十月下旬
Japanese-Language Contents
【お知らせ】
そういうわけで、岡山駅からバスに乗って1時間ほどの彼方にあるという「ドイツの森クローネンベルグ」というテーマパークに行って、ドイツな地ビール飲んで、ドイツなソーセージを食おう! という野望をもとに行動を開始するオレなのだった。道連れなのは仕事場のお友達若干名、という感じ。
で、朝10時に岡山駅前に大集合。10時20分だかの宇野バスだかに乗って出発。
先日、「招き猫美術館」に出かけたらすでに閉館していたとかいう衝撃の事実をくらったので、今回は事前にTelしたのだった。おぉ、ちゃんと営業しているのか。そして、ガイドブックに書いてあるごとく「バスに乗ってあとは徒歩でいいんですか?」と聞いたところ、先方は「え!? ……、公共交通機関でいらっしゃるんですか?」と言ったっきり絶句してしまったのだった。な、なに? そんな秘境なの?
というわけで、えっちらおっちらバスに揺られて1時間。料金は710円。田舎バスに1時間も乗ったらいくらとられるかわからなくて不安だったのだが。ふふふ。
と、バス停から歩いてたしかに10分ぐらいなんだけど、たしかに「公共交通機関でいらっしゃるんですか?」と言われるのもわかる。県道だかから「ドイツの森こちら」って看板にそって新しく作った道路があるんだけど、歩道皆無。かろうじて路肩に線は引いてあるんだけど、歩いてやってくる人がいるとはまったく想定してない様子。そこをえっちらおっちら歩いて登っていくと、後ろから観光バスやら自家用車やがらガンガン追い越していく。到着したけど、入口は駐車場入口のみ。つまり、歩いて入る人のことは何も考えてないわけだった。
「岡山農業公園ドイツの森クローネンバーグ」なのか。岡山県はチボリ公園がデンマークだったり、ここがドイツだったり、ヨーロッパの北の方が好きなのねぇとか思ったりもするんだけど、チボリ公園が「なぜ倉敷にデンマーク?」という疑惑がぬぐい去れないのと対照的に、ここがドイツな理由はわかりやすい。つまり「ドイツ=ビール」であり「ドイツ=ソーセージ」なわけである。ドイツ仕込みの地ビールがあって自家製ソーセージがあれば、なにがなんでも「ドイツ」が成立するのである。わかりやすいなぁ。
なんか、高速道路上を歩いてパーキングエリアのレストランにやってきたような居心地の悪い気持ちで入口ゲートをくぐって、入場料800円だかを払う。さすがにここまでくると、自動車でやってきた人も当然、歩いているわけで、違和感はなくなる。しかし、入口前の記念撮影ボードの所に観光バスツアーできた人々がどんどん並んで、どんどん業者のカメラマンが記念撮影していくのは、久しぶりに見ると異様だ。
んで、ゲートくぐると、そこはもぉドイツ! すげードイツ! つくりものくさいドイツ! チボリ公園の土産物屋群と見分けがつかないぐらいドイツ!
というわけで、アリスファームの土産物屋とか、あんまりドイツと関係ないかもしれないものをぶらぶら見ながら歩く。さすがに、陶器瓶に入った土産用地ビールとか、そこの工場で作っているサラミとかソーセージとかはうまそう。じゅる。
で、その場で買ったソーセージを焼けるように、カセットコンロにジンギスカン鍋がのっかったテーブルが、ずらーっと並んでいるのだった。そしてご家族連れがジュージュー焼いてるわけ。ソーセージを。そして焼き肉のタレで食べてるわけ。
すげーうまそうなんだけど、なんか「焼き肉のタレ」というあたりでドイツから日本に引き戻されてしまうのだった。うーん?
で、隣の芝生広場ではご家族連れがキャッチボールにフリスビーにバトミントンなのだった。
すげーほほえましい日本の休日の風景だなぁ、と思ったんだけど、なんだか見ていてすこーしイヤーンな気分になってしまって、どうしてかなー? と思ったんだけど、何のことはない「ご家族連れ+芝生+焼き肉+キャッチボール」ってのは、ウチの近所の広場で毎週末繰り返されてる風景なわけで「ここにもいやがったか!」という気がしてしまったのだった。って、金払ってこういう専用の場所でやってくれると本当にありがたいんだけどね。それに、ドイツの森には、発電器もってきてカラオケする人もいなけりゃ、自慢のカーステで重低音でユーロビート鳴らす人もいないしー。
とか、ちょっと暗く鳴りつつ、牧場に行って羊ショーを見る。といっても、本当は「牧羊犬ショー」なのだった。金髪碧眼の美青年が登場して犬笛で二匹の牧羊犬をあやつって羊をあっちやらこっちやらに誘導して、最後はおみやげ用犬笛をお子さまに売るショーなのだった。しかし、最初、犬笛に呼ばれて牧羊犬二匹が観客席の間から牧場に向かって突進して、柵をひらりと飛び越す登場シーンはかっこよかったよ。金髪碧眼のオニーサンを見て「おぉ、ドイツ人だなぁ! やっぱ、アーリア民族ヅラの人が採用されたのかなぁ?」とか思っていたら「ワタシハー、ニュージーランド、カラ、キマシター、ワタシノ、オトーサンハー、ニュージーランドデー、オオキナ、ボクジョウヲ、ケイエイシテイマース」ときたもんだ。な、なぜ、ドイツの森で、ニュージーランド!?
その後、ドイツの森内部ですれちがうお子ちゃまの胸には例外なく、犬笛がぶらさがっているのだった。この犬笛、もちろん人間の可聴音もするわけで、みんながピーピー鳴らしながら走り去るわけなのだが、牧羊犬くんたちは「ああああ、うるせー、うるせー」とか思っているんじゃないだろうか?
ワイナリーもあって、ワインをお猪口一杯ずつぐらいを100円で試飲できるので、試飲する。おー酔っぱらった酔っぱらった。
暇つぶしに、アーチェリー射的だのゴーカートだので遊ぶ。アーチェリー射的は、なんか、一本、的のど真ん中にすぽーんと刺さって、ゾクっとしたねぇ。やっぱ危険だねぇ飛び道具は。気持ちよすぎて危険って感じ。しかし戦国時代に生まれて戦闘で死ぬとしたら、斬られ死にと槍で刺され死にと矢で射られ死にと、どれが一番いやかなぁ? とか考えたり。ゴーカートは思ったよりもスピードが出て気持ちよかった。しかし、すぐ前を走っていた小学生男子二人連れがコーナーごとに曲がりきれずに激突するので後ろから見てて笑えるやら怖いやら。わざとやってるのか? ゴーカートコースの横には池があって、白鳥足漕ボートがが浮かんでいたが、足漕ボートはけっこう疲れるのでパス。手漕なら乗るのだが。
さて、売店の集合体が「街」という設定になっていて、ちょっと離れた所に畑に囲まれた「村」がある。「村」といっても、ソーセージとビールとピザと石焼きパンの屋台があって御飯を食べる所なのだが。
この畑が、村を村らしく見せるための演出かと思ったんだけど、けっこう大マヂで野菜作っていたので以外だった。で、売ってるのだ「ドイツの森特産・丸ダイコン」とかを。「なぜドイツの森でダイコン!」とか思ったんだけども。
で、ソーセージを肴にビールを飲もうと思ったのだが、ちょうど昼時だったので、並んだ並んだ30分。うまかったから許すけど。
で酔い覚ましに「野鳥の森」でも散策するかー? と歩き出したら、案内マップには「野鳥の森」と書いてある場所はどう見ても、いまは松の育成中だった。「ドイツの森なのに、なぜ松!?」と思ったんだけど。で、どうも野鳥はいそうになかった。いや、いるのかもしれないけど。カラスって野鳥なのかな?
で、どこが野鳥の森なのだろう? と思いながら歩いていると、だんだん空気が素敵にウンコくさくなってきたなぁ? と思ったら、牧場になっていて立派な馬が何頭もうろうろしているのだった。そして、方々に立派な馬糞が。(食事中の方すみません)。
いやーしかし、馬ってのは美しい動物ですなぁ。私は競馬をやらないもんで、あんまり馬に親しみをもっていませんが、やっぱり美しい。けど近づくと全身に小さい羽虫がぶーんぶーんとまとわりついてて、ちょっと怖いかも。(食事中の方すみません)。なんか、えらく人懐こくて、馬面をすーりすりしてくるんだけど、こっちは涎をつけられるのでは? 髪の毛食われるのでは? 的に恐ろしかったよ。なんか別の馬と対面していたお子さまが泣き出すし。
そいういうわけで、ドイツの森を堪能する3時間なのでした。帰りもまたバスで1時間。ビールの酔いにまかせてぐーぐー寝てました。
というわけで、岡山駅まで戻ってきたので酔い覚ましにコーヒーでも飲むかぁ? と思って、岡山駅前の小さいコーヒー屋に入ってコーヒー飲んでいたら、カウンターに「コーヒーの科学」「おいしいコーヒーの入れ方」「コーヒーの技能」とかいうコーヒー本がやたら並んでいるから、「おーマスター、コーヒーマニア?」とか思っていたら「この本なんか写真が豊富でおすすめですよぉ」とかいきなり勧められてしまう。「いえいいです」と断るわけにもいかないので「はぁ」とか手にとって開いたら、もぉ、それからマスターが喋る喋る。やれこの人は日本で最初に炭焼きコーヒーを開発した人で、自分は先日この人一晩しゃべっていたが、やっぱり熱いコーヒー野郎で勉強になりました、やれこの人は日本で最初に粗挽きネルドリップを開発した人で、自分は先日この人の講演会にいって一晩しゃべっていたが、やっぱり熱いコーヒー野郎で勉強になりました、やれこの人は有名なチェーン店のオーナーで年商20億の社長ですごいいい人だけど、コーヒー淹れるのは下手でした……。逃げ出すまでに30分ぐらい話を聞いてしまった。
問題は、それほどのマニアな店長が「うちは本気ですから」と太鼓判を押していたその店のコーヒーがうまいのかうまくないのかさっぱりわからなかったってことで。
♪勉強大好き優等生、クラスじゃ誰にもまけなーいよー
とかドテラマンの歌を歌うのは著作権的にやばいわけで、しかもドテラマンそのものが著作権的にやばくて取り潰しくらったわけで(意味不明)。
そういうわけで、寒くてたまらない寒がりのオレとしては室内の防寒着としてはそれはもぉ丹前というかドテラが欲しいのであった。
というわけで、イオン倉敷のジャスコまででかけてうろうろしたのだが、ドテラは売ってないのだった。「むー、ドテラはダサくてスタイリッシュじゃないから売ってないのだろうか?」とか思って悲しくなったのでレジのおばちゃんに「ドテラないんですか?」と聞いたら、「ちょ、ちょっとおまちください!」とか真剣な顔でバックヤードに消えてしまったのだった。
「ないなら『ない』と一言いってくれればいいのに」と思っていたら、オバチャンがドテラが沢山ぶらさがったキャスター付きハンガーをひきずって登場。「今日、入荷したばっかりでまだ陳列してなかったんですー」とのこと。そうか10月はまだ「秋」で冬物衣料の季節じゃなかったのね。
そういうわけでポリエステル100%綿の入った紺色の格子柄で3000円のドテラを買ったのだった。姿形といい値段といい、オレの心のイメージそのままの商品だったので、非常に気持ちがよい買い物であった。って、これ、実家に置いてきた旧オレドテラとまったく同じメーカーのまったく同じ商品なんじゃ?
「気持ちのよい買い物だったわい」とホクホクしていると、売場のはるか彼方へ、オバチャンがドテラハンガーを引っ張って去っていくのが見えた。うううどうもありまちょう。
birdの「空の瞳」のマキシシングルを買ってみた。
♪かーぎりなくりょーてをひろげてー
という、セリカのCMの曲なんだけど、サビ以外はあんまり好みじゃないかも。
R&B的にはかっこいいんだけどね。「おぉ、いわゆるDIVA系?」って感じで。
しかし、オレの少ない知識の中で比較するとやっぱりUAを連想するなぁ。 UAはR&Bじゃない気がするんだけど。
(マクセルのCMで聴く限りにおいて、MISIAの新曲は歌謡曲すぎていまいちかも)
30日付けで発表されたとかいう総理府だかの「TVやゲームの暴力シーンの視聴の度合いと実際の暴力の相関」だかの調査結果では、有意の相関があるという結果が出たとか。(「だか」だの「とか」だの連発で、きわめてソースの曖昧な発言であることを暗示しているのだった。まる。)
うーん、すごいなぁ、やっぱりTVやゲームで暴力シーンを見てると、不良になるのかー。
実際の所、詳しい内容は何も知らないのだが、なんか例によって、統計トリックによって問答無用にそういう結論だということにされてるだけなんじゃないか? ってのが第一印象としてのオレの感想だけども。
どっかでたぶん、香山リカちゃん先生が反論だかコメントだかしてくれると思うので、どう解釈すればいいのかは、リカちゃん先生のいうとおり、っと。(自分で考えろってばよ>オレ)
まぁ、仮にこれが意味ある統計だった場合は、いってみれば「TVゲームやアニメが児童に有害である(有害な場合もある)」という(たぶん初の)統計になるわけで、「誰もゲームやアニメが有害だという証拠をもってないのに、そういうことになってしまっている」(オレ記憶)という感じで不満を感じていたらしいリカちゃん先生としては、立ち向かうべき(否定すべき)統計が出てきたわけで、以後、戦いやすいんじゃないかなぁ?
それにしても、正確な表記は憶えてないが「TVやゲームの暴力シーンの視聴の度合いが高い児童ほど、実際に暴力をふるった経験が多い」というような調査結果だったと思うのだが、それを「ゲームやテレビで暴力シーンを見ると不良になる」という結論としてとらえるのは、どうなのかなぁ? やっぱり、そういうもんかな? どっちかというと「暴力的な児童ほど、暴力シーンを好む」ってのがあるんじゃないかなぁ? なんつーか、こっちが主たる因果関係なんじゃないかという気がするんだが。 (まぁ、これも偏見の一種な気もするが)
まぁ、総理府がとる統計なんで、アンケート考えた人も、解析した人も、専門家なんだろうから、素人のオレが心配なんかしなくても、正しい結果なんだろうけどね。(皮肉な口調で)。
あー、しかし、学級崩壊とか引き起こす小学生なんかのことはよくわからないからなぁ。今のお子ちゃまは、暴力シーンみたらそのまま実行するのかも。
(本日参考にしたのは「山陽新聞」の10/31朝刊なんだけど、あくまでもオレの記憶による話ね)
ホークス日本一ネタで、酒場で、隣に座った、ほとんど知らない人と世間話をしていたと思いねぇ。
で「やっぱりON対決が見たいよねぇ」というような話題になったと思いねぇ。そして「長嶋さんはやっぱり人気あるからなぁ。『世界の王』なのに、やっぱり長嶋さんに比べると人気がないよねぇ」というような話題になったと思いねぇ。
で「長嶋さんは明るいけど、王さん、なんか暗いもんねぇ」という話題になったと思いねぇ。んで、次の会話。
オレ:「なんか、王監督って貧相な顔してますからねぇ」
相手:「あー、だって台湾人ですからねぇ」
まぁ、酒の席の話だし、オレの台詞もかなりひどい台詞だった気もするのだが、茶髪でピアスしててニコニコしてる20代前半ぐらいのオニーチャンの台詞に、オレの脳味噌は凍り付いて、しばらく何も言えなかったよ。
うーん、東アジア人に対する偏見は、戦後、どんどん薄くなってきてるのかと思ったけど、そういう単純なものじゃなかったのだなぁ、とか思ったよ。(これが正しい感想なのかわからんが)。
それとも「台湾人ですから」ってのを「ギャグ」としてとらえて流せないあたりに「オレのこだわり」を見て取るべき話なのかな?
ベスト電器に電化製品を見に通うこと二日。なんかビデオやテレビのデモ用として上映されている「ロスト・イン・スペース」をついつい見てしまうのだった。
昨日はラスト、今日はイントロ。中が抜けているので一体どうしてああいう結末になったのかいまだ不明。
メカデザインと特撮はたいしたたまげたかっこよさなのだが、なんかストーリーはオレ的には、別にどーでもいーような気がする。(いや、ちゃんと見てないからあまり言えたもんじゃないのだが)。なんか、特撮がもったいない、って感じ。(「フィフス・エレメント」でも思ったけど)
なんかしらないけど、スタートレックの劇場版を観ているようなデジャ・ヴ感が消えないというか。単に、円盤型宇宙船が樹木へしおりながら不時着する、ってだけかもしれないが。
って「宇宙家族ロビンソン」なわけだから「宇宙大作戦」と似てても当たり前なのかもしれない。
昆虫型異星人をCGでやるのは、まだ早い気がするなぁ。やればやるほどうそっぽくなる気がする。って、オレの昆虫型異星人のイメージが操演やモデルアニメーションの動きによって構築されてるからなのかもしらないけど。案外、昆虫型異星人を目の当たりにして「なんか動きがなめらかすぎてうそくせー」とか言いながら首噛みちぎられたりして。
(991106に追記)
∴昼起き。
そういうわけで、散髪。
初めてのお店だ。というか倉敷で散髪すること自体が初めてだったりする。
「へー九州の福岡出身ですかー。いいですねぇ九州ですかぁ。きっとのどかなんでしょうねぇ。夕方6時ぐらいには真っ暗になったりしてー」と髪を切ってくれているオニーサンが世間話をしてくれるのだが、少なくとも福岡市の方が倉敷市よりもずーっとでかくてにぎやかじゃいのかー? と福岡原理主義者であるオレは思うのだが。まぁ「九州全部」の話になれば、まぁ、そういうもんかもしれないが。(きっと熊本の人は今でも阿蘇の平原で馬にのって生活してるんだし、長崎は南蛮貿易でにぎやかな反面、キリシタン弾圧で内戦状態で、鹿児島は官軍に追いつめられた西郷隆盛が切腹してたりするに違いない)
どうでもいいが「夕方6時には真っ暗」ってのは、ここのことでは? それに、そもそも九州の方が西にあるから、日が暮れるのは九州の方が遅いぞ。……って、時差を計算しようと思ったけど、地図がないからよくわからないや。時刻表でもあればJR山陽本線の営業キロ数で概算できるのだが。
で、散髪だけなら1,800円、シャンプー顔剃りが入ると全部で3,800円、肩もみ耳掃除までつくと全部で5,500円というお店で、個人的には散髪には2,000円以上かけない切りっぱなしのオレなのだが、やはりたまには顔を剃ってもらいたかったりして3,800円コースだったのだ。
が、シャンプー後に肩もんでくれたオネーサンが「むー、お客さん、すごーくこってますよーマッサージどうですかー?」と勧めるので最初だからということで揉んでもらったのだった。むぐー、ももももー、ばきばきばきばきばきー、ごき、ぶしゅー
おー、効いた。
揉んでもらって気持ちよかったんだけど、それ以前に次々にくり刺される「中国拳法?」とか「関節外し?」とかいうような謎な「マッサージ技」が面白かったよ。
頭とか肩を叩くときに、パキンパキンといい音がするんだけども、やっぱりあれは訓練のたまものなのだろうか?(パキンパキン鳴ってるのはコッチの頭や肩じゃなくて相手の手の方ね)
そういうわけで、肩が軽くなったよ。さすがに「全身タコのようにふにゃふにゃだー」という世界にはならないのだった。
美観地区の近所に倉敷市立美術館があってその裏が市立図書館である。他に無料観光案内所なんかも併設されている(ようだ)。
で、どんな本があるのかなー? と思って中に入ったのだが、入ってすぐのところが日本人作家の小説の棚で、井沢元彦の棚に「義経幻殺録」を発見したのでさっそくかりる。他にも「読みたいと思っていたけど最近本屋でみかけない」とか「読みたいと思っていたけど買いたくない」とか、そういう類の本が沢山あったので、貸し出しカードを作る前からどんどん棚から取り出すのだった。森博嗣は犀川・萌絵シリーズがとびとびにおいてあって、封印再度はあったのだが次にオレが読むべき「幻惑の死と使徒」がなかったので、とりあえず止め。別シリーズだかの「なんとかの三角」はあって、悩んだのだが、なんだかしらないけど清涼院流水の「19ボックス」が目に付いたので借りてしまう。さすがに「ジョーカー」を借りるのは怖いのでやめた。(怖いのは内容じゃなくて厚さね)。
かりた本
(「まだ読んでない」は991106の時点の「まだ」ね。感想書いた本も、かりた時は当然、読んでなかったことは言うまでもない)
- 「2050年は江戸時代」石川英輔
- …… 21世紀の日本は工業国として破綻したが、江戸時代的なリサイクルで環境にやさしい農業国となっていた、というSF。ほとんどは老人が20世紀末の工業大国日本が滅びる様を語る部分なんだけど、あるかもなぁって感じ。作中は農業の発達で6500万人が自給自足できてるんだけど、たしか今の農業技術じゃ日本国土の中では2000万人か3000万人ぐらいの食料自足で精一杯とか聞いた記憶があるなぁ。SFとしてじゃなくて、まぁ、「江戸時代は素晴らしかった」という本として読んだ。
- 「義経幻殺録」井沢元彦
- 「19ボックス」清涼院流水
- …… まだ読んでないけど、「コズミック」と同じぐらいの厚さがある「ジョーカー」はやっぱり手がでないなぁ。どうでもいいけど「19」とかいて「ジューク」と読むのは、オレは言われるまで読めなかったんだけど、ギターデュオのおかげであたりまえになってしまったなぁ。
- 「凍月」グレッグ・ベア
- …… まだ読んでないけど、冒頭にやたら偉そうな序文が付いていて、面食らう。何にせよ「女王天使」はオレ的にいまいちだったし、「火星転移」は読んでないんだけど周囲の感想を聞くとわざわざ上下巻読む気にならないし、そういうわけで「ナノ・テクノロジーシリーズ」の短編でも読むか、と。
- 「信長欧州遠征記」柘植久慶
- …… 乾徳山恵林寺を焼き討ちした信長は焼け死ぬ若い僧が叫んだ「お前も炎の中で死ぬだろう」という予言によって深い鬱に沈む。日本の国内統一に飽た信長は、イエズス会経由でイスパニアのフェリペ2世の招待を受けイングランド攻略のために渡欧を決意する。秀吉の偽装で本能寺で死んだことになった信長は部下を率いて出発したが……というお話。エリザベス女王とシェークスピアが同時代の人物だったことや、当時のヨーロッパがカトリックとプロテスタントの宗教戦争の場だったことがよくわかったので、ためになったかも。ま、基本的にオレは「もし信長が生きていたら」物は好きなんで。
SFMの光瀬龍追悼特集が掲載されている11月号を発見。巻末の単行本リストを著作権法が許す範囲でコピーするのだった。その他の感想はワープ日記812にメモ在。
最近、体重が増加気味だし、何しろ運動不足だ。そういうわけで、泳ぐことにする。
倉敷駅からはるか南、美観地区をこえた所に、倉敷市役所のあるという。そして、その裏に温水プールのあるという。
というわけで、自転車で倉敷駅まで出て、そこから進路を南に転じて、美観地区を通り越して、そこの図書館で道草をくったオレは、さらに南下し、岡山大学遺伝子なんとか研究所を突破して、むーなんか謎の展望台のある倉敷市役所発見。
そしてその裏には、「倉敷市環境センター」だかが建っている。まぁ、何のことはないゴミ焼却場でその廃熱で温水プールが運営されているのだ(ろう)。岡山市もまったく同じ仕組みだったからなぁ。岡山県の方針なんだろうなぁ、たぶん。
というわけで、50mプールを平泳ぎで10往復してみました。最後の方は推進力が無くなって泳いでいるのか浮いているのかなかなか判別つきづらい世界でしたな。
しかも、夕方になるに従ってどんどん人が増えて3レーンほどしかない「勝手に泳いでいいコース」は混みだして、気をつけて泳いでないと前方からきたクロール人間に激突して轟沈するはめになるからなぁ。って、水中を歩きながら水中エクササイズにいそしんでいたオジサンとすれ違いざまに、オジサンのエクササイズパンチを脇腹にくらってしまったからなぁ。
さて、出るか。ああああ、身体が重い。重力が襲ってくる!
というわけで夜7時から倉敷駅前で、出張でやってきた同期君を囲んで飲む会が催されたのだった。
1キロ泳いだ後、すさかずビールを飲んだら吸収が早いのかすぐに酔っぱらったよ。だけど、なんというか、ずっと水中にいたからあんまり喉乾いてなくて「ぷはー、やっぱスポーツの後のビールは最高だね!」という感じじゃなかったなぁ。
時間がないのでメモ。
仕事場、朝の集会で、仕事場の本部から「もっとも偉い人」がやってきて「ありがたいお話」を授けてくだすった。
今まで「二番目に偉い人」とか「十番目ぐらいに偉い人」が来ても、みんな座ったままだったのに「もっとも偉い人」が登場した今回だけ、いっせいに立ち上がったよ。
おぉ! これが「『もっとも偉い人』効果か!」とか思ったよ。
本日は、朝から晩まで「研究会」を拝聴してみた。
連日、お勉強、ばっかりで、浅く広い知識は蓄積されているのだが、だんだんと自分が何者で何のために仕事場にかよっているのかわからなくなってきたような気がするのだった。
昨日から寝だめしまくったせいか、まったく居眠りもせず、ひたすら膨大なメモを書いた。
だが、それが何かの役に立つのかは、まったく不明。
そうそう、本日、この「研究会」で大学時代の知り合いに会った。世界は狭いものだね。
「イヤー懐かしいなぁ」
「いま、何してんの?」
「ちょっと太ったんじゃない?」
「そっちこそ、ちょっと薄くなったんじゃない?」
「わはははは」
「わはははは」
問題は、オレが最後まで彼が誰なのか思い出せなかったことだな。
誰?(ってをい>オレ)
おぉ♪きむらかずし、さんがMatrixのFAQを和訳するらしいぞ!
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/matrix/index-j.html
みんなで大注目だ!
これで、辞書片手に読まずにすむぜ。安堵。(って他人まかせでいいのか!?>オレ)(いや、もぉ、FAQ和訳はBRAZILで懲りました……って、「懲りました」ってのは、終わらせてから言えって>オレ)
オレが風邪気味で寝てる間に日本シリーズはホークスが順調に勝ってるなぁ。
って、いまも試合中継があってるけど、心臓に悪いから見ないや。(「あってる」は方言ね)
まぁ、ホークスが日本一になるチャンスなんて今世紀には二度とないだろうから、是非、日本一になって欲しいね。
って「今世紀」ってそもそも来年しか残ってないのか。
ま、オレって別にホークスのファンじゃないから、野球的にはどうでもいいんだけどね。あくまでも「福岡の話題」ってことで。
そうそう、中日ファンから「福岡出身だからホークスファンって奴ってのは、何だか信じられないよなぁ。オレは名古屋出身だから当然、ドラゴンズファンだけどね」と言われてしまった。うーん? やっぱり「元は南海ホークスなのに」とか「元西鉄ライオンズの西部を応援しろよ」という文脈なのだろうか? あるいは「優勝したら急にファンになりやがって」かな? まぁ、何にせよ「狂信者の論理」ってのがどんなものか、ちょっとわかったかも。わはは。
あ、あと自分がカラオケで「六甲おろし」を歌うのは許可なんだけど、「いざゆけ若鷹軍団」を聞くと酒がまずくなるから不許可って人も、狂信者だよなぁ。まぁ、虎キチが狂信者じゃなけりゃ、どこに狂信者がいるんだ? って気もするが。(タイガース以外の応援歌を無理矢理きかされた経験って考えてみれば無いかも?)
何がたまげたかといえば、目が覚めたら、始業15分前だったということだ。
二つの目覚ましの両方が停止状態にあるということは、かなりはっきりと意識が戻った状態で目覚ましを止めて、かつ、無防備にも二度寝してしまったということだ。(二個目の目覚まし時計を止めるためには机の上にあがらないといけないので、寝ぼけながらでは普通、止められない。かつ、昨夜、確かにセットした記憶はある)。
始業15分前といえば、通常ならオレは仕事場の机で「ほんぢつのおしごと」のリストを眺めたりしている時間だ。まいった。たまげた。
だが、心臓が破裂するような速度で自転車を漕いだ結果、定時には何食わぬ顔で仕事を始めていたのだった。ふふふ。パンクチュアル諸星。
やっぱ、仕事場の近所に住むのって、ぢうやう。
問題は、始業後、30分ぐらい心臓が定常運転に戻らなかったことだけど。って、心肺機能が低下してるんじゃないか?
って、心肺機能の心配より先に、始業15分まで平気で寝ちゃう自分の神経を疑えってばよ>オレ。
昨日、「カナン五一〇〇年」を読んで思ったのだが、植物サイボーグが出てくる話って、他になかったかな?
ネタバレになっちゃうけど、ほら、「植物サイボーグが見知らぬ怪生物におびえて、めったにつかわない放電葉からのプラズマ攻撃をくりだしたけど、相手はセラミック装甲板で覆われたサイボーグだったので全然平気」って話。
てっきり、宇宙年代記の中の短編だと思っていたけど、ハルキ文庫の二冊の中にはなかったような。(見過ごしてるのかもしれないけど)。
「アンドロメダ・シティ」とかみたいに、宇宙年代記の他の短編のあつかいなのかな? それとも「喪われた都市の記録」だかの一部だったのかなぁ? うーむ。
誰か教えてください。
ま、そういうわけで、昨夜は、夜の2時すぎぐらいまで、ハルキ文庫の二冊のあっちをめくり、こっちをめくりしたのだった。
って、そういうことしてるから、寝坊するんだってばよ>オレ。
本日もコンピュータ言語のお勉強。
一昨日、昨日と学んだ簡易言語を使って、業務用ソフトの中で、いろいろモデルを構築する演習を。
「あぁ、世界って微分方程式で記述されてるのねー」とか「連立(偏)微分方程式の集合体として世界が記述されたら、あとは行列として演算されるだけなのねぇ」とか思った。
「世界」ってのは、外部から見れば、行列なのね、とかしみじみ。
もちろん「M」の話でもあるんだけど、どっちかというと「L」の話ね。
って、神林の短編「忙殺」の「L」の話じゃないので念のため。(すでに内容忘れてるなぁ)。
「世界」ってのは、外部から見れば反応器なのよね。とかいうのもありか。
と、いうわけで、「時の支配者」の気持ちをかみしめつつ帰宅したら、猛烈な悪寒が。
どうも、風邪をひきかけているらしい。
というわけで、本日も、すぐさま寝てしまうのだった。
と、窓の外では重低音のステレオでダンスミュージックを鳴らすヤンキーな方々が楽しい集会を開始したらしく、窓を震わせて重低音が部屋に侵入。
ヤンキーと右翼の宣伝車と選挙カーに逆らってもいいことはないので、こちらも負けじとヘッドフォンで重低音を聴きながら、寝る。(「負けじと」って思いっきり負けてるって>オレ)
∴ ちなみに、BGMは、「TECHNO BIBLE Y.M.O.」のDISC1である。
これに収録されている「TONG POO」は、国内版の「Yellow Magic Orchestra」に入っているバージョンなので、途中に台詞(♪My name is Tong Poo)が入ってない。海外版の方が好きだなぁ「TONG POO」は。けど、「MAD PIERROT」が入っているCDをこれしか持ってないのでしょうがない。って海外版「Yellow Magic Orchestra」を買えよ>オレ。ちなみに、「MAD PIERROT」はオレ内部の「最高にかっこいいイントロを持つ曲ベスト10」に入る曲だ。ちなみに、他の9曲は忘れてしまった。
って、テクノはテクノでも、Y.M.O.ってあんまり「重低音」じゃないかも。
朝から晩まで業務用ソフトの講習を受けていた。猛烈に寒い部屋で、暖房も仕事場規則にしたがって11月にならないと使えない。そのようなわけで、暖かい缶コーンスープを飲みながら、液晶プロジェクタで投影されるPowerPointのスライドショーと業務用ソフトのデモ画面を眺めていたのだった。
と、いうのは、昨日の記述のまるっきりコピーなのであるが本日の業務が昨日の業務のまるっきりコピーなのでしかたないのだった。デジャ・ヴではない。
本日は、この業務ソフト内蔵の「簡易言語」の講義であったのだが、どうも進むにつれて「C言語」か「C++」か、はたまた「CとFORTRANのキメラ」のいずれかであるような話になってきてしまって、あんまし「簡易言語」という気がしなくなってきた。
「『簡易言語』というても『簡単』でもなけりゃ『易しく』もないじゃないかーッ!」ってのがオレの正直な心の叫びなんだけども、まぁ、「簡易言語」の定義が「取得や学習が簡易である言語」でないことだけは間違いないだろうから、「簡易言語」って名前に八つ当たりするのはお門違いだろう。
まぁ、言葉の意味的にも「八つ当たり」はそもそも「お門違い」なものなんだから「八つ当たりするのはお門違い」なのは当然だな。
そういうわけで、C言語者は「FORTRANくさい」と文句を言い、FORTRAN者は「C言語くさい」と文句を言い、C言語者でもFORTRAN者でも無い人は「めんどうくさい」と言うという、インストラクタ泣かせな回であったな。
とはいえ、「Visual C++で外部関数をDLLとして作成するデモ」を見せられると「うぉおお、C言語、なんかきもちわりー」という気持ちが沸き上がることよ。いやー自分がこんなにC言語に違和感があるとは知らなかった。もうちょっと「あー、なんか、C言語って、こうだよねー」ぐらい軽く流せるかと思っていたのだが。
まぁ、引数のないカッコとか、voidとかnullとか、中カッコで囲まれてインデントされたソースとか、行末のセミコロンとか、なんでもかんでも関数化するところとか、ライブラリをインクルードするところとか、構造体とか、ポインタとか、そういうもんが見慣れないだけなんだけどね。(何も知らないんじゃないか!>オレ)
そうそう、DLL作成ツールで「Visual C++」といっしょに「DEC Visual Fortran」ってのがあげられていたが、これってMS社のVisual Studio用のもんなのかなぁ? それともまったく独自のツール?
いみなく引っ越し荷物の中から、「JavaアプレットでWebページをにぎやかに!」系のCD-ROM付ムック本を発掘してきて、Javaコンパイラをインストールしてみたりする。
おぉ、クラスでライブラリでメソッドでパッケージでimport java.lang.Math;でインスタンスでオブジェクトは実体でコンストラクタで継承でポインタがない、なのか!
何がなんだかさっぱりわからないので、やめ。飽きるまで15分。気が短すぎ。
そういうわけで、ハルキ文庫の光瀬龍「宇宙年代記全集2・辺境五三二〇年」を読んでいる。
はー、なんつーか、改めて読むと「古いー」って感じだなぁ。細かいディティールが、いちいち古い気がするのは今に始まったことじゃないんだけど、なんか、猛烈に登場人物の価値観の古さに違和感を憶えて、感情移入できないなぁ。
宇宙にあこがれ出かけていって、あまりに過酷な環境に、肉体を改造し、しかしやがて精神を消耗し、そして情熱もいつか冷めて滅びていく人類……ってビジョンを語っているはずなのに、やっぱり男は外で働いて、女は家で男の帰りをまっているのかー? って感じ。(いや、具体的にそういう話、ってわけじゃなくて、イメージね。イメージ)
まー、特に、カード都市と仮想空間の話になるとすぐに「逃避」って話になってしまうのが、どうもなぁ。「仮想空間に逃避してしまったら進歩も発展も無いじゃないか!」って、そうかー? って感じ。
あとは、まぁ、果てしなく辺境惑星が疲弊して人々が狂っていく話は、とりあえずあんまり読んで楽しくないかもなぁとか。
あと謎のサイボーグ殺人事件とかも、いまいち謎解きではないわけで、最後に「やりきれなさだけが残った」と落とされても、いまいち「そうだね」と思えないというか。
とはいえ、発狂サイボーグ軍団が臓器を求めて人間狩りをする話とか、発狂スペースマンが対決して、どっちが狂っているのかわからなくなる話とか、宇宙の彼方から謎の呪文が聞こえてきて乗組員が発狂する話とかは、面白いかも。けけけけ。
って、狂う話だけ喜んでよんでいるのか!>オレ。
まぁ、時代はサイコスリラーってことで。
本日読んだのは以下ってことで、一言感想。(ややネタバレ)
うーん、もっとちゃんとした「ネタバレ」な感想もかかなくちゃいけないだろうなぁ。「これは、古代遺跡発掘したらアイララの陰謀でしたネタ」とか「これは、古代異星人の念波にあやつられてふと気づいたら自分の手で仲間を皆殺しにしていたよトホホ、ネタ」とか「これは、お払い箱になったスペースマンがぐちってるだけネタ」とか「オレンジ色の怪物体は宇宙キノコでしたネタ」とか、分類もしたいし。
とはいえ、いま一言感想書いてて改めて思ったけど、このハルキ文庫の宇宙年代記全集は一応、年代順に並んでいるので頭から読んでいくと、歴史になってるのねぇ。サイボーグが被差別待遇を受けてる時代から、サイボーグによって普通人が抑圧されていく時代、って具合に。単行本の収録順とか発表順に読んでると、何がなんだかわからないんだけど。何せ内容が戦争と混乱で何が何だかわからない時代だったり、発狂した宇宙飛行士にアイララの陰謀が炸裂したりする内容だったりするからさぁ。
そういうわけで、このハルキ文庫の二冊はありがたいね。って、最近のSFMの特別号に載った読み切りとかも出して欲しいなぁ。あれも宇宙年代記の後日談だろうから。って、これは早川の仕事か。そうだ、SFMの光瀬追悼号を買わねば。
森博嗣が突如読みたくなったが、新しいのは手元にないので、しょうがないので「すべてがFになる」を読み返す。
うーん、犀川せんせーかっくいい! 四季博士天才!
しかしオレの内部では、四季博士は勝手に特捜ロボ・ジャンパーソンでスーパーサイエンスネットワークを指揮していた綾小路麗子博士(演:高畑淳子=仮面ライダーBlackRXのマリバロン)のイメージになっているので、最終的には化け物に変化してしまいそうなイメージであるが。
そして、事件解決後の犀川先生のぼやきあたりは何度読んでもかっこいいが、さすがに謎解き部分は何度か読むと飽きる。
朝から晩まで業務用ソフトの講習を受けていた。
なんだか知らないが、猛烈に寒い部屋だった。しかも暖房は仕事場規則にしたがって11月にならないと使えないとか。
そのようなわけで、暖かい缶コーンスープを飲みながら、液晶プロジェクタで投影されるPowerPointのスライドショーと業務用ソフトのデモ画面を眺めていたのだった。
8時間も液晶プロジェクタ画面をみて寒い場所に閉じこめられていたので、帰宅したと同時に眠りについて朝まで起きなかった。
睡眠時間11時間。さすがに寝過ぎだ。
∴そういえば、本日は、待ちに待ったお給料日では? とはいえ、仕事場にも近所にも郵便貯金にアクセスできる端末がないので、振り込まれたのか振り込まれてないのかわからないのだった。
あまりに天気がよろしいので、自然とたわむれようかしらんと、半田山植物園という所に向かって出発!
倉敷から岡山までJR。そこから津山線に乗り換えて……うー、一時間に一本しかない。しかも、いま、でたばっかりじゃん!
そういうわけで、15分に1本の割合で出ている岡電バスに決定して移動すること20分、半田山植物園口、という身も蓋もないバス停で降りて徒歩10分。植物園に到着!
到着……したのだが、そこへ突如、大量のジジババがわらわらわらわらと登場! 「JR STAFF」と書いた蛍光黄色のジャンパーの人々が先導しながらとてつもない量のジジババがぞろぞろぞろぞろと植物園に入って行くではないか! 拡声器の声が叫ぶところによると「サンデーウォーク」という行事らしく1時間程植物園を散策するらしい。
あまりの人口密度に恐怖を憶えたので、徒歩500mのところにあるお寺「法界院」をぶらぶらして、ジジババをやり過ごすことにする。
というわけで法界院。正式名称は「金剛山遍照寺」で、真言宗のお寺。本尊の聖菩薩像だかが国指定重文。
なんだかしらないけど、よく手入れされた寺の敷地で、天気もいいことからホノボノした気持ちになる。
そういうわけで、誰もいないのをいいことに、ひととおり手を合わせて拝んだ後は、休憩所のようなところに座って、ウクレレで「峠の我が家」をひたすら練習するのだった。
罰当たりめ!>オレ。
というわけで、1時間ほど時間をつぶして半田山植物園に戻る。
「さんでーうぉーくの、みなさーん、しゅうごうじかんでーす。あと3分で出発しまーす!」という拡声器の叫び声がこだまする。
半田山植物園は、半田山という小高い丘の南側の斜面を使った植物園で、桜林やら薔薇園やらサボテン温室やらを見ながらどんどん登っていくと明治時代に作られたとかいうレンガで作られたレトロな貯水池だの展望台だのがあって、さらにそこからどんどん登っていくと頂上に一本松古墳とかいう全長60mの前方後円墳があったりする、なかなかバラエティに富んだというかなんだかよくわからない植物園である。
そういうわけで、とにかく、ひたすらガンガン登る。息が切れる。途中、上の方から集合時間に遅れそうなジジババがものすごい勢いで階段を駆け下りてくる……というか、ひょっとして転げ落ちてますか、おじーちゃん?
息を切らしながら展望台まで登る。双眼鏡を取り出してじっくり観察。うーん、岡山市内でひときわ高いのがNTTクレドだよなぁ。高さはさほどでもないけど、シンフォニービルの円筒形の形は目立つよなぁ。おぉ、岡山駅を見ていたら、新幹線が走り出すのが見えたよ。おぉ、100系だよ。ってことは「こだま」かー。双眼鏡は8倍でもなかなか面白いなぁ。
さらにガンガン登る。古墳。説明看板に「一本松古墳は全長67mの前方後円墳である」と明記してあるけど、どう見ても円墳にしか見えない気がする。と「……直径47メートルの円墳に対して全長27mの前方部分は下に位置しているのが特徴で」うんぬん。うーん、じゃ、なに? この、円墳の土台というか円墳が建ってる場所から下にだらだら続いている斜面の最初の部分を「前方」と見なすのか? う、うーん? ちょっと等高線の入った図面でも見せてもらわないとにわかには納得できないなぁ。わはは。
とか文句を言いつつさらに読み進むと「戦時中には頂上に対空砲が備え付けられその際に石棺が発掘された」うんぬん。うーん、なんかなぁ、たしかに山のてっぺんだし、しかもそこが円墳だったら対空砲そなえたくなる気持ちはわかるけど、いいのかなぁ?
とかいいつつ登ってみると、あらまーなんか頂上には2m四方で深さ1.5mぐらいの穴がいまだにぼっこりあいているのでした。うーん、埋め戻せばー?
しかし、頂上から見上げるとまわりをぐるっと取り囲む桜の葉の真ん中にぽっかり青空が広がっていて、さぞかしB29だのB51だのがよく見えたんだろうなぁ当時は、とか思ってしまったことよ。
というようなことを考えるのは3分で切り上げて、たっぷり30分ぐらい居眠りしたよ。あー極楽極楽。
その後、30分ぐらいウクレレを弾いたよ。
さて、山陰の部分は「湿地植物ゾーン」ということになっている。シダ類Loverのオレとしては是非、探索せねば! と入り込んだら、ひんやりしてるのはいいとして、ヤブ蚊の大襲撃! しかも、どうも湿地植物が繁茂しているはずの場所はセイタカアワダチソウの大群生地帯になっていたのだった! そうか! セイタカアワダチソウは湿地植物だったのか! じゃなくて、雑草を繁茂させっていいのか管理人!!
サボテン温室は、丸くてでかい金鯱(きんしゃち)は、まぁいいとしても、なんか放射能にやられたのか遺伝子異常でも起こしたのかといわんばかりにぐにゃぐにゃとした姿のサボテンばっかりで、見ていて怖くなる。こんなのが庭に植わっていたら、夜中動き出して飼い犬の一匹や二匹食ってしまいそうだ。アロエもいろいろあったが、巨大なアロエは棘も恐ろしく、これまた猫の一匹や二匹食べてしまいそうだ。怖い。
薔薇園は、なんか、高校生の女の子が数人、ベンチに寝そべって大声で「メールっていくらぐらいかかるか」という話題で盛り上がっていた。「だからー、どんなにつかったってーインターネットで月に1万円以上、ぜーったいに、かかんないから、だいじょーぶー」とかいう台詞が聞こえたので「やろうと思えば3万円でも5万円でも使えますぜ、おじょーさん」とか言いたくなったが「定額制プロバイダ入れば? ホーダイに加入しないなんてオッサン、バカ?」とか言われたら悲しいので何も言わずに通り過ぎたよ。
池にはオオオニバスが浮いていたよ。今回、初めてわかったのだが、オオオニバスの「子供が乗っても大丈夫」な巨大なお盆型の葉っぱは、太いケーブルで中央の本体に接続されているのね。というか池の真ん中に「中央でござい」と言わんばかりの塊が沈んでいてそこから放射状に伸びたケーブルの先に葉っぱが付いているのね。そして、中央から花やら謎の器官やらがこれまたトゲトゲのついたケーブルで中央から伸びているのね。ハスの葉もよーくみたら外側はトゲがびっしりついていて、触ると手にささるのね。なんか、オオオニバスの「中央部分」は、暗緑色で水中にあってトゲトゲで、なんか、ものすごーく気持ち悪いのよね。夜になったら緑色に光りそうで。あー、なんか、オオオニバス、嫌いになったかも。
岡山駅まで戻ってコンビニでタウン雑誌をぱらぱらとめくったら、一部、永野のりこファンの間で「核シェルターで生まれ育った青年が90年代の地上に出てお嫁さんを捜す!」映画として話題になっていた「タイムトラベラー・きのうから来た恋人(blast from the past)」が、20分後に始まることを知る。
あー、とっても見たいかも! 心の中の北森俊介がデイジーちゃんだのチャッピーちゃんだのを求めて吠えているかも!
というわけで駅前メルパあたりで上映してるだろうと安心して電話したら、あなた、こともあろうに表町商店街の方の映画館じゃないですか!(岡山市の映画館は、岡山駅前(ダイエーの裏)と、お城の近くの商店街との二カ所に分散しているのだ)。そういうわけで、20分で走る走る。心臓がどうかなりそうなぐらい走って、間に合ったよ。
いい映画だったね。ほのぼの。
あんまり暗黒面の話じゃないから、ナガノな感じというか、歩野君がデイジーちゃんを神経ガス吸わせて地下シェルターに閉じこめたり、逃げそうになるのでホルマリンに漬けたり、手足を切り落としてふたりっきりですごすことに決定したりする話は皆無で、ほっとしたよ。(そんな映画なわけないだろう>オレ)
というか、地下で天才(マッドだけど)科学者の父から英才教育を受け、また60年代のジェントルな青年として育てられた主人公の自信にあふれて世の中からずれている姿を見て「キャプテン・フューチャーってこんな奴だったんだろうなぁ」とか思ったよ。
それにしても予告で「シックス・センス」だの「黒い家」だの「鮫肌男と桃尻女」だのホラーだったりサイコだったり血塗れだったりする画像ばっかりみせられて、動揺したりして。
∴晩飯としてネギ焼きを食べたよ。うまかった。
久しぶりにアサヒコム(http://www.asahi.com/)の著作権とリンクに関するページ(http://www.asahi.com/information/copyright.html#link)を読んでみたら、ずいぶん取り扱いが変わっているみたいだ。
以前のファイルは手元にないから記憶で書けば、1年ほど前は
「リンクは原則として自由」「ただしお知らせください」というのは「自由」なのかどうか、なんとなく釈然としない気はするのだが、今のルールを見るとhttp://www.asahi.com/にリンクを張るのはとりあえずできるような気がするな。
しかし「お知らせください」ってのは何なんだろう? 報告しないとリンクしてはいけないという意味になるのだろうか? それとも「できたら知らせて欲しい」ということなのか。「以下の注意事項を守れば原則自由」という時の「注意事項」に入ってないのも謎だなぁ。
他に気になる点は「トップページ」というのがどこのことなのか、いまひとつはっきりしないという点と(「表紙のページ」はhttp://www.asahi.com/ではなく、http://www.asahi.com/home.html#topらしいし)、この著作権とリンクのページのどこにも作成年月日がない(よーく見たらあるのかもしれないけど)という点かな。
まーあんまり、他人のリンクルールに文句言える立場じゃないんだけども。
ま、個別記事へリンクが張れないのが、やっぱり面倒だね。「ページは移動したりリネームしたりして必ずしもそこにあるとは保証できないから」とかいうのが表向きの理由なんじゃないかと思うけれども(あくまでオレの妄想)そもそも過去記事がすぐ消えてしまうasahi.comなんだから、リンクを張る方にしてみればリンクが切れるのはかまわないんだけどねぇ。(とはいえ「アサヒコムはすぐ記事のURLを変更するから迷惑だ」とか「朝日はURLを変更して都合の悪い記事を追跡されないようにしている」とか言われると不愉快だろうね)。
目が覚めたら昼前だった。
本日のうちに郵便局の口座の中身を操作しなくてはならないので、あわてて倉敷郵便局まで自転車で突っ走る。
仕事場の近所には郵便局のATMがないから困るんだよなぁ。こんなことなら給料の振込先を郵便局にしなきゃよかったよ。給料入っても下ろせないんだもん。
最近あらためて気づいたのだが、郵便局の貯金を操作できるATMって以外に少ないのねぇ。なんか、どっかの銀行と提携したはずだから、そこらへんの銀行のATMから簡単にアクセスできるものだとたかをくくっていたら、そうでもないのね。倉敷やら岡山やらは、中国銀行の縄張りなんだけど、中国銀行のATMと福岡銀行ってあんまり仲がよくないみたいだし、中国銀行のATMから郵便局にはアクセスできないみたいだし。たまに郵便局マークがついてて安心したら引き出ししかできなかったりするから困るなぁ。
とか考えていたら、いきなり自転車のタイヤがパンクするしー。
ちょうど目の前にあった自転車屋に自転車をあずけて、走るしー。
そもそも、倉敷郵便局がどこにあるのかよく知らないしー。
美観地区の観光案内図に郵便局載っててラッキーだしー。
12時5分前にたどり着いて、ぎりぎりだしー。
けど、倉敷郵便局、土日も17時までATMが動いてて、走って損したって感じだしー。
ま、とりあえず、口座から口座に金を移動させて、マネーローダリングいっちょあがりって感じ。
∴そういうわけで、鈍行電車に乗って岡山に。
∴なぜか、ここ数日、猛烈に「エントロピー」が何だったか気になって、手持ちの本の中からエントロピーについて書いてある本を取りだして読んでみたりして。案の定、こっくりこっくり、眠たくなるのだった。
うーん、TΔS=ΔQ。
「乱雑さの尺度」とか情報のエントロピーの話になってもよくわかんないけど、どうしてエントロピーが熱力学の中に出てきたり、温度Tかけたら熱Qとイコールになったりするのか、謎だなぁ。ふー。
そういうわけで、難しい本は寝酒のかわりになるということを証明しつつ岡山に到着。
∴ 駅前OPAで楽器屋をうろうろして、タワーレコードをうろうろする。
∴ 柳川交差点までひたすら歩いて、デオデオへ。
実は、昨夜、突如、プリンタがぶっこわれていたことが判明して怒り心頭に発しているのだった。そういうわけで、キャノンBJF200と同じグレードのEPSONプリンタの偵察。運良くか悪くかEPSONの回し者のオネーサンにつかまってしまって、インクドットが4pL(ピコリットル)だの7pLだのいう話を聞かされる。「どっとがちいさいと、きれい」というヒトエ姐さんの台詞が脳内に響き渡る。それにしても「ピコリットル」と言われてもぜんぜんピンとこないなぁ。SIと併用が認められていても、リットルって非SI単位なんだから、「ピコ」が付くのは違和感あるかも。って、ミリリットルに違和感のないオレが言っても説得力ないか。それにしても、ドットの直径とかで定義してもらった方がまだわかりやすいかもしれない。
1pL=1x10-15m3
よって、一辺が10μmの立方体、あるいは直径が約1.3μmの球の体積。
うーん、結局、このインクの量でどれぐらいの大きさのドットが紙の上に印字されるかは、紙の質に依存してて、一言で言い表せないから、ドットの細かさを最少インク量で表現してるのね。
まぁ「1ピコリットル」と「10ミクロン」のどっちがピンとくるか、ってのは人によるのかもしれないし。(おっと「ミクロン」はSIじゃ使っちゃいけないんだっけか?)
∴ というようなことを考えて4Fにいくと……あぁああああ、iBookが! タンジェリンのうまそうなオレンジ色なiBookが! あぁああ、でかい! あーでも思ったほどでかくないかも! あぁ、重い! あぁ、でも思ったほど重くないかも! あぁ、フタを固定するラッチがないから不安! あぁ、キーボードが透明で気持ちいい! あーでも、なんかJISキーボードな気がする! あぁ、トラックパッドが金属で気持ちいいのか悪いのかわからない! 感電しそう! あぁあああ、トラックパッド使いづらい!!
結論:うーん、けっきょく、中身はただのMacだからねぇ。
仮に万が一、買うことがあったとしたら、マウスつけて使うだろうな。
∴ちんたら歩いてシンフォニービルの丸善にて「宇宙年代記全集2:辺境五三二〇年」光瀬龍、ハルキ文庫、を入手。
表題作の「辺境五三二〇年」をその場で読むが、うーん、主人公が偏狭。
∴夜7時から駅前の居酒屋で飲み。うーん、もぉ鍋の季節なのね。
∴土曜日は音楽番組のハシゴをするのが楽しみだったのだが、ちょっと飲み過ぎたせいか、帰宅するとそのまま爆睡。やっとのことでCDTVのトップ3だけ見て、また寝てしまった。
そうそう、日本シリーズ、工藤完封でホークスがまず一勝。別に野球に興味はないが「福岡の話題」ということで、ちょっとうれしいって感じ。
というわけで、おやすみなさい。ぐー。
本日は、一日、人間シュレッダーをやっていた。
といっても、別にリストラ対象になった「不要な社員」を粉々に切り刻むわけではもちろんなく、書類を粉々に切り刻む仕事をしていた。
というのも本日は部署の「半期に一度の不要書類一斉処分デー」だったのであるが、新しくやってきたばかりのオレは重要書類と不要書類の区別がつかないわけで、しかたなく「不要書類と判定されて、かつ、機密保持のためにシュレッダーにかける書類をシュレッダーに投入する要員」として配置されたわけだ。
問題は、本日、部署のシュレッダー君が致命的にご機嫌斜めだったことだ。
部署の方々が搬入してくる「不要書類」をシュレッダーに投入するには、ホッチキスの針(ステープル)を抜かなくてはならないので、とりあえずシュレッダーの復旧を見越して、積み上がった書類からステープルを外しまくること1時間だったのだが、シュレッダーはついに1時間たっても復旧せず、その後2時間ほど、ひたすら書類をちぎり続けていたのだった。
「一枚の書類が二枚の書類、二枚の書類が四枚に……」って、ガマの油売りは日本刀でやるから楽だが、こちとら手作業だから。
途中から、手が空いた人々が参入して最後は部署をあげての「大・紙ちぎり大会」になってしまったのだった。
「君は電話帳の厚さの書類をちぎれるか!」とか遊ぶ人々も出てくるわけだけど、オレの場合は紙をひたすら半分にちぎり続けるうちに、一種のトランス状態になって心が清らかに。「これ、どんどん半分にちぎっていったら、そのうち原子サイズまでちぎれるかなぁ?」とかいうつぶやきが漏れるぐらい、深遠な気持ちになったよ。うそだよ。はやくおわってくれーって感じ。
まぁ、マンパワーというか人件費コストを考えると自転車とばしてシュレッダーを新しく買った方が安くつくんじゃないか? とすら思う「人間シュレッダー大会」だったんだけど、不要書類の処分がどんなに大変かを仕事場の人々の心の奥深くまでしみこませることに成功したのかもしれない。
「紙を何回半分に切ったら原子サイズにできるか?」って話なんですが。
もちろん実際に半分にし続けて原子サイズまで小さくできるわけはないんですが、遊びとしてちょっと計算。
とはいえ、「原子サイズ」は面倒なので「分子サイズ」ぐらいで。と思ったんだけど「紙の密度」とか「セルロースの平均分子量」がわからないと計算できないので面倒だなぁ。レタースケールでもあれば、そこらのA4の紙の重さでも測って密度を計算するんだけど。上質紙って「1m2=35g」とかいう基準で量り売りしてなかったっけなぁ? うーむ、こういうときにピンとこなくてくやしい。理科年表があればなぁ(って載ってなさげだなぁ>紙の密度)。
しょうがないので、紙はあきらめて「水」で近似だ。水の分子量は18だから、1モルあつめると18gで6x1023の水分子という勘定になる。
2の79乗がちょうど6x1023である。
つまり、水分子ぐらいのサイズまで分解できたときに「紙が分子・原子サイズになった」と言えることにして、A4の紙が18gだと仮定すると、A4の紙を半分にちぎってそれを重ねてまたそれを半分にちぎって……というのを79回繰り返せば、原子サイズまで粉砕することができるのだ!
さぁ君もれっつ・とらい!
やらねーってば>オレ。
最近、新聞を読んでいるとJRのコンクリート片落下や細かいミスの報道が多い。
最近のJRはたるんでるんじゃないか! ……と思ったんだが、よく考えたら急にコンクリート片の落下が増えたんじゃなくて、新幹線のトンネルで巨大コンクリート片が落下したせいでいままで報道しなかったような小さなコンクリート片落下でも報道してるから「最近JRのコンクリート片落下(の報道)が多い」となるのか。
つまり「最近、急にJRがたるみだした」んじゃなくて「JRはずっとたるんでるたんだけど、最近その報道が増えだした」だけなのね。って「JRはずっとたるんでた」ってのは、より悪いじゃないかー!
まぁ、コンクリ片が落下しても車両に直撃したり人の頭の上に落っこちたりしなけりゃ、別にいいんだけどね。コンクリート建造物が永久不変で完全無謬で無くてはならないとは思わないから。いや、もちろん、「いくらコンクリ片が落下してもトンネルがつぶれたり高架橋が落ちたりはしないけど」ってのが前提ね。
しかし、新幹線のトンネル掘りなおしたりしてたら、いったいいくらかかるんだろう?
そういうわけで、ミュージックステーション鑑賞。この世で何が楽しいといって、音楽番組を鑑賞しながら酒飲むのは最高に楽しいことの一つだ。
そういうわけで、シノラの新曲を鑑賞。衣装も曲もボーカルも悪くないが、とくに印象に残らない歌なのがちょっと悲しい。「音楽誌がかかないJpop批評」で「本業の音楽がとにかく迷走している」と書かれるのもやむなしって感じか。ま、いまさら卓球にプロデュースしてもらうわけにもいかないからなるようになるのだろう。
ま、シノラのトークは堪能できたので充分満足できた。
ジャニーズの次の鉄砲玉「嵐」であるが、どうせジャニーズjrの乱舞といっしょにみるならキンキの新曲が見たかったかも。似たようなもんかもしれないが、V6はみたくない。
山崎まさよし、には特に興味がないのだが、生ギターってのはやっぱり無敵な楽器の一つだろうなぁと思った。(無敵な楽器は他にもいくつもあるのだろうが、ピアノは間違いなくその一つだろうと思う)。
∴ 広末涼子の「ターニングポイント」(ってテレビ番組)が非常に見たいのであるがーチャンネル権争いに敗れてしまったのだった。
ま、仮にチャンネル権があったとしても、自分の部屋でこっそり見るんでないと恥ずかしくて広末のトーク番組など、見てられないのはいうまでもない。
はやくテレビを調達するとしよう。
∴ 数日前から「メガネッコマニアの巣窟」と化していた新・大森望伝言板で、突如、「マトリックス」から派生した光瀬龍「百億千億」のゼンゼンシティの話題が!
って、まぁ、観れば連想するよなぁ、あれは。
山奥秘密科学研究所に出張してみた。
山奥秘密科学研究所は、山奥だけに空気はきれいだけど、秘密なだけに人家とのアクセスに不便なのだった。途中で自動車のエンジントラブルでも起こったらどうやって脱出すればいいの? って感じ。PHSはもちろん、携帯電波も届かないよ。
そもそも「ここってまだ、岡山県?」って感じ。
で、山奥秘密科学研究所に到着。うーん、あんまり「秘密」って感じでもないなぁ。って別に本当は秘密じゃないからなんだけど。
で、山奥秘密科学研究所の屋上から眺める風景は、とってもきれいだったよ。遠く、靄の彼方にキラキラ輝く海はきっと瀬戸内海なんだろうね。場合によっては日本海なのかもしれないんだけども。
って山奥秘密科学研究所は秘密だけに主要部分が地下に建造されているから、屋上ぐらいしか地上に出てないんだけどね。
って、別に本当は地下にあるわけじゃなくて、狭苦しい崖にそって建てられてるから3Fから入って2F、1Fに下るってだけなんだけど。
けど、まぁ、なんか針葉樹に埋まってるっぽいから気分的には「地下」かも。
というわけで本日はニューボスらの前で「いままで、わちくしがやってきた業績についてご説明もうしあげます」なプレゼン。
「まぁ、持ち時間30分なんだけど、別に後の予定つかえてないから、好きなだけ喋っていいよ」と言われる。用意してきたOHPが50分のやつだったので、安心して1時間喋ったら「いいかげんにしろー!」と怒られたよ。わははは。調子に乗りすぎましたか!
まぁ、総じて「ふ〜ん」って感じだったので可もなく不可もなくでよろしかったんじゃないでしょうか。って明日以降、じわじわイジメられるのかもしれないけども。
なんか、ここ数ヶ月、急速に貧乏になってきたので変だなぁと思って、ちょっと調べてみたら、携帯通信デバイス料金とネット接続料金、有線電話料金がとんでもない額になっていたのだった。はっきりいって、今のオレはネット接続料金のあまりで生活しているってことだわ。(調べなくても気付よ>オレ)
ダメすぎる。
そういうわけで、しばらくオフラインで生活します。みなさんさようなら(守れない約束は口にしないように>オレ)
というわけで、本日は久しぶりにウクレレを弾いてみる秋の夜長なのだった。
(いや、今週はずっと本日のプレゼンの準備を夜中にこそこそしてみたり、その反動で風邪ひきそうになって寝込んだりしてたので、本日は解放された&1時間ぶっとばしで喋って30分以上質問攻めにあって、力の限り反論・説得・弁解・逆ギレしたので、頭が空回りしてもぉなにもかんがえられないのだータリラリラーンのコニャニャチワー)
そういうわけで、ラリラリな気分をなごますのはウクレレよ。
課題曲は突然「峠の我が家」なのだった。
さいきん、のぶぞーがバックパッカーウクレレを買って、その上「音が悪い」だの「ネックが太くて弾きづらい」だの、いろいろ文句をいいやがるので、バックパッカーウクレレが無かったらウクレレイストにならなかったであろうオレとしては「なにおぉ! BPウクレレに文句いう奴はゆるさんぞう!」とか思って、「峠の我が家」を
……あ、やっぱり、BPウクレレ、値段の割に弾きづらくて音がしょぼいかもー!!(わはは)
やっぱ、マホガニ材で表面処理無しで、ネックが太くて全体が箱っぽいBPウクレレは、生音なのにAMラジオ経由みたいな箱っぽい音が出るなぁ。この「箱っぽさ」「偽ギターっぽさ」がBPウクレレの「味」ではあるんだけど、フェイマスの「甘い音」に比べると、やっぱりウクレレっぽくないかもー。ま、何度も言うけど、オレはBPウクレレの形のすばらしさと、この「ウクレレっぽくない音」がなかったら「ハワイアンの楽器」であるウクレレは手に取らなかっただろうから、BPが箱っぽい音だすのはかまわないんだけどね。
しかし、ナットが高いせいか1フレットをセーハするようなコードを押さえると(Bbとか)音が微妙にシャープするなぁ。(ナットが高い=弦高が高い=ナットに近い場所で弦を押さえると弦の張力があがって音が高くなる=勝手にチョーキング、ってことで)
うーん、ためしに「Crazy G」も弾いてみたけど、こりゃ難しいや。挫折!
さ、また忘れてしまった「ミシェル」を憶え直そう。(いつになったら暗譜できるんだろう?)