【Warp Diary Extra】 OKINAWA DAYS
Ver.2.0

この“旅行記”は事実をもとにしたフィクションであり、登場する事物に関しては演出上の効果のために任意の改変・誇張・創作が加えられています。悪しからず。

見てのとおり「書き中」です。ゴメン(;_;)。画像も随時アップしてみたい。
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960722
福岡空港集合(10:30)
楽しい旅行のはぢまりだ! ちうわけで団体旅行なので早々と集合。搭乗時間までヒマヒマなので待合室でオリムピック野球(日本vsキューバ?)とかソフトボール(日本vsどこか?)とかみたりする。んがしかし、みんなの脳はまるっきりサッカー(日本vsブラジル)に支配されすぎているのだった。機内で食べるように、と弁当が支給されるがすかさず食べてしまうのは機内持ち込み荷物を減らして身軽になりたいオイラだった。まる。【弁当:15KB】
福岡空港搭乗
というわけで航空券を自動改札口につっこもうと思ったらオイラの前で小学校高学年ぐらいの女の子が改札をつまらす。大輪ヒマワリ柄のチョッキに白い帽子に丸サングラスと本人すっかり南国バカンスムード満点だったのが、改札つまらしたのがショックらしくて、係員さんが復旧して「さぁどうぞ!」と言っても後込みしてチケットを入れようとしない。と、突然彼女は振り向いて「先に行ってや.....」と関西弁のイントネーションで言うのである。しかたないからオイラはチケットをつっこんだのであるが、ガチョーンという音とともに、半券がまっぷたつになって文字どおり半券になって出てきた。女の子はすかさず「不吉やわぁ......」とつぶやいた。オイラの顔を見上げて。お前が言うな!(^_^;;
福岡空港離陸(11:25)
あぁあああああ! 離陸もえもえ、くぅ(>_<)/。なんだかんだいって、滑走路端で待機してた機体がモモモモモーってふるえてエンジン音も五段階ぐらいに甲高くなって、「しんぼうたまらん!」的に走って「無理矢理もちあがります!」的に上昇するあの感じ(^_^;;。わくわくどきどきして窓にかじりつくお子様としらけきった顔で新聞雑誌みてるオトーサン(^_^)。すまん、しらけきっているべき年齢のオイラであるが、わくわくどきどきしてました(^_^)。しかーし、窓際ぢゃないからしらけたふりしてました(^_^#。しかし、南方の楽園に旅立つ機内は、なんだか「ブラジルに勝った!」とか「どうしたぢうどうにっぽん!」とかいう情報であふれかえっていたのだった。ってついた先もニッポンだぜ>オレ。いや、ちがう、地球上にいるかぎりオリムピックの呪縛からは逃れられないのかぁ!
 お医者さんの聴診器かぁな空気イヤフォンで音楽を聴く。何度も何度も「次こそはウォークマンのヘッドフォンをひっこぬいてもっていくぜー」と思っているにもかかわらず忘れる。日本のポップス。アムロナミエがなんか歌っている。聴きたいのは最後から2番目の森高であるが、森高までいくまでに1時間はかかる。猛烈眠くなる。んがしかし、どういうことか背後がサービス区画の壁なのでシートがリクライニングしない!(ぐは!)。【リクライニングしません:15KB】前方からはリクライニングされ、自分はリクライニングできない。眠い。ちうわけで、なんか、屈葬された気分でシートの中でねじれたまま眠る。きつい。コーヒーの香りで目が覚めかける。スチュワーデスのおねーさんの不気味なぐらいにニコヤカな笑い顔に起こされる。「コーヒーか京番茶のサービスですが」ということだ。コーヒーのいい香りで意識がはっきりする。スチュワーデスのおねーさんは、ニコヤカに笑いながら「京番茶」を置いて去って行った。うぐー。覚醒が2秒おそかったぁ!(^_^;;。悔しみながらまた屈葬に戻る。
那覇空港着陸(13:00)
着陸体勢のアナウンスで目が覚める。耳元ではユーミンが「待ち伏せ」を歌っている。むぅ、カシワバラヨシエ。(ぐは! 森高ねすごしたぁ!)。なんか、どえらく色のいい海が遠くの窓の向こうを流れて行くのを機体がバンクするたびにチラチラみながらワクワクどきどきしながら着陸を待つ。どっかに空港は見えないかしらん? などと思っているわけであるが、前方のディスプレイには機首方向の映像が表示されていて、しっかり着陸すべき滑走路は前方に見えていたのだった(^_^;;。昔懐かしいトップランディングな画面の中、するすると滑走路は大きくなっていくわけであるけれども、なんか、オイラの腕前では絶対に失敗するぐらいグーラグラを左右にゆれてて、ちょっとイヤーンな気分。とはいえ、ドスーンって音とともに、逆噴射のズモモモモモモーちう振動、数秒の後「無事、那覇空港に着陸しました。機体が停止するまでシートベルトはそのままで」とかいうアナウンスは皆無視して、ごそごそがさがさと一斉に荷物をおろし始めるのもお約束なのだった。
那覇空港とF4ファントム(13:10)
「この時間、那覇空港はたいへん混雑しますのでウンヌン、しばらく滑走路の端で待機ウンヌン」。おぉおお、自衛隊のF4ファントムがたくさん並んでいるなり。軍事マニアぢゃないから、詳しいことはわからないけど、迷彩やらブルーグレーなF4ファントムが、ずらっと並んで、キャノピーあけて虫ボシされてるのは、かっこいーぜー。やっぱし、沖縄の基地にいるんだからシーサーマークだったりするのだろうか? 海上自衛隊航空隊。むぅ、航空自衛隊とはちがうのかぁ? やっぱ、空母から飛ぶのは海上自衛隊の所轄なのか?(自衛隊は空母もってないってば>オレ)。あ、このあたり画像ないや。離陸着陸の時って、素人が空中撮影できる数少ないチャンスなんだけど、言わずとしれた「電子機器は飛行機の計器を狂わしますので使ってはダメです」時間であるからして。あ、着陸しおわった後はいいのか? あ、でも空港or軍事施設は撮影禁止だったんぢゃ?(って隣の国と勘違いしてないか?>オレ)。それとも、やぱ、防衛上の都合で見て見ぬフリするのが国民のつとめなのかしらん? ま、いいや、T4練習機? あんまりかっこよくないから(^_^)。
 荷物かついで空港の外に出て、バスガイドさんにしたがって観光バスまで歩く。すんげー暑い。すんげーまぶしい。頭が変になってしまった。(「もとから変ぢゃん」って言ったアナタ、退場(^_^))。さっそくQV10で空港を撮影するも、絞りを屋外モードに変更しても、露出オーバーな日差し。手動で露出を調節したくても、周りが明るすぎてさすがのTFT液晶画面もさっぱり見えない。しかたないので見当つけてシャッター押す。気分は従軍カメラマンって、大げさか(^_^)。【那覇空港:15KB】
琉球ガラス村
ウルトラ暑い沖縄の空気にぐったりなったところで、「琉球ガラスを作っているところを見せてもらえる」という「琉球ガラス村」へ【入口:15KB】 。1400度にもならんとする炉で真っ赤に焼いたガラスを目の前で職人さんが、フーフー吹いて花瓶にしていく。のは、いいとして、すげー暑い夏の日なのに、目の前には1400度の炉とか1000度超えてる溶けたガラスとかあって、もぉ、なんというか、暑さと暑さがスパークするというか.....ひたすら暑い。肉眼では暗い赤色に光る(黒体放射!)ガラスがQV10のCCDには緑に見える。「高熱を出している物体はCCDの特性上、緑色に見えることがあります」と説明書にあったような気がする。むぅ、人間の視覚とCCDでは周波数特性が違うのかぁ(周波数特性っていうのかな?)。赤外線が見えているのかCCD。うーん、プレデター。 【炉なのか】 【炉から出した燃え燃えのガラスなのか】 【部品を作るために千切っているのか】 【底を型にあてているのか】
 原色あざやかな琉球ガラスな製品がずらずら並べていある。「雑貨くぅ(>_<)/」なオイラとしては「ボクに言わせれば、あえて『欲しい』と言えるのは、これとこれとこれとこれとこれとこれだけだぁああああ!」「全部やないかぁ!(ばしぃ!)」という世界に突入しやがりなさりそうになる。んがしかし、こういうきれいな色系の食器は『色とりどり並べてあるからこそ美しく、一つだけ買ってもさほど楽しくない』ってことになっているので、グっとこらえて、キッパリとあきらめて、きびすをかえして、赤いグラス一個でやめる。(買ってるぢゃねーかぁああ!>オレ)。 【色とりどりなのか】 【泡盛とセットなのか】 【物欲は赤いコップなのか】。さらに沖縄の守り神「シーサー」の置物なのか。ずらずらあってにらんでいるのだ。【睨むシーサ−なのか】♪あたしのキングシーサ〜(「ゴジラ対メカゴジラ」)。店のオバチャンに聞く「イロイロ値段がありますね」『ここにおいてあるのはここで作ったものです。よその大きくて安いのは台湾製です』。むぅ、唐獅子の本場は台湾なのか沖縄なのか?(^_^;;。【シーサー作る図】。カッコいいけどブックエンドにも使えそうもないし(使おうとすうなよ>オレ)、ペーパウェイトにするのも、ちと怖い。沖縄の守り神とかヤマトンチューなオイラが買ってしまうと逆に成敗されないだろうか? というわけで、すぱっとあきらめて、1500円のやつを買う。(あきらめてないじゃないかぁああああ!>オレ)
ひめゆりの塔
ぢばくでくぅ(>_<)/(不謹慎!>オレ)
さとうきびジュースでGo!
そして、みやげもの屋の駐車場にとまったバンの看板「生さとうきびジュース」なのか!【さとうきびジュース屋】。『ガンに効く!』と強烈な暑さにも負けない強烈な効用! 「話のタネに御飲みください」とは、色モノとしての覚悟もぢうぶん! 飲むしかないな、話のタネに。「オヂサン、一杯おくれ」。ちうわけでオヂサンはおもむろに、ぶつぎりのさとうきびをローラーの間にドンドンつっこむのだ。さとうきびはモキモキとへしわれて、濁ったうす黄色い汁がドンドン下にたまる。【絞らるるサトウキビ】「はい、生さとうきびジュース、250円」。むぅ! 純生! しぼっただけだぁ!(^_^)。んで味ですが、これが、けっこうサッパリしていてうまいのだ! なんというか、バナナ+草ちうか(^_^)。笹というか竹というかの匂いとバナナの甘味というか。たしかにちょっと草むらでソフトボールを探し回ったときのような草の匂いはするんだけど、黒砂糖の味を想像していたオイラには、すげーさわやかな味に感じた。うん、うまい。んで、次は、さとうきびまるかじり、に挑戦。さとうきび3本組で300円。【サトウキビ】。さとうきびは、外見はまるっきり「竹」。んがしかし中が中空じゃなくてミがつまっています。んで、包丁とか歯(^_^)とかで、竹に似た皮をモキモキ割りますと、中から、割りばしというかバルサ材みたいなのが出てきます。んで、おもむろに、このバルサ材を噛みまして、出てくる「あまい汁」をチューチュー吸うわけわけですな。売場のオバチャンの言うことには「まだ時期が早いからねぇ。季節になったら、もっともっと甘いんだけどねぇ」ということで、ジュースの時と同様に妙にさわやかな汁がバルサ材みたいな生地に吸わせてあるというか、にじみでてくるというか、気分はカブトムシであるよ(^_^)
摩文仁の丘・健児の塔
そして玉砕なのか。
守礼の門・首里城正殿
右も左も真っ赤っか!
沖縄自動車道
ホテルオリオン
オリオンビールのんでくたばるのだった。

960723
水納島で海水浴
沖縄海洋博記念公園
アクアポリスは閉鎖なのかぁ!
名護パイン園
そしてパイナップル食ってハブとマングースの対決をみるのだった。
万座毛
絶壁の上の芝生。強い日差しでメロメロ。
プラザハウス・ショッピングセンター
国際サンゴ加工所
そして給料120ヵ月のサンゴなのか!
国際通り

960724
沖縄県立博物館
松山御殿
国際通り
那覇空港

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ただし、リンクフリーとします。
正当な引用は認めます。