諸星未来堂 ープ

三月第一週

Japanese-Language Contents


MOROBOSHI Tomorou's Warp Diary 1999 March 1st Week
【初めてきた人は】 【リンク・引用について】 【過去のワープ日記の検索方法】
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メトロ版が最新でリム福岡版、サクラ版はミラーです。
リンクの際は、warp.htmではなく、w9903a.htmに。

990305a[ daily life / 日常生活(金) ]

福岡、晴れ。


昼飯はローソンサンドイッチと缶コーヒー。自分で選んでおいて何だが、ご飯ものが食べたかったかも。


宇宙の彼方から来訪した訪問者とミーティング(うそまり)。

出張から帰還したボス曰く「ふっふっふ、我々の勝ちだ!」とのこと。やったね、ラッキー。くくく。


メールをサーバに残しっぱなしにしていたら1000通ぐらいたまってしまっていたので、PCから受信しつつ削除することにする。と、PCのHDがぎりぎりだったんだけど「ま、大丈夫でしょー」と思って受信させたら、HDが一杯になっていきなりふっとんで、メーラの設定が消えてしまって難儀したよ。

敗因はどれでしょう?

  1. メールを1000通もためていたこと。
  2. HDぎりぎりの状況でPCを使っていること。
  3. HDぎりぎりなのを承知で「ま、いいか」と受信したこと。
  4. すぐ設定がふっとぶメーラを使っていること。
  5. 済んだことをウジウジ考えているくせに、対策を講じずにまた同じことしそうなオレであること。
うーむ、「全部」かな?


ワープ990303bの「物体O」ネタの中で「地球半径12,800km」と大間違いをしていたので、訂正。ついでに蛇足をたしてみた。


【KB1.0R6.4更新時刻HEAD取得の術】

きのぼーず1.0R6.4の新機能として「HEADリクエストに対してLast-Modified時刻を返す」というのがある。(っていうか、オレが「つけてつけてー!」と言ったのだが)

そういうわけで、キノフィンガーで時刻が取りやすくなったので、怪しげな方法で時刻を取得していた、トモロボードの掲示板群の時刻をHEADで取得することにする。【トモロきのふぃんが他人版 】参照。

ありゃ? なんか記事修正とかしたせいか、kb.aidの時刻とHEADの時刻が一致してないぞ、ワープボード? ま、いいか。

と、いうわけで、1.0R6.4以降にいれかえたキノボーズは時刻が取りやすいので、オレは、オレが時刻をとりたいキノボーズ利用掲示板がR6.4以降にバージョンアップしてくれるように、念波を送っているのだった。むももももももももも!

世界に広げよう、きのぼーずの輪。

本気なら、念波じゃなくて、メール送れって>オレ。

けどねぇ、別に不都合なく動いてるキノボーズのバージョンをわざわざ上げるのって、けっこう億劫なんだよねぇ。だから「上げよう!」とか「上げれ!」とか「上げて欲しまり!」とか言うのって、結構、勇気がいるんだよねぇ。勇気というか鉄面皮というか。

というわけなので「だって忙しいしー面倒くさいしー」と思った場合はバージョン上げなくてもいいので念のため>オレ念波受信者。(だから、誰なんだよ、念波受信者って!)。


開店休業中だった「SFくん!」に、ワープ日記2月のSFネタを登録した。

「リンクだけじゃ、使い勝手が悪い」ってことは以前に身に染みたので、それ以後は「中に記事をコピー」という方針に変更していたのだが、それをやるのが面倒で、とにかく「最近のSFネタって何があったっけ?」というのがとりあえず知りたくなったので、リンクだけ登録した。【SFくん!:56】を参照。

「きっちり、きっちりやるのが面倒なので、思いついたときにテケトーに代入しておくと、あとで時間順やら文字コード順やらに整理してくれる」ってのがコンピュータの本分だッ! (言い訳・言い逃れ)


990304a[ daily life / 日常生活(木) ]

福岡、晴れ時々、雨。

なんだか、朝っぱらから弟君あての電話がじゃんじゃんかかってきて叩き起こされる。しつこく寝直すオレもオレだが、次々と違う人から電話がかかってくる弟君よ、何かしでかしたのか?

弟君ルームがもぬけのからだったので「いません、いません、居場所は知りませんし、伝言も聞いてません!」と何度も何度も電話をきったのだが、弟君はその間、ずっとトイレにこもって戦っていたらしいぞ。下痢とはつらそうじゃの。だが、にーちゃんはまだ寝ていたいのよ。


昼飯はローソンサンドイッチ。

昼飯を食べそこねたので1時半ぐらいにローソンに出向いたのだが、ランチタイム後のローソンのオニギリ棚サンドイッチ棚には何も残って無かった。ってはしっこにサンドイッチが一個だけ残っていたんだけどね。


大ボス様から呼ばれて出頭すると「おめでとう。君の例の件、大ボス会議を通過したぞ」と言われる。

オイラ的「あ、今日でしたっけ?」
大ボス様「なんだ、自分の件だろ? 気にならなかったのか!?」
オイラ的「あ、いや、大ボス様が『ま、絶対大丈夫だろう』って言っていたんで、心配してなかったんですが、やばかったんですか?」
大ボス様「いんにゃ、ぜんぜん平気」

うー、ぜんぜん平気ならいいじゃないですかー。まぁ、何にせよ一仕事終わったって感じ。ふふ。


晩飯はお好み焼き。焼き上がるまで「クッキングパパ」の単行本を読むが、この店の「クッキングパパ」は全巻読破してしまっているので、いまいち楽しくない。


ワープボードに「千円で荒稼ぎ」する方法を投稿してくださった方がおられたので、考えた末、削除させていただいた。きのぼーずの管理人機能の「記事削除」を初めて実戦使用した、って感じ。


【Brazil-FAQ通信】

5章を新しく訳した。用語の羅列な部分だったので「バトル・オブ・ブラジル」日本語版の該当部分を写せばおしまいだと思っていたら、なんか細かい部分が食い違っていてかえって混乱したかも。細かい話は、Brazil-Faq-Helper83を参照すると吉。


「物体O」ネタを昨日の記事に追記。ネタは、イリジウム,ICBM,宇宙登山,レーザー月面反射,SOL,小松左京ホームページ等。

短編集「物体O」の残りの掲載作品もいくつか読んでみた。

てな感じ。


【KB1.0R6.4】

思う所あって、トモロボードのキノボーズを1.0R5.6から1.0R6.4にバージョンアップしたのだった。

バージョンアップ作業自体は、いままでとたいしてかわらないから1時間ぐらいで終わった……はずだったのだが、最後、停止させておいたキノボーズを稼動させる段になって、突如、サクラのサーバとの間のtelnetがぶっちぎれてつながらなくなってしまって、まいってしまった。まぁ、30分ほどで復帰したのであるが。

で、記事の削除や訂正を行う「管理者版」を、パスワードプロテクトされた所に設置したのであるが、うまく動かないのである。「なぜだー? 前と仕様がかわったせいかー?」と思って、4時間ぐらいハマル。悲しくなってMLに聞いてみる。おぉ、返事が。

なんのことはない、各掲示板のkb.confの中に残っている「管理者機能off」の部分を削除しなくちゃだめじゃん! というダケの話であった。そういうわけで、動いた。

きのぼーず本体の設定ファイルkb.phよりも、各掲示板の設定ファイルkb.confの方が後から読み込まれて、kb.phの設定を上書きしてしまうから、なんぼ管理者版キノボーズのkb.phで「管理者機能on」を宣言してても、掲示板のkb.confから「管理者機能off」ってのが上書きされちゃうのね。

まー、kb.conf作るときって、キノボーズ本体の所のkb.phを掲示板ディレクトリにコピーして作るわけで「kb.phと同じ部分については削除して構いません.」ってことだから「ま、削除しなくても構わんじゃろ」とか思って放置してしまう癖が身についてしまったんじゃろうなぁ>オレ。管理者版がある、ってことはkb.confは「複数のkb.phと比較される」ってことがありえるわけだからねぇ、変な設定は残しておいちゃだめ、ってことだよなぁ。 ただ、まー、kb.confに一切合切書いておけば、kb.phがヘンテコでも期待通り動くってことがありえるかもな気もするな。って、kb.phがヘンテコなキノボーズ、ってのがかなり不気味な仮定だが。

そういうわけで、念願の「記事の昇順降順のどちらも同時に使える」キノボーズになったのさ。ふふ。けど「△▽」がその機能だとは、1時間以上も気付かなかったのはオレだ。ふふふ。

あと、まぁ、新作記事には旗が立つようになった。って、別にそれほど欲しい機能というわけでもなかったが、眺めているとそれなりに楽しかったりするものだな。旗を立てると楽しいね、ってのは「お子様ランチ効果」とでも呼ぶべき効果かもしれぬ。しかし、3/1から突如、更新再開したBrazil-FAQ-Helperなどは、現在のところ、画面中が旗だらけで、ちょっと不気味だ。けど、まぁ、すぐに、閑古鳥が鳴くようになるのだが。「1週間以上新規書き込みがないと画面中のアイコンが『閑古鳥アイコン』に変わってしまう」キノボーズとかイヤンでいいかもなぁ。なんかあったなぁ。過去の記事はだんだん色が薄くなって読めなくなってしまう日記、だとか、掲示板だとかいうのが。

実は、「メールで記事投稿機能」というのも興味深いのだが、オレが今手をだすと、とんでもないことになりそうなので、とりあえず止めてしまうのだった。


990303b[ BOOK"Buttai-O" / 『物体O』読了 ]

「物体O」小松左京のネタバレが若干します。オチバレはしません。「事前情報なしに読みたい」タイプの人は以下の文章読まない方が吉だけど、まぁ「へー、オレも読んでみるかな?」程度しかバラしてないつもりー。

「物体O(ぶったいおー)」小松左京を読了した。と、いっても、短編集全部じゃなくて、表題作の「物体O」だけね。背表紙アラスジ紹介を引用すると、

「 ある日突然、日本に落下してきた高さ二百キロ、直径千キロにも及ぶ“異様な物体”は、大阪付近を中心に日本をすっぽり覆ってしまった! その「物体O」の直撃を受けた東京を含む各地域は壊滅、日本は国家としての機能を失ってしまうのだが…。 」
てな具合。

で、最後は、わははははははははは、ひどいオチだ。まぁ、この話のミソはオチにはないのだが。

あんまり書いちゃうと無粋だけど「リング状の物体だから『物体O』」ってのに気付くまでしばらくかかってしまった。帯には書いてあるんだけどね、

「 直径1000キロメートルのリンク状物体が日本を直撃! 」
てなぐあいに。冒頭、東京とか長崎とかがつぶされて壊滅した、って出てきたんで「円盤状の物体がいくつも落下したのか?」と思ってしまった。リング状物体が落下してきたから、大阪を中心とした西日本全体が海ごとリング状物体の輪の内側にとじこめられて、リングの下敷きになった東京とか長崎とかがつぶれて消滅、ってイメージがピンとくるまでがね。

しかし、これ「絵」で見てみたいよねぇ。「SFは絵だねぇ」ってのは野田大元帥だかの言葉だろうけど、なんというか「超巨大物体が落下して日本の地形が変わってるところ」とか、ずどーんと絵でみたいよねー。地図ぐらいつけてくれてもいいのにね。ただ、まぁ、地図に丸かいちゃわなくて、いちいち細かい文章で全体がおぼろにしか理解できないあたりが面白いんだろうけど。(だから「リング状物体だ」としつこく説明しているオレのこの文章は無粋なのよ)。あと、まぁ、イラストで「物体O」を描かない理由は、最後まで読むとだいたい見当つくんだけどね。

しかし、これが書かれた1964年当時は、静止軌道だかに通信衛星は皆無だったのかな? って、いまの通信衛星って、静止衛星のやつもあるよね?(NTTの衛星電話は静止軌道利用のはず)。「成層圏まで達するリング状物体のせいで、外部との通信は完全に途絶」というのは1964年当時ではあたりまえでも、仮に現在だとしたら、衛星経由でなんとかなるよなぁ。(作中世界は196X年)。それと、物体Oが高すぎて偵察衛星も上を飛べないんだけど、今なら「気象衛星ひまわり、で真上から見れば?」とか考えてしまうんだけどね静止軌道は高度えーと3万6000キロぐらいを飛んでるはずなので、いくらなんでも物体O(200km)より高い。ちなみに、気象衛星ひまわりは、1977年の打ち上げとか。やっぱり、30年前とは「人工衛星」の普及っぷりはちがいますな。

(990304追記)
「仮に物体Oのスペックが同じまま今の日本に落下した場合、イリジウム電話はどうかな?」と思って、ちょっと調べてみた。日本イリジウムのWebページによると、イリジウム衛星の軌道高度は780kmなので、200kmの物体Oの壁を飛び越えて飛行可能ですな。しかも、イリジウム衛星一機の担当エリアは直径4,400kmとのことだから、壁の陰に隠れて遮蔽される部分は別として、真上にイリジウム衛星が来れば、他の衛星とリレーしなくても直接、直径1,000kmの「物体O」の内外が通話できるな。って、こういうアイデアが普及したから「首都消失」では上にフタしたんだろうけどね。さすがに「静止衛星軌道に達する壁」ってアイデアは難しいだろうなぁ、地球直径が12,800km*しかないところに「高さ36,000kmの壁」建てるとなるともはや「軌道エレベータ」だよなぁ。それにしても、東大宇宙研とか種子島宇宙センターが無くなってしまっても、メッセージ入れたカプセルを200kmの壁を超えた向こう側まで無理矢理飛ばすってのはそんなに難しいことなのかなぁ? 難しいんだろうね。けど、外から中にメッセージ送るのは可能なんじゃないかなぁ? ICBMの弾道軌道の最高高度は数百から1,000kmぐらいあるらしいし、ソ連がICBMの試射に成功したのは1957年、またアメリカのICBM「ミニットマン」の実戦配備が1970年だそうだから、物体Oの外の連中がどうしても中にメッセージ伝えたかったら出来無くはないんじゃないかなぁ? まぁ「してどうする?」って話なんだろうけど。(ICBMに関しては「マイペディア97」の記述を参考にした)。また「物体O」は触ると死んでしまうバリアとかいうわけでもないんだから、気密服を着用した登山家がえっちらおっちら上を登って反対側まで歩いていくってのはどうだろうか? って、ほぼ垂直な壁を200km登るって「何年」かかるんだ? 大気圏外に突き出た山に登る登山家の話がゼラズニィの短編にあったような気がするな。関係ないけど。あとは、月面に向かってレーザーだかを目一杯照射してそれを地上から望遠鏡で観察して見ることができれば、モールス符号だの何だので通信可能だよねぇ。って単なる月面に地球上からレーザー照射してそれを地球上から観察とかできるのかなぁ? あー、月面にアポロが設置した反射鏡とかあったんだっけ? って、アポロの月面着陸は1969年だから、1964年当時は、月面にレーザー反射鏡とかないのかー。……とかいうような話題は、とっくの大昔に「コマ研(小松左京研究会)」あたりで語られてしまっているんだろうなぁ。
(990304追記ここまで)

(990305追記:*「地球半径が12,800km」と最初書いてしまいましたが、「地球直径」の書き間違いでした。きわもとタブダブ990305の指摘で気付いたです(どうもありまちょう)。訂正しておきました。「地球半径って6,400kmでよかったっけ?」と理科年表で調べた後で「直径にしたほうが数字の差が小さくなるからいいかな?」とか考えて、わざわざ2倍しておきながら「地球半径」の方を「直径」に書き直すの忘れていたりして。バカですかい>オレ。言い訳ついでに蛇足を書いておけば、クラーク「楽園の泉」で軌道エレベータの話が出てきたときに、ちょっと静止衛星軌道の半径を計算したことがあって、そしたら「4万2000キロ」になってしまって、いくらやっても「3万6000キロ」にならなくて悩んだ過去が。はい、そうですね「静止衛星軌道は高度3万6千キロ」ですから、地球中心から計ると地球半径が合計されて「静止衛星軌道は半径4万2000キロ」になるんですね。この時あたりから、地球半径は忘れられない数字になってしまいましたとさ。あとは月の軌道半径が38万キロで、静止衛星軌道の10倍ぐらい、ってことぐらいしか天体の距離は知らないオレだ。天体の距離より先に、東京大阪間の距離ぐらい暗記しててもバチはあたるまい>オレ。常識が欠落したオレ世界では、東京大阪間は「3新幹線時」だったりする。)

(990304追記2)
 ふと思ったんだけど「真上には常に衛星がいる」っていう発想は、大友克洋の「AKIRA」の「衛星兵器SOL」の描写で一気に日本のSFファン層に広まったんじゃないかなぁ? 「誰かから見られている」とかいう視線恐怖とかいうレベルじゃなくて「いざとなったら上からズドン!」ってとこまで含めてね。って、レーガン政権のSDI構想とか(のニュース報道など)からすでに一般化してたっけ?
(990304追記2ここまで)

(990304追記3:【小松左京ホームページ】


990303a[ daily life / 日常生活(水) ]

福岡、晴れまくり。

朋ちゃんが決めなくても3月3日は「桃の日(桃の節句)」なんじゃないだろうか、と「桃の天然水」のCMを見て思ってしまったオレだった。「ヒューヒュー(TM)」


昨夜は、引っ越し作戦の一貫として「小説を段ボールに詰める作業」を開始した。ほとんどSFの文庫本で、せいぜい300冊ぐらい。

闇雲につめるとわからなくなるので、つい作家別にわけて、作家名のアイウエオ順で並べてしまったり。しかも、目録を作り始めてしまったので、もはや引っ越し不可能なのか?

しかし、「あるはずなのに無い本」があって(いや無いんだけど)困った。

あたりが「あるはずなのに無い本」の代表格である。光瀬龍の「宇宙開発史」もので抜けてるのは「カナン5100」だけなので、気になる。正月あたりに読んだ記憶があるので、どっかに置いたのか? あと「久遠」G・ベアが無いのはSF研部室で読んだからかなぁ? 前編の「永劫」はあるのに。W・ギブスンの《スプロールシリーズ》も「クローム襲撃」「ニューロマンサー」「モナリザオーヴァドライヴ」があって「カウントゼロ」だけ抜けてるのも謎だな。

と、つい「首都消失」小松左京とか読み始めてしまった。これはSFじゃなくて、近未来軍事シミュレーション小説……じゃなくて何て呼ぶんだっけ? だよな。SF的(空想科学的)に、ちっともすっきり終わらないし。「雲」の上を飛ぶあたりは、さよならジュピターに通じるなぁ、とか、雑多なことを考えたり。ソ連海軍が日本領海をうろうろするあたりの描写がやたら固有名詞が出てきて細かいので「おー、なんか、小林源文の『ロスケが攻めてきたから自衛隊で撃退や!』的マンガ読んでるみたいだぜ! 軍事マニアなのかーッ! 専守防衛!」とか意味不明なことを考えてしまった。寝不足なのか>オレ。

って話は昨夜の話なんだけど、それでつい本日、仕事場に来る途中で、本屋でハルキ文庫の「物体O」小松左京、とか買ってしまった。本を増やしてどーするよ>オレ。

「物体O」は「日本に突如巨大な『物体O』が落下して大パニック」という話で「首都消失」の元ネタ……だと聞いている(元ネタとか言ったら怒られるのか?)。ちなみに映画の「首都消失」と小説の「首都消失」は、ぜんぜん違う話なので、念のため。


【ブラジルFAQ通信】

今朝までに行った作業としては、

というようなものである。

CSS入れたら、すげー派手になって、ちょっと個人的にはイヤーンかも。わはは。ま、普段はCSSをオフっているから、オレは気にならないんだけどねー。

しかし、Brazil-Faq-Helperで誰の訳がどこに格納されているのか、みててもよくわからないのが、我ながら悲しい。しかし、自分で訳すよりもぐっと楽だから「ありがたやありがたや」って感じである。何が楽かって「気が楽」だな。わはは。でも、cut and pasteするのも、それなりに面倒ではある。

詳細は以下を参照のこと。

しかし、オレがつける名前は無闇に長いな。うーむ。


「物体O」小松左京を読了した話は別項


990301a[ daily life / 日常生活(月) ]

福岡、晴れまくり。


3/7までに宿を引き払う予定で、週末に家の片づけを開始したのであるが。

昨夜は、スチール本棚1本を解体して、中に入っていたものを「捨てる雑誌」「一部だけ切り取った方がいい雑誌」「保存雑誌」に分けた……って雑誌以外の単行本は他の本棚に無理矢理移動しただけだから、本質的にまったく「書籍の処分」が進んでいないことになる。

「とりあえずマンガ本から箱詰めしよう」とばかりに箱詰めし始めたはずが、案の定

程度を読むハメになったのだった。「パトレイバー」全22巻(23だっけ?)に手を出さないだけの理性はあったらしい。(その程度の理性しかなかったのか、ということだが)。

そういうわけで、非常に眠い。


【Brazil-FAQ1.3】

DASACON賞にノミネートされてしまった(ワープ日記990222参照)ので、なんか「SF的に有用な活動」でもして、票集めに走るのもいいかのー? などと思う早春の夕べなのだった。

とはいえ、「票集めに走る」って行為そのものが、オレ的芸風に合致しない上に、「資料的に有用」ってのが、ワープ日記の芸風にあわない気もするのだった。

というわけで「芸風」の名の下に、楽な方に走るオレなのであるが、ふと記憶の奥底から、なにやら黒い影がわきあがってきたりして。

そうだ、「未来世紀ブラジルFAQ」を訳し始めて途中で断念したんだっけ。(BRAZIL-FAQ-HELPER参照)

そういうわけで、3月の目標として「こつこつ訳そう、ブラジルFAQ」ということにして、ver.1.3を一人でこつこつ訳してみようかな、とか思うのだった。

途中まで他の人にも分担してもらって頓挫してした1.2はほったらかして、まっさらの1.3に手をつけるあたりが、また間違いの元っぽいが。

というか、1.2に関しては、他の皆さんにも色々迷惑をかけてしまったのもあって、どうも手が出しづらいってのが。1.3をとりあえず訳してから、1.2にあって、1.3から削除された部分で面白い部分をマージして、さらに日本での事情を加えなくちゃいけないんだけどね。

それに、アメリカではLDボックスが出て、また事情がかわっていると思うんだよねぇ、もぉ3年もたってるから……って、すでにバージョンアップしてるのかもな。探すの面倒だなぁ。情報を乞う!(って、他人を頼るなって>オレ)

まー、ぼつぼつやるということで。って、DASACON賞は3/10締め切りなのか。間に合わんぞ。ま、いいか。

そういうわけで、とりあえず、BRAZIL-FAQ-HELPERをサクラに移転させてみた。(リムは23時以降、CGIが過負荷で止まるらしいから)。ツッコミOKってことで、よろしく。


引っ越し準備しなくていいのか?>オレ


【本文おわり】

morrow@hf.rim.or.jp

トモロにメッセージCGI:
トモロにメッセージmailto:

過去のワープ日記の検索 :
(980617:検索対象が、http://www.na.sakura.ne.jp/~tomorrow/warp/以下に変更になったんだ!)
Access for All Warp Diaries, Total: (Today:) Since 990211 (Status: )



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