八月中旬
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【お知らせ】
更新速度が週刊以下になっております。小ネタは、ワープボードもチェックすると吉かも。
∴ 福岡晴れ。といっても、薄曇り的な天気だ。
そういうわけで盆休み最終日。
∴ 朝10時に突如、弟1号(元探検部のアウトドアマン)が「海にいってカヤックを漕ぐ」などと言い出したのだった。
カヤックとは何か? と聞かれると、オレには定義が定かではないのだが、プラスチック(FRP)製の船体の長さ3メートルぐらいの小さな船に下半身を潜り込ませて、一本の棒の両端にヒレのついたパドルをダースモールもかくや、という具合に右に左に振り回して海の上を進んでみたり、川を下ってみたりする船らしい。
というわけで、スバルプレオにパドルやら日陰テントやらなんやらかんやらを搭載して出発。だが、スバルプレオにはキャリアが付いていないので、カヤックを載せることができない。そういうわけで、徒歩15分の海岸まで、弟1号は一人でカヤックを担いで、えっちらおっちらと歩いていくのである。
と、自動車で遠回りして浜辺まで到着すると、ほどなく弟1号が登場するのだから健脚恐るべしって感じ。
そういうわけで、早速、海岸に繰り出して、日陰テントを放り投げて展開してみたり(中にスチールバネが入っていて、丸い袋から出すと勝手に自立するタイプのテントなのね)ペグで砂浜に固定してみたり、海パンに着替えてみたりするのだった。
実家近所の浜辺は玄界灘の荒波の直撃を受けて、波が高い。この浜辺、その昔、小学生の少女が波に飲まれて消えてしまって以来、ずっと「遊泳禁止」となっているはずなのだが、遊泳禁止のまま、「福岡Walker」あたりでは「初心者に最適の、福岡市のサーフィン・ボディーボードのメッカ」とか紹介されてしまったりする謎の浜辺なのだった。
そういうわけで、サーフボードやボディーボードの上に腹這いになって、ビッグウェーブを待って、沖を睨む茶髪な頭が、波間に揺れているわけである。
そういうところからちょっと離れたあたりで、弟1号は早速、ライフジャケットだの、ヘルメットだの、防水スカート(正式名称忘れた)だのを装備して、カヤックに乗り込むのだった。で、カヤックの入口を腰に巻いた防水スカートと合体させて水の侵入を防ぎつつ、軽やかなパドル操作で、あっという間に海の上に乗り出すのだった。
浜辺で見守るオレと弟2号の前で、海の上をあっちにすいすい、こっちにすいすいと漕ぎ回り、船体を左右に90度傾けては、パドルをひょいと水中に突っ込んで、復元してみせて、さらには転覆した状態から復帰する技をそれぞれ2種類の方法で左右にやってみせてくれるのだった。あぁ模範演技。
で、さっそくオレが犠牲者となることに、決定。
弟1号の装備を借りて装着するのだが、M寸の弟1号と違って、身長はさしてかわらぬこの兄は、胴回りあたりが決定的にL寸なわけで、ライフジャケットもぎりぎりでぎうぎうならば、カヤックのコクピットもぎうぎう。腹の周りに密着して、カヤック入り口と合体するべき、防水スカートは、腹に密着するがゆえに、L寸のオレ腹には窮屈すぎて、なんとかむりやり装着した姿は、もぉ「化粧回し」以外の何者でもないのだった。がーん。
さらに、カヤック入口にはかろうじて入るオレ尻であるが、川くだりの際に、右に左に腰を振る関係上、カヤックのシートの左右は、弟1号尻サイズにあわせて発砲スチロール素材が貼り付けてあって、とうていオレ尻は入らない。そういうわけで、オレが防水スカートを化粧回しのように装着している間に、弟1号は、発砲スチロールをひっぱがし、足先スペースの浮力体をスライドさせて、オレサイズにカヤックを変形させてくれるのだった。おぉ、ありまちょう。
そういうわけで、なんとか尻をカヤックに突っ込んだのだった。ぐえ。
【990816カヤック】
(CASIO QV10A)
とりあえず、ひっくり返った状態から復帰する技は一朝一夕に学べるものでもないらしいので、ひっくり返った時は、脱出することにする。ひっくり返った状態では、身体は腰の周りのスカートが、カヤックの入口の縁にフタをしている関係上、カヤックの入口に合体したままである。そこで、防水スカートの右前の部分についているヒモをぐいと引っ張ると、まぁ、ぜりー容器のフタをべろっとはがすような要領で防水スカートがはがれて、どっと海水が船体に入り込んで、人間はくるっと回りながら水中に落っこちて、あとはライフジャケットの浮力で浮上する、という仕組みになっている。
ひっくりかえる時に水でも飲むと大変だけども、まぁ、「あ、あああ、ひっくりかえる!」って時は時間的に余裕があるので、覚悟を決めて息を止めていれば、防水スカートのヒモを手探りで探すのに2,3秒で脱出できるのでさほど怖くないんだけども、右手に持ったパドルを握ったままで、左手でヒモを引かなくちゃいけないのがつらい。
川と違って流れがない海でやってるから、パドルを放り投げても波で持ってかれる前に浮上できるんだけど、弟1号曰く「パドルは離しちゃなんねー!」とのことなので、パドルを持ったまま水中で回転して浮上して、左手でひっくり返ったまま浮いている船体をつかむのだった。
まぁ15分程の間に、引田天巧もびっくりの水中脱出ショーを3回くりひろげたのだけども、脱出はそれなりなんだけども、カヤックがまっすぐ進まないのが難点だなぁ。
オレの場合、どうやっても左に左に回転してしまう。「ははーん、右ばっかり強く漕いでるんだな?」と思った人はおそらく大正解なのだろうが、左だけ漕いでも左に回転するのだからオレ的には手も足も(足は使えないが)出ない。右側だけ漕ぐと左に回転して、左だけ漕ぐと左に回転するのだから、必然的に左に回転するのだった。
そういうわけで、波を乗り越えながら左に回りながら5分に一度、水中脱出ショーを演オレのカヤック初体験というやつだろうか。まる。
弟2号は、カヤック二度目だったらしいが、3分に一度の脱出ショーを演じていて、オレよりも脱出芸に長けていたようだ。
その後、再び、弟1号の「演舞」があったが、水上を縦横無尽に駆けめぐり、パドルをぐるぐると大車輪のように回転させるのは、いやはや、ダースモールもびっくりというかわけで。
そういうわけで、2時間ほど、大変楽しく暴れました。海水を1リットルほど飲んだけどね。げぼげぼげぼ。(1リットルは大げさか)
∴ そういうわけで、午後はずっとくたばって昼寝していた。あぁ、盆休み。
∴ 19時半な新幹線で岡山に出発。
22時に到着。うーん、ひかりだとけっこうかかるなぁ。のぞみがいかに速いかってことだな。
こうして盆休みは終わった。
∴ 岡山、晴れ。いい天気だ。
ふと気づいたら13日の金曜日なのだな。
まぁ、いまさら、ジェイソンもユダの裏切りも怖くないかもしれないが。
ま、そりゃ、実在して襲ってくるならジェイソンもゴルゴ13も怖いに違いない。
♪盆フリー
♪盆フリー
♪盆踊りだ
♪墓まいりだ
♪ゆけーゆけーゆけー
♪陸を 海を 空を
♪帰省大渋滞 盆フリー
というわけで、盆休みです。恐竜探検隊ボンフリーの歌を知らない人は、どうもすみません、というネタでした。そういう場合は、野生のエルザの主題歌「Born Free」の節で歌うと吉(うたえねーって)。
盆に帰省するとなるとすることは墓参りだけですが、はてさて、どうなることやら。
ではまた、盆明けに。
∴ 岡山、晴れ。
一日、MS-WORDいぢくっていた。
目がしょぼしょぼするです。腰も痛いし、何よりクーラー風の直撃をくらって、けっこう体調悪化したりして。
うーん、軟弱。
「これなら外で身体を動かして汗を流した方が、なんぼかましだ!」とか思って外に出ると、あまりの暑さに記憶がなくなってしまうほどだ。
うーん、軟弱。
んで、今日は、非定常作業があったんで、出入りの業者さんらが大量にやってきて休憩室がぎうぎう。しかも、禁煙エリアが本日は喫煙エリアになってしまった上に、喫煙者数が3倍ぐらいになったのか、休憩室全体の空気が真っ白になっていたよ。
マイルドセブンの白い世界。
そういうわけで、目のしょぼしょぼさが加速する夏の日、だった。
∴ 盆休みに入るので、同僚クンらと一緒に居酒屋に。
で、仕事場の不満についてクダを巻いてみる。
そしたら、背後の席に仕事場の偉い人が座ってて、びびる。
(って、仕事場近所のこの居酒屋、基本的に客の大半が仕事場関連者なのだが)
で、居酒屋の大将に説教される。たのしいのぉ。けけけ。
∴ 岡山、晴れ。
そういうわけで、MMR的に、惑星が地球を中心にグランドクロスして、ヨーロッパでは皆既日食、遺伝子が反乱して、みんなが電波指令で動くロボットになってしまう日だ!
おぉおお、ロボットになったので仕事の能率が上がる上がる!
と、いうわけにはいかない。
怪奇日食ってのはお約束だけど、お盆だけに回忌日食ってのもどうか?
やっぱりグランドクロスは重力が均衡して身体によさそうな気がするなぁ。
関連ネタは、
ふーむ、よくわからないけど、ノストラダムスの時代と現代は暦が違うから、まだ1999年7の月は続いているのか?
BC46年:ユリウス暦ということは、とりあえず、ユリウス暦を押さえないとだめなのか。ユリウス暦で今日は何月何日なのかなぁ? わからん。
1555年:ノストラダムス「諸世紀(百詩編)」刊行
1582年:グレゴリオ暦
む、関係ないが「ユリウス日」ってのがあるのか。
ユリウス日天体屋さんも大変だなぁ。
ユリウスび
西暦紀元前4713年1月1日正午(グリニジ時)から数えた通日。1582年ユリウス暦からグレゴリオ暦に改暦する際,フランスのJ.J.スカリゲルが導入。英語Jurian dayからJDと略記する。年代学,天文観測の日付を統一するのに便利。たとえば1997年2月25日のユリウス日は2450505日。(マイペディア1997)
うーむ、日本の旧暦という説もあるな。となると本日はまだ、1999年の7月3日だから、始まったばっかりだ! (参考にしたのは、ここの新暦旧暦対応ページね)
まぁ、あんまりノストラダムスが日本の旧暦にあわせてくるとも思えないが。(日本以外の太陰太陽暦に合わせた、というのもなきにしもだけどねぇ)。
そういうわけで、心配にな人は9月10日まで精進しましょう。