西暦二〇〇〇年四月
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【お知らせ】
○ 朝5時のNHKニュースを見てから寝る
目が覚めたら、11時。典型的な昼夜逆転な感じ。よろしくない。
岡山は本日は雨。これでサクラは散ってしまうのだろう。
○ 「『超』発想法」の続きを読む。
野口センセはKJ法に代表されるようなマニュアル的な発想法の効用を否定してるなぁ。立花隆もKJ法には批判的みたいだけど。たしかに、時間はかかるよなぁ。「本来、頭の中でやるべきことをなぜ、わざわざカードで非能率化する必要があるのだ?」ってことなんだけども、頭の中に入りきれないアイデアを紙に書いて(言語化して)外に出すってのは、「超」整理法でたびたび出てくる「人間は一度には7個のことしかおぼえてられない」という「マジカルナンバー7」の考え方からしたら、正しい気がするのだが。
「人間はそもそも一度に七個以上の事項を同時に操作できないのである」とか言いそうだし。
心理学者(しんりがく・もの)の某フジヒレが言うには「マジカルナンバー7、って話はけっこう眉唾」らしいのだが……
○ TVをつけたら「王様のブランチ」でカレー特集。瞬間的に「カレー食いたい」度が高まる。
13:00、お腹が空いたので、出かける。
カレーが食べたいのだが小雨が降っているので、CoCo一番屋までは到達できず。近所のマクドナルドで妥協する。マクドナルドは、子連れ買い物客で大にぎわい……というか、おこちゃま軍団が大暴れしている。「どうして、こんなにお子様ばかり大騒ぎしてるんだー!」と思ったが、よく考えたら、大人は普通、大暴れしないよなぁ。というか、大人が大暴れしていたらシャレにならないよな。
○ 本屋で立ち読み。
SAPIOを立ち読み。憲法改正せんと、そんなにまずいのかなー? って感じ。GHQによって、適当に作られたってことを必死に証明しても「だから何?」って気がしないでもないが。まぁ、国の最高頭脳が結集して作ろうが、素人が鼻くそ丸めながら作ろうが、金科玉条にしちゃいかんのは同じなんだろうけど。
とはいえ、オレも最近、ずいぶんと発想が右傾化したもんだな、と思ったりする。とはいえ、まだ平均より左側にいそうな気もするけど。
○ ゴーマニズム宣言は、著作権侵害訴訟に関して小林よしのりが敗訴した件についての反論が載っていた。
まぁ、細かい部分(引用の主従関係の量的問題とかね)は、まぁ考える余地があるけど、けっきょく小林よしのりの意見を尊重すれば、マンガは引用できないわけで、引用のできないメディアを使って発言をする小林よしりんは卑怯者だと思うのだが。「マンガで批判されたなら、マンガで反論しろ。文章でするな」と言うなら、それはそれで、ある意味、味のある意見ではあるけれども、そういう風には進んでないみたいだ。
ともかく、現段階ではマンガは、引用も反論も不能なわけで、機能的に言って「議論ができる器じゃない」ってことだ。なんか「文句言えないように文章で反論してやる」みたいなタンカを切っているように見えたが「最初から、そうしろよ」と思う。
Web上の「新聞」と「絵」が著作権(=金)がからんで、あつかいにくいのと似たような話だな、と「マンガを使った批評」の話は感じる。
○ 本棚には「ビジネスマン必見!」というような棚があって、「日本再生」みたいな本た沢山あって「よ、よまなくちゃなの?」的な不安が襲ってきたけど、自分の頭上のハエを追うのに精一杯であることにして、買わずに去る。
そういえば、ダライ・ラマは来日したけど石原慎太郎とは対談できないんだっけな。
○ 早川文庫の棚に、増刷されたのか「ニューロマンサー」が沢山積んであったので、つい、手に取って、ラストシーンだけ読み返す。
改めて感じたが「何がどうなってるのか、わからんぞー!」という感じだ。黒丸尚(くろま・ひさし)の文章はかっこいいけど、何がどうなってるのかよくわからん度が高いんじゃないか? という気がする。昔は「この、わからなさがかっこいいのだ!」と思っていたのだが。
実際、オレは、ケイスが軌道上のティスエ・アーシュプルの回転紡錘体(スピンドル)に上がってから先、何が起こったのかいまだによくわかってないのだった。忍者が強いことしかおぼえてない。
○ フェルマー最終定理の本が置いてあったけど、フェルマーの最終定理はさしあたってオレの人生においてあまり必要ないことにして、読まないことにした。
さらに、理工系書籍の棚で、自分の業務世界の本を見かけてしまったけど、「もういちど基礎からやりなおそう!」って気持ちは大事にしたいけど、基礎からやりなおす前に、目の前に積まれた書類をなんとかしなくてはいけないことにして、読まないことにした。
基礎をおろそかにして小手先芸でしのいでいると、いつか大きな壁に直面しそうな嫌な予感もしないでもないけど、モラトリアム度の高いオレとしては、立ち向かう時に立ち向かうべき壁を避ける手段に「基礎からもう一度」って台詞を使いがちなので、これでいいのだ。
と、バカボン・パパも言った。
○ スポーツグッズ屋には、先日の二人掛け空気膨らましソファ【ワープボード:1383】と別に一人掛けのもあった。けど、一人掛けのやつは座れる部分の面積に対する全体の体積が大きすぎる気がする。「(椅子面積)/(椅子体積)」で「有効椅子度」かなんかを定義すれば「有効椅子度が小さい」とかいう話になるな。って、次元が「1/長さ」になって、ちょっと気持ち悪いなぁ。「椅子体積/椅子面積」なら次元が「長さ」になるので「有効椅子長」とかになるのかしら。
二人掛けのやつなら、横になってTVとか見られそうな気がするんだけど、さすがにお店で「ゴロ寝の有効性」を試すのは勇気が必要なので、試してない。
ちなみに、お子様が一人、一人掛けソファのパンチキック度を測っていた。お子様は勇気があってよろしい。
ちなみに「パンチキック」というのは、TVキャラクターを模した空気膨らまし式の起き上がりサンドバック状玩具の商標だ。って25年ぐらい前の商品だから今もあるのかどうか知らない。
先日も映画館で、TOY-STORY2の宣伝用の「パンチキック」状物体のパンチキック度を測定しているお子様の軍団を目撃したな。お子様にとっては非常に重要な測定なのだろう。
○ そういうわけで、本日の日記を書くのに約3時間の人生を費やした。
「Web日記の内容は『Web日記を更新した』だけだ」という警句は、本当かもしれない、とか思ったりする。
久しぶりに書くと、段落にアンカー打つのが面倒でしょうがないことだ。とはいえ、自動CGIとかを導入するのも面倒くさいし、「段落アンカーなどいらぬ!」と決めてしまうほどの勇気も出ないのだった。まる。
それにしても「忙しかった」と書いた後で、実はその日はけっこう謎な事をしていた記述がワープボードから出てきたりしてあわてて消してみたり、逆に、「忙しいはずなんだけど、特に、忙しい忙しいって書いてないなぁ」と思った時期は、よーく見ると、ぱたっと何も投稿してなかったりして、時系列で並べてみると、わかることってあるのねって感じ。
監視に使われると、やだけどね。
○ 酒だか、カフェインだか、疲れだか、何だか知らないが、とにかく「何か」が抜けなくて、ずっとつらい。「何か」を追い出すべく、朝からミネラルウォーターをがぶ飲み。
お茶、コーヒーだとカフェインが蓄積されそうだし、仕事場の自動販売機はノンカフェインの飲料は100%ジュースとか牛乳とか、密度が高そうな物ばかりなので、家から500mLのミネラルウォーターPETボトルを2本持ち込んだのだった。
本当なら、2Lパックごと持ってきたかった気もするが、さすがにそこまですると「何事?」と言われそうなので。
というわけで、昼ごろには、やっとカフェインが抜けてきた感じ。
が、昼からの会議でついうとうとしてボスから怒られたりして。むー抜きすぎたか。
カフェインじゃなくて、気が抜けたのかもしれん。
○ 業務上の某キャンペーンのための「川柳」を至急、合成するように、という指令が。
必死に合成するが五七五にならない。
「警句、キャッチコピーでも可」とあったので、そっちに逃げると、いくつか「まぁ、許せるか」というのができた。
どっかでみたような文句だなぁ? と思って眺めていて気付いたが、どうやら「イチハラヒロコ」の影響を受けたらしい。といってもイチハラヒロコに匹敵するものができた、とは言わないが。
「もっと野菜をとりましょう」に関する川柳を合成しようとして結果的にできたのが
○ ガンプラのムック本を読んで、シャア・ザクとザクRとザクR2の違いについて色々考えたり。【ワープボード:1389】