| …………… |
|
さ… 淋しかった… ひっく… |
| で、でも… |
|
も、もう平気です… だって、今日会えたから… |
| あ、あの…こんにちは… |
| はい、おかげさまで… |
| あっ… |
|
よ、よかった… 着いたんですね? |
|
はい、ニュースを見て びっくりしました |
| でも、無事に着いてよかった… |
| あっ… |
|
よかった… もう来てくれないのかと思ってました… |
|
いいえ…いいんです 来てくれるだけで… |
| あっ… |
|
き、来てたんですか? 教えてくれればよかったのに… |
|
ほ、本当ですか? ウフッ、うれしいな… |
| こ、こんにちは… |
|
は、はい…あの… あなたに会うのがとっても楽しみだったから… |
|
ほ…本当ですか? う、うれしい… |
| …………… |
| あっ… |
| よかった… |
| 大丈夫でしたか? |
|
ニュースで聞いて とっても心配してたんです… |
| よかった…無事に着いて… |
| …………… |
| あっ… |
|
よかった… 来てくれたんですね? |
|
…………… もう、このままずっと会えないのかと… |
|
いいえ… 来てくれただけでいいんです… |
| …………… |
|
あっ… 来てたんですか? |
|
ほ、本当に? うれしい… |
| 私も会いたいなって思ってたから… |
|
あっ… こんにちは… |
| …………… |
| ええ… |
| はい… |
|
あ、あの…ごめんなさい… なんだか、あなたを前にしたら 嬉しくて、言葉が出なくて… |
| ひっく… |
| え? |
| あ… |
|
よ、よかった… 無事に着いたんですね… |
|
わ、私… あなたにもしものことがあったらどうしようかって… |
|
そ、そうですね… ごめんなさい、泣き虫で… |
| でも、本当によかった… |
| くすん… |
| え? |
| あっ… |
|
よかった、やっぱり… やっぱり、来てくれたんですね? |
| こ、このまま二度と会えなくなったらどうしようって…私… |
| くすん… |
| …………… |
|
は、はい… ごめんなさい… |
| …………… |
| あっ… |
|
だって、何かあったのかもって心配で…心配で…私… ひっく、ひっく… |
|
も、もう、いいんです… あなたが無事なら、それで… |
| 今日は、このまま帰ります… |
| 心配しすぎて、なんだか疲れちゃったから… |
| さようなら… |
| あっ… |
|
ま、また… 来てくれたんですね… |
| …………… |
| あっ…ごめんなさい… |
| なんだか、あなたの顔をみたら急に胸が苦しくなって… |
|
な、なんでもないんです… ごめんなさい… |
| ほ、本当に… |
|
本当に来てくれるなんて… なんだか夢みたい… |
| あっ… |
| あ、あの…プレゼントを… |
|
は、はい…とっても… うれしくて、涙が出そうになりました… |
| あっ… |
| あ、あの…プレゼントを… |
| は、はい…うれしかったです |
| …………… |
|
あ、あの… 少し変わりました? |
|
は、はい、なんだか… 元気がみなぎってるようにみえます… |
| …………… |
|
あ、あの… 少し変わりました? |
| ウフッ、なんだか少し落ち着いてみえます… |
| …………… |
|
あ、あの… 少し変わりました? |
|
は、はい… 今日はなんだかすごく男らしくみえます… |
| あ、あの… |
| え、えっと… |
|
あ、あの…これ… クリスマスプレゼントです… 受け取って…もらえますか? |
| だ、だめですか? |
| ウフッ…よかった… |
| …………… |
|
あ、あの… え、えっと… バ、バレンタインだから… |
|
こ、これ…あ、あの… チョコレートです… |
|
やっぱり… 迷惑ですか? |
| ウフッ…よかった… |
|
あ、あの… 少し、ここでゆっくりしていきませんか? |
| よかった… |
|
あ、あの… どこか別の場所にいきませんか? |
| あ、はい… |
|
あ、あの…中に、入りませんか? 静かで、いいところだし… |
| よかった… |
|
ウフッ、それに静かでしょう? 街に出た時は、いつもここに来て休憩するんです |
| 私…人混みに弱いから… |
|
ここは… 空気がいいし… |
| ふ〜う… |
|
ご、ごめんなさい… ちょっと、疲れただけですから… |
|
へ、平気です… 少し休めば… |
|
は、はい… ごめんなさい… |
| はい… |
| そ、そんな、大騒ぎしないでください… |
|
ごめんなさい… びっくりしたでしょう? |
|
は、はい… 少し休めば平気ですから… |
| …………… |
| せっかく、あなたが東京から来てくれたのに… |
|
くすん… ごめんなさい… |
| は、はい… |
| …………… |
| は、はいっ! |
|
今日はありがとう… とっても、楽しかったです… |
|
はい、もちろん… 私、楽しみに待ってますから |
| それじゃあ、元気で… |
| は、はい… |
| わ、私もです… |
|
は、はい… でも、お魚も好きですよ |
|
きっと… 海の中を自由に泳ぎまわるのって気持ちがいいんだろうなあ… |
| とってもきれい… |
|
ほらっ、あっちに マナティーがいますよ… |
| えっ?飛べませんけど… |
| もうっ…ウフフッ… |
| マナティーは、人魚のモデルって言われてるんですよ… |
| た、食べたんですか? |
| もうっ… |
| マナティーは、人魚のモデルって言われてるんです |
| そうなんですよね… |
| ウフッ、でも、私、マナティーの方が、人魚よりもカワイイと思うなあ… |
|
人魚かぁ… 本当にいると思います? |
|
私は… いたらいいなって思ってます… |
|
今日はありがとう… とっても、楽しかったです… |
|
はい、もちろん… 私、楽しみに待ってますから |
| それじゃあ、元気で… |
| は、はい… |
|
この公園には たくさんの種類の小鳥たちがいるんですよ… |
| ほらっ…聞こえるでしょう? |
| …………… |
|
ウフフッ… みんな、今日も元気みたい… |
|
はい、大好きです! みんなカワイイし… とっても元気だし… |
|
それに、何よりも… 寂しがり屋の私をいつも慰めてくれるから… |
| ねえ、今度は、あっちの方にいってみましょう! |
| ウフッ…早く行きましょう! |
|
今日はありがとう… あ、あの…楽しかったです… |
| …………… |
| ううん、なんでもないんです |
|
あ、あの… また来てくれますか? |
| よかった… |
|
それじゃ… 帰り道、気をつけてくださいね? |
| はい、あの、元気で… |
| ふ〜う… |
|
あっ、ごめんなさい 平気です… |
| ご、ごめんなさい… |
|
はい…あっ、あの… また迷惑かけちゃいましたね |
|
せっかく、遠いところから来てくれてるのに 私のせいで…ぐすっ… |
| えっ… |
| あ、ありがとう… |
|
今日はありがとう… あ、あの…楽しかったです… |
| …………… |
| ううん、なんでもないんです |
|
あ、あの… また来てくれますか? |
| よかった… |
|
それじゃ… 帰り道、気をつけてくださいね? |
| はい、あの、元気で… |
|
ウフフッ… 鬼ヶ島なんですよ 桃太郎の… |
| そう伝わってます… |
| えっ…? |
| そ、そんなこと… |
| …………… |
|
えっ… ほ、本当ですか? |
| あ…よかった… |
|
そ、そうですね… その時は、よろしくお願いします |
|
そ、そんな…ひどい… ぐすっ… |
| そ、そうですよね… |
| ふう… |
| 海の匂いがしますね… |
| あっ、海鳥… |
| 海鳥って、空を滑るように飛ぶんです… |
|
どこまでも… ずっとずっと遠くまで… 風に乗って… |
| …………… |
|
私も、風に乗れたら… もしも、翼があったら… 飛べるのかな… |
| あっ… |
|
ご、ごめんなさい 変なこといっちゃって… |
| 私…私… |
|
あっ! 急がないと、帰りの船が… |
|
あ、あの… 今日は本当に楽しかったです… |
| そんなこと… |
| …………… |
| 今度はいつ会えますか… |
|
あっ…ご、ごめんなさい… 勝手なことをいって… |
|
あ、あの、また… 来てくれますか? |
|
あ…はい 楽しみに待ってます… |
|
はい、あなたも… 帰り道、気をつけてくださいね? |
|
は、はい… きっと、また… |
|
ウフフッ… どうしたんですか? |
|
そうですね… 動物園もあるぐらいだから |
| あっ、あの…いいんですか? |
|
だ、だって… あなたは楽しくないかなって思ったから… |
| えっ… |
|
あっ… は、はい… |
|
ウフフッ… そうだったんですか? |
| は、はいっ! |
|
ご、ごめんなさい… ぐすっ… |
| あっ…は、はい… |
|
ウフッ… みんな、カワイイですね… |
|
ほらっ、フラミンゴたちが… あっ、こっちを見てますよ? |
|
お腹がすいてるのかな… なんだか、ご飯をねだってるみたい… |
| えっ、何ですか? |
| は、はい…みんなを見てるとなんだか優しい気持ちになれるから… |
| ふ〜う… |
| この子たちにはここに来れば、いつでも会えるけど…あなたには… |
| い、いえ、なんでもありません! |
|
あ、あの、あっちの方にも行ってみませんか? ナマケモノがいるんですよっ |
|
あ、あの… 今日は本当に楽しかったです… |
| そんなこと… |
| …………… |
| 今度はいつ会えますか… |
|
あっ…ご、ごめんなさい… 勝手なことをいって… |
|
あ、あの、また… 来てくれますか? |
|
あ…はい 楽しみに待ってます… |
|
はい、あなたも… 帰り道、気をつけてくださいね? |
|
は、はい… きっと、また… |
| よかった、いいお天気で… |
|
ほら、みんなも ご機嫌みたいです… |
| ウフフッ… |
| どうしたの、お腹がすいてるの? |
| 待っててね、ご飯を買ってきてあげるから… |
| あ、あの… |
|
は、はい… ごめんなさい… |
| も、もちろんです… |
|
あ、あの…本当にありがとう… 私なんかに会いに来てくれて… |
| は、はい… |
| で、でも…本当に私なんかで… |
| い、いえ…なんでもありません… |
|
あ、あの… 帰り道、気をつけてくださいね? |
|
はい…あ、あの… 本当に気をつけてくださいね? |
| はい…また…きっと… |
| 本当に… |
| あっ…くしゅん… |
| …………… |
|
ご、ごめんなさい ちょっと風が冷たかったから… |
| いいえ… |
|
あ、あの… あなたがそばにいてくれると… |
|
私…その優しさに どんどん、甘えてしまいそう… |
|
ご、ごめんなさい… 何でもないです… |
| も、もちろんです… |
|
あ、あの…本当にありがとう… 私なんかに会いに来てくれて… |
| は、はい… |
| で、でも…本当に私なんかで… |
| い、いえ…なんでもありません… |
|
あ、あの… 帰り道、気をつけてくださいね? |
|
はい…あ、あの… 本当に気をつけてくださいね? |
| はい…また…きっと… |
| あっ、ひっく… |
| あ、あの… |
|
今のは、その… ただのしゃっくりです… ご、ごめんなさい… |
| ウフッ、いいんです… |
|
心配してくれて… うれしかったから… |
|
あっ、ごめんなさい… まぎらわしい事をして もう止まりましたから… |
|
でも… 心配してくれたのにうれしいだなんて、私… |
| ほ、本当ですか…? |
| は、はい… |
| えっ…? |
| そ、そんな… |
|
ご、ごめんなさい… ぐすっ… |
| そ、そうなんですか? |
|
あんまり… おどかさないでくださいね… |
| ウフッ、そうですね… |
|
せっかく、あなたと一緒に過ごせる時間だから… 大切にしないと… |
| …………… |
| 本当に… |
| えっ… |
|
そ、そんな… 悪いです… |
| そ、そんな、違います! |
|
ただ、私は… 私は、あの… |
| えっ…? |
| …………… |
| じゃ、じゃあ… |
|
はい… 私も、あなたと少しでも一緒にいたいから… |
| はい… |
|
あ、あの… ごめんなさい、こんな所まで送ってもらって… |
| 帰り道…大丈夫ですか? |
|
はい… あなたも、元気でいてくださいね… |
|
あ、あの…今日は… 一緒にいられて、とってもうれしかったです… |
|
本当に… ありがとう… |
| …………… |
| は、はい… |
|
あ、あの…本当に帰り道 気をつけてくださいね? |
|
は、はい… 電話…待ってますね… |
| ウフッ、本当に… |
| は、はい… |
|
ウフフッ、お団子 美味しかったですか? |
| よかった… |
| …………… |
|
本当に… たくさん、会いに来てくれましたよね… |
|
私が淋しいと思っていると いつも…あなたが来てくれる… |
|
あの頃も… そうでした… |
|
あなたはいつも プリントを持って元気に… 坂道を駆けのぼって… |
|
はい… 私、とっても… うれしかった… |
|
あ、あの… ごめんなさい、家まで送ってもらって… |
| でも、遠いのに… |
| あ、ありがとう… |
| きゃっ! |
| ご、ごめんなさい… |
| は、はい… |
| あっ…! |
| …………… |
| あ、あの… |
|
く、暗いから… 手を放さないで… ください…ね? |
| …………… |
| きゃあっ! |
| …………… |
|
あっ…私ったら… あんまり突然だったから… ごめんなさい… |
| …………… |
| あ、あの…持ってたんですか? |
|
ええ…でも… どうして今まで隠してたんですか? |
|
あ、あの… ごめんなさい、こんな所まで送ってもらって… |
| 帰り道…大丈夫ですか? |
|
はい… あなたも、元気でいてくださいね… |
|
あ、あの…今日は… 一緒にいられて、とってもうれしかったです… |
|
本当に… ありがとう… |
| …………… |
| は、はい… |
|
あ、あの…本当に帰り道 気をつけてくださいね? |
|
は、はい… 電話…待ってますね… |
|
ウフッ… 気持ちいい風… |
|
平気です… 最近、すごく調子がいいから… |
|
ウフフッ… きっと、あなたのおかげですね… |
| …………… |
|
なんだか… 嘘みたい… |
|
私なんかのとなりに… あなたが… いてくれるなんて… |
| 夢じゃなきゃいいな… |
| は、はい… |
|
あ、あの、もう少し… ここで…一緒に… |
| あ、あの…ごめんなさい… |
|
今日はここで… あなたを、見送りたいから… |
| は、はい、あなたも… |
| あ、あの、私の事なら心配しないでください… |
| ひ、一人でも… |
| 平気だか…ぐすっ |
|
ご、ごめんなさい… ぐすっ… |
|
そ、それじゃ… あの、元気で… |
| …………… |
| は、はい… |
| はい、とってもいいんです |
|
あなたに、また会えたあの日から… なんだか、日を追うごとに私… |
| どんどん、元気になっていくみたい… |
|
ウフッ… うちに来る小鳥たちにもわかってるみたいです… |
| みんな『元気そうだね』『楽しそうだね』って、飛び回りながら喜んでくれてるから… |
|
あの子たちは… いつも、私を励ましてくれた… |
| …………… |
| 私も、何かあの子たちに恩返しできるといいんだけど… |
| あ、あの…ごめんなさい… |
|
今日はここで… あなたを、見送りたいから… |
| は、はい、あなたも… |
| あ、あの、私の事なら心配しないでください… |
| ひ、一人でも… |
| 平気だか…ぐすっ |
|
ご、ごめんなさい… ぐすっ… |
|
そ、それじゃ… あの、元気で… |
| …………… |
| は、はい… |
| 今日は、お天気もいいし少し遠出してみませんか? |
| は、はい… |
| あっ、でも、ダメなら… |
| はい!よかった… |
| シーフードレストランみたい… |
| 私は、あんまり… |
| ウフフッ…あなたはすいているみたいですね |
| それじゃ、入りましょうか? |
| あっ…はい… |
|
ウフフッ… お口のまわりにソースが… |
| ウフフッ…なんだか子供みたい… |
| でも、そんなあなたを見てるだけで、私も元気がでます |
| だ、ダメですよ… |
| もうっ、しょうがないなあ… |
| ご、ごめんなさい… |
| わ、わたし、そんなつもりじゃ… |
|
はい…ウフフッ、楽しみです… 私、まだ、近くで見たことがないから… |
|
わああああ… すっごーい… |
| こんな角度で橋を見上げられるなんて… |
| ウフフッ… |
|
とっても楽しかった… 潮風が気持ちよかったし… |
|
ぜんぜん…乗り物には弱いけど あなたがそばにいてくれると大丈夫みたいです… |
| あ、あの…ほ、本当ですか… |
| よかった… |
| あ、あの… |
|
今日は、とっても楽しかったです… あ、あなたはどうでしたか? |
| よかった… |
| あっ… |
| くれぐれも気をつけて帰ってくださいね… |
|
あ、あの… 今日は、いいお天気だし 栗林公園でゆっくりしませんか? |
| よかった… |
| ええ、なんだか元気な気持ちになれますね… |
| ええ…あ、あの… |
| こんなデート、もしかして楽しくないんじゃ… |
| だって、普通のカップルはカラオケボックスへ行ったりとか… |
|
スポーツをしたりとか… いろんなデートをするみたいだから |
| 私は、スポーツはできないし空気の悪いところも苦手だし… |
|
ごめんなさい… つまらないですよね… |
| あ、ありがとう… |
| 嬉しい… |
| なんだか、怖いですね… |
| あっ… |
| は、はい… |
|
ありがとう… ウフッ…優しいですね… |
| ふ〜う…ここにくるとなんだかすごく心が落ち着くんです… |
| こうして、木々の緑と、水面を渡る風を感じているだけで… |
| それに、あなたと一緒だともっと、心が落ち着くみたい… |
| 今日はとっても楽しかった… |
|
あなたは いつもやさしいから… |
| 私、どんどん、甘えてしまいそう |
| なんだか、怖い… |
| あっ、な、なんでもありません… |
| これからも、優しくして下さいね… |
| やっぱり…ごめんなさい… |
| え、ええ… |
| ご、ごめんなさい… |
| ひっくひっく… |
| なんだか、怖いですね… |
| あっ… |
| は、はい… |
|
ありがとう… ウフッ…優しいですね… |
| ふ〜う…ここにくるとなんだかすごく心が落ち着くんです… |
| こうして、木々の緑と、水面を渡る風を感じているだけで… |
| それに、あなたと一緒だともっと、心が落ち着くみたい… |
| 今日は少し疲れましたね… |
|
そういうワケじゃ… ごめんなさい… 楽しくなかったですよね? |
| 本当に? |
| それなら、よかった… |
| あ、あの…ほ、本当ですか… |
| よかった… |
| あ、あの… |
| くれぐれも気をつけて帰ってくださいね… |
| 今日は、暑くなりそうですね… |
|
は、はい… でも、ちょっぴり不安です… |
| い、いえ、なんでもありません… |
| はい、あの半島の先の方ですけど… |
| あ、あの… |
|
私…そろそろ… 着替えてきますね… |
| そ、そんな…知りません… |
| あ、あの…お待たせしました… |
|
ど、どうかしましたか? もしかして、ヘンですか? |
| そ、そんな… |
| でも、嬉しい…ありがとう… |
|
私は…やっぱり… やめておきます… |
| は、はい…リルケを… |
| ごめんなさい… |
| 随分、暑くなってきましたね… |
| あっ、で、でも…私… |
| あっ…は、はい… |
|
そ、そんなにひっぱらないで… ウフフッ…もうっ… それじゃ、少しだけ… |
| ええ…あ、あの… |
| ひとつ聞いてもいいですか? |
| どうして、私を海に誘ってくれたんですか? |
|
嬉しい…私、今日のこと 一生、忘れませんね… |
| 今日はとっても楽しかったですね… |
|
あ、あの… 来年の夏もまたこれたら… |
| は、はい…ウフフッ、嬉しい… |
|
そ、そんな… し、知りません… |
| 私、そんなこと言うあなたは好きじゃないです… |
| そ、そうですね… |
|
何か特別な意味があるのかと… 思っちゃいました… |
|
今日は少しだけ 疲れちゃいました… |
| いいえ…そんなこと… |
| ただ、私、肌が弱いから… |
| い、いえ…いいんです… |
| あ、あの…ほ、本当ですか… |
| よかった… |
| あ、あの… |
| くれぐれも気をつけて帰ってくださいね… |
|
うちの庭を、散策するの… 私、大好きです… |
| 木々の緑に囲まれて、鳥たちの歌を聞いていると、とっても気持ちが落ち着くから… |
| ええ、ウフフッ、私の部屋からここまでよく見えるんですよ |
| 私、あの頃、いつも、あなたがこの道を登ってくるのを楽しみに待ってた… |
| あ、あの…ありがとう… |
| ど、どうかしましたか? |
| だ、だって、急に黙りこんで… |
| そ、そうなんですか… |
| あの頃は、あなたが来てくれるのを本当に楽しみにしていたんですよ… |
|
今日はありがとう… とっても、楽しかったです… |
|
はい、もちろん… 私、楽しみに待ってますから |
| それじゃあ、元気で… |
| は、はい… |
| ここ、中学の時にも来たことがあるんですよ… |
| わ、私、ここにいるから… |
|
みんなどいて!たいへん… 体温が下がってる… すぐにあたためてあげないと… |
|
絶対に 私がなおしてあげるね… |
| きっと、大空を飛べるようにしてあげるから… |
| ど、どうしたんですか? |
| なんだか、ぼおっとしてたから… |
| はい? |
|
はい… あなたも、覚えてたんですね? |
|
ウフフッ… よかった… |
|
今日はありがとう… とっても、楽しかったです… |
|
はい、もちろん… 私、楽しみに待ってますから |
| それじゃあ、元気で… |
| は、はい… |
| は、はい… |
| あっ…ウフフッ… |
| 小鳥がいっぱい… |
| でもなんだか、少しかわいそう… |
| この子たちも、カゴの中から飛び出して、きっと大空を飛びたいはずなのに… |
|
私、もしピッチちゃんが元気になって空高く巣立っていってくれたなら 頑張って、毎日学校に登校する… |
| よかった…ほんとうに… |
| ど、どうかしましたか? |
| あっ…あなたも覚えててくれたんですね…あの時のこと… |
| 嬉しい… |
| きっと、元気だと思います… |
|
今日はありがとう… とっても、楽しかったです… |
|
はい、もちろん… 私、楽しみに待ってますから |
| それじゃあ、元気で… |
| は、はい… |
| ええ… |
|
私、寂しいのは苦手です… 泣き虫だから… |
| あの時も、とっても寂しかった… |
|
あ、あの… 今も、変わってませんね… |
| 私は、いまだに優しいあなたに励まされてばっかりだから… |
| あの時、伝えられなかった私の感謝の気持ち… |
| いつかあなたに、ちゃんと伝えられる日が来るといいな… |
| あ、あの…ごめんなさい… |
|
今日はここで… あなたを、見送りたいから… |
| は、はい、あなたも… |
| あ、あの、私の事なら心配しないでください… |
| ひ、一人でも… |
| 平気だか…ぐすっ |
|
ご、ごめんなさい… ぐすっ… |
|
そ、それじゃ… あの、元気で… |
| …………… |
| は、はい… |
| ウフフッ、みんな、今日も元気ね… |
|
はい、ご飯ですよ… 仲良く食べるのよ… |
| あっ! |
| ど、どなたですか? |
|
も、もしかして…あなたは… 中学の時、一緒だった… |
| やっぱり… |
|
嬉しい… 会いに来てくれたんですね? |
|
とっても、嬉しいです… 私なんかを覚えていてくれて… |
| もう、あれから3年もたつんですね… |
| わ、私には、とっても長かったですけど… |
|
あっ、あの… な、なんでも、ありません… |
| えっ? |
| や、やっぱり、そう思いますか? |
|
そ、そうなんです… このあたりの森や山もどんどん開発されちゃって… |
| 小鳥たちのねぐらも少なくなっちゃってるんです… |
|
小鳥の数自体も減ってしまって… 私、なにも…なにもできなくて… ごめんなさい…ひっく… |
| あ、あの…ごめんなさい… |
| 再会したばかりで泣いたりしちゃって… |
| は、はい… |
|
あ、あの… また…来てくれますか? |
| よかった… |
| は、はい… |
| あ、あの… |
| 気をつけて帰って下さいね… |
|
あっ… こんにちは… |
| …………… |
| ええ… |
| はい… |
|
あ、あの…ごめんなさい… なんだか、あなたを前にしたら嬉しくて、言葉が出なくて… |
| あ、あの… |
| もしよかったら、小豆島に行ってみませんか? |
| だ、駄目ですか? |
| よ、よかった… |
| ウフッ、私も、昔、読んで先生に憧れたりしました… |
|
そ、そうですか? せっかくだから入ってみましょう |
| まだまだこの辺は、鳥たちの数が多いみたい… |
|
あっ…オリーブですね… ホント…いい香り… |
| あっ!ま、まだ無理ですよ! |
| ウフフッ…だからいったのに… |
| だって…ウフフッ… |
|
な、なんだか… ちょっと怖いから… |
| は、はい… |
| きゃっ… |
| は、はい… |
| こ、こわい… |
| は、はい…もうちょっとそっちに寄ってもいいですか? |
| わあああ…きれい… |
| あ、あの… |
|
さっきはありがとう… あなたが横にいてくれて…私なんだか、すごく心強かったです… |
| この辺は、高松にくらべてまだまだ自然がいっぱい… |
| そんなことありません! |
| どんどん、森や林がなくなって沢山の小鳥たちがすみかを失っているんです… |
| 私の家のすぐそばでも… |
| でも、私、自分では何もできなくて |
| 私なんて、ほんとにチッポケで無力だから… |
| えっ? |
| 自分に…できること…? |
| そうですよね…泣いてたって何の解決にもなりませんよね |
|
ありがとう… 私、小鳥たちの為に自分で何ができるのか、考えてみます! |
|
大丈夫です… だって、とっても楽しかったから… |
| 私…頑張ってみますね… |
| こんな私にも、何かできることがきっと、あるはずだから… |
| は、はい… |
|
あっ…ごめんなさい… また、しばらく会えないのかと思ったら急に… |
| 気をつけて帰って下さいね… |
| また、会える日を楽しみに待ってますから… |
| あっ… |
|
はい…やっと見つけられたから… 私にもできることを… |
|
ふ〜う… これでだいたい終わりですね… |
| ごめんなさい…あなたにも付き合ってもらっちゃって… |
| はい…あなたにいわれて、考えてみたんです、自分が小鳥たちにしてあげられることは何なのか? |
|
それで…小さいことかもしれないけれど、何かしようと思って… 巣箱を… |
| は、はい… |
|
き、気をつけてくださいね! はしご… |
| あっ…小鳥の雛が… |
| きっと、巣から落ちてしまったのね… |
| この木に、この子の巣があるはずです… |
| 見あたりませんか? |
| やっぱり… |
| だ、大丈夫ですか? |
| よかった…どうなることかと… |
| どこか、痛いところはないですか? |
|
だめです… また落ちたりしたら… |
| …………… |
| は、はい…この子の為に私にもできることをやらなくっちゃ… |
| でも、やっぱり怖いからここで見ていてくださいね… |
| あっ…よかった… |
| もう、落ちたりしちゃダメよ… |
| ちゃんと、ケガをなおしてみんなと一緒に元気に巣立ってね… |
|
はい…怖かったけど、でもあの子たちの為なら… それに… |
|
あなたが… 見守ってくれていたから… |
| あっ…立てますか? |
|
あ、あの… 私の肩につかまって… |
| は、はい… |
| 行きますよ… |
|
ウフフッ… なんだかいつもと逆… |
|
私が、こうして… あなたの役に立てるなんて… |
| 私…とっても嬉しい… |
|
はい、あなたも… 帰り道、気をつけてくださいね? |
|
は、はい… きっと、また… |
| あっ… |
| は、はい… |
|
今日は、ごめんなさい… ワガママをいって… |
| はい… |
|
ウフフッ この子で、もう10羽目なんですよ… |
| はい… |
| あなたと一緒にピッチちゃんを空に返してあげてから… |
| 私、一人で、小鳥を保護して沢山、森に返してあげるようになったんです… |
| 小鳥たちは自分でモノをいえないから…私が助けてあげないとって思うから… |
|
絶対に 私がなおしてあげるね… |
| きっと、大空を飛べるようにしてあげるから… |
| そ、そんな… |
|
さあ、元気をだしなさい… ピッピちゃん…ほら… |
|
ねっ…もう大丈夫だから… あなたはもう飛べるはずよ… |
| ええ… |
| なんだかあの時と同じ… |
| あなたと二人で、初めてピッチちゃんを空にかえしてあげたあの時と… |
|
あ、あの… 全部、あなたのおかげなんです… |
| 私がこうして自分でも少しは何かの役に立てるっていう自信を持てるようになったのは… |
| すごく嬉しかった、それまでの私は誰の役にも立てない、人に迷惑ばかりかけてる… |
|
そんな人間だって思ってたから… でもあなたが教えてくれたんです… |
| 自分では空を飛べなくても人が飛ぶ手助けはできるって… |
| こんな私でも、誰かにとっては必要な人間になれるってことを… |
| ありがとう…嬉しい… |
| …………… |
| 私…私… |
|
もう、泣き虫は… 卒業する事にしたんです… |
| あなたの負担にはなりたくないから… |
| あなたにだけは嫌われたくないから… |
|
だから…大丈夫… これからは一人でも… |
| ほんとうに今まで勇気をありがとう… |
| 私…ずっとあなたにお礼をいいたかった… |
|
その夢が今日かなったから… もういいんです… |
| あの時、伝えられなかった私の感謝の気持ち… |
| いつかあなたに、ちゃんと伝えられる日が来るといいな… |
| あなたには私なんかよりもっともっと素敵な女の子がいるはずです… |
| どうぞ、私のことはもう… |
| だって…私なんかあなたに何もしてあげられないし、そればかりかいつも励ましてもらってばかり… |
| やっぱり迷惑ばかりかけてるから… |
| でも、一つだけお願いです… |
|
今日だけは、まだ泣き虫のままでいさせて下さいね… もう少しだけ… |
| あっ… |
|
…………… き、来てくれたんですね… |
| よ、よかった… |
|
は、はい… それは… |
| …………… |
| …………… |
| は、はい… |
|
私、昔から… 鳥になりたいって思ってた… |
| 鳥たちは、自分の翼で、自由にこの大空を飛ぶことができるから… |
|
私、手助けが欲しかったんです… 飛び立つための… |
| 弱い私を卒業するための… |
|
ごめんなさい… 差出人の書いてない、あの手紙… 私がだしたんです… |
|
ごめんなさい… ありったけの勇気をだしてあなたの家までいったけれど… |
|
最後に会う勇気までは出せなくて… それで… |
| わ、私…私… |
| あ、あなたが好きです… |
| 涙が出るほど…好きなんです… |
|
泣き虫は卒業するって決めたのに… どうしても、どうしてもあなたは卒業できない… |
|
どうしても忘れられなくて… せつなくて…たまらなくて… |
|
この気持ちを… あなたに伝えたかったんです たとえ、だめでも… |
| えっ? |
| そ、そんな…う、嘘… |
| …………… |
| う、嬉しい… |
|
ご、ごめんなさい…泣き虫はもう卒業したはずなのに…嬉しくて 嬉しくて…涙がとまらなくて… |
|
本当に…本当に、私で… 私なんかでいいんですか? |
| う、嬉しい… |
| もう、もう…心配しなくていいんですね…あなたがどこかへいっちゃうって… |
|
はい… 私も、あなただけです… |
| は、はい… |
| しばらくお別れですね… |
| はい…でも、約束やぶっちゃダメですよ… |
| 私は、もう元の弱い真奈美に戻っちゃったんですから… |
| だって、あなたが守ってくれるっていったから… |
| あっ、それから…これを… |
|
はい… あなたが持っていてください… |
|
私は… そう思うだけで幸せだから… |
| あ、あの…最後にもう一度抱きしめてください… |
| はい…だって寂しいから… |
| あっ… |
|
はい…待っています… あなただけを…ずっと… |
| 体に気をつけて… |
| 毎日、電話するから… |
| い、いいえ… |
| でも、お話って、なんですか? |
| えっ… |
| あっ… |
| わ、私は… |
| 私は… |
|
ご、ごめんなさい… 私…や、やっぱり… |
|
あ、あの… も、もう一度あなたの気持ちを教えて下さい… |
|
なんだか まだ、信じられないから… |
| あ、あの時は、もう夢中で… |
|
ほ、ほんとうですか? し、信じられない… |
|
う、うれしい…夢みたい… あなたが、私のことを好きでいてくれたなんて… |
|
ご、ごめんなさい私もあなたが好きです… ずっとずっと大好きだったんです |
| はい…これからも私を守って下さい…できればずっと… |
|
う、嬉しい… 私もあなたが好き… 他の誰よりも… |
| 好きです…あなたが… |
| あ、あの… |
| ご、ごめんなさい… |
|
本当にごめんなさい… 私なんかを好きになってくれたのに… |
| 私は、私は…やっぱり駄目なんです…男の人とお付き合いする自信がもてなくて… |
|
傷つくのが怖いから… 勇気がないから… |
| もっとあなたのことを理解できれば良かったのかもしれないけど… |
| ごめんなさい… |
| 高松は遠いから… |
| これからも、お友達ではいて下さいね…お願いします… |
| あっ… |
| 教えて下さい… |
|
どうして、どうして… もう会えないのか… |
|
どうして… 私が嫌いになったのか… |
|
わ、私…あの電話の後 悲しくて悲しくて… |
|
どうしようもなくて… ここまで来ちゃったんです… |
| …………… |
| そ…そうですか… |
|
私、私…待ってますから… いつまでも、ずっと… 私にはあなただけですから… |
|
それだけは忘れないで下さい… さようなら… |
| あ、あの… |
| あっ、やっぱり… |
|
ウフッ、そうですよ! 家族みんなで、遊びに来てるんです |
|
でも、まさか… あなたに会えるなんて思わなかった… |
| ウフッ…来てよかった… |
|
あなたは… やっぱり、一人旅で? |
| そ、そうなんですか… |
| 本当に、日本中を転々としてたんですね… |
| …………… |
|
あ、あの…転校する時って… やっぱり淋しかったですか? |
|
そ、そうですか… じゃあ、高松から引っ越す時も淋しくなかったんですね… |
|
私は… 私は、とっても… ぐすっ… |
|
そ、そうですか… そうですよね… |
| 強いんですね… |
|
あ、あの…私も… がんばります… |
|
少しでも、あなたみたいに… 強くなれるように… |
| あっ、パパが呼んでる… |
|
ごめんなさい… 私、もう行かないと… |
|
いいえ、そんな… あなたと少しでもお話できてよかった… |
|
それじゃ… あの、幼なじみさんにもよろしく… |
|
はい… また、高松で… きっと… |
| パパ…私たちの席はもっと前の方みたい… |
| あっ…やっぱり… |
|
は、はい… まさか、こんな所で… びっくりしちゃった… |
|
ウフッ、そうですよね… 私は、家族旅行なんです… |
| 早く飛ばないかな… |
|
ウフフッ…なんだか… 飛行機に乗るのって、楽しくてすごくドキドキしませんか? |
|
…………… そ、そういう事じゃなくて… |
|
ええ!ウフフッ… 私、あの景色が大好きなんです… 早く見たいなあ… |
|
ごめんなさい 子供っぽいですよね? |
| そ、そうですか? |
| なんだか、小鳥たちとはちょっと違う気がするけど… |
|
私は、飛行機が飛ぶ瞬間の、あの… フワッと浮いて、地面がぐんぐん遠ざかっていく時の… |
|
なんだか、身も心も軽くなっていくみたいな感覚が… 大好きなんです… |
|
あっ…いけない もう、自分の席に戻らないと… |
| あ、あの…それじゃまた… |
|
また、高松にも… 来てくださいね? |
| はい…楽しみに待ってます… |
| あっ… |
| ウフッ…本当に会えた… |
|
はい… パパがお仕事で東京に行くっていうから、私、無理をいって… |
| はい… |
| あ、あの…迷惑でしたか? |
| よかった… |
|
あ、あの…もし… もしよかったら… どこか、案内してもらえませんか? |
|
よかった… お願いしますね… |
|
私…パンダって 初めて見ました! |
|
ウフッ、とってもカワイイ… 高松にもいたらいいのになぁ… |
| わあ、鳩があんなにたくさん… |
| 私、ご飯をあげてきます! |
| ふ〜う… |
|
ご、ごめんなさい… ちょっと、疲れちゃって… |
| でも、もう大丈夫です! |
|
私、うれしくて… つい… |
|
東京に… あなたが住んでいる街にずっと来たかったから… |
|
今日はごめんなさい… いきなりだったのに… |
|
は、はい… 待ってますね… |
| あ、あの…それじゃ… |
| はい…さようなら… |
| ぐすっ… |
| ぐす…ひっく… |
| くすん… |
| あっ… |
| …………… |
|
ど、どうして… どうしてまた… 来たんですか? |
|
も、もう… 来てくれないんだって そう思って…くすん… |
|
自分…に… ぐすっ… 自分に、言い聞かせてたのに… |
|
やっぱり、私なんか… 迷惑ですよね… |
| …………… |
| …………… |
|
ほ…本当に… 私、本当に… 迷惑じゃないですか? |
| あ… |
|
あ、あの…私… ごめんなさい、変な事を言って |
| で、でも…寂しかったから… |
| …………… |
|
あ、あの…何でもないです… ごめんなさい… |
|
あっ、だ、大丈夫です… 私、一人で帰れますから… |
|
これ以上、あなたに迷惑は… かけたくないから… |
|
ごめんなさい… あの、今度…また… |
| はい…待ってます… |
|
あ、あの…今日は本当に… ありがとう… |
|
それじゃ… きっと、また… |
| …………… |
|
あ、あの… 来てくれたんですね… |
|
はい…ちょっと風邪気味で かかりつけのお医者さんにお薬をもらいに行っていたから… |
|
で、でも… どうして何の連絡も… |
| あっ… |
|
もしかして…私… 会わない方がよかったんですか… |
|
ついでに… そうですよね… |
| えっ…本当ですか? |
|
そ、そんなこと… あ、あの… うれしいです… |
| そ、そうだったんですか? |
| た、大変なんですね… |
|
あ、あの… パパが迎えに来てくれることに… |
| ごめんなさい… |
|
あ、あの… 今度は、電話を… |
|
は、はい… 楽しみに待ってます… |
|
あ、あの… 帰り道、気をつけてくださいね? |
| あ… |
|
あ、あの… また来てくれたんですね? |
| あ、あの… |
| 小鳥たちにご飯をあげていていつの間にか、こんな時間に… |
| あ…はっ… |
| あっ…くしゅん… |
|
あ、ご、ごめんなさい… 大丈夫です… |
| えっ?あっためて? |
|
あ、あの… 何をするつもりですか? |
| …………… |
|
ウフッ… はい、ごめんなさい… |
|
あ、あの… よかったんですか? 送ってもらっちゃって… |
|
あ… ありがとう… |
| あ、あの… |
|
私も…会えて… うれしかったです… |
|
き、気をつけて帰って くださいね… |
| あ…あの… |
| あっ…やっぱり… |
| あ、あの…お買い物をしていたら遅くなってしまって… |
| でも… |
|
遅くなって… よかった… |
| …………… |
|
あ、あの…私… 帰ります… |
| で、でも、迷惑じゃ… |
| は、はい… |
|
送ってくれて、ありがとう… 助かりました… |
| …………… |
|
あ、あの…また… 来てくれますか? |
| よかった… |
|
あ、帰り道… 気をつけてくださいね? |
| はい…また… |
|
い、いいです、そんな… 私、一人でも大丈夫だから |
| ご、ごめんなさい… |
| あの、また…お昼に… |
| は、はい、また今度… |
| あっ… |
|
そ、そんな… 教えてくれればよかったのに… |
| 今日は、お友達と一緒なんです… |
|
はい… 私も…とっても残念です… |
|
本当にごめんなさい… 私が、お友達と約束したばっかりに |
|
でも、せっかく遠くから あなたが来てくれたのに… |
|
や、やだ… 恥ずかしいです… |
|
も、もう… 知りません… |
|
あっ、いっけない! 私、そろそろ行かないと… |
|
あ、あの…また 会いに来てくれますか… |
|
よかった… それじゃあ、きっとまた… |
|
あ、あの…お友達って 女の子ですからね…念のために… |
| あっ… |
|
そ、そんな… 教えてくれればよかったのに… |
| 今日は、お友達と一緒なんです… |
|
はい… 私も…とっても残念です… |
| はい…みんなは、いろいろとお目当てがあるみたいで… |
|
私は、ペットショップをのぞいてみたくて… ついて来ちゃったんです |
| …………… |
| お友達と一緒に過ごすのも楽しいものですよね… |
| 私が、そんな風に思えるようになったのも、みんなあなたのおかげ… |
| だ、だって… |
|
あっ、いけない! みんなが呼んでる… |
| …………… |
|
は、はい… 待ってますから… |
| あっ… |
|
び、びっくりしました… こっちに来てたんですね… |
|
そ、そんな… うそばっかり… |
| あ…それが… |
|
ごめんなさい、私… これからちょっと病院にいかないと… |
|
あっ、心配しないで下さい… ちょっと、風邪気味なだけだから… |
| そうですか… |
| はい… |
| でも、なんだか元気が出ちゃいました… |
| だって、思いがけずにあなたに会えたんだから… |
| ウフフッ… |
|
あっ、いけない! 私、もう行かないと… |
|
あ、あの…ごめんなさい せっかく来てくれたのに… |
| 今度は…あの、電話してから… |
| よかった… |
|
それじゃ、帰り道… 気をつけてくださいね? |
| は、はい… |
| あっ… |
|
び、びっくりしました… こっちに来てたんですね… |
|
そ、そんな… うそばっかり… |
| あ…それが… |
|
ごめんなさい、私… これからちょっと病院にいかないと… |
|
あっ、心配しないで下さい… ちょっと、風邪気味なだけだから… |
|
本当にごめんなさい… 私が元気な娘だったらこんなことには… |
| でも…でも… |
| あっ… |
|
ご、ごめんなさい、また… いじいじしちゃって… |
|
これじゃ… 嫌われちゃいますよね? |
|
あの時、もう泣かないって 決めたのに… ちっとも治ってない… |
|
あっ、いけない… 私、もう行かないと… |
|
また会いに… 来てくれますか? |
| よかった… |
| 私、楽しみに待ってますね… |
| は、はい…ありがとう… |
| あっ… |
|
あ、あの… こっちに来てたんですか? |
|
あ…でも、そんな… 今日だなんて… |
| は、はい…この後すぐ、家族でお食事に行く予定だから… |
| 本当にごめんなさい… |
| ウフフッ、せっかくだからお参りして行きますか? |
| はい、少しくらいならまだ時間がありますから… |
| それに、素通りしたらかえってバチが当たりそうだし |
| はい… |
| 何をお願いしたんですか? |
| えっ?私は… |
| 私は… |
| も、もう行かなくちゃ… |
|
あ、あの… また来てくれますよね? だって、お願いしたんだし… |
| あっ… |
| あ、あの…待ってますからっ! |
|
はい 杉原です… |
|
あっ…よかった… 電話、待ってたんですよ… ウフフッ…嬉しい… |
| は、はい?なんですか? |
|
あ、会えないって… ど、どういうことなんですか? |
|
そ、そんな…急に… ひ、ひどい… いきなり、そんなこと… |
| あっ…ま、待って… |
| あ、あの…真奈美ですけど… |
|
実は、あの…見つかったんです… 私にもできることが… |
| はい…小鳥たちの為に… |
| はい…それで、近々、こちらにこれる時はありますか? |
| できれば、あなたにも手伝ってもらいたいんです… |
|
ほ、本当ですか?よかった… ウフッ、楽しみに待ってますね… |
|
それは、まだ… さようなら… |
| はい、杉原です |
| えっ? |
|
ほ、本当に… ぐすっ… |
|
ご、ごめんなさい… もう…電話してもらえないと思ってたから… |
| 私…嫌われたと思って… |
| ほ、本当…ですか? |
|
それじゃ、あ、あの…私… また、あなたに会えるんですか? |
|
よかった… あ、あの…私… ずっと、待ってます… |
| それじゃ… |
| はい、杉原です |
| あっ… |
| よかった、本当に電話してくれたんですね? |
| う、うれしい… |
| はい、杉原です |
| あっ… |
|
よかった… また電話してくれたんですね… |
|
あっ… あの…プレゼントを… |
|
は、はい、とっても… で、でも、本当に… もらってもいいんですか? |
| うれしい… |
|
あっ… あの…プレゼント届きました… |
|
は、はい…でも、こんな… 私なんかに、気を使わないでください… |
|
えっ… 会いに来てくれるんですか? う、嬉しい… |
|
あっ、えっと、あの… こ、今度の… |
| 日曜日はどうですか? |
| 月曜日はどうですか? |
| 火曜日はどうですか? |
| 水曜日はどうですか? |
| 木曜日はどうですか? |
| 金曜日はどうですか? |
| 土曜日はどうですか? |
|
ご、ごめんなさい、えっと… その、次の週の… |
|
ご、ごめんなさい… そんなに先の事は、私… まだ、よくわからないから… |
|
ごめんなさい… あ、あの…怒っちゃいました? |
| よかった… |
|
は、はい… あ、あの…私… 電話、楽しみに待ってますね… |
|
ほ…本当ですか? よかった… |
|
あ、あの…私… 楽しみにしてますから… |
|
はい… あ、あの… 気をつけて来てくださいね? |
|
それじゃ… 私、待ってます… |
|
あ、あの…もしもし? えっと、真奈美です… |
|
あ、あの… お元気…ですか? |
|
最近、お話してないから…って思ったんですけど… 今日も…お留守みたいですね… |
| ぐすっ… |
| あっ、ご、ごめんなさい… |
| あなたの声が聞きたい… |
| 電話…待ってます… |