-->
【ワープ日記】正月も終わった季節
この“日記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。
《過去のワープ日記》
[1996年12月1週]
[1996年12月2週]
[1996年12月3週]
[1996年12月4週Xmas]
[1996年12月5週]
[1997年1月1週]
【ワープ日記インデックス】
《ワープ日記番外編》
【960724「沖縄DAYS」ver.2.0】/
【960824日本SF大会コクラノミコン日記?】
【960913放生会デヂフォトver.2】
【960916くじゅう阿蘇デヂフォト日記vol.2fin】
【9610東京日記】ver.3.0
《ともろクッキング》
【961231:ローストビーフ】
【961231:栗きんとん】
【961231:豚肉の赤ワイン煮トマト風味】
【961231:リンゴのグラッセ手抜き風】
《更新・リンクス》
【べんりくん】
【べんりくん鏡】
【朝日奈】
【キノComp】
【キノ他】
【メタバブ】
【新鮮日記版】
【津田りん】
【津田ネオ】
【津田ネオ更新おしえ】
【日記猿人】
【猿人更新登録】
【ストーリーズ】
/【Brazil-FAQ-Helper】
感想のメールはこちら的 :
morrow@hf.rim.or.jp
ReadMe!参戦[960908]
970103【kgmmch】(CASIO QV10A)
【ワープ日記・本文】".../warp.htm#start"で飛ぶと吉?
なんかしらんがContents have no dataになりがちで悲しいワープ日記。そういう場合はwarp.htm?とクエスチョンマークが有効かも。
【ともろクッキング】読むと吉かも(うそまり)(970103更新)
・970112a【身辺雑記:お買い物遠征】
- ほんぢつは、GTとお買い物遠征さ。(野郎とおデーツっつーのが、なんか悲しいが)
- 朝、GTからお電話「待ち合わせ時刻を30経過しているが、まだ寝ているのか?」そのとおりでした。すみません(;_;)
- 大濠公園の福岡市美術館にて「ミレーとバルビゾン派の画家たち展」を見る。「落ち穂拾い」は来てないけれども、「羊飼いの少女」がきていた。とにかく、どの絵も予想してたよりもはるかに巨大なので、まいってしまった。画集とかで見たことがある絵も、まさか自分の身長よりも巨大だとは思ってみなかったからさぁ(^_^)。かなり後ろに下がらないと全貌が把握できない。んで、全貌は、やっぱり、すごくいい。のどかな田園風景の雄大さを描くには、これぐらい巨大な絵になってしまうんだなぁ、というか。ここんところ、家庭菜園とか園芸とかに興味があるので、どうも「印象派のさきがけとしてのバルビゾン派」という絵画史よりも、絵の題材の方に連想が入るのだった。にしても、絵画保護のために照明が暗いせいか、猛烈に眠たくなって、立ったまま居眠りしてしまったオイラだった。近くによってみると、筆で塗り付けた絵の具にしかみえないのに、離れてみると風景になっているのが、すごいっちゃすごいですね。デジカメの画像が拡大してもモザイク状になって、わけわからなくなるのと似てますけれども。にしても「チューブ絵の具の発明によって、画家は屋外で風景画を描くことが可能になった」ってのは、面白いっすね。売店で、絵葉書を買う。売店では黄金色の額縁に入った複製画がたくさん売っていて、世界が一気に「展覧会」から「応接間」になってしまったなり。
- 大濠公園は、陸上な人々がぐるぐるとランニングしてるのに、散歩する人々とロラブレ者がまじっているのだった。
- ミスタードーナツで昼飯。飲茶セットとドーナツを食って、GTから唖然とされてしまった。味はいいから、ソバを食うのにハシがほしいぞ>ミスド。
- 県立美術館まで歩いて、「敦煌展」を見る。敦煌にある模写した壁画を組み立てて作った洞窟模型を2つもってきて組み立てている。洞窟掘ってあたりに仏像を描きまくってしまうってのは、やっぱ、ちょっと偏執狂的な気がする。まぁ、悟りを開くほどの集中力とはそういうものなのかもしれないけれども。初期の壁画が、シンプルでちょっと幼稚にみえる線で描いてあって、それが逆にすげー迫力。小学校低学年みたいな絵で「お釈迦さまは、飢えている虎に自分の肉を与えるために、崖からとびおりました」とかいう図が描いてあって、怖いのだった。んで、唐代に入ると、なんか急に画風が「いわゆる中国仏教な感じ」になってしまう。この急激な変化は何だったんだろう?(途中の変化の部分は展示してないだけかもしれないけれども)。唐代の仏教画は、マンガ的というかイラスト的にすごくわかりやすい。「山岸涼子ぢゃん、まるで」とか思ったりして。「千手千眼観音像」がすげー迫力で、1、2分、意識があっちにいってしまった(^_^;;。背中の光背をうめつくす「手」とその手のひらに一つずつ開いた「眼」のデザインが怖すぎ。夢にみる的。いやぁ、西海岸でラリってるにーちゃんとか、こんな絵みたら、一気に仏教オタクになるだろうなぁ、ちう迫力。とはいえ、全体が茶色と赤の色彩で統一された莫高窟(ばっこうくつ)よりも、緑色で統一された楡林窟(ゆりんくつ)の絵の方が、かっこいいなぁと思った。発掘された経典なんかも展示してあるけれども、いやはや、絵描くのも大変だけれども、お経を延々と間違えないように、かつ「きれいな字で」写し続けるのは、とんでもない作業だと思った。やっぱ、写経なんかしてると悟りが開けるかもしれない。西方のいろんな文字で書かれたお経もあった。西夏文字がかっこよい。って全部「龍」か「織」のバリエーションみたいな字なんだけどね(^_^)。なんかみてたら「やっぱ、東洋の文字全部にコードをふるべきだよ! Unicode反対!」とか思ったりして。(わかってなくて書いてるのでつっこまないように)。売店でトンコーTシャツとか、ペーパーウェイトとかを欲しそうにいぢっていると「まさか買うのか?」とGTがあきれ顔で言う。う、うーむ。この展覧会のマークが「飛天」(空を飛んでる天女」なんだよねぇ。かっこいいけど4000円だすほど欲しくないなァ。「飛天」って、なんかカッコいいんだよねぇ。なんか仏像をモーターヘッドだとすると、「飛天」ってウンダースカッツって感じでさぁ。いやぁ、永野護が飛行タイプを作ってしまった気持ちがちょっとわかるというか。(それは勘違いだろう>オレ)。けっきょく、「千手千眼観音像」と「水月観音図」の二つが気に入ったのに絵葉書がなかったので、画集を買ってしまう。うーん、散財散財。
しかし、どーでもいいのであるが、「探検」といいつつ、敦煌を訪れた「探検隊」が片っ端から金目のものを持っていってしまうのがなぁ。「探検隊」のいかがわしさはしょーがないけれども「調査隊」ですら、色々持って帰ってしまうからなぁ。
それと、ずいぶん荒れ果ててるのは事実だとしても、なんか本当に学術的に正しく「修復」してるんだろうか? と心配になってしまった(^_^;;。だって、素人目には5層しかない楼閣が「修復」したら見事に9層になってるんだもん(^_^;;。
- GTが「コートを買う」というので、つきあって洋服の店をグルグルまわる。
- 時計屋で「Gショックカタログ」を立ち読みして、実は「文字盤全体が発光塗料になったアナログG」ってのは、とっくの大昔に存在していた(ただし、限定販売)ことや、角型アナログの次に丸型アナログが出ていたことなんかを知ってしまう。だめすぎ>オレ。
- 紀伊国屋書店をブラブラする。宝島社「ただでインターネットができる本vol.2」は、やっぱりないのだった。(週末は本が動かないからねぇ)。ナチュラルガーデンの本とナチュラルハウスの本を立ち読みする。各5000円もするので買わないが、なんかすげー面白い。絵も写真もきれいだし。園芸の本とエコロジーの本のちょうど間にあるような本かも。風向きと水の流れを考慮した庭設計の話に「エネルギーを考えた庭設計」とか書いてあって、庭設計に風向きや水の流れを考えるのはあたりまえなんだけど「ふ、風水!」とか思ってしまった。ライフスタイル全体に語っているから、よく考えると実は非常に宗教に近い世界だったりするんだけれども、頭でっかちな理論からじゃなくて、手作業と試行錯誤の結果から出てきた話ばっかりだから、あまり説教くさくない。「説教くさくない宗教」ってのが一番こわいのかもしれない、という気もするし「細部に神がやどる」みたいに、人間はやっぱ手作業から離れるとおかしくなるのかもしれない、とか思った。オイラとか、「考えすぎ」「頭でっかち」といわれがちだからね。工業デザインの雑誌「AXIS」を買う。いつみてもかっこいい雑誌だなぁ。定期購読するほどいれこんでないけど。エレクトリニクス機器のモックアップとかがよくのってるから、毎号毎号「未来のMacintoshはこうなる!」みたいな雰囲気でかっこいいんだもん。
- ベスト電器に行って、コードレスヘッドフォンを見る。乾電池式が5000円。充電式は1万円。つい、充電式を買ってしまう。充電式は充電が切れるってことに気がまわらないあたりが、弱いなァ>オレ。騒音キャンセル型ヘッドフォン1万円も猛烈に欲しまるけども、爆発すると怖いから(^_^;;(A.C.クラークの短編集「白鹿亭きたん」のネタね。逆位相の波をぶつける消音装置が音エネルギーがたまって爆発する、って話)。
- プラモ屋に行って、2500円のエヴァ初号機のプラモを買う。カードゲームがレジに山盛りに売っていた。んで「モンティパイソン&ホーリーグレイル・ゲーム」があった。が、買わなかった。(モンティパイソンのカードなんか、コレクションしたくないよぉ(;_;))。
- 岩田屋(福岡市内で一番偉いデパート)が新しく作ったZ-Sideというデパートに行ってみる。「ライフスタイルを提案する百貨店」ということらしいのだが、特にどう違うというわけでもない気がする。とはいえ、すべての階の角に喫茶コーナーがある気がする。「そんなに、お茶を飲ませたいか!」と叫びそうになったけれども、店としては「そんなに、茶が飲みたいのか! じゃぁ、飲ませてやろうじゃないか!」って気持ちなのかもしれないのだった。本屋が結構、気に入った。アウトドア・ショップで、スイスアーミーナイフの一番小さい「クラシック」を買って、キーホルダーにする(これが、便利なんだよぉ)。地下2Fには、「Virginメガストアー」っていうVirginレコードの直営? CD屋さんがある。すごいらしいが、オイラあんまり洋楽をチェックする人間じゃないので、HMVとどうちがうのか、よくわからない。
- IMSの園芸屋で、パセリ栽培セットと、野いちご栽培セットと、サラダ用野菜の種を買った。まぁ、天神のど真ん中で「プランターとネギの種」を買おうとするのが間違っているんだろうが、気付かないうちに、ずいぶん「観葉植物」方向にシフトした「栽培」になってしまった。
- SONYの「ICレコーダー」という、日付順で整理してくれる音声メモを探す。SONYのお店に行くと、しっかり「大好評につき売り切れ」だそうな。
- 天神中の「ぷりくら」はどこも行列だ。
- 焼肉くってビールのんだ。以後の記憶はアルコールとともに消えたのだー(^_^)。
・970111a【Xファイル(ファースト)最終話「三角フラスコ」を見た。】
というわけで、途中を全部すっとばして12巻をかりてきて最終話「三角フラスコ」を見た。
全部知ってるなら、自分でなんとかせれ!>ディープ・スロート!(^_^;;
と、いうのは冗談としても、だ。しかし、遺伝子ネタでオイラがずっと見たかったネタも出てきたし、ホクホクっす。にしても、ディープ・スロートの「もったいぶり」はすごいっすね。「私を信じろ」「誰も信じるな」の連発。んがしかし、すげーもったいぶりでも、エヴァっていう超ウルトラもったいぶりアニメをみせられたオイラは、あまり気にならないのだ。にしても、なんでもすぐ「これはXファイルな事件だ」て話を超常現象方向に持っていくモルダーと「たんなる偶然だってこともありうるわ」を連発するスカリー。普通はモルダーが正しくて、スカリーがわからず屋、ってことになるんだけれども、ディープ・スロートが出てくると、どうみてても「モルダー、そんな怪しいおぢさんを信用しちゃだめぢゃないか!」って気がするなぁ。あーでも、スカリーが盲目的にディープ・スロートにのめりこんで、同僚のモルダーが必死にとめる、ってのだと単なる痴話喧嘩になってしまう(;_;)。ちうわけで、これからは、「セカンド」をとばしとばし見て、なんとかテレビ放送に追い付いてみたい。って、最終話とサードの第1話みるだけでいいって話もあるが(^_^;;。
「真実は、そこにある」
どこにも、ねぇ!!!(^_^;;
#どーでもいいが、ペンタゴン、あんなに無造作に保管してていいのかぁ?(^_^;;。
・970111a【ガス漏れ?でGo!】
というわけで、風呂場でシャワーを浴びていたら、西部ガスから派遣されたマイコン制御ガス検量器が警告とともに、自動停止。素敵に冷たいシャワーを浴びせられました。以後、あわてて服を着て玄関の外に出て、マヌアルどおりに復旧ボタンを押したのですが、西部ガスから派遣されたマイコン制御ガス検量器は内蔵されたマイコン制御の検査の結果「ガスもれしている」を繰り返して、決して復活しなかったのでした。素晴しい。素晴しいぞ。ガス会社に電話がかけられないような時刻に停止してうんともすんともいわないあたりが、さすが西部ガスから派遣されたマイコン制御ガス検量器だ。さてと、月曜に西部ガスに電話するけども、異常がなかった場合は、スパナをおみまいするから、いまのうちに警告ランプをピカピカさせて、せいぜいオイラをイライラさせておきたまい。ふふふ。
#本当にスパナでなぐるわけにもいかないので、日曜の夜中に何度かいぢくっていたら、ガスが流れるようになった。ふぅ。
・970110c【「バイオスフィア実験生活」を読んだ】
講談社ブルーバックス「バイオスフィア実験生活」を読んだ。アリゾナ砂漠に建造された巨大な温室「バイオスフィア2」での2年間の実験生活についての話。まぁ、酸素が足らなくなって、結局、外部から液体酸素を注入したことやら、研究者が低カロリー食で飢餓状態だったことで、けっこうこの計画を疑問視する声もあるし、いま、経営元のトラブルで、閉鎖実験はやめてしまってコロンビア大学にレンタルしてるらしいんだけど、やっぱ、閉鎖実験の話は面白かった。今のオイラにとっては、無農薬農業とナチュラリストすぎる食生活の話が興味深い。あと、ペーパーレスと物質的に外部と隔離されているために、内部で完全に電子化された研究体制ができていて、アリゾナ砂漠で空気すら外部と遮断された状態で、ネットや電話で内部の研究者が世界をまたにかけた研究活動を行ったってのも、興味深い。イリジウムとかの衛星電話と携帯パソコンでネットにアクセスできれば、地球上のどこにいても、都市と同じぐらいの速度で情報にアクセスできる時代がきたなぁ、ってのとシンクロした話を感じたのでした。(物理的には、別にジャングルの奥地にいたわけじゃなくて、アリゾナの温室にいたんだけどね)。
この本、ちょっと写真が少ないんで、読んでおもしろいかわりにみてても面白くないんだよね。せっかくのかっちょいいバイオスフィア2の施設や、すばらしい自然とかがよくわからないのだ。まぁ、そういうのは、科学雑誌ニュートンあたりが出した(とおもう)バイオスフィアがらみのビジュアル本をみるといいだろう。近所の図書館にあるかなぁ?
・970110b【日記猿人とCD-ROMについて2】
で、CD-ROMにはちゃんと「日記猿人」入ってたんだってさ。
よかったよかった(^_^)。
誰だよぉ「1ビットも入ってない」って大騒ぎした人はよー?(^_^)。あ!? ひょっとしたら、宣伝!? 独自のマーケットリサーチによる新種の宣伝!?
と、勘違いをからかっては申し訳ないっすね。
とはいえ、自分も含めて、何かを批判・批評する(あるいは感情的に非難する)場合は、最低限度の確認を忘れてはならない、という教訓が得られましたね。確認ぢうよう! うかつなところで「読まずに批評」してるボロが出ると、全体に対する信頼もゆるぎますからねぇ。精進ぢうよう!
・970110a【日記猿人とCD-ROMについて】
さて、日記界一のアジテーターであるところの、ばうわう氏が「ばうわうのこのごろ」の97年1月10日版で吠えておられる件の話。(文章は、ばうわう氏の更新によって変化しつづけているので。念のため)。
- 宝島社から先日発売された「無料でインターネットができる本・2」のCD-ROMに「日記猿人」と登録してある日記の11月17日版が掲載される、という話だったのが、CD-ROMに掲載されない。
- そのかわりに、旧日記リンクス系の日記がとりあげられている。
これらのことから、ばうわう氏が導き出した結論は「旧日記リンクス関係者の陰謀」だ、そうです。
ばうわうさん、被害妄想では?(^_^;;
東京から遠い福岡にはまだ現物が届いてないので、なんともいえないので、情報源は、ばうわう氏の日記のみなんですが、ばうわう氏の日記を読んだだけで、ばうわう氏の主張がトンチンカンに思えてしょうがないので、書いてみました。
なお、黄色い字でばうわう氏が書いている、『私は昨年、彼女と旧日記リンクスに固執する彼らの、「自分たちの趣味でやっているんだから参加者は文句を言うな」というスタンス、つまり「他人が見えない」やり方に非難し、行動をしました。』以下の、ばうわう氏の「弁解」? は、実に自分本位で読むに耐えません。世の中には「あまりにばかばかしくて相手にしない」ということや「いってもしょうがないから、口にしない」ということも多いのです。「黙っているからには、オレの発言を全面的に認めたんだな!」というわけには、いきません。
ばうわう氏が日記リンクス関係者(だれ?)に向けてかいた台詞『自分のところの「わがまま」が大衆に受け入れられないことを、すべて私のせいにしないでほしいです。』というのは、そのまま、ばうわう氏に聞いてほしい台詞です。『自分の「わがまま」が大衆に受け入れられないことを、すべて旧日記リンクス関係者の陰謀のせいにしないでほしいです。』
さて、日記猿人参加者としての、ボクの個人的意見としては「CD-ROMにならなかったのは、残念だなぁ」という気持ちですね。
ばうわう氏が日記猿人を立ち上げたときにかかげていた表向きの理念には、ボクは非常に共感を覚えるわけで、ばうわう氏が「日記猿人の建国/命名の父」であることは、すばらしいことである、と思っているわけですが、だからといって、ばうわう氏のこれまでの言動からして、彼が日記猿人の運営に復帰したりするのはもちろんのこと、日記猿人全体と参加している個々の日記作者を代表するつもりになって発言を行うことは、日記猿人のためにならないと思っているのでした。
というわけで、今回はここまでですが、要は「CD-ROMに載らなかったのは残念なのは本当だけど、それを日記リンクス者の陰謀だといったり、それに関連して、日記リンクスを(不当に)おとしめたりするのは、日記リンクスの名誉のみならず、日記猿人の名誉にかかわるので、やめてもらいたいな」と思ったので書いてみました。別に、徹底的に戦うつもりも、調査するつもりも、ないんですが、「ボクはばうわう氏を支持しません」と明言しておかないと、サイレントマジョリティは味方ということにされそうなので、アリバイとして、「今回のばうわう氏の日記の内容には賛同できない」ということを書いてみました。
急いで書きましたので、乱論乱文失礼いたします。(書き換える可能性大ですので、表現に関して反論する方は、ローカルに保存しておいて、引用すると吉でしょう)。
#なお、「日記猿人がCD-ROMに入ってなかったというのは誤解だった」ということで、ここで引用したばうわう氏の文章は氏の日記から削除されてしまった模様です。(970110,23:00)
・960109c【料理の本でGo!】
コンビニで「オレンジページ・男の料理2和食編」を買う。んで、うまそうな料理を眺めながら、コンビニ弁当を食べるのだった(;_;)。それはともかく、オイラ魚が苦手なんだけれども、和食の本で魚のさばきかた読んでたらすげー面白そうだわ。今度、魚買ってきて解体新書するかなぁ。首きりおとしたり、腹をぶすっと割くと中から内臓がでろーっと出たりして。ぐひー。ぐへへへー。冗談はともかく、イワシのツミレ汁がすごくうまそうなのだー。シメサバもうまそうだ。シメサバはすげー好きなんだけれども、「サバの生腐り」を地でいくような気がするので、作らないのだった。まる。(サバは痛みやすく、また痛んでいても見ただけではわからないから気をつけたまへ、って格言(だっけ?)>「サバの生腐り」)。あと、常夜鍋がすごくうまそう。冬の間に一度これをつくるかー。(豚肉の薄切りとホウレン草をコンブを下にひいた日本酒でシャブシャブにして食べる、と思いねぇ>常夜鍋)。豚の角煮って、ネギと一緒に下ゆでしておくのかー、知らなかった。一度自分で作ってみて、飲み屋のとどっちがうまいか比べてみたいなぁ>豚の角煮。おぉ、やっぱ男の料理の行き着く先は「手打ちソバ」らしいな。うーん、手打ちソバの作り方を見ていると、料理というよりも、陶芸に近い雰囲気だなぁ......「食べる陶芸」。まぁ、料理ってのは化学実験な部分と工作な部分があるからなぁ。それにしても料理といえば、「味噌汁の味は、実はダシの味で、味噌の味ではない」ってのが中学校の家庭科の授業で一番衝撃をうけた事実だなぁ。ちなみに二番目に衝撃を受けた事実は「カレーの味は、具の味で、カレールーの味ではない」ということ。普段料理を作らないオイラは、できあがった外見からしか料理法を類推できないから、味付け、あたりが衝撃がでかい。見えないもんな。「ぐは、こんなに砂糖ぶちこむのかぁ!」とかね。あと、形も。シュークリームもベイクド・チーズケーキも別にあの形にしようと企まなくても、普通に作っているとあの形になってしまうのだった。どうでもいいが、タマネギのミジン切りは、(理屈こねても)やっぱ目が痛いのだ。ぐすん(;_;)。
・960109b【ビール酵母でGo!】
ビール酵母を飲むと黄金色の雲呼が出ます。食事中の方、すみません。あれ? でも効用を読むと「タンパク質・ビタミンB・ミネラルが豊富」だけしか書いてないぞ。別に腸内でなにかするわけじゃないのか。ビフィズス菌でも増えるのかと思っていたのだが。
・960109a【胃痛でGo!】
なんか胃の調子が悪いなぁ、と思っていたら、どうも「ガーリックオイルカプセル」が犯人らしい。むー、「生ニンニクなら胃を壊すが、薬になると大丈夫」だと思っていたのだが......。あ、ひょっとしたら、昨夜、寝る前にむさぼり食ったプリングルス・オニオンサワークリーム(ライトではない)のせいかも?(太るってばよぉ>夜ポテチ)。
・960108b【七草でGo! その2】
尾張名古屋に住むA氏よりメール。オイラがまとめると以下のようになる。
- 七草粥は中国伝来の行事
- 穀類を7種使う粥は中国のやり方
- 日本に入ってきたのは鎌倉時代以前
- 江戸時代までは宮中行事
- 江戸時代に「せり・なずな/ごぎょう・はこべら/ほとけのざ/すずな・すずしろ/これぞ七草」の歌ができて、現在の七草確定
「穀類を7種使う粥は中国のやり方」で、日本人が季節の草木を煮込んでしまうのが、なんかありがちで納得してしまった。まる。
・960108a【身辺雑記:クスリ・サイババ・ゼイラム】
- 香港より飛来したインフルエンザウィルスが周りで猛威をふるっているなり(;_;)。年頭から倒れるわけにもいかないので、「ビタミンBコンプレックス錠」「ビール酵母錠」「ガーリックオイルカプセル」とか買い込む。もぉ、飲みまくりー。これに以前から持っている「カルシウム錠」と「ビタミンC錠」は当然飲むのだった。くくく。まず野菜食えよ>オレ。
- 古本屋に行く。100円均一棚で「真実のサイババ」青山圭秀、を買う。「理性のゆらぎ」は定価で買ったからなぁ。「アガスティアの葉」も100円で売ってないかなぁ?(何度聞いても「アガサ・クリスティの葉」という記憶になってしまう)。しかしサイババの本を100円で買ったりしたらバチあたりそうで怖いなァ。
- 数日前、深夜TVで「ゼイラム」を見た。「ゼイラム」と「ゼイラム2」は正編・続編というよりは正編・リメイク、正編・オマージュという気がすると思っていたのであるが、やっぱ、「ゼイラム(1)」と「2」の圧倒的な違いは「主演・森山祐子のヘタさかげんの違い」だけであるとわかった。だって、「ゼイラム」みててもイリアが「凄腕賞金稼ぎ」にみえないんだもん。台詞は棒読みだしー。これが「2」になると「凄腕賞金稼ぎ」にみえるから、立派だ。関係ないが、「ボブ、スーツを使うわよ」のセリフから始まるイリアvsゼイラムの肉弾戦が好きだなぁ。「2」の格闘のほうがきまっているが、あくまで「1」のシーンがあっての「2」の格闘だと思う。
・960107c【寒中見舞なのか】
というわけで、松の内も終わってしまったので、もはや年賀状は出せません。出しそびれた人は以後は「寒中見舞」になるそうです。気をつけましょう。んで、寒中見舞がいつまで出せるのかは、知りません的(;_;)。す、すまんす。誰か教えてくらさい。
にしても、今年は自分から全然年賀状を出さなかったら、誰からも年賀状が来なくて、自分の交友半径の狭さに愕然としたのでした。「出さない人はもらえない」というシステムになっているとしたら、最初に誰が出すんだろう?(「渋滞の先頭はなにする人ぞ」理論)。あ、ちがうか、「出す人」どうしがお互いに出しあって、「出さない人」は出さないし、もらえないのか。そうか、そういうことにしよう。
・960107b【「インターネットで自然な暮らし」と家庭菜園の野望】
現代農業増刊「インターネットで自然な暮らし」社団法人農山漁村文化協会、というムック本を買う。ようするにルーラルネットという「『現代農業』という雑誌の有料データベースの利用法紹介」ということらしい。まぁ、データベースは実際に農業をするならすごく役に立ちそうな気はするけれども、今オイラが月2200円払う価値があるとはちょっと思えないのだった。とはいえ、雑誌だと思えば2200円ぐらい普通かもな。でも50ページ以上は追加料金いるってのがなんか気になるなぁ。あ、だめだ。VISAカード持ってないや(^_^;;。(あ、ちゃんと口座振替できた)。で、ムック本は、紹介されている内容だけでもけっこう面白くて、「プランター家庭菜園がアブラムシで全滅!?」とかいう記事とか、つい本気になって読んでしまったっす。なるほど牛乳をスプレーするといいのか。(GTによると「アブラムシに牛乳スプレー」ってのは常識らしい)。「木酢を使うと通常の4倍の速度で堆肥ができる!」ってあたりから、素人のオイラの目には「トンデモ」がかってみえてくるのだった(うーすげー失礼かもしれないけれども、オイラにはトンデモがかってみえるんだからしょうがないや)。農業技術って奥が深いなぁ。「土着菌」の集め方、増やし方になってくると、細菌の話をしているのが土着の神様の信仰の話をしているのかだんだんわからなくなってきたり。とはいえEM菌は、なんかすげー効きそうでいいなぁ。「大根葉洗剤をつくろう!」って、うーん、大根の葉に洗浄能力があるのか。知らなかった。んで、広告だからこのムックの編集とは無関係なんだろうけども「株式会社ベクトル」という会社の「ベクトル(周波数)メモリー農法」はけっこうキている。「宇宙からは8-0360ヘルツの周波数がふりそそいでいる」ということらしい。うーん、そうなのか。ふむふむ。いろいろ農文協の本が紹介されてるが「図解プランターの野菜つくり(1)慣れる楽しむコツのコツ」という本を買うことに決定(^_^;;。そうか、ニラやニンニクを混植するとアブラムシが付かないんだな、うむうむ。アブラムシ撃退法ぢうよう。なんか急造アブラムシ・ヘイターになったオレ。「図解ベランダ・庭先でコンパクト堆肥」って本も買うかなぁ......って堆肥の使い道がないじゃないか!(ありがちすぎ>オレ)。
しかし、こんな真冬に家庭菜園つくろうとかたくらんでどうするつもりなんだろか>オレ。たぶん、暖かくなるころには飽きてるんだろうなぁ......。そもそも、家庭菜園より先に、観葉植物に水をきちんとやるところからスタートしたほうがいいんじゃないのか!>オレ。とりあえず、薬味系としてネギを植えたいな。ラーメン、うどん等にネギぢうよう。あと、パセリも欲しいかも。パセリがたまに欲しくなるけど、わざわざ買うのもなんだしなぁ。あとは、ありがちハーブとしてミントとかいいかな。ちょいと飾るのにかっこよろしい>ミント。(お菓子の本とかで、やたら「あればミントの葉を飾る」って書いてあると、無性に悔しくなりませんか?)。クレソンは野菜として買ってきたやつを花瓶にさしておくとどんどん増えると聞いたけど、本当なのかな?
なにはともあれ、家庭菜園とか始めようとか思ったときに力になってくれそうな農業データベースがあることがわかったのは収穫だったな。ふふふ。
・960107a【七草でGo!】
「なくて七癖」ぐは!
しょっぱなからハズしましたが、本日は七草粥を食べる日らしいですね。と、いうわけでオイラの晩ご飯はもちろん、ホカ弁です(;_;)。(七草粥はどうした>オレ)
春の七草:せり、なずな、ごぎょう、はこべ(ら)、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
秋の七草:はぎ、おばな、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、あさがお(または、ききょう)
むぅ、岩波国語辞典の七草粥の項によると「後世では、なずなまたはあぶらなだけを使う。」とあるぞ。七ついれなくてもいいらしい。む?「あぶらな」って七草に入ってないけれども、別名で入っているのかな? むぅ、さらに「正月十五日に米・麦・ひえ・あずき等七種類のもので作るかゆ」という意味もあるのか! 「後世にはあずきがゆとなる。」とな。むー、七草粥と言われて成人の日にアズキ粥を出されても文句を言ってはいけないのかー。正しい行事なのか。
・960106a【本を買った:「ハイパーテクスト」「九州がアジアの大国になる日」】
本屋でなんとなく手に取った「ハイパーテクスト」J.P.ランドウちう本が(たまたま開いたところが)面白そうだったので衝動的に買ってしまう。んがしかし、冒頭から読み進むと、デリダだのラカンだの哲学者の名前が出てきてお手上げかもしれないのだった。まー「ハイパーテクストと文芸批評」とかいうたいそうな題材の本だったらしいから、しかたないが。ジャストシステムにまんまとやられたぜ(って衝動買いするヤツが悪い>オレ)。
「九州がアジアの大国になる日」西村晃,ちう国粋主義的(^_^;;タイトルのビジネス本を買ってしまう。キャナルシティ博多、Z-SIDE、大丸新館、三越ととてつもない速度でビルをおったてて開発してて、大丈夫なのか福岡市? と思っていた矢先に「大丈夫なのだ」と言ってくれる本だったから、つい買ってしまったのだ。「福岡を核として九州は『東京から遠い九州』じゃなくて『アジアに近い九州』としてこれから発展するだろう」という話になっている。福岡ドーム、ハウステンボスなんかが成功例としてあがっている。しかし、どーもオイラは「福岡市って九州のミニ東京になろうとあがいていて、そろそろ九州内部で『福岡一極集中の弊害』がもちあがるんじゃないか」と思っているので、読んでいても素直に燃えたりしないのだった。
感想のメールはこちら的 :
morrow@hf.rim.or.jp
「トモロウランド」ホームページに飛ぶ/
諸星友郎のホームページに飛ぶ
無断転載ヲ禁ズ(c)1997 MOROBOSHI Tomorrow
ただし、リンクフリーとします。正当な引用は認めます。
[e-mail] morrow@hf.rim.or.jp
[HomePage] http://www.hf.rim.or.jp/~morrow/