エクリプスのテールを適当にLED化する

お約束:合言葉は自己責任。




もくじ:




用意するもの一覧

材料
テールレンズAssy 時価(8千円くらい)
LEDセット 2,600円×2
ガラエポ基板 500〜1,000円くらい
25mm絶縁スペーサ(M3両端ネジ) 4個
20mmスペーサ(M3オスメス) 2個
M3ナベネジ 20mm 4個
ネジ止め剤 適量
ホットボンドかエポキシ接着剤 適量
はんだ、線材、ビニテ 適量
アルミテープ 適量
道具
はんだごて 半田ごては高くてもよいものを選ぶことを薦めます。
ドライバー ルビコンで十分。1,000円以下。
メガネレンチ10号 メガネであれば安物で十分
ラチェットなら奥行きが深くないと使えない。
ハンドドリル 男は黙って松下電工
ドリル刃は金属加工できるなら安物でOK
ドリルオイルは不精せずに使え
カッター、やすりなど カッターの安物はけがするからおすすめしない
M3 50mmねじ 道具なんです、実は(笑)



用意するもの詳細

テールレンズAssy
今回のやり方では、テールに基板を入れるための穴あけ加工を施すので、
もとのランプに戻す事は出来ません。
もともと電球式のランプは熱や汚れ、湿気に弱いので、 そんな素人加工したあとのAssyに電球を入れたくはありません。
従いまして、Assyを入手してそれに加工することになります。
ヤフオクやネットの解体屋をあたって探してみてください。
わたしは左右で8千円くらいで入手できたかと思います。

LEDセット
今回のキモ。
しまりす堂というところが、
値をみつくろった抵抗、ダイオードをセットにして販売してくれるのでオススメです。
urlはこちら:http://www.shimarisudo.com/
ここの作成キット→テール/ストップ作成キット、というのを買います。
口金もつけてくれるので、車体側の配線をタコる必要がないのも良いです。
うちはまず1セットで作ってみましたが、
D27Aのレンズに対して面積が狭かったので、もう1セット注文しました。
ちなみにわたしは抵抗計算よーしません(笑)

ガラエポ基板
環境の厳しいところに設置されるので、基板はガラエポ(ガラスエポキシ)を 選ぶのがよいでしょう。
根性があるなら、自分でエッチングしてお好みのサイズと配置で基板を作成してもよいのですが、
わたしには何10個もあるLEDの足を通す穴を開ける根性はありません。
普通にユニバーサル基板で済ませてしまいます。
シリコンハウスオリジナルのものによさげなサイズ&お手ごろ価格のものがありました。
675円。
これを縦に2分割して使いますので、これ1枚で左右に使えます。
ただ、常時在庫しているかどうかはわかりません。
シリコンハウスは日本橋のパーツショップ。
ここ。
アキバな人は秋月か千石をあさって適当なのを探しましょう。

25mm絶縁スペーサ
今回の製作の最大の問題は、
「作ったLED基盤をどうやってレンズ内に取り付けるのか」
ということなんですが、
試行錯誤の上、このような組み合わせを編み出しました。
この結論になるまでにネジやらスペーサやら3,000円分くらいは買いました。
ここのSFA-325、 もしくは同等品を使います。
このへんは微妙にホームセンターでは揃わないので、ヴァシってください。
(注:ヴァシる...日本橋に行く)
やはり上記のシリコンハウス系、もしくはマルツを あたることになります。

20mmスペーサ
段差のある設置になるので、こういう追加スペーサがいります。
しかも、困った事に、レンズ内で延長を取り付けないと 開けた穴から基板が入れられないというアクロバティック。
やはりここのSFB-320、 もしくは同等品ですね。
絶縁のオスメスはデジットとかでも見ないので、 わたしは普通にメタルの六角を使いました。

M3ナベネジ 20mm
コーナンでも買えますが、他の材料でヴァシる必要があるので、 まとめて揃えるが吉です。
ワッシャやナットは使いません。

ねじどめ剤
基板はわりとアクロバティックに固定するので、 振動でネジが緩んでそのうちはずれるのがイヤです。
よって、本固定の際にはこれを用いてかっちりネジを停めます。
ちなみに、ねじどめといえばロックタイトですが、 わたしはそんなにこだわりもありません。

ホットボンド、もしくはエポキシ接着剤
さらなるネジの固定に使います。
無理にひっぺがせば剥がす事が出来るという点で、ホットボンドを使いたいですね。
ただ、わたしは生まれてこの方ホットボンドで作業をしたことがありません。
以前中国で安物のガンを購入はしているのですが。

ハンダ、線材、ビニテ
このあたりは基本です。
こないだマルツで、絶縁向けで長期間のりがべたつかない絶縁テープが売られていました。
1巻150円程度でビニテよりはお高いのですが、それでもたいしたことがないので できればこういったものを使いましょう。

アルミテープ
開けた穴をふさぐのと、反射材代わり。




道具詳細

はんだごて
悪い事は言いません。安物はやめましょう。
また、こて先は、電子工作用のものに交換しましょう。
円柱を斜めにカットしたものがおすすめです。
また、屋外作業用に、ガスはんだごてがあるとなおよいです。
こて台やこて先をぬぐうスポンジなどもそろえましょう。
慣れていない人ほど道具に手を抜いて作業がうまくいかないものです。

ドライバー
100円ショップでも最近はまともに使えるものがあるので そこまでお金はかからないと思いますが、 先端差し替え式っぽいのはあまりオススメしません。
メインで1本持つなら、ルビコンのプラスドライバーを1本。
クルマいじり以外にも、パソコンの分解などいろいろ使えます。
ちなみにわたしは会社ではルビコンのシャフト300mmのものを振り回しています(笑)

メガネレンチ10号
適当な特価品で間に合うと思いますが、 メガネレンチはさすがに100円ショップにはないと思います。
また、隙間がないのでラチェットレンチは多分NGでしょう。
リアのレンズAssyは6角ナットで止まっているので、外すのに必要です。
ソケットレンチでは突き出ているシャフトが長すぎて、 よほど深いアタッチメントでないと嵌りません。

ハンドドリル
一般人の道具としてはかなり高い部類に入りますが、(1万円弱より) これがあると車いじりの幅が広がります。
松下電工の、電動ドライバー兼ドリルが一生モノっぽくてよいです。
今回は、レンズAssyの加工(穴あけ)に使います。
ドリルの刃は、金属加工用のものを選んでおけば、 適当な特価品で間に合います。
ただ、加工に当たってはドリルオイルを使用しましょう。
削りくず散乱防止、溶けたプラスチックの刃への再固着防止など 加工が格段に楽になります。

カッター、やすり、ニッパー
カッターは安物だと怪我します。オルファのごついネジ止め式のがおすすめ。
仕上がりにうるさいひとはやすりもどうぞ。
ただ、わたしは使いませんでした。
基板固定の際、レンズAssyに手を入れるたびに痛い痛い言ってますが(笑)
ニッパーは、わたしはいつも言うように万能工具です。
マイクロニッパーのそれなりにまともなのを使います。
刃物なので安物はダメです。

M3 50mmねじ
かなりアクロバティックな固定をするおかげで、 基板を外から引きずり上げるのに必要になります(笑)
コーナンとかで買えます。




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