諸星未来堂ワープ日記
更新が滞るぐらい忙しい十二月第二週
MOROBOSHI Tomorou's
Warp Diary
1998 December 2nd Week
Japanese-Language Contents
リレー小説プロジェクト【StorieS Re:turnS】 君も書き込むんだ!(くわっ!)
SFと特撮の掲示板『諸星未来堂 SFくん!』が出現したんだ!
9811201b【ウクレレ・クリスマス大作戦】
オレ的クリスマスソングあんけーつ【見る】
【書き込む】
クリスマスイヴに山下達郎「クリスマスイブ」を演奏して、そのデジカメ写真をリンクするんだ!981202c【ヤマタツ作戦】
981213a[ daily life / 日常生活(日) ]
福岡、晴れ。
「ある日ある空981213」に参加してみようと思う。
が、onedayも最後はぶっちぎってしまったオレだから、忘れるかもなんだよねぇ。DC2Lは修理中なので、QV10Aしかなくて、QV10Aだと空がどう写るか。
事後登録制の「ある日ある空」だから、撮影忘れたら参加しなきゃいいだけなんだけども、どうして事前にワープ日記に書いておくかというと、「宣言することで自分に対して圧力をかける」わけじゃなくて、単に「あなたもいかがっすか?」という読者の皆さんへのお誘いなのです。そう、あなたが参加してくれれば、オレが忘れていてもいいかもとか。他力本願です。はい。
昨日の日記に追記(ワープボードへのリンクだけ)。
981212a[ daily life / 日常生活(土) ]
福岡、晴れ。
夢を見た。
「小さなカニの唐揚げがあったので「これはいいわい」と丸ごと口の中にいれてもぐもぐしていたら「あぁ、なんか、えらくちくちくするなぁ?」という気がして、ふと気付くとカニが蘇生してて口の中でハサミをふるっていた。ぐえ!」という夢だった。
目を覚ますと、布団のヘリがちょうど口の中にツッコミかけていたのだった、ってのがお約束のオチ。
なんというか「顔の上に物が載ってるので、押しつぶされる夢をみる」ってあたりが、お約束過ぎるお約束で、とってもしみじみしてしまった。
メトロインターネットに問い合わせメールを打ってみたが、土日のお休みモードにはいってしまったらしいので、少なくとも週末はリム福岡のまま更新しつづけるか。
リム福岡は明示的にはhtpasswdコマンドが置いてないので、アクセス制限その他で困っていたのだが「Web裏技」から、htpasswdを編集するCGIを取ってきたので、やっとパスワード制限のページを作ることができるようになった。
(今までは、htaccessでパスワードプロテクトをかけることはできても、正しいhtpasswdファイルが作成できなかったので、オレもも含めて誰もhttpd経由では読めなかったのだった。)
サクラにパスワードかけるときも言われたが、「Options Include」の文があるとエラーになるらしいな。
というわけで、パスワードプロテクトができるようになったのだが、だからといって秘密日記やら何やらを作ってよろこんでる暇はないのだった。(暇があっても、やらないけど)。
何故パスワードプロテクトが必要なのかといえば、アクセスログやらCGIの設定やら、オレ以外の人が読めると問題があるものを隠すためね。セキュリティぢうやう。
きのぼーず1.0R6.2がリリースされた(されていた)模様。
けっこうオレ好みの機能拡張なのであるが、年末までインストールする暇はないらしい。ふぅ。「暇」つーか、「心の余裕」ね。
(来福したfujihiroxと飲み)。メモはワープボード276読むと吉。
981211a[ daily life / 日常生活(金) ]
福岡、曇り。寒い。
沙汰日記981210に曰く、「ISDNはトーン(プッシュ)もパルス(ダイヤル)もないんですよね、Dチャンネル通信だから。問題なのはTAだけですね」
なるほど、トーン発信なのは、うちのTAの仕様だったのか。いや、試したこと無いだけでうちのTAもパルス発信を感知するのかもだが。
某所から、前号メフィストの「千街晶之ニューウェイヴ・ミステリへの提言No.5最後のチャンス」を入手。
読んでるうちに、なんか野次馬魂がしぼんで、かなり「ゲンナリ」な気持ちになってしまうのだった。
オレはかなり「かくあるべし!」とか「こんな##ばかりなら、いっそ滅んでしまえ!」ってのに共感しちまいやがる原理主義者というか教条主義者なところがあるので「楽しければなんでもいい」という一言で分析・批判を全部うっちゃってしまう発言は、あまり好きではないのであるが、しかし「本格ミステリのハリセルダン危機説」と「カンブリア大爆発説」を並べた上でカンブリア大爆発説を否定している千街氏の文章を読んでると「どーでもえーやんかー、バカミステリー、大嘘ミステリーがあったってさー」とか思ってしまったことよ。これを「ゲンナリ」と表現したのだが。
とはいっても、実際の所オレは本格ミステリの世界が、ハリセルダン危機なのかカンブリア大爆発なのかはよくわかってないので、千街氏の意見そのものにゲンナリしたわけではない。言ってみれば「なんか、SFとか日本特撮の未来に関して色々言われてる話が、ミステリ界の批評でも出てきてるのね。オレ、ミステリがどうなっても平気だから、ハリセルダン危機だろうがカンブリア大爆発だろうがどーでもいいんだよね。ということはひるがえって、SFとか日本特撮とかの現状も、SFとか日本特撮がどーなっても平気な人からみれば、実にどーでもいいことを色々みんな考えてるのね。つまり、オレが色々考えてることは、興味ない人にとっては本当にどーでもいいことなのか。あー、なんかゲンナリしてきたなぁ」ということだ。
それと、なんだろうか、通常「日本のSFの現状」とかいう話をするときは「だって売れてないじゃない」という話が出てきて「いや、それはSFの定義が狭すぎるので、売れてるSFだってある」とか「いや、実はSFは売れているんだ」とかいうような話をしなくてはいけないのに対して、ミステリは黙っていても売れる(ように見える)ので、SF者がSF冬の時代の話をするときには「いいよなーミステリ者は、とりあえず、ミステリは売れているとか売れてないとかいうことを気にしなくていいから」とか思ってしまうわけであるが、その「いいよなぁ」の「いい世界」の中でも「本格ミステリはうんぬんかんぬん」とかいう話が巻き起こってるのをみると、仮にSFがどっと売れてもあんまり幸せにならないのかもな、とか。
(えーと、なんか論点がずれてる気がするが、まぁいいか。「批評を読んでいたら、しみじみ関係ない話を思い出したよ」というような事なので)
(ところで、「カンブリア大爆発」はだいたいピンとくるのだが、「ハリセルダン危機」ってどういう意味だっけ?(^^;)
ついでに入手した「『本の雑誌』の書評」で、大森アニが「待てば海路の日和あり」だの「九〇年代最強の同時代SF『スノウ・クラッシュ』をさあ読め!」だの褒めちぎっているのを読んでしまったので、覚悟を決めて「スノウ・クラッシュ」買うことにした。年末はこれだな。(って覚悟を決めたら売り切れてるんだよなぁ、だいたい)
と思ったら、「読まない」と決意していたにもかかわらず「ジョーカー」清涼院流水を貸されてしまったので、読まねばならないらしい。ぐえ。(いや、オレが「貸して」と言ったのだが)
「ワープ日記がNot Foundになる」という話を聞いたので調べたところ、981210のメトロインターネット(www.network.or.jp)の定期メンテナンスの際に、httpdサーバのディレクトリ構成が変更になったので、まぁ、端的に言えば「ワープ日記のURLが問答無用に変更になってしまった」のだった。
うーむ、単純ミスな気もするが、まさか「アナウンスなしの仕様変更」ではあるまいな?
というわけで、メトロインターネットから何らかのアナウンスがあるまでは、リム福岡版をプライマリーとして更新するのです。はい。
そんなわけで「全米ベストセラーSF!!」だの「これは、90年代の『ニューロマンサー』だ(ニューヨーク・タイムズ紙)」だの持ち上げられまくりなSF小説「スノウ・クラッシュ」買ってきたんだよ。
けど、読むのは年末年始の予定さ。
「スノウ・クラッシュ」、ニール・スティーブンスン、日暮雅通:訳、アスキー出版局、ISBN4-7561-2003-2、\2400
「近未来の自衛隊のマシンはTRON-OSで動いているんだ!」というオチでWIRED日本語版のTRON特集に出てきた「電子(サイバー)要塞を殲滅せよ」大石英司、という仮想戦記本を注文してみたんだ。けど、なんか、すでに古本屋で探した方がいいかもな気もするんだ。
981210a[ daily life / 日常生活(木) ]
福岡曇り。寒い。
ハンズフリー電話後日談である。
「特定の角度ではちゃんとマイクが定常位置に来て止まる」ことを確認。喋っても大丈夫だけど、スルメをかんだりするとイヤマイクが落ちたりする。まぁ、オレはアゴの骨格のかみ合わせがいまいち悪いヤツだからかもしれないが。(スルメ噛むな、という説もあるが)。
「長電話したら耳が痛い」ことを確認。1時間ほど通話に使ってみた結果、右耳が痛いことが判明。インイヤー型のヘッドフォンを最近使ってないから、余計に痛いらしい。
「ハンドセット(受話器)が使える」ことを確認。My Phoneはモジュラケーブルの途中にかますことを想定して設計されているので、モジュラジャックが二つある。片方に電話線をつないで、あまったもう一方に壊れた電話機から取り外した受話器(ケーブルがモジュラジャック)を差し込んでみた。そしたら、ちゃんと通話に使えたのだった。おぉ便利。便利かどうかわからんが。
PHSや携帯電話のイヤマイクは、個人的には「骨伝導マイク」がハイテクっぽくていいと思う。ただ、アゴ関節やらが「ごき」っとかいうのがもの凄く大きく響きそうで怖いな。電話中にセンベイ食ったら大変、とかね。
981209a[ daily life / 日常生活(水) ]
福岡、寒い。
「忙しまり」
そのようなわけで、3日ぶりだかの更新になりますが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか? 私は元気です。
私は、今、燃えております。
いえ、心や瞳が燃えているわけじゃなくてですね、尻が燃えているわけです。はい、「尻に火がついた」というやつですね。
そのようなわけで、ワープ日記更新する暇がないぐらい忙しいわけです。
そのようなわけで更新が滞っておりますが悪しからずご了承くだされ。まる。
本日のBGMは「ワープ・クラシックス」\1800,SRCS7920。
実に久しぶりに聴いてみたけど、7曲目のDREXCIYA:BLACK SEAってのがかっこいいな。どっちがアーティスト名でどっちが曲名なのか、謎なんだけど。
「手ぶら超小型電話My Phone」
先日、通話中に受話器を持ったままメモ帳を取ろうと動いたら、電話機本体がフローリングの床にダイヴなされて、木っ端微塵になってしまったのは秘密だ。(そこの人、不謹慎だから「このビルは低いな」とか言わないように。ってお前が一番不謹慎だ>オレ)
そのようなわけで、安物でとりあえず通話だけできればいいや的な電話機を探しに行ったら、なんですかパソコン雑誌などで取り上げられている富士通αΩtelecomの超小型ハンドフリー電話機「My Phone」が売っていたので買ってしまったのだった。
買ってしまってから「あ、うちの回線ってダイアルじゃ?」と心配になってしまったのは秘密だ。My Phoneはプッシュ回線専用なのだ。しばらく考えて「あ、うちの回線はISDNじゃん!」と気付いたのだった。って、ISDNだったらプッシュ回線の電話機つながらないのでは? ……いや、TAからアナログ回線が出てて、そこはトーン発信なんだからつまりプッシュ回線じゃん。
頭がぼけているようですな。
そんなことより、耳の形の問題でイヤーマイクがうまいぐあいに静止せずに手で押さえなくちゃならないのですが、これじゃハンドフリーの意味がない気がする。
耳の形ぢうやう。あ、いや、そうじゃないけど、何が重要なのかピンとこない。