけど、小説を書く人としては、あんまし演出力がないなぁ。文章がへたなわけじゃないけど、ハッタリがないから、淡々というかあっと言う間に、話が終わってしまう。
「源氏物語複数作者説」を発端として、日米開戦寸前の東京と京都を舞台に、学生角川君がたどり着いた日本史の秘密とは! って話で、まぁ、もうちょっと書いてもいいけど、もうちょっと書くと、ネタバレだから。
なんか、逆説の日本史を先に読んでから、井沢元彦の過去の小説を読み返しているオレは、なんか、井沢元彦の小説を、表玄関からじゃなくて裏口から読んでいるような気がしてしょうがない。
なんというか「ついにあかされた日本史の秘密!」が出てくると「あ、なんだ、あれか」って感じで。
けど、まぁ、ノンフィクションである逆説の日本史では「あってもおかしくないけど実在しない史料」とか「当時の政権の手で間違いなく抹殺されたはずの史料」とかいうのは、当然、出てこないわけだが、小説だから「ばばーん!」と出てくるんだよなぁ。けど、まぁ、もちろん、フィクションの中で話を終わらすために、最後には、燃えたり水底に沈んだりと、消えてしまうんだなぁ。あーもったいない。
まぁ、でも、聖徳太子直筆の「未来記」が、四天王寺だかの蔵から、そろそろ出てくるとかいう話もなきしにもあらず、だからなぁ。けど、まぁ、あの「あすかあきお」氏が太鼓判押したらしいので、絶対に出てこないんだなぁ。わはは。
しっかし、逆説の日本史読んでなかったら、この話、どこが面白いのかさっぱりわからなかったかもしれないなぁ、オレの場合。逆説の日本史読んでても、なんか基礎知識が足りないから、なんか、科学知識とか科学トピックスを全然知らずにSF読んでるみたいな状況なんだよなぁ。
戦前を舞台に、さりげなく歴史的実在人物がうろうろしている話を読むと、つい「帝都物語」を連想してしまうあたりが、オレの底の浅さだな。くくく。
福岡は本日も雨。
なんと、突如、仕事場は昼から工事停電。(って、予告はあってたんだけど、忘れていた)。
パソコン・エアコンどころか、電灯もつかないので、電子兵装が使えないどころじゃなくて、ジャングルのゲリラ戦のような暑さの上に真っ暗でもー。
さっさと、資料室に退避たいひー。
本屋で買った本
巨大イグアナでも、やっぱりゴジラじゃん、と思った話は別項。
けど、アメリカ版ゴジラに、いろいろ言いたいこと(文句)もあるのは事実だ。けど、それはまた別の話。(ネタバレ対策の別ページを用意するのが面倒なんだよね)
本日の22:00から、BSでMAXのライブがあるので、興味ある人は観ると吉。
オレも当然「興味ある人」だから観るぜー。と、思ったのだが、停電で作業が遅れたので、帰宅できるか微妙。ううう。
とか、いいつつ、つい「GEN」を読みそうになってるのは秘密。
あーでも、MAXよりも、今日は、なんか、怪獣映画が観たいなぁ。「ガメラ大怪獣空中決戦」か「レギオン襲来」か。あるいは、後期ヘボヘボ・昭和ゴジラでもいいかもなぁ。酒飲みながら、レロレロ状態で、シェーするゴジラみたりして。
自転車ぶっとばして、帰宅。ぶっとばしたので、10分ぐらいしかかからなかったのだが、その最後の3分間に、突如、豪雨が。
すんげー、もぉ、びちょびちょ。立ってるだけで地面に滴が垂れるというか、足を地面につけると、靴の中から水が噴き出すつーか。もー、やられた。身体はいいけど、リュックが防水じゃないから、本が危ない。電子兵装はほとんど積んでないからいいんだが。
まいった。
と、いうわけで、MAXをライブを横目で観ながら、「GEN」を読了した話は別項。
MAXに集中しろよ>オレ。
MAXで何より気になったのは「ミーナの声、がらがら」ということである。喉だけは大事にしてください。本当に。
あと、なんというか、歌の安定性という点では、安定している方からミーナ、ナナ、レイナ、リーナ、という気がするなぁ。なんというか、ボーカルの割には、レイナは声が出てないというか。
980716a[ Why "The Giant Iguana" is not GODZILLA ? / あの「巨大イグアナ」は「ゴジラ」じゃないのか? ]
アメリカ版ゴジラ評で「あんなイグアナはゴジラではない!」ってのを、何度も耳にするんだけども、そうかなー?
まぁ、「アレは、『ロストワールド/ジュラシックパーク』のティラノサウルスであって、ゴジラじゃない」って意見はわからんではないし、それはその通りだとは思うんだけども。
なんというか「あんなイグアナ、ゴジラじゃないやい。ゴジラってのは、もっと直立してて、のっしのっしって歩いて(以下略)じゃないと認めない!」って叫びを聞いていると「そんなに薩摩剣八郎がみたいのかッ!」って逆に叫びたくなるなぁ。
「爬虫類の特徴をもっていても、踵をつけて二足歩行するからこそ、怪獣だ」って意見は、わかるんだけどねぇ。
そんなに必死になって否定しなくちゃ自分の足下が揺らぐぐらい衝撃的だったんだろうか? あのアメリカ版ゴジラって? それなりに面白かったけど、オレ的には「あー面白かった。けど、和風のゴジラもいいよねー」って感じだよなぁ。
けど、まぁ、東宝の中には「エメリッヒ版のゴジラが大ヒットして、世界中のゴジライメージのスタンダードになって、のっしのっしって歩く日本風ゴジラが、二度とスクリーンで出せなくなるんじゃ?」って危惧はあるみたいなんだけども。
しかし、まぁ、そうなったら、そうなったで諦めるしかないんじゃないかなぁ? 「外人には『正しいゴジラ』は理解できなかった」ってことで。あの「のっしのっしと歩くゴジラ」ってのは、日本人にだけ理解できる「何か」だった、ということだわ。そして「以後、日本人以外が『ゴジラ』を作ることを禁止」ってことにして、伝統芸能として守っていくか、逆に、解禁して「外人には外人のゴジラがあらーな」ということを認めるか、だな。
まー「ニューヨークのビルの谷間を走り回るだけで、ろくろく活躍しないイグアナなんかゴジラとは認めない」っていう気持ちはわからなくはないけど、そういうことを言ってる人の中の「ゴジラ」って、どういう存在なんだろうなぁ? やっぱ、1954年の初代ゴジラで終わっているのかな?
キングギドラに巻きつかれてみたり、X星人に操られてみたり、小笠原の怪獣ランドで息子のミニラとのんびりしてみたり、シェーしてみたり、ジェットジャガーとパンチパンチパンチした経歴はやっぱ無視なのかしらね。
あるいは、バラと合体した沢口靖子やメカキングギドラや太ったメガゴジラや合体変形してアステロイドベルトまでひとっとびのモゲラと戦ったり三枝ミキと精神感応してしまったりした経歴も無視なのかしら。
って、並べてみると、ゴジラってろくなことしてないわね。
ちなみに、オレのリアルタイムゴジラ体験は、5才で「ゴジラ対メカゴジラ」を観ただけで、あとは、平成ゴジラを「vsビオランテ」から「vsデストロイア」まで観てます。
だから、オレ的に「ゴジラ最大のライバル」は「メカゴジラ」なのね。キングギドラには思い入れがない。だから、この前の「vsキングギドラ」の「メカキングギドラ」をゲラゲラ笑って観てられたということらしいのだが。
まーとにかく、エメリッヒ・ゴジラは「こういう解釈もありだよね」という意味では、面白かったと思う。まぁ、以後、全部、この路線になる、って言われたらやだけどさ。
まぁ、「リアルなゴジラ」という意味では、「ガメラ」がすでにあるから、別にエメリッヒ版が何やっても、どうでもいい、ってのがオレ的なスタンスかもしれない、と思うのだが。「ガメラ」と「ガメラ2」なしで、東宝の平成ゴジラとエメリッヒだけしかなかったら、オレも、必死になってエメリッヒ版を否定するか、逆に、東宝ゴジラを否定していたかもしれない。
参考のために、とある本から、ゴジラ作品のリストを持ってきた。うーん、お恥ずかしいことに、実は、オレはあまりゴジラをちゃんと観てないのだった。ちゃんと観ずに偉そうに語るのが芸風(をい)。皆さんも、自分がどれくらいきちんとゴジラをフォローしているか、あるいは「どれぐらいゴジラに汚染されずに人生すごしてきたか」を確認してみると吉。
なお「強調」はオイラが観たことあるやつ。ただし斜体はビデオやテレビで観たヤツね。(つまり斜体でない強調が劇場で観たヤツ。昭和のやつで劇場でみたのは、「対メカゴジラ」だけなんだけど)。まぁ、生まれる前のやつはしょうがないとしても、生まれた後(1969年以降)って、「対ヘドラ」「対ガイガン」「対メガロ」「対メカゴジラ」って、まぁ、なんというか、もぉ「デガラシ」ってムード満点だなぁ。
今回、このリスト打ち込んで初めて「怪獣総進撃」と「オール怪獣大進撃」が別の映画だと知った。「オール怪獣総進撃」だと思っていたぞ。
で、「ゴジラ対なにがし」ってタイトルじゃないやつは、ひとつも観てないかと思ったら、「X星人が、床の上でじたばたのたうちまわる映画」とか「我々は『キラーク』」とキラアク星人が名乗る映画とかは、観た記憶があるのだった。「キラアク星人」って変な名前だけど「キラーク星人」だとそうでもないなぁ。
なんか、初期の「みるべきゴジラ」を観ずに、後期の「しょうもないゴジラ」だけ選んで観ているような気がしないでもないなぁ。うーん。けどしょうがないやな。「ゴジラ対メカゴジラ」から入った少年にとって「ゴジラ」って「なんか、ヘボい映画」だったんだからさー。
ちなみに、オレ的「SF映画史」は、「スターウォーズ」(1977?)から始まることになっているので、「ゴジラ対メカゴジラ」はSF映画の範疇に入ってなかったらしいぞ。
なお、さらにあまり観てないその他の東宝特撮映画なのだが、観た中では「地球防衛軍」が、すげー面白かった。女が大好きミステリアーンが富士山に立てこもってモゲラを繰り出してくるのを、地球防衛軍がマーカライトファープ熱線で焼き殺す映画。「妖星ゴラス」も、問答無用に「科学が勝つ!」って感じがよかった。科学より愛の方が強そうないまのご時世からしてみると、ホントに「そんなことしていいのか!」的に科学が勝ってしまうこの映画は、古きよき時代を思わせるは。「海底軍艦」は、期待してみると、あんまし轟天号が活躍しないので、がっかりかも。っていうか、海底帝国、弱すぎ。
ナタール人の出てくる「宇宙大戦争」と、メーザー殺獣戦車が出てくる「フランケンシュタインの怪物」を観ねばいけない気がしているのだが。
なお、古いガメラは「対ギャオス」と「対ジャイガー」しか観たことないらしいぞ。対ギャオス戦の「展望レストランぐるぐる作戦」の影響か回転展望レストランを観ると、すごい不吉な気がするのね。あと対ジャイガーのせいか「象の鼻の中にびっしりと寄生虫がつまっている図」ってのがたまに思い出されて怖い。あと、「これには猛毒が染み込ませてあります」とかいう物体が出てくると「じつは、笛になってませんか?」とかツッコミたくなるのも、このせいかもしれない(ってネタバレか)。
980715b[ "ANDROMEDIA" and AI / 「アンドロメディア」と人工知能 ]
「映画瓦版」というページの「アンドロメディア」評がなかなかだ、という話を聞いたので読んでみた。(あ、ネタバレするので注意)。
で、それに関する話はネタバレなので、別ページにしてみた。
内容的には「人工知能SFのミソって何かしら?」って話なんだけどね。
って、別ページにリンクするだけなのに、あえて別項にしてみたのは、インデックスで検索するときに、見つけやすくするためね。
福岡は一日雨。
朝5時の山笠の追い山開始の時には雨は降っていなかった。朝、目が覚めたら、かなり豪雨っていた。
洗濯せずに正解だったな。
一日、胃が痛かった。土日のどこかで食べたものが、ちょっと強烈だったんじゃないかな、と思う。油が悪かったとか。
それと、やっぱり水を飲み過ぎているんじゃないかな、と。暑いから、飲み物を、それも500mlペットボトルで、ごっきゅごっきゅ飲んでいるので、胃液が薄まって消化能力が落ちてるんじゃないかなぁ?
胃が痛くてたまらないので、パンシロンNOWとかいう、トローチ状の胃薬を舐めてみたり。はぁ。弱まり。
一日、なんだか、釈然としない悩みで、書類を前に、「てにおは」をあーでもない、こーでもないといじるような作業を。はぁ。
映画瓦版というページのアンドロメディア評を読んで書いた話は別項。
コインランドリーに行って、洗濯。ぐおんぐおん。
洗濯の合間に、「日本人はなぜ日本を愛せないか」の続きを読む。この本、読んでるとげんなりしてきて、なかなか進まない。なるほど、全部、官僚が悪いのか、そうかそうか。法的な規制のない官僚の権力の暴走をスキャンダルが抑制しているのか。
乾燥の間に、餃子の王将に行って食事。ただ、王将の食い物は、どれも胃に悪そうで、ちょっと。
レンタルビデオ屋さんを覗く。
おぉ「リング」がレンタル開始か。ぐふふ、怖そうだなぁ。観たいなぁ。
けど、10本ぐらいあったけど、全部借りられてた。ついでにTV版も2本あったけど、借りられてた。
ここ数ヶ月、どうもしっくりこなかったことがやっと判明した。恐怖映画で「レリック」と「ミミック」ってのがあって、前者が「博物館に潜む怪物」で、後者が「害虫駆除のために開発されたバイオ生物が進化して」ってやで、当然ながら別の映画。オレの頭の中で、なんかしらないけれども、完全にごっちゃになってしまっていたのだった。
オネーサンが悲鳴をあげて口を押さえているパッケージの「スクリーム」って映画もあって、別の映画とわかっていても、ディック原作「スクリーマーズ」っていうB級映画とオレ的には、ごっちゃになっている。
昨夜は、ちょっと充電が切れて、ばたんきゅー、って感じで寝てしまった(らしい)。「らしい」ってのは、寝た記憶がないから。
朝6時に一度目が覚めたが、思いっきり「睡眠が不足してます」って信号がこめかみのあたりから出ている。電気つけっぱなしで、まぶしい。しかも、尻の下からメガネが出てきた。おーい。
電気を消して、メガネを机の上にあげて、再度寝る。
二度寝したので、悪夢を見た。
仕事場に来たのだが、なんか、猛烈なシトラスの匂いが。なんか、部屋用芳香剤の強さが「通常の10倍(当社比)」って感じだ。仲間で調べたところ、「棚の上にあった分厚いカタログが落下して、真下にあった芳香剤の瓶を叩き割った上に、芳香剤がカタログに染み込んで、どんどん蒸発していた」というような事態が判明。
あわてて、雑巾で拭いたのだが、拭けば拭くほど広がり、部屋全体のレモンの香りが豊かになるような。しかも、拭いた雑巾が素敵なオレンジの香りで。
「えぇい、焼き払え!」というわけにもいかないし「隔壁閉鎖! 船外に射出しろ!」というわけにもいかない。
しかたないので、窓を全開にする。冷房は当然切って。
すっげー天気がいい。すげー日差し。汗だらだら。すげい爽快かもしれん、ある意味で。部屋の空気は、トロピカルな香りが充満してるし。ある意味では爽快だけども、この速度で汗だしてたら、1時間で干からびるかもしれんぞー。サウナサウナ。
あ、よかった午後から長いミーティングじゃんか。このまま換気してミーティングルームに逃げよう。「総員撤退!」だわ。
あー、長いミーティングだったわ。
部屋に戻ってきたが、さすがに換気されてて、頭痛がするほどの匂いではなかった。
ボスがやってきて、なんか世間話をし出すので「なんかやばい話を切り出すのかな?」と警戒していると「いやー、半日ミーティングで、数字みて、いろいろ考えてると、だんだん頭がボーっとしてこないかー? なんか、バカな話しないと頭がおかしくなっちゃうよねー」とのこと。「バカ話ならまかせてくださいよ!」とばかりに、バカ話回路全開で、オレは「学研の科学と学習のどちらをあてがうかで子供の理系・文系は親が決めることができる」とか「理想の子供部屋とは、学研のカラー図鑑と『ひみつシリーズ』が全巻そろっている部屋だ」とか、謎の子育て論を展開したら「ウチの息子が君みたいになったら、困る」とか言われてしまった。わはははは。
「息子さんが、学校から、『怪人20面相』を借りてくるか、岩崎書店のSFシリーズを借りてくるかで、息子さんの将来がわかりますよ」とオレが切り出すと「ほほぉ、どうなるのかね?」とボスは興味津々。「怪人20面相を借りてきた子は、将来、ミステリーファンになりますが、岩崎書店のSFシリーズを借りてくると、SFファンになります」と断言すると「君の世界の人間は、ミステリーファンとSFファンに二分されてるのかね」と呆れられてしまった。わはははは。
「うむ、だんだん頭が働くようになってきたぞ」とボスが去っていたが、オレの頭がなんか妄想がぐるぐるしたまま止まらないのだった。うーん、トーキング・ハイ。
某fujihiro氏と「アンドロメディア」について語り合っていたのだが、だんだんと、「アンドロメディア許すまぢ」という気持ちが高まってきたりして。わはははは。
「映画になってない」って一言につきるのであるが、「SFになってない」のはともかく「SPEED主演のアイドル映画」にもなってない、って言われると、なるほどなぁ、と。
なんか、オレ的には「ガンヘッド」に感じる「材料は悪くないのに、どうしてこうなっちゃったんだろう」っていう、もどかしい気持ちかなぁ。(ガンヘッドは同時期に、同じ材料でちゃんと料理ができあがった「パトレイバーtheムービー」というのがあったから、余計に目立つんだけど)。あるいは「さよならジュピター」に感じる「そういうところは映画にしなくていいから、別の大事な部分をはしょるなよー」というか。ただ、まぁ、「さよならジュピター」をあの予算と技術できっちり作ったも、できあがりは「レムナント6」かもな、と思うとちょっとね。
ひとつ考えたのだが、他のシーンは全部そのままにして、ハッカー兄ちゃんが一人で、人工知能についてとか、べらべら解説しまくるシーンを合計10分ぐらいつけて、ハッカー兄ちゃんの独白で、SF的な背景を説明しちゃう、ってのはどうかな。で、「人工知能の未来と暗黒面について一人思いを巡らすハッカー兄主演のSF映画と、それと無関係に愛の逃避行を続ける若い二人のラブラブ映画の二重構造」っていう映画になって「兄ちゃん、ひとりでバカみたい」って結論になって、いいかも。やっぱ「愛は地球を救い、科学は身を滅ぼす」ってのが、一番納得できるオチということで。
つまり、この場合の結論は「天才的技術があっても、かわいい彼女がいないと、暗黒になるよ」ってことで。つまり「ヒロスエがいなかったら、トオル君は暗黒の底で死んでいたね」ってことさ。って、「20世紀ノスタルジア」から脱却しろ!>オレ。
とか、勝手に妄想したり文句言ったりしても、できてしまった映画はできてしまってるんだから、無駄なんだけどね。
それに、オレが求める方向って、世間一般からしてみれば「悪化」と見なされるかもしれないしなぁ。もっと濃い人からみれば「ぬるい!」ってレベルだろうし。悩むな。まぁ、悩んでも何の影響もでないあたりが救いなのかも。
山笠も15日早朝の追い山で終わってしまうので、川端商店街の「キャッツ」山笠の画像を貼ってみた。(「ので」と書いたが、どういうつながりなのか、自分でもよくわからない)。
解説しておくと、この山笠がある場所から直線距離で300mぐらいしか離れてないキャナルシティ博多というショッピングセンターの一角が、劇団四季の常設劇場「福岡シティ劇場」なのだ。つまり地元ネタってわけね。
それはいいのだが、この山笠の頂上付近にある、どう見ても日本風の「城」は、いったい何なんだろう? 「風雲キャッツ城」とでもいうのか?
SPEEDの特番「金曜テレビの星」を見返しているのだが。って、見返すなよ>オレ。
で、観てて思ったのだが、沖縄の方言なのか、なんだか字幕みない状態でボーっと聞いてるとメンバーの発言をきちんと聞き取れない自分を発見してしまった。
まぁ、SPEEDのビデオクリップ集のプライベートビデオ部分で、いろいろ喋ってるエリコの発言が、よく考えないと認識できなかったりした過去もあるのだが。
さらに、kiroroの出ていた「うたばん」を見返してみると(だから、見返すなって>オレ)、やはり、どうもkiroroも同じ様な発音をしている気がする。「福岡」が「ふぐおか」と聴こえる。
そういうことを考えながらビデオを停止すると、テレビは「あと2時間で追い山開始」とかいう徹夜中継をしている。さすがに、ワープ日記のネタのためだけに、追い山を見に行く根性はない。
で、画面からは、博多弁が流れてきていて「あー、オレ達みんな、地方色豊かな生活を送ってるんだなぁ」とか、なんか、ウキウキしてしまったったい。山笠なあるけん、博多たい。
で、SPEEDの特番みてて、思ったのだが、爆笑する時に、メンバー全員が、口元を手で隠して笑っていた。って、普段、テレビのトーク番組をあんまり観ないので、カメラの前で女性がどういうしぐさをしているのか自信がないのであるが、なんか久々に「あ、そうか、女性は笑うとき、手で口元を隠すって風習があったな」と思い出したことよの。
その昔、フランスかどっかから有名なパントマイマー(マルセル・マルソーではない)がやってきた時に、客席から若い女性を一人、舞台にあげて、簡単なパントマイムを教えるというのをやっていたのだが、その時、しきりに照れているその女性のマネをしてみせて笑いを取っていたのだが、その時に「口元を手で隠しながら笑う」っていうのをやっていて解説者が「フランス人にはないしぐさだから、面白いんでしょうね」と言っていたのを聞いて、オレは「あ、そうか、世界中でやる仕草じゃないんだ」と思ったことよの。
なんか、世界中の高飛車な女はみんな「ほーっほっほっほっほ」と口元に手をやって高笑いしそうな気がするのだが、気のせいなのか。それに同じ声で笑っていても、文字表現が違うか。日本語では「ほーっほっほっほ」でも、英語だと「クックドゥルドゥー」とか。(それは、鶏では>オレ)。日本語で「コケコッコー」が、英語だと「ク・リトル=リトル」とか。
ま「沖縄には、古い日本の風習が生きてるんだ」とかいう結論を思いついたけど、たぶん、大嘘だわな。
福岡は晴れ。
起きたら、自民党は惨敗してて、フランスが優勝していた。
新聞の「自民党惨敗」の見出しをジーっと見ながら、ひょっとしたらW杯日本代表の時みたいに「自民党惜敗」かもしれん、と思ったのだが、やっぱり「惨敗」だったらしい。
橋龍も、自民党の誰かから、スポーツドリンクでもぶっかけられたら、同情が集まるかもしれないなぁ、とか思ったりして。
実状はどうかしらないけれども、つい先日「敗戦の将」であるところの、岡ちゃんが、きっぱりと辞任して見せたのをみんながテレビで見てしまっているだけに、がっくりと肩を落として、弱々しく「すべて私の責任だ」といってみせる橋龍は、ちょっと、かっこわるいかもしれない。
昼過ぎからミーティング。
力つきた。
週末の暴飲暴食のせいか、胃が痛い。
それとやはり、週末二日で、映画2本、小説1冊、展覧会1、ライブ1、を鑑賞した上に、謎のオデーツまでやったせいか、頭が過負荷な気がする。そういう状況で、ミーティング準備が、けっこう気合い入っていたからなぁ。
頭痛。
アンドロメディア(小説の方)で精神がいかれぽんちになった所で、人体の不思議展で、肉体がばらばらになってしまった、というか。
20時から、MAX主演のドラマ「スィートデビル」を鑑賞。
ナナさんが苦労人で、レイナが美人で、リーナが変人で、ミーナが魔女だった。
誰がネタを考えたか知らないけれども、「ミーナって、魔女っぽいイメージあるよねー」と思ったに違いない、って感じで、実にはまっていてよろしかったとオレは思う。
「ダンゴなのに?」とか、いわないように、そこの君!
しかし、毎週毎週ストーリーを追跡しなくちゃいけないかと思うと、ものすごく苦痛だ。もぉドラマをテレビで毎週見ることができない身体になってしまったらしい。
よせばいいのに、「SPEED in アンドロメディア」という、アンドロメディアフォト・シナリオ集を買ってしまう。
商売がうまいな、幻冬舎。くそ。
しかし、あらためて静止画で、しげしげと眺めると、島袋寛子さんは、なかなか強烈な顔をしていらっしゃるわ。いや、ほんと。
で、シナリオを読んだのだが、やっと「なんだかつながらないなぁ」と思っていたシーンがつながったかも。
シナリオぐらい説明してくれれば、わからないこともない話だったのね。とはいえ、「話の流れがわかった」からといって「納得できる」とは限らないけれども。
やっぱ、兄ちゃんハッカーの行動の動機が理解できん。
あとは、まぁ、ネタつーか、題材が、ありきたりというか、即物的というか。
ひねりがないのが、やっぱりつらいなぁ。ひねりを期待しちゃいけないんだろうけれども。
シナリオのラストが、カットされてるな。けど、これはやらない方がよかっただろうなぁ。オレ、これとまったく同じシーンが出てくる映画観たことあって、その映画の方が、よっぽど、凄かったからさ。
はー、でも、なんていったらいいのかしら。「お話のとおりのできごとをカメラで撮っても、映画になるとは限らない」って思いがするなぁ。単なる暴言をかますと「映画になってねーなー」というか。やっぱ、映画監督って、一種「変な人」ってのが画面からにじみでてないと、いけないんじゃないかしら、とか思ってしまった。って、原田将人とか石井そうご、とか、画面から監督の変さがにじみすぎてる人の映画を念頭に置いて観てしまったオレがまちがっているのかもしれないけれども。
けど、宇宙人ヒロコを舐め回すような映像を撮られてしまっても、これはこれで、やばいかもしれないなぁ。事務的に撮影された「SF」ってフィルターか被さった青春映画だから、まだ、冷静に観てられるわけで。
あ、「映画館でスタンプを押してもらったら、抽選でSPEEDTシャツがもらえるカード」が出てきた。ぐえ。そういえば「ALIVE」にも封入してあったな、これ。うーん。出してもあたらないのはわかっていても、なんか「くそう!」って気がするなぁ。けど、いくらなんでも、このためにもう見に行ったりは絶対しないからなぁ。