|
ふう… なんだか、久しぶりって気がするね… |
| えっ?や、やだなあ、ヘンな風にとらないでよー! |
| 深い意味なんて全然ないんだから… |
| ほ…ホントだってば! |
| やっほぅ! |
|
時間ピッタリだね〜 よしよし、えらいえらい! |
| あっ! |
| よかった〜、無事だったんだ! |
|
うん、知ってるよ 無事についてよかったね! |
| あーっ! |
|
もーっ、心配するじゃない! 何かあったの? |
|
ふ〜ん…そう… なにもないのに遅れたワケ? |
|
もうっ… 今度から気をつけてよね! |
| あれ? |
|
うっそぉ?どーしたの? なんで大阪にいるの? |
| あはは、ホントかなあ? |
| まあ、そんな風に言ってもらうとうれしいけどね…えへへっ |
| あっ、きたきた! |
| えへへっ、ちょっとだけね |
|
でも、おおめに見てあげるよ! あなたは遠くから来てくれるんだしね |
| あっ… |
| よかった〜、無事だったんだ! |
|
わかってるって! ホント心配したよ〜 でも無事についてよかった! |
| あっ! |
|
もーっ、めちゃくちゃ心配したんだからね〜 何かあったの? |
| なにも〜? |
|
もうっ… 今度から絶対気をつけること! |
| あっ… |
| …………… |
| えっ? |
|
ちょっと、やだ、どーしたの? どうして急に? |
|
ふ〜ん… もし、それがホントだったら嬉しいんだけどなあ… |
|
な、なんでもないよ! 会いに来てくれて嬉しいよ! えへへっ |
|
あっ… や、やっほー |
| うん…まあね…えへへ |
|
ど、どうもしないよ〜 ただ、あなたの顔を見たら急に… |
| ううん、なんでもないよ… |
| あっ… |
| よかった〜、無事だったんだ! |
| もう、私、心配でいてもたっても、いられなかったんだからね! |
| ふ〜うっ…あなたが無事でほんとによかった… |
| もしかして、ほんとうは私になんか会いにきたくないんじゃない? |
| どうだか! |
| 本気で反省してる? |
| …………… |
| じゃあ、許してあげる! |
| せっかく会えたのに、ケンカなんてしてたら、もったいないもんね |
|
もういいって 許してあげるよ… |
| あっ |
| …………… |
|
あたりまえでしょう! 心配で帰れないよ! |
| あなたに何かあったかもしれないって、悪い方へばかり考えちゃって…私…私… |
|
無事なら、それでいいんだ… それじゃね… |
|
うん…心配しすぎて、なんだか疲れちゃったから… 今日は帰る… |
|
もう絶対、こんなことしないでね! じゃあね、バイバイ! |
| あ… |
|
ど、どうしたの? どうしてあなたが大阪にいるの? |
|
ホントに?嬉しい… 私も、あなたに会いたいなあ〜 って思ってたから… |
| えへへっ、以心伝心ってヤツだね… |
| でも、ホントにいいの? |
| だって、せっかく大阪に来たんだから、一人であちこちまわりたいんじゃない? |
|
そ、そう? あはっ、ありがと! |
| そうだ!ねえ、プレゼント送ってくれたでしょ? |
| すっごくうれしかったんだよ! |
| ホントホント、ありがとうね! |
| あっ、プレゼントありがとね! |
| ねえ、しばらく見ないうちになんだかたくましくなったような気がするんだけど? |
| えへへっ…やっぱり男の子はたくましい方がカッコイイよね! |
| ねえ、最近なんだかちょっと大人っぽくなったんじゃない? |
| うん…気のせいかな〜? |
| あれ〜? |
| うん…なんだか前より男らしくなったように見えるんだけど… |
| えへへっ、カッコイイよ! |
| えへへっ…これ… |
|
なんか照れちゃうけど… クリスマスプレゼント! |
| ほらっ、たまにはいいでしょう? |
| はい、チョコレート! |
| ほらっ、今日はバレンタインだから… |
|
う、うん…たまには… いいじゃない… |
|
早くしまってよ! 恥ずかしいんだから… |
|
これからどうする? せっかくだからこの辺ぶらぶらしよっか? |
|
ねえ、どうしようか… どっか遊びに行く? |
| オッケー!それじゃなにわっ娘の夏穂さんについてきて! |
| ねえねえ、男の子って料理の上手い女の子が好きなの? |
| えへへっ、ちょっとね… |
| ねえ、どうなの? |
| ふ〜ん、手料理かあ〜 |
| うん、いいけど、何系がいいの? |
| それなら、やっぱあの店だよね〜 |
|
ウフフッ、あるある! ほら、こっちこっち! |
| はい、到着! |
| どうしたの? |
| だから、大阪らしくておいしいものが食べられるお店だよっ! |
|
まいど、お客さん! さささ、入って入って! 私が焼いてあげるから! |
| フンフン〜♪ |
| あっ、こらっ! |
|
まだ早いよ! おいしいの焼いてあげるからまかしといて! |
| どう?おいしい? |
|
とぉ〜ぜん!お好み焼き焼かせたら、この夏穂さん なにわ一なんだから! |
| まあね、でも、実は私のばあちゃんの方が、全然うまかったりするんだけどね… |
|
うん…なかなかあの境地には到達できないんだよね〜 まさに職人芸… |
| それは、ばあちゃんが焼いたの食べたことないからだよ… |
|
なによそれ? おじさんみたいなこと言わないの! |
|
へぇ〜 それじゃ、焼いてもらおうじゃない |
|
驚いた… すっごく… ヘタだね! |
| ホント? |
| えへへっ、よかった… |
|
もちろん、私も楽しかった〜! また大阪に来たら、遊ぼうね! |
| それじゃ |
| あっ、今度会う時まで元気でね! |
|
ねえ、どうしようか… どっか遊びに行く? |
| オッケー!それじゃなにわっ娘の夏穂さんについてきて! |
| せっかくだから、どっかのお店に入ってみる? |
|
それもそっか… ごめん、はずしちゃったね… |
| ありがと…あっ、そうだ! |
| それじゃ、ちょっと心斎橋まで付き合ってくれないかな? |
|
えへへっ、私ね ここのお店の常連なんだあ〜 |
|
いい道具って、値段もそれなりに高いんだよね〜 ウチのバイト料安いからなあ〜 |
| うん…まあ、ウチの連中が言うみたいにバイト代が出るだけでもありがたいんだけどね… |
| やめてよ、なに言ってるの! |
| バイトしてまで、女の子に会いに来るあなたには負けるって… |
| ごめんごめん、冗談だって! |
| あっ、ちょっと待ってて! |
| ふうっ…ごめんね… |
| うん…私のファンなんだ… |
| 良くわかんないけどそうみたい…大会とかでよく差し入れとかしてくれるんだよ |
| やだ、そんなんじゃないよ… |
| ホント? |
| えへへっ、よかった… |
|
もちろん、私も楽しかった〜! また大阪に来たら、遊ぼうね! |
| それじゃ |
| あっ、今度会う時まで元気でね! |
| えっ? |
| やだなあ〜、心配しなくても大丈夫!それに年がら年中練習すればいいってもんでもないしね |
| 適度な運動には適度な休息が必要なの |
| うん、それでも朝晩のロードワークだけはかかさないけどね |
| もちろん! |
|
ねえ、今度機会があったら一緒に走ろうよ! 最高に気持ちいいんだから! |
| ホント? |
| えへへっ、よかった… |
|
もちろん、私も楽しかった〜! また大阪に来たら、遊ぼうね! |
| それじゃ |
| あっ、今度会う時まで元気でね! |
| ねえ、私って、かわいげのない女かな? |
|
ばあちゃんが言ってたの! もう少しかわいげのある女になれって!ねえ、教えてよ… |
| えへへっ、ありがとう… |
|
そうだ! ねえ、このまま難波までブラつこうか? |
| あははっ、しんどそう、な〜んて無理して関西弁使ってない? |
| もしかして関西弁をコケにしてるの? |
|
えっ… む、昔のこと、思いだしたの? |
|
そうなの… あはっ、なんだかうれしいな〜 |
| あはは、どこが関西弁なのよ! |
| ちゃんちゃん! |
| ホント? |
| えへへっ、よかった… |
|
もちろん、私も楽しかった〜! また大阪に来たら、遊ぼうね! |
| それじゃ |
| あっ、今度会う時まで元気でね! |
| ここから難波までブラブラするのも楽しいよ! |
| そうだ、どうせならちょっと買い物付き合ってくれる? |
|
そういうわけじゃないけど ブラブラするだけってのももったいないじゃない! |
|
こっちこっち! お気に入りのお店があるんだ〜 |
|
ほら、あの店だよっ 入ろ入ろっ! |
| ねえ、どれがいいと思う? |
|
ブーッ! 私、スカート嫌いなんだ〜 |
|
ヘソ出しかぁ〜 でも、あれってちょっと窮屈なんだよねえ〜 |
| それとも、私のおヘソが見たい? |
|
私もジーンズって好きなんだ〜 ラクだし、動きやすいもんねっ! |
|
そ、そうかな? あはは、ありがと! |
| あらららら、いつの間にかもうこんな時間になってたんだ… |
| 楽しい時間はすぐ過ぎちゃうよね〜 |
| あなたと一緒だと、なんか、時間が経つのが早く感じちゃうんだ〜 |
| やだなあ、そんな言い方ヘンだよ! |
|
私の方こそ、ホントに楽しかった! 絶対、また遊ぼうね! |
|
約束だよっ 待ってるからね… |
| えへへ、それじゃあね! |
| あっ、カゼなんてひかないでね! |
| せっかくだからどっかのお店に入ろっか? |
| ん〜、まだあんまり… |
|
そうだ! 時間あるんだったら舞台でも見に行かない? |
|
ち・が・う・よっ お笑いの舞台! |
|
知ってる? 新しい劇場が建ったんだよっ |
| ほらっ、早く行こうっ! |
|
あはははははっ とっても面白かったね! |
| ねえねえ、今度は笑いすぎてお腹すかない? |
| じゃ、なんか食べに行こっ! |
|
そりゃそうだよ だから倒れるまで食べられるんじゃない! |
|
えっ? お、お腹でてるかな? |
| ああ…なんだ、そういうこと |
| そうね…コーチには怒られるかもしれないね… |
|
でも… 楽しかったからいいもん 気にしないで! |
| あらららら、いつの間にかもうこんな時間になってたんだ… |
| 楽しい時間はすぐ過ぎちゃうよね〜 |
| あなたと一緒だと、なんか、時間が経つのが早く感じちゃうんだ〜 |
| やだなあ、そんな言い方ヘンだよ! |
|
私の方こそ、ホントに楽しかった! 絶対、また遊ぼうね! |
|
約束だよっ 待ってるからね… |
| えへへ、それじゃあね! |
| あっ、カゼなんてひかないでね! |
|
うん…ちょっとね パソコンっていくらぐらいするのかと思って… |
| うん、あのね…パソコン使うと遠くの人とたくさん話ができるって聞いたから… |
|
えっ?あ、う、うん まあ、そんなとこ…あははっ |
| ま、まあね〜えへへへっ |
|
そ、そんなわけ… ないこともないけど… …………… |
|
な、なんでもなーい! さあ、早く行こっ! |
|
ふ〜ん… 罪な男なんだ〜 |
| さぞかし東京でもたくさん女の子を泣かしてるんだろ〜ね〜 |
| あらららら、いつの間にかもうこんな時間になってたんだ… |
| 楽しい時間はすぐ過ぎちゃうよね〜 |
| あなたと一緒だと、なんか、時間が経つのが早く感じちゃうんだ〜 |
| やだなあ、そんな言い方ヘンだよ! |
|
私の方こそ、ホントに楽しかった! 絶対、また遊ぼうね! |
|
約束だよっ 待ってるからね… |
| えへへ、それじゃあね! |
| あっ、カゼなんてひかないでね! |
|
ねえ、どうしようか… どっか遊びに行く? |
| オッケー!それじゃなにわっ娘の夏穂さんについてきて! |
|
この香りは… あ、うちのライバルの某大手お好み焼きチェーン店! |
| うん、同じお好み焼きでもソースの香りが微妙に違うんだよ |
|
う〜ん、敵は繁盛してるみたい… 味じゃあ絶対負けないんだけどな〜 |
|
そうでしょ? 絶対そうだよね! |
|
そ、そう? あなたにそう言われるとなんだか、すっごく嬉しいなあ〜 |
| えへへ、それじゃあ今度たくさん焼いてあげよっかな… |
| うん、だから、絶対また会いに来ないと損だよっ! |
| あらららら、いつの間にかもうこんな時間になってたんだ… |
| 楽しい時間はすぐ過ぎちゃうよね〜 |
| あなたと一緒だと、なんか、時間が経つのが早く感じちゃうんだ〜 |
| やだなあ、そんな言い方ヘンだよ! |
|
私の方こそ、ホントに楽しかった! 絶対、また遊ぼうね! |
|
約束だよっ 待ってるからね… |
| えへへ、それじゃあね! |
| あっ、カゼなんてひかないでね! |
|
さてと〜 これからどうしよっかな? |
| だって、嬉しいんだもん… |
| も、もしかして、あなたは嬉しくないの? |
| よかった… |
| そうだ、たまには公園でのんびりしない? |
|
あっ、ごめんね〜 ビックリした? |
|
これ買ってきたんだよ ハイ、あ・げ・る… |
|
あははっ 甲賀焼きっていうんだよ〜 おいしいから食べてみて? |
|
でしょぉ?私も好きなの! タコ焼きとはまた違った味だよね〜 |
|
明石焼きっていうのもあるんだよっ タコを入れるのはあっちが本家みたい |
| えっ? |
| う、うん、もちろん… |
| とか言いつつ、さっきからすっごくおいしそうに食べてない? |
| あーっ!ひどーい! |
|
全部食べたーっ! 私のも残しといて欲しかったのに! |
|
もーっ…しょうがないなあ〜 ウフフッ… |
| 今日は楽しかった? |
| 私は…あなたが大阪に来てくれただけで、もう充分うれしいから… |
| それじゃ…また今度電話してね? |
| 絶対? |
| あはっ、よかった… |
| それじゃ、ここで… |
| 本当に帰らなきゃダメなの? |
|
ご、ごめん、バカなこと言って… なんでもないの… |
| 気をつけて帰ってね… |
|
ねえ、どうしようか… どっか遊びに行く? |
| オッケー!それじゃなにわっ娘の夏穂さんについてきて! |
| あはっ、どうして? |
|
ウフフッ、ありがと! でも、私は歩いてるだけでもいいよ |
| だって… |
| ううん、なんでもない… |
| ね、ゆっくり歩こ? |
| 平気? |
| うん、疲れたかな〜って思って |
|
うん… あのね… |
|
腕… 組んでもいいかなぁ? |
| …………… |
| あはっ、なんだかたくさん歩いちゃったね |
| ウフッ、そういう時は「茶ぁシバこ」って言うんだよ〜 |
| へ〜え、関西弁が板についてきたじゃない? |
| えっ、そ、そうだっけ… |
| ん〜、ちょっと変だね、それ |
|
あははははっ お茶を縛ってどうすんの! |
| ウフフッ、ホントにたくさん来てくれたよね… |
| でも…お金、大丈夫なの? |
| ごめんね |
| アルバイト、大変でしょ? |
|
ありがと…嬉しい… そんな風に言ってもらえて |
|
最近ね、あなたが今度はいつ来てくれるかなって そんなことばっかり考えちゃうんだ |
|
わがままだって、自分でも思うんだけど… でも、早く来ないかなって… |
| やっぱり、わがままかな? |
| あはっ、よかった… |
| 今日は楽しかった? |
| 私は…あなたが大阪に来てくれただけで、もう充分うれしいから… |
| それじゃ…また今度電話してね? |
| 絶対? |
| ウフフッ、よかった… |
| それじゃ、ここで… |
| 本当に帰らなきゃダメなの? |
|
ご、ごめん、バカなこと言って… なんでもないの… |
| 気をつけて帰ってね… |
|
ねえ、どうしようか… どっか遊びに行く? |
| オッケー!それじゃなにわっ娘の夏穂さんについてきて! |
| うん、一応は大阪のファッションスポットだからね |
| オシャレな女の子がここには集まるんだ〜 |
| ねえ、あなたから見て私ってどうかな?いけてる? |
|
正直に言って欲しいの… 東京と大阪のセンスって微妙に違うみたいだし… |
| えっ?どうして? |
| ふ〜ん… |
| でも、私はあなたが喜んでくれる洋服が着たいな〜 |
|
そうだ! それじゃ今度来たときに洋服買うのに付き合ってくれる? |
|
いいのって… もしかしてイヤなの? |
|
あはっ、それじゃあ約束ね! 絶対また来てね! |
| 今日は楽しかった? |
| 私は…あなたが大阪に来てくれただけで、もう充分うれしいから… |
| それじゃ…また今度電話してね? |
| 絶対? |
| ウフフッ、よかった… |
| それじゃ、ここで… |
| 本当に帰らなきゃダメなの? |
|
ご、ごめん、バカなこと言って… なんでもないの… |
| 気をつけて帰ってね… |
|
ねえ、どうしようか… どっか遊びに行く? |
| オッケー!それじゃなにわっ娘の夏穂さんについてきて! |
| そうかな? |
| やだなぁ、別に飛び込むって決まってるわけじゃないんだからね |
|
それじゃあ、ひっかけ橋って知ってる? 今じゃ、こっちの方が有名かもよ… |
|
戎橋のこと… 男の子が、女の子をたくさんナンパするの… |
| えへへっ…心配? |
|
ウフッ、ありがと… でも心配いらないよ ナンパされても、断ってるもん |
|
だからぁ、心配いらないって! いざとなったら、この足で逃げきってみせるから |
| それに私には… |
| ううん、なんでもない… |
|
えっ、もう帰るの? 残念だなあ… |
|
へえ〜…もしかして 東京で、そんなことばっかりしてるの? |
| ふ〜ん… |
| 今日は楽しかった? |
| 私は…あなたが大阪に来てくれただけで、もう充分うれしいから… |
| それじゃ…また今度電話してね? |
| 絶対? |
| あはっ、よかった… |
| それじゃ、ここで… |
| 本当に帰らなきゃダメなの? |
|
ご、ごめん、バカなこと言って… なんでもないの… |
| 気をつけて帰ってね… |
| あらららら、いつの間にかもうこんな時間になってたんだ… |
| 楽しい時間はすぐ過ぎちゃうよね〜 |
| あなたと一緒だと、なんか、時間が経つのが早く感じちゃうんだ〜 |
| やだなあ、そんな言い方ヘンだよ! |
|
私の方こそ、ホントに楽しかった! 絶対、また遊ぼうね! |
|
約束だよっ 待ってるからね… |
| えへへ、それじゃあね! |
| あっ、カゼなんてひかないでね! |
|
いいお天気だよねえ〜 こういう日は… |
|
思いっきり身体動かそうよ! 例えばテニスとか? きっと、気持ちいいよ〜 |
| ねえ、行こう! |
| 私、テニス大好きなんだあ〜 |
| ん?どうしたの? |
| もう、照れるでしょう? |
| えへへっ、いっくよお〜! |
|
そーれえええ! スマッシュウウウウ! |
|
うーん、気持ちよかったあ〜 身体動かすと、なんかこう心まで軽くなるって気がするよね! |
|
あなたはどうだった? 気持ちよかった? |
|
そう?よかった…私ね 基本的に身体動かすの大好きなんだ〜 |
| また、付き合ってくれる? |
|
そう?それじゃ もう一セットやろうか? |
|
えっ?あ〜っ、しょうがないなあ 口先だけで実行力のない男は、嫌われるよ! |
|
まあ、いいや… 今日はこれくらいで許してあげる |
|
もう、これぐらいでバテちゃうなんて、男の子でしょう? もっとガンバってよ! |
|
まあ、いいや… これからは少し身体を鍛えといてよね… |
| あらららら、いつの間にかもうこんな時間になってたんだ… |
| 楽しい時間はすぐ過ぎちゃうよね〜 |
| あなたと一緒だと、なんか、時間が経つのが早く感じちゃうんだ〜 |
| やだなあ、そんな言い方ヘンだよ! |
|
私の方こそ、ホントに楽しかった! 絶対、また遊ぼうね! |
|
約束だよっ 待ってるからね… |
| あはっ、それじゃあね! |
| あっ、カゼなんてひかないでね! |
|
エヘヘっ、どう? 私の浴衣姿は? |
| ホント?あなたにそう言われるとなんだか照れちゃうね… |
| やだな〜!この季節の大阪っていったら、だんじり一色でしょうが |
| さあ、とにかく早く見に行こうよ! |
|
ほらっ、あそこのポイントが 一番の見せ場なんだよ! |
|
かっこいいよねえ〜 私が、男だったら絶対、参加するのになあ〜 |
| あっ、いたいた… |
|
ゴメンゴメン これ買ってたの |
|
だって、大きな声出しちゃって喉渇いちゃったんだもん… ハイ…ほらっ、半分あげるから |
| どうしたの?いらないの? |
|
はい…冷たくておいしいよ あんまり急いで食べると頭にキーンとくるけどね |
|
な、なにいってんのよ もう、そんなこというならあげない よ〜!自分で買ってきなさい! |
| そ、そんなに、感謝されるようなことじゃ… |
| しょうがない、夏穂さんも、なにわっ娘!そうまで言われたんじゃ新しいの買ってあげなきゃね! |
| 送ってくれてありがとう… |
|
今日は楽しかったね… また、来年も一緒にこれるといいなあ〜 |
| それじゃ… |
| あっ、気をつけて帰ってね… |
|
いいお天気だよねえ〜 こういう日は… |
| う〜ん、気持ち良さそう〜! |
|
じゃあ、ちょっと待っててね あたしも着替えて来るから |
| ハイ、おまたせ〜 |
| な、なによ? |
|
もう…あ〜っ、ビーチバレーのコートがあるじゃない! ねえ、ねえ、やろうやろう! |
|
いくよお〜! ハイパートルネードスーパー夏穂スペシャル〜! |
| ちょっと大丈夫〜? |
|
あ〜あ、やっと気がついた〜? もう…だらしないなあ〜 一撃で伸びちゃうんだから… |
|
覚えてないの?顔で受けとめて! そのまま倒れちゃったんだよ! |
| どうする?まだ少し休む? |
|
あはっ…よかった! ごめんね、私、すぐムキになっちゃうから! |
| うん!ありがとう! |
|
本当にごめんね… 私、すぐムキになっちゃうから! |
| ありがと… |
|
ちょ、ちょっと! なにしてんのよ! |
| ふ〜ん… |
| H… |
| ふ〜う、あなたといると時間が経つのがはやいなあ〜 |
| でも、会えない時は、時間がすっごく長く感じるんだな〜これが! |
|
あっ、今日はありがとう! すっごく楽しかった! |
|
あ〜あ、来年もあなたと一緒に海に いけるといいなあ… |
| あっ、イヤだ、私ったら何言ってんだろう? |
| また、会いに来てね!それじゃ |
| あっ、気をつけて帰ってよ! |
|
今日はひどい目に会っちゃった なあ…あなたって、意外とHなんだもん! |
|
どうだか… それじゃね、バイバーイ |
| わあ〜っ!きれ〜! |
| 気持ちいいからよ! |
| どうしたの? |
| そ、そう… |
| 夕焼けってさ、なんだか懐かしい色だよね! |
| 今日は楽しかったね! |
| できれば、また会いたいなあ〜 |
| よかった! |
| あっ、気をつけて帰るんだよ! |
| そうだ、ちょっと買い物付き合ってくれる? |
|
あ〜っ、懐かしいねえ〜 もう今年で第14回かあ〜 |
| どうして、どうして、選手を辞退しないのよ!あなた、陸上の経験なんてないんでしょう? |
| どうして私の夢みんなで壊そうとするのよ! |
| ごめんね、八つ当たりなんかして… |
| うん?どうしたの? |
|
そうだよ! よく覚えてたね! |
|
さあ… どうだったかな… |
| 今日は楽しかったね! |
| できれば、また会いたいなあ〜 |
| よかった! |
| あっ、気をつけて帰るんだよ! |
| さあて、お次は難波にでも行ってみますか? |
|
さすがに覚えてた? まあ、あれだけ練習したんだから当然といえば当然かな? |
|
絶対!一番になろうね! 一番最初にゴールテープを切ろうね! |
| えっ?なに? |
| 覚えてないの? |
| そう… |
| ふ〜う、あなたといると時間が経つのがはやいなあ〜 |
| でも、会えない時は、時間がすっごく長く感じるんだな〜これが! |
| あっ、イヤだ、私ったら何言ってんだろう? |
| また、会いに来てね!それじゃ |
| あっ、気をつけて帰ってよ! |
| あはっ、ここが、あの時の陸上大会の会場なんだよ… |
| そう言われても、覚えてるはずないよね… |
| 結局、あなたはあの日ここには来なかったんだから… |
|
ねえ、今度こそ、あのバトン… 受け取ってくれるかな… |
| 今日は楽しかった? |
| 私は…あなたが大阪に来てくれただけで、もう充分うれしいから… |
| それじゃ…また今度電話してね? |
| 絶対? |
| あはっ、よかった… |
| それじゃ、ここで… |
| 本当に帰らなきゃダメなの? |
|
ご、ごめん、バカなこと言って… なんでもないの… |
| 気をつけて帰ってね… |
|
ええ〜っ!ホ、ホントに! あなたが… |
|
あれっ?ちょっとヤダ! じゃあ、あたし勘違いしてたの? |
|
ごめん! せっかく来てくれたのに! |
| ホントにごめんね! |
| あっ、でも、どうして大阪に? |
| ふ〜ん、そう… |
| ちょっと待って! |
| ほいっ! |
|
今度、来るときは電話してよ! たいがいは店の手伝いか陸上の練習で忙しいけど… |
|
できるだけ時間つくるから また会いたいしね… |
| 楽しみにしてるからね! |
|
あっ… や、やっほー |
| うん…まあね…えへへ |
|
ど、どうもしないよ〜 ただ、あなたの顔を見たら急に… |
| ううん、なんでもないよ… |
| せっかくだからどっかのお店に入ろっか? |
| ん〜、まだあんまり… |
|
そうだ! 時間あるんだったら舞台でも見に行かない? |
|
ち・が・う・よっ お笑いの舞台! |
|
知ってる? 新しい劇場が建ったんだよっ |
| ほらっ、早く行こうっ! |
|
あはははははっ とっても面白かったね! |
|
まだ時間もあるし お茶でも飲みに行こっか? |
| あっ、危ない! |
| …………… |
| そう…よかった… |
|
私は… ヒザを痛めちゃったみたい |
|
ちっとも良くないよ! ヒザは陸上選手にとっては致命傷なんだから! |
|
私さ、今度の湖畔マラソンに出場しようと思ってたの… 高校生活最後の思い出に… |
|
でも、この足じゃ無理だよね… せっかく今まで練習してきたけど全部無駄になっちゃった |
|
ちょうどいい機会だから もう、走るのなんてやめちゃおうかな… |
| えっ? |
| …………… |
|
勝手なこと言わないでよ! 走ったことのない、あなたに何がわかるの! |
|
応援するって、何をしてくれるの? 東京にいるくせに… なにもできやしないじゃない! |
|
言葉なんかじゃダメだよ! 言葉なんかじゃこのケガはいやせやしないよ! |
| 口先だけでどんなにガンバレって言われたって、説得力なんかないよ!心に響かないよ! |
|
もういいよ! 私のことは、ほっといて! |
| …………… |
| えっ?走るって? |
| そんなの無理に決まってるでしょう!だいいちあなたマラソンの経験ないじゃない! |
| マラソンはそんなに甘いもんじゃないんだよ! |
| 無茶だよ… |
| …………… |
| …………… |
|
ホントに参加するなんて 無茶だよ!今からでも棄権した方がいいって! |
| 無理だって! |
| だから言ったのに… |
|
見てられないよ! ペース配分考えて! |
| 結構、頑張るじゃない… |
|
ちょ、ちょっと!大丈夫! 待ってて、今行くから! |
| どうしたの? |
| こむら返りだね…足の親指を引っ張るように回転させながらモミほぐして! |
|
ああ、もう見てられない! 私がマッサージしてあげる! |
| あっ… |
| でも… |
| う、うん… |
|
無理しないで! 棄権したほうがいいって! もう、充分だから! |
| いじっぱり!もう知らない! |
| ファイト〜!がんばれ〜! |
| 私がついてるよ!あと少しだから最後まで走り抜いて! |
|
あなたが来るまで ずっとゴールで待ってるからね! |
|
ほらっ!頑張って… もう少しだよ! |
|
ここがゴール! ほらっ、あと少し! |
|
はい…お疲れさま… 最高にカッコ良かったよ! |
| 当たり前でしょう…あなたは私の為だけに走ってくれたんだから |
| どんなに苦しくても、たった一人になっても、最後まであきらめなかったね!心に…心に響いたよ! |
|
私、謝らなくちゃ… ごめんね…あなたにあんなヒドイこと言って… |
|
ありがとう!もう大丈夫! 私、あなたに勇気をもらったから! |
|
だから、もう一度走ってみる! 今度は私が走る番だよね! |
| ありがとう…嬉しい… |
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ねえ、ほら、立てる? 私の肩、かしてあげる! |
| それじゃ、ここで… |
| 気をつけて帰ってね… |
| あっ…来てくれたんだ |
| その前にあなたに質問があるの! |
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私が、小学生のあの頃から今日まで走り続けてきた本当の理由… わかる? |
| 気持ちいいからよ! |
| もっともっと大切な理由があるの |
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それをこれから教えてあげる! ここに立ってて! |
| いくよ! |
| よーい!ドーン! |
| はあ、はあ… |
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ハイ…頑張って! あなたがアンカーだよ! |
| どうして、どうして、選手を辞退しないのよ!あなた、陸上の経験なんてないんでしょう? |
| どうして私の夢みんなで壊そうとするのよ! |
| ごめんね、八つ当たりなんかして |
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絶対!一番になろうね! 一番最初にゴールテープを切ろうね! |
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ありがとう 私ね…この日の為に今日まで走り続けてたきたの |
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あなたにこうしてバトンを渡すのが ずっと夢だった…結局、あの時は 渡せないまま終わっちゃったから |
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ねえ、今度こそ、あのバトン… 受け取ってくれるかな… |
| あなたと久しぶりに再会してすごすうちに、気づいたんだ |
| 昔も今も私の気持ちが少しも変わってないってことに… |
| これ、あの大会の後、もらってきたバトンなんだよ |
| 今までは、ちっちゃくて古ぼけてる思い出のバトンだったけど、今はなんだか輝いて見える! |
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不思議だよね… ホントにありがとう! 私の夢をかなえてくれて |
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ずいぶん遅くなっちゃったけど これでやっとあなたに、バトンを渡せたね! |
| そうだ、ねえ、今度は一緒に走らない? |
| ほらっ、一緒にバトンを持って! |
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行くよ! ウフフッ…ほら、早く、早く〜 |
| それじゃ…また今度電話してね? |
| 絶対? |
| あはっ、よかった… |
| それじゃ、ここで… |
| 本当に帰らなきゃダメなの? |
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ご、ごめん、バカなこと言って… なんでもないの… |
| 気をつけて帰ってね… |
| えっ…あっ… |
| よかった、来てくれるかどうか不安だったんだ… |
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ありがとう… 来てくれて… |
| う、うん…実はね… |
| 去年の春、私、あなたに会いに思い切って東京まで行ったの… |
| でも、結局、土壇場で、どうしても会う勇気が出なくって、それで… |
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信じられないかも知れないけど らしくないって、笑っちゃうかも知れないけど… |
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手紙だけ残して… 帰ってきちゃったんだ |
| 本当にごめんね… |
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それから… もう一つ、あなたに話したいことがあるの… |
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私ね… あなたが好きなの! |
| 最初は、思い出の中の心残りをなんとかしたい! |
| あなたにバトンを渡すって夢をかなえたいって気持ちで… |
| それで、どうしても、もう一度あなたに会いたかったの… |
| 初めは、自分でもほんとにそれだけだって思ってた… |
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でもね、ここで、その夢がかなって あなたにバトンを渡せた時にハッキリ気がついたの… |
| もう一つの自分の気持ちに… |
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私…私… あなたが好き! どうしようもないくらい好きなの! |
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私を励ます為に、あなたが走ってくれてるのを見たときなんて 嬉しくて、心が震えたんだよ… |
| あなたが、私の為だけに走ってくれてるんだって思ったら… |
| あなたは、私のことどう思ってくれてるのかな? |
| あはっ、やっぱり友達だよね? |
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わ、わかってるんだ… 私、スポーツバカだし… 女の子っぽくないしね… |
| えっ… |
| …………… |
| う、嬉しい… |
| 夢みたい…あなたも私を好きでいてくれたなんて… |
| あっ… |
| ねえ…私、これからも走り続けることにしたからね… |
|
だって、あなたが言ってくれたから 走ってる夏穂が輝いていて大好きだって… |
| あっ、そうだ、これ… |
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うん…お守りだよ… 離れてると寂しいでしょう… |
| これを私だと思ってね… |
| 待っててね、私もいつか必ず東京に行くから… |
|
それじゃ、身体に気をつけてね 浮気なんかしちゃダメだよ |
| ううん…別に平気だよ… |
| な、なによ、あらたまって… |
| えっ? |
| うん… |
| 私は… |
|
そうだ!ここで待ってて 今、返事をするから… |
| よーい!ドンッ! |
|
これが私の答えだよ! しっかり受けとめて! |
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えへへっ、どうだった? 私の走り… |
|
よかった…私ね… 誰よりもあなたに褒めてもらいたかったの… |
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だって、だって…私が… また頑張って走り続けようって思ったのは… |
| あなたの気持ちが私の心に響いたから…あなたが勇気をくれたからなんだもん… |
|
あの時、私、心から思ったの もうあなたとのことを思い出にしたくないって! |
| あなたの記憶に残る女の子じゃなくてもいい! |
| それより、これから二人で新しい思い出をいっぱい作っていきたいって! |
|
私も、あなたが好き… 他の誰よりも…世界で一番! |
|
私にとっては…ここが… あなたが… ゴールだよ! |
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ごめんね… 気持ちはすごく嬉しいんだけど |
|
本当だよ! あなたに久しぶりに再会できて本当に嬉しかったんだよ! |
| でもね…私にとってあなたは…特別な人とかそういうんじゃないんだ |
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ごめんね… 最高の友達だとは思えるんだけどそれ以上には… |
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あっ、でもやだよ これで友達関係もなくなっちゃうのは… |
| これからもいい友達でいようね… |
| あっ… |
| うん、陸上の試合が東京であって、それで… |
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っていうのは言い訳… 本当はどうしても気になっちゃって |
| どうして、もう会えないなんてあなたが言ったのか… |
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はっきり言ってくれないかな… 大丈夫、私、平気だから… 強いから… |
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そ、そう…あはははっ やっぱりね、そうだよね… そうに決まってるよね… |
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バカみたい、私… そんなの… わかりきってたはずなのに… |
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もういいよ… これですっきりしたし、気持ちの整理もついたから… |
| でも、一つだけお願い… |
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私のこと忘れないでよね… 大阪に陸上とあなたのことが好きなバカな女の子がいたってことを… |
| さよなら… |
| あーっ! |
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な…なんでぇ? なんで札幌にいるの? |
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ふ〜ん… ホントに旅行が好きなんだねえ〜 |
| 私は陸上の大会に出るために来たんだもん |
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それにしても… 私、感動しちゃったな〜 |
| もちろん、それもだけど… |
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ここって札幌の真ん中なんでしょ? なのに、この道路! |
| ずっとずっとずっと、ずぅ〜っとまっすぐなんだもん… |
| う〜っ、こういうの見てるとダーッと走り出したくなっちゃう! |
| えへへっ、遠征でいろんなとこ廻ったけど、やっぱり北海道が一番走ってて気持ちいいからね… |
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でしょう? ふ〜う、こんな所に住めたらいいなあ〜 |
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えっ、そうなの? じゃあ、こっちに友達とかいるの? |
| へぇ〜それって女の子? |
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あっ、ヤッバーッ! 話し込んでる場合じゃなかった! |
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あはっ、あなたに会えてうれしかったよ…それじゃ、また今度ね! バイバーイ! |
| あっ! |
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すっごい偶然だね〜! どうしたの? |
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って、旅行に 決まってるよね… あはははは! |
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ふ〜ん… あっ、私は例によって、陸上の遠征なの… |
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あははっ、そんな… 走るの、好きなだけだから… |
| えっ、なにが?走るのが? |
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う〜ん… 確かに、練習が辛いときもあったけど… |
| でも…う〜ん… |
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改めてそう言われると考えちゃう? 私、ホントはなんで走ってるんだろーね? |
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それってすごいことなのかな? 出してもらえるのはうれしいけど私は別に… |
| あっ、こんなこと言ったらバチが当たるね! |
| なんか、それだと私がいっつもへらへら笑って走ってるみたいな感じじゃない… |
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まあ、私が走るのは、楽しいから 好きだからっていうのも、大きな理由なんだけど…それ以外にも… |
| そうだ、あなたはもし私が走るのやめたらどうする? |
| やめて欲しくない? |
| くすっ |
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安心して、私、走るのやめないよ! だって、今のところ別にやめる理由なんてないから |
| もちろん、本当は走り続けてるもっと大事な理由が他にあるからなんだけどね… |
| えへへっ、これ以上は秘密〜! |
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うふふ、私、そろそろ席に戻るね じゃあ、また… |
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あっ、いたいた やっぱりいた〜! |
| エヘヘッ、やっほぅ! |
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あははっ、なによ〜 そんなびっくりした顔して〜 |
|
エヘヘッ ちょっと強化合宿にね! |
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なんかね、強化選手に選抜されちゃったみたいなんだ… あははっ! |
| ねえ、せっかくだから東京案内してくれないかな〜 |
| ありがとーっ! |
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う〜んとね…東京タワー! 定番だけど、行ったことないから |
| よろしくぅ〜! |
| 高〜い!あははっ、やっぱり通天閣とは違うな〜 |
| んとね、百メートルちょいかな |
| ふ〜ん、あっちに見えるのが新宿かあ… |
| ねえ、富士山、見えないの? |
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ふ〜ん…大阪もそうだけど 東京の空も、やっぱり曇ってるんだね〜 |
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大丈夫!今回は記録とったり えらいおじさんに挨拶したりするだけだから |
| うん…でも、そのおかげであなたに会えたんだから…あはっ |
| ありがとね、案内してくれて |
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うっ… あちこち行きたいんだけどさすがにもう戻らないと… |
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ホントは内緒でね、こっそり抜け出してきたの… あはっ、あははっ |
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まっ、平気だよっ!強化部長さんのお説教、約30分ってとこかな〜 えへへへ |
| うん、それじゃ… |
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あっ、今日はありがとうね… すっごく楽しかったよ! |
| え? |
| あっ… |
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ホント 久しぶりだよね… |
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別に… なぁ〜んにも… |
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ホントだよ… なぁ〜んにもないから… 私… |
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いいんだよ、わかってたから… 遠いもんね、東京って… |
| 違うよっ! |
| そんなんじゃないよ… |
| そんなんじゃ… |
| …………… |
| ねぇ… |
| 電話ぐらい…欲しかったな… |
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こっちからかけても いっつも留守電で…寂しかった… |
| あはっ… |
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でも、来てくれたんだよね? こんな所まで、私を捜して… 会いに来てくれたんだよね? |
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…………… ありがと… なんだか、元気、出ちゃった… |
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うん… 大丈夫だよ…ありがと… |
| うん… |
| あはは、や、やっぱり、いい! |
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なんだか、今、すっごく走りたい気分なの! 途中まで、走って帰るねっ! |
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大丈夫、私、行けるところまで行ってみたいんだ… 今、すっごく身体が軽いから! |
| それじゃ、いってきま〜す! |
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来てくれて、ありがと〜! すっごくすっごくうれしかったよお! |
| あれぇ? |
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やっぱりぃ! こんなトコで何やってんのぉ? |
| えっ…私はジョギングから帰ってきたとこだけど? |
| ううん、いつものことだから… |
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えっ〜?なんで? うち、すぐそこなんだよ? |
| あっ、ごめん… |
|
ありがとうね その気持ちは嬉しいから… |
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そうだ! これから一緒に走ろうか? 私、なんだか走り足りなかったし… |
| オッケー! |
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それじゃあ… よーい・どん! |
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あはは、わかってるって! それじゃあ、一緒に走ろっ! |
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はい、ゴォ〜ル! お疲れさまあ〜! |
| あはっ、楽しかったねぇ〜! |
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なんだか… 昔を思い出しちゃった… |
| そ、それじゃあ、また今度ね… |
| あっ、気をつけて帰るんだよ |
|
そ、そう? 別にいいのに… |
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まあいいや それじゃあまた今度ねっ! |
| あれ? |
| どうしたの〜、こんなところで? |
| 誰があんたのハニーやっ! |
|
あはははは! で、ホントは何してたの? |
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そ、それは… もういいんだってば… |
| ふ〜ん、偶然だね〜 |
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ふ〜ん… 結構ヘンな趣味なんだね! |
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あ、いっけない! 早く帰らなくちゃ… |
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あははっ…ありがとう… でも、どっちかっていうと私が送っていく方じゃない? |
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ホント? 全部覚えてるの? |
| だと思った! |
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あはっ、じゃ 送ってもらわれるからついてきてね! |
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送ってくれてありがと… ふふふっ、気をつけてねっ |
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そうだね… うん、バイバーイ! |
| あーっ! |
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ちょっと、何やってんの… 危ないよ、こんな時間に一人でウロウロしてたら |
|
私は地元だもん… 昔なじみの友達だってたくさんいるから、全然平気だよ! |
| それに、もしなんかあっても私の足についてこれる奴なんていないしね… |
| ねえ、取りあえず早くこのヘンから離れた方がいいと思うんだけど… |
|
まあ、大丈夫だとは思うけど… 一応、心配だから、ね? |
|
途中まで送っていくから… 行こっ、ねっ? |
|
あはっ、気にしないでいいよ? 迷惑なんかじゃないから… |
|
あ、ごめーん、私はもうちょっと友達と話してたいんだ… 相談に乗ってあげてるとこだから |
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もぉ、心配だって 言ってるじゃない! おとなしくついて来て! |
| ここまでくれば、もう大丈夫かな? |
|
ううん、気にしないで! それじゃ、また今度ね… |
| 気をつけて帰るんだよ… |
| ちょ、ちょっとぉ! |
|
やっぱり…どぉしたの? こっちに来てたなんて! |
|
私だって… びっくりしたー! |
| ごっめーん、それがこれから部活の後輩達と約束してるんだ… |
|
待って!少しくらいなら後輩待たせたっていいから… せっかく会えたんだし… |
| いいの!先輩権限発動!ねっ? |
|
そうかな? 自分では良くわからないけど… |
| まあ、不思議と男の子の後輩からも相談受けたりするけどね〜 |
|
えっ…あっ!ヤダ! 全然、そういうんじゃないから! 部活の先輩後輩ってだけだからね! |
| 心配しないでよ? |
| やだ、私ったら何ムキになってんだろう…ヘンなの… |
|
あっ、さすがに もう行かなくちゃ… |
| ねえ、また来てくれるよね? |
|
よかった〜 前もって連絡くれれば、ちゃんと時間あけとくから… |
| 待ってるよっ! |
| じゃ、ま・た・ね! |
|
えっ? あーっ! |
|
「やっぱり」じゃないでしょう! なんでここにいるの? |
|
だったら、前もって連絡くれればよかったのに… 私、これから部活なんだ… |
| もう、ホントだよね… |
| ねえ、せめて途中まで一緒に歩かない? |
| あ、そうだ、シューズ… |
| うん、今度シューズ買いに来ないとだめだなぁって… |
| そう…大事に使ってるつもりなんだけどねえ… |
|
そんなことないよ… ただ、走るのが好きなだけ… |
| それじゃ、学校に行くから… |
| ありがと…がんばる… |
|
今日はごめんね… せっかく会えたのに… |
| また来てくれるよね? |
| よかった…それじゃね… |
| あっ、気をつけて帰ってね |
| ちょ、ちょっとぉ! |
|
やっぱり…どぉしたの? いつ、こっちに来たの? |
| ホント? |
| ごめんね…それが、これから家に帰ってバイトなの… |
| そうだ!ねえ、良かったら家まで送ってくれる? |
|
せっかく会えたんだもん 少しでも長くいたいしね… |
| ありがとう… |
| はぁぁぁぁ〜… |
| 気に入ったウェアがねぇ〜 |
| 高くってねぇ〜 |
|
とても買えないんだ… これが… |
|
そっ… あ〜あ、先は長いな〜 |
|
あははっ、なに言ってるの? いいって… |
|
それに、あなたの方が大変でしょう 大阪、東京間の旅費だけでも相当な金額になるんだから… |
| 私そういうの嫌いなんだ… |
|
うんっ、ありがと、なんだか元気出てきちゃった!がんばる! 夏穂、ふっかぁーつ! |
| さぁ、働くとするかな〜! |
|
うん、その時には いっぱい遊ぼうね! |
| うん、今日はホントにごめんね |
| あっ、気をつけて帰ってね… |
| それは言わないお約束だよ〜! |
|
あははっ そっちこそ… いつの間に来てたの? |
|
あっ、ごめ〜ん それが、これからロードワークなんだ〜 |
|
あっ、でも せっかくだから少しおしゃべりしようよ? |
|
そうだね〜… 継続は力なりって言うけどあれって逆なんだもん |
| 継続しないと、力は落ちるなり! |
| まあ、だからってイヤイヤ走ってるわけじゃないから、別にいいんだけど |
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よぉし、それじゃ気合い入れて… いっちょ走るとしましょうか! |
|
ぜんぜん! こっちこそゴメンね? せっかく来てくれたのに |
| うん、それじゃ、また今度ねー! |
| あっ、気をつけて帰るんだよー! |
| あれ? |
| どぉしたの?こんな所で… |
| うん、お店の電球が切れちゃったから、まとめ買いに来たの… |
|
そうだ、せっかくだから 一緒に安いのを捜してよ! |
| よかった… |
| それを見極めるのが私たち、消費者の使命じゃない! |
| 反対に、お客の見極めを見極めるのが、店のおじさんの使命なんだよね… |
| ねえ、どこが一番安そうに見える? |
| じゃあ、その店に行ってみよ! |
| じゃあ、その店に行ってみよ! |
| じゃあ、その店に行ってみよ! |
|
ありがとー! うん、安く買えたよね〜 |
|
それじゃ、私、お店に戻るから… ゴメンね、付き合えなくて |
| ありがと…私も、嬉しかったよ… |
| 今度はゆっくり会おうね… |
| あっ、気をつけて帰ってね… |
|
はい… 森井ですけど… |
|
あれ…どうしたの? 電話くれるなんて! |
| えっ、なに? |
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会えないって… それ、どういうこと? |
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な、なによ、それ… 急に… |
|
ちょ、ちょっと… 待ってよ! |
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もしもし…あっ、私だよ… 夏穂… |
|
う、うん… あのさ、もしよかったら… 今度大阪にこれないかな? |
| どうしてもあなたに見てもらいたいものがあるんだ… |
|
府立陸上競技場… わかるよね? |
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そう…あそこで待ってるから 必ず来てね… |
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それじゃ… 楽しみにしてるから… |
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もしもし〜 森井ですけどー |
| あっ… |
| …………… |
|
やっと、電話して来たな〜 このウソつき! |
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また電話するって言ったクセに全然電話してこないじゃない… ホント東京もんは信用できないよね |
| いいよね〜、商売繁盛で… |
| それもそっか |
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わかった!もういいや! 許してあげるよ |
| だからって、またほったらかしにしたら、今度は許さないからね! |
| 私にシバかれるのが嫌だったらたまには電話してよね |
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それじゃ、また今度ね〜 バイバーイ! |
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もしもし〜 森井ですけどー |
| えっ? |
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あははっ、自分でクンって言わないでよー! わかってるよ〜! |
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うん ちょっとビックリしたけどね〜 |
|
もしもし〜 森井ですけどー |
|
あ、やっほー! 元気ぃ? |
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元気元気ぃ〜 あははははっ! |
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あっ、そうだ! 小包送ってくれたよね? |
| いいの、もらっちゃっても? |
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うん、すっごく気に入ったよ〜 ありがとねー! |
| あはは、ありがとねっ! |
| ところで、今日はどうしたの? |
| わぁ〜、ホントにぃ? |
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そうだね それなら一緒に遊ぼうよ! いつこっちに来るの? |
| えっと〜… |
| そうだね、今度の… |
| 日曜は? |
| 月曜は? |
| 火曜は? |
| 水曜は? |
| 木曜は? |
| 金曜は? |
| 土曜は? |
| それじゃあね |
| 次の週の… |
| もーっ、そんな先のことなんてわかんないよ〜 |
| そうだねー…ごめ〜ん |
| うん、バイバーイ! |
|
それじゃ、決定〜! えへへっ、楽しみだねっ! 気をつけて来てよ? |
| うん、バイバーイ! |
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えっと…あはは やっほー!夏穂だよー! |
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んと、どう、元気? 最近…会ってないよね… あ、バイトとか、忙しいのかな? |
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忙しいんだろーねえ… 今日もいないんだもんね… |
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じゃ、いいや… あはは、またね、ばいばーい… |