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【Warp Diary】 Rocket Summer!
ワープ日記は、新しい記事が上に増える逆順形式です。
この“日記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。
[4月の日記]
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[5月後半の日記]
[6月上旬の日記]
[6月中旬の日記]
[6月下旬の日記]
[7月上旬の日記]
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[7月下旬の日記]
[8月上旬の日記]
[8月中旬の日記]
【ワープ日記インデックス】
感想のメールはこちら的 :
morrow@hf.rim.or.jp
【ワープ日記番外編「沖縄DAYS」】ver.2.0
創作系SF者な執筆者求む! 読者も求む! 感想文も求む! 燃えて読め! 熱く書け!>リレー小説プロジェクト【ストーリーズ】
AI出版のサバの「ワープ日記」は、どうも更新が失敗しがちですので、リム側のURLもフォローしていただけると、うれしいっす>読者の方
http://www.hf.rim.or.jp/~morrow/warp/warp.htm
はオイラの誕生日です。オイラは「お誕生日おめでとうメール」を激しく歓迎します。そこのところをよろしく。宛先こちらmorrow@hf.rim.or.jp
・960829a【オタクからの手紙】
下宿に帰るとポストに見知らぬ名前の人から手紙が。開けてみると、3年前のアニメージュの付録が。タイムボカンのOVA「王道復古」の時の特集ブックレットで、三悪トリオの名前が全部書いてある。
先日のコクラノミコンマーケットで、久しぶりに会ったサークルの先輩(現在は立派に社会復帰中)を会場で捕まえて(会場にいること自体が、立派に社会復帰してないことを証明しているのだが)「タイムボカンの三悪トリオの、イタダキマンの三人だけが思い出せない」などと言うと、先輩の妹の彼氏の友達のサークルの関係者の知り合いの......というちょっと考えなくてもかなり他人な人を紹介されて、二人でウンウンうなって、結局思い出せず「家に帰れば資料がありますから、手紙で教えますよ」と言われたことを思い出したのだった。ぐは、丸ごとくれたのか! いいのか?
と、手紙が入っていた。筆ペンで力強く書かれたその手紙が言うには「このブックレットは進呈します。どうぞより一層のオタク道を極められますように。」と。く、くぅ、も、燃える! 燃えるぜー。ぐごごごごごごご。
ちうわけで「超いやぁん」というオチを期待していた皆さんごめんなさい、「同じ穴のムジナ」ちがう「三つ子の魂百まで」ということなのだろう。言い換えると「ジロー、ダークに生まれし者はダークに帰れ......」ということになるのかもしれない。
ちなみにイタダキマンは/ヤンヤン/ダサイネン/トンメンタン/でした。
・960828a【「優良ドライヴァー」は、このオレ】
つーわけで、優良ドライヴァーなのは、このオレ。誕生日ぎりぎり前に免許更新にいくのは、決して優良な部類ではないと思うがなぁ(^_^;;。無事故無違反でえーと、5年かな?。って言っても、「オレ優良ドライヴァーだぜー!」って見せびらかすと、すべての人が「でも、ペーパでそ?」と言うのは悲しい現実なのだった。(決してペーパードライバーではないと思うけどなぁ?)。んで、もらった免許証は、「平成13年の誕生日まで有効」が金色になってて「優良」の文字も入っているけど、まだ、小さいサイズではないのだ。ってことは、なくさない限り21世紀まで、このサイズなのかー。むー。
視力検査も燃えたな。オイラは裸眼で運転する度胸はないのだが、実は「眼鏡など着用」は付いてないのだ。裸眼で運転できるのだ。しないけど。今年はもぉーあきらめてもいいかなーとか思ったんだけど、やっぱ、挑戦することには意義があるかもしんない、とか思って挑戦するのだった。前回は、その場で眼鏡外したので調子が戻るまで数分かかって、やばげだったから、今回は、行きのバスの中から外していたのだが、そうなると、本どころか景色みてても頭痛がするわけでー(^_^;;。乱視は辛いわ。まぁ、これ幸いとばかりに、ぐーぐー寝てましたけども。
免許写真カメラ、普通のフィルムカメラなのか、それとも電子的なカメラなのか知らねども、横になんか20リットル入りのシアン・マゼンタ・イエローの原液ポリタンクが置いてあって、ちょっとイヤーン。
あと、コンピュータに登録するオペレータのオネーサンたちのテンキーさばきの速さは、なんか自分のキーボド操作能力を恥じてしまうほどだった。すげー。
・960827b【ビデオ「未来世紀ブラジル」をレンタ】
つーわけで、「未来世紀ブラジル」のビデオをレンタしてきた。なぜかというと......いや、書くまい。忘れてもらっていたほうが、気が楽だわ(^_^;;。しかし、翻訳ソフトを入れてた借り物マシンが思いの他早く回収されちゃったので、シオシオ。翻訳ソフトは、まぁ、どちらにせよ笑いをとるぐらいにしか使えないからいいんだけど、電子辞書が搭載されてないと、作業能率が、ぐーっと落ちるからなぁ。まぁ、根気と熱意と時間がボトルネックになるんだけどね。(いいからさっさと訳せ>オレ)
・960827a【福岡ドーム】
福岡ドームに行ってきた。ダイエーvs日ハムを見てきた。
本日は怪しいコネを使って年間予約BOX席で見てきた。一番偉い人が使うロイヤルボックスの隣の席だった。つまみもビールも非常に高い上に、サービス嬢が持ち込み物品に目を光らせているので、ずるして安酒安つまみってわけには、いかない。しかたないから、いったん外に出て食い物を調達する。というわけで、ウェンディーズいってチリ食うオレ。くぅ(>_<)/。さらに全長100メートルだかのカウンターがある、スポーツバーを冷やかしにいく。一人で寂しそうにカクテルちびちびやりながら野球みてるメガネっ娘、とかは見当たらなかった。(見当たるかって>オレ)。あ、見当たったらすかさずゲットされた後の祭だったのか。そうかー。るるるー。
野球みないで、福岡ドームの周りをウロウロしてQV10で、くだらねーものを撮影しまくっていた。なんか、有名人の手のレプリカが握手用に壁からにょきにょきはえている気持ち悪いコーナーがあった。曙の手は、やっぱ、すげーでかかった。王選手の手があったので、記念に握手してみる。王監督には興味ないけど、往年のホームラン王の王選手は、まぁ、あこがれってことで(^_^)。さらに原田知世の手とも握手してみる。さらに、シーホークのOPAに行って、「ペルー製、ナスカの地上絵ペーパーウェイト」とか「オーソセラスの化石のペンダント」とか、くだらねーものをガシガシ購入する。物欲大爆発中。(最近、ぶらさげ物に凝りはじめようかと思っている。しかし、個人的には「ストップウォッチ」に行き着くのではないか、という予感がするので、凝り始める前から懲り始めている気がするのだった。まる。)
んで、アルコールが欲しまったので、缶チュウハイ「あらしぼりミックス」を注文したら、ドームは缶瓶持ち込み不可だから、すかさず紙コップに入れられてしまう。さらにボックス席は外部から持ち込み不可だから、野球を見ようと思ったら、すかさず全部、胃袋に入れないといけない。ってわけで、ぐーーーーーーーっとあける。げぷ。
んで、席に戻るとドーム天井があいてやがる(^_^;;。夜空にシーホークがそびえていて、なんか、すげー夏祭的いいかんじ。アルコールもまわって「いいぞいいぞ、やれやれー」的な気分になる。
と、そうこうしているうちに、案の定、ダイエー負けた。
なんか、すでに8回裏のダイエーの攻撃が終わった時点で、人がゾロゾロ帰り始めるからなぁ(^_^;;。負けて終わったから、終了後に応援歌も流れないのであった。
さぁーてと、福岡ドームも堪能したことだし、ついでに「ガメラ・大怪獣空中決戦」でもレンタして観るかァ!
・960824b【BGM】
MAKIHARAの「Digital Cowboy」
PUFFYの「amiyumi」
ここ一週間、この2枚のCDが、とっかえひっかえ、無限に鳴っています。鳴らしたまま寝て、目が覚めたら鳴っているので、サブリミナル的には、100回ずつぐらい聴いている的。
もぉ、完全に「基本クロック」というか。
・960824a【コクラノミコン】
【コクラノミコンほめぱげ】
コクラノミコンに行ってきた。忘れないうちに、メモだけ書く。正直なところ「オイラには関係ない世界」だった気がする。SFに対する知識も情熱もSF界に対する知識も情熱も愛も足りないというか、ないというか。なんか、常々「偽SF者」なんじゃないかな、と思っていたけど、やっぱりそうだったらしい。SFMも毎月買ってないし。(「毎号買っているわけではない」と「毎号常に買わない」のどちらの意味にもとれる文だ)。
まぁ、いいや。心の暗黒を書き記したところで、後で嫌になるか、単に興奮してダーク入ったかのどっちかだし。
- 会場をろくろく調べもせずに行ったので、間違えた。某主催者の一人が「小倉駅の裏のすげーかっこいいところでやりますからね(にやり)」って言っていたので行ってみたら、小倉駅の裏のすげーかっこいい建物は、全館がホテルで、とても「国際会議場」ではなかった。しかたなく、海側に数分歩く「北九州国際会議場」ちう、おもちゃかはたまた巨大ロボか? ちう恥ずかしいデザインのビルまで歩く。蛍光グリーンの帽子をかぶって、後ろ髪のばしてて、ちょっと太ってて、ジーパンでリュック背負って、んで、なんか自信まんまんで、髭そり後が青々しい「おにーさん(おっさん)」を発見したので「後をつければかんぺち!」とついていったら、全然ちゃう世界に連れて行かれた。人を見掛けで判断したら、いかんね。(ちょっとまて、どういう「見かけ」で判断してたんだぁ!>俺)。あ、オイラのリアルワールド的外見や、オイラの自己イメージを知らない人のために解説しておこう。オイラはこういう場合「自分と同類な服装な人」をまず検索ターゲットにするのだ。(だから、なんだよ、おい>おれ)。
- 国際会議場では某ロボットメーカーが研修をしていた。「SF」といえばSFなんだけど、違うものは違う。ロビーにコクラノミコンのポスターがはってある。やっぱり、あのかっこいいホテルでよかったらしい。無駄手間。このポスター、近所の某大学の掲示板にもはってあって、確認しようと思っていたのに、先日の台風でどっかにいってしまっていたのだった。掲示板ごと(^^;
- ホテルは、なんか「どうもすみません」とあやまりたくなるような豪華な雰囲気につつまれていた。金色の「本日の宴会」パネルに「日本SF大会」と書いてあるのが、なんか不気味というか違和感というか。まぁ、宴会かもしれないなぁ。酒入ってないのに無礼講というか(^^;
- いったん、3階のインフォメーションコーナーに言って登録が2階だと言われて、登録をする。2万8000円は、まぁそんなもんだろうという金額ではあるが、これで完全にHD増設計画は白紙に戻るというわけだわ。
- メインの会場となる4階まであがる。ぐは、なんか、いきなり魑魅魍魎というか、なんか「同類」な人々がわらわらしていて、とっても、いやーんというか(^^;
- ショックから回復できないまま、会場をぐるっと一周する。どこにも居場所がなくて、しかたなく、もう一周する。
- ぐるぐる回り続けて傍観者をしていてもしかたがないので、ガメラvsレギオンポスターに開田先生がサインしている列に並んで買う。あ、これ、コミケでも買ったんだけど、いいか、\200だし。「お名前は?」「諸星です」「漢字は?」「これこれと書きます」「あぁ、諸星あたる、の、諸星ね」。うー、個人的には「モロボシ・ダン」の、諸星だぁ!(と、思ったが、モロボシ・ダンって、カタカナだからさー。ちなみに諸星弾、と書くらしい)。関連名では「モロボシ・ダン」−>「諸星大二郎」−>「諸星あたる」という順番のつもりなのだが。まぁ、オイラ一人がつもりになっていてもどうでもいいのだが。
- すでに15時を回っているので、企画の半分は消化されている。とはいえ、特にみたいものがあるわけではなく「うわさにきくSF大会というものを見学に」というスタンスであるから、別にかまわないのであった。しかし、「トンデモ本大賞」はみたかったかもしれない。「今、新しいスペオペを語る」も。
- 「出張お宝鑑定大会inSF大会」は「満員御礼」でまったく入れず。
- 「突然生うたの会」は、どうやら大きな部屋の企画がいっこポシャった穴埋めらしくて、生ギターで「うた」を歌っているようだった。覗いた時は「##のイントロが思い出せない。誰かおぼえてるひとー?」という微笑ましい光景だった。
- いつまでもぐるぐる回っていてもしかたがないので「自主映画上映−娯楽の巫女ちゃん」にもぐりこむ。「仮面ザイバー」というのがあっていた。なんか、いきなりしっくりくる企画にもぐってしまって、心が和む(ぐは)。やれ! 戦え! 仮面ザイバー! 狙いは世界征服だ!(ヲイ)。しかし、ビデオや映画を撮るってのは大変だよなー。日常のシーンを使うためにもわざわざ「撮影」しないといけないし。「しんじられないぐらいの美女」とかじゃなくても「じーさん、ばーさん」とか「ガキ20人」とか、どこにでもいるような人間を使いたい場合でも、探してこなくちゃいけないし。これにくらべりゃー、まだ、マンガ描く方が楽そうな気がするなぁ。(作業としては、楽とは思えないけど)。文章書くのは、もっと楽そうだなぁ。まぁ、クォリティという話を無視すれば、の話ですけど。
- 映画は次の「暴竜キャプテンドリーム」なる映画にかわる。パロディギャグ物の後に、正統派で説教くさい(失礼)ヒーロー物をみせられると、つい茶化してしまうので、いかんなー(^^;。後半、キャプテンドリームは巨大化して怪獣と掴み合いをするわけだけど、なんかナメテみてたら、ミニチュアがすげー凝っててまいってしまったわい。見上げた視界に、いちいち電線が横切っているのもまいったけど、なんというか、2階だてアパートみたいな生活臭あふれまくる素材をミニチュアで作られてしまうと「これはミニチュアだな」という機能が麻痺してしまって、つい、ボーっと見逃してしまった。やっぱ、オープンセット(露天)な町並みはいいわいなー。(雨降ったらどうするんだろう?)
- 自主制作映画は楽しいのだが、目が疲れまくってジンジンしてくる。
- サークルの先輩(って、オイラも先輩もすでにOBだが)にばったりあったので、遅い昼飯を兼ねてお茶しに会場を出る。
- ラフォーレ小倉の地下にもぐって、ファストフード広場みたいなところで、Bondiのカレーを食う。チキンカレーを食ったが、なんか、すげーうまかった。外でカレーを食って「う、うまい!」と思ったのは久しぶりだ。普段ろくなカレーを食ってないということなのだが(^^;。そもそも世界にカレーというのは3種類しかないわけで「実家の御家庭カレー」「キャンプのカレー」「外食のレトルトカレー」。うぅ、やはりオイラのカレー観はまずしい。うまかったが、辛口、すげー辛い。
- 会場に戻り、ちょっとうろうろする。「寺島玲子のマジック・ザ・ギャザリングの部屋」は、果たし合いの会場となっていた。
- 「日本CG大会」は、オープニングアニメーションの再上映とメイキング裏話があっていた。確かに、器材とソフトは安くなったと思う。自動車買うのやめたら、本当にCGアニメが自作できる。
- 某大学コンピュータ研の人が新歓用につくった自作CGを上映してほしい、ということで飛び入り上映。最強に最狂だった(^^;。コンピュータ文化?(パソコン文化)というのは、ありとあらゆる素材をコンピュータネタに置き換える事が可能で、すげーなーと思った。カバラ生命の樹がクラスライブラリ表? とかフローチャートに化けるのは、パロディとか冗談とかいうよりは、なんか、コンピュータって本当に「世界を写す鏡だなぁ」とか思った。(思うなって>オレ)。
- しかし、CGとかビデオとかみてると、なんか映像系の人のつくる物って、かっこいいなーとか思った。
- ロビーにはコスプレ者がウロウロしている。電動オームの子供を持ったナウシカ母娘とか、カネゴン着ぐるみ幼児とか。バトルプロテクタ系の髭のおっさんとかも多いけど「コスプレ」なのか「単なるおしゃれ」なのか、わからない。まさか「普段着」ってことは、ないだろうな。「雨宮慶太最終形態」もいた。「本人なのかなぁ?」とも思ったけれどもパンフのゲストコーナーに「今年はいけません」と書いてあるところをみると、コスプレだったようだ(^^;。
- オッサンは、なんかもぉ「一昔前の従軍カメラマン」みたいな人が多い。髭、キャップ、サングラス、長髪ちょんまげ、ちょいと太め、Tシャツ、ジーパン、ウエストポーチ、リュック。そうでないとしたら「仕事はシステムエンジニアです」みたいな理系顔のオッサン。若い男は、なんかもぉ、ほら「理系大学生」というか。女の人は、まぁ、普通の格好の人ばっかりだけど、ここぞのおしゃれでチャイナドレスが何人かいらっしゃったわ。
- ロビーに本屋の出店。「人工知能の未来」とか「ポストサイバーパンク」とかいう特集の思想系雑誌が片っ端から欲しくなるけど、読んでもわからないんだから、と買わない。買いそびれていた「オタクと三人の魔女」大原まり子、を見かけたので買う。
- ロビーに「MTG野試合場」というテーブルが出ている。野試合は終わってしまっていたらしくて、若いおかーさんが、ちっこい息子さん相手にMTGをしていた。おかーさんは、さらにちっちゃい息子さんが、はいはいしてどこかにいこうとすると回収にいかなくてはいけないらしく、勝負に集中できてない様子(^^;。しかし、なんか、やたらと親子連れを見かけるが、つれられてきている子供さんは、どこまで状況を理解しているのだろうか?
- 星雲賞発表まで1時間ぐらい時間があるので、会場を抜け出してぶらぶらする。なんか、人間がぎゅうぎゅうすぎて、くらくらしてきたのだった。
- ぶらぶらする、といっても、先ほどのラフォーレの地下に降りて、本屋で立ち読み。入口にガメラ関係の本があったので、立ち読み。なんかその一角ははまり系の本ばっかり集めてあって10分ぐらいして「変だなぁ」と思って見上げたら「ようこそコクラノミコンへ! SF本コーナー」だった(ぐはぁ!)。なんだかんだいって、罠にはひとつひとつどっぷりはまるのか!>おれ。文庫コーナーで、なんとなく「アインシュタイン交点」を買う。本屋の棚をひとつひとつゆっくり回る。パソコン雑誌とネット雑誌は、ちゃんとはよんでないけど、なんかどれも眺めたことあるやつばっかりな気がする。WIREDを手に取る。蛍光オレンジのページで目が痛くなって、読むのやめる。隣にコクラノミコン参加証をぶらさげたオニーサンが立つ。「あ! 買いそびれてた!」と「美少女ソフトなんとかかんとか」を手に取る。おまえなんか、友達じゃないからな!(ーー#
- 星雲賞の発表。オープニングパーティに出てないオイラは、この時初めて、怪傑のーてんきの人を見る。眉村卓は、さすがにいいことを言う。ガメラ金子監督は代理人がコメントを読んでいたけど、いいことを言う。
【星雲賞】
- 日本長編部門
- 引き潮のとき
- 日本短編部門
- ひと夏の経験値
- 海外長編部門
- 時間的無限大
ハイペリオンの没落
- 海外短編部門
- 未来探測
- メディア部門
- ガメラ大怪獣空中大決戦
- コミック部門
- 寄生獣
- アート部門
- 山田章博氏
- ノンフィクション部門
- トンデモ本の世界
- 疲れ果ててたので、電車に乗って帰る。「夜が本当の大会だ」てのはわかっているんだけどねー。
- 電車の中で「オタクと三人の魔女」を読む。電車の悦楽は、缶コーヒーと読書だよね。
- 電車を降りる時に、どっかで見た顔に「どーも」と挨拶される。眠たい上に本の中に頭が行ったっきりになってるので、誰だか思い出せない。普段ならどうにかしてごまかすのだが、思いっきりストレートに「誰だっけ?」と言って、ショックを与えてしまう(^^;。SF研の後輩で現部長だった。ぐは!。弱まりすぎなオレ。
- 突然tetsuniさんに呼び出される。なんでもSF大会のために福岡まで来た友達と飲むからー、ということらしい。んで、ビールとチューハイでへろへろになったのは、俺。ネットの濃い話を聞かしてもらった。SFの話はしなかった(爆)。
8月25日
- 起きたら10時だった。とほほ。
- 電車のって小倉まで。なんだかんだいって、JRに1時間揺られるってのは、なかなか楽しい体験であることよ。朝飯がカロリーメイトじゃなくて駅弁だったら風情が出たのになぁ(^^
- ついたら12時。ほとんどの企画が片づけに向かって動いている(^^;。
- Qconの部屋に行く。オイラが大学に入る前にQcon1、2、3は終わってしまっていたので、先輩の自慢(昔)話でしか聞いてなかったQconの記録ビデオが流れていた。笑う。OBにも会う。
- 人間戦艦ゲームの部屋は、奇妙な静寂が(^^;。目隠しした人間が棒を持って立っていて、サイコロの目で指令塔からの指示で、移動、攻撃を行う。人間というのは、目隠しすると、目と鼻の先にいる他人が感知できないというのを目の当たりにして、なかなか楽しかった。スイカ割りを連想してもらうと話が早い。あたりそうになっても「あぁああ!」とかいうと、惜しかったことがわかってしまうので、観客は、みな、シーンとしていなくては、ならない。こういう時にこそ笑いたくなるものだが。
- クロージング会場では、時間まで、あさりよしとう、とかが(参加者忘れた)「H2ロケットについて語る」という題目で「アメリカいったら蛍光オレンジのコーンフレーク食わされる」とか「15リットルの缶コーラを見つけて買ったら、アメリカ人3人でまたたくまに飲まれてしまった」とか「12色の原色のジュースがガロンサイズで売っている」とかいう話で盛り上がっていた。
- 休憩時間、目の前で、高千穂遥と野阿梓が延々と立ち話しているのを観察する。っていっても声は聞こえないから何を喋っているかは、わからない。
- クロージング。オープニングパーティをぶっちしていたオイラは、この時初めて「来年はSF大会ないかもしれない」っていう話が出てた理由を知る。来年の実行委員会がまったく決まっていなかったのねー。で、けっきょく、来年は「広島」で開催されることになったとのこと。めでたい。(再来年は名古屋らしい)。
- カジシンが出てきて「実行委員会に拍手を!」というあたりから、だんだん「祭りもおわりだねー」という雰囲気になる。「今年は、なにかと不手際が多かった」ということらしいけれども、参加態度が不手際なオイラには、なにがどうだかよくわからんかった。しかしま、「無事終わっておつかれさま」という感じだった。
- いまさらながら思ったけれども、時刊新聞をフォローしなかったあたりがオイラの最強の敗因だろう。
- コクラノミコンマーケットに移動する。途中でサークルの後輩連中と合流?する。
- ぶらぶら目的もなく歩く。「レプリカポインター10周年」とか「ウルトラセブン追想記」とか「バイオマン本」とか「東キャナル年鑑」とか買う。有名なレプリカ・ポインターが展示してあったので、QV10Aで撮影する。
- 九大SF研究部(QSF)のブース行って「月宝戦隊クェスマン」を買う。他のも買ってもいいんだけど、なにせ全部もってるからなぁ。正部誌パラレルワールドは、軽く8年前のものだし、副部誌ネオルナティクスも52号で出すのやめちゃったらしいし。さびしい気もするけど、まぁ、流れというものでせう。
- 副部誌ネオルナティクスをパラパラと開く。49から52まで、自分のゲンコーが載っているんだけど、なんかもぉ「懐かしいなぁ」としか思わないというか(笑)。本って形になってていいんだけど、製作コストと自己満足度の高さがなぁ。まぁ、なんか書いた場合は、ほめぱげに載っけて恥をさらすのが、一番お手軽だからなぁ。オイラの場合。しかし、横書きで小説読むのは苦痛だからなぁ。むうー。
- 帰りの電車では座ったとたんに気絶していた気がする。おやすみなさい。ぐーぐー。
- 違った、ウルトラセブン本と「東キャナル年鑑」を読んでいた。ウルトラセブン見たいなァ。光瀬龍も読みたいけど、なんか、ちょっと辛いからなぁ。
- あ、でも、やっぱ気絶してた気がする。ぐーぐーぐー。
・960823c【埠頭を散策】
散歩と散策の正確な違いは知らないのだが、どうもオイラが「散歩」するのは、あんまり「かわいくない」ので「散策」したことにして話を進めよう。オイラは「埠頭」とか「埋立地」が比較的好きである。そこは僻地である、と信じていた埋め立てられた工業団地の中には、立派な道路が縦横無尽に張り巡らされ、スケール感が狂ったような巨大なトレーラー車がわがもの顔で走行している。物流基地や工場や倉庫や船着場や荷物を動かすフォークリフトやガントリークレーンが立ち並ぶ、メカとマシーンと働くおぢさん働くおばさん今日はな雰囲気と、なぜか、ひじょおおおおおに寂しい雰囲気とコンクリートの灰色がオイラの心にしみるわけだ。QV10で、トレーラーとかコンテナとかクレーンとか、しょーもないものをパチパチ撮影するわけであるが、本日は7枚張合せてみました的パノラマ「箱崎埠頭」(62KB:jpeg)をごらんくらさい。
・960823b【「8の殺人」「0の殺人」我孫子武丸を読む】
突然ではあるが、我孫子武丸の「8の殺人」「0の殺人」を読んだ。読むハメになった、というのが正確なのだが(って、失礼なやつだなぁ>オレ)(^_^;;。
我孫子武丸という作家はオイラにとっては「かまいたちの夜で有名な」というよりは、むしろ「大森望狂乱西葛西日記の主要キャラクターの一人」という理解だったりするのだが。まぁ、もっとはっきりかけば「例の『ごった日記』の」といったところか。(『ごった日記』よりも「例の」ってあたりに強調がかかるあたりが、バイアスはいりましてございまするオイラなのだった。まる。)。ま、いいや。
なかなか面白かった。全体にすっと読める話だった。徹夜作業開始の10時から12時までを「8の殺人」に費やした段階で気付けばよかったものの、12時から2時までが「0の殺人」に消費されてしまったのだった。「メビウスの殺人」が手元にあれば、まちがいなく致命的なことになっていただろう。SFも「続きが気になってやめるにやめられない」危ない物体であるが、そこはそれ、ラストで爽快なオチが待っているかどうかはそれぞれなのであるけれども、ミステリは基本的にラストで犯人があかされるわけで。SF読んでいて「あー時間がないから、ラストだけ読んでやろうかしら?」とか思ったことはないけれども、ミステリ−に時間をとられているときは繰り返し、繰り返し「あぁぁああああ、この本の最後の数ページ、裏表紙と『好評発売中リスト』を乗り越えたあたりに、ズバリ的に犯人が書いてあるんだぁ! 読んでしまえば、とりあえずこのパズルは片付くのにぃ」とかいう台無し的欲望がむらむらっと湧いて出てくるのだった。
本読むのが遅くて飽きっぽいオイラは分厚い本は軒並み苦手なのであるがー、「読み終わらないぐらい分厚いSF」と「読み終わらないぐらい分厚いミステリー」ってどっちが恐ろしいだろうか?
・960823a【emacsという名の環境。自分の環境】
と、いうわけで仕事場のWSのsendmailのヴァージョンをあげてみたりするのはネトワクアドミン半人前修行中なオイラだった。とはいっても、本気スパユザ様がノートをとる横でウルトラスパユザ様の指示通りにキーをカタカタを打つ係だったのだが。emacsからshellを立ち上げて、インストル作業のログを取りつつシェルから出たり入ったりM-x dでディレクトリ出して見たり階層上がったり下がったり。コピーしたり、ファイル名をCut and PasteしたりCopy and Pasteしたり、Cut and Cutしたり、Paste and Pasteしたり。ログ破壊したりログ修復したり、歴史を改竄したり(^_^;;。そう、実際に実行して失敗した作業は「なかったこと」になるのだよ明智君。たどたどしく「エスケープエックスなんたらかんたら」とか「Ctrl + XとS」とかぶつぶつつぶやきながらの遅まるオイラと違って、ウルトラスパユザ様の指はキーボドを走りまわり画面は切り替わりーの、単語は補完されーの。なんか、単語が補完されるのって、キー打ってないのに、単語がニョキニョキ伸びるというか、部品が飛んできてコマンドというDNA螺旋が紡がれていくというか。オイラがemacsを使うときは「フルパスでemacs読んで後ろにフルパスでファイル名」とか情けなさすぎる状態で。(パスが通ってないからemacsでは起動しないのだー。ちがうのかも? よくわからん)。だから、ファイルをセーブする時は、常に「C-x C-c」すなわち「強制終了」なのだ。すると「セーブします?」と聞いてくるから、そこでセーブするわけ。書き間違えて戻せなくなったら、強制終了してセーブしないでやり直すわけー。別名で保存する必要がある時は、コマンドラインからcpコマンドでとりあえず必要なファイル名に変更しておいて、それを開くわけ。フルパス指定で。
ちゃんとわかってる人にとっては「emacsは環境」てのは本当だなーと、思った。オイラにとっては「他人が使ってる使いにくいエディタ」だけど。また逆方向に「Netscapeは環境」ちう人もいるだろうなぁ、と思った。オイラにとって「環境」とか言えるもんはあるんだろうかしらん? とか思ったけど、どうも思い当たらないのだった。(MacOSとかいうと、あたりまえな上に、ちょっと範囲が広すぎる気もするしね)。
ちょっと前までだったら「B4ルーズリーフ+水性ボールペンが環境」だったんだけどなぁ。その前は「文豪ミニ5が環境」だったのかなぁ?。「コクヨ・ケ35横書き400字原稿用紙と水性ボールペンが環境」だったような。少し前は「EudoraとNewsWatcherが環境」だった時期もある気がするけどなぁ。うーん、今、「Edit7が環境」って気はしないなァ。
「ircleとかToroChatが環境」てのは自爆すぎる気がする反面、どうも思考は発散するばっかりで収束しない気がする。知と情という分け方が許されるなら、オイラにとってはどうも「情」のメディアだしなぁ、IRCは。(「知と情」というのは「知性と感情」という意味なんだけど「感情」という言葉が「感情的になる」というような意味にとられかねないのであえて使わなかった。「じゃ、情、てのは何?」と言われても明確な説明は思いつかないのだが...)。「IRCが本質的に(オイラにとって)情のメディア」なのか、「情に傾いたオイラが、たまたまIRCしている」のか、今はよくわからない。しかし、たまに記憶を補完するためにIRCのログなどを読み返すと(普段はログ記録してないけど)、「結構いいこと言ってじゃないの、オイラ」ということがあるので、結局は整理再構築するか、しないか、の問題かもしれない。
・960821b【東京オタッキースポット】
知らない人は当然知らないが、知っている人は皆持っている(^_^;;「東京オタッキースポット」(OTASPO編集部編/技術評論社)を買う。いまさら買う。東京では、某あみこさんから貸していただいて、リュックに入れてうろうろしたり、ウロウロしたかったのに暇がなかったり(;_;)したのですが。今回は、ここに載ってい店ではキャラクターマスコット屋さんの「HERO」と、勉強グッズ店の「STUDY ROOM」をみましたねー。下北沢は、オイラの予想よりも街が小さかった。ちうか店の地図の縮尺を勝手に5倍ぐらいにしてたので、とーーーーーーくの住宅地の中まで、ずんずんずんずん歩いていって迷っていたのはオレ(^_^;;。「HERO」でミクロマンのタイタンコマンドが\8000だった。うーん、ちょっと手がでませんねぇ。
タカラ本社には、ミクロマン博物館とかないのかしら? ミクロマンの豪華写真集とかあって、ミクロマンの全ラインナップと箱とか設定資料とかがガンガンのってる本とかないかなぁ。あったら、資料の程度にもよるけど1万ぐらいなら即、買うけどなぁ。1万じゃ無理かな?
・960821a【悪玉トリオ】
♪ウハハウハハ、ウハハノハー
♪ヤッタモンダヤッタモンダ、スッタモンダー
さて、タイムボカンシリーズといえばオイラにとっては完全にリアルタイムで、イタダキマンがいきなり打ち切られるところまでちゃんとフォローしていたと思っていたのが、悪玉トリオの名前がもはや全部は思い出せないことに気付いた! スーパー戦隊(超世紀全戦隊?)の名前がスラスラと全部言えなくなったのに気付いた時もショックでかかったけど。オーレンジャーはついに歌えないままだし。
んで、あわてふためいて、タツノコプロのホームページに言って確認するも、なぜか逆転イッパツマンとイタダキマンのこっちの記憶があやしい二つは、悪玉トリオの名前が載っていない!(;_;)。下宿に帰ってタイムボカンシリーズのシングルコレクションのCDをみても、載ってないし。ん? よく考えたらEDで悪玉トリオの名前が呼ばれないのは、逆転イッパツマンとイタダキマンだけだぞ? まさか、ホームページの資料はこれなのか?(^_^;;。
- 作品名/悪玉トリオ名/小原及梨子/八奈見乗児/たてかべ和也
- タイムボカン/ワルサーグロッキー/マージョ/グロッキー/ワルサー
- ヤッターマン/ドロンボー/ドロンジョ/ボヤッキー/トンズラー
- ゼンダマン/アクダマン/ムージョ/トボッケー/ドンジュウロウ
- タイムパトロールオタスケマン/オジャママン/アターシャ/セコビッチ/ドワルスキー
- ヤットデタマン/?/ミレンジョ姫/ジュリー・コケマツ/アラン・スカドン
- 逆転イッパツマン/クリーン悪トリオ?/ムンムン/コスイネン/キョカンチン
- イタダキマン/?/?/トンメンタン?/?
と、いうわけで、イタダキマンは完全に記憶の外でございます。ごぞんぢの方おられたら、教えてくださいませm(_ _)m。さすがにいきなりフォローしてないfj.rec.animetionに「FAQかもしれませんが」とか禁句な質問投稿する気力がない(;_;)
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