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秋分の日。
昼と夜の長さが同じになる日なのであった。まる。ただ、昼というのは「水平線に太陽の先端が出てから、水平線に太陽の末端が沈む間」だから(正式な定義はどうかしらないが)、昼と夜と長さが同じ、という時に感じる「水平線を太陽の中心が通過して登ってから、太陽の中心が水平線を通過して沈むまでの間が、ちょうど12時間」というイメージは、まだ先なのだった。どれぐらい先なのかな、と思ったのだけども、太陽の直径が、地上から観察して何度ぐらいなのか忘れたので、計算できなかった。ところで、秋分の日の定義って、本当は何なのだ?(^_^;;
太陽と地球の距離と、太陽の直径がわかれば、地球からみた太陽が何視野中で何度なのか計算できるのぉ。(なんと呼ぶのだったかのぉ。視差何度とかいうのかな?)。三角関数表も、もちろんいるのであるが。けど、面倒だから、いいや。
睡眠時間がここのところめちゃくちゃで、しかも、風邪ひいたときから体調が万全というわけでもないので、一度13時に起きたのであるが「もぉ本日は、だらだらとお休みする日」と決めつけて、だらだら寝てみた。よって本格的に目覚めたのが、17時とかいう時刻で、もはや、何もできないと言うか。
髪がうっとーしくなってきたので、散髪に向かうことにする。
普通なら電車で行って、歩いてブラブラしながら帰ってくるのであるが、今回は、歩きで行くことにする。
名島橋を渡り、黒木書店につかまり、店内をちょっとウロウロする。前田姉妹写真集「1311」がたくさん積んである。いいのか。悪くないけどよくない気がする。黒木書店のエヴァ本コーナーでは、エヴァビデオが流れているのであるが、今日は、使徒のS2機関を食った「おかーさん」がウッホウッホと吠える回があってた。しかし、ビデオの回りのエヴァ本コーナーは、知らない間に「GRAY本」で占領されていたのだった、って、いつまでもエヴァじゃないだろうし。あ、GRAYは、バンドのグレイね。灰色で吊り目の宇宙人ではないので。
てくてく歩いて、名島スポーツガーデンまで到着。腹が減ったので、ラーメン金龍でラーメンと餃子を食べる。ここにはマンガがたくさんあるのだが、ラーメンが来たら速攻で食べないとうまくないので速攻で食べてしまう。食べ終わってから居座るわけにもいかないので、マンガは全然読めないのであった。今日は、無理矢理居座ってマンガを読むぞ、と思ったのだった。けれども、金龍のラーメンと餃子は、5分で食べてしまうわけで。うーん、金龍のラーメン、あんまりうまくないなぁ。好きずきなんだろうけど、ニンニクにこだわるトンコツラーメンって、あまりうまくないと思うのだが。ニンニクにこだわる餃子も。「3X3 EYES」の12,13,14巻を読む。まぁ、人気漫画なんだから、読みたい人が読んで、面白いと思わない人は読まなきゃいいだけなんだろうけども、「ベナレス無敵!」ということで、延々と話が続くのが、はたして意味あるんだろうかのぉ? とか思ったりしたのだった。まぁ、無理矢理不死人にされてしまって戦い続ける、強そうに見えない主人公、ってのは面白いアイデアだった、とは思うのであるけれども、まぁ、おれ、パイに全然魅力感じないからなぁ。(なら読むなって>サザンアイズ)。ラーメン食い終わってから、腹ごなしが終わる間に三冊よめただけでも上出来だろう、と店を出る。
マンガまで読んだせいで時間切れ。散髪にはいけそうもないな。(って歩きで行く、って考えた時点ですでに半分あきらめていた、とも言うが)。
スポーツガーデンのゲーセンで休憩。レーザージュークは、前回見たのと同じ「新作」しかない。どうしたもんかのぉ、と思ったので、なんとなく布袋の「Change Yourself」をリクエストする。なんだかしらないが、少年とホテイが蝶の閉じこめられたガラス半球を握りしめて福岡タワーに登るという謎のビデオだった。漁船から海に飛びこんだ少年が海岸の砂丘を走り、どこかのタワーにたどり着くというのはわかったのだが、最後の最後で、突如タワーの全貌が写ったら「福岡タワー」だったので、驚いてしまった。まぁ、東京タワーだと、東京に暮らす人々には「タワー」という以上に猛烈にいろいろな記号的意味を持ってしまうんだろうけども、だからって福岡タワーだされると「よかよか」とか思ってしまうんだけども(^_^;;。まぁ、「通天閣」じゃないだけマシかもしれないけど。なんか、「百道ってなんかオシャレ」って感じのタウン情報番組的なお気楽さが、ホテイのプロモなのか、それともホテイの曲のカラオケ映像なのか、わからない、というか。ヨカヨカ。(福岡タワーが「よかトピア」の会場だった所に建ってることを記しておこう。念のため。ヨカヨカ)。
ナムコの射撃ゲーム「GUNBULLET」(だっけ?)に再チャレンジ。オレは、自分が射撃がヘタであると認めなくてはならないな(^_^;;。いっけんなんでもなさげなのに、オレのヘタさ加減は、それをはるかに上回っている。今日も、悪党と一緒に一般人をブチ殺して全然気付いてなかったし(^_^;;。片目で狙ったら、ブラウン管に蛍光灯が反射するし(いいわけいいわけ)。けど銃に反動があるのっていいねぇ。ちょい重たいけども。おいら、最近、マウスより重たいもの、持たないから(^_^;;
本屋をうろうろ。音楽雑誌をひらくと、チャラの新譜の解説があってて、なんかその解説よんでたら、猛烈に聴きたくなる。雑誌のCD解説読んでて聴きたくなるってことは、めったにないので、なんか??? って感じである。入っている「やさしいきもち」も「タイムマシン」も聴いたことあるし。うーむ。
「と学会白書vol.1」を買う。ま、悪くないんだけど、と学会の本は、だんだんと集中力がなくなってきた、というか、本の内容にまとまりが無くなってきたみたいで、いやだなぁ。さすがに「パワーが無くなってきた」ってことは、ないみたいだけど。パワーは売るほどあるとは思うけども。まぁ、「トンデモ本の世界」みたいに、まとまってるよりも、生の活動の方が面白そうと読者が思ってそういう本が望まれるのは当然かもだけども、オイラはもうちょっと範囲をしぼった本を出して欲しいな。
山本弘会長が、会長挨拶の最後で「本業の作品では競争力がないのか」と書かれたことに反論して「自分の小説はどれもン万部売れている。自分は高額所得者だ」と書いてるのが、なんか微笑ましいというか、悲しいというか(^_^;;。いや、オイラが「SF作家・山本弘」を知らないのは、オイラの不勉強のタマモノなんだけども、だからって「トンデモ本の世界は初版5000部だが、自分の小説は3万から5万だ」と、強く主張しなくてもいいんじゃないかなぁ、というか(^_^;;。しかしまぁ、文句つけてくるトンデモ系の人には、「誰にでもわかる数字で単刀直入に反論」しないとわかってもらえないんだろうなぁ。トンデモ本書く人は、自分の妄想を育てることと、それを文章にすることには長けてても、恐ろしいぐらい他人の言ってることを読解する力に弱いみたいだし、とか思ってしまった。
けどなぁ「売れないSF作家」とか自称したら「売れないSF作家のくせに!」とか書かれるってのも、まぁ、なんつーか。はは(^_^;;
「コンタクト」が見あたらなかったから、突如「2061年宇宙の旅」を買う。原題は「2061:odyssey three」なのな。
COMIC BOXを立ち読む。「ティコ・ムーン」と「フィフス・エレメント」が紹介されてた。うーん、ティコ・ムーン、面白そうだなぁ。赤い髪のオネーサンのビジュアルで「まいらば・フューチャリング・アッコ」を連想するのがダメすぎ>オレ的。
フィフス・エレメントはなぁ、冒頭の宇宙船と宇宙人は悪くないし、未来都市も、いまどきわざわざあれをやる人がいるか? と言われたら、見せてもらってありがとうだし、スーパーモデルな女優さんは、なかなかグーだし、うーん、けどなぁ、確かに「雰囲気だけ使ってSF的説明はしない」あたりを「コブラの世界みたいな」と思わなかったというと嘘になるんだけど、だからってコブラほどグーでもないしなぁ。と映画評を読むと「100億円のSFってあたりで不吉なものを感じたが」とか「ブルース・ウィリスだってダイハードの方がよっぽど脚本はいいし」とか、そうだよな、な話が書いてあって「この評者は、わかってるなぁ。オイラが言いたいことを言ってくれるな」と思ったら、またもや大森アニだったので、がっくし。別にガックシくる必要はないんだけど。
たしかに失われた「60年代的未来世界」つーか、石油ショックがこなかった未来、とかを思いっきり特撮つかって再現した映画とか見たいかもなぁ。小松崎茂の世界というか、東京には超々高層ビルが建ち並び、その間をチューブがぐねぐねと繋いでて、少年少女の頬はピンクというか。日本の宇宙ステーションが「さくら」だったりする世界。「地球防衛軍」な雰囲気を思いっきりリメイクした平成ゴジラとか見たかったなぁ。平成ゴジラは、リアル度では「ガメラ」には負けるかもだけど、オイラ、それなりに好きなんだよなぁ。特にビオランテの世界とか。(85ゴジラの時にゴジラが踏み抜いた道路を天井にして新宿にレストラン作ってしまう日本人、ってのが)。だから、あのノリで、浅野温子が真面目な顔して「あたしはX星人です」とかいって、X星人コスチュームとか着てくれないかなぁとか(うーん、だんだん、コスチュームフェチっぽい言い方になってしまったなぁ)。オイラが永野のりこ、のマンガを評価する所ってのが、この「B級SFの世界観を持ってる」ってあたりだからなぁ。ガーンズバック連続体みたいな話の日本版を......って、なんかあったような気もするなぁ。「小松崎茂連続体」みたいなネタってなんかありましたっけ?
まっくらの道をてくてく、歩いて戻る。
黒木書店に再度つかまる。ここにはレコード屋がある。よしゃいいのに、近づいたので、チャラの新譜「Junior Sweet」を買ってしまう。さらに、よせばいいのに、ビデオクリップ集「CHARA'S CLIPS1991-1997」を買ってしまう。ぐあ。金もってるときにCD屋は危ないなぁ。「アニメタル・センチメンタル」と「まるもうけ」篠原ともえ、も買う。あーもーどうでもいいや(^_^;;
てくてく歩いて戻ってきた。さてと、洗濯と掃除ぐらいするか。
とりあえず、チャラのビデオを見る。「タイムマシン」から「ヘブン」と、最新作から過去に向かって並んでいる。「タイムマシン」のビデオは最近テレビでみてたんだけど、やっと浅野忠信が「もういなくなってしまった彼氏」の役で、回想シーンに出てきていたことに気付いた(^_^;;。なんつー皮肉な役を(^_^;;。って、逆の場合の方が皮肉だと気付いた(^_^;;。んで「タイムマシン」って、いい曲だなぁ、と思った。次の「やさしいきもち」はえらく売れたせいでどこかしこでも聴かされたし、ビデオのチャラはメイクが気持ち悪い(^_^;;ので、あまり好きくない。んで聴いてて思ったのは、これもいい曲だ、ってこと。なんかカラオケで女の子は歌いたがるのだが、君が歌ってもチャラみたく聴こえないからやめたまい(^_^;;。しかし、ビデオが気にいらんと曲までいまいちに聴こえるのか。Happy Toy収録の「あたしなんで抱きしめたいんだろう?」「罪深く愛してよ」はビデオはどっちも、それほどいいとも思わないけど、やっぱいい曲だなぁ。「愛の自爆装置」はローリーがかっこいいなぁ。かっこよすぎだ。
さっきから「いい曲だなぁ」しか書いてないんだけど、いや、しみじみと「いい曲ばっかしやん」と思ったのだった(^_^;;
で、チャラの5th album「Sweet Junior」を聴いてみた。いいのぉ。なんか「オレ的にはチャラは終わったから」とか思っていたのだが、なんか、勝手に終わらしてみたけど、ちっとも終わってないなぁ、つーか(^_^;;。聴いてみてつまんない、と思ったらしゃーないけど、聴いてみてそれなりに面白いんだから、別に嫌う必要はないか、と思ったのだった。つーわけで「オレ的にチャラは終わったから」というのは撤回しまして「チャラ? あいかわらず、いいねー」と言うことにしよう。
9曲目の「Junior Sweet」が、いまんところ、一番いいな。
♪みーつめてーたしかめてーあいをー
つーわけで、4th album「Happy Toy」も引き続ききいてるのだった。
あー思い出した。今日、なんかしらんがチャラのライブに行った夢を見たんだった。あーそういう日に金持ってCD屋に行ったらいかんなぁ。って、欲しいもので買えるものなら、素直に買えばいい、ってもんじゃ?>オレ。つーわけで、どういう理由かしらないけども、オイラは潜在意識レベルで「チャラのCDが欲しまり!」と叫んでいたらしい、ってことで(^_^)。
さーて、2061を読み出さないうちに、部屋の片づけおわらさないと。CD聴きながら掃除できるけど、本を読みながら、とか、ビデオ見ながら、とかだと何もできんからなぁ。どうでもいいけど、日本語のビデオだと「ながら」で見てられるけど、英語のビデオは見てないとわからなくなるから、困るなぁ。「日本語吹き替え版」って基本的に嫌いなんだけども、(例外はスタートレックと刑事コロンボとジャッキーチェンの映画ね。石丸博也の声で喋んないジャッキーなんて、偽物だい!)、ながら用としては、便利だなぁ。まぁ、「ながら」でビデオ観るってのが間違ってるのかもしれないけども。