昼、突如、山に登ろうと企み、ミラ・パルコで出発。
実家の近所の立花山。1時30分から登山開始、下山したら2時30分。詳細は別項で述べた。
立花山からすぐのパソコン屋アプライドにいったら、前田愛のCD-ROM「歯医者と私とみずねずみ」を発見。ずっと見あたらなかったので、気付いたときには、躊躇する余裕もなく買っていた。しかし、「登山なんかしてオイラって割と健康的じゃん!」とか思ったとたんに、オイラ的には最もオタク的暗部である前田愛にぶちあたるあたりが、業というか、なんというか。どうでもいいけど、前田姉妹写真集はあまりにロリすぎるので、オイラは買わないからな!(誰に向かって叫んでるんだ?)。
実家に寄ると、お向いのお家(オイラが実家を離れてから引っ越してきたので面識がない)から、なにやらチューリップとおぼしき音楽が大音量で。CDにしては、演奏がちょっとゆらいでいるのぉ、と覗くと、ご主人らしき男性が赤いストラトキャスターを弾いている。他にもハーモニカとアコースティックギターがいるらしい音色。「うるさいなぁ」20%「楽器弾けるのいいのぉ」80%で聞いていたが、そのうち曲目がビートルズになって、ロックの夜は更けていくのだった。つい、オイラも実家のどこかに置き去りになっているはずのストラト型インチキ・ギターを探したのだが、どこにも見あたらない。結局倉庫の片隅に追いやられていたのを発見。ソフトケースから取り出してみると、細い弦が軒並み錆びをふいていてトホホなのにもかかわらず、チューニングはほとんど狂っていない(^_^;;。5000円の捨て値市で買ったインチキ板バネ式トレモロユニットに換装してあるのだが、インチキとはいえ、一応、ロック式トレモロなので、チューニングは狂わないらしい。今のギターはロック式じゃなくて1時間ぐらいでチューニングが狂うので、なんか逆トホホである。
トンカツと野菜をもりもり食う。
突如、オヤジとオフクロに拉致されて、ゴルフ練習場へ(^_^;;。オヤジはオイラが生まれる前からのゴルフ野郎であり、実家には「脅威の##打法!」的な本が、スチール本棚4、5本分(おおげさ)もある。オフクロは、オヤジの道楽を横目で見ながら手を出さなかったわけであるが、突如「あたしもゴルフしてみようかしらね」ということになったらしい。んで、オヤジとゴルフ練習場に行くのであるが、そうすると、オヤジがあーでない、こーでない、とうるさくてイライラするので「あたしと同じぐらいヘタクソいであろう息子」をオヤジへのイケニエに連れてゆくという作戦らしい。すでに、オイラと同居している弟1号も、遠くで大学生をしている弟2号もイケニエを終え、長男のオイラが最後のイケニエとなる晩/番だったらしい。
んで、さんざん、地面をぶったたいて、手首が粉々になったとさ(^_^;;
さすがに30年のキャリアがものをいうのか、オヤジがドライバーをふりまわすと、面白いようにボールが一直線に飛んでいくのな。オイラの場合、1/3は、右45度方向に一直線、1/3は左30度・仰角60度のショートフライ。1/3は、コロコロころげて、一階席のオッサンの目の前に落下(^_^;;
どういう風の吹き回しかしらないが、オイラは突如、山に登りたくなったのだった。と、いうか、オイラはインドアなヤツなのだが、海と山なら、どちらかというと山のほうが好きなのだった。んで、年に一度は久住のどっかの山に登ったりしているわけであるが、思い立っていきなり一人で久住までいくのも面倒くさいので、実家の近所にありながら、わざわざいくのも面倒くさいので敬遠していた立花山に登ることにする。立花山って山は、えーと、福岡市東区と粕屋郡新宮町と久山町の境にある標高376mぐらいの山でお供の松尾山と平山? と合わせて三つ又の山に見えるのだった。地図的には金印発見で有名な志賀島から海の中道が本土に伸びて、福岡市東区とつながった場所のちょっと奥地で国道三号線と九州自動車道に挟まれた場所に......って、詳しく書いても、意味ないか(^_^;;。立花山知らない人は詳しく書かれてもわからないし、知ってる人は詳しく書かなくてもわかるし(^_^;;
んで、どうでもいい話だが、この立花山は、小嶺麗奈主演「水の中の八月」では、話の重要なキーとなる謎の遺跡が発見される「みこ山」のモデルなのだった。
とはいえ、もちろん、登る途中に、小嶺麗奈やら天本英世にばったりでくわしたりはしないわけで(^_^;;
まー小学生でも登れるハイキングコースなわけで、たいそうな装備は必要ないんだろうけれども、先日、能古島の林の中をつっきった時、散歩装備で歩いているうちに、めっきり軽登山になってしまって、まいったって経験があるので、最低限度の装備は用意しておこう、と、雨具として780円で買った塩ビのポンチョ(レジャーシートを兼ねる)を装備、汗かきそうなのでTシャツと短パンとタオルを二組、方位磁石、カロリーメイトと板チョコと500mlのミネラルウォーター2本。あとは、何かと便利な新聞紙(^_^;;
固形燃料とかナイフとか地図とか装備すると、さらに安心度が上がるような気もするのだけれども、いざって場合は歩いて実家に帰れそうな場所だからねぇ。あーでも、薬系が皆無なのが、ちょい心配かもしれないけども。
んで、頂上まで30分の道を、ほいほい登るのであるけれども、めっきり運動不足でぶよぶよと太ったオイラは、自分の予想のはるか手前で息あがってしまって、さーたいへん(^_^;;。もぉ、オヤジとかオッサンのレベルを超えて、ジジイレベルのへこたれぶりを発揮して「よいさー、よいさー」とか一歩ごとにかけ声かけるしまつ(^_^;;。低い山だから、木陰も容赦なく蒸し暑く、虫よけスプレーかけるの忘れたので短パンから出た脚に容赦なく蚊がせまる。汗だらだら。息ぜーぜー。
すれ違う人々が「こんにちはー」と声をかけてきた時だけ、快活な青年のふりをして「こんにちはー」と爽やか(と自分では思っている)笑顔を見せるも、対向者のいないときは、もぉ、ぜーぜーいいながら汗だくでよろよろ。昔から登山中にすれ違う人が「こんにちはー」と声をかけあうのが、半分楽しく、半分うっとーしーと感じていたのであるが、細くて逃げ場のない山道で、汗だくの野郎が息をハーハー言わせて迫ってくるんだからして「こんにちわー」と声をかけてお互いに敵意がないことを示さないと、怖くてやってられねーってもんかもしれない(^_^;;。
とか妄想たくましくしているうちに、立花城古井戸跡なんぞを通り過ぎ、夫婦杉だの大樟だの通り過ぎ、ミネラルウォーターは一本空になり、けれども心臓が運動モードに切り替わったのか、頭と分離して勝手に脚が山登りするので楽は楽になってきて、デジカメで植物とってみたりセミの声やら小川のせせらぎやらに耳をすませたり。
と、突然、山頂に出てしまうのだった。安堵したのと暑いのときついので、「あぢあぢあぢあぢ、あー、ついたついた、あじー、きちー、あせだくー、あー、ながめいいなー、きつー、みずみずみずみず、づかれたー」とか叫びながらベンチにリュックをほーりだして、帽子やらメガネやらとって頭をタオルでごしごし拭いてると、風景をみてたジーサンから「若いから元気があるのぉフォッフォッフォ」と笑われてしまった(^_^;;
さて、汗も拭いて、やっと人心地ついた、ということで、風景でも眺める。立花山は、その昔、山城の天守があったので、山頂はちょっとした広場になっていて、すこぶる眺めがいいのであった。
1300年代のどこかで足利尊氏の部下であった大友なにがしという武将が博多の町を治めるべく立花城を築城。それから戦国時代の間は博多の町をめぐって攻防戦が繰り広げられたけれども、豊臣時代になって、立花氏は柳川城主に転じ、かわりにきた、えーと誰か(^_^;;が、自分の水軍のために、海辺の名島に城を移築、さらに徳川時代になると黒田長政が名島城を福岡城に移築。立花城は廃城になった上に、石垣は福岡城築城の際に持っていかれて、城跡はわずかにしか残ってないのだった。と、山頂の立て札に書いてあったけどメモってこなかったので細かい点がわからないや(^_^;;)
で、つらつら風景を眺めると、目の前に、渡り鳥天国の和白干潟を埋め立てて建設中のコンテナ基地の埋め立て現場が広がって、右手から正面に向かって海の中道が延びてて、とーくに小さく、西日本一でかい(もぉ一番じゃないのかな?)海浜公園の観覧車が見えて、その向こうに志賀島がでーんと横たわってるのが見える。東京から福岡空港に着陸するときは、普通、この海の中道を横切って着陸するので、着陸中の飛行機の窓から見えるパノラマを逆側から眺めていることになるのなーと。海の中道は砂丘だから、ほんとに地図を床に拡げたみたいに平べったい地形なんだけど、志賀島は低いとはいえ、この距離からみてても明らかに高さがある「島」で、鳥瞰ってのは、地面が平らであることと、地面は決して平らじゃないことを同時に感じるこのなのなーと思った。国道三号線が西に向かってノタノタと延びて香椎をすぎて名島になって、遠くにオイラのウチの入っているアパートが小さく見える。そして遥か西の彼方に、鈍く光る福岡ドームの天井とシーホークとタワーのシルエットが。
つらつら眺めながら、「オイラの故郷福岡市」とかしみぢみ感じるのであるが、結局、オイラの交通手段が地下鉄とその沿線の西鉄バスだけなので、「オイラの福岡市」ってのは、海沿いの地域だけなのだった。つまり、自動車がないと移動できない内陸部はまったくの未開の大地なのだった(^_^;;
あづいので、雨具ポンチョを広げて、地面にしいてレジャーシートにする。けれども塩化ビニール素材は、お子さま用プールか、はたまたビーチボールや浮輪のような、「びにーるくさーい」匂いをさせてて、せっかくの森の匂いが破壊されてちょっとー。それに、座ってると水分を吸収も通過もさせないので、触れてる身体がベタベタしてくるのだった。ってことで、ちょいと貧乏くさいけれども、ポンチョの上に新聞紙を広げて、ねっころがるのだった。おぉ、新聞が汗をすう(^_^;;。木漏れ日あびで、セミがシュワシュワ、ジージー鳴いて、とっても「夏の昼」な感じ。
つい気持ちよくて15分ぐらい居眠りしてたら、脚をアリにかまれて飛び起きると、ちょっと離れた場所で弁当を食べている中年男性と目があう。「寝転がってると、アリがくるでしょー。ははは」。そのとおりすぎる(^_^;;
つーわけで、30分ばかり山頂で過ごして、板チョコ2カケほどでエネルギーを充填してから、山を下る。さすがに登りよりも楽ちんなのであるが、登山靴じゃないので、適当な足のおろし方すると足がねじれるー、靴底が薄いので、岩踏むと痛いし。軍手もってくりゃーよかったのぉ、とか思いながら、木につかまりつつ、ぐんぐん下る。おぉ登り30分だが、下りは10分かー? とか思っていたら、いきなりにわか雨が! ぐは。
つーわけで「こんなこともあろうかと!」と用意しておいたポンチョを装備する。リュックも濡れないからラッキーだぜ。にしても、探検部な弟から「塩ビ? ゴアテックスじゃない雨具とか、自分の汗でびしょびしょだぜ」とか言われてゴアテックスの雨具を見せびらかされた過去を持つだけに「本当に汗だくなのかー?」とか思いつつ着用。うーん、汗だくになるのかもしれんがー、やっぱ、頭からずぶずぶになるのに比べりゃ、楽ちんだぜ。あーしかし、フードがきつくて、ほっぺについて気持ち悪い。けど、フード外したらびしょぬれだからなー。けど、耳が隠れると音が聞こえないから危ないんだよなぁ。なんか、ほら、頭にかぶる笠が欲しいなぁ。なんかビニール製でかっこいい笠ないかのぉ。(たぶんあるんだよな
ときどき立ち止まって、フードを外して、「雨に濡れる森」を観察したりする。
あー、足ひねったー、すっげー痛ってーぇ! うずくまるヲレ。うー、サロンパスは装備してねー。足首がはれたりしたら動けなくなるぅ。いそげーいそいで下山ぢゃー。
うわー、なんか、雨にズタズタ濡れながら登ってくる家族連れとかとすれちがってくる。みんなー風邪ひくなよー。
麓まで来たら、いきなり雨が止んだ。ぐは。
すばらしくバカな映画「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」を観た。すばらしくバカな映画、というか「素晴らしいバカ映画」と褒め称えたくなるぐらい素晴らしくバカな映画だった。楽しくハデハデで元気が出て笑えた。ナイスだ。くくく。
細かい話はネタバレになるので、ネタバレにならない程度の感想を......って、ばれて困るネタなんか、どこにもないような気がするんだけども(^_^;;
まず、シュワルツェネッガー。「ターミネーター以来13年ぶりの悪役」だそうだけども、このオッサン、どーかんがえても正義の味方よりも、悪党やってる方が似合っていると思う。タキシード着てニヤニヤしている「文化人シュワルツェネッガー」の方が、よっぽど邪悪だと思う(^_^)。。とにかく、フリーズガンの無敵ぶりといい、銀色のスキンヘッドぶりといい、銀と青に輝くフリーズスーツといい、冷気のせいで脳味噌が止まっているとしか思えないオバカぶりといい、ナイスすぎる。ポイズン・アイビーの下僕として「おばかで巨漢なだけ」なベインが出てきているから、まだ、なんとか脳味噌があるように見えるけれども、ベインがいなかったら、やばかったかもしれない(^_^;;
どっかでみた姿だと思ったら、超電子バイオマンの新帝国ギアの幹部、ストロング金剛演じる「モンスター」そっくりすぎる。
とにかく、実にシュワルツェネッガー的でナイスだぜ。
新バットマン、ジョージ・クルーニーいいぜ!
「ER緊急医療室」の女たらし小児科医ダグラス・ロス先生で有名な、アゴの割れた色男なのであるが、なにやらちょいとくたびれたプレイボーイっぽさが、お気楽バットマン=ブルース・ウェインにぴったりだったと思う。マイケル・キートンは「夜な夜な悪党をブチのめさないと生きていけない精神異常者としてのバットマン」って設定には欠かせない俳優だったと思うけれども、シリーズを通して「お気楽極楽バットマン」にシフトしつつある今、くたびれつつニヤニヤしているジョージ・クルーニーを強く推したい
だって、バル・キルマー、ぜんぜんかっちょわるかったもん。
ロビン、ばかすぎ!(^_^;;
今回は「生意気ロビンが独立騒ぎを起こして、バットマン大弱り」って話だから、しょーがないんだけども、もぉ、「生意気なヤンキーは口だけ達者だけど役に立たずで大迷惑」ってのを、絵に描いて、額に入れて、ピアスつけて、スーツに詰め込んで、ニヤニヤ笑わせて、バイクにのって配達してもらったような、どうしようもない「バカロビン」ぶり。
役に立たないだけじゃなくて、ドブに落ちまくるしーもぉーしょーがねー(^_^;;
しかし、役者が変わったバットマン、とか、新登場バッドガールとか、バット・チームの入れ替わりが激しい中、前作から全く進歩を見せない上に、作中でなんの成長もしないロビンは、シリーズの軸として重要かもしれない(うぞ)
アリシア・シルバーストーンって「全米一のコギャル女優」とか言われてて、どうしてかしらん、とか思っていたら「クルーレス」の主役だったのね。ちっとも気付かなかった。
魔性の美女ポイズン・アイビーなんだけども、なんつーか、「魔性の女」というか「きれいな薔薇にはトゲがある」つーか「きれいな花には毒がある」つーか、魔性の女すぎて、それ以外になんとも形容しようがない(^_^;;。何がしたいのかさっぱりわからないんだけども、攻撃方法が単純だから、見ててわかりやすい。単純でわかりやすすぎる攻撃方法に、毎度毎度ひっかかり続けるバットマン&ロビンの情けなさが浮き彫りすぎる(^_^;;
個人的には私服の「ダサダサ理系女」姿もそそるのだが(^_^;;
怪力薬中毒ベイン君は、もぉ、なんつーか、みたまますぎる(^_^;;。便利に使われすぎて、ちょっとかわいそうかもしれんが。ただ、コイツがメインの悪役だったら、ちょっとグロすぎて笑いながら見てられなかっただろうな。
どうでもいいけど、予告で見た「実写スポーン」にそっくりすぎるかもしれん。
執事のアルフレッド。「シリーズ4作すべてに出演している唯一の俳優」という以外にも、今回はかなり話の鍵になるジーサンであるが、さりげなく20周年記念Mac(スパルタクス)を使っていたりして、なかなかかっこよろしい。なんかスパルタクスの「エグゼクティブのためのコンピュータ」くさいイメージが鼻についてしょーがなかったけれども、ウェイン家の調度品として許せるパソコンといえば、スパルタクスじゃなきゃ、あとは、木目パソコンぐらいかもしれんなぁ、とか思えてきたのだった。それにしてもバッドケイブがMacOSで動いているとか考えると、爆弾でそうですげー怖いんだけども、ってこれが本当の「バット爆弾」ってやつか!(ちがうって)
行方不明だったPHS接続ケーブルは、オイラの部屋の床に落ちていた。荷造りの際に落としたらしい。わけわからないケーブルの間に落ちていたので発見が困難だったけれども、コネクタ形状に見覚えがあったから。って部屋かたづけろよ>オレ(^_^;;
アロエローションが効いたのか、背中はあまり痛くない。んがしかし、水膨れになっていた肩の皮がボロボロむけてきて、すげー気持ち悪い。
お気に入りだった首さげペンダント型ボールペン「お魚ちゃんボールペン」を旅先で落とした。本来、落としやすいぶら下げボールペンであるが、オイラは旅先で落とすのは二度目である。とほほ。
例のSPA!の「インターネットに日記を晒す人たち」の記事は、実に無難な内容だった、と思う。特に記すべきこともない、って感じかな。でも歴史なんか一応調べておいて無難にまとめてあるみたいだから、大変だったろうとは思うけども。せんべい氏の語る歴史のあたりも、随所に知識を補完しないと何のことやらわからない省略ぶりだけど、無難だし、大森望氏のコメントも無難だし。「日記廃人」って言葉が「自虐とプライドをあわせもつ」って指摘は、ついうなずいてしまう威力があったけど(^_^;;。端的にいえば、自分の知らない/読まない日記が取り上げられてても、あんまり興味わかないよね、っていうか。平和がなにより、ってことで。
それより、SPA!の編集長って、中森明夫だったのね。全然知らなかった。って、ちがうじゃんか、中森文化新聞のコーナーだけなのか(^_^;;。知らない間にすげー出世したのね、とか思ったわいな。
MobilePC誌を立ち読みしたのであるが、あるマシンのあまりのかっこよさに、あやうく雑誌を取り落とすところだった(^_^;;
それは、PSION社(発音はピジョンじゃなくて「サイオン」とか)というイギリスのPDAメーカーがWindowsCEマシンに対抗するために開発したとかいうPSION series 5なるPDAマシンなのだが、そのキーボードが、かっこよすぎ! なんと表現していいかわからないのだが、小さなボディぎりぎりいっぱいまで、各キーが巨大化した、というか、リターンやバックスペースなんかを押しやって、おそらくタッチタイプ可能なサイズまでキーを巨大化させたんだろうキーボード。すっげーかっこいい! これでタッチタイプできなきゃ、たんなる「捨て!」なのだが、タッチタイプできりゃーもぉ燃えすぎ! って感じ。
オイラは、カシオペアにしろモバギCEにしろ、「標準キーボードをそのままスモールライトで小さくしました」っていうキーボードが嫌いなので、こういう「PDAサイズでも、無理すればタッチタイプ可能キー搭載できます!」な態度は感動ものだわ。かっこいー。それに、まぁ、正直な話「なんかわけわからないキー配列って未来的でいいよねーM式とか願い下げかもしれんが」だな。
あー、単に「AXISに出てきそうな無理矢理な未来っぽせ」に惹かれたのかもしれん。モックアップぢうよう、ちうか。
とはいえ、オイラのキーボード談義は基準が「オレがタッチタイプできる」っていう甚だ個人的な基準なので、話がちっとも一般化できないのだった。タイプしなれた人なら、リブレットやらHP200LXのキーを親指2本で(オレよりも充分高速に)タイプできるらしいし、そもそも、オイラは数字キーとかこそこそ目で見て打っているので「タチタイプとはおこがましい」らしいし。タイプの達人に言わせれば「ミスタイプするような人はタッチタイプできる、とは言わないんだよ」とか(^_^;;
PSIONは、さらに、このキーがフタ開くと本体奥からスライドして出てくるらしいんだけども、オイラはどーも、この「変形キーボード」って信用できないんだよねぇ。壊れやすそうで。
あーとにかく、ボディ前面をうめつくすキーボードなCEマシンが出ないかしら。はーどきどき。
ショッパーズ・ダイエーの文房具屋「ピットまつや」で、無くしたお魚ちゃんペンと同じペンを購入。ふふふ。てっきりもぉ売ってないと思っていたのだが、売場のすみにひっそりと。っていってもずいぶん数が減っていたので、おそらく売り切れるのを待ってるんだろうなぁ。スペアとしてあと数個かっておきたいのだが、落とすとわかっているペンに何千円もかけられないオイラだった。
つーわけで、GTと「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」とか観てきた話は別項で述べる。
夕方に、福岡に帰ってきた。佐賀は近いな。
つーわけで、大濠公園花火大会を見にいくのだった。オイラといっしょに花火をみたいという寂しい人は、夜7時に天神地下街の中央インフォメーションに集合ね(^_^;;
目印は......ヒロスエが表紙の「Kyushu Waker」を持ってくること。んで、目が合ったら、ヒロスエのマネして「うみめぇ、かーくごしろぉ!」と叫ぶこと(うぞ)
と、いうわけで、チョイ遅刻して7時5分に地下鉄インフォメでGTと待ち合わせ。定刻にPHSに入ったGTからの「遅刻してんじゃねーぞ、てめー」コール(^_^;;によると「インフォメも地下鉄駅もとんでもないことになっている」とのことだったが、たしかに浴衣オネーサンがワラワラいるのであるが、「とんでもない」ほどでもない気がするのだった。だって、キップ買おうと思ったら3人ぐらい待てば買えるんだもん。
んで、念のためKyushuWalkerを取り出して、きょろきょろするのであるが、「あ、ともろうさんですが、ボク、##です」というような熱い出会いは無いわけで、手に持ったKyushuWalkerの表紙でほほえむヒロスエを凝視してみたり「うみぃ」とか言ってみたい(うぞ)
にしても、やはり「やっぱり浴衣だよね」とオネーサンが安心していそいそと浴衣着て出かけてくる行事といえば、花火大会なわけで、オネーサンの3割から4割ぐらいが浴衣だったような。まぁ浴衣は目立つから、本当はもっと少ないのかもしれないけども。最近の浴衣はカラフルなのが多くて、見てて楽しいのである。GTに言わせれば「最近の浴衣は浴衣の基本を押さえてない!(-_-#」とのことだが、オイラ的には「かわいければ、かわいいほうがいい!」ということなので。まー、確かに、温泉宿に美人のオネーサンが、紺色のカスリの浴衣着てたたずんでたら、そりゃー「これっす!」って感じかもしれないけれども、紺色の地味な浴衣をこのカラフル天国に投入すると、ちょっと地味すぎるだろうなぁと思う。
オイラの個人的な趣味では、色は、黄色ー>うぐいす色ー>紺色ー>朱色,って感じになるのであるが、なんだかんだいって、紺色つーか青紫系が、一番涼しげなのな。あと、浴衣のオネーサンの「『無造作にアップにしてみました』と見えるようだが、実は入念にしこんできている髪型」も素敵ですなぁ。遠くからみると「ぐるっと捻ってとめただけ」に見えても、近くで見ると、至る所にヘアピンが入っているあたりが。なんつーか、その「隠し包丁」ってやつ?(ぜんぜんちがう>おれ)
しかし、浴衣ブームらしいが、野郎の浴衣など2人しか見なかったぞ。まぁ「成人式に振り袖着てくる女の子は厖大だけれども、紋付きハカマきてくる野郎はごく小数」ってのと同じ現象なのかもしれないが。
つーわけで、7時20分まで、目の前を流れていくオネーサンの浴衣を観察/堪能させていただいたわけであるが、デジカメで撮影すると怖い彼氏が飛んできそうな雰囲気だったので、デジカメ画像は無しね(^_^;;
つーわけで、やってきました地下鉄大濠公園駅、7時30分。大濠公園のでかい改札口が開いているのを始めてみましたが、ひょっとするとこれは、年に一度のことなんでしょうか?(他には、箱崎宮前駅なんかにも初詣専用のでかい改札口が隠してありますなぁ)。
見物客がすでにぎっしり......とはいっても、オイラ基準では、これを「とんでもないこと」とは言わないような......GT基準は、ちょっと辛いつーか甘いんじゃないかなぁ? 「歩いていると前後左右の他人と身体が接触する」ってのが、「とんでもなく混んでいる」の基準らしいんだけど、オイラの場合「とんでもなく」混んでるという場合は「前後左右の他人と身体が密着する」ぐらいじゃないと。あ、べつに「密着したい」わけじゃないので(^_^;;
大濠公園の北側の入口から東側の岸の方に入っていったわけであるけれども、児童公園の遊戯施設は下から上まで見物客がぎっしり鈴なりというか。それに、前に来たときは、見物人は全員立っていたような記憶があるのだけれども、今回は、公園を周回しているランニングコースの最外周が移動用の通路と立ち見席で、その内側はみんなゴザやらピクニックシートやらをひいて、座っている。うーん、いつから座りオッケーになったんだ?
何も食ってないオイラは、猛烈なハラヘリを感じたので、出店でなんか縁日ライクな駄食でも食べるかといろいろ物色したのであるが、やはりたこ焼きが一番食べたい! とたこ焼き屋さんに近づくと、これまた長蛇の列。オバチャンが「いくら並ばれても、焼けないわよ」と叫ぶ。しかたないので、通過するわけだけど、数件先のたこ焼き屋には客がさっぱりいない。う、うーん? どうでもいいので、ここでたこ焼きを買う。
オイラ的には結局立ち見になるんだろう、と漠然と考えていたのであるが、GTが「きついのですわろうぜー」というので、お子さまをつれたご家族連れの後ろに座る。
つーわけで、花火始まったんですが、いやーもぉーすげーっすね。げらげらげらげら。なんつーか、視界いっぱいの打ち上げ花火が次から次からうちあがって、息つく暇もないというか、嫌だといわなきゃ死ぬまで食わせられる花火の割子ソバ状態というか(^_^;;。タダでこんなもんが見られるなら人混みにもまされもしょーがないというかー
つーわけで、肝心の「花火そのもの」については、「とても言葉では言い表せません」というか、「言葉で語ってどおするよ」というか(^_^;;。見なかったアナタ、ご愁傷様つーか(^_^;;
というわけにもいかないので、思いついたことを色々かこうかしら。
とりあえずQV10Aを装備して出撃して、てきとうに20枚ほど花火を撮影したんですが、もぉ、手ぶれというか、シャッターチャンス逃すというか、明暗差が大きすぎて、露出オートだから、花火は先端の最も明るい点しか写らないというか。いや、いいわけですよもちろん(^_^;;。本気で撮影しようと思えば、暗さに強いDC2Lを持っていったと思うので「QVでいいや」ってあたりが、やる気のなさっつーか(^_^)。
と、QV10Aで花火を撮影していると、背後に座った女子高生(らしい)4人組が口々に「あ、デジカメやん」「すごいちいさかー」「よかねよかね」とつぶやくのが聞こえる。QV10がデジカメとして「すごくちいさか」かどうかは、意見が別れるっちゃばってん、これはもぉ「デジカメナンパ」ばせんといかん雰囲気になったっちゃばってん、花火みるのが忙しかったけん、ナンパとかせんかったと。
みんな私服だからなあ。浴衣だったら「ざ・撮影会」もやぶさかでないのだが。どうでもいいが「背後」の女の子たちの服装をどうして把握しているかは、ここでは謎ね(^_^;;。
うーん、ひょっとして、彼女らのいう「デジカメ」というのは「デジたるびでおカメら」のことなのかしら? あーそれなら、確かに、QV10サイズのDVカメラはまだないなぁ。
というわけで、花火大会は「8時から9時まで」という大会側のアナウンスを大幅に無視した9時30分でうちどめになったのだった。途中、小雨が降り出すとか、後半、横風が強くなって、花火がきれいな球形にひろがらない、とか色々あったのであるが、楽しうございました。しかし、どーでもいいけど、サーチライトはせわしないだけじゃなくて、煙に写ってすげーうっとーしいので、来年から止めて欲しい。
で、ぞろぞろ民族大移動的に移動するのであるが、大型電話ボックスの上にピクニックマットをひろげてお弁当を食べてるご家族連れとかみると「どうやってお子さままで上にあげんたんだ?」とか思ったり、舞鶴公園との通路の所に立っている像の上に座って花火みてた女の子とか「どうやって登ったの?」とか不安になったり。(彼氏ぢうやう、なのだろう)「大濠公園」って書いた石柱の上に登ったヤンキー御一行は、飛び降りたくても下をぞろぞろぞろぞろと人が通るので飛び降りられなくて、しかたなく「ぴーすぴーす、いいぇー」と叫んで盛り上がっていたり。
そうそう、人混みの中で「超なにがし」という話し方はまったく聞かなかったけれども、例の「か_な~り~」っていう語尾に高低アクセントの高いアクセントのある「かなり」を、かなり聞いた(をい)。「なんか、この花火って、かなり、すごくない?」とか「この木が、かなり、邪魔」とか。
腹減ったので大皿料理の店とかいう居酒屋に入り込んで、いわしのつみれとか、にんにく芽のいためものとか食って、さんざん飲んで、帰って寝た。