・960710a【ディスクのお医者さん】
心の友から悲痛なメールが「Macのシステムがぶっこわれた!」「なんとかメールは送れるけど、いろいろ不都合が!」。ふーむ、メールが送れるぐらい元気なら、まぁ大丈夫でしょう。と思ったのだが、そうも言っていられないらしい。
┌─────────────────┬───┐
│ ○ 覚 マ シ 定 M │ 点 │
│ 零 え シ ス 期 a │ と │
│ 点 た ン テ 的 c │ り │
│ り と ム に と │ 占 │
│ が は │ い │
│ 壊 │ │
│ れ │ │
│ る │ │
└─────────────────┴───┘
と、真実の点とり占いを送付したのだが、怒りのメールが帰ってきた。うーむ、五七調になっていなかったから、おきにめさなかったのかもしれない。これだから文学部卒は......
冗談はともかく、最終的にはプリンタドライバが破壊されているだけで復旧できたらしい。ところがどっこい、壊れかけたシステムに無理につっこんだプリンタドライバのインストールディスクがイカレてしまったらしく、「フォーマットかイジェクトか」とか厳しい選択をせまられたらしい。ほとほと困り果てたところで、しかたなく脳沌先生を紹介する。「脳沌先生?」そうなのだ。“ディスクのお医者さん”といえば、この方だ。「どうしてすぐ紹介してくれなかったんだ!」いや、この先生は......「ヤブなの?」いや、かなりいい腕だとオイラは思う。「BJ先生みたいに法外な料金だとか?」いや、リーズナブルな値段で、おかかえ医者にすることができる。「いじわるとか?」うーん、ファイルを修復してもらった人からは赤髭先生のように慕われている。「じゃ、どうして?」いや......医療ミスをしでかしたときの致死率はドクターキリコもびっくりぎょうてんで(爆)。
というわけで、心の友は壊れたディスクを持って来訪。脳沌先生のおきまりの診察の結果、ディスクはすっかり回復した。心の友は狂気乱舞した。よほどうれしかったのか、モスシェイクまでおごってくれた。ごちそうさま。と、いうわけで彼も明日にはパソショップで脳沌先生をめしかかえることになるだろう。
だが、光あるところに影がある.....脳沌先生のメスが闇を走り、またひとつのドライブがその命を......
ってことは「破れ傘冬舟」(てめーたちゃ正常なデータじゃねぇ、たたっきってやる!)じゃなくて「梅安先生」だったのか。トホホ。
・960708a【ディラックの海】
「そのエネルギーはどこからくるのだ? べつにエネルギーの発生装置もついていないようだが」って感じ......(ってこんなに引用しちゃったら、読んだときの衝撃が減るかもなぁ......ってそもそもいいのか、こんなに引用しても)
「アシュラオウ。ココヲミヨ。ハリガネデアンダカイセキゴウシノヨウナモノガアルダロウ。コノハリガネハ、サッキノオレタハンガーデツクッタモノダ。コレトオナジモノガ、ブンカイシテシマッタキュウタイニモアッタ。コレヲニジコイルデユウドウスルト、オソロシイリョウノエネルギーガナガレコンデクルノダ。リユウハフメイダ。タダ、ソノナガレノモトハ《ディラックノ海》デハナイカトオモウ」
「ディラックの海?」
あしゅらおうとシッタータの体が前に出た。
「ソウダ。スイソゲンシヲウミダスアノ《ディラックノ海》ダ」
そう言えば二人の記憶巣にも、その古代原子物理学の所産になる奇妙な名前が沈んでいた。
「さらに各自でバリヤーを作るんだ。おりおなえ、コイルだけは複合の閉鎖空間でつつめ。《ディラックノ海》とのつながりは虚数回路で保持しろ」
三人の姿は青い陽炎の中でさらに白熱にかがやいた。バリヤーの中で熱エントロピーは極大となって平衡した。
「シッタータ、これはたぶん閉鎖された虚数空間だろう。マイナス・エネルギーの世界なのだ。記憶巣に入っているだろう。ノヤの公式だ」
「思い出した。三00五年、木星のノヤ・クリークがとくぜん、解放不可能のスクリーンにつつまれた。市街は誰の目にも見えるのだが、まぼろしのようにつきぬけてしまってどうしても市街に入ることができなかった、というあれだな」
「あしゅらおう、虚数空間に接触するとどうなるだろう?」
「完全な無が生まれるだろう。そこに。エネルギーはその無を造り出すために消費され、マイナス・エネルギーがその無の周囲を殻のようにとり巻くことだろう。そのかぎりないマイナス・エネルギーのひろがりを、《ディラックノ海》と古人は呼んだ」
・960707a【TANABATA】
某所にある英語ページのために「TANABATA - A boy meets A girl -」ちうInglishでもでっちあげようかと企むがー、腹の調子が超わるまっていて、はっきりいって、頭が回りません。ですから、ほんぢつの日記もこれだけです。ごめん。
そうか七夕だったのか。そういう話題がない一日だったな。きゅぅ。きゅーぐるるるるるー。うぐ、では、ちょっと失礼。どどどどどど。バタン。ジャー。
・960706b【歴史に学べ,と言われても】
「無知は論拠にならない」「歴史に学べ」ちうのは、実に立派な意見であるけれども、「日記リンクスの歴史」とか「日記リンクス攻撃の歴史」とかを学ぶのは、並大抵の労力じゃないと思うんだけどなぁ(^^;
まずもって、サーバ攻撃の歴史、なんかは、不祥事であり、ネガティブな出来事であり、みんな触れたくない出来事であり、記録するのが面倒な出来事であり、詳細に記録すれば次の攻撃の資料になる出来事であり、結局、管理者の手元にしか記録は残らないし、それを解析するのは非常にめんどうくさい。だから、記録に残らない。
そして、たまたま記録(日記)に残っていたとしても、多くの人が、過去の日記をサーバから削除してしまう。「時間と空間を超えるのがWWWだ」とかいきまいても、過去の日記がいつまでもWWW上で読まれるのは、作者の羞恥心を刺激することであるから、やむを得ないのかもしれない。(オイラは個人としては、WWW上のページは、一度公開したら半永久的に、同じURLで公開されているべきだと考えるのであるが、日記に関しては、作者の羞恥心的な問題の方が、重要なのかもしれないと考えてしまう)
とはいえ、議論の流れの一部を「読めなかった人は残念ね。はい、それまーでーよー」とばかりに消してしまうってのは、ちょっと困るなぁ。
と、いうわけで、基本的にオイラは「過去日記をすっぱり消去する」という態度を「いさぎよい」とは思わないのだった。とはいえ「残すようにしよう!」というキャンペーンを展開するつもりにはなれないのだった。あ、「日記=HyperDiary=時系列ノンジャンルエッセイ評論集」という観点からの発言ね。個人の行動の記録で己の内面を赤裸々に語った、いわゆる日記をWWWで公開していた、という観点からすれば、また、話はちがう。
で、過去の歴史をほじくりかえすと、今、立場があやうい人がいたり、過去の傷がうずく人がいたりするかもしれない、とか思うと、大きな声で「歴史に学べ!」と叫ぶのがためらわれるのだった。
弱腰。まる。
・960706a【猿山のボス争い】
NHKの土曜特集「チンパンジーたちの政争」はなかなか面白かった。掟を破った新参の猿人が集団リンチを受け群から追放されるという話があったので日記界になぞらえた感想を書こうと思ったが、権謀術数の駆使や雌の不倫本能について考察した方が面白いと書かれてしまったから、書くに書けないのだった。まる。(^^;(元の文章はokbys近況960706からいただき。)
冗談はともかく純粋な感想の話であるが、「人間のやっている権力争いは、猿と同じレヴェルである」というのを目の当たりにしてしまった。まぁ、番組で放映されたのが純粋に「権力闘争シーン」ばかりだったからなのかもしれないけれども、猿の権力闘争は非常にぷりみちぶでわかりやすい。しかも外部との戦争の話が排除してあったので、権力は食料と生殖に関してのみで一つのベクトルにのっかった話だったので、非常にわかりやすかった。永田町の派閥争いや、目黒のお屋敷に参拝する政治家とかいう話にすりかえるのには、想像力すらいらない。
とはいえ、猿社会と人間社会の権力闘争がまったく同じに見えてしまったと言ってしまうと、オイラが人間と猿を区別する「なにか」が見えてないってことを暴露しちまいやがるんだけど、見えてないものは見えてないからしかたないや。誰か教えてほしまり。
しかし、人間社会の権力闘争......というか、人間社会の活動のほとんどの面を支えている行動原理が、まるっきり猿レベルというのは、実は「なんだ、猿もやってるんだ。自然なんだ。ボクはボクでいいんだ!」という感じで心がなごむものがあった。「猿と同じ」と言われたら、まぁ、万物の霊長としては、苦悩してみせるのが近代の自我の叫びなのかもしれないけど(なんだそりゃ)どちかっていうと、自分が動物であるって確認した方が、安心できるなぁ。まぁ、「科学」とか「理性」とかいう神が死んじゃったからって、またもや「自然」とかを担ぎ出してもしょうがない気もすんだけど。
難しげな話をしようとしたけど、舌と脳がまわらないや。95のワードパッドじゃ思考のさまたげになるばかりだし。SimpleText+ことえり、程度でいいのになぁ。あぁ、使いにくい。(とソフトのせいにする)
で最後に期待してる人も多いだろうから無理矢理、日記界の話にしないといけない気もするんだけど、特に語ることはないんだなぁ。単なる悪口か感想にしかならないし。
歴史を語ることが期待されてる可能性もあるけど、きちんと説明できるほどの資料も記憶もないし。
とはいえ、この事件で、このワープ日記のアクセスがどう変化したか、だけごらんになってくださいな。AI出版側からリム福岡側に飛んでくると2回カウントされる可能性があるので、倍になっている可能性はありますが。
Jun 28 1996 32
Jun 29 1996 18
Jun 30 1996 28
Jul 1 1996 12
Jul 2 1996 47
Jul 3 1996 176
Jul 4 1996 169
3日以降のアクセスが「普通」だと思ってしまえば、たしかに騒ぎに首をつっこむことが、いかにアクセス数を稼ぐのに有効かがわかってしまいますね(^^;。どう思うかは個人の判断でしょうが、オイラはこういう場合のアクセス数を普通だとは思わないのだった。まる。
と、いうわけで、何も語らずお茶を濁すのだった。
オフピーク日記、ありがとうです。おかげで他の日記に飛ぶのが楽でした。
# なんか文章が、いつもとちゃうなぁ。
## 他人の文章に文句つけるの楽だけど、自分の言葉で書くって難しいな。
###「50000個の日記を集めたリンクが実在するらしい」って。すごいなぁ、本当だったら、津田日記リンクとか誤差範囲だ。ひょっとして「WWW日記とか、ごまんとある」ってのが間違って伝わっているのか?)(^^;
・960705d【日記界エヴァンゲリオン】
実に久しぶりにエロ本を買った(唐突に下ネタとはお恥ずかしい)。「デラべっぴん」。別におねーさんのナイスバディに興味があったわけではなく「緊急特集エヴァンゲリオンの秘密 監修・岡田斗司夫」は必見だ、と某人物からそそのかされたからだ。おかげで、いろいろ気付かぬうちに聞きもらしていた話がゲットできた。というのと無関係に、くだらん<流行語>妄想</流行語>が浮かんだ。
「エヴァンゲリオン」=「日記リンクス」
「庵野監督」=「津田さん」
「あの最終回と最高の視聴率」=「ランキング停止とばうわう削除と最高のアクセス数」
「庵野監督のインタヴュー記事と賛否両論の大論争」=「津田さんの声明文と賛否両論の大論争」
うーん、シンクロ率400%ってかんぢ。
・960705c【デジタル・ポパイの恐怖!】
「いつだってアメリカがボクたちの先生だった。」
ってわけで、臨時増刊のデジタル・ポパイ。
アメリカにまなぶ、デジタルライフ、という名目で、IBMのIBMによるIBMだけのIBMのためのIBMなIBMでIBMな本(^_^)
内容はともかく、広告が「夢中の入口 Aptiva」と「大人の翼 ThinkPad」しかないなんて、すごーく不気味/すっきりしている。
・960705b【SSIと更新時刻とべんりくん類】
SSIというのは「超科学研究所 Super Science Institution」ではなく、Sever Side Includeちうて、サーバが送信するときに、日付とかファイルとかをhtmlの中に混ぜこんでくれる機能です。んで、オイラはこれをアクセスカウンタのために使っていた(時期もあった)んですが、こいつがあると、サーバが「ファイル更新時刻をおしえれ!」というリクエストに「しらん的」と答えるようになってしまうんですねぇ(;_;)。それがすなわち、べんりくん、でオイラの日記の更新時刻が空白になる理由だったわけだ。てっきりサーバが遅まっていたとばかり思っていたのだ。うたぐってすまんかった>サーバ。
というわけで、AI側に置いてあるワープ日記からはSSIを駆除しちまいやがったわけで、これで、べんりくん、で更新時刻まるわかりってわけさ。
ところが、ギッチョン、AIのサーバが遅まっていた時に日記リンクスのURLをリム福岡側に張り替えてしまったからして、こっちをとめるわけにもいかないような。(あ、「最新版はAIです」って書くか?)。
んで、某人物さまが「更新時刻ゲットのために、ファイル先頭に更新時刻明記してくれぇ」と言わるる。んでSSI 使って、自動でファイルの更新時刻を先頭に書いてくれる方法を教えてもらった。ラッキ−......って、それやるとSSI使ったってことで、サーバに更新時刻きく、べんりくん型は壊滅じゃないか! あぁあああああ、どうすればいいんだぁ! どうするどうするどうする、君ならどうする?
・960705a【よっぱらってGo!】
・960703a【津田日記リンクスについて2】
(本当は960704に書いたらしい。勘違いしていた)・960702b【津田日記リンクスについて】
・960702a【HyperDiaryについて】
ロケットの夏・金鳥の夏。
というわけで、96年も半分おわっちましましたね。
ここらで紙面刷新の気配ってことで。
とりあえず「この本を読んだかもしれん」と「このビデオをみたかもしれん」というコーナーをつくろうかしら、とか思っています的。
あと、やっぱ、リンク集もつくろうかしら、とか。
乞うご期待ってことで。