【ワープ日記】やはり雨が降る8月の第3週


この“日記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。
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東京方面のお友達関係にお知らせ2:
8月23日の夜:謎方面からの召還。
8月24日の昼:某にっき者とお茶。
8月24日の夜:河合あみこさんにおまかせ(^_^;;
23の昼間はあいてます(何様>オレ)

・970817a(日)【墓参り2】

 本日は、母方の墓参りに小倉まで。

 母方の本家の近所の親戚をうろうろしたりするのだが、省略。

 イトコの子供の赤ん坊をデジカメで撮影してシールプリントして(親のイトコに)よろこばれるが、QV10Aは、赤ん坊のヨダレ攻撃でべとべとになる(^_^;;

 10年ほど前までは、頻繁に顔を出していた、本家の近所のプラモ屋に久しぶりに顔を出すと「あら、久しぶり」などと言われる。「さすがに、オレもプラモ作る年じゃないから」などといいながら世間話をしていたのだが、WAVEのLEDミラージュとかジュノーンが最強に欲しまってしまって、笑われる(^_^;;。

 ここ数年、毎年、運転してきた親戚がらみの道であったが、今回はすべての箇所をスーパーマップルで確認した。親戚の家ってのは、イメージで道はたどれるけれども、地図上で理解してない場所が多かったので、感慨ぶかいものである。しかし、ガキの頃の夏休みテリトリーだった「ばーちゃん家」を地図上で補足しても、何の役にも立たないのであるが(^_^;;

 夕方戻ってきたのであるが、昨日、今日と運転した疲れがドッと出たのか、寝冷えしたのか、全身の関節が痛くなる。風邪なのか? うー、盆休みも終わりなのに、大丈夫なのか?>オレ


・970816a(土)【墓参りという名の柳川川下りなのか】

 墓参りに行ったはずが、結果として、柳川で川下りしてしまった一日だった。

 朝10時半に、両親を乗せてオイラが運転するスバル・レガシーと初心者わかばマーク弟2号が運転して弟1号がナビするスバル・ビビオの2台で出撃。

 九州自動車道・福岡インターから南下、太宰府・鳥栖ジャンクション・久留米と通過。

 途中、BGMの選択に悩んだのだが、搭載テープで最も無難と思われる「T-スクェア」などを流す。オイラ的には「フュージョンというよりむしろイージーリスニングでは?」という気がするおとなしいサウンドであるが、案の定、お袋の「お前はこんなにうるさい音楽を聞いていて平気なのか?」という発言とともに、演奏は却下。すさかず、オヤジが搭載した「ブランデンブルグ協奏曲」にテープチェンジされる。軽やかなバロック音楽とともに、α波が出そうになるが、客観的にはそれは「居眠り運転」である(^_^;;。

 八女インターで降り、右に左に曲がって、オイラの免許証にも「本籍地」と記載されている八女市某所の納骨堂へ集結。10分先行していたはずの弟sビビオは遅れて到着。どうも、サービスエリアでトイレ休憩しているのを抜いてしまったらしいのだが弟二人は「あのピットインさえなければ!」と悔しがること悔しがること。

 墓参りは無難に終了した。と、納骨堂の中のウチのスペースがどこであったかわからなくなって探し回ったってのを除けば。墓参りに来る度に探し回っているのであるが、ひょっとすると骨と位牌が勝手に移動しているんじゃないか、とすら思う。

 昼飯は、手打ちうどん屋で、うどんを食べる。ここは、メニューが「うどん」と「そば」しかなくて、そのかわり、テーブルの中央に天ぷら、練り物類が積んであって、好きな物を選んで載せて食べるシステムになっている。一個80円で、個数は自己申告制なので、ついつい食べ過ぎてしまうのだった。(って「自己申告」=「食べ過ぎ」と書くと、いかにも数をごまかしたように読めるな(^_^;;)。墓参りの度に、ここで食べている気がするのであるが、家族の誰も店名を憶えてない。つねに「あのうどん屋」である。いや、今も、名前を書こうとしたのだが、記憶に残ってない(^_^;;

 で、帰りにどうするか、という話になって「古墳を見る」と「温泉に入る」の二つの案が出て、ボンネットの上にロードマップやら「湯煙露天風呂ガイド」やらを広げて検討した結果、オヤジとお袋がいきなり「ありゃ、柳川って、近いのな!」と気付いて、急遽「家族で柳川川下りをする」ということになる。

 筑後平野の国道をすいすいと走って30分程度で柳川に到着。「こんなに近いとは!」と両親は驚く。

 家族で川下り経験者はオイラ一人(えへん)なのであるが、駐車場の関係で、前回とは違う会社の下り船なのだった。って、何も変わらないのだが(^_^;;

 日差しが猛烈に強烈なので、「貸し傘」を借りる。頭にかぶる竹で編んだ「傘」で、気分はほとんど「東南アジアの農民」である。

 今回は橋が一部工事中ということで、前回よりも大周りして「通常50分のところを80分」という大サービスなのか、なんなのかわからないサービスで、日にあぶられてぐったりというか(^_^;;

 水路の壁には、ジャイアントタニシのピンク色の卵がびっしりと生みつけられてて不気味だったり、全員、ドンコ舟の床に伏せないと通過できない橋があったり、スリリングさは前回以上だった(^_^;;

 終点で舟を降りて、柳川藩主・立花氏の別荘「御花屋敷」を見学。(柳川藩主・立花氏、ってのは、先日オイラが登った立花山の立花城に居た立花氏ね)。資料館には、代々の鎧兜から、超ウルトラマニアックな雛人形とか、「大名のやることはちょっと狂ってるぜ」というような宝の数々を見せられ(^_^;;、洋館お花屋敷には「立花伯爵家」としての、謎の宝が展示してあった。伯爵任命状? には、「睦仁」の署名の下に「天皇御爾」とかいう判子がバシーンとおしてあって、伊藤博文の署名もある。にしても、天皇の判子が「天皇御爾」とか、そのまますぎるぞ(^_^;;

 伊達政宗の孫娘を嫁にもらった時に、嫁のホームシック防止のために3000坪の大庭園の池が「仙台・松島」のミニチュアに作ってあって「松島や、あぁ松島や、松島や」とかつぶやきながら「あーなるほど、たしかに仙台の松島だね」とかうなずくのであるが、オイラ、仙台で松島みてないんだよね(をい>オレ)。最近建て増ししたらしい「かんぽの宿」のビルの最上階が、背景の松の向こうから覗いて興ざめなのであるが、かんぽの宿側が「最上階の露天風呂から御花屋敷の庭が見えるように」って企んだのだから、しかたないのか。オイラが殿様なら、即刻、取り壊しだな>かんぽの宿(^_^;;

 うなぎを食べずに、柳川を後にするオイラたちだった。

 九州自動車道を、八女、久留米、鳥栖ジャンクション、太宰府、福岡と北上して帰福する。って、ずっと福岡県内だったのだが。あー鳥栖は佐賀県か(^_^;;。

 それにしても「渋滞中」という表示が出てても、ぜんぜん渋滞してないわけで、道路公団の表示のインチキというか無責任ぶりには、反吐が出てしまうわけで、「渋滞中」とかいう表示を出すなら、タイムスタンプを付けるべきじゃないか、と思うわけである。ひょっとしたら、盆前から2、3日、出しっぱなしなんじゃなかなぁ? タイムスタンプが駄目なら、責任者の名前を出す。そしたら、その名前あてに苦情電話いれたる。

 鉄板焼のシャロン、で先日20才になった弟2号の誕生日ということで、北海道牛ステーキ&車エビ・セットおひとりさま5000円とかいうのを食べる。久しぶりに目の前で、シェフがナイフくるくるコショウ瓶くるくると演舞な料理を作るのを見る。ついつい急いで食ってしまうのぉ(^_^;;

 ぐは、QV10Aをどっかに落とした!

 あー車の運転席に落としてた(^_^;;。あーびっくりした。

 というわけで、さんざん遊んで、食って、家に帰り着いた。......うー、いいもん食いすぎて、腹の調子が(;_;)

 夜11時を過ぎてから、弟2号が突如「志賀島までドライブ行くぶぁーい」と言い出したので、便乗する。海の中道、志賀島は、最近、道路が整備されたので、ドライブコースとしては定番であるが、整備された道路から整備されてない道路になったとたんに40キロ規制になるので、夜中、警察がネズミ取りをする危ない場所なのだった。さらに志賀島は、ラブラブなドライブコースであると同時に、夜は周回タイムトライアルに挑む走り屋さんたちのメッカとして、危ない島でもあるのだった。

 案の定、夜の12時にならんとするのに、志賀島と海の中道の接合部の海水浴場は、花火する若者でびっしりで、路肩は違法駐車な自動車がびっちり。道路は昼の国道なみの速度で車が走っている。うっかり志賀島周回道路に入った弟2号わかばマークは、真後ろに真っ青なフォグランプもまぶしげなエンジンが吠えている走り屋仕様のシルビアにぴったりつけられて、左はコンクリ壁、右はガードレールの向こうは玄界灘、前は見えない道を時速60キロオーバーで走り続けるハメになって、半分泣きながらアクセルを踏むのだった。しかも、困ったことに、路肩からは酔っぱらってロケット花火もった若者が次々に飛び出してくるし、反対向きに周回している走り屋な対向車がヘッドライト上げたままセンターラインを超えて突っ込んでくるし、あげくに、サイレンならした救急車とスレ違うしー(^_^;;。

 と、いいながら、オイラ達も夜の海水浴場に車を乗り入れて夜の海とか観察してみるのだった。夜景に強いDC2Lで「月に照らされて光る海面」「月明かりに照らされてサンダーバードのトレーシー島みたく作り物じみてみえる能古島」「対岸の百道の夜景」とかを撮影するのであるが、月明かりがつよすぎるのか、うまく撮影できないのだった。うーん、オイラの目よりも夜景に強いと信じていたのに(^_^;;

 アウトドアマンの弟1号は「泳ぐぜー!」とか冗談のつもりで波に向かって走ったら、台風13号の影響か予想以上に波が高くて、あっという間に腰までぐしょ濡れになって、開き直って、水中をぐんぐん進むのであるが、真っ暗な海は本当に怖くなったらしくて、すぐに戻ってきた。しかし、全身ずぶ濡れなので、オイラと弟2号から「お前は車に乗せない」といじめられるのだった。

 というわけで、めちゃくちゃ遊んだかもしれない一日だった。


・970815a(金)【身辺雑記:盆フリー】

 盆休みだから、盆でフリーで「ボンフリー」。さ、寒い。

 いまさら的に「スキズマトリクス」B.スターリングを読んでいる。けども、妙な日本趣味がひっかかって進まない。

 日本のサイバーは小説よりもコミックの方で進んでいる、って言われてるのを聞くと、根拠なく納得したくなるんだけども、実際のところどうなんだろ? もし、そうだとしたら、どうしてなんだろ?

 正午に長いサイレンが鳴って、終戦記念日だと気付いた。

 某所から入手した「みすてないでデイジー」をビデオで見ている。うーん、燃えるほどじゃないけど、悪くはないな(^_^;;。じょじょに、テクノが暴走しだして、いい味を出しているかも知れない。ただ、山川Xが、やはりスゲコマの村田と同じキャラクターなのがなぁ。オイラとしては、山川Xは「情けない」キャラじゃなくて、かっこよくいじけて、なおかつ、間違っている、ってキャラなんだけどなぁ。

 KTのお勧めで「EATMAN」を観ている。うーん、それほどいいとは思わないのだが。
(ここで1時間ほど鑑賞したと思いねぇ)
 うーん、ジュラシック・パークあり、鉄男あり。んがしかし、ボルトの正体については語られないのであった。久しぶりに聞くオーケンの声は、やっぱ筋少だのぉ。

 うーん、盆の里帰りのせいか、ウチの前の道にずらーっと自動車が止まってる。うーん、あー、ぐは、止めてた暗黒ミラパルコ、ぶつけられて、右ミラーが割れてる!ぐはー。しくしく。

 自動車部品屋さんに向かうのであるが、三号線ぞいのニッカは盆休み。吉塚のパピヨンプラザまで車をとばすのであるが、曲がる角を一個間違えたらあっという間に三号線バイパスまで行ってしまって、気付いたら遠くまできてしまった。したかないので、ガソリンスタンドでガスを入れて、狭い路地に入り込んだら、路地に盆提灯は出てるは、町内の人がぞろぞろと線香もってうろついてるは、エアコン入れて空気を循環させてるはずなのに、車内に線香の匂いは充満するは......なんか、うかうかしていると、この「盆空間」に吸い込まれて、盆が終わるまで出られなくなるような妄想にとりつかれて、あわてて逃げ出すのであるが、吉塚駅の前の信号を逆に曲がってしまって、気付いたら空港まで行ってしまって(どうして?)やっとそこで、自分が180度方向を間違えていたことに気付いて、Uターンして、ぐるぐるまわって、ふと気付くと、さっきの盆空間に逆戻りしている! もぉ、まぢで、「死んだバーチャンが呼んでいる!」的な恐怖がオイラを包むのだった。

 って、ちゃんとさきと逆向きに曲がると、吉塚駅の前に出たじゃないか。

 右ミラーがない状態で、なんとか実家までたどりつくのだった。弟1号は酒が入っているので「いーのよ、いーのよ、そういうこともあるよ」とかヘラヘラしている。酔がさめたら「にーちゃんが弁償しろよなー」と言うに違いない(^_^;;。

 久しぶりに一家五人がそろっているのであるが、男三人兄弟は、トンカツ五人分を三人で五分で平らげるので、なんか「ぐえー」である。

 空海ファンだったオヤジは、最近手に入れた「空海は古代ユダヤの錬金術師だった」という徳間ブックスな本(ぐは!)を手に入れて、かなり入れ込んでいるようで「空海はユダヤ人だったのだ!」と熱く語るのだったが、ムーを愛読するオレもお袋も「へー、ユダヤ人だったのー? 次はアトランティス人かしらー? シリウスからやってきた宇宙人?」とかムーなネタを先読みするので、オヤジはいまいち不満らしい。けどさー、それって、なんか「定番ネタ」なんだもん(^_^;;。たとえば「失われたアークは実は日本にあったのだ!」って言われたら、普通「へー、やっぱ四国の剣山に隠されてるの?」って聞いちゃうよね?(^_^;;


・970814a(木)【身辺雑記:友、遠方より来る有り(友有あり遠方より来る)】

 東京でK書店に勤務する東大SF研OBのKT君が盆で帰省してきたので、会って語る。あー、オレとは高校の同級生ね。で、オレに「百億千億」を読ましてSF道にはめた男だな。

 まー色々と細々としたトピクスを語る。

 メフィストだかの、対談を読ましてもらって、清涼院流水が「大盛りを望む」とか「人類最後の事件」と語ってみたり「省略すべき所と残すべき所を取り違えている」と言われたりしてるのを読む。

 夏エヴァに関しては、どうも、「試験に出る人類補完計画:解法と演習」のあたりで、意見が食い違うので、話が進まないのであった。共通項は「ミサトの演説って、浮いてたよね」というあたりか。

 まーエヴァに関してはオレもKTも「世界の中心でアイをさけんだけもの」は、謎解きの放棄って点では、許せんものを感じるが、話の結末としては、まー、あんなもんじゃないの? シンジ君が救われたとは思わないけども」「EoEに関しては、かなり満足したから、いいんじゃないの? 細かいことはおいといて、壮大なビジョンってだけで、いいじゃん」的な所で、結構、共通なので、それほど話は盛り上がらないのだった。

 SFの創作みたいな話で、昔書こうと思って書かなかった/書けなかったネタがすでに使われた後であることを確認してみたり。

 オイラが昔、SF小説(のようなもの)を書いてた時に、主人公は常に「レイ」という名前だったので、いまさら使えんのぉ、とかいう話とか。昔「オレ流トップをねらえ」のつもりで使った話が、今同じネタを語ると「オレ流エヴァ」にすり変わってしまう話とか。

 早朝の飛行機で東京から飛来したらしいKTは、野菜が足りてなかったらしく「野菜ジュースを飲まないと死ぬ!」と主張。野菜ジュースを求めて、盆休みの街を徘徊してみたり(^_^;;。ついでに、三苫海岸の綿津見神社まで散歩してみたり。

 ビール飲んだあとは、ThinkPadとKTの新装備98ノートの対決。対決といっても、ペンチマシンにThinkPadが対抗できるのは「小ささ」だけだな(^_^;;。

「いいなーこのマシン」
「いいだろー」
「唯一の欠点は、」
「ん?」
「メーカーがNECで、機種が98ってことだな」
「をい!」

 デスクトップはすべて「バットマン」で統一されてて、マウスポインタはバットマークなのだが、うーん、使いづらいぞ(^_^;;

 それと会社の方針とかで、MSオフィスじゃなくて、ロータススーパーオフィスが入ってたのが、なんか変な感じ。つい「どーしてMSオフィス使わんの? デファクトスタンダードじゃん」とか口走って「お前はマイクロソフトヘイターじゃなかったのか!」と怒られる。うーむ。

 色々怪しいものをもらう。ぐふふ。


・970813a(水)【身辺雑記:】

 部屋の片づけとか。

 ワープインデックスをもうちょっと整備する。ついでに、過去の日記を読んでみたりする。

 専修大学だかのweb日記者アンケートだかに回答する。メールが届いた日の前後にサーバが停電で停止しているあたりが、なんとも言えなかったのだが(^_^;;。設問自体は、特にどうということのない設問だけれども、一部「その他」としか答えられない場所があって、選択肢に「その他」がないので困った。
 それと、webチャットがそんなに広くゆきわたっているとは、思わなかった。いま「チャット」と言えば、IRCじゃなくて、Webチャットなんだろうな。
 自分がどう答えたかを詳細に語ろうかとも思ったのだけれども、アンケート設問を勝手に使うなと明記してあるので、やめた。

 実家に帰って飯を食わしてもらう。ハンバーグ。はぐはぐ。そのまま「盆の里帰り」シフトのつもりだったのだが、洗濯機の中に洗濯物が入ったままだと思い出して、悩んだが、下宿に戻ることにする。Tシャツがカビたらたまらん。

 今頃になって、週刊文春の「金田一少年の事件簿」バッシング記事を読む。「ミイラ館事件」の盗作疑惑とか、すでに4、5年もたってそうなのに、いまごろ蒸し返す理由がピンとこないなぁ。
 しかしまぁ「引用元を明記しろ」ってのは、わかるなぁ。でも、たしか「引用元を明記してしまうと、逆にネタバレになる」とかいう話があったんじゃなかったのかなぁ?
 あと「トリックの著作権」というような話が出てるけども、トリックに著作権って、やっぱあるのかなー? 著作権って本来「表現」を保護するもので、「アイデア」は保護しないもんだと思うんだけどもなぁ。アイデアを保護するためには、特許、っ手段が別にある、って話が「サイバースペースの著作権」って本に書いてあったような気がすんだけども。やっぱ、トリックを保護するためには「画期的密室殺人法を実用新案申請中」ってことになるのかな?
 ミステリー界には、トリック倫理、とかありそうだけども、オイラは知らないのだった。

 けど、確かにオイラの近所にいる唯一のミステリ者は、金田一君の事件簿、絶対に読まないな(^_^;;

 つらつら考えていたのであるが、オイラにとって「インターネット」も「日記界」も、実は、東京にあると気付いた。だから東京に遊びに行くと、「インターネット」や「日記界」にいる人の実物に会えるわけ。オイラ的「日記界」は、7割が東京にあって、2割が名古屋、残りの1割が「その他」ってことで。

 昨夜は「ウンタマギルー」を深夜テレビ映画でみてしまった。わけわからん、という程わからなくもないのだが、冒頭の「槍in白塗り」のギルーの強烈なイメージと、返還直前の沖縄の農村の青年の日常のギャップがすごくて......ラストも謎だし。まぁ、なんとなく気分でわかったから、いいんだけども。にしても、沖縄語は、わかりそうな気がするんだけども、字幕みないと全然わからないのだった。



・970812a(火)【身辺雑記:】

 久しぶりに8時間以上連続して睡眠をとった。

 けれども、まだ眠い上に、だるい。単なる「寝過ぎ」という可能性もあるのだが。

 小雨が降る中、歩いて仕事場に顔を出して、ちょっとだけ作業をする。

 小雨が降る中、歩いて戻って、部屋の片づけを始める。

 村上春樹の「アンダーグラウンド」を読んでみたり。

 成田美名子の「アレクサンドライト」を1巻から6巻まで読み返してみたり。

 ついでに「サイファ」を読み返し始めたが、さすがに13巻も読んでたら片づけが進まないので、途中で止める。

 長野まゆみ、の「天体議会」と「三日月少年漂流記」を読んでみたり。

 というわけで、部屋を片付けていると、散らかった本やら雑誌やらをめくることになって、結果的にテキストが脳に入り込むのであった。そして、オイラの中の「詩人回路」が作動しはじめるのであるが、生半可な気持ちで「詩人回路」を動かすと、後で自分が書いた「ポエム」を読んで、猛烈に死にたくなるので、詩人回路のうずきを感じたまま、何も書かないのだった。まる。

 突如、しいたけの肉詰め、とか、ピーマンの肉詰めとかが食いたくなるのだった。どーしてだろう? あーたぶん、片づけ雑誌の中に「オレンジ・ぺージ」があったからだな。単純なやつめ>オレ。

 デジカメ日記というのは、おもしろい日常よりもむしろ「退屈な日常」を記録するのにいいんじゃないか、と、突然、思いついた。先日、ずいぶん前のonedayを遅れに遅れて書いたのであるが、「一日、雨に閉じこめられた退屈な日」というのも、デジカメで表現できるんだな、と。デジカメで表現しなかったけども(^_^;;。

 上のごとく書いたけれども、これは「デジカメ日記書いてる人の日記が退屈だ」と言いたいわけじゃないので、念のため。オイラとしては、「退屈な日記を書くのも面白いんじゃないかと思うので、退屈な日記を書いてみようかな。それにはデジカメ使うのが面白いな」と思っただけで。って、面白いな、ってのは退屈と正反対なんじゃないかな、とか思うのであるが。

 先週あたりから、ずっと「キャンプの楽しみ」について語る時に「『アウトドアライフ』よりもむしろ『ばーちゃん家』にあこがれるな」などと語っては、周囲から首をひねられているオイラなのであるが(「首をひねられて」は「周囲の人間が理解できずに首をひねる」のであって、「周囲の人間から首をひねられて殺される」ではない)、去年のワープ日記で、キャンプするハメに陥った話を読んでいると、そこに「ばーちゃん家に来たような」というフレーズが出てきたので、自分の進歩の無さに、がっくりときた。オイラの進歩は止まり、すでに、同じ場所をグルグルまわっているんじゃないか、と。まぁ、先日、ちょっと調べ物をしていて過去のワープ日記を読んだ時に、このフレーズをチラっと見てしまって、「こりゃいいや」と使っているんだろう、と思うのであるが。それにまぁ、自分内部で「これだね」と思うフレーズは、増えることはあっても、ころころ変わるものじゃないんだろう、と思うことにした。なんというか「ともろ語録」というか(^_^;;

「アイデア手帳」や「発想手帳」の類のHowTo本には、必ず書いてあることだけれども、要は「人間は同じことを何度でも発見する」ということなんだろう(^_^;;。で、あるからして、過去日記を読み返すってのは、ぢうようだな、と。まー読み返してばかりだと、過去の自分に縛られることになるのかもしれないけども(^_^;;。

 うー、なんか文章が変だなぁ。特に「要は」を使ってる部分は、説明が面倒くさくなって、適当に書いてる気がする。

 けども、文章を「とりあえず自分で我慢できる程度」まで直すよりも、今は、ftpして寝ちゃう方を選ぶオレなのだった。おやすみ。ぐーぐーぐー。



・970811a(月)【身辺雑記:】

 昨夜はSF研OB会の合宿だったわけで、仮眠をとって10時すぎについた。少人数で、酒のみながらサターンでゲームがあってた。

 グレープフルーツを絞った生ジュースで、ソルティドッグを作る。なんか、店で飲むのとは、ぜんぜん違う味だ。う、うまい。

 OB大首領が娘さん用に買った「LULU」を、初めて自分で読んでいたのを横で眺めていたのであるが、初めは普通の物語なのに、徐々にメタ物語になっていって、猛烈に眠まりなオイラは悪夢のような気分になった。最後のページにアンノの写真が貼ってあって、画面の中から「現実に戻れ!」とか叫ばれたらどうしようかと思った(考えすぎ)。

「人造人間ハカイダー」のゲームを見せてもらう。敵の首領が「ギル」で、「シルバーホース」だの「グレーアント」だのが出てくるあたりが、逆キカイダーすぎる(^_^;;

 ひさしぶりにSF彦を生で見た。会社の研修施設に拉致監禁されて資本主義社会の尖兵となるべく洗脳されてきたわりには、あまり変わってないように見えた。

 という所までが、昨夜の話。

 で、眠まりながら、昼前にウチにたどりつく。と、留守電に大ボス様の秘書さまの伝言「大ボス様が大至急来るように、とのことです」と! ぐはすぎ!

 昼までに仕事場につけばいいはずなのだが? なんかヘマしたかな? しかしやるべきことはボスのチェックを通過してるはずだしー? なんだろ? やばいな.......

 と、仕事場につくと廊下の向こうで秘書様が「ごめーん」と手を合わせてオイラを見ている? どうして「ごめーん」なんだろ?

 首をかしげつつも、深呼吸をして、大ボス様のオフィスのドアをノックする。

「入れ」
「モロボシ、出頭しました!」
「おぉ、秘書くんがさ、Macの調子が悪いんだって。みてやって」
「へ? ご用は、それだけですか?」
「うん、そだよ」

 ぐはぁ! 「ごめーん」の意味がやっとわかった。大至急呼んでいたのは、大ボス様じゃなくて秘書様のほうだったのくぁ!

 Eudora-Jの設定ファイルが破壊されていたので、色々いじったけど、結局新しい電子メールフォルダつくって設定しなおして解決したのだった。

 で、いろいろなことをした。

 夜になってから、先日のキャンプの画像をjpegに変換して、画像解説htmlをしこしこ書く。調子にのって150枚も撮影したので、html書くのも面倒でしかたがない。しかも、女の子の顔が区別がつかない(をい)だけでなく、名前まで区別がつかない(をい)から、もぉ何がなんだかわからなくなる。キャプションに「左から順に、アケミちゃん、アキコちゃん、アユミちゃん、ミワちゃん、ミホちゃん、ミクちゃん」とか書いていると、叫びたいぐらい面倒くさくて「ちゃん」を「ち」で登録するぐらい脳がサチってくるのだった。

 花火画像やら、暗闇でノンフラッシュで撮影した不明瞭な画像が多いのであるが、なんか集合写真をボーっとみてると、手の数が人数の2倍よりも多い気がしてみたり、指が6本見えたり、頭の数と足の数を比べると、足が一組多かったり、頭が一つ多かったり......

 しかも、10人しかいなかったはずの女の子なんだけど、どーも画像に出てくる顔を眺めていると......11人いる!って、メガネの有無とか髪型の違いを考慮してなかったや(^_^;;。あ、いや、やっぱり、多い。う、ぐは、オカマが混入している! 女装ぢうよう!(うぞ)

 女の子の名前の表記が統一できないので、先方のリーダーに「名前の表記についてですがー」とメールすると「今、反省会してるから、30分以内にWebサバに上げれ」というメールが戻ってきた。ぐはぁ!

 しょーがないので、縦位置画像を回転もさせずにWebサバに送って、index.htmlはできたところまでアップする。

 先方が一枚一枚画像をみているすきに、index.htmlを完成させてサバに送る。時間との戦い。

 先方から感想のメールが。曰く、
「どーして、##ちゃん、ばっかり写っているんですかー!?」
「ともろーさん、って、ひょっとして『マニア』?」

 ぐはぶほ! 女ってやつは......フッ......(;_;)

 Mac用のフリーかシェアウェアのソフトで、jpegをドロップすると左右に90度回転させてから同じ名前でセーブしてくれるやつって、ないかな?


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